JPH10326464A - 情報処理装置および方法、記録媒体、オーサリングプログラムデータが記録されたコンピュータ可読記録媒体並びにオーサリングシステム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、オーサリングプログラムデータが記録されたコンピュータ可読記録媒体並びにオーサリングシステム

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JPH10326464A
JPH10326464A JP8076998A JP8076998A JPH10326464A JP H10326464 A JPH10326464 A JP H10326464A JP 8076998 A JP8076998 A JP 8076998A JP 8076998 A JP8076998 A JP 8076998A JP H10326464 A JPH10326464 A JP H10326464A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムをロードしている待ち時間に動画
を再生する。 【解決手段】 プログラムと動画データが交互に記録さ
れたCD−ROM等のストレージからシーケンシャルに
読み出されたデータは、デマルチプレクサ101によっ
てプログラムと動画データに分けられ、動画データはメ
インメモリ45のイメージデータ格納領域45aに格納
される。そして、MDEC47において伸張処理が施さ
れた後、バッファリング領域45cに転送され、GPU
49のフレームメモリ58に転送される。フレームメモ
リ58に1フレーム分の動画データが転送されると、ビ
デオ信号に変換された後、出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、記録媒体、オーサリングプログラムデータが記
録されたコンピュータ可読記録媒体並びにオーサリング
システムに関し、例えば、記録媒体に記録されたプログ
ラムをメインメモリにロードしている最中に、映像を表
示する情報処理装置および方法、記録媒体、オーサリン
グプログラムデータが記録されたコンピュータ可読記録
媒体並びにオーサリングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用コンピュータ(以下、単に家庭用
エンタテインメントシステムと称する)用のソフトウェ
アは、コストを制限し、量産を容易にするために、CD
−ROM等の光ディスクに記録された状態で供給される
ことが多い。また、最近では、ソフトウェアをDVD
(digital versatile disc)に記録した状態で供給する
ことも考えられている。さらに、流通コストを削減する
ために、ソフトウェアが通信端末からロードされる形態
もある。
【0003】また、例えば、記録媒体上において、先頭
が静止画や簡単なアニメーションを表示するためのデー
タ、次にプログラムデータとなる記録フォーマットの採
用により、プログラムのロード中に、静止画や簡単なア
ニメーションを表示装置に表示することを可能にしたシ
ステムがある。このようなシステムは、プログラムに関
連する静止画を、静止画表示用プログラムを用いて表示
したり、ディスクが回転するアニメーションをアニメー
ション表示を行うためのプログラムを用いて表示する。
これにより、ユーザは、現在、プログラムがロードされ
ている最中であることを認識できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プログ
ラムがロードされている最中に、静止画表示用のプログ
ラムの実行によって静止画を表示する方法や、アニメー
ション表示を行うためのプログラムの実行によって簡単
なアニメーションを表示する方法は、これらの表示用プ
ログラムデータをメインメモリにロードする必要があ
る。従って、表示用プログラムデータがロードされる分
だけ、ロード中のアプリケーションソフトウェアのプロ
グラムデータのロード先であるところのメインメモリの
領域が少なくなるので、記録媒体からのプログラムデー
タの読み出しと、読み出したプログラムデータのメイン
メモリへのロードが複数回に分けられて行われ、その分
だけロード時間が長くなってしまう。ロード時間が長く
なるとユーザを退屈させ、娯楽性を損なう可能性があ
る。
【0005】本発明はこのような問題を解決すべくなさ
れたものであり、プログラムがロードされている最中
に、ユーザが退屈しないようにすることにより、エンタ
テインメントシステム上で動作するアプリケーションの
娯楽性を損なうことがないようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録媒
体は、プログラムと動画データが各々所定の記録単位毎
に連続した領域に交互に記録されていることを特徴とす
る。
【0007】請求項2に記載の情報処理装置は、プログ
ラムを第1の記録単位に分割する第1の分割手段と、動
画データを第2の記録単位に分割する第2の分割手段
と、プログラムを分割した第1の記録単位および動画デ
ータを分割した第2の記録単位を所定の記録媒体の連続
した領域に交互に記録する記録手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】請求項3に記載の情報処理装置は、プログ
ラムと動画データが各々所定の記録単位毎に連続した領
域に交互に記録されている記録媒体から、プログラムと
動画データをシーケンシャルに読み出す読み出し手段
と、読み出し手段によって読み出されたプログラムをロ
ードするロード手段と、読み出し手段によって読み出さ
れた動画データを記憶する記憶手段と、ロード手段がプ
ログラムをロードしている間、記憶手段に記憶された動
画データを順次再生する再生手段と、ロード手段による
プログラムのロードが終了したとき、プログラムを起動
する起動手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の情報処理方法は、プログ
ラムと動画データが各々所定の記録単位毎に連続した領
域に交互に記録されている記録媒体から、プログラムと
動画データをシーケンシャルに読み出すステップと、読
み出されたプログラムを所定のメモリにロードするステ
ップと、読み出された動画データを記憶するステップ
と、プログラムをロードしている間、記憶された動画デ
ータを順次再生するステップと、プログラムのメモリへ
のロードが終了したとき、プログラムを起動するステッ
プとを備えることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載のオーサリングプログラム
データがコンピュータによって実行可能に記録されたコ
