JPH10326156A - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JPH10326156A
JPH10326156A JP9136879A JP13687997A JPH10326156A JP H10326156 A JPH10326156 A JP H10326156A JP 9136879 A JP9136879 A JP 9136879A JP 13687997 A JP13687997 A JP 13687997A JP H10326156 A JPH10326156 A JP H10326156A
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drive
data
bus
disk
hard disk
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JP9136879A
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Inventor
Masaru Yasuda
勝 安田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/08Error detection or correction by redundancy in data representation, e.g. by using checking codes
    • G06F11/10Adding special bits or symbols to the coded information, e.g. parity check, casting out 9's or 11's
    • G06F11/1076Parity data used in redundant arrays of independent storages, e.g. in RAID systems
    • G06F11/1096Parity calculation or recalculation after configuration or reconfiguration of the system

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクアレイ装置にディスク装置を増設す
る場合、その増設に関わる処理を容易に行うことができ
ると共に、ディスクアレイ装置としての動作低下を低く
抑える。 【解決手段】 (b)に示す2台増設の場合も(c)に
示す3台増設の場合も、新規に記憶するファイルCにつ
いては、既設のドライブ列の残りのチャンクと、増設分
のドライブ列のチャンクのみでストライピング処理を施
すことができる。この際、既設のドライブ列において実
現されているファイルA,Bについてのストライピング
については再構成処理を行なわなくてもよい。そのた
め、増設に際して、ディスクアレイ装置としての動作低
下を低く抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のディスク装
置を並列に動作させることで、例えば映像や音声などの
膨大なデータを高速かつリアルタイムに記録し、また読
み出すことのできるディスクアレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばハードディスク装置な
どのディスク型の記憶装置(以下、単に「ディスク装
置」とも称す。)を複数台並列に動作させることで、メ
インコンピュータからのデータ読み出しあるいはデータ
書き込みの要求に高速かつリアルタイムに対応すること
のできるディスクアレイ装置が知られており、また、こ
のディスクアレイ装置を利用するデータサーバも考えら
れている。
【0003】通常、ディスクアレイ装置は、ディスク装
置用に複数のディスクバスを持っており、図8に示すよ
うに、例えばディスクバスとしてSCSIバス6を用
い、ディスク装置としてハードディスク装置7を用いた
場合には、それぞれのSCSIバス6には、同じIDを
持った同数のハードディスク装置7が接続されている。
各ハードディスク装置7内は、運用上都合がよく、か
つ、動作性能的にも優れたパフォーマンスが得られるサ
イズ、例えばハードディスク装置7の物理的なクラスタ
サイズ等で分割して、管理されている。その個々に分割
