JPH1032847A - トーン信号発生回路 - Google Patents
トーン信号発生回路Info
- Publication number
- JPH1032847A JPH1032847A JP18788396A JP18788396A JPH1032847A JP H1032847 A JPH1032847 A JP H1032847A JP 18788396 A JP18788396 A JP 18788396A JP 18788396 A JP18788396 A JP 18788396A JP H1032847 A JPH1032847 A JP H1032847A
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- JP
- Japan
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- tone signal
- waveform data
- frequency
- delta
- control clock
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来回路は読み出し速度が低い場合は折り返
しノイズが発生する周波数も低くなり、可聴周波数帯域
に入るためにトーン信号にノイズが混入するおそれがあ
る。 【解決手段】 制御クロックに同期して所望のトーン信
号波形をデルタ変調したデルタ変調波形データを生成す
るデルタ変調波形データ生成手段と、デルタ変調波形デ
ータM1を積分してトーン信号波形に復調して出力する
積分手段M2とを有する。このため、制御クロック周波
数を可変することによりトーン信号周波数を可変するこ
とができ、制御クロック周波数は可聴周波数に比べて極
めて高く、トーン信号の生成時に発生する折り返しノイ
ズが可聴周波数帯域に入ることがない。
しノイズが発生する周波数も低くなり、可聴周波数帯域
に入るためにトーン信号にノイズが混入するおそれがあ
る。 【解決手段】 制御クロックに同期して所望のトーン信
号波形をデルタ変調したデルタ変調波形データを生成す
るデルタ変調波形データ生成手段と、デルタ変調波形デ
ータM1を積分してトーン信号波形に復調して出力する
積分手段M2とを有する。このため、制御クロック周波
数を可変することによりトーン信号周波数を可変するこ
とができ、制御クロック周波数は可聴周波数に比べて極
めて高く、トーン信号の生成時に発生する折り返しノイ
ズが可聴周波数帯域に入ることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトーン発生回路に関
し、特に任意の周波数のトーン信号を発生するトーン発
生回路に関する。
し、特に任意の周波数のトーン信号を発生するトーン発
生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば携帯電話等ではDTMF(デュア
ルトーンマルチフリケンシー)、着信音、その他、警告
音等の各種のトーン信号を発生する必要がある。従来、
このようなトーン信号を発生する回路として図5乃至図
7に示す回路がある。
ルトーンマルチフリケンシー)、着信音、その他、警告
音等の各種のトーン信号を発生する必要がある。従来、
このようなトーン信号を発生する回路として図5乃至図
7に示す回路がある。
【0003】図5に示す発振回路は主に抵抗R1 ,R2
とキャパシタC1 ,C2 で決定される周波数で発振して
端子10よりトーン信号を出力する。図5に示すスイッ
チトキャパシタ形の発振回路は、キャパシタCr1 ,C
r2に接続されたスイッチS1 〜S4 を所定周波数のク
ロックでスイッチングすることにより等価的に抵抗を構
成し、これらの抵抗とキャパシタC3 ,C4 とにより決
定される周波数で発振して端子12よりトーン信号を出
力する。
とキャパシタC1 ,C2 で決定される周波数で発振して
端子10よりトーン信号を出力する。図5に示すスイッ
チトキャパシタ形の発振回路は、キャパシタCr1 ,C
r2に接続されたスイッチS1 〜S4 を所定周波数のク
ロックでスイッチングすることにより等価的に抵抗を構
成し、これらの抵抗とキャパシタC3 ,C4 とにより決
定される周波数で発振して端子12よりトーン信号を出
力する。
【0004】図6に示す回路は、端子14より制御クロ
ックをカウンタ16に供給してカウントアップし、カウ
ンタ16のカウント値をアドレスとしてROM18に供
給する。ROM18には正弦波を1サンプル当たりmビ
ットでサンプリングしたデータが予め格納されており、
この正弦波データが読み出されてD/Aコンバータ20
に供給され、アナログの正弦波が端子22より出力され
る。
