JPH10326741A - 露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents
露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法Info
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- JPH10326741A JPH10326741A JP9150073A JP15007397A JPH10326741A JP H10326741 A JPH10326741 A JP H10326741A JP 9150073 A JP9150073 A JP 9150073A JP 15007397 A JP15007397 A JP 15007397A JP H10326741 A JPH10326741 A JP H10326741A
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
クの位置を精密に測定し、微細な電子回路パターンを逐
次作成する際に好適な露光装置及びそれを用いたデバイ
スの製造方法を得ること。 【解決手段】 レジストを塗布した被露光物体の位置情
報を検出するファインアライメント系からの信号を用い
て該被露光物体の位置合わせをして、その面上にパター
ンを形成する際、該ファインアライメント系は該被露光
物体又はそれを載置している基板に設けたアライメント
マークに励起光を照射する照射手段、該アライメントマ
ークの近傍に励起された近接場と相互作用させるプロー
ブ、該近接場に存在する近接場光をプローブを用いて受
光する光検出器、該光検出器からの信号を利用して該被
露光物体の位置情報を求める制御手段、そして該制御手
段からの信号に基づいて該被露光物体を駆動させて位置
合わせを行う駆動手段とを有していること。
Description
用いたデバイスの製造方法に関するものであり、特に半
導体IC,LSI,CCD,液晶パネル,磁気ヘッド等
の各種のデバイスを製造するステップアンドリピート方
式又はステップアンドスキャン方式を用いた投影露光装
置のようにマスクやウエハ等の物体に設けたアライメン
トマークの像を観察して該物体の位置情報を高精度に検
出し、該検出した位置情報に基づいて物体の位置合わせ
を行い、デバイスを製造する装置に好適なものである。
ては、投影パターン像の解像力の向上に伴って、露光装
置におけるウエハとレチクルを相対位置合わせするアラ
イメントについても高精度なアライメント系が必要とさ
れている。特に露光装置には高解像度の投影パターンが
得られると同時に高精度な位置情報が得られることが要
求されている。
路パターンを逐次形成してデバイスを製造する光加工機
(微細加工機)や物体面上の分子構造等の微細構造を高
精度に検査する検査機等においては物体の位置情報を検
出する位置検出装置を用い、それより得られた位置情報
を利用して該物体を駆動制御している。
えば特開平4−267536号公報,特開平4−186
716号公報、特開平8−321454号公報等では物
体面上にアライメントマークを設け、該アライメントマ
ークをアライメント光で照射し、該アライメントマーク
の光学像を観察系(TVカメラ等)で検出し、画像処理
を行うことによって、該物体の位置情報を検出してい
る。
体面上に回折格子を設け、該回折格子より生じる±n次
回折光を利用することによって物体の位置情報を検出し
ている。
イメントマークの位置を光学的に検出して物体の位置情
報を得る位置検出装置においては、アライメント光の波
長による光学像の拡がり,アライメント検出系の製造誤
差,アライメント光学系の収差等によって検出精度に限
界があり、例えばナノメートル以下とするのが大変困難
である。
マークに励起光を照射したときにその物体面上に形成さ
れる近接場にプローブを接近させ、このとき得られる近
接場光に基づく散乱光を検出することによって該物体の
位置情報を高精度に検出することができる半導体素子等
のデバイス製造用の微細加工機として好適な露光装置及
びそれを用いたデバイスの製造方法の提供を目的とす
る。
インアライメント系で検出し、該ファインアライメント
系からの信号を用いて該被露光物体の位置合わせをし
て、その面上に露光光を照射してパターンを形成する露
光装置において、該ファインアライメント系は該被露光