された管理単位は物理ブロック又はチャンクと呼ばれて
いる。
【0004】ディスクアレイ制御装置では、各SCSI
バス6に接続された同じIDのハードディスク装置7内
の、同じ番号のチャンクをまとめて1つのアクセス単位
として管理している。例えば、図8においては、ID0
のSCSIバス6に接続されたID0のハードディスク
7のチャンク0、ID1のSCSIバス6に接続された
ID0のハードディスク装置7のチャンク0、ID2の
SCSIバス6に接続されたID0のハードディスク装
置7のチャンク0をまとめて、1つの単位として管理さ
れる。ディスクアレイ装置内で、1つのファイルなどを
書き込んだり読み込んだりする場合は、この単位でアク
セスされることになる。
【0005】このようなディスクアレイ装置にハードデ
ィスク装置7を増設する場合には、全SCSIバス6に
接続した数が同じとなるように、全SCSIバス6に同
じIDのハードディスク装置7を1個ずつ、または複数
ずつ同数分だけ増設するという方法がとられている。
【0006】ところで、ハードディスク装置7も含め、
ディスク型の記憶装置では、大きなサイズのデータを扱
う場合、同じディスク装置上にデータを記録するよりも
別々のディスク装置にデータを分割して記録する方が、
高速にアクセスできるということが一般的に知られてい
る。なぜなら、ディスク装置は一般に回転する円盤状の
磁気ディスクの円周上にデータを記録するという方式を
採っているため、目的とするデータにアクセスするため
には、半径方向に移動するアクチュエータによって磁気
ヘッドがアクセスする円周を位置決めし、磁気ディスク
の回転に同期させることによってデータの位置を決めを
するという動作を機械的に行わなければならないからで
ある。そのため、ディスク装置に対して書き込みや読み
出しを行う場合には、書き込み及び読み込み指示をソフ
トウェアによって指示したり、データ転送を行ったりす
る時間と比較して、前記機械的動作時間が書き込みや読
み出しにかかる時間の方が長い時間を必要とする。従っ
て、1つのディスク装置にまとめてデータを記録し、ア
クセスする場合には、ディスク装置がデータをアクセス
する単位毎に前記機械的動作時間が必ず必要となってく
る。
【0007】このような問題を解決するものとして、従
来よりストライピング処理を施すことが考えられてい
る。これは、論理記憶領域において互いに隣接する論理
ブロックにはそれぞれ別のドライブ列の物理ブロック
(チャンク)を割り当てて複数のドライブ列を並列に動
作させることにより、外部からのアクセスに対する応答
の高速化を図る手法である。
【0008】このストライピングを実行すると、ファイ
ルを書き込む際、ファイルを構成するファイルブロック
が論理ディスク上の連続したチャンクに順次配置される
ときには、その連続するチャンクはそれぞれ別のディス
ク装置のチャンクに配置される。そのため、ファイルを
シーケンシャルに読み出す場合には、同一のディスク装
置から連続して読み出されることがなく、あるディスク
装置のチャンクからのデータ転送中に別のディスク装置
のチャンクへ読み取りヘッドをシークしたり、さらには
キャッシュへの先読みなどを行える。このように複数の
ディスク装置を並列に動作させることができるので、全
体として非常に高速なデータ読み出しが可能であった。
また、多数のディスク装置を使用できることから大容量
のデータを格納することも可能であった。
【0009】つまり、大容量と高速読み出しが両立する
わけで、こうした特質を活かして例えばビデオサーバ等
に利用されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ビデオサーバの場合、映像データをディスクアレイ装置
に蓄積していけば、それ以上データを蓄積できない満杯
状態がいつかは訪れる。そのような状況でディスク装置
を追加する場合には、既に接続されているディスク装置
内には空きスペースがあまり残っていないことが想定さ
れる。したがって、ディスク装置を1系統あたり1台ず
つのみ追加した場合には、従前まで接続されていたディ
スク装置内の記憶データを、新規に接続したディスク装
置内に移動しないと、全記憶データがストライプ順にア
クセスされない場合が発生する。
【0011】但し、このように既に存在していたディス
ク装置内の記憶データを新規に追加したディスク装置内
に移動するには、ディスクアレイ装置全体を制御するア