ンピュータ可読媒体は、入力されるプログラムデータが
第1のデータ長毎に記録媒体に記録されるプログラムデ
ータ記録ステップと、プログラムデータのデータ長が第
2のデータ長になったときに、プログラムデータをリー
ドする処理からイメージデータをリードする処理に、処
理が切り換えられる切り換えステップと、イメージデー
タのデータ長が所定長以上になったときに当該イメージ
データが記録されるイメージデータ記録ステップとを含
むことを特徴とする。
【0011】請求項11に記載のオーサリングシステム
は、イメージデータをコンピュータに入力するための画
像入力装置と、プログラムデータをコンピュータに入力
するための入力装置と、コンピュータと、コンピュータ
に接続され、コンピュータからの情報を画像として表示
する表示装置と、ユーザの指令をコンピュータに伝達す
るための入力装置と、オーサリングプログラムデータが
コンピュータによって実行可能に記録されたコンピュー
タ可読媒体とからなり、コンピュータによって実行可能
にコンピュータ可読媒体に記録されたオーサリングプロ
グラムデータは、入力されるプログラムデータが第1の
データ長毎に記録媒体に記録されるプログラムデータ記
録ステップと、プログラムデータのデータ長が第2のデ
ータ長になったときに、プログラムデータをリードする
処理からイメージデータをリードする処理に、処理が切
り換えられる切り換えステップと、イメージデータのデ
ータ長が所定長以上になったときに当該イメージデータ
が記録されるイメージデータ記録ステップとを含むこと
を特徴とする。
【0012】請求項1に記載の記録媒体においては、プ
ログラムと動画データが各々所定の記録単位毎に連続し
た領域に交互に記録されている。
【0013】請求項2に記載の情報処理装置において
は、第1の分割手段が、プログラムを第1の記録単位に
分割し、第2の分割手段が、動画データを第2の記録単
位に分割し、記録手段が、プログラムを分割した第1の
記録単位および動画データを分割した第2の記録単位を
所定の記録媒体の連続した領域に交互に記録する。
【0014】請求項3に記載の情報処理装置において
は、読み出し手段が、プログラムと動画データが各々所
定の記録単位毎に連続した領域に交互に記録されている
記録媒体から、プログラムと動画データをシーケンシャ
ルに読み出し、ロード手段が、読み出し手段によって読
み出されたプログラムをロードし、記憶手段が、読み出
し手段によって読み出された動画データを記憶し、ロー
ド手段がプログラムをロードしている間、再生手段が、
記憶手段に記憶された動画データを順次再生し、起動手
段が、ロード手段によるプログラムのロードが終了した
とき、プログラムを起動する。
【0015】請求項5に記載の情報処理方法において
は、プログラムと動画データが各々所定の記録単位毎に
連続した領域に交互に記録されている記録媒体から、プ
ログラムと動画データをシーケンシャルに読み出し、読
み出されたプログラムを所定のメモリにロードし、読み
出された動画データを記憶し、プログラムをロードして
いる間、記憶された動画データを順次再生し、プログラ
ムのメモリへのロードが終了したとき、プログラムを起
動する。
【0016】請求項6に記載のオーサリングプログラム
データがコンピュータによって実行可能に記録されたコ
ンピュータ可読媒体においては、プログラムデータ記録
ステップで、入力されるプログラムデータが第1のデー
タ長毎に記録媒体に記録され、切り換えステップで、プ
ログラムデータのデータ長が第2のデータ長になったと
きに、プログラムデータをリードする処理からイメージ
データをリードする処理に、処理が切り換えられ、イメ
ージデータ記録ステップで、イメージデータのデータ長
が所定長以上になったときに当該イメージデータが記録
される。
【0017】請求項11に記載のオーサリングシステム
においては、イメージデータをコンピュータに入力する
ための画像入力装置と、プログラムデータをコンピュー
タに入力するための入力装置と、コンピュータと、コン
ピュータに接続され、コンピュータからの情報を画像と
して表示する表示装置と、ユーザの指令をコンピュータ
に伝達するための入力装置と、オーサリングプログラム
データがコンピュータによって実行可能に記録されたコ
ンピュータ可読媒体とが設けられ、コンピュータによっ
て実行可能にコンピュータ可読媒体に記録されたオーサ
リングプログラムデータでは、プログラムデータ記録ス
テップで、入力されるプログラムデータが第1のデータ
長毎に記録媒体に記録され、切り換えステップで、プロ
グラムデータのデータ長が第2のデータ長になったとき
に、プログラムデータをリードする処理からイメージデ
ータをリードする処理に、処理が切り換えられ、イメー
ジデータ記録ステップで、イメージデータのデータ長が
所定長以上になったときに当該イメージデータが記録さ
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図3には、本発明の情報
処理装置が応用された家庭用エンタテインメントシステ
ムの一例が示されている。この家庭用エンタテインメン
トシステムは、エンタテインメントシステム本体2と、
このエンタテインメントシステム本体2に接続可能な操
作装置17および記録装置38で構成されている。
【0019】エンタテインメントシステム本体2は、図
1乃至図3に示されるように、略四角形状に形成され、
その中央の位置に、図4に示すような光ディスクの一種
であるCD−ROM(compact disc-read only memor
y)40(記録媒体に相当するディスク)が装着される
ディスク装着部3が設けられ、エンタテインメントシス
テム本体2の適宜位置に、ユーザが、動作中のアプリケ
ーションを任意にリセットするためのリセットスイッチ
4、ユーザが電源のオン/オフをするための電源スイッ
チ5、ユーザがディスクの装着を操作するためのディス
ク操作スイッチ6、ユーザが動作中のアプリケーション
上で操作を行うための操作装置17およびアプリケーシ
ョン上の各種設定情報などが記録される記録装置38が
接続される接続部7A,7Bが夫々設けられている。
【0020】図2および図3に示されるように、接続部
7Aおよび7Bは、上下に2段に形成されている。接続
部7A,7Bの上段部には、記録装置38が接続される
記録挿入部8が設けられ、下段部には、操作装置17が
接続される接続端子挿入部12が設けられている。
【0021】記録挿入部8は、横方向に長い長方形状の
挿入孔と、その内部に記録装置38が挿入されるメモリ
用接続端子部(図示せず)を有している。また、図2に
示すように、記録挿入部8には、記録装置38が接続さ
れていないときにメモリ用接続端子部を埃などから保護
するためのシャッタ9が設けられている。なお、記録装
置38は、電気的に書換え可能なROMを有しており、