ックをカウンタ16に供給してカウントアップし、カウ
ンタ16のカウント値をアドレスとしてROM18に供
給する。ROM18には正弦波を1サンプル当たりmビ
ットでサンプリングしたデータが予め格納されており、
この正弦波データが読み出されてD/Aコンバータ20
に供給され、アナログの正弦波が端子22より出力され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来回路
は、CR時定数で発振周波数を決定するため、抵抗キャ
パシタ等の外付け部品を無くして半導体集積化した場合
に製造プロセスのばらつきにより発振周波数が変化し、
精度の良い所望の周波数のトーン信号を得ることができ
ない。また、DTMFトーンは8種類のトーン周波数が
必要であり、周波数の異なる複数のトーン信号を得るた
めにはトーン周波数毎に回路を用意しなければならず、
回路規模が大きくなるという問題があった。
は、CR時定数で発振周波数を決定するため、抵抗キャ
パシタ等の外付け部品を無くして半導体集積化した場合
に製造プロセスのばらつきにより発振周波数が変化し、
精度の良い所望の周波数のトーン信号を得ることができ
ない。また、DTMFトーンは8種類のトーン周波数が
必要であり、周波数の異なる複数のトーン信号を得るた
めにはトーン周波数毎に回路を用意しなければならず、
回路規模が大きくなるという問題があった。
【0006】また、図6に示す従来回路は、発振周波数
の精度は図4の回路に比べて向上するものの、発振周波
数を可変することが難しいため、周波数の異なる複数の
トーン信号を得るためにはトーン周波数毎に回路を用意
しなければならず、回路規模が大きくなるという問題が
あった。
の精度は図4の回路に比べて向上するものの、発振周波
数を可変することが難しいため、周波数の異なる複数の
トーン信号を得るためにはトーン周波数毎に回路を用意
しなければならず、回路規模が大きくなるという問題が
あった。
【0007】また、図7に示す従来回路は制御クロック
の周波数を可変することによりROM18からの正弦波
データの読み出し速度を可変して、複数の周波数の異な
るトーン信号を得ることができる。しかし読み出し速度
が低い場合はD/Aコンバータ20のサンプリング周波
数も低くなるので折り返しノイズが発生する周波数も低
くなり、可聴周波数帯域に入るためにトーン信号にノイ
ズが混入するおそれがある。勿論、フィルタを追加して
上記折り返しノイズを除去することも考えられるが、上
記フィルタのCR時定数を設定するための抵抗及びキャ
パシタが必要となり、半導体集積化が難しくなるという
問題があった。
の周波数を可変することによりROM18からの正弦波
データの読み出し速度を可変して、複数の周波数の異な
るトーン信号を得ることができる。しかし読み出し速度
が低い場合はD/Aコンバータ20のサンプリング周波
数も低くなるので折り返しノイズが発生する周波数も低
くなり、可聴周波数帯域に入るためにトーン信号にノイ
ズが混入するおそれがある。勿論、フィルタを追加して
上記折り返しノイズを除去することも考えられるが、上
記フィルタのCR時定数を設定するための抵抗及びキャ
パシタが必要となり、半導体集積化が難しくなるという
問題があった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、周波数の異なる複数のトーン信号を生成でき、かつ
ノイズの混入がなく高品質のトーン信号を生成できるト
ーン発生回路を提供することを目的とする。
で、周波数の異なる複数のトーン信号を生成でき、かつ
ノイズの混入がなく高品質のトーン信号を生成できるト
ーン発生回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1に示す如く、制御クロックに同期して所望のト
ーン信号波形をデルタ変調したデルタ変調波形データを
生成するデルタ変調波形データ生成手段と、上記デルタ
変調波形データM1を積分してトーン信号波形に復調し
て出力する積分手段M2とを有する。
は、図1に示す如く、制御クロックに同期して所望のト
ーン信号波形をデルタ変調したデルタ変調波形データを
生成するデルタ変調波形データ生成手段と、上記デルタ
変調波形データM1を積分してトーン信号波形に復調し
て出力する積分手段M2とを有する。
【0010】このため、制御クロック周波数を可変する
ことによりトーン信号周波数を可変することができ、周
波数の異なる複数のトーン信号を発生でき、またデルタ
変調波形データは1ビット構成で制御クロック周波数は
可聴周波数に比べて極めて高く、トーン信号の生成時に
発生する折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることが
なく高品質のトーン信号を発生できる。