レイコントローラが、その移動させたいデータを読み出
してディスク装置内のデータバッファ等に一旦記憶させ
ておき、新規に接続されたディスク装置に書き込んだ
後、移動元のディスク装置内のデータを消去するという
再構成(リストラクチャ)処理が必要となる。
【0012】この再構成処理を行なうアレイコントロー
ラは、例えばディスクアレイ装置をデータサーバとして
用いる場合には、データ供給先となる複数の端末装置の
集中データ管理機能にも寄与していることが多く、常時
高速で動作を行っていることが想定される。上述した再
構成処理はその処理内容がかなり複雑であるため、一般
的にはかなりの時間を必要とする。また、その再構成処
理によって高速性の要求されるディスクアレイ装置とし
ての動作を妨害し、ディスクアレイ装置としての動作速
度を低下させるという問題点も発生する。
【0013】このような問題はもちろんビデオサーバに
適用した場合以外でも存在する。本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたものであり、ディスクア
レイ装置にディスク装置を増設する場合、その増設に関
わる処理を容易に行うことができると共に、ディスクア
レイ装置としての動作低下を低く抑えることのできるよ
うにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、デ
ータを記憶するディスク装置1台以上によって構成され
るドライブ列を複数備えると共に、当該複数のドライブ
列は1本のディスクバスによって接続されており、設定
された論理記憶領域を複数の論理ブロックに分割し、分
割された各論理ブロックに前記ドライブ列の物理ブロッ
クを割り当てる際、前記論理記憶領域において互いに隣
接する前記論理ブロックにはそれぞれ別の前記ドライブ
列の物理ブロックを割り当てるストライピング処理を行
なうストライピング制御手段と、前記複数のドライブ列
とのデータ交換を、前記ディスクバスの切断及び再接続
を繰り返しながら並列に実行可能なドライブ制御手段と
を備えるディスクアレイ装置であって、前記ストライピ
ング処理がされた状態で前記ドライブ列を増設する場合
には複数列単位で増設すると共に、前記ストライピング
制御手段は、前記ドライブ列の増設後に実行するストラ
イピング処理において前記論理ブロックに前記物理ブロ
ックを割り当てる場合、既設のドライブ列において前記
ストライピング処理がされていない物理ブロック及び増
設分のドライブ列の物理ブロックのみを割り当てるよう
構成されていることを特徴とする。
【0015】本発明のディスクアレイ装置は、データを
記憶するディスク装置1台以上によって構成されるドラ
イブ列を複数備えると共に、当該複数のドライブ列は1
本のディスクバスによって接続されている。なお、ドラ
イブ列は、データを記憶するディスク装置1台以上によ
って構成されるから、ディスク装置1台で1つのドライ
ブ列を構成することもある。但し、通常は、複数のディ
スクバスを備え、ディスクバス毎に系統列とし、各ディ
スクバスに複数のディスク装置を接続してドライブ列を
構成するマトリックス構造のものが多い。
【0016】そして、このような構成において、設定さ
れた論理記憶領域を複数の論理ブロックに分割し、分割
された各論理ブロックにドライブ列の物理ブロックを割
り当てるのであるが、この際、論理記憶領域において互
いに隣接する論理ブロックにはそれぞれ別のドライブ列
の物理ブロックを割り当てる「ストライピング処理」を
ストライピング制御手段が行なう。したがって、ファイ
ルを書き込む際、ファイルを構成するファイルブロック
が論理記憶領域の連続した論理ブロックに順次配置され
るときには、その連続する論理ブロックはそれぞれ別の
ドライブ列の物理ブロックに配置される。
【0017】また、ドライブ制御手段は、複数のドライ
ブ列に対応するディスク装置とのデータ交換を、ディス
クバスの切断及び再接続を繰り返しながら並列に実行可
能である。したがって、ファイルをシーケンシャルに読
み出す場合には、同一のドライブ列から連続して読み出
されることはない。そこで、ドライブ制御手段により複
数のドライブ列を並列に動作させれば、あるドライブ列
の物理ブロックからのデータ転送中に別のドライブ列の
物理ブロックをシークしたり、さらにはキャッシュへの
先読みなどを行える。このように複数のドライブ列を並
