JPH10327289A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10327289A
JPH10327289A JP9148709A JP14870997A JPH10327289A JP H10327289 A JPH10327289 A JP H10327289A JP 9148709 A JP9148709 A JP 9148709A JP 14870997 A JP14870997 A JP 14870997A JP H10327289 A JPH10327289 A JP H10327289A
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audio
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JP9148709A
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Hiroyuki Shimada
浩幸 島田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はスピーカ等の音声出力部を備えていな
い情報処理装置から音声信号を受け取って拡声出力する
ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置1は、I/F12により
パーソナルコンピュータ10が接続され、操作表示部3
のPC/FAX音声出力切換キー3bの選択に応じて、
音声回路切換部6が、音声出力部7をパーソナルコンピ
ュータ10からのディジタル音声信号をアナログ変換す
る信号認識・変換部8と通信音をモニタする網制御部5
に切り換えて接続して、パーソナルコンピュータ10の
データ転送部11からの音声と網制御部5のモニタした
モニタ音を切り換えて音声出力部7から拡声出力する。
PC/FAX音声出力切換キー3bが自動切換モードに
設定されると、制御部2がパーソナルコンピュータ10
の電源のオン/オフに応じて音声回路切換部6の切り換
えを制御し、電源がオンのとき、パーソナルコンピュー
タ10からの音声を、オフのとき、モニタ音を音声出力
部7から出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、パーソナルコンピュータ等の情報処
理装置の出力音声信号を受け取って、当該音声を拡声出
力するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置においては、原
稿の画像を読み取る読取部、相手ファクシミリ装置との
間でファクシミリ制御信号と画情報をファクシミリ通信
する送受信部、受信した画情報を記録紙に記録出力する
記録部及び各種動作の指示操作を行う操作部等を備え、
1つの独立した機器として機能している。
【0003】また、従来から、ファクシミリ装置におい
ては、ファクシミリ装置の動作の確認を容易にするため
に、ファクシミリ通信時の呼出音、音声及び信号等の通
信音をモニタし、当該モニタした呼出音、音声及び信号
音等のモニタ音を音声出力回路及び音量調整回路等を介
してスピーカから拡声出力することが行われている(特
開平2−186865号公報参照)。
【0004】ところが、近時、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置の普及に伴って、ファクシミリ装置の
画情報をパーソナルコンピュータ等の情報処理装置で利
用して、画情報を有効利用することが望まれ、パーソナ
ルコンピュータ等の情報処理装置とのインターフェイス
を備えて、情報処理装置との間で画情報の授受を行うフ
ァクシミリ装置が出現している。
【0005】そして、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置においては、音声出力回路、音量調整回路及び
スピーカ等を備え、動作音や各種音声を拡声出力するこ
とが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置及びパーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置にあっては、それぞれが音声出力回
路、音量調整回路及びスピーカ等を備えて、呼出音、音
声及び信号音等や動作音や各種音声を拡声出力していた
ため、ファクシミリ装置と情報処理装置が接続されてい
る場合にも、音を拡声出力するための回路や装置がファ
クシミリ装置と情報処理装置で重複して必要であり、コ
ストが高くつくという問題があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ装置が情報処理装置からの音声信号を受け取って、
当該音声信号をアナログ音声信号等の音声出力手段の出
力可能な信号形態に変換して、拡声出力することによ
り、音声出力回路や音量調整回路及びスピーカ等の音声
出力手段を備えていないパーソナルコンピュータ等の情
