JPH10326788A - ヒータユニット及び基板処理装置 - Google Patents

ヒータユニット及び基板処理装置

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JPH10326788A
JPH10326788A JP13483197A JP13483197A JPH10326788A JP H10326788 A JPH10326788 A JP H10326788A JP 13483197 A JP13483197 A JP 13483197A JP 13483197 A JP13483197 A JP 13483197A JP H10326788 A JPH10326788 A JP H10326788A
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JP
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heating
heater
plate
heater unit
heat
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JP13483197A
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English (en)
Inventor
Fumihide Ikeda
文秀 池田
Hiroyuki Takadera
浩之 高寺
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスの回り込みによるパーティクルの発生を
防止し、900℃近くの高温まで加熱でき、さらに発熱
板面内の温度を均一に制御できるようにする。 【解決手段】 上下の熱板31、32間に白金のヒータ
素線35を挟みつけ、周端縁を溶接33して発熱板25
を構成する。ヒータ素線35は下の熱板32に設けたヒ
ータ溝34内に絶縁材36を介して埋め込む。ヒータ素
線35を埋め込んだ発熱板25にヒータ26からの輻射
熱を反射するリフレクタ27を複数枚取り付ける。リフ
レクタ27を覆う耐熱構造のリフレクタカバー28を発
熱板25の周端縁31aに気密に溶接37して、カバー
内部へのガスの回り込みを防ぐ。ヒータ26を領域分割
して、発熱板25の加熱領域を内側と外側とに分割し
て、発熱板の面内温度制御を可能にする。カバー28の
中央に設けた開口部42に支柱23を気密に溶接43
し、内部にリード線44、46を通す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板やガラ
ス基板などの基板を加熱するヒータユニット、及びヒー
タユニットで基板を加熱して成膜または熱処理する基板
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、基板処理装置例えば
CVD装置は、反応容器1内に加熱源となるヒータユニ
ット3を備え、そのヒータユニット3上にサセプタ2を
介して半導体ウェーハなどの基板Wを保持する。反応容
器1内に反応ガスを流し、ヒータユニット3によりサセ
プタ2を介して基板Wを加熱して成膜する。
【0003】サセプタを加熱する従来のヒータユニット
は、例えば図4のように構成される。図4(a) に示すよ
うに、円盤状をした発熱板4の表面にサセプタを載置す
る凹み5が設けられる。発熱板4は2枚の熱板6、7を
重ねて端縁を溶接8して構成したもので、熱板6、7間
にヒータ9が挟まれる。ヒータ9を挟んだ発熱板4の裏
面に、ヒータ9からの輻射熱を発熱板4の表面側に反射
するリフレクタ10が取り付けられる。リフレクタ10
はネジ11で発熱板4に止められる。リフレクタ10は
1枚で構成され、発熱板4との間に隙間12を保持し
て、発熱板4の側面から裏面にわたって設けられる。発
熱板4には発熱板4の温度を測定する熱電対13が取り
付けられる。リフレクタ10の中央に、後述する筒状の
支柱14を遊嵌する挿通孔15が設けられる。支柱14
とリフレクタ10は接触していない。リフレクタ10に
設けた挿通孔15を介して発熱板4の裏面中央に垂直に
支柱14が取り付けられ、支柱14内に熱電対リード線
16及びヒータリード線17が挿通される。なお、21
は基板突上げピン用孔である。
【0004】図4(b) に示すように、ヒータ9はカンタ