列に動作させることができるので、全体として非常に高
速なデータ読み出しが可能である。
【0018】そして、このような構成・機能を持ち、上
述のストライピング処理がされた状態でのディスクアレ
イ装置においてドライブ列を増設する場合には、複数列
単位で増設する。そして、ストライピング制御手段は、
ドライブ列の増設後に実行するストライピング処理にお
いて論理ブロックに前記物理ブロックを割り当てる場
合、既設のドライブ列においてストライピング処理がさ
れていない物理ブロック及び増設分のドライブ列の物理
ブロックのみを割り当てる。
【0019】このようにすれば、少なくとも増設分のド
ライブ列の物理ブロックのみだけでもストライピング処
理が可能であり、既設のドライブ列において実現されて
いるストライピング処理によるファイル構成を崩さなく
てもよい。つまり、既設のドライブ列においては、複数
のディスク装置を並列に動作させての高速データ読み出
しというメリットを継続して得ることができる。
【0020】それでいて増設したドライブ列のために既
設のドライブ列を含めた「再構成処理」を行なう必要が
ない。上述したように、少なくとも増設分のドライブ列
の物理ブロックのみだけでもストライピング処理が可能
だからである。そのため、増設に際して、ディスクアレ
イ装置としての動作低下を低く抑えることができる。も
ちろん、既設のドライブ列においても、ストライピング
処理がされていない物理ブロックについては新たに設定
した論理記憶領域の論理ブロックに割り当てるために用
いても構わない。
【0021】このように、本発明のディスクアレイ装置
においては、ディスク装置を増設する場合、その増設に
関わる処理を容易に行うことができると共に、ディスク
アレイ装置としての動作低下を低く抑えることができ
る。なお、請求項2に示すように、前記ドライブ列の増
設を2列単位で行なうと共に、ストライピング制御手段
は、増設した2列単位のドライブ列を対象として前記ス
トライピング処理を実行するよう構成してもよい。スト
ライピング処理は、最低2つのディスク装置があれば実
現できるので、2列単位で増設し、ストライピング処理
も2列単位のドライブ列を対象とするのである。
【0022】さらに、請求項3に示すように、ディスク
バスはSCSI規格に基づくものとし、ドライブ制御手
段は、ディスクバスの切断及び再接続を、それぞれSC
SI規格に基づくディスコネクト動作及びリコネクト動
作によって実行するように構成してもよい。ディスコネ
クト動作及びリコネクト動作は例えばディスク装置とコ
ントローラとの間のネゴシエーションを一時的に切断
し、ディスクバスを解放した後に他のディスク装置との
アクセスを行うことを許可する。一時切断(ディスコネ
クト)されたディスク装置はディスクバスの解放を待っ
て再びコントローラと再接続(リコネクト)する。この
ようにしてディスク装置が装置内部のヘッドSEEK動
作などの時間を要し、コントローラ側を待たせる動作を
する場合にはディスコネクトし、コントローラはこの間
に他のディスク装置にアクセスすればよい。こうしたデ
ィスコネクト動作及びリコネクト動作の処理技法を採用
したディスクアレイ装置は、系統列方向には個別バスに
よる完全なディスク装置の並列動作を行い、ドライブ列
方向にはディスコネクト動作及びリコネクト動作による
限定的な並列動作を行うことができる。このような処理
によればディスクアレイ装置は構成するディスク装置の
台数の大部分を並列動作させながら稼働を続けることが
可能になる。
【0023】また、請求項4に示すように、自装置の稼
働中における前記ドライブ列の増設を検出する増設検知
手段を備えるようにしてもよい。この場合には、増設検
知手段によって、ディスクアレイ装置の稼働中における
ドライブ列の増設を検出することができるから、外部か
ら特別な操作をしたり、あるいはディスク装置の増設を
ディスクアレイ装置に認識させるためにシステムをリセ
ットする必要もない。
【0024】例えばディスクアレイ装置が起動された直
後の所定の初期化処理においてドライブ列の増設があっ
たか否かを判断するような構成が考えられる。このよう
な構成とすれば、例えば定期点検や何らかのトラブルで
ディスクアレイ装置を停止させた際などにドライブ列を
増設したときには、再起動した直後にその増設に対処で
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、実施形態のディス