報処理装置から音声信号を受け取って、拡声出力して、
ファクシミリ装置の音声出力手段を情報処理装置でも利
用できるようにし、音声出力手段をファクシミリ装置と
情報処理装置で重複して設ける必要がなく、情報処理装
置を安価なものとすることができるとともに、利用性の
良好なファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】請求項2記載の発明は、ファクシミリ装置
のモニタ音と情報処理装置からの音声信号とを、操作手
段の操作に応じて択一的に切り換えて音声出力手段から
拡声出力することにより、ファクシミリ装置のモニタ音
と情報処理装置からの音声信号とを適切に切り換えて出
力して、より一層利用性の良好なファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、情報処理装置から
音声信号が入力されると、当該音声信号を選択して、音
声出力手段から出力し、情報処理装置から音声信号が入
力されないときには、ファクシミリ装置のモニタ音を選
択して、音声出力手段から出力することにより、ファク
シミリ装置のモニタ音と情報処理装置からの音声信号と
を自動的にかつ適切に切り換えて出力し、より一層利用
性の良好なファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】請求項4記載の発明は、情報処理装置の電
源がオンであると、情報処理装置からの音声信号を選択
して、音声出力手段から出力し、情報処理装置の電源が
オフであると、ファクシミリ装置のモニタ音を選択し
て、音声出力手段から出力することにより、ファクシミ
リ装置のモニタ音と情報処理装置からの音声信号とを、
情報処理装置の電源がオンされているか否かに応じて自
動的にかつ適切に切り換えて出力し、より一層利用性の
良好なファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、回線を介して接続された相手先と所
定のファクシミリ制御手順を実行してファクシミリ通信
を行うとともに、少なくともモニタ手段により前記回線
の通信音をモニタして音声出力手段から当該モニタした
モニタ音を拡声出力するファクシミリ装置であって、所
定の情報処理装置に接続され当該情報処理装置からの音
声信号を受け取る接続手段と、前記接続手段を介して入
力される前記音声信号を前記音声出力手段で出力可能な
信号形態に変換する変換手段と、を備え、前記接続手段
を介して前記情報処理装置から入力される前記音声信号
を前記変換手段で変換し、前記音声出力手段から拡声出
力することにより、上記目的を達成している。
【0012】上記構成によれば、ファクシミリ装置が情
報処理装置からの音声信号を受け取って、当該音声信号
をアナログ音声信号等の音声出力手段の出力可能な信号
形態に変換して、拡声出力するので、音声出力回路や音
量調整回路及びスピーカ等の音声出力手段を備えていな
いパーソナルコンピュータ等の情報処理装置から音声信
号を受け取って、拡声出力して、ファクシミリ装置の音
声出力手段を情報処理装置でも利用できるようにするこ
とができ、音声出力手段をファクシミリ装置と情報処理
装置で重複して設ける必要がなく、情報処理装置を安価
なものとすることができるとともに、ファクシミリ装置
の利用性を向上させることができる。
【0013】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、前記モニタ手段のモニ
タした前記モニタ音と前記情報処理装置からの前記音声
信号とを択一的に切り換えて前記音声出力手段に出力す
る切換手段と、前記切換手段の切換動作を操作する操作
手段と、をさらに備え、前記操作手段の操作に応じて、
前記切換手段により前記音声信号と前記モニタ音とを切
り換えて選択して、前記音声出力手段から拡声出力する
ものであってもよい。
【0014】上記構成によれば、ファクシミリ装置のモ
ニタ音と情報処理装置からの音声信号とを、操作手段の
操作に応じて択一的に切り換えて音声出力手段から拡声
出力するので、ファクシミリ装置のモニタ音と情報処理
装置からの音声信号とを適切に切り換えて出力すること
ができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0015】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記モニタ手段のモニタ
した前記モニタ音と前記情報処理装置からの前記音声信
号とを択一的に切り換えて前記音声出力手段に出力する
切換手段と、前記情報処理装置からの前記音声信号の有
無に応じて、前記切換手段の切換動作を制御する制御手
段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記情報処理装
置から前記音声信号が入力されると、前記切換手段を制
御して当該音声信号を前記音声出力手段から出力させ、
前記情報処理装置からの前記音声信号の非入力時には、
前記切換手段を制御して前記モニタ音を前記音声出力手
