JPH10328219A - 外反栂指矯正用履き物 - Google Patents
外反栂指矯正用履き物Info
- Publication number
- JPH10328219A JPH10328219A JP18166197A JP18166197A JPH10328219A JP H10328219 A JPH10328219 A JP H10328219A JP 18166197 A JP18166197 A JP 18166197A JP 18166197 A JP18166197 A JP 18166197A JP H10328219 A JPH10328219 A JP H10328219A
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- JP
- Japan
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- finger
- band
- toe
- little
- footwear
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- Pending
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 栂指を広げる神経と小指を広げる神経が
相関していることに着目して、栂指と小指を他の指と離
間させるとともに、使用者の足の大きさや指の太さに合
致し、且つ栂指と小指に加わる外方への引張力の調整可
能な外反栂指矯正用履き物を提供する。 【解決手段】 足を乗せる床部11と、該床部11の両
側端部間に掛け渡されたバンド12とにより構成され、
該バンド12の先端側の中央部につま先挿通部16を設
けるとともに、栂指Pと第2指との境界部分に離隔部1
3を設けて栂指挿通部14を形成し、また小指Sと第4
指との境界部分に離隔部13を設けて小指挿通部15を
形成し、さらに栂指挿通部14と小指挿通部15の外側
端部にそれぞれバンド調整機構を設けて、栂指と小指に
対する外側への引張力を調整可能に構成する。
相関していることに着目して、栂指と小指を他の指と離
間させるとともに、使用者の足の大きさや指の太さに合
致し、且つ栂指と小指に加わる外方への引張力の調整可
能な外反栂指矯正用履き物を提供する。 【解決手段】 足を乗せる床部11と、該床部11の両
側端部間に掛け渡されたバンド12とにより構成され、
該バンド12の先端側の中央部につま先挿通部16を設
けるとともに、栂指Pと第2指との境界部分に離隔部1
3を設けて栂指挿通部14を形成し、また小指Sと第4
指との境界部分に離隔部13を設けて小指挿通部15を
形成し、さらに栂指挿通部14と小指挿通部15の外側
端部にそれぞれバンド調整機構を設けて、栂指と小指に
対する外側への引張力を調整可能に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスリッパま
たはサンダル等のように、足を乗せる床部と足の甲部分
に設けるバンドとを備え、特に外反栂指を矯正するのに
適した履き物に関するものである。
たはサンダル等のように、足を乗せる床部と足の甲部分
に設けるバンドとを備え、特に外反栂指を矯正するのに
適した履き物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外反栂指を矯正するのに適した履
き物または矯正器としては、実開昭63−176423
号に示されているような、足の栂指と第2指との間を離
間させるようにした構造のものが提案されていた。
き物または矯正器としては、実開昭63−176423
号に示されているような、足の栂指と第2指との間を離
間させるようにした構造のものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような外反栂指の矯正方法では、足の栂指を外方に離間
させる機能が不充分であるとともに、足の大きさや指の
太さなどの個人差に対応することができなかった。さら
に栂指の外方への引張力を随時に調整することができな
いので、充分な矯正効果を発揮することができないとい
う課題があった。
ような外反栂指の矯正方法では、足の栂指を外方に離間
させる機能が不充分であるとともに、足の大きさや指の
太さなどの個人差に対応することができなかった。さら
