JPH10327389A - 画像蓄積装置 - Google Patents
画像蓄積装置Info
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- JPH10327389A JPH10327389A JP13185697A JP13185697A JPH10327389A JP H10327389 A JPH10327389 A JP H10327389A JP 13185697 A JP13185697 A JP 13185697A JP 13185697 A JP13185697 A JP 13185697A JP H10327389 A JPH10327389 A JP H10327389A
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の画像蓄積装置では、スクランブル解除
の後、記録されるため、スクランブルの効果を維持でき
る範囲が限定される。 【解決手段】 多重化復号部７は、蓄積すべき情報を含
むＴＳ信号から、必要な画像情報がＰＩＤ選択によりＴ
Ｓパケット形式のデータとして取り出されると共に、Ｐ
ＡＴ、ＰＭＴ、ＣＡＴ、ＥＣＭ、ＥＭＭなどを同様に取
り出す。多重化復号部７から出力されたＴＳパケットデ
ータは、時刻再生→タイミング発生部１０において、時
刻同期クロックの再生が行われ、それと共に時刻基準情
報（ＰＣＲ）についてもＴＳパケットの状態で取り出さ
れてタイミングが再生される。フォーマット変換部９
は、多重化復号部７から出力されるＴＳパケットを、時
刻再生→タイミング発生部１０の出力に基づいて時刻管
理し、記録用フォーマットに変換して蓄積部１１へ出力
し、蓄積部１１内の記録媒体に蓄積させる。
の後、記録されるため、スクランブルの効果を維持でき
る範囲が限定される。 【解決手段】 多重化復号部７は、蓄積すべき情報を含
むＴＳ信号から、必要な画像情報がＰＩＤ選択によりＴ
Ｓパケット形式のデータとして取り出されると共に、Ｐ
ＡＴ、ＰＭＴ、ＣＡＴ、ＥＣＭ、ＥＭＭなどを同様に取
り出す。多重化復号部７から出力されたＴＳパケットデ
ータは、時刻再生→タイミング発生部１０において、時
刻同期クロックの再生が行われ、それと共に時刻基準情
報（ＰＣＲ）についてもＴＳパケットの状態で取り出さ
れてタイミングが再生される。フォーマット変換部９
は、多重化復号部７から出力されるＴＳパケットを、時
刻再生→タイミング発生部１０の出力に基づいて時刻管
理し、記録用フォーマットに変換して蓄積部１１へ出力
し、蓄積部１１内の記録媒体に蓄積させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像蓄積装置に係
り、特にＭＰＥＧ２のシステム規格に規定されたトラン
スポートストリーム（ＴＳ）信号を用いて画像を伝送す
るシステムにおいて、目的の画像のＴＳパケットを選択
的に蓄積する画像蓄積装置に関する。
り、特にＭＰＥＧ２のシステム規格に規定されたトラン
スポートストリーム（ＴＳ）信号を用いて画像を伝送す
るシステムにおいて、目的の画像のＴＳパケットを選択
的に蓄積する画像蓄積装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、画像伝送方法の一例として、
メディア統合系動画像圧縮の国際標準であるＭＰＥＧ
（Moving Picture Experts Group）２のシステム規格に
規定されたトランスポートストリーム（ＴＳ）信号を用
いて画像を伝送するシステムが知られており、かかるシ
ステムではＭＰＥＧ２で規定されたパケット構成が用い
られている。このシステムは、ＭＰＥＧ２画像の基本パ
ケット構成であるパケット化エレメンタリストリーム
（ＰＥＳ：Packetized Elementary Stream）形式のパケ
ットを分割し、伝送用のヘッダを付加したＴＳパケット
として伝送するもので、それ以外にシステム上の情報を
付加しトランスポートストリーム化したものである。
メディア統合系動画像圧縮の国際標準であるＭＰＥＧ