ル線18上にMgOなどの絶縁材19を設け、その上に
ステンレスなどのシース20Lで被覆したシースヒータ
で構成される。また、発熱板4内に設けられるヒータ9
は、図4(c) に示すように渦巻き状の連続した1本のヒ
ータ9で構成される。連続した1本のヒータ9で加熱さ
れるため、発熱板4の加熱領域は1ゾーンとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来のヒータユニットには次のような種々の問題があっ
た。
【0006】(1) 発熱板4とリフレクタ10との間に隙
間12があるため、その隙間12に反応ガスが回り込
み、発熱板4の裏面などに成膜し、それが剥がれ、パー
ティクルの要因となる。
【0007】(2) CVD全般の処理温度範囲は300〜
1200℃であるが、ヒータ材料に外側をシースした構
造のカンタル線を使用しており、高負荷密度が得られ
ず、リフレクタの反射率が上がらないので、〜600℃
までぐらいしか加熱できない。
【0008】(3) ヒータ9で加熱される発熱板4の温度
領域は1ゾーンであるため、発熱板4の中心部と外周部
とに温度差が生じて、発熱板面内の温度分布が不均一に
なる。
【0009】(4) 上述した(1) 〜(3) のヒータユニット
を基板処理装置に組込むと、製品歩留りがよくなく、信
頼性上問題がある。
【0010】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解決して、パーティクルの発生がなく、より高温ま
で加熱でき、しかも発熱板面内の温度分布を均一化でき
るヒータユニットを提供することにある。また、本発明
の目的は、製品歩留りがよく、信頼性に優れた基板処理
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、基板を加熱するヒータヘッドを有するヒータユニッ
トにおいて、上記ヒータヘッドが、発熱板と、発熱板の
内部に設けられ、発熱板を加熱する発熱体と、発熱体か
ら発熱板の裏面側に放出される輻射熱を表面側に反射さ
せる熱反射板と、熱反射板を覆うように発熱板の端縁に
気密に取り付けられた耐真空構造の熱反射板カバーとを
備えたものである。熱反射板を覆う耐真空構造の熱反射
板カバーを設けて発熱板の端縁に気密に取り付けるよう
にすると、発熱板と熱反射板との間に反応ガスが回り込
まないので、発熱板裏面などに成膜することがない。発
熱板の端縁に熱反射板カバーを気密に連接する手段とし
て、溶接の他に、Oリングシール、ろう付けなどがあ
る。発熱体、熱反射板、熱反射板カバーには耐熱金属を
使用する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1の発明
において、熱反射板が複数枚積層されているものであ
る。熱反射板を複数枚積層すると、1枚のときと比べて
反射率が向上するので、発熱板の表面側を高温に加熱で
きる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2の発明において、発熱板を2枚の熱板で構成し、一方
の熱板の上面にヒータ溝を設け、このヒータ溝内に発熱
体を納めて他方の熱板を重ねたものである。発熱体をヒ
ータ溝に納めるようにすると、発熱体の取り付けが容易
である。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、下の熱板の重ね合わせ面に設けたヒー
タ溝内に絶縁材を詰めて、この絶縁材中に発熱体を埋め
込んだものである。ヒータ溝内に絶縁材を詰めて、この
絶縁材中に発熱体を埋め込むようにすると、発熱体にシ
ースヒータ線を使わなくてもよいので、ヒータ構造を簡
素化できる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4の発明
において、発熱体が白金または白金化合物で形成されて
いるものである。白金または白金化合物はカンタル線よ
りも融点が高いので、発熱板をより高温に加熱できる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5の発明において、発熱板の加熱領域を径方向に分割す
るために発熱体を領域分割し、領域分割された発熱体に
より加熱される発熱板の加熱領域の各部の温度を測定す
る温度センサを設けたものである。発熱体を領域分割し
て発熱板の加熱領域を分割すると、温度センサの出力に