に栂指の外方への引張力を随時に調整することができな
いので、充分な矯正効果を発揮することができないとい
う課題があった。
【0004】本発明は上記した課題を解決するために発
明されたものであり、栂指を広げる神経と小指を広げる
神経が相関していることに着目して、栂指と小指の両方
の指をそれぞれ外方に向かって離間させることにより、
栂指の離間作用を促進するとともに、使用者の足の大き
さや指の太さに合致し、且つ栂指および小指に加わる外
方への引張力を随時に調整することができる機能を設け
た外反栂指矯正用履き物を提供しようとするものであ
る。
明されたものであり、栂指を広げる神経と小指を広げる
神経が相関していることに着目して、栂指と小指の両方
の指をそれぞれ外方に向かって離間させることにより、
栂指の離間作用を促進するとともに、使用者の足の大き
さや指の太さに合致し、且つ栂指および小指に加わる外
方への引張力を随時に調整することができる機能を設け
た外反栂指矯正用履き物を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】足を乗せる床部1と、該
床部1の両側端部間に掛け渡された幅広状のバンド2と
により構成されたスリッパ型の履き物において、該バン
ド2の先端側の中央部につま先挿通部6を設けるととも
に、前記幅広状のバンド2を2分割して分割バンド2
A,2Bを形成し、該分割バンド2Aには、栂指Pと第
2指との境界部分に相当する離隔部3を設けて栂指挿通
部4を形成し、また該分割バンド2Bには、小指Sと第
4指との境界部分に相当する離隔部3を設けて小指挿通
部5を形成し、さらに両分割バンド2A,2Bの内側端
部にバンド調整部7を設けて、バンドの長さを調整可能
に構成する。
床部1の両側端部間に掛け渡された幅広状のバンド2と
により構成されたスリッパ型の履き物において、該バン
ド2の先端側の中央部につま先挿通部6を設けるととも
に、前記幅広状のバンド2を2分割して分割バンド2
A,2Bを形成し、該分割バンド2Aには、栂指Pと第
2指との境界部分に相当する離隔部3を設けて栂指挿通
部4を形成し、また該分割バンド2Bには、小指Sと第
4指との境界部分に相当する離隔部3を設けて小指挿通
部5を形成し、さらに両分割バンド2A,2Bの内側端
部にバンド調整部7を設けて、バンドの長さを調整可能
に構成する。
【0006】足を乗せる床部11と、該床部11の両側
端部間に掛け渡された複数本の幅狭状のバンド12とに
より構成されたサンダル型の履き物において、該バンド
12の先端側の中央部につま先挿通部16を設けるとと
もに、栂指Pと第2指との境界部分に離隔部13を設け
て栂指挿通部14を形成し、また小指Sと第4指との境
界部分にも離隔部13を設けて小指挿通部15を形成
し、さらに前記栂指挿通部14と小指挿通部15の外側
端部にそれぞれバンド調整機構を設けて、栂指と小指に
対する外側への引張力を調整可能に構成する。
端部間に掛け渡された複数本の幅狭状のバンド12とに
より構成されたサンダル型の履き物において、該バンド
12の先端側の中央部につま先挿通部16を設けるとと
もに、栂指Pと第2指との境界部分に離隔部13を設け
て栂指挿通部14を形成し、また小指Sと第4指との境
界部分にも離隔部13を設けて小指挿通部15を形成
し、さらに前記栂指挿通部14と小指挿通部15の外側
端部にそれぞれバンド調整機構を設けて、栂指と小指に
対する外側への引張力を調整可能に構成する。
【0007】
【発明の実施の形態】栂指挿通部と小指挿通部およびつ
ま先挿通部に、栂指、小指および中央の3本の指をそれ
ぞれ挿入して、外反栂指の矯正を行うのであるが、幅広
状のスリッパ型のバンド2を設けた履き物においては、
その中央部に設けられたバンド調整部7の面ファスナー
の重合位置を適宜に調節することにより、使用者の足に
合ったバンドの長さに調整する。また幅狭状のサンダル
型のバンド12を設けた履き物においては、栂指挿通部
14と小指挿通部15の外側端部から外方に延設された
バンド調整部17を、外側または内側に引張りながらそ
の長さを調整して、それぞれ面ファスナーで固定状に重
合することにより、栂指および小指の太さに対応すると
ともに、外側への引張力を加減するようにする。
ま先挿通部に、栂指、小指および中央の3本の指をそれ
ぞれ挿入して、外反栂指の矯正を行うのであるが、幅広
状のスリッパ型のバンド2を設けた履き物においては、