メインCPU44により、アプリケーションソフトウェ
アの内容に関連するデータが記録される。
【0022】記録装置38は、ユーザが記録装置38の
先端でシャッタ9を内側方向に押し、さらに、記録装置
38を挿入孔に押し込むことによって、メモリ用接続端
子部に接続される。
【0023】図2に示されるように、接続端子挿入部1
2は、横方向に長い長方形形状の挿入孔と、操作装置1
7の接続端子部26を接続するための接続端子12Aを
有している。
【0024】図1に示されるように、操作装置17は、
ユーザが両手の掌で挟持したときに、ユーザの5本の指
を自由自在に動かして操作することができる構造であ
り、左右対称に配置された操作部18,19、操作部1
8,19の中間部に夫々設けられたセレクトスイッチ2
2およびスタートスイッチ23、操作部18,19の前
面側に夫々配置された操作部24,25、この操作装置
17とエンタテインメントシステム本体2との接続のた
めの接続端子部26並びにケーブル27を有している。
【0025】図5は、上述のエンタテインメントシステ
ム本体2の内部の電気的構成の一例を示している。
【0026】エンタテインメントシステム本体2は、メ
インバス41とサブバス42からなる2本のバスを有し
ている。これらのバスは、サブバスインタフェース(S
BUSIF)43を介して互いに接続されている。
【0027】メインバス41には、マイクロプロセッサ
や第1ベクトル処理装置(VPE(vector processing
engine)0)などで構成されるメインCPU(central
processing unit)44(起動手段)、RAM(random
access memory)で構成されるメインメモリ45、メイ
ンダイレクトメモリアクセスコントローラ(メインDM
AC(direct memory access controller))46、M
PEG(Moving Picture Experts Group)デコーダ(M
DEC)47、第2ベクトル処理装置(VPE1)4
8、およびGPUIF(graphical processing unit in
terface)72を介して画像処理装置(GPU)49
(再生手段)が夫々接続されている。GPU49には、
CRTC(CRT controller)84が設けられている。ま
た、GPU49には、フレームメモリ58が接続されて
いる。
【0028】一方、サブバス42には、マイクロプロセ
ッサなどで構成されるサブCPU50、RAMで構成さ
れるサブメモリ51、サブDMAC52、オペレーティ
ングシステムなどのプログラムデータが記憶されている
ROM53、音声処理装置(SPU(sound processing
unit))54、通信制御部(ATM)55、ディスク
装着部3を兼ねるCD−ROMドライブ56、入力部5
7が夫々接続されている。そして、入力部57の接続端
子12Aには、操作装置17が接続される。
【0029】SBUSIF43は、メインバス41とサ
ブバス42を接続し、メインバス41から供給されるデ
ータをサブバス42に出力するとともに、サブバス42
から供給されるデータをメインバス41に出力する。
【0030】メインCPU44は、エンタテインメント
システム本体2の起動時に、サブバス42に接続されて
いるROM53から、SBUSIF43を介して起動プ
ログラムを読み込み、その起動プログラムを実行するこ
とによって、オペレーティングシステムを動作させる。
【0031】また、メインCPU44は、CD−ROM
ドライブ56にデータの読み出しを要求することによ
り、CD−ROMドライブ56にセットされたCD−R
OM40に記録されているアプリケーションプログラム
やデータを取得し、メインメモリ45に記憶させる。
【0032】また、メインCPU44は、第1ベクトル
処理装置(VPE0)と共同して、CD−ROM40か
ら読み出された、複数の基本図形(ポリゴン)で構成さ
れた3次元オブジェクトのデータ(ポリゴンの頂点(代
表点)の座標値など)から、非定型処理用のデータ(ポ
リゴン定義情報)を生成する。第1ベクトル処理装置
(VPE0)71は、浮動小数点の実数を演算する複数
の演算素子を有し、並列に浮動小数点演算を行う。
【0033】即ち、メインCPU44と、第1ベクトル
処理装置71は、ジオメトリ処理のうち、ポリゴン単位
で細かい操作を行う必要のある処理、例えば、木の葉が
風で揺れる様子や、自動車のフロントウィンドウの雨の
滴等を表すためのポリゴンのデータを生成する等の処理
を行う。そして、演算によって求められた頂点情報やシ
ェーディングモード情報等のポリゴン定義情報を、パケ
ットとしてメインバス41を介してメインメモリ45に
供給する。
【0034】ポリゴン定義情報は、描画領域設定情報と
ポリゴン情報とからなる。そして、描画領域設定情報
は、描画領域のフレームメモリ上でのオフセット座標、
即ち、フレームメモリ上のアドレスと、ポリゴンの座標
が描画領域の外部を示す場合に、そのポリゴンの座標が
示す描画範囲の描画をキャンセルするための描画クリッ
ピング領域の座標からなる。また、ポリゴン情報は、ポ
リゴン属性情報と頂点情報とからなる。ここで、ポリゴ
ン属性情報は、シェーディングモード、αブレンディン
グモード、およびテクスチャマッピングモード等を指定
する情報であり、頂点情報は、頂点描画領域内座標、頂
点テクスチャ領域内座標、および頂点色等の情報であ
る。
【0035】一方、第2ベクトル処理装置(VPE1)
48は、第1ベクトル処理装置71の場合と同様に、浮
動小数点の実数を演算する複数の演算素子を有し、並列
に浮動小数点演算を行う。そして、操作装置17の操作
とマトリクスの操作で画像を生成できるもの、即ち、V
PE1においてプログラムが可能な程度の比較的簡単な
処理(定型処理)を行うためのデータのデータ(ポリゴ
ン定義情報)を生成する。第2ベクトル処理装置48
は、例えば、ビルや車等の簡単な形状の物体に対する透
視変換、平行光源計算、2次元曲面生成等の処理を行
う。第2ベクトル処理装置48は、生成したポリゴン定
義情報をGPUIF72に供給する。
【0036】GPUIF72は、メインCPU44の制
御により、メインメモリ45からメインバス41を介し
て供給されるポリゴン定義情報、および第2ベクトル処
理装置48から供給されるポリゴン定義情報を、これら
のデータ間でデータの衝突がないように処理タイミング
を調整しながらGPU49に供給する。
【0037】GPU49は、GPUIF72を介して供
給されたポリゴン定義情報に基づいて、フレームメモリ
58にポリゴンを用いた三次元を表現する画像(以下、
ポリゴン画像と称する)を描画する。GPU49は、フ
レームメモリ58をテクスチャメモリとしても使用でき
るため、フレームメモリ上のピクセルイメージをテクス