段から出力させるものであってもよい。
【0016】上記構成によれば、情報処理装置から音声
信号が入力されると、当該音声信号を選択して、音声出
力手段から出力し、情報処理装置から音声信号が入力さ
れないときには、ファクシミリ装置のモニタ音を選択し
て、音声出力手段から出力するので、ファクシミリ装置
のモニタ音と情報処理装置からの音声信号とを自動的に
かつ適切に切り換えて出力することができ、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0017】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記情報処理装置は、前記情報処理装置の電源がオ
ンされているか否かに応じた所定の電源信号を前記接続
手段を介して前記ファクシミリ装置に出力し、前記ファ
クシミリ装置は、前記モニタ手段のモニタした前記モニ
タ音と前記情報処理装置からの前記音声信号とを択一的
に切り換えて前記音声出力手段に出力する切換手段と、
前記情報処理装置からの前記電源信号に応じて、前記切
換手段の切換動作を制御する制御手段と、をさらに備
え、前記制御手段は、前記情報処理装置から前記情報処
理装置の電源がオンであることを示す前記電源信号が入
力されると、前記切換手段を制御して前記音声信号を前
記音声出力手段から出力させ、前記情報処理装置から前
記情報処理装置の電源がオフであることを示す前記電源
信号が入力されると、前記切換手段を制御して前記モニ
タ音を前記音声出力手段から出力させるものであっても
よい。
【0018】上記構成によれば、情報処理装置の電源が
オンであると、情報処理装置からの音声信号を選択し
て、音声出力手段から出力し、情報処理装置の電源がオ
フであると、ファクシミリ装置のモニタ音を選択して、
音声出力手段から出力するので、ファクシミリ装置のモ
ニタ音と情報処理装置からの音声信号とを、情報処理装
置の電源がオンされているか否かに応じて、自動的にか
つ適切に切り換えて出力することができ、ファクシミリ
装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0020】図1は、本発明のファクシミリ装置の一実
施の形態を示す図であり、図1は、本発明のファクシミ
リ装置の一実施の形態を適用したファクシミリ装置1及
びファクシミリ装置1に接続されるパーソナルコンピュ
ータ10の要部回路ブロック図である。
【0021】図1において、ファクシミリ装置1は、制
御部2、操作表示部3、モデム4、網制御部5、音声回
路切換部6及び音声出力部7等を備えているとともに、
図示しないが、通常のファクシミリ装置の備えているス
キャナ、プロッタ及び符号化・復号化部等を備えてお
り、パーソナルコンピュータ10は、データ転送部11
等を備えている。
【0022】制御部(制御手段)2は、CPU(Centra
l Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)及
びRAM(Random Access Memory)等を備え、ROM内
には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラム及び音
声切換・調整処理プログラム等の各種プログラムが格納
されているとともに、これらの各処理プログラムを実行
するのに必要な各種データ及びシステムデータ等が格納
されている。制御部2は、そのCPUによりROM内の
プログラムに基づいて、RAMをワークメモリとして利
用しつつ、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファク
シミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後
述する音声切換・調整処理を実行する。
【0023】また、制御部2は、信号認識・変換部8を
内蔵しており、信号認識・変換部(変換手段)8には、
パーソナルコンピュータ10のデータ転送部11からデ
ィジタルの音声信号が入力されるとともに、操作表示部
3から音量調整信号及びPC/FAX音声切換信号が入
力される。信号認識・変換部8は、パーソナルコンピュ
ータ10のデータ転送部11から入力されるディジタル
の音声信号をアナログの音声信号に変換し、音声回路切
換部6に出力する。また、信号認識・変換部8は、制御
部2の制御下で、操作表示部3からの音量調整信号及び
PC/FAX音声切換信号に基づいて音声回路切換部6
を制御し、音量調整を行うとともに、パーソナルコンピ
ュータ10からの音声信号と網制御部5からのモニタ信
号の切換動作を行って、音声出力部7に出力させる。
【0024】操作表示部(操作手段)3は、テンキー、
スタートキー、ストップキー及びファンクションキー等
の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例え
ば、液晶ディスプレイ)等を備えており、各操作キーに
より送信操作や記録命令操作等の各種命令が入力され、
ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容や
ファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報
等が表示される。特に、操作表示部3は、音量調整キー
3a及びPC/FAX音声出力切換キー3bを備えてお
り、音量調整キー3aは、音声出力部7から出力される
音の音量調整を行うのに使用され、PC/FAX音声出
力切換キー3bは、音声出力部7から出力させる音声
を、パーソナルコンピュータ10から入力される音声と
後述する網制御部5でモニタしたモニタ音とに切り換え
るのに使用される。操作表示部3は、音量調整キー3a
により音量調整操作が行われると、当該音量調整操作に
対応した音量調整信号を制御部2の信号認識・変換部8
に出力し、PC/FAX音声出力切換キー3bにより音
声出力の切換操作が行われると、当該切換操作に対応し
た音声、すなわち、パーソナルコンピュータ10からの
音声と網制御部5のモニタ音との切り換えを指示するP
C/FAX音声切換信号を制御部2の信号認識・変換部
8に出力する。また、PC/FAX音声出力切換キー3
bは、自動切換モードを選択・設定することができ、制
御部2の信号認識・変換部8は、PC/FAX音声出力
切換キー3bが自動切換モードに設定されると、後述す
るように、パーソナルコンピュータ10の電源がオンさ
れているか否かに応じて、音声回路切換部6の切換動作
を制御する。
【0025】モデム4は、網制御部5に接続され、制御
部2の制御下で動作して、送信信号の変調処理及び受信
信号の復調処理を行う。
【0026】網制御部(モニタ手段)5は、所定の回線
L、例えば、公衆電話回線に接続され、相手ファクシミ
リ装置との間でファクシミリ制御信号を交換して、ファ
クシミリ通信手順を実行するとともに、自動発・着呼処
理を行う。特に、網制御部5は、回線Lを介して入・出
力される呼出音、音声及び信号等の通信音をモニタし、
当該モニタ音を音声回路切換部6に出力する。
【0027】音声回路切換部(切換手段)6は、制御部
8の信号認識・変換部8の制御下で動作して、制御部2
の信号認識・変換部8から入力されるパーソナルコンピ
ュータ10からの音声信号と、網制御部5から入力され
るモニタ音と、を択一的に選択して、音声出力部7に出
力する。
【0028】音声出力部(音声出力手段)7は、音声出
力回路、音量回路及びスピーカ等を備え、音量調整回
で、音声回路切換部6を介して信号認識・変換部8から
入力される音量調整信号に応じて、音量調整するととも
に、音声回路切換部6を介して入力されるパーソナルコ
ンピュータ10からの音声と網制御部5から入力される
モニタ音を音量調整回路で音量調整された音声をスピー
カから外部に拡声出力する。
【0029】なお、ファクシミリ装置1は、図示しない
が、上述のように、原稿の画像を読み取るスキャナ、受
信画像やスキャナで読み取った画像を記録紙に記録する
プロッタ及び所定の符号化方式に従って画情報を符号化
し、また、符号化された画情報を復号化する符号化・復
号化部等を備えている。
【0030】パーソナルコンピュータ10は、通常のパ
ーソナルコンピュータであり、データ転送部11を備え
ている。パーソナルコンピュータ10のデータ転送部1
1とファクシミリ装置1の制御部2の信号認識・変換部
8とは、所定のI/F(インターフェイス)12、例え
ば、バイセントロニクスI/F等を介して接続されてい
る。パーソナルコンピュータ10は、パーソナルコンピ
ュータ10で生成された音声信号を、データ転送部11
からI/F(接続手段)12を介してファクシミリ装置
1の制御部2の信号認識・変換部8に出力する。
【0031】なお、パーソナルコンピュータ10は、音
声を拡声出力する音量調整回路やスピーカ等の音声出力
部を備えておらず、安価に構成されている。
【0032】データ転送部11は、パーソナルコンピュ
ータ10の電源のオン/オフに対応して変化する所定の
電源信号をI/F12を介してファクシミリ装置1に出
力する。この電源信号は、例えば、パーソナルコンピュ
ータ10の電源がオンのとき、ハイ(高電圧)となり、
パーソナルコンピュータ10の電源がオフのとき、ロー
(低電圧)となる信号である。
【0033】次に、本実施の形態の動作を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、音声出力部を備えていないパーソ
ナルコンピュータ10からI/F12を介して入力され
る音声とファクシミリ装置1のモニタ音を適宜切り換え
てファクシミリ装置1の備えている音声出力部7から出
力させる音声切換・調整処理を行うところにその特徴が
ある。
【0034】すなわち、ファクシミリ装置1は、I/F
12によりパーソナルコンピュータ10と接続可能とな
っており、パーソナルコンピュータ10は、パーソナル
コンピュータ10自体が発生する音声やパーソナルコン
ピュータ10に接続されているマイク等から入力される
音声をディジタル音声信号として、I/F12を介して