クアレイ装置50を備えたビデオサーバとして実現した
場合の全体の構成を示すブロック図である。図1に示す
ように、ディスクアレイ装置50は、ディスクアレイ装
置50全体の制御を司るアレイコントローラ5と複数の
ハードディスク装置7とを備え、それらが複数の「ディ
スクバス」としてのSCSIバス6にて接続されてい
る。なお、複数のSCSIバス6を区別する場合には、
SCSIバス(0)〜SCSIバス(m)として記す。
また、その個々のSCSIバス6には複数の「ディスク
装置」としてのハードディスク装置(HDD)7が接続
されている。なお、複数のハードディスク装置7を区別
する場合にはID(0)〜ID(n)で示すこととす
る。
【0026】一方、ビデオサーバシステムにおいてこの
ディスクアレイ装置50を制御するのはホストコンピュ
ータ側の中央制御部2である。中央制御部2は、記憶部
1及びインタフェース(以下「I/F」と略記する)部
4と接続されており、中央制御部2は、このI/F部4
を介してアレイコントローラ5と接続されている。
【0027】また、このI/F部4を介して第1の拡張
ボード8及び第2の拡張ボード9とも接続されており、
これら2つの拡張ボード8,9は、ディスクアレイ装置
50を構成するハードディスク装置7に書き込むデータ
を外部から受信し、その受信データをアレイコントロー
ラ5に転送すると共に、ハードディスク装置7から読み
出されアレイコントローラ5内の後述するバッファに記
録されたデータを、図示しない通信回線を介して接続さ
れた端末装置(図示せず)などに対して送信するための
LANボードである。
【0028】ホストコンピュータ側の中央制御部2は、
ビデオサーバとしての主な動作の制御主体となるが、大
きく分けて次の2種類がある。その一つは、第1の拡張
ボード8又は第2の拡張ボード9に収容された通信回線
(図示せず)を介して接続された端末装置(図示せず)
からリクエストが出された場合に、その端末装置に対し
てリクエストに応じたデータを送信するという動作であ
り、もう一つは、新規に音声及び映像データを外部から
取り込み、それをディスクアレイ装置50のハードディ
スク装置7に記憶させるという動作である。
【0029】外部の端末装置へのデータ配信は以下のよ
うに行われる。ビデオサーバの制御主体としての中央制
御部2は、第1の拡張ボード8及び第2の拡張ボード9
を介して接続された例えば端末装置としてのSTB(Se
t Top Box )等から送られた映像や音声データの供給リ
クエストに対して、ハードディスク装置7にファイルと
して記憶されたリクエストに応じたデータを、アレイコ
ントローラ5を介して読み出し、第1の拡張ボード8及
び第2の拡張ボード9を介して端末装置側へ供給する。
【0030】一方、ハードディスク装置7へデータ記憶
動作は以下のように行われる。新規な音声及び映像デー
タが第1の拡張ボード8や第2の拡張ボード9を介して
外部から取り込まれたり、あるいはI/F部4に接続さ
れた図示しないI/F部等を介して取り込まれ、アレイ
コントローラ5へ転送される。アレイコントローラ5
は、その転送されたデータをファイル等の形式でハード
ディスク装置7へ記録する。
【0031】次に、図2を参照してアレイコントローラ
5について説明する。アレイコントローラ5は、アレイ
コントローラ5全体の制御を司り、「ストライピング制
御手段」としても機能するCPU11を中心にして構成
され、その他にも、プログラムや各種パラメータ等の記
憶されたROM12と、CPU11のワークエリアとし
て、またデータの記憶エリアとして使用されるRAM1
3と、I/F部14と、割込制御部15と、複数のコマ
ンドバッファ16と、複数のDATAバッファ18と、
リード/ライト・パリティ生成及びバス切換部19と、
2種類のチャンクメモリ、すなわちチャンクメモリ
(1)20及びチャンクメモリ(2)21と、「ドライ
ブ制御手段」として機能するSCSI制御部22とを備
えている。なお、チャンクメモリ(1)20及びチャン
クメモリ(2)21とSCSI制御部22は、SCSI
バス6毎に設けられており、本実施形態ではSCSIバ
ス6がID(0)〜(m)まで存在するので、同様にS
CSI制御部22もID(0)〜(m)まで存在し、そ
れぞれにチャンクメモリ(1)20及びチャンクメモリ
(2)21が接続されることとなる。
【0032】各SCSI制御部22には、それぞれ複数