チャとしてポリゴンに貼り付けるテクスチャマッピング
処理を行うことができる。
【0038】メインDMAC46は、メインバス41に
接続されている各回路を対象として、DMA転送などの
制御を行う。また、メインDMAC46は、SBUSI
F43の状態に応じて、サブバス42に接続されている
各回路を対象としてDMA転送などの制御を行うことも
できる。また、MDEC47は、メインCPU44と並
列に動作し、MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)方式あるいはJPEG(Joint Photographic Expert
s Group)方式等で圧縮されたデータを伸張する。
【0039】サブCPU50は、ROM53に記憶され
ているプログラムに従って各種動作を行う。サブDMA
C52は、SBUSIF43がメインバス41とサブバ
ス42を切り離している状態においてのみ、サブバス4
2に接続されている各回路を対象としてDMA転送など
の制御を行うことができる。
【0040】SPU54は、サブCPU50やサブDM
AC52から供給されるサウンドコマンドに対応する音
声データをサウンドメモリ59から読み出し、これをオ
ーディオ出力として出力する。オーディオ出力は、増幅
回路201を介してスピーカ202から音声として出力
される。
【0041】通信制御部(ATM)55は、公衆回線等
に接続され、その回線を介してデータの送受信を行う。
【0042】入力部57は、操作装置17をエンタテイ
ンメントシステム本体2に接続するための接続端子部1
2A、他の装置(図示せず)からの画像データをエンタ
テインメントシステム本体2に入力するためのビデオ入
力回路82、および他の装置からの音声データをエンタ
テインメントシステム本体2に入力するためのオーディ
オ入力回路83を有している。
【0043】図6は、本発明の情報処理装置が応用され
た記録装置(オーサリングシステム)の構成例を示すブ
ロック図である。
【0044】図6に示されるように、オーサリングシス
テムは、マスタディスクに記録されるプログラムデータ
を入力するためのプログラム入力装置91、マスタディ
スクに記録されるイメージデータ(動画データ)を入力
するためのイメージデータ入力装置92、イメージデー
タ入力装置92を介して供給されるイメージデータをエ
ンコードするためのエンコーダ93、エンコーダ93か
ら供給されるイメージデータに対しスクランブル処理を
施すためのスクランブラ94、プログラム入力装置91
を介して供給されるプログラムデータ、およびスクラン
ブラ94から供給されるイメージデータを所定のタイミ
ングで切り替えて出力するためのセレクタ95、セレク
タ95から出力されたプログラムおよびイメージデータ
に対し、データの属性を示す(プログラムであるかイメ
ージであるかを示す)IDと、これらのデータが記録さ
れるマスタディスク上でのアドレス付加するための記録
データ生成部96、記録データ生成部96から供給され
るデータをマスタディスクに記録するための記録装置9
7、およびプログラム入力装置91、イメージデータ入
力装置92、エンコーダ93、スクランブラ94、記録
データ生成部96および記録装置97に対しタイミング
信号を供給して処理タイミングを制御すると共に、セレ
クタ95に対しセレクト信号を供給することにより、セ
レクタ95におけるプログラムデータおよびイメージデ
ータの選択を制御するための制御部98から構成され
る。
【0045】ここで、エンコーダ93は、例えばMPE
G等の方式によりイメージデータの圧縮を行う。
【0046】次に、その動作について説明する。プログ
ラム入力装置91を介して入力されたプログラムデータ
は、セレクタ95に供給される。また、そのプログラム
に関連するイメージデータがイメージデータ入力装置9
2を介して入力される。入力されたイメージデータは、
エンコーダ93に供給される。エンコーダ93に供給さ
れたイメージデータは、MPEG等の方式による圧縮処
理が施され、スクランブラ94に供給される。スクラン
ブラ94に供給されたイメージデータはスクランブル処
理が施された後、セレクタ95に供給される。
【0047】セレクタ95に供給されたプログラムおよ
びイメージデータは、制御部98から供給されるセレク
ト信号に基づくタイミングで切り替えられて交互に出力
される。例えば、プログラムデータのデータ長が3に対
してイメージデータのデータ長が1割合となるよう交互
に出力される。出力されたプログラムおよびイメージデ
ータは、記録データ生成部96において、IDおよびア
ドレスが付加される。
【0048】以上のようにして生成された記録データ
は、記録装置97に供給され、マスタディスクに記録さ
れる。そして、マスタディスク(の表面の凹凸)からス
タンパが作成され、さらにそのスタンパから多数のレプ
リカディスクとしてのCD−ROMが作成される。尚、
記録装置97は、CD−ROMライターでも良く、その
場合には、直接レプリカディスクとしてのCD−ROM
が作成される。
【0049】図7は、このようにして生成されたCD−
ROM40の記録データのフォーマットを示している。
記録データは、セクタ(=2048バイト)単位で生成
され、上述したように、各セクタの先頭には、そのデー
タの属性を表すIDと、それが記録されるマスタディス
ク上でのアドレスが挿入される。そして、例えば、プロ
グラムデータのデータ長が3に対してイメージデータの
データ長が1の割合で、CD−ROM40に記録され
る。
【0050】次に、図8および図9を参照して、プログ
ラムおよびイメージデータが図7に示すようなフォーマ
ットで交互に記録されたCD−ROMからプログラムが
ロードされるときのメインメモリ45、MDEC47、
およびフレームメモリ58の動作を説明する。
【0051】例えば、CD−ROM等のストレージに記
録されたデータ(プログラムと画像データからなる)が
読み出され、デマルチプレクサ101に供給される。デ
マルチプレクサ101に供給されたデータは、1セクタ
毎にその先頭に付加されたIDに基づいて、プログラム
とイメージデータに分けられる。イメージデータは、図
8に示すようにメインメモリ45のイメージデータ格納
領域45a(記憶手段)に記憶され、プログラムデータ
は図9に示すようにプログラム格納領域45b(ロード
手段)に記憶される。
【0052】イメージデータ格納領域45aに記憶され
たイメージデータは、順次MDEC47に供給され、伸
張処理、およびデスクランブル処理が施される。伸張さ
れたイメージデータは、メインメモリ45内に設けられ
た所定のバッファリング領域(Decoded Image Buffer)
45cに記憶される。そして、バッファリング領域45
cから読み出されたイメージデータは、GPUIF72