ことによりトーン信号周波数を可変することができ、周
波数の異なる複数のトーン信号を発生でき、またデルタ
変調波形データは1ビット構成で制御クロック周波数は
可聴周波数に比べて極めて高く、トーン信号の生成時に
発生する折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることが
なく高品質のトーン信号を発生できる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
トーン信号発生回路において、前記デルタ変調波形デー
タ生成手段は、制御クロックをカウントするカウンタ
と、上記カウンタのカウント値を供給されて前記デルタ
変調波形データを読み出すメモリとよりなる。
トーン信号発生回路において、前記デルタ変調波形デー
タ生成手段は、制御クロックをカウントするカウンタ
と、上記カウンタのカウント値を供給されて前記デルタ
変調波形データを読み出すメモリとよりなる。
【0012】これにより、制御クロックに同期したデル
タ変調波形データの生成を行うことができる。請求項3
に記載の発明は、請求項1記載のトーン信号発生回路に
おいて、前記デルタ変調波形データ生成手段は、制御ク
ロックをカウントするカウンタと、上記カウンタのカウ
ント値を供給されて論理演算し前記デルタ変調波形デー
タを生成する論理回路とよりなる。
タ変調波形データの生成を行うことができる。請求項3
に記載の発明は、請求項1記載のトーン信号発生回路に
おいて、前記デルタ変調波形データ生成手段は、制御ク
ロックをカウントするカウンタと、上記カウンタのカウ
ント値を供給されて論理演算し前記デルタ変調波形デー
タを生成する論理回路とよりなる。
【0013】これにより、制御クロックに同期したデル
タ変調波形データの生成を行うことができ、回路構成を
簡単にすることができる。
タ変調波形データの生成を行うことができ、回路構成を
簡単にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施例のブロッ
ク図を示す。同図中、端子30には制御クロックが供給
される。この制御クロックは発生しようとするトーン信
号の周波数に応じて周波数が可変されるものであり、カ
ウンタ32及びスイッチSW1に供給される。
ク図を示す。同図中、端子30には制御クロックが供給
される。この制御クロックは発生しようとするトーン信
号の周波数に応じて周波数が可変されるものであり、カ
ウンタ32及びスイッチSW1に供給される。
【0015】カウンタ32は上記の制御クロックをカウ
ントアップしてnビットのカウント値をアドレスとして
ROM34に供給する。ROM34は1アドレス1ビッ
トで2n 個のデルタ変調波形データが予め格納されてい
る。ここでデルタ変調波形データについて説明すると、
例えば図3(B)に示す三角波信号をデルタ変調すると
図3(A)に示す如きデルタ変調波形データが得られ
る。デルタ変調波形データは1サンプリング当たり1ビ
ットのデータ列であり、例えば期間T1 は全て値0であ
り、期間T2 は全て値1である。このデルタ変調波形デ
ータを積分することにより図3(B)に示す三角波信号
を復調することができる。
ントアップしてnビットのカウント値をアドレスとして
ROM34に供給する。ROM34は1アドレス1ビッ
トで2n 個のデルタ変調波形データが予め格納されてい
る。ここでデルタ変調波形データについて説明すると、
例えば図3(B)に示す三角波信号をデルタ変調すると
図3(A)に示す如きデルタ変調波形データが得られ
る。デルタ変調波形データは1サンプリング当たり1ビ
ットのデータ列であり、例えば期間T1 は全て値0であ
り、期間T2 は全て値1である。このデルタ変調波形デ
ータを積分することにより図3(B)に示す三角波信号
を復調することができる。
【0016】カウンタ32のカウント値をアドレスとし
てROM34より読み出されたデルタ変調波形データは
スイッチSW2に制御信号として供給される。上記のカ
ウンタ32及びROM34でデルタ変調波形データ生成
手段M1が構成されている。スイッチSW2は制御信号
として供給されるデータが値1のとき端子35に印加さ
れている電圧V1 (例えば5V )を選択して出力し、上
記データが値0のとき端子36に印加されている電圧V
2 (例えば0V )を選択して出力する。
てROM34より読み出されたデルタ変調波形データは
スイッチSW2に制御信号として供給される。上記のカ
ウンタ32及びROM34でデルタ変調波形データ生成
手段M1が構成されている。スイッチSW2は制御信号
として供給されるデータが値1のとき端子35に印加さ
れている電圧V1 (例えば5V )を選択して出力し、上
記データが値0のとき端子36に印加されている電圧V