物体又は該被露光物体を載置している基板に設けたアラ
イメントマークに励起光を照射する照射手段、該アライ
メントマークの近傍に励起された近接場と相互作用させ
るプローブ、該近接場に存在する近接場光をプローブを
用いて受光する光検出器、該光検出器からの信号を利用
して該被露光物体の位置情報を求める制御手段、そして
該制御手段からの信号に基づいて該被露光物体を駆動さ
せて位置合わせを行う駆動手段とを有していることを特
徴としている。
よって前記被露光物体の位置情報を検出することができ
る検出可能範囲内に該被露光物体を追い込むプリアライ
メント系を有していること。
ていること。
制御していること。
記プリアライメント系は同一のアライメントマークを用
いて位置検出を行っていること。
微小ドットパターンからなること。
のレジスト膜厚より長いこと。
ること。
こと。等を特徴としている。
写した露光基板を現像処理工程を介してデバイスを製造
していることを特徴としている。
徴としている。
徴としている。
いる位置検出装置のファインアライメント系の検出原理
を示す要部概略図である。本発明で用いているファイン
アライメント系はアライメント光として励起光を物体面
(例えばウエハ面又はレチクル面)上に照射して、その
領域に近接場を形成している。光照射により物体中に生
じた分極の場は、物質構造によって形成される不均質で
非放射な局在電磁場であり、近接場とよばれ、その分極
間の局所的相互作用を光として表現したものが近接場光
である。このような近接場光は物体の表面近傍に該光の
波長オーダーの範囲に広がる。この近接場光に微小物体
を近づけると近接場が変化し、散乱光が生じる。
ることによって物体の光学情報分布を得ることにより、
分子オーダーの分解能を持って物体の位置情報を検出し
ている。
インアライメント系を構成している。このファインアラ
イメント系の分解能は近づける微小物体(プローブ)の
大きさで決まり、光の波長によらず、波長よりはるかに
小さいものまで分解できる。
系と、その位置検出可能な範囲内に物体を送り込むプリ
アライメント系とを利用して物体の位置情報をナノメー
トル以下の精度で検出して、これらのアライメント系を
有する位置検出装置によって物体の位置合わせを高精度
に行っている。
メント系の検出原理を示している。位置検出をしたい物
体(ウエハ)5上にアライメントマーク1を設けてい
る。
領域を励起光(アライメント光)6で照射する光照射手
段(照射手段)11,プローブ2,集光レンズ(レン
ズ)3、そして検出器4等の各要素で構成される近接場
光学系10でアライメントマーク1近傍の近接場8の光
分布を画像(近接場光学像)として検出している。
違いは物体5面上に設けたアライメントマーク1の上に
微小散乱体(プローブ)2が存在することである。光照
射手段11からの光(照射光)6は物体5面上に設けた
アライメントマーク1によって回折・散乱し、あるいは
吸収される。そしてアライメントマーク1の近傍に近接
場8が形成される。プローブ2はこの近接場8と相互作
用し、近接場8を変化させ、新しい近接場を形成する。
こに存在していた近接場光に基づいて散乱光9を発生さ
せて、レンズ3を通して検出器4で検出している。この
為、レンズ3はプローブ2から散乱される散乱光を集め
るだけであるので、結像機能の必要性はない。
ブ2の大きさや、そのアライメントマーク1からの距離
等で決まり、レンズ3の像性能にはよらない。このよう
な近接場光学系10により求めたアライメントマーク1
に基づく画像データを制御装置(制御手段)7により処
理し、解析してアライメントマーク1の位置情報を求
め、これにより物体5の位置情報を検出している。
テージ(ウエハステージ)12上に置かれ、ステージ駆
動系(駆動手段)13でその位置を制御している。
ライメント系による位置検出に先立ち、ファインアライ
メント系の計測レンジ内(位置検出可能な範囲内)にア
ライメントマークが来るように不図示の従来の光学的画
像処理法を用いたプリアライメント系によりプリアライ
メントを行ない、ステージ制御系13で送り込んでお
く。
された被露光物体を露光光で公知の方法で露光すること
により、ナノメートルオーダーの微細パターンを形成し
ている。
系を有する位置検出装置をステップアンドリピート方式
又はステップアンドスキャン方式の露光装置(投影露光