を介してGPU49のフレームメモリ58に供給され
る。1フレーム分の画像データがフレームメモリに記憶
される毎に、CRTC84の制御により、対応するビデ
オ信号が出力され、TVモニタ等の画面に表示される。
この動作が繰り返されることにより、動画が表示され
る。
【0053】図9に示すように、プログラムデータがプ
ログラム格納領域45bに供給されている間も、それと
並行して、メインメモリ58のイメージデータ格納領域
45aに記憶されているイメージデータがMDEC47
によって読み出され、伸張処理およびデスクランブル処
理が施された後、メインメモリ58内の所定のバッファ
リング領域45cに供給され、記憶される。そして、バ
ッファリング領域45cに記憶されたイメージデータ
は、メインバス41、GPUIF72を介して、GPU
49に接続されたフレームメモリ58に供給され、記憶
される。1フレーム分の画像データがフレームメモリ5
8に記憶される毎に、CRTC84の制御により、対応
するビデオ信号が出力され、TVモニタ等の画面に表示
される。
【0054】次に、図10および図11のフローチャー
トを参照して、その詳細な動作について説明する。最初
に、CD−ROM40に複数のプログラムが記録されて
いる場合、ユーザは、CD−ROM40に記録されてい
るプログラムの中から所定のプログラムのロードを指定
する必要がある。まず、ステップS1では、メインCP
U44が、ユーザによる、所定のプログラムのロードの
指示を受け付ける。次に、ステップS2において、メイ
ンCPU44は、CD−ROMドライブ56に挿入され
たCD−ROM40から、ユーザによって指定されたプ
ログラムと関連するイメージデータからなるデータを1
セクタ分だけ読み出す。
【0055】ステップS3においては、メインCPU4
4は、読み出したデータのIDに基づいて、そのデータ
がプログラムであるか否かを判定する。メインCPU4
4は、プログラムであると判定すると、ステップS4に
進み、読み出したプログラムをメインメモリ45のプロ
グラム格納領域45bに記憶する。一方、メインCPU
44は、読み出したデータがプログラムではなく、イメ
ージデータであると判定された場合、ステップS5に進
み、読み出したイメージデータをメインメモリ45のイ
メージデータ格納領域45aに記憶する。
【0056】ステップS6において、メインCPU44
は、ユーザによって指示されたプログラムデータをすべ
てメインメモリ45にロードしたか否かを判定する。メ
インCPU44は、メインメモリ45にユーザによって
指示されたプログラムをすべてロードしていないと判定
した場合、ステップS7に進み、CD−ROM40から
次の1セクタ分のデータを読み出し、ステップS3に戻
り、ステップS3より以降の処理を繰り返し実行する。
【0057】一方、メインCPU44が、ステップS6
において、ユーザによって指示されたプログラムがすべ
てメインメモリ45にロードされたと判定した場合、ス
テップS8に進み、メインメモリ45のプログラム格納
領域45bにロードされたプログラムを起動する。これ
により、プログラム起動時の処理が終了する。
【0058】一方、メインメモリ45のイメージデータ
格納領域45aに記憶されたイメージデータは、メイン
CPU44により、上記処理とは並行して処理される。
以下、図11を参照して、プログラムのロード中に行わ
れる動画再生処理について説明する。
【0059】最初に、ステップS21において、メイン
CPU44の制御のもとに、メインDMAC46は、メ
インメモリ45のイメージデータ格納領域45aに記憶
されているイメージデータを読み出し、MDEC47に
転送する。次に、ステップS22において、MDEC4
7は、イメージデータ格納領域45aより供給されたイ
メージデータに対して伸張処理等を施し、復号処理を行
う。復号処理されたイメージデータは、ステップS23
において、メインメモリ45内のバッファリング領域4
5cに転送され、記憶される。
【0060】ステップS24においては、メインメモリ
45のバッファリング領域45cに転送されたイメージ
データは、メインDMAC46の制御により、メインバ
ス41を介してGPUIF72に供給され、GPU49
のフレームメモリ58に転送される。
【0061】ステップS25では、メインCPU44
は、メインメモリ45のイメージデータ格納領域45a
に記憶されているすべてのイメージデータの復号と、フ
レームメモリ58への転送が終了したか否かを判定す
る。メインCPU44は、メインメモリ45のイメージ
データ格納領域45aに記憶されているすべてのイメー
ジデータの復号と、フレームメモリ58への転送が終了
していないと判定した場合、ステップS26に進み、メ
インDMAC46を制御して、メインメモリ45のイメ
ージデータ格納領域45aに記憶されている次のイメー
ジデータをMDEC47に転送させる。その後、メイン
CPU44は、ステップS22に戻り、ステップS22
以降の処理が繰り返し実行される。
【0062】一方、メインCPU44は、メインメモリ
45のイメージデータ格納領域45aに記憶されている
すべてのイメージデータの復号と、フレームメモリ58
への転送が終了したと判定された場合、処理を終了す
る。
【0063】フレームメモリ58に転送されたイメージ
データは、CRTC84の制御により1フレーム分の転
送が終了する度に、ビデオ信号に変換された後、出力さ
れ、所定の画面に表示される。これにより、プログラム
のロード中に動画が表示される。
【0064】そして、図10のステップS8において、
プログラムが起動された後、引き続いて、メインCPU
44により、プログラムが実行される。従ってユーザ
は、所望のゲームをプレイすることができる。
【0065】以上のようにして、プログラムの起動時、
プログラムがロードされている待ち時間に、プログラム
に関連した動画が再生される。従って、ユーザが待ち時
間に退屈しないようにすることができる。
【0066】例えば、自動車レースを題材にしたゲーム
の場合、プログラムのロード中に表示される動画として
は、例えば、視点がコースの上に設定されると共に、移
動され、最終的にスタート地点に到達移動されるような
動画が表示可能である。また、ゲーム中に選択されたコ
ースを表示するためのデータやプログラムのロード中
に、視点が、選択されたコースの上に設定されると共
に、移動され、最終的にスタート地点に到達移動される
ような動画が表示可能である。
【0067】また、例えば、著作権表示のための文字や
特定の意匠、あるいは社標等の画像のパターンが、イメ
ージデータの所定のフレームの所定の領域に記録され、
それと同一のパターンがROM53等に記憶され、再生
時に、所定のフレームの所定の領域内に記録された画像
のパターンと、ROM53に予め記憶させておいた参照