応じて分割加熱領域の温度を分割制御でき、発熱板面内
の温度分布を均一化できる。
【0017】請求項7に記載の発明は、請求項6の発明
において、発熱板の加熱領域間に加熱領域間の熱伝導を
抑制する断熱溝を設けたものである。加熱領域間に断熱
溝を設けると、加熱領域間の熱影響を小さくすることが
できるので、発熱板面内の温度分布をより有効に制御す
ることができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7の発明において、熱反射板カバーの中央に開口部を設
け、この開口部に熱反射板カバーの内部と連通する筒状
の支柱を気密に取り付け、熱反射板カバー内から支柱内
にヒータリード線と温度センサリード線とを挿入したも
のである。リード線を挿通する支柱も熱反射カバーに気
密に取り付けるようにしたので、ヒータヘッド部のみな
らず、全体を真空の反応容器内で使用できる。
【0019】請求項9に記載の基板処理装置は、請求項
1〜8のいずれかのヒータユニットを反応容器内に備
え、反応容器内にガスを流し、ヒータユニットにより基
板を加熱して成膜又は熱処理するものである。ガスの回
り込みのないヒータユニットを用いているので、良質の
成膜又は熱処理ができ、歩留りが上がり、信頼性が向上
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0021】図1はヒータユニットの縦断面図であり、
加熱源となるヒータユニット24は、ヒータヘッド22
と支柱23とから構成される。ヒータヘッド22は、発
熱板25、ヒータ26、リフレクタ27、リフレクタカ
バー28から構成される。
【0022】発熱板25は、上下2枚の円形状の熱板3
1、32から構成される。上側の熱板31は、表面中央
にサセプタ2を載置する大径の凹み31bを有し、周端
縁31aを径方向外方に張り出した皿状をしている。下
側の熱板32は平板状をしており、その表面に渦巻き状
または同心円状のヒータ溝34が設けられる。熱板3
1、32にはステンレス、ハステロイ、インコネル(商
標)などの耐熱合金を使用する。
【0023】下側の熱板32に設けたヒータ溝34内に
発熱体としてのヒータ素線35が収容される。ヒータ素
線35は、ヒータ溝34内に詰めたMgOなどの絶縁材
36中に埋め込まれる。ヒータ素線35は白金または白
金ロジウムなどの白金化合物で形成する。上記ヒータ2
6は、ヒータ素線35とこれを埋め込んだ絶縁材36と
から構成される。
【0024】ヒータ素線35をヒータ溝34内に収容し
た下側熱板32の上に、上側熱板31を重ね合わせ、上
側熱板31の底部端縁と下側熱板32の端縁を溶接33
して一体化する。一体化して構成された発熱板25の全
体形状は、上側熱板31の周端縁31aを鍔状に残し、
下側熱板32分の厚みを底部に加えた底部の厚い皿状を
なす。
【0025】このような発熱板25の裏面側に発熱板2
5とは非接触にリフレクタ27を図4(a) と同様な固定
方法(リフレクタ27は従来と同様、ビス(図示しな
い)により基板32に取り付けられる)で設けて、この
リフレクタ27によりヒータ26からの輻射熱を発熱板
25の表側に反射させるようになっている。リフレクタ
27の周端縁27aは、発熱板25の立ち上がった側面
からの輻射熱も反射するように、発熱板25の側面を覆
うように断面L字に曲げられている。リフレクタ27は
1枚ではなく、複数枚、ここでは3枚設け、これらを非
接触に積層している。リフレクタ27にはステンレスな
どを使用する。
【0026】リフレクタ27をリフレクタカバー28で
覆い、リフレクタカバー28の外周を、径方向外方に張
り出した発熱板25の周端縁31aに沿って気密に溶接
37している。リフレクタカバー28は耐真空構造と
し、例えばハステロイなどの耐食合金で形成する。
【0027】ヒータヘッド22の所定位置に、発熱板2
5、リフレクタ27及びリフレクタカバー28を貫通し
て、ウェーハ突上げピン用パイプ38を差し込み、リフ
レクタカバー28に溶接39している。そして、このパ
イプ38は、ヒータユニットに少なくとも3箇所設けら
れる。
【0028】発熱板25には、発熱板25を径方向に複
数に分割した領域間、ここでは中央部Aと周辺部Bとの
2つの領域間に、中央部Aと周辺部B間の熱伝導を抑制
する断熱溝40が環状に設けられる。断熱溝40は、上
側熱板31及び下側熱板32の対応する部分に、それぞ
れ裏面から表面に向けて所定深さに掘られる。この断熱