装置)に適用し、デバイスを製造するときの該露光装置
の実施形態1の要部概略図である。
ているウエハステージ12上にレジスト33を塗布した
ウエハ(被露光物体)5を載せ、先ず、プリアライメン
ト位置に於いて、プリアライメントを行なう。プリアラ
イメント系はレンズ39及び検出器40とを有し、ウエ
ハ5面上に設けたアライメントマーク1の画像を検出器
40で検出し、そのデータをもとに制御手段7により所
定の位置にアライメントマーク1が来るようにウエハス
テージ12をステージ駆動系13により駆動制御する。
テージ12を駆動し、該ウエハ5をそこに設けたアライ
メントマーク1がファインアライメント系の近接場光学
系10の計測領域内に来るように不図示のステージ干渉
計を利用して移動する。そこで、アライメントマーク1
を対象としてファインアライメント系で位置検出を行な
う。
に図1で示した位置検出用の励起光(アライメント光)
6を照射する光照射手段11,プローブ2,集光レンズ
3、そして検出器4で構成される近接場光学系10を用
いている。光照射手段11より照射された励起光(照明
光,波長1550nm)6はアライメントマーク1によ
って回折・散乱し、あるいは吸収される。プローブ2は
この近接場8と相互作用し、新しい場(近接場)を形成
する。このようにして変化した近接場に存在する近接場
光に基づく散乱光9をレンズ3を通して検出器4で検出
している。
りアライメントマーク1を励起光6の波長により、はる
かに短いナノメートルオーダーの分解能で位置検出して
いる。
は約1μmあり、レジスト33の下のアライメントマー
ク1からの近接場の領域がレジスト表面上の近傍まで広
がるように、アライメント光としてレジスト厚より長波
長の光(励起光)を用いている。
るようなシアフォース制御法により1nmの精度で制御
され、例えば図4に示すような、アライメントマーク1
の像を1nmの位置精度で検出している。そして位置ず
れを1nmの精度で制御している。
の要部概略図である。プローブ制御系はシアフォース制
御用の検出光17aを放射する光源17,検出光17a
の入射位置を検出する位置検出器18そしてプローブを
駆動させる圧電素子19、そして各種の要素の駆動制御
をする制御装置7を有している。
近接場光学系10は3次元的な配置となっており、アラ
イメントマーク1を中心に紙面の前後に相対的に所定の
角度回転して配置され、両者が機械的に干渉しないよう
に設定されている。プローブ2には先端径が10nmの
金の針を用いている。プローブ2とアライメントマーク
1との距離をナノメートルの精度で一定にする為、プロ
ーブ2をアライメントマーク1上で圧電素子19を用
い、微小振動させて共振周波数のずれ量を制御すること
によって、プローブ2とアライメントマーク1との距離
を一定に保っている。
ーブ2に垂直に照射し、プローブ2の両端を通過した光
を位置検出器18に入射させ、位置検出器18からの信
号を用いることによりプローブ2の振動を計測する方式
をとっている。尚、シアフォース制御用の検出光17a
としては波長は、630nmのLD(レーザーダイオー
ド)からの光を用い、位置検出系では不図示のアライメ
ント光の波長のみを透過するフィルターを用いることに
よりアライメント信号へのノイズ低減を図っている。
の説明図である。幅2μmで20μm×20μm角の中
央に幅2μmの十字マーク1aがあり、その中央に15
0nmのドットパターン1bが十字状に配列されている
ものである。プリアライメントでは大きな十字パターン
1a部分を用い、ファインアライメントに於いては同一
マークの中央のドットパターン1bを用いている。尚、
図中下にこの中央のドットパターン1bを拡大して示
す。
マーク1とのナノメートルオーダーの位置検出を行な
い、その信号をもとに、ウエハステージ12をステージ
駆動系13を用いて所望の位置に駆動させてウエハ5の
位置を制御している。そして露光光をウエハ5に照射す
ることにより、所望のパターン(微細パターン)をウエ
ハ5面上に形成している。
6はビームエクスパンダーであり、エキシマレーザ38
からのレーザ(露光光)を拡大して平行光束として射出
している。35はミラーで、ビームエクスパンダー36
からの露光光を反射してレチクル31に入射させてい
る。31はレチクルであり、その面上にはウエハ5に転
写すべきパターン34が形成されている。
38からの露光光で照明されたレチクル31面上のパタ