パターンとが比較され、両者が一致しない場合、プログ
ラムのロードが中止される構成も取り得る。
【0068】これにより、例えば、CD−ROM40に
記録されているイメージデータの著作権表示が消去され
た上で、そのイメージデータおよびプログラムがコピー
されて作成されたCD−ROM40が販売された場合、
そこに記録されたプログラムが起動されないようにする
ことができ、これによって、不正なディスクが排除され
る。
【0069】なお、上記実施の形態においては、プログ
ラムおよびイメージデータがCD−ROMに記録される
場合について説明したが、DVDやその他の記録媒体に
記録することも可能である。
【0070】また、上記実施の形態においては、家庭用
エンタテインメントシステムに本発明を適用した場合に
ついて説明したが、コンピュータがCD−ROMに記録
されたプログラムを起動する場合等にも本発明を適用す
ることが可能である。
【0071】次に、図12および図13を参照して、本
発明の他の実施の形態について説明する。図12は、コ
ンピュータ、周辺機器およびオーサリングソフトウェア
プログラムデータの記録されたコンピュータが読み取
り、実行の可能な記録媒体からなるオーサリングシステ
ムの構成例を示す構成図、図13は、上記ソフトウェア
プログラムの実行によって行われるオーサリングの処理
を説明するためのフローチャートである。以下の説明に
おいて、「ロード中データ」、「非ロード中データ」と
いう言葉を用いる。ロード中データは、プログラムデー
タのロード中にイメージデータを表示するために数パケ
ット分のプログラムデータと、1パケット分のイメージ
データが交互に並べられるデータを示す。「非ロード中
データ」は、プログラムデータのみ、イメージデータの
み、若しくはその他のデータまたはプログラムデータと
イメージデータが交互に配列されないデータを示す。
【0072】図12に示されるオーサリングシステム
は、CPU300、アドレス、データおよびコントロー
ルバスからなるバス301、ROM302、並びにRA
M303からなるコンピュータに、周辺機器が接続さ
れ、更に、記録媒体312から読み出されたオーサリン
グソフトウェアプログラムデータが上記RAM303に
ロードされることによって動作可能な状態となる。バス
301には、光ディスクドライブ304、入出力ポート
305を介してマスタディスクを作成するための記録装
置97、画像入力装置306、キーボード307、ポイ
ンティングデバイス308、CRT309、ハードディ
スクドライブ310、記録媒体リーダ311が夫々接続
される。
【0073】ここで、リーダ311は、記録媒体312
によって異なる。記録媒体312がフレキシブルディス
ク、リムーバブルハードディスク、光ディスク、半導体
メモリの場合には、リーダ311は、夫々フレキシブル
ディスクリーダ、リムーバブルハードディスクドライ
ブ、光ディスクドライブ、半導体メモリリーダとなる。
この例では、プログラムデータの供給元として、光ディ
スクドライブ304や、フレキシブルディスクやリムー
バブルハードディスクのドライブ等のリーダ311が用
いられる。また、画像入力装置306としては、例えば
ビデオキャプチャーボード、ビデオテープレコーダ、画
像入力インターフェースが好ましい。
【0074】記録媒体312がリーダ311にセットさ
れると、記録媒体312からオーサリングソフトウェア
プログラムデータが読み出され、RAM303にロード
される。これによって、CPU300は、一点鎖線で示
されるブロック内の各機能を有する。タイミングコント
ローラ312aは、外部機器と自機との同期をとるため
の機能である。エンコーダ312bは、MPEG等の方
式によりイメージデータを圧縮するための機能である。
スクランブラ312cは、エンコードされたイメージデ
ータに対しスクランブル処理を施すための機能である。
カウンタ312dは、1パケット分のデータ量、パケッ
ト数、ロード中データの長さに対応したパケット数、非
ロード中データの長さに対応したパケット数およびロー
ド中および非ロード中データの長さに対応したパケット
数を夫々カウントするための機能である。セレクタ31
2eは、プログラムデータの処理およびイメージデータ
の処理を切り換えるための機能である。記録データ生成
部312fは、1パケット分のプログラムデータ、1パ
ケット分のスクランブル処理されたイメージデータに対
し、夫々IDおよびアドレスを付加する。IDおよびア
ドレスの付加された1パケット分のプログラムデータお
よびイメージデータは、例えばハードディスクドライブ
上に、マスタディスク上の記録順序と同じ順序で記録さ
れる。図6と同様に、マスタディスクの作成の際は、ハ
ードディスクドライブから順次読み出された記録用のデ
ータが、記録装置97に供給され、マスタディスク上に
記録される。
【0075】次に、図13を参照して、図12に示した
オーサリングシステムの動作について説明する。
【0076】ステップS11ではレジスタ、RAM30
3、パラメータ等が初期化される。次にステップS12
では、CPU300が、オペレータから開始を示す指示
が有るか否かを判断し、「YES」と判断した場合には
ステップS13に移行する。ステップS13では、タイ
ミングコントローラ312aの制御の元に、セレクタ3
12eがプログラムデータのリードを開始する。これに
より、CPU300は、プログラムデータのリードを行
う。リードされたプログラムデータは、RAM300に
記憶される。ステップS14では、CPU300が、カ
ウンタ312dのカウントしたカウント値が1パケット
分のカウント値に対応した値か否かを判断し、「YE
S」であればステップS15に移行し、「NO」であれ
ば再びステップS13に移行する。
【0077】ステップS15では、記録データ生成部3
12fが、1パケット分のプログラムデータの先頭にI
Dおよびアドレスデータを付加する。そして、CPU3
00が、IDおよびアドレスデータの付加されたプログ
ラムデータをハードディスクドライブ310に転送する
と共に、ライトコマンドをハードディスクドライブ31
0に対し発行する。これによって、IDおよびアドレス
データの付加された1パケット分のプログラムデータは
ハードディスクドライブ310に記録される。続いて、
ステップS16では、カウンタ312dがパケット数を
示す変数Pに「1」を加算する。続くステップS17で
は、CPU300が、カウンタ312dのカウントした
カウント値が3パケット分以上のカウント値に対応した
値か否かを判断し、「YES」であればステップS18
に移行し、「NO」であれば再びステップS13に移行
する。
【0078】ステップS18では、カウンタ312d
が、パケット数を示す変数Pの値をリセットして0にす
る。ステップS19ではセレクタ312eが、プログラ