2 (例えば0V )を選択して出力する。
【0017】スイッチSW2の出力する電圧はスイッチ
SW1の端子aに供給される。スイッチSW1の端子b
は演算増幅器(オペアンプ)38の反転入力端子に接続
され、可動接片はキャパシタC10を介して接地されて
いる。スイッチSW1とキャパシタC10でスイッチト
キャパシタが構成され、このスイッチトキャパシタで等
価的に構成される抵抗を通してスイッチSW2の出力電
圧がオペアンプ38の反転入力端子に供給される。オペ
アンプ38の非反転入力端子は接地され、反転入力端子
と出力端子との間にキャパシタC12が接続されて積分
手段M2を構成している。従ってスイッチSW1の出力
電圧はこの積分手段で積分されることによりデルタ変調
波形データが復調され、アナログのトーン信号として出
力される。なお、図3(A),(B)では三角波と、そ
のデルタ変調波形データを用いているが、これは正弦波
とそのデルタ変調データであっても良いのは勿論であ
る。
SW1の端子aに供給される。スイッチSW1の端子b
は演算増幅器(オペアンプ)38の反転入力端子に接続
され、可動接片はキャパシタC10を介して接地されて
いる。スイッチSW1とキャパシタC10でスイッチト
キャパシタが構成され、このスイッチトキャパシタで等
価的に構成される抵抗を通してスイッチSW2の出力電
圧がオペアンプ38の反転入力端子に供給される。オペ
アンプ38の非反転入力端子は接地され、反転入力端子
と出力端子との間にキャパシタC12が接続されて積分
手段M2を構成している。従ってスイッチSW1の出力
電圧はこの積分手段で積分されることによりデルタ変調
波形データが復調され、アナログのトーン信号として出
力される。なお、図3(A),(B)では三角波と、そ
のデルタ変調波形データを用いているが、これは正弦波
とそのデルタ変調データであっても良いのは勿論であ
る。
【0018】図2の回路では制御クロックの周波数を可
変することにより端子40から出力されるトーン信号の
周波数を可変できる。これによって、周波数の異なる複
数のトーン信号を単一の回路で発生でき、回路全体を小
型化できる。この場合、制御クロックの周波数は図7に
示す従来回路の制御クロック周波数に対して10倍程度
高い。このため、折り返しノイズが発生する周波数は高
くなり、発生するトーン信号周波数が低い場合であって
も折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることはなく、
ノイズの混入のない高品質のトーン信号を得ることがで
きる。
変することにより端子40から出力されるトーン信号の
周波数を可変できる。これによって、周波数の異なる複
数のトーン信号を単一の回路で発生でき、回路全体を小
型化できる。この場合、制御クロックの周波数は図7に
示す従来回路の制御クロック周波数に対して10倍程度
高い。このため、折り返しノイズが発生する周波数は高
くなり、発生するトーン信号周波数が低い場合であって
も折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることはなく、
ノイズの混入のない高品質のトーン信号を得ることがで
きる。
【0019】図4は本発明の変形例のブロック図を示
す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図4
において、端子30には制御クロックが供給される。こ
の制御クロックは周波数が可変されるものであり、カウ
ンタ32及びスイッチSW1に供給される。
す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図4
において、端子30には制御クロックが供給される。こ
の制御クロックは周波数が可変されるものであり、カウ
ンタ32及びスイッチSW1に供給される。
【0020】カウンタ32は上記の制御クロックをカウ
ントアップしてnビットのカウント値を論理回路50に
供給する。論理回路50はnビットのカウント値を論理
演算して図3(A)に示す如き1ビットのデルタ変調波
形データを生成し、このデルタ変調波形データはスイッ
チSW2に制御信号として供給される。スイッチSW2
は制御信号として供給されるデータが値1のとき端子3
5に印加されている電圧V1 (例えば5V )を選択して
出力し、上記データが値0のとき端子36に印加されて
いる電圧V2 (例えば0V )を選択して出力する。
ントアップしてnビットのカウント値を論理回路50に
供給する。論理回路50はnビットのカウント値を論理
演算して図3(A)に示す如き1ビットのデルタ変調波
形データを生成し、このデルタ変調波形データはスイッ
チSW2に制御信号として供給される。スイッチSW2