のハードディスク装置7が、SCSIバス6によりパラ
レルに接続されている。なお、各SCSIバス6に接続
されている同じドライブ番号(例えばID(0))同士
によって1つのドライブ列が構成されている。例えば、
図1に示す状態では、1本のSCSIバス6にID
(0)〜(n)のハードディスク装置7が接続されてい
るので、ドライブ列が(n+1)個存在することとな
る。なお、ハードディスク装置7は、いわゆる物理的な
ディスクドライブユニットとそれを制御するコントロー
ルユニットとが一体化されたものである。
【0033】また、SCSI制御部22は、1本のSC
SIバス6に接続されたハードディスク装置7とのデー
タ交換を、SCSIバス6の切断及び再接続を繰り返し
ながら並列に実行することができる。これを、SCSI
規格では「ディスクコネクト動作及びリコネクト動作と
呼んでいる。ディスコネクト動作及びリコネクト動作は
例えばハードディスク装置7とSCSI制御部22との
間のネゴシエーションを一時的に切断し、SCSIバス
6を解放した後に他のハードディスク装置7とのアクセ
スを行うことを許可する。一時切断(ディスコネクト)
されたハードディスク装置7はSCSIバス6の解放を
待って再びSCSI制御部22と再接続(リコネクト)
する。このようにしてハードディスク装置7が装置内部
のヘッドSEEK動作などの時間を要し、SCSI制御
部22側を待たせる動作をする場合にはディスコネクト
し、SCSI制御部22はこの間に他のハードディスク
装置7にアクセスすればよい。こうしたディスコネクト
動作及びリコネクト動作の処理技法を採用したディスク
アレイ装置50は、系統列方向には個別バスによる完全
なハードディスク装置7の並列動作を行い、ドライブ列
方向にはディスコネクト動作及びリコネクト動作による
限定的な並列動作を行うことができる。このような処理
によればディスクアレイ装置50は構成するハードディ
スク装置7の台数の大部分を並列動作させながら稼働を
続けることが可能になる。したがって、全体として非常
に高速なデータ読み出しが可能である。
【0034】前記I/F部14は、ホストコンピュータ
側のI/F部4(図1参照)を介して中央制御部2に接
続されると共に、アレイコントローラ5内の割込制御部
15、コマンドバッファ16及びDATAバッファ18
に接続されており、制御コマンドや、その制御コマンド
の結果として制御対象側より返答されるステータスの転
送、及びデータの転送時に使用される。なお、このI/
F部14は例えばPCI(Peripheral Component Inter
connect )の技術を用いることができる。つまり、アレ
イコントローラ5自体が拡張ボード形態であり、この拡
張ボード形態のアレイコントローラ5をホストコンピュ
ータB側の拡張スロットに挿入して接続することとな
る。この際のホストコンピュータ側のI/F部4も、も
ちろんPCIに対応したI/Fである。
【0035】コマンドバッファ16は、1つ又は複数の
コマンドを同時に処理できるよう複数エリア分用意され
ている。なお、複数のコマンドバッファ16を区別する
場合にはコマンドバッファ(1)〜コマンドバッファ
(h)というように1〜hの番号を付して記すこととす
る。
【0036】また、割込制御部15は、コマンドバッフ
ァ16にコマンドをセットした後、中央制御部2がアレ
イコントローラ5に対して割込を発生させる場合にはC
PU11に対して、またアレイコントローラ5が中央制
御部2に対して割込を発生させる場合にはI/F部4を
介して、それぞれ中央制御部2に対して割込を発生する
機能を備えている。
【0037】一方、DATAバッファ18は、複数の拡
張ボード8,9からの要求に応えられるよう複数エリア
分用意されている。なお、複数のDATAバッファ18
を区別する場合にはDATAバッファ(1)〜コマンド
バッファ(k)というように1〜kの番号を付して記す
こととする。
【0038】次に、リード/ライト・パリティ生成及び
バス切換部19の動作について説明する。リード/ライ
ト・パリティ生成及びバス切換部19は、図3〜図6に
示すように、内部バス側入出力制御部30、パリティ生
成及びチェック部31及びSCSIバス側入出力制御部
32とを備えている。
【0039】本実施形態では、内部バスを32ビット幅
と想定し、8ビット毎にまとめた単位のバスとして扱
い、それぞれのバスを識別のための0〜3の番号を付し