その中央部に設けられたバンド調整部7の面ファスナー
の重合位置を適宜に調節することにより、使用者の足に
合ったバンドの長さに調整する。また幅狭状のサンダル
型のバンド12を設けた履き物においては、栂指挿通部
14と小指挿通部15の外側端部から外方に延設された
バンド調整部17を、外側または内側に引張りながらそ
の長さを調整して、それぞれ面ファスナーで固定状に重
合することにより、栂指および小指の太さに対応すると
ともに、外側への引張力を加減するようにする。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する
が、本発明は、栂指を広げる神経と小指を広げる神経が
相関していることに着目して、栂指および小指をその他
の指から離間させることにより、より大きな外反栂指の
矯正効果を得るように構成したものであり、主として図
1〜図3に示す幅広状のバンドを設けたスリッパ型の第
1実施例と、図4,図5に示す幅狭状のバンドを設けた
サンダル型の第2実施例に分類することができる。
が、本発明は、栂指を広げる神経と小指を広げる神経が
相関していることに着目して、栂指および小指をその他
の指から離間させることにより、より大きな外反栂指の
矯正効果を得るように構成したものであり、主として図
1〜図3に示す幅広状のバンドを設けたスリッパ型の第
1実施例と、図4,図5に示す幅狭状のバンドを設けた
サンダル型の第2実施例に分類することができる。
【0009】スリッパ型の第1実施例は、足を乗せる床
部1の両側端部に幅広状のバンド2を掛け渡したもので
あるが、該バンド2はその中央部を左右に切り離して、
2分割された分割バンド2Aおよび2Bを開閉自在に連
結して設けられたものである。そしてこの分割バンド2
Aの内側端部の下面には面ファスナーのフックシート8
が貼着され、また分割バンド2Bの内側端部の上面には
面ファスナーのループシート9が貼着されていて、この
面ファスナーの重合部をバンド調整部7とし、該バンド
調整部7の重合部位を適宜に調節することにより、バン
ド2の長さを足の大きさに合致させることができるよう
になっている。
部1の両側端部に幅広状のバンド2を掛け渡したもので
あるが、該バンド2はその中央部を左右に切り離して、
2分割された分割バンド2Aおよび2Bを開閉自在に連
結して設けられたものである。そしてこの分割バンド2
Aの内側端部の下面には面ファスナーのフックシート8
が貼着され、また分割バンド2Bの内側端部の上面には
面ファスナーのループシート9が貼着されていて、この
面ファスナーの重合部をバンド調整部7とし、該バンド
調整部7の重合部位を適宜に調節することにより、バン
ド2の長さを足の大きさに合致させることができるよう
になっている。
【0010】上記したバンド2の先端部側には、円弧状
に切欠して形成されたつま先挿通部6が設けられるとと
もに、分割バンド2Aおよび2Bには、離隔部3を介し
てそれぞれ栂指挿通部4と小指挿通部5が設けられてい
る。このつま先挿通部6は、中央の3本の指を挿通する
ために開口されたもので、その第4指側の切欠形状は、
小指の拡開能力に配慮して、第2指側の切欠形状よりも
大きなカーブを描いた状態に形成されている。また栂指
挿通部4は、分割バンド2Aの側面寄りに位置したほぼ
楕円形状の切欠孔であり、ここに栂指Pを挿通するよう
になっている。さらに小指挿通部5は、分割バンド2B
の側面寄りに位置したほぼ楕円形状の切欠孔で、ここに
小指Sを挿通するように構成されている。
に切欠して形成されたつま先挿通部6が設けられるとと
もに、分割バンド2Aおよび2Bには、離隔部3を介し
てそれぞれ栂指挿通部4と小指挿通部5が設けられてい
る。このつま先挿通部6は、中央の3本の指を挿通する
ために開口されたもので、その第4指側の切欠形状は、
小指の拡開能力に配慮して、第2指側の切欠形状よりも
大きなカーブを描いた状態に形成されている。また栂指
挿通部4は、分割バンド2Aの側面寄りに位置したほぼ
楕円形状の切欠孔であり、ここに栂指Pを挿通するよう
になっている。さらに小指挿通部5は、分割バンド2B
の側面寄りに位置したほぼ楕円形状の切欠孔で、ここに
小指Sを挿通するように構成されている。
【0011】上述した幅広状のバンド2に設けられた離
隔部3は、栂指Pと第2指を離隔するとともに、小指S
と第4指とを離隔するために設けられたもので、この離
隔部3に、図3に示すような磁気テープ10を巻着する