溝40の内部は空でもよいが、MgOなどの断熱材を詰
め込むようにしてもよい。中央部Aの温度を測定する熱
電対41が下側熱板32の所定位置に設けられる。図示
されていないが、周辺部Bの温度を測定する熱電対も同
様に下側熱板32の所定位置に設けられる。
【0029】ヒータユニット24を構成する支柱23が
ヒータヘッド22の裏面中央に垂直に取り付けられる。
支柱23は筒状をしており、リフレクタカバー28の中
央に設けた開口部42に気密に溶接43され、リフレク
タカバー28内と連通するようになっている。支柱23
内には、リフレクタカバー28内の熱電対リード線44
とヒータリード線46とが挿通される。ヒータリード線
46はリード45をシースで覆ってシース構造としてい
る。なお、支柱23内には、複数本のガス導入管47が
走っており、そのガス導入管47を支柱23の上部で外
部に開口させ、ヒータヘッド22の下側をN2 パージで
きるようになっている。また、支柱23の下部にフラン
ジ48を取り付け、フランジ48により反応容器底部に
支柱23を取り付けてヒータユニット24を容器内に密
封するようになっている。
【0030】図2は発熱板25に埋め込んだヒータの説
明図である。渦巻き状に巻いたヒータ素線35を周方向
に2分割して、前述した発熱板の中央部Aと周辺部Bと
を加熱領域として独立に加熱できるようにする。ヒータ
素線35から引き出されるヒータリード線46は合計4
本となる。加熱領域中央部Aと周辺部Bとに設けた熱電
対の出力に応じて、分割した各ヒータ素線35に流す電
流を調整することにより、各部の温度を制御して、発熱
板面内の温度の均一化が図れるようになっている。
【0031】上述したように、ヒータユニット24のヒ
ータヘッド22は、リフレクタ全体を耐真空構造のリフ
レクタカバー28で覆い、発熱板25の周端縁31aと
気密に溶接して構成したので、リフレクタ27と発熱板
25との隙間、あるいはリフレクタ27同士の隙間に反
応ガスが回り込まず、発熱板25の裏面などに成膜する
ことがない。
【0032】また、ヒータ素線35に白金または白金化
合物を用いて高温加熱特性を向上し、かつリフレクタ2
7を3枚積層して反射率を向上させることによりヒータ
裏面側への輻射熱の逃げを大幅に低減したので、〜90
0℃の高温まで発熱板25を加熱できる。また、ヒータ
素線35を収納するヒータ溝34に、MgO粉などの絶
縁材を詰めて、そこにヒータ素線35を埋め込むように
して発熱板25との絶縁を取るようにしているので、シ
ースヒータ線を用いる必要がなく、ヒータ構造の簡素化
も図れる。
【0033】また、ヒータ26を周方向に二分割し、か
つ二分割されたヒータ26によりそれぞれ加熱される発
熱板25の加熱領域中央部Aと周辺部Bとの間に熱伝導
を抑制する断熱溝40を設けたので、発熱板25の中央
部Aと周辺部Bの温度を独立かつ確実に制御できる。こ
のため発熱板面内で温度バラツキが生じた場合でも、発
熱板面内の温度を均一化できる。
【0034】また、リフレクタカバー28を発熱板25
に溶接して気密にしたヒータヘッド22に、さらに支柱
23を気密に溶接して、ヒータユニット24を耐真空構
造にしたので、ヒータユニット全体を真空中で使用する
ことができる。
【0035】上記ヒータユニットは、例えば次のように
作成する。まず、下側の熱板32のヒータ溝34に白金
ロジウム等からなるヒータ素線35を入れてMgO粉か
らなる絶縁材36を詰める。下側の熱板32に上側の熱
板31を被せ、端縁を溶接33して一体化し、発熱板2
5を作る。発熱板25の所定位置に熱電対41を取り付
け、さらに3枚のリフレクタ27を組み付ける。リフレ
クタカバー28を発熱板25の周端縁31aに溶接37
する。ウェーハ突上げピン用パイプ38を発熱板25、
リフレクタ27及びリフレクタカバー28に設けた孔に
差し込み、リフレクタカバー28に溶接39してヒータ
ヘッド22を作る。このヒータヘッド22のリフレクタ
カバー28に支柱23を溶接43する。
【0036】このように作成したヒータユニットを、反
応容器内に組み込んでCVD装置を構成する。ヒータユ
ニット上に載置されるサセプタは、セラミックス、石英
等で構成され、その上に半導体ウェーハが載置される。
CVD装置は、まず反応容器内を真空引きするが、ヒー
タユニットは耐真空構造になっているため、真空引きに
耐えられる。ついで反応容器内にガスを流し、ヒータユ