ーン34をウエハ5面上のレジスト33に縮小投影し
て、パターンを形成している。
上のパターン34をステップアンドリピート方式又はス
テップアンドスキャン方式によってウエハ5面上に順次
形成している。
ら露光に至るまでの動作を示すフローチャートである。
一要素として、金属性のプローブ2を用いて散乱光を検
出する方式を用いたが、ファイバーより成るプローブを
用い、ファイバー先端から近接場光(散乱光)を検出す
る方式を用いても良い。
時に近接場光を受光する所謂反射検出光モードを用いて
も良い。
ステージ(基板)上の複数箇所に設け、それぞれの位置
情報を見ることにより全体の露光ショットの位置を定め
る所謂グローバルアライメント系を用いても良く、これ
によればアライメント精度を向上させることができる。
ある。本実施形態では図2の実施形態1に比べてプリア
ライメント系とファインファインアライメント系の一部
を共通化することにより、同時に2つの系で計測するこ
とを行なっている点が異なっているだけで、その他の構
成は同じである。
し、ハーフミラー41を介してアライメントマーク1に
基づく光束をプリアライメント系の検出器40で検出し
ている。又アライメントマーク1近傍のと近接場光をフ
ァインアライメント系の検出器4で検出しており、その
他の構成は同じである。
図8は本発明の実施形態3におけるプローブ2近傍の拡
大説明図である。図7,図8において図2の実施形態1
で示した要素と同一要素には同符号を付している。
として微小粒子を光タラップして制御したものを用いて
いる。
光タラップされ、プローブ制御光(光タラップ光)24
により位置制御用の微小粒子をプローブ2として用いた
場合を示している。この微小粒子を実施形態1のプロー
ブと同様に図7に示すようにアライメントマーク1から
の近接場8中に置くことにより近接場が変化する場合を
示している。この変化した近接場8に存在する近接場光
による散乱光9をレンズ3を通して検出器4で検出して
いる。この微小粒子より成るプローブ2の位置を制御す
る為の光タラップ光学系は光タラップ光源22,レンズ
21,ハーフミラー20、そしてレンズ3等から構成さ
れている。
ーザー(波長1.06μm:100mW)を用いてい
る。光タラップ光源22から出射された光タラップ光2
4はレンズ21により集光され、ハーフミラー20で折
り曲げられ、近接場光学系10と共有化したレンズ3を
介し、プローブ2を照射している。プローブ2の微小粒
子として、ポリスチレン100nm径の球を用いてい
る。
るプローブ2に働く力の方向25を示している。集光さ
れた光タラップ光24は微小粒子より成るプローブ2に
よって散乱され、プローブ2自身はビーム電場分布の中
心、ビームフォーカス位置に引き寄せられ、方向25に
動き、フォーカス位置(ビームウエスト)で安定する。
よりやや下方にくるように不図示のフォーカス位置調整
手段により調整すると、プローブ2はアライメントマー
ク1の表面上にわずかに押しつけられる。その結果、プ
ローブ2とアライメントマーク1の表面間の距離は略0
に保つことができる。
い、不図示のフォーカス位置制御手段により画角500
nmのスキャンを行なうことにより、アライメントマー
ク1の位置情報をナノメートルの精度で得ている。
ングする前はプローブ2は不図示のフォーカス位置制御
手段によりウエハ5がセットされる位置より僅かに上方
に待機するような構成をとっている。その他の基本構成
は実施形態1と同様である。
ある。本実施形態で用いているファインアライメント系
及びプリアライメント系は図7の実施形態3と同じであ
る。
X線プロキシミティ露光装置に適用した場合を示してい
る。本実施形態において近接場光学系10によるアライ
メントマーク1の位置検出方法及び検出精度は図7の実
施形態3のファインアライメント系と同じである。
30nmのアライメント照射光を用いている。レジスト
33のレジスト厚は約0.5μmあり、レジスト33の
下のアライメントマーク1からの近接場の領域がレジス
ト表面上近傍まで広がるように、アライメント光として
レジスト厚より長波長の光を用いている。
たものと同様に微小粒子を光タラップして制御したもの
を用いた。プローブ2としての制御及びファインアライ
メント系については実施形態3と全く同様である。
ヵ所に設けたアライメントマークの位置情報から各露光