は制御信号として供給されるデータが値1のとき端子3
5に印加されている電圧V1 (例えば5V )を選択して
出力し、上記データが値0のとき端子36に印加されて
いる電圧V2 (例えば0V )を選択して出力する。
【0021】スイッチSW2の出力する電圧はスイッチ
SW1の端子aに供給される。スイッチSW1の端子b
は演算増幅器(オペアンプ)38の反転入力端子に接続
され、可動接片はキャパシタC10を介して接地されて
いる。スイッチSW1とキャパシタC10でスイッチト
キャパシタが構成され、このスイッチトキャパシタで等
価的に構成される抵抗を通してスイッチSW2の出力電
圧がオペアンプ38の反転入力端子に供給される。オペ
アンプ38の非反転入力端子は接地され、反転入力端子
と出力端子との間にキャパシタC12が接続されて積分
手段を構成している。従ってスイッチSW1の出力電圧
はこの積分手段で積分されることによりデルタ変調波形
データが復調され、アナログのトーン信号として出力さ
れる。
SW1の端子aに供給される。スイッチSW1の端子b
は演算増幅器(オペアンプ)38の反転入力端子に接続
され、可動接片はキャパシタC10を介して接地されて
いる。スイッチSW1とキャパシタC10でスイッチト
キャパシタが構成され、このスイッチトキャパシタで等
価的に構成される抵抗を通してスイッチSW2の出力電
圧がオペアンプ38の反転入力端子に供給される。オペ
アンプ38の非反転入力端子は接地され、反転入力端子
と出力端子との間にキャパシタC12が接続されて積分
手段を構成している。従ってスイッチSW1の出力電圧
はこの積分手段で積分されることによりデルタ変調波形
データが復調され、アナログのトーン信号として出力さ
れる。
【0022】この変形例においても制御クロックの周波
数が従来に比べて高いため、トーン信号周波数が低い場
合も折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることはな
い。また、この実施例では論理回路50でデルタ変調波
形データを生成しているのでROM等のメモリを用いる
のに対して、アドレスデコーダ、センスアンプ等の周辺
回路が不要で回路構成が簡単となる。
数が従来に比べて高いため、トーン信号周波数が低い場
合も折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることはな
い。また、この実施例では論理回路50でデルタ変調波
形データを生成しているのでROM等のメモリを用いる
のに対して、アドレスデコーダ、センスアンプ等の周辺
回路が不要で回路構成が簡単となる。
【0023】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
制御クロックに同期して所望のトーン信号波形をデルタ
変調したデルタ変調波形データを生成するデルタ変調波
形データ生成手段と、上記デルタ変調波形データを積分
してトーン信号波形に復調して出力する積分手段とを有
する。
制御クロックに同期して所望のトーン信号波形をデルタ
変調したデルタ変調波形データを生成するデルタ変調波
形データ生成手段と、上記デルタ変調波形データを積分
してトーン信号波形に復調して出力する積分手段とを有
する。
【0024】このため、制御クロック周波数を可変する
ことによりトーン信号周波数を可変することができ、周
波数の異なる複数のトーン信号を発生でき、またデルタ
変調波形データは1ビット構成で制御クロック周波数は
可聴周波数に比べて極めて高く、トーン信号の生成時に
発生する折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることが
なく高品質のトーン信号を発生できる。
ことによりトーン信号周波数を可変することができ、周
波数の異なる複数のトーン信号を発生でき、またデルタ
変調波形データは1ビット構成で制御クロック周波数は
可聴周波数に比べて極めて高く、トーン信号の生成時に
発生する折り返しノイズが可聴周波数帯域に入ることが
なく高品質のトーン信号を発生できる。
【0025】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のトーン信号発生回路において、前記デルタ変調波
形データ生成手段は、制御クロックをカウントするカウ
ンタと、上記カウンタのカウント値を供給されて前記デ
ルタ変調波形データを読み出すメモリとよりなる。
記載のトーン信号発生回路において、前記デルタ変調波
形データ生成手段は、制御クロックをカウントするカウ
ンタと、上記カウンタのカウント値を供給されて前記デ
ルタ変調波形データを読み出すメモリとよりなる。
【0026】これにより、制御クロックに同期したデル
タ変調波形データの生成を行うことができる。また、請