ニットによりサセプタを介して基板を加熱して成膜又は
熱処理する。この装置は、上述したヒータユニットを有
しているので、より高温で、パーティクルフリーの成膜
ができる。
【0037】なお、本発明はプラズマCVD、減圧CV
D、常圧CVD、熱処理(アニール)に適用できる。ま
た、気密接続手段として溶接を用いたが、溶接の他にO
リングシール、ろう付けなどを用いてもよい。また、下
側の熱板にヒータ溝を設けるようにしたが上側の熱板に
ヒータ溝を設けるようにしてもよい。さらに、発熱板2
5を構成する熱板は2枚に限定されず、それ以上の枚数
の熱板を重ね合わせてもよい。また、発熱板のヒータを
2分割して加熱領域を2つに分けたが、それ以上に分割
してもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、熱反射板を覆う熱反射
板カバーを発熱板の端縁に気密に取り付けて、熱反射板
カバー内の熱反射板と発熱板との間に反応ガスが回り込
まないようにしたので、発熱板裏面などに成膜すること
がなくなり、パーティクルフリーになるので、基板に対
する成膜又は熱処理の品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のヒータユニットの縦断面図であ
る。
【図2】2分割されたヒータの配線図であり、(a) は平
面図、(b) はb−b断面図である。
【図3】CVD装置の概略構成図である。
【図4】従来のヒータユニットの説明図であり、(a) は
概略縦断面図、(b) はシースヒータ構造図、(c) はヒー
タ配線図である。
【符号の説明】
22 ヒータヘッド 23 支柱 24 ヒータユニット 25 発熱板 26 ヒータ 27 リフレクタ(熱反射板) 28 リフレクタカバー(熱反射板カバー) 31、31 熱板 33、37、43 溶接部 34 ヒータ溝 35 ヒータ素線(発熱体) 40 断熱溝 44 熱電対リード線 46 ヒータリード線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を加熱するヒータヘッドを有するヒー
    タユニットにおいて、 上記ヒータヘッドが、 発熱板と、 発熱板の内部に設けられ、発熱板を加熱する発熱体と、 発熱体から発熱板の裏面側に放出される輻射熱を表面側
    に反射させる熱反射板と、 熱反射板を覆うように発熱板の端縁に気密に取り付けら
    れた耐真空構造の熱反射板カバーとを備えたことを特徴
    とするヒータユニット。
  2. 【請求項2】上記熱反射板が複数枚積層されている請求
    項1に記載のヒータユニット。
  3. 【請求項3】上記発熱板を2枚の熱板で構成し、一方の
    熱板の上面にヒータ溝を設け、このヒータ溝内に発熱体
    を納めて他方の熱板を重ねた請求項1または2に記載の
    ヒータユニット。
  4. 【請求項4】上記ヒータ溝内に絶縁材を詰めて、この絶
    縁材中に発熱体を埋め込んだ請求項3に記載のヒータユ
    ニット。
  5. 【請求項5】上記発熱体が白金または白金化合物で形成
    されている請求項1ないし4のいずれかに記載のヒータ
    ユニット。
  6. 【請求項6】上記発熱体により加熱される発熱板の加熱
    領域を径方向に分割するために発熱体を領域分割し、 領域分割された発熱体により加熱される発熱板の加熱領
    域の各部の温度を測定する温度センサを設けた請求項1
    ないし5のいずれかに記載のヒータユニット。
  7. 【請求項7】上記発熱板の加熱領域間に加熱領域間の熱
    伝導を抑制する断熱溝を設けた請求項6に記載のヒータ
    ユニット。
  8. 【請求項8】熱反射板カバーの中央に開口部を設け、こ
    の開口部に熱反射板カバーの内部と連通する筒状の支柱
    を気密に取り付け、 熱反射板カバー内から支柱内にヒータリード線と温度セ
    ンサリード線とを挿通した請求項1ないし7のいずれか
    に記載のヒータユニット。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載のヒータユ
    ニットを反応容器内に備え、 反応容器内にガスを流し、ヒータユニットによりサセプ
    タを介して基板を加熱して成膜又は熱処理する基板処理
    装置。
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