（Moving Picture Experts Group）２のシステム規格に
規定されたトランスポートストリーム（ＴＳ）信号を用
いて画像を伝送するシステムが知られており、かかるシ
ステムではＭＰＥＧ２で規定されたパケット構成が用い
られている。このシステムは、ＭＰＥＧ２画像の基本パ
ケット構成であるパケット化エレメンタリストリーム
（ＰＥＳ：Packetized Elementary Stream）形式のパケ
ットを分割し、伝送用のヘッダを付加したＴＳパケット
として伝送するもので、それ以外にシステム上の情報を
付加しトランスポートストリーム化したものである。
【０００３】このＰＥＳ形式のパケット構成は、複数の
ＭＰＥＧストリームを伝送するのに有利である。また、
ＭＰＥＧ２の画像を蓄積する際には、通常ＰＳ（Progra
m Stream）パケットが用いられ、プログラムストリーム
（ＰＳ）として蓄積されている。
ＭＰＥＧストリームを伝送するのに有利である。また、
ＭＰＥＧ２の画像を蓄積する際には、通常ＰＳ（Progra
m Stream）パケットが用いられ、プログラムストリーム
（ＰＳ）として蓄積されている。
【０００４】ここで、トランスポートストリーム（Ｔ
Ｓ）で伝送されたＭＰＥＧ２画像を記録媒体に記録する
例を考えてみる。この場合、放送メディアや通信メディ
ア用のＴＳを主に蓄積メディア用のＰＳに変換する手段
が一般的であるが、時刻に同期した画像の蓄積及び提示
に関しては、時刻情報の変換が必要である。また、暗号
解除処理（再生時暗号解除方式）に関しては、その実現
が困難である。
Ｓ）で伝送されたＭＰＥＧ２画像を記録媒体に記録する
例を考えてみる。この場合、放送メディアや通信メディ
ア用のＴＳを主に蓄積メディア用のＰＳに変換する手段
が一般的であるが、時刻に同期した画像の蓄積及び提示
に関しては、時刻情報の変換が必要である。また、暗号
解除処理（再生時暗号解除方式）に関しては、その実現
が困難である。
【０００５】図３は従来の画像蓄積装置の一例のブロッ
ク図を示す。同図において、蓄積すべき情報を含むＴＳ
信号は、入力端子１を介して多重化復号部２に入力さ
れ、ここで必要な画像情報がＰＥＳ形式のデータとして
取り出されると共に、時刻同期クロックの再生が行われ
る。
ク図を示す。同図において、蓄積すべき情報を含むＴＳ
信号は、入力端子１を介して多重化復号部２に入力さ
れ、ここで必要な画像情報がＰＥＳ形式のデータとして
取り出されると共に、時刻同期クロックの再生が行われ
る。
【０００６】ＰＥＳ形式のデータは、ＰＥＳ→ＴＳ変換
部３によりＰＳに変換された後、多重化部４に入力され
る。一方、時刻同期クロックは、時刻同期変換部６に供
給されて時刻同期変換され、ＰＳの送出タイミングに合
致したタイミング及び形式に変換後、多重化部４に供給
される。多重化部４は入力されたＰＳと時刻同期変換さ
れた時刻同期クロックを多重化し、記録用データストリ
ームとして出力し、蓄積部５内の記録媒体に蓄積させ
る。
部３によりＰＳに変換された後、多重化部４に入力され
る。一方、時刻同期クロックは、時刻同期変換部６に供
給されて時刻同期変換され、ＰＳの送出タイミングに合
致したタイミング及び形式に変換後、多重化部４に供給
される。多重化部４は入力されたＰＳと時刻同期変換さ
れた時刻同期クロックを多重化し、記録用データストリ
ームとして出力し、蓄積部５内の記録媒体に蓄積させ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の画像蓄積
装置では、時刻同期変換を行うため、ＰＥＳ又はＰＳレ
ベルでのストリーム内容の解析が必要であり、これに伴
いＴＳレベルでのスクランブルは解除されている必要が
ある。しかし、現在運用されているＭＰＥＧ２形式のス
トリームを利用したシステムのスクランブル処理は、Ｔ
Ｓレベルで行われており、従来の画像蓄積装置では、ス
クランブル解除の後、記録されることになり、スクラン
ブルの効果を維持できる範囲が限定される。
装置では、時刻同期変換を行うため、ＰＥＳ又はＰＳレ
ベルでのストリーム内容の解析が必要であり、これに伴