と、前記各指間の股部の血行がよくなり、外反栂指の矯
正効果をより増大することができる。
隔部3は、栂指Pと第2指を離隔するとともに、小指S
と第4指とを離隔するために設けられたもので、この離
隔部3に、図3に示すような磁気テープ10を巻着する
と、前記各指間の股部の血行がよくなり、外反栂指の矯
正効果をより増大することができる。
【0012】次にサンダル型の第2実施例について説明
する。本実施例は足を乗せる床部11の両側端部に複数
本の幅狭状のバンド12を掛け渡して形成したものであ
るが、本実施例においては、先端側に設けられたバンド
12の中央部につま先挿通部16を設け、さらにその両
側の離隔部13を介して栂指挿通部14と小指挿通部1
5がそれぞれ並列状に配設された構成となっている。そ
してこのつま先挿通部16の両端部と栂指挿通部14お
よび小指挿通部15の内側端部はそれぞれ床部11に固
着されているので、各挿通部の隣接部分には、ほぼ倒コ
字形またはV字形の離隔部13が設けられた構造になっ
ているのである。なお本実施例において使用するバンド
12は、柔軟性のあるゴム材が用いられているので、指
を痛めることがなく好適である。
する。本実施例は足を乗せる床部11の両側端部に複数
本の幅狭状のバンド12を掛け渡して形成したものであ
るが、本実施例においては、先端側に設けられたバンド
12の中央部につま先挿通部16を設け、さらにその両
側の離隔部13を介して栂指挿通部14と小指挿通部1
5がそれぞれ並列状に配設された構成となっている。そ
してこのつま先挿通部16の両端部と栂指挿通部14お
よび小指挿通部15の内側端部はそれぞれ床部11に固
着されているので、各挿通部の隣接部分には、ほぼ倒コ
字形またはV字形の離隔部13が設けられた構造になっ
ているのである。なお本実施例において使用するバンド
12は、柔軟性のあるゴム材が用いられているので、指
を痛めることがなく好適である。
【0013】さらに前記栂指挿通部14および小指挿通
部15の外側端部にはバンド調整機構が設けられている
ので、以下にこのバンド調整機構について説明する。す
なわち前記床部11の両方の外側端部にはそれぞれ調整
孔20が穿設されるとともに、前記バンド12の両端部
が、この調整孔20内を通って外方に延出してバンド調
整部17を構成しているのである。そして該バンド調整
部17を内側または外側に引張ることにより、栂指挿通
部14または小指挿通部15の大きさを調整することが
できるので、ここに挿入されている栂指Pまたは小指S
をバンド12に密着させて、それらの指をしっかりと内
包するようにするとともに、さらに外方への引張力を加
えることにより、栂指Pまたは小指Sをさらに外方寄り
に設定することができるようになっているのである。
部15の外側端部にはバンド調整機構が設けられている
ので、以下にこのバンド調整機構について説明する。す
なわち前記床部11の両方の外側端部にはそれぞれ調整
孔20が穿設されるとともに、前記バンド12の両端部
が、この調整孔20内を通って外方に延出してバンド調
整部17を構成しているのである。そして該バンド調整
部17を内側または外側に引張ることにより、栂指挿通
部14または小指挿通部15の大きさを調整することが
できるので、ここに挿入されている栂指Pまたは小指S
をバンド12に密着させて、それらの指をしっかりと内
包するようにするとともに、さらに外方への引張力を加
えることにより、栂指Pまたは小指Sをさらに外方寄り
に設定することができるようになっているのである。
【0014】また前記栂指挿通部14と小指挿通部15
を形成しているバンド12の上面部には、面ファスナー
のループシート19が貼着されるとともに、前記バンド
調整部17の先端部近傍にも面ファスナーのフックシー
ト18が貼着されているので、前述したように設定され
た栂指Pおよび小指Sを、この面ファスナーの重合によ
り固定状に保持することができるとともに、ともすれば
内側に向かって復帰しがちな栂指Pまたは小指Sを外側
に引き戻すために、バンド調整部17を随時引張ってそ
の位置を設定し直すようにすると、より確実な外反栂指
の矯正効果を得ることができるものであり、これがバン
ド調整機構の構造でもある。また本実施例においては図
示しないが、前述した第1実施例の場合と同様に離隔部
13近傍のバンド12の内側に磁気テープを設けるよう
にすれば、さらに効果的な矯正を行うことができる。