ショット位置の最適なステージ駆動位置を求め各露光位
置にステージ精度で送り込む、所謂グローバルアライメ
ントを用いている。マスクパターン34と露光装置との
アライメントは別途不図示のマスクアライメント系によ
って行なっている。
る。露光光はシンクロトロンから放射されるX線を用い
ている。波長は7〜13Åのものを用いた。X線は途中
不図示のX線ミラー系により露光画角50mmを均一に
照射されるように設計されている。1ショット当たり
0.5秒で露光を行なった。マスクフレーム42に取り
付けられたSiCより成る厚さ2μmのマスクメンブレ
ン31にタングステンの吸収体より成るパターン34で
構成されたものを用いた。マスクパターン34とウエハ
5との間隔は10μmに不図示のギャップ制御系で制御
し、プロキシミティー露光を行なっている。その後、ウ
エハを公知の現像処理工程を介してこれによりデバイス
を製造している。
である。本実施形態で用いているファインアライメント
系及びプリアライメント系は図7の実施形態3と同じで
ある。
(エレクトーンビームEB)を用いたEB露光装置に適
用した場合を示している。
るアライメントマーク1の位置検出方法及び検出精度は
図7の実施形態3のファインアライメント系と同じであ
る。
85nmのアライメント照射光を用いている。レジスト
33のレジスト厚は約0.4μmあり、レジスト33の
下のアライメントマーク1からの近接場の領域がレジス
ト表面上近傍まで広がるように、アライメント光として
レジスト厚より長波長の光を用いている。
たものと同様に微小粒子を光タラップして制御したもの
を用いた。プローブ2としての制御及びファインアライ
メント系については実施形態3と全く同様である。
ヵ所に設けたアライメントマークの位置情報からEB露
光位置の最適なステージ駆動位置を求めステージ精度で
送り込む、所謂グローバルアライメントを行なってい
る。
露光する。EB光源47より出射したEBは電子レンズ
43,44,45,46によりレジスト33上の所定の
位置に露光スポット48を形成し、その領域のレジスト
を感光する。不図示の電子ビーム制御系から所定の露光
パターンをウエハ上に描画するように指示を受け、対応
するビームを形成するように電子レンズ43、44、4
5、46が作用するようにしている。EB露光が完了し
たらウエハを公知の現像処理工程を介してこれによりデ
バイスを製造している。
iを主素材としたものを用いたが、その他GaAsを主
成分とするウエハや、ガラスの透明基板でも良く、ウエ
ハの材質によらずに露光可能である。
としてBO(Binary Optics)素子(微細
構造素子)の作成も可能である。透明基板からなるウエ
ハの場合は、アライメント励起光を透明基板内からアラ
イメントマークを全反射状態で照射することも可能であ
る。
体デバイスの製造方法の実施例を説明する。
の半導体チップ、或は液晶パネルやCCD等)の製造の
フローチャートである。
では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2
(マスク製作)では設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
の詳細なフローチャートである。まずステップ11(酸
化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(C
VD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
のデバイスを容易に製造することができる。
に設けたアライメントマークに励起光を照射したときに
その物体面上に形成される近接場にプローブを接近さ
せ、このとき得られる近接場光に基づく散乱光を検出す
ることによって該物体の位置情報を高精度に検出するこ
とができる半導体素子等のデバイス製造用の微細加工機
として好適な露光装置及びそれを用いたデバイスの製造
方法を達成することができる。
ークを検出する際、波長オーダーの分解能しかなかった
画像を、近接場光学系を組むことにより波長の100分
の1以下のナノメートルオーダーの分解能で得ることが
可能となり、サブナノメートルの位置検出が可能とな
り、露光装置に用いることにより高集積度のデバイスを
製造することができる。
置を用いれば、複雑な構造を持つ微細構造素子を、ナノ
メートルオーダーで容易に加工することができる。