いＴＳレベルでのスクランブルは解除されている必要が
ある。しかし、現在運用されているＭＰＥＧ２形式のス
トリームを利用したシステムのスクランブル処理は、Ｔ
Ｓレベルで行われており、従来の画像蓄積装置では、ス
クランブル解除の後、記録されることになり、スクラン
ブルの効果を維持できる範囲が限定される。
【０００８】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
スクランブルされた情報を記録可能な画像蓄積装置を提
供することを目的とする。
スクランブルされた情報を記録可能な画像蓄積装置を提
供することを目的とする。
【０００９】また、本発明の他の目的は、単純な一定の
処理でＭＰＥＧ２画像の蓄積が可能な画像蓄積装置を提
供することにある。
処理でＭＰＥＧ２画像の蓄積が可能な画像蓄積装置を提
供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、ＭＰＥＧ２トランスポート
ストリームより任意の画像を構成するために必要な第１
のパケットと、この第１のパケットに関連する情報を構
成するために必要な第２のパケットと、時刻基準情報と
をそれぞれ抽出する多重化復号手段と、時刻基準情報に
基づいてクロックを再生し、その再生クロックに基づい
てタイミング信号を発生するタイミング発生手段と、多
重化復号手段から出力される第１及び第２のパケットを
時刻基準情報と共にタイミング信号に同期して記録媒体
に蓄積する蓄積部とを有する構成としたものである。
め、請求項１記載の発明は、ＭＰＥＧ２トランスポート
ストリームより任意の画像を構成するために必要な第１
のパケットと、この第１のパケットに関連する情報を構
成するために必要な第２のパケットと、時刻基準情報と
をそれぞれ抽出する多重化復号手段と、時刻基準情報に
基づいてクロックを再生し、その再生クロックに基づい
てタイミング信号を発生するタイミング発生手段と、多
重化復号手段から出力される第１及び第２のパケットを
時刻基準情報と共にタイミング信号に同期して記録媒体
に蓄積する蓄積部とを有する構成としたものである。
【００１１】また、請求項２記載の発明は、タイミング
発生手段を、多重化復号手段から第１及び第２のパケッ
トが出力される毎に、再生クロックを計数するカウンタ
手段を更に有する構成とし、カウンタ手段のカウント値
を蓄積部により記録媒体に記録することを特徴とする。
発生手段を、多重化復号手段から第１及び第２のパケッ
トが出力される毎に、再生クロックを計数するカウンタ
手段を更に有する構成とし、カウンタ手段のカウント値
を蓄積部により記録媒体に記録することを特徴とする。
【００１２】また、請求項３記載の発明は、多重化復号
手段から出力される第１及び第２のパケットと、そのパ
ケット出力時のカウント値とを対応付けたフォーマット
に変換して蓄積部に出力するフォーマット変換部を有す
ることを特徴とする。
手段から出力される第１及び第２のパケットと、そのパ
ケット出力時のカウント値とを対応付けたフォーマット
に変換して蓄積部に出力するフォーマット変換部を有す
ることを特徴とする。
【００１３】更に、請求項４記載の発明は、タイミング
発生手段は、記録媒体から再生された時刻基準情報に基
づいて基準クロックを再生し、基準クロックに同期した
クロックのカウント値とカウンタ手段に保持されている
カウント値とに基づいて、蓄積部により記録媒体から第
１及び第２のパケットを再生させる構成としたものであ
る。
発生手段は、記録媒体から再生された時刻基準情報に基
づいて基準クロックを再生し、基準クロックに同期した
クロックのカウント値とカウンタ手段に保持されている
カウント値とに基づいて、蓄積部により記録媒体から第
１及び第２のパケットを再生させる構成としたものであ
る。
【００１４】このような構成の発明では、トランスポー
トストリーム（ＴＳ）で伝送されたＭＰＥＧ２画像を記
録媒体に蓄積する場合、個々の情報パケットに対し特別
な情報処理を行わずに、蓄積でき、また再生できる。ま
た、本発明では、ＴＳで伝送されたデータが暗号処理さ