てAバス0,Aバス1,Aバス2,Aバス3と表す。ま
た、アレイコントローラ5に接続されるSCSIバス
を、5系統の8ビットのSCSIバスとし、その中の1
系統は、他の4系統のパリティ用のバスであるものとし
て説明する。
【0040】最初に、ハードディスク装置7に対するラ
イト時の動作について説明する。図3に示すように、こ
のときの内部バス側入出力制御部30は、Aバス0〜3
に対しては入力となり、Bバス0〜3に対しては出力と
なる。詳しくは、Bバス0にはAバス0、Bバス1には
Aバス1、Bバス2にはAバス2、Bバス3にはAバス
3の内容がそのまま出力されることとなる。また、パリ
ティ生成及びチェック部31には、4本のBバス0〜3
の値が入力され、その4つの値のパリティ計算値がBバ
スPに出力される。SCSIバス側入出力制御部32で
は、BバスPとBバス0〜3の値が入力され、Cバス0
〜4に出力される。
【0041】次に、ハードディスク装置7からの通常の
リード時の動作について図4を参照して説明する。SC
SIバス側入出力制御部32は、ハードディスク装置7
からのリードの動作であるため、Cバス0〜4側が入力
となり、そのバスの値が、BバスP及びBバス0〜3に
出力される。パリティ生成及びチェック部31には、B
バスP及びBバス0〜3の値が入力されるため、Bバス
0〜3の値の排他的論理和をとることによりパリティ値
を計算し、BバスPの値と比較した結果をパリティチェ
ック結果として出力する。また、内部バス側入出力制御
部30にはBバス0〜3が入力され、Aバス0〜3に出
力する。
【0042】次に、識別番号3のバスに接続されたハー
ドディスク装置7が故障し、識別番号0のバスに接続さ
れたハードディスク装置7と他の3系統(識別番号1〜
3)のバスに接続されたハードディスク装置7とから、
識別番号4のバスに接続されたハードディスク装置7の
データが復元される場合の動作について、図5を参照し
て説明する。
【0043】この場合、SCSIバス側入出力制御部3
2には、Cバス0〜3の値が入力され、Cバス4の値は
不定となっている。また、Bバス0〜3側に対しては、
BバスP及びBバス0〜2に対してCバス0〜3の値が
それぞれ出力される。そして、パリティ生成及びチェッ
ク部31にはBバスP及びBバス0〜2の値が入力さ
れ、それらの値の排他的論理和をとることによってCバ
ス4に出力されるべき値が復元され、Bバス3に出力さ
れる。内部バス側入出力制御部30には図4の場合と同
様にBバス0〜3が入力され、そのままAバス0〜3へ
出力される。
【0044】次に、識別番号4のバスに接続されたハー
ドディスク装置7が故障し、故障したハードディスク装
置7が正常なハードディスク装置7に交換された後、識
別番号0〜3のバスに接続されたハードディスク装置7
からのデータによって、識別番号4のバスに接続されて
いたハードディスク装置7のデータが再構築(リビル
ド)される場合の動作について図6を参照して説明す
る。
【0045】SCSIバス側入出力制御部32には、C
バス0〜3の値が入力され、Bバス0〜3側に対して
は、BバスP及びBバス0〜2に対してCバス0〜3の
値がそれぞれ出力される。パリティ生成及びチェック部
31にはBバスP及びBバス0〜2の値が入力され、そ
れらの値の排他的論理和をとることによってCバス4に
接続されていたハードディスク装置7に記憶されていた
データが復元され、Bバス3に出力される。
【0046】SCSIバス側入出力制御部32では、B
バス3のみが他のバスと異なり入力となり、Cバス4に
対してデータが出力される。これによって再生されたデ
ータをハードディスク装置7に書き込み、故障したハー
ドディスク装置7と全く同じ内容のデータを再構築する
ことが可能となる。またこの時、内部バス側入出力制御
部30のBバス0〜3側を入力とし、Aバス0〜3側か
らその値を出力することにより、ハードディスク装置7
に記憶されたデータを再構築しながら、同時にリードす
ることも可能となる。
【0047】上記の動作により、リード/ライト・パリ
ティ生成及びバス切換部19を介して、DATAバッフ
ァ18とチャンクメモリ(1)20又はチャンクメモリ
(2)21との間で、リードデータ及びライトデータの
転送が行われる。次に、チャンクメモリ20,21から
ハードディスク装置7へデータを転送動作と、その逆に
ハードディスク装置7からチャンクメモリ20,21へ