を形成しているバンド12の上面部には、面ファスナー
のループシート19が貼着されるとともに、前記バンド
調整部17の先端部近傍にも面ファスナーのフックシー
ト18が貼着されているので、前述したように設定され
た栂指Pおよび小指Sを、この面ファスナーの重合によ
り固定状に保持することができるとともに、ともすれば
内側に向かって復帰しがちな栂指Pまたは小指Sを外側
に引き戻すために、バンド調整部17を随時引張ってそ
の位置を設定し直すようにすると、より確実な外反栂指
の矯正効果を得ることができるものであり、これがバン
ド調整機構の構造でもある。また本実施例においては図
示しないが、前述した第1実施例の場合と同様に離隔部
13近傍のバンド12の内側に磁気テープを設けるよう
にすれば、さらに効果的な矯正を行うことができる。
【0015】以上説明したように、本発明の第1実施例
および第2実施例は、離隔部を介して栂指を外方に設定
するとともに、小指をも外方に設定するように構成した
もので、このように小指を外方に離隔することにより、
栂指と第2指間の離隔を確実に行うことができ、さらに
小指に与えられた刺激が栂指の伸筋などを刺激して、よ
り大きな矯正効果を得ることができるものである。さら
に栂指と第2指間および小指と第4指間に磁気テープを
設ければ、この部分の血行不良を緩和して、さらに大き
な矯正効果を得ることができる。
および第2実施例は、離隔部を介して栂指を外方に設定
するとともに、小指をも外方に設定するように構成した
もので、このように小指を外方に離隔することにより、
栂指と第2指間の離隔を確実に行うことができ、さらに
小指に与えられた刺激が栂指の伸筋などを刺激して、よ
り大きな矯正効果を得ることができるものである。さら
に栂指と第2指間および小指と第4指間に磁気テープを
設ければ、この部分の血行不良を緩和して、さらに大き
な矯正効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の外反栂指矯正用履き物は、栂指
を広げる神経と小指を広げる神経が相関することを利用
して、栂指および小指を他の指から離隔し、外反した栂
指の外方への離間を確実に行なうことができるように構
成してあるので、非常に大きな矯正効果を得ることがで
きるとともに、離隔部の周囲に磁気テープを設けるよう
にすれば、該当する部分の血行を良くすることができる
ので、さらに効果的な矯正をすることができるという特
長がある。また幅広状のバンドや幅狭状のバンドにバン
ド調整部を設けて、各使用者の足の大きさや指の太さの
相違を克服することができるという利点があるばかりで
なく、ともすれば内側に復帰しがちな栂指または小指
に、外側への引張力を随時に加えることができるので、
外反栂指の矯正を効率的且つ効果的に行なうことができ
るという長所がある。
を広げる神経と小指を広げる神経が相関することを利用
して、栂指および小指を他の指から離隔し、外反した栂
指の外方への離間を確実に行なうことができるように構
成してあるので、非常に大きな矯正効果を得ることがで
きるとともに、離隔部の周囲に磁気テープを設けるよう
にすれば、該当する部分の血行を良くすることができる
ので、さらに効果的な矯正をすることができるという特
長がある。また幅広状のバンドや幅狭状のバンドにバン
ド調整部を設けて、各使用者の足の大きさや指の太さの
相違を克服することができるという利点があるばかりで
なく、ともすれば内側に復帰しがちな栂指または小指
に、外側への引張力を随時に加えることができるので、
外反栂指の矯正を効率的且つ効果的に行なうことができ
るという長所がある。
【図1】本発明の外反栂指矯正用履き物の第1実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の外反栂指矯正用履き物の第1実施例の
一部省略平面図である。
一部省略平面図である。
【図3】本発明の外反栂指矯正用履き物の第1実施例の
一部省略側面図である。
一部省略側面図である。
【図4】本発明の外反栂指矯正用履き物の第2実施例の
一部省略平面図である。
一部省略平面図である。
【図5】本発明の外反栂指矯正用履き物の第2実施例の
バンドの状態を示す説明図である。
バンドの状態を示す説明図である。