れている場合、暗号解読に必要な情報が、伝送された状
態で記録再生されるため、暗号化されたままの情報を記
録することができる。
トストリーム（ＴＳ）で伝送されたＭＰＥＧ２画像を記
録媒体に蓄積する場合、個々の情報パケットに対し特別
な情報処理を行わずに、蓄積でき、また再生できる。ま
た、本発明では、ＴＳで伝送されたデータが暗号処理さ
れている場合、暗号解読に必要な情報が、伝送された状
態で記録再生されるため、暗号化されたままの情報を記
録することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は本発明になる画像蓄積装
置の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すよう
に、この実施の形態は、多重化復号部７、情報選択部
８、フォーマット変換部９、時刻再生→タイミング発生
部１０及び蓄積部１１から構成されている。
て図面と共に説明する。図１は本発明になる画像蓄積装
置の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すよう
に、この実施の形態は、多重化復号部７、情報選択部
８、フォーマット変換部９、時刻再生→タイミング発生
部１０及び蓄積部１１から構成されている。
【００１６】蓄積すべき情報を含むＴＳ信号は、入力端
子１を介して多重化復号部７に供給される。多重化復号
部７は入力されたＴＳから任意のＭＰＥＧ２画像を構成
するために必要な画像情報がパケット識別情報（ＰＩ
Ｄ：Packet Identification）選択によるＴＳパケット
形式のデータとして抽出すると共に、抽出したＴＳパケ
ットに関連するプログラム仕様情報（ＰＳＩ：Program
Specific Information）である、ＰＭＴのＰＩＤを示す
プログラム関係テーブル（ＰＡＴ：Program Associatio
n Table）、プログラムマップテーブル（ＰＭＴ：Progr
am Map Table）、ネットワーク・インフォメーション・
テーブル（ＮＩＴ：Network InformationTable）、コン
ディショナル・アクセス・テーブル（ＣＡＴ：Conditio
nal Access Table）、鍵共通情報（ＥＣＭ：Entitlemen
t Control Message）、鍵個別情報（ＥＭＭ：Entitleme
nt Management Message）などをＴＳパケットデータと
して同様に抽出する。
子１を介して多重化復号部７に供給される。多重化復号
部７は入力されたＴＳから任意のＭＰＥＧ２画像を構成
するために必要な画像情報がパケット識別情報（ＰＩ
Ｄ：Packet Identification）選択によるＴＳパケット
形式のデータとして抽出すると共に、抽出したＴＳパケ
ットに関連するプログラム仕様情報（ＰＳＩ：Program
Specific Information）である、ＰＭＴのＰＩＤを示す
プログラム関係テーブル（ＰＡＴ：Program Associatio
n Table）、プログラムマップテーブル（ＰＭＴ：Progr
am Map Table）、ネットワーク・インフォメーション・
テーブル（ＮＩＴ：Network InformationTable）、コン
ディショナル・アクセス・テーブル（ＣＡＴ：Conditio
nal Access Table）、鍵共通情報（ＥＣＭ：Entitlemen
t Control Message）、鍵個別情報（ＥＭＭ：Entitleme
nt Management Message）などをＴＳパケットデータと
して同様に抽出する。
【００１７】ここで、ＰＭＴはプログラムを構成する画
像、音声、データなどのストリームが伝送されるパケッ
トのＰＩＤを示し、ＮＩＴは伝送路に関する物理的な情
報を示し、ＣＡＴは有料放送において、スクランブルを
解くための暗号解読情報を伝送するパケットのＰＩＤを
示す。また、ＥＣＭやＥＭＭはディジタル多チャネル
（ＤＭＣ：Digital Multi Channel）放送システムで用