求項3に記載の発明は、請求項1記載のトーン信号発生
回路において、前記デルタ変調波形データ生成手段は、
制御クロックをカウントするカウンタと、上記カウンタ
のカウント値を供給されて論理演算し前記デルタ変調波
形データを生成する論理回路とよりなる。
タ変調波形データの生成を行うことができる。また、請
求項3に記載の発明は、請求項1記載のトーン信号発生
回路において、前記デルタ変調波形データ生成手段は、
制御クロックをカウントするカウンタと、上記カウンタ
のカウント値を供給されて論理演算し前記デルタ変調波
形データを生成する論理回路とよりなる。
【0027】これにより、制御クロックに同期したデル
タ変調波形データの生成を行うことができ、回路構成を
簡単にすることができる。
タ変調波形データの生成を行うことができ、回路構成を
簡単にすることができる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明のブロック図である。
【図3】本発明の各部の信号波形図である。
【図4】本発明のブロック図である。
【図5】従来回路の回路構成図である。
【図6】従来回路の回路構成図である。
【図7】従来回路の回路構成図である。
32 カウンタ 34 ROM 38 オペアンプ C10,C12 キャパシタ SW1,SW2 スイッチ M1 デルタ変調波形データ生成手段 M2 積分手段
Claims (3)
- 【請求項1】 制御クロックに同期して所望のトーン信
号波形をデルタ変調したデルタ変調波形データを生成す
るデルタ変調波形データ生成手段と、 上記デルタ変調波形データを積分してトーン信号波形に
復調して出力する積分手段とを有することを特徴とする
トーン信号発生回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のトーン信号発生回路にお
いて、 前記デルタ変調波形データ生成手段は、制御クロックを
カウントするカウンタと、 上記カウンタのカウント値を供給されて前記デルタ変調
波形データを読み出すメモリとよりなることを特徴とす
るトーン信号発生回路。 - 【請求項3】 請求項1記載のトーン信号発生回路にお
いて、 前記デルタ変調波形データ生成手段は、制御クロックを
カウントするカウンタと、 上記カウンタのカウント値を供給されて論理演算し前記
デルタ変調波形データを生成する論理回路とよりなるこ
とを特徴とするトーン信号発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18788396A JPH1032847A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | トーン信号発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18788396A JPH1032847A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | トーン信号発生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032847A true JPH1032847A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16213875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18788396A Withdrawn JPH1032847A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | トーン信号発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8233630B2 (en) | 2004-03-17 | 2012-07-31 | Sony Corporation | Test apparatus, test method, and computer program |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18788396A patent/JPH1032847A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8233630B2 (en) | 2004-03-17 | 2012-07-31 | Sony Corporation | Test apparatus, test method, and computer program |
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