1,11・・・床部 2,12・・・バンド 2A,2B・・・分割バンド 3,13・・・離隔部 4,14・・・栂指挿通部 5,15・・・小指挿通部 6,16・・・つま先挿通部 7,17・・・バンド調整部 8,18・・・面ファスナーのフックシート 9,19・・・面ファスナーのループシート 10・・・磁気テープ 20・・・調整孔 P・・・栂指 S・・・小指
Claims (4)
- 【請求項1】 足を乗せる床部と、該床部の両側端部間
に掛け渡されたバンドとにより構成された履き物であっ
て、該バンドの先端側の中央部につま先挿通部を設ける
とともに、栂指と第2指との境界部分に離隔部を設けて
栂指挿通部を形成し、また小指と第4指との境界部分に
も離隔部を設けて小指挿通部を形成したことを特徴とす
る外反栂指矯正用履き物。 - 【請求項2】 上記したバンドを、左右に2分割された
幅広状に形成し、該バンドを適宜に重合して連結するこ
とにより、バンドの長さを調整可能に構成したことを特
徴とする請求項1に記載の外反栂指矯正用履き物。 - 【請求項3】 請求項1のバンドを、複数本の幅狭状に
形成するとともに、その栂指挿通部と小指挿通部の外側
端部にそれぞれバンド調整機構を設けて、栂指と小指に
対する外方への引張力を調整可能に構成したことを特徴
とする請求項1に記載の外反栂指矯正用履き物。 - 【請求項4】 上記した離隔部に磁気テープを設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の外反栂指矯正用履き
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18166197A JPH10328219A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 外反栂指矯正用履き物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18166197A JPH10328219A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 外反栂指矯正用履き物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10328219A true JPH10328219A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=16104663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18166197A Pending JPH10328219A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 外反栂指矯正用履き物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10328219A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200457048Y1 (ko) * | 2011-03-08 | 2011-12-02 | 홍정환 | 무지외반증 교정용 신발 |
US8277459B2 (en) | 2009-09-25 | 2012-10-02 | Tarsus Medical Inc. | Methods and devices for treating a structural bone and joint deformity |
US8870876B2 (en) | 2009-02-13 | 2014-10-28 | Tarsus Medical Inc. | Methods and devices for treating hallux valgus |
JP2015536165A (ja) * | 2012-10-16 | 2015-12-21 | ファム チー キム ロアンPHAMTHI KIM,Loan | 足、足首及び脊椎に発生する複数の健康障害を予防するための矯正サンダル |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP18166197A patent/JPH10328219A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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