いられる鍵情報パケットデータである。多重化復号部７
におけるＰＳＩ情報の選択は、通常のトランスポートス
トリーム処理に従い、ここで用いられたＰＳＩ情報に関
しＰＩＤ選択を行い保存する。この指示は、情報選択部
８が行う。
像、音声、データなどのストリームが伝送されるパケッ
トのＰＩＤを示し、ＮＩＴは伝送路に関する物理的な情
報を示し、ＣＡＴは有料放送において、スクランブルを
解くための暗号解読情報を伝送するパケットのＰＩＤを
示す。また、ＥＣＭやＥＭＭはディジタル多チャネル
（ＤＭＣ：Digital Multi Channel）放送システムで用
いられる鍵情報パケットデータである。多重化復号部７
におけるＰＳＩ情報の選択は、通常のトランスポートス
トリーム処理に従い、ここで用いられたＰＳＩ情報に関
しＰＩＤ選択を行い保存する。この指示は、情報選択部
８が行う。
【００１８】多重化復号部７から出力されたＴＳパケッ
トデータは、時刻再生→タイミング発生部１０に入力さ
れ、ここで時刻同期クロックの再生が行われ、それと共
に時刻基準情報（ＰＣＲ：Program Clock Reference）
についてもＴＳパケットの状態で取り出されてタイミン
グが再生される。
トデータは、時刻再生→タイミング発生部１０に入力さ
れ、ここで時刻同期クロックの再生が行われ、それと共
に時刻基準情報（ＰＣＲ：Program Clock Reference）
についてもＴＳパケットの状態で取り出されてタイミン
グが再生される。
【００１９】フォーマット変換部９は、多重化復号部７
から出力されるＴＳパケットを、時刻再生→タイミング
発生部１０の出力に基づいて時刻管理し、記録用フォー
マットに変換して蓄積部１１へ出力し、蓄積部１１内の
記録媒体に同期クロックに同期させて蓄積させる。
から出力されるＴＳパケットを、時刻再生→タイミング
発生部１０の出力に基づいて時刻管理し、記録用フォー
マットに変換して蓄積部１１へ出力し、蓄積部１１内の
記録媒体に同期クロックに同期させて蓄積させる。
【００２０】次に、この実施の形態の機能について説明
する。図２は本発明になる画像蓄積装置の一実施の形態
の機能ブロック図を示す。同図中、図１と同一構成部分
には同一符号を付してある。図２において、時刻再生→
タイミング再生部１０は、タイミング再生回路１４、カ
ウンタ１５及び到達カウント値制御部１６などから構成
されている。
する。図２は本発明になる画像蓄積装置の一実施の形態
の機能ブロック図を示す。同図中、図１と同一構成部分
には同一符号を付してある。図２において、時刻再生→
タイミング再生部１０は、タイミング再生回路１４、カ
ウンタ１５及び到達カウント値制御部１６などから構成
されている。
【００２１】図２において、入力端子１を介して入力さ
れたＴＳ信号は、多重化復号部（ＭＰＥＧシステムデコ
ーダ部）７内のＰＩＤフィルタ１２に入力されて情報選
択部１３（８）によって設定されたＰＩＤナンバーに従
ってＰＩＤ選択される。ＰＩＤフィルタ１２にて取り出
されたＴＳパケットは、順番に従ってフォーマット変換
部１７（９）に入力される一方、ＰＣＲが時刻再生→タ
イミング再生部１０内のタイミング再生回路１４に入力
されて、ＰＣＲに同期したクロックを再生させる。
れたＴＳ信号は、多重化復号部（ＭＰＥＧシステムデコ
ーダ部）７内のＰＩＤフィルタ１２に入力されて情報選
択部１３（８）によって設定されたＰＩＤナンバーに従
ってＰＩＤ選択される。ＰＩＤフィルタ１２にて取り出
されたＴＳパケットは、順番に従ってフォーマット変換
部１７（９）に入力される一方、ＰＣＲが時刻再生→タ
イミング再生部１０内のタイミング再生回路１４に入力
されて、ＰＣＲに同期したクロックを再生させる。
【００２２】タイミング再生回路１４により再生された
クロックは、カウンタ１５で加算計数され、ＴＳパケッ
トが取り出された時のカウント値が到達カウント値制御
部１６へ抜き出され、そのカウント値がフォーマット変
換部１７（９）へ転送される。フォーマット変換部１７
（９）は、多重化復号部７からのＴＳパケットと到達カ
ウント値制御部１６からのカウント値とを入力として受