ファクシミリ装置1に出力するデータ転送部11を備え
ている。
【0035】ファクシミリ装置1は、I/F12により
パーソナルコンピュータ10に接続されると、パーソナ
ルコンピュータ10のデータ転送部11とファクシミリ
装置1の制御部2の信号認識・変換部8が接続され、パ
ーソナルコンピュータ10のデータ転送部11からI/
F12を介してディジタルの音声信号が、制御部2の信
号認識・変換部8に入力される。信号認識・変換部8
は、このディジタルの音声信号をアナログの音声信号に
変換し、音声回路切換部6に出力する。
【0036】一方、ファクシミリ装置1は、網制御部5
を介して回線Lに入・出力される呼出音、音声及び信号
等の通信音をモニタし、当該モニタ音を音声回路切換部
6に出力する。
【0037】音声回路切換部6は、操作表示部3のPC
/FAX音声出力切換キー3bのキー操作に応じて、こ
れら網制御部5から入力されるモニタ音と信号認識・変
換部8を介してパーソナルコンピュータ10のデータ転
送部11から入力される音声とを切り換えて選択して音
声出力部7に出力し、音声出力部7は、音声回路切換部
6から入力されるモニタ音あるいはパーソナルコンピュ
ータ10のデータ転送部11から入力される音声を外部
に拡声出力する。
【0038】すなわち、パーソナルコンピュータ10の
利用者は、I/F12によりパーソナルコンピュータ1
0をファクシミリ装置1に接続し、ファクシミリ装置1
の操作表示部3のPC/FAX音声出力切換キー3bに
よりパーソナルコンピュータ10側に音声出力を切り換
える切換操作を行うと、操作表示部3からパーソナルコ
ンピュータ10からの音声信号の出力を指示するPC/
FAX音声切換信号が制御部2の信号認識・変換部8に
出力され、信号認識・変換部8は、音声回路切換部6に
パーソナルコンピュータ10からの音声信号を音声出力
部7に出力させる切換信号を音声回路切換部6に出力し
て、音声出力部7の切換動作を制御する。
【0039】この状態で、パーソナルコンピュータ10
で生成された音声信号がディジタルの音声信号としてデ
ータ転送部11からI/F12を介してファクシミリ装
置1に出力されると、ファクシミリ装置1の信号認識・
変換部8は、パーソナルコンピュータ10のデータ転送
部11から入力されるディジタルの音声信号をアナログ
の音声信号に変換して、音声回路切換部6に出力する。
音声回路切換部6は、このパーソナルコンピュータ10
からの音声信号を音声出力部7に出力し、音声出力部7
は、パーソナルコンピュータ10のデータ転送部11か
ら入力される音声を外部に拡声出力する。
【0040】したがって、音声出力回路、音量調整回路
及びスピーカ等の音声出力部を備えていないパーソナル
コンピュータ10で生成された音声をファクシミリ装置
1の備えている音声出力部7から拡声出力することがで
き、安価なパーソナルコンピュータ10を提供すること
ができるとともに、ファクシミリ装置1の利用性を向上
させることができる。
【0041】また、パーソナルコンピュータ10がファ
クシミリ装置1に接続されている場合においても、操作
表示部3のPC/FAX音声出力切換キー3bによりフ
ァクシミリ装置1のモニタ音を選択するキー操作を行う
と、操作表示部3は、モニタ音を選択するPC/FAX
音声切換信号を制御部2の信号認識・変換部8に出力
し、信号認識・変換部8は、このPC/FAX音声切換
信号に応じて、網制御部5からのモニタ音を選択する切
換信号を音声回路切換部6に出力する。音声回路切換部
6は、この切換信号に応じて、音声出力部7を網制御部
5側に切り換えて接続し、網制御部5から入力されるモ
ニタ音を音声出力部7に出力する。音声出力部7は、音
声回路切換部6を介して網制御部5から入力されるモニ
タ音を拡声出力する。
【0042】したがって、ファクシミリ装置1の通信に
おいて回線Lから入力されたり、ファクシミリ装置1か
ら出力される通信音をモニタし、当該モニタしたモニタ
音を音声出力部7から拡声出力して、ファクシミリ装置
1の利用性を向上させることができる。
【0043】さらに、ファクシミリ装置1は、操作表示
部3に音量調整キー3aを備えており、音量調整キー3
aにより音量調整操作が行われると、操作表示部3は、
音量調整信号を制御部2の信号認識・変換部8に出力す
る。信号認識・変換部8は、音量調整信号が入力される
と、当該音量調整信号に応じて、音量信号を音声出力部
7に出力し、音声出力部7は、信号認識・変換部8から
入力される音量信号に応じた音量に音量を調整して、モ
ニタ音や音声を拡声出力する。
【0044】したがって、ファクシミリ装置1の利用者
にとって適切な音量でモニタ音や音声を拡声出力するこ
とができ、ファクシミリ装置1の利用性を向上させるこ
とができる。
【0045】また、ファクシミリ装置1の信号認識・変
換部8は、操作表示部3のPC/FAX音声出力切換キ
ー3Bが自動切換モードに設定操作されると、I/F1
2を介して接続されたパーソナルコンピュータ10の電
源がオンされているか否かに応じて、音声回路切換部6
の切換動作を制御する。