検出原理の説明図
ブ制御の説明図
ローチャート
説明図
ト
ト
Claims (15)
- 【請求項1】 レジストを塗布した被露光物体の位置情
報をファインアライメント系で検出し、該ファインアラ
イメント系からの信号を用いて該被露光物体の位置合わ
せをして、その面上に露光光を照射してパターンを形成
する露光装置において、該ファインアライメント系は該
被露光物体又は該被露光物体を載置している基板に設け
たアライメントマークに励起光を照射する照射手段、該
アライメントマークの近傍に励起された近接場と相互作
用させるプローブ、該近接場に存在する近接場光をプロ
ーブを用いて受光する光検出器、該光検出器からの信号
を利用して該被露光物体の位置情報を求める制御手段、
そして該制御手段からの信号に基づいて該被露光物体を
駆動させて位置合わせを行う駆動手段とを有しているこ
とを特徴とする露光装置。 - 【請求項2】 前記露光装置は前記ファインアライメン
ト系によって前記被露光物体の位置情報を検出すること
ができる検出可能範囲内に該被露光物体を追い込むプリ
アライメント系を有していることを特徴とする請求項1
の露光装置。 - 【請求項3】 前記プローブは微小粒子から成っている
ことを特徴とする請求項1又は2の露光装置。 - 【請求項4】 前記微小粒子を光タラップにより制御し
ていることを特徴とする請求項3の露光装置。 - 【請求項5】 前記ファインアライメント系と前記プリ
アライメント系は同一のアライメントマークを用いて位
置検出を行っていることを特徴とする請求項2の露光装
置。 - 【請求項6】 前記アライメントマークの一部が微小ド
ットパターンからなることを特徴とする請求項5の露光
装置。 - 【請求項7】 前記励起光の波長が前記レジストのレジ
スト膜厚より長いことを特徴とする請求項1又は2の露
光装置。 - 【請求項8】 前記露光光が紫外光であることを特徴と
する請求項第1又は2の露光装置。 - 【請求項9】 前記露光光がX線であることを特徴とす
る請求項1又は2の露光装置。 - 【請求項10】 前記露光光が電子線であることを特徴
とする請求項1又は2の露光装置。 - 【請求項11】 前記被露光物体がSiウエハであるこ
とを特徴とする請求項1又は2の露光装置。 - 【請求項12】 前記被露光物体が透明基板であること
を特徴とする請求項1又は2の露光装置。 - 【請求項13】 請求項1から12のいずれか1項記載
の露光装置を用いて回路パターンを転写した露光基板を
現像処理工程を介してデバイスを製造していることを特
徴とするデバイスの製造方法。 - 【請求項14】 請求項1から12のいずれか1項記載
の露光装置を用いて製造したことを特徴とするデバイ
ス。 - 【請求項15】 請求項1から12のいずれか1項記載
の露光装置を用いて製造したことを特徴とする微細構造
素子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9150073A JPH10326741A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001209167A (ja) * | 2000-01-26 | 2001-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | フォトマスク、フォトマスクペア、半導体装置および半導体装置の製造方法 |
KR100417212B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2004-02-05 | 동부전자 주식회사 | 오버레이 측정 장치 및 이를 이용한 오버레이 측정 방법 |
JP2011114003A (ja) * | 2009-11-24 | 2011-06-09 | Hitachi High-Technologies Corp | 半導体検査装置の座標補正方法及び半導体検査装置 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9150073A patent/JPH10326741A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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