け、図２に１８で示すようにＴＳパケットとそのＴＳパ
ケットが多重化復号部１２から出力されたときのカウン
ト値とを対応付けたフォーマットに変換し、その変換後
のデータを蓄積部１１に入力する。
クロックは、カウンタ１５で加算計数され、ＴＳパケッ
トが取り出された時のカウント値が到達カウント値制御
部１６へ抜き出され、そのカウント値がフォーマット変
換部１７（９）へ転送される。フォーマット変換部１７
（９）は、多重化復号部７からのＴＳパケットと到達カ
ウント値制御部１６からのカウント値とを入力として受
け、図２に１８で示すようにＴＳパケットとそのＴＳパ
ケットが多重化復号部１２から出力されたときのカウン
ト値とを対応付けたフォーマットに変換し、その変換後
のデータを蓄積部１１に入力する。
【００２３】蓄積部１１はフォーマット変換部１７
（９）から入力されたデータを記録媒体１９に記録す
る。この時、ＰＳＩ情報を含むＴＳパケット及びＰＣＲ
を含むアダプテーションフィールドを持つＴＳパケット
も記録する。
（９）から入力されたデータを記録媒体１９に記録す
る。この時、ＰＳＩ情報を含むＴＳパケット及びＰＣＲ
を含むアダプテーションフィールドを持つＴＳパケット
も記録する。
【００２４】このように、この実施の形態では、ＴＳパ
ケットの段階で蓄積処理を行うことから、個別の情報に
関する処理又は記録処理上の認識を行う必要がない。ま
た、ＥＣＭ、ＥＭＭ等の暗号解読に必要な情報を、伝送
された状態で記録しておくことにより、暗号化されたま
まの情報を記録することができ、再生を行う際に予め記
録しておいた暗号解読に必要な情報を基に情報を再生す
ることができる。
ケットの段階で蓄積処理を行うことから、個別の情報に
関する処理又は記録処理上の認識を行う必要がない。ま
た、ＥＣＭ、ＥＭＭ等の暗号解読に必要な情報を、伝送
された状態で記録しておくことにより、暗号化されたま
まの情報を記録することができ、再生を行う際に予め記
録しておいた暗号解読に必要な情報を基に情報を再生す
ることができる。
【００２５】なお、図２は蓄積時のブロック図である
が、再生時には、タイミング再生回路１４を非同期で動
作させ、蓄積部１１内の記録媒体１９に蓄積されている
データを順次読み出して多重化復号部７に入力する。入
力されるデータには、ＰＳＩ及びＰＣＲを有するパケッ
トが含まれており、ＰＳＩ情報により目的のＴＳパケッ
ト取得に関する情報を得ることができる。
が、再生時には、タイミング再生回路１４を非同期で動
作させ、蓄積部１１内の記録媒体１９に蓄積されている
データを順次読み出して多重化復号部７に入力する。入
力されるデータには、ＰＳＩ及びＰＣＲを有するパケッ
トが含まれており、ＰＳＩ情報により目的のＴＳパケッ
ト取得に関する情報を得ることができる。
【００２６】また、蓄積部１１から再生出力されたＰＣ
Ｒを有するパケットにより、時刻再生→タイミング発生
部１０内のタイミング再生回路１４が同期を開始し、到
達カウント値制御部１６も正常動作し、そのカウント値
をフォーマット変換部１７（９）へ帰還することによ
り、予め保持しておいた到達カウント値に一致したとき
に、記録媒体１８からパケットデータを読み出すことが
可能になる。
Ｒを有するパケットにより、時刻再生→タイミング発生
部１０内のタイミング再生回路１４が同期を開始し、到
達カウント値制御部１６も正常動作し、そのカウント値
をフォーマット変換部１７（９）へ帰還することによ
り、予め保持しておいた到達カウント値に一致したとき
に、記録媒体１８からパケットデータを読み出すことが
可能になる。
【００２７】この時、再生パケット間に間隔があるとき
は、ＴＳヘッダを持つ無用パケットで埋め、多重化復号
部７（１２）の処理に支障が起きない構造とする。
は、ＴＳヘッダを持つ無用パケットで埋め、多重化復号
部７（１２）の処理に支障が起きない構造とする。
【００２８】なお、再生を行う際に予め記録しておいた
暗号解読に必要な情報を基に情報を再生することができ
るため、情報供給の形態として、再生時課金のシステム
構成が可能になる。