【0046】すなわち、パーソナルコンピュータ10
は、I/F12を介してファクシミリ装置1に接続さ
れ、パーソナルコンピュータ10の電源がオンされる
と、上述のように、データ転送部11から、電源がオン
であることを示す電源信号をI/F12を介してファク
シミリ装置1に出力し、電源がオフされていると、電源
がオフであることを示す電源信号をI/F12を介して
ファクシミリ装置1に出力する。
【0047】ファクシミリ装置1の制御部2の信号認識
・変換部8は、操作表示部3のPC/FAX音声出力切
換キー3Bが自動切換モードに設定操作されると、パー
ソナルコンピュータ10のデータ転送部11からの電源
信号をチェックして、電源信号がオンの電源信号である
と、パーソナルコンピュータ10の電源がオンであると
判断して、音声回路切換部6にパーソナルコンピュータ
10から入力される音声を音声出力部7に出力させる切
換信号を出力し、音声回路切換部6は、音声出力部7を
信号認識・変換部8側に接続して、パーソナルコンピュ
ータ10のデータ転送部11から入力される音声信号を
音声出力部7に出力する。音声出力部7は、音声回路切
換部6を介してパーソナルコンピュータ10から入力さ
れる音声信号に基づいて音声を拡声出力する。
【0048】また、信号認識・変換部8は、パーソナル
コンピュータ10のデータ転送部11からの電源信号を
チェックして、電源信号がオフの電源信号であると、パ
ーソナルコンピュータ10の電源がオフであると判断し
て、音声回路切換部6に網制御部5から入力されるモニ
タ音を音声出力部7に出力させる切換信号を出力し、音
声回路切換部6は、音声出力部7を網制御部5側に接続
して、網制御部5から入力されるモニタ音を音声出力部
7に出力する。音声出力部7は、音声回路切換部6を介
して網制御部5から入力されるモニタ音を拡声出力す
る。
【0049】したがって、パーソナルコンピュータ10
の利用者は、操作表示部3のPC/FAX音声出力切換
キー3bを自動切換モードに設定すると、わざわざファ
クシミリ装置1の操作表示部3のキー操作により、パー
ソナルコンピュータ10からの音声を出力させるための
切換操作を行うことなく、パーソナルコンピュータ10
の電源をオンさせると、自動的にパーソナルコンピュー
タ10からの音声をファクシミリ装置1の音声出力部7
から拡声出力させることができるとともに、パーソナル
コンピュータ10の電源をオフするか、I/F12によ
るファクシミリ装置1との接続を切断すると、自動的に
ファクシミリ装置1のモニタ音を音声出力部7から出力
させることができる。その結果、ファクシミリ装置1の
利用性をより一層向上させることができる。
【0050】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0051】例えば、上記実施の形態においては、情報
処理装置としてパーソナルコンピュータ10がファクシ
ミリ装置1に接続されている場合について説明したが、
情報処理装置としては、パーソナルコンピュータに限る
ものではなく、例えば、電子手帳等であってもよい。
【0052】また、上記実施の形態においては、情報処
理装置からの電源信号に基づいて音声回路切換部6の切
換動作を制御しているが、音声回路切換部6の切換動作
の制御は、情報処理装置からの電源信号に基づくものに
限るものではなく、例えば、情報処理装置からの音声信
号の有無に応じて、音声回路切換部5の切換制御を行う
ようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、ファクシミリ装置が情報処理装置からの音声
信号を受け取って、当該音声信号をアナログ音声信号等
の音声出力手段の出力可能な信号形態に変換して、拡声
出力するので、音声出力回路や音量調整回路及びスピー
カ等の音声出力手段を備えていないパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置から音声信号を受け取って、拡声
出力して、ファクシミリ装置の音声出力手段を情報処理
装置でも利用できるようにすることができ、音声出力手
段をファクシミリ装置と情報処理装置で重複して設ける
必要がなく、情報処理装置を安価なものとすることがで
きるとともに、ファクシミリ装置の利用性を向上させる
ことができる。
【0054】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ装置のモニタ音と情報処理装置か
らの音声信号とを、操作手段の操作に応じて択一的に切
り換えて音声出力手段から拡声出力するので、ファクシ
ミリ装置のモニタ音と情報処理装置からの音声信号とを
適切に切り換えて出力することができ、ファクシミリ装
置の利用性をより一層向上させることができる。
【0055】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、情報処理装置から音声信号が入力されると、当
該音声信号を選択して、音声出力手段から出力し、情報
処理装置から音声信号が入力されないときには、ファク