ムデータのリード処理を停止する。ステップS20で
は、タイミングコントローラ312aの制御の元に、セ
レクタ312eが、イメージデータのリードを開始す
る。画像入力装置306からのイメージデータは、順次
RAM303に記憶される。続いてステップS21では
エンコーダ312bが、RAM303に記憶されている
イメージデータに対し、例えばMPEG方式等に基づい
たエンコード処理を施す。続くステップS22では、ス
クランブラ312cが、エンコード処理の施されたイメ
ージデータに対し、スクランブル処理を施す。ステップ
S23では、CPU300が、カウンタ312dがカウ
ントしたカウント値が、1パケット分のカウント値に対
応した値か否かを判断し、「YES」であればステップ
S24に移行し、「NO」であれば再びステップS20
に移行する。
【0079】ステップS24では、記録データ生成部3
12fが、1パケット分のイメージデータの先頭にID
およびアドレスデータを付加する。そして、CPU30
0が、IDおよびアドレスデータの付加されたイメージ
データをハードディスクドライブ310に転送すると共
に、ライトコマンドをハードディスクドライブ310に
対し発行する。これによって、IDおよびアドレスデー
タの付加された1パケット分のイメージデータは、ハー
ドディスクドライブ310に記録される。ステップS2
5では、CPU300が、カウンタ312dからのカウ
ント値が、所定長分のカウント値に対応した値か否かを
判断し、「YES」であればステップS26に移行し、
「NO」であれば再びステップS13に移行する。
【0080】ステップS26では、CPU300が、カ
ウンタ312dからのカウント値が、全記録長の長さ分
に対応した値か否かを判断し、「YES」であれば終了
し、「NO」であればステップS27に移行する。ステ
ップS27では、非ロード中データの記録が行われる。
ステップS28では、CPU300が、ロード中データ
が有るか否かをカウンタ312dからのカウント値に基
づいて判断し、「YES」であれば再びステップS13
に移行し、「NO」であれば再びステップS26に移行
する。
【0081】以上説明した実施の形態によれば、1パケ
ット分のイメージデータの前後に数パケットのプログラ
ムデータが記録されるので、このように記録された記録
媒体からプログラムデータを読み出し、実行させる場合
においては次のような利点がある。即ち、プログラムデ
ータのロード中に、プログラムデータ以外のデータをメ
インメモリ45(図5参照)に記憶せずとも、動画を表
示することができる。従来では、プログラムデータのロ
ード中に動画を表示するためには、ロードしているプロ
グラムデータの他にアニメーションプログラムデータを
メインメモリ45にロードしなければならなかった。し
かしながら本実施の形態では、イメージデータがそのま
まGPU49によって復元され、CRT200に表示さ
れるので、メインメモリ45の記憶領域を使用すること
がない。よって、メインメモリ45の記憶領域を全てプ
ログラムデータ用とできるので、プログラムデータのロ
ード時間の大幅な短縮およびロード処理の簡素化を図る
ことができる。
【0082】
【発明の効果】請求項1に記載の記録媒体によれば、プ
ログラムと動画データが各々所定の記録単位毎に連続し
た領域に交互に記録されているようにしたので、プログ
ラムと動画データとを交互に読み出すことができ、プロ
グラムのロード中に、動画データを再生するようにする
ことができる。
【0083】請求項2に記載の情報処理装置によれば、
第1の分割手段が、プログラムを第1の記録単位に分割
し、第2の分割手段が、動画データを第2の記録単位に
分割し、記録手段が、プログラムを分割した第1の記録
単位および動画データを分割した第2の記録単位を所定
の記録媒体の連続した領域に交互に記録するようにした
ので、プログラムのロード中に、動画データを再生する
ようにすることができる。
【0084】請求項3に記載の情報処理装置、および請
求項5に記載の情報処理方法によれば、プログラムと動
画データが各々所定の記録単位毎に連続した領域に交互
に記録されている記録媒体から、プログラムと動画デー
タをシーケンシャルに読み出し、読み出したプログラム
を所定のメモリにロードし、読み出した動画データを記
憶し、プログラムをロードしている間、記憶した動画デ
ータを順次再生し、プログラムのメモリへのロードが終
了したとき、プログラムを起動するようにしたので、プ
ログラムのロード中に、動画データを再生することがで
きる。
【0085】請求項6に記載のオーサリングプログラム
データがコンピュータによって実行可能に記録されたコ
ンピュータ可読媒体、および請求項11に記載のオーサ
リングシステムによれば、第2の所定のデータ長のプロ
グラムデータと所定のデータ長のイメージデータとが交
互に記録されるので、プログラムデータとイメージデー
タが交互に記録された媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置を応用した家庭用エンタ
テインメントシステムの一例を示す平面図である。
【図2】図1の家庭用エンタテインメントシステム1の
正面図である。
【図3】図1の家庭用エンタテインメントシステム1の
側面図である。
【図4】図1の家庭用エンタテインメントシステム1で
再生されるCD−ROMの一例を示す平面図である。
【図5】図1の家庭用エンタテインメントシステム1の
内部の電気的構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の情報処理装置を応用した記録装置の構
成例を示すブロック図である。
【図7】CD−ROMに記録されるデータのフォーマッ
トを示す図である。
【図8】動画データが読み出されるときのデータの流れ
を示す図である。
【図9】プログラムが読み出されるときのデータの流れ
を示す図である。
【図10】プログラムの起動時の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図11】プログラムのロード中に、動画データを再生
する手順を説明するフローチャートである。
【図12】第2の実施の形態を示すオーサリングシステ
ムの構成図である。
【図13】図12に示したオーサリングシステムの制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 家庭用エンタテインメントシステム, 2 エンタ
テインメントシステム本体, 3 ディスク装着部,
17 操作装置, 40 CD−ROM, 41 メイ
ンバス, 42 サブバス, 43 SBUSIF,
44 メインCPU, 45 メインメモリ, 45a
イメージデータ格納領域, 45bプログラム格納領