暗号解読に必要な情報を基に情報を再生することができ
るため、情報供給の形態として、再生時課金のシステム
構成が可能になる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ＴＳパケットの段階で蓄積処理を行うようにしたため、
個別の情報に関する処理又は記録処理上の認識を行う必
要がなく、よって、単純な一定の処理を行うことでＭＰ
ＥＧ２画像の記録媒体への蓄積とその再生がスクランブ
ルを解除することなく簡単なシステムにより行える。
ＴＳパケットの段階で蓄積処理を行うようにしたため、
個別の情報に関する処理又は記録処理上の認識を行う必
要がなく、よって、単純な一定の処理を行うことでＭＰ
ＥＧ２画像の記録媒体への蓄積とその再生がスクランブ
ルを解除することなく簡単なシステムにより行える。
【００３０】また、本発明によれば、ＥＣＭ，ＥＭＭ等
の暗号解読に必要な情報を、伝送された状態で記録する
ことにより、暗号化されたままの情報を記録することが
できるため、再生を行う際に予め記録しておいた暗号解
読に必要な情報を基に情報を再生することができ、これ
により、情報供給の形態として、再生時課金のシステム
構成ができる。
の暗号解読に必要な情報を、伝送された状態で記録する
ことにより、暗号化されたままの情報を記録することが
できるため、再生を行う際に予め記録しておいた暗号解
読に必要な情報を基に情報を再生することができ、これ
により、情報供給の形態として、再生時課金のシステム
構成ができる。
【図１】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図２】本発明の一実施の形態の機能ブロック図であ
る。
る。
【図３】従来の一例のブロック図である。
１ トランスポートストリーム（ＴＳ）信号入力端子 ７、１２ 多重化復号部 ８、１３ 情報選択部 ９、１７ フォーマット変換部 １０ 時刻再生→タイミング発生部 １１ 蓄積部 １２ ＰＩＤフィルタ １４ タイミング再生回路 １５ カウンタ １６ 到達カウント値制御部 １８ フォーマット変換結果 １９ 記録媒体
Claims (4)
- 【請求項１】 ＭＰＥＧ２トランスポートストリームよ
り任意の画像を構成するために必要な第１のパケット
と、この第１のパケットに関連する情報を構成するため
に必要な第２のパケットと、時刻基準情報とをそれぞれ
抽出する多重化復号手段と、 抽出された前記時刻基準情報に基づいてクロックを再生
し、その再生クロックに基づいてタイミング信号を発生
するタイミング発生手段と、 前記多重化復号手段から出力される前記第１及び第２の
パケットを前記時刻基準情報と共に前記タイミング信号
に同期して記録媒体に蓄積する蓄積部とを有することを
特徴とする画像蓄積装置。 - 【請求項２】 前記タイミング発生手段は、前記多重化
復号手段から前記第１及び第２のパケットが出力される
毎に、前記再生クロックを計数するカウンタ手段を更に
有し、該カウンタ手段のカウント値を前記蓄積部により
前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項１記載
の画像蓄積装置。 - 【請求項３】 前記多重化復号手段から出力される前記
第１及び第２のパケットと、そのパケット出力時の前記
カウント値とを対応付けたフォーマットに変換して前記
蓄積部に出力するフォーマット変換部を有することを特
徴とする請求項２記載の画像蓄積装置。 - 【請求項４】 前記タイミング発生手段は、前記記録媒
体から再生された前記時刻基準情報に基づいて基準クロ
ックを再生し、該基準クロックに同期したクロックのカ
ウント値と前記カウンタ手段に保持されているカウント
値とに基づいて、前記蓄積部により前記記録媒体から前
記第１及び第２のパケットを再生させることを特徴とす
る請求項２又は３記載の画像蓄積装置。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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