シミリ装置のモニタ音を選択して、音声出力手段から出
力するので、ファクシミリ装置のモニタ音と情報処理装
置からの音声信号とを自動的にかつ適切に切り換えて出
力することができ、ファクシミリ装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0056】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、情報処理装置の電源がオンであると、情報処理
装置からの音声信号を選択して、音声出力手段から出力
し、情報処理装置の電源がオフであると、ファクシミリ
装置のモニタ音を選択して、音声出力手段から出力する
ので、ファクシミリ装置のモニタ音と情報処理装置から
の音声信号とを、情報処理装置の電源がオンされている
か否かに応じて、自動的にかつ適切に切り換えて出力す
ることができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施の形態を適
用したファクシミリ装置及びパーソナルコンピュータの
要部回路ブロック図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 制御部 3 操作表示部 3a 音量調整キー 3b PC/FAX音声出力切換キー 4 モデム 5 網制御部 6 音声回路切換部 7 音声出力部 8 信号認識・変換部 10 パーソナルコンピュータ 11 データ転送部 12 I/F L 回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線を介して接続された相手先と所定のフ
    ァクシミリ制御手順を実行してファクシミリ通信を行う
    とともに、少なくともモニタ手段により前記回線の通信
    音をモニタして音声出力手段から当該モニタしたモニタ
    音を拡声出力するファクシミリ装置であって、所定の情
    報処理装置に接続され当該情報処理装置からの音声信号
    を受け取る接続手段と、前記接続手段を介して入力され
    る前記音声信号を前記音声出力手段で出力可能な信号形
    態に変換する変換手段と、を備え、前記接続手段を介し
    て前記情報処理装置から入力される前記音声信号を前記
    変換手段で変換し、前記音声出力手段から拡声出力する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、前記モニタ手段
    のモニタした前記モニタ音と前記情報処理装置からの前
    記音声信号とを択一的に切り換えて前記音声出力手段に
    出力する切換手段と、前記切換手段の切換動作を操作す
    る操作手段と、をさらに備え、前記操作手段の操作に応
    じて、前記切換手段により前記音声信号と前記モニタ音
    とを切り換えて選択して、前記音声出力手段から拡声出
    力することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、前記モニタ手段
    のモニタした前記モニタ音と前記情報処理装置からの前
    記音声信号とを択一的に切り換えて前記音声出力手段に
    出力する切換手段と、前記情報処理装置からの前記音声
    信号の有無に応じて、前記切換手段の切換動作を制御す
    る制御手段と、をさらに備え、前記制御手段は、前記情
    報処理装置から前記音声信号が入力されると、前記切換
    手段を制御して当該音声信号を前記音声出力手段から出
    力させ、前記情報処理装置からの前記音声信号の非入力
    時には、前記切換手段を制御して前記モニタ音を前記音
    声出力手段から出力させることを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記情報処理装置は、前記情報処理装置の
    電源がオンされているか否かに応じた所定の電源信号を
    前記接続手段を介して前記ファクシミリ装置に出力し、
    前記ファクシミリ装置は、前記モニタ手段のモニタした
    前記モニタ音と前記情報処理装置からの前記音声信号と
    を択一的に切り換えて前記音声出力手段に出力する切換
    手段と、前記情報処理装置からの前記電源信号に応じ
    て、前記切換手段の切換動作を制御する制御手段と、を
    さらに備え、前記制御手段は、前記情報処理装置から前
    記情報処理装置の電源がオンであることを示す前記電源
    信号が入力されると、前記切換手段を制御して前記音声
    信号を前記音声出力手段から出力させ、前記情報処理装
    置から前記情報処理装置の電源がオフであることを示す
    前記電源信号が入力されると、前記切換手段を制御して
    前記モニタ音を前記音声出力手段から出力させることを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
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