域, 45c バッファリング領域, 46 メインD
MAC, 47 MPEGデコーダ, 48 第2ベク
トル処理装置, 49 画像処理装置(GPU), 5
0 サブCPU, 51 サブメモリ, 52 サブD
MAC, 53 ROM, 56 CD−ROMドライ
ブ, 58 フレームメモリ, 91 プログラム入力
装置, 92 イメージデータ入力装置, 93エンコ
ーダ, 94 スクランブラ, 95 セレクタ, 9
6 記録データ生成部, 97 記録装置, 101
デマルチプレクサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムと動画データが各々所定の記
    録単位毎に連続した領域に交互に記録されていることを
    特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 プログラムを第1の記録単位に分割する
    第1の分割手段と、 動画データを第2の記録単位に分割する第2の分割手段
    と、 前記プログラムを分割した前記第1の記録単位および前
    記動画データを分割した前記第2の記録単位を所定の記
    録媒体の連続した領域に交互に記録する記録手段とを備
    えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 プログラムと動画データが各々所定の記
    録単位毎に連続した領域に交互に記録されている記録媒
    体から、前記プログラムと前記動画データをシーケンシ
    ャルに読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記プログラム
    をロードするロード手段と、 前記読み出し手段によって読み出された前記動画データ
    を記憶する記憶手段と、 前記ロード手段が前記プログラムをロードしている間、
    前記記憶手段に記憶された前記動画データを順次再生す
    る再生手段と、 前記ロード手段による前記プログラムのロードが終了し
    たとき、前記プログラムを起動する起動手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記再生手段によって再生された前記動
    画データの所定のフレームの所定の領域のパターンと、
    所定の基準パターンとが一致するか否かを判定する判定
    手段をさらに備え、 前記判定手段により、前記パターンと前記基準パターン
    とが一致しないと判定されたとき、前記ロード手段は、
    前記プログラムのロードを中止することを特徴とする請
    求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 プログラムと動画データが各々所定の記
    録単位毎に連続した領域に交互に記録されている記録媒
    体から、前記プログラムと前記動画データをシーケンシ
    ャルに読み出すステップと、 読み出された前記プログラムを所定のメモリにロードす
    るステップと、 読み出された前記動画データを記憶するステップと、 前記プログラムをロードしている間、記憶された前記動
    画データを順次再生するステップと、 前記プログラムの前記メモリへのロードが終了したと
    き、前記プログラムを起動するステップとを備えること
    を特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 入力されるプログラムデータが第1のデ
    ータ長毎に記録媒体に記録されるプログラムデータ記録
    ステップと、 上記プログラムデータのデータ長が第2のデータ長にな
    ったときに、プログラムデータをリードする処理からイ
    メージデータをリードする処理に、処理が切り換えられ
    る切り換えステップと、 上記イメージデータのデータ長が所定長以上になったと
    きに当該イメージデータが記録されるイメージデータ記
    録ステップとを含む、オーサリングプログラムデータが
    コンピュータによって実行可能に記録されたコンピュー
    タ可読媒体。
  7. 【請求項7】 上記イメージデータがエンコードされる
    エンコードステップを更に含む、請求項6に記載のオー
    サリングプログラムデータがコンピュータによって実行
    可能に記録されたコンピュータ可読媒体。
  8. 【請求項8】 上記エンコード後のイメージデータがス
    クランブルされるスクランブルステップを更に含む、請
    求項7に記載のオーサリングプログラムデータがコンピ
    ュータによって実行可能に記録されたコンピュータ可読
    媒体。
  9. 【請求項9】 上記プログラムデータに対し第1のデー
    タ長毎に属性データが付加される第1の属性データ付加
    ステップと、 上記イメージデータに対し第1のデータ長毎に属性デー
    タが付加される第2の属性データ付加ステップとを更に
    含む、請求項6に記載のオーサリングプログラムデータ
    がコンピュータによって実行可能に記録されたコンピュ
    ータ可読媒体。
  10. 【請求項10】 上記プログラムデータおよび上記イメ
    ージデータは、夫々スクランブル後のデータであること
    を特徴とする、請求項9に記載のオーサリングプログラ
    ムデータがコンピュータによって実行可能に記録された
    コンピュータ可読媒体。
  11. 【請求項11】 イメージデータをコンピュータに入力
    するための画像入力装置と、 プログラムデータをコンピュータに入力するための入力
    装置と、 コンピュータと、 上記コンピュータに接続され、上記コンピュータからの
    情報を画像として表示する表示装置と、 ユーザの指令を上記コンピュータに伝達するための入力
    装置と、 オーサリングプログラムデータが上記コンピュータによ
    って実行可能に記録されたコンピュータ可読媒体とから
    なり、 上記コンピュータによって実行可能にコンピュータ可読
    媒体に記録されたオーサリングプログラムデータは、 入力されるプログラムデータが第1のデータ長毎に記録
    媒体に記録されるプログラムデータ記録ステップと、 上記プログラムデータのデータ長が第2のデータ長にな
    ったときに、プログラムデータをリードする処理からイ
    メージデータをリードする処理に、処理が切り換えられ
    る切り換えステップと、 上記イメージデータのデータ長が所定長以上になったと
    きに当該イメージデータが記録されるイメージデータ記
    録ステップとを含む、オーサリングシステム。
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