データを転送する動作について説明する。
【0048】上述したように、各SCSIバス6にはハ
ードディスク装置7が1又は複数個接続されている。S
CSI制御部22は、SCSIバス6の制御を行うと共
に、書込時には、チャンクメモリ(1)20及びチャン
クメモリ(2)21に書き込まれたデータをハードディ
スク装置7に転送し、読み出し時には、ハードディスク
装置7から読み出されたデータを、チャンクメモリ
(1)20又はチャンクメモリ(2)21に転送する。
チャンクメモリが2つある理由は、ハードディスク装置
7に対するアクセスを高速化するためである。
【0049】以下、書込時時及び読み出し時のデータの
流れをまとめて説明する。書込時には、DATAI/F
部17を介して、複数個(1〜k)用意されたDATA
バッファ18の内いずれかのDATAバッファ18に書
込データが転送される。DATAバッファ18からは、
リード/ライト・パリティ生成及びバス切換部19を介
してチャンクメモリ(1)20へ書込データが転送され
る。転送が終了すると、チャンクメモリ(1)20から
SCSI制御部22を介してSCSIバス6に接続され
たハードディスク装置7にデータが転送され、記憶され
る。このデータ転送と同時に、もう一方のチャンクメモ
リ(2)21に、次にハードディスク装置7転送すべき
データをDATAバッファ18から予め転送しておく。
これによって、1つのチャンクメモリからハードディス
ク装置7へのデータ転送終了後、無駄な時間をあけるこ
となく、即座にもう1つのチャンクメモリのデータをハ
ードディスク装置7へ転送することができ、書込動作の
高速化が可能となる。
【0050】また、読み出し時には、その逆に、ハード
ディスク装置7→SCSIバス6→SCSI制御部22
→チャンクメモリ(1)20又はチャンクメモリ(2)
21の順でデータが転送される。読み出し時も書込時と
同様に、チャンクメモリ20,21からDATAバッフ
ァ18へのデータ転送中に、空いたチャンクメモリ2
0,21に対してハードディスク装置7から次の読み出
しデータを転送する。それによって、読み出し動作を高
速化することができる。
【0051】次に、図7を参照し、2つのチャンクメモ
リ20,21を使用した場合の記憶されているファイル
に対するリード動作に関し、1台のハードディスク装置
7中の2つのチャンクに該当するデータが存在する場合
と、2台のハードディスク装置7中の別々のチャンクに
該当するデータが存在する場合において、2つのファイ
ルをアクセスする場合の動作速度の違いについて説明す
る。
【0052】図7(a)は2台のハードディスク装置7
に記憶されたファイルの読み出し動作を示すタイムチャ
ートであり、図7(b)は1台のハードディスク装置7
に記憶されたファイルの読み出し動作を示すタイムチャ
ートである。1台のハードディスク装置7に記憶された
ファイルの読み出しの場合には、図7(b)に示すよう
に、最初に、SCSIバス6を介して、データAに対す
るリードコマンドが発行される(時刻t1)。コマンド
を受け取ったハードディスク装置7は、データAに対す
るリード動作を開始し(時刻t2)、ハードディスク装
置7内のアクチュエータを制御してヘッドをシークし、
ハードディスク装置7の回転に同期させることによっ
て、ハードディスクの該当するチャンクからデータを読
み出し、ハードディスク装置7内のバッファにデータを
転送する。
【0053】また、データAに対するリードコマンド発
行後、データBに対するリードコマンドも発行される
(時刻t3)。このとき、ハードディスク装置7内で
は、データAに対する読み出し処理中であるため、デー
タBに対する読み出し処理は、データAの読み出し処理
終了後まで待たされることになる。ハードディスク装置
7内で読み出し処理がある程度進行し、ハードハードデ
ィスク装置77内のデータバッファにある程度データA
の読み出しデータが転送された時点で、ハードディスク
装置7外部へのリードデータAの転送が開始される(時
刻t5)。
【0054】そして、ハードディスク装置7内でデータ
Aに対する内部処理が終了すると、続いてデータBに対
する内部処理が開始され(時刻t6)、読み出し処理が
ある程度進行し、ハードディスク装置7内のデータバッ
ファにある程度データBのデータが読み出された時点
で、ハードディスク装置7外部へのリードデータBの転
送が開始される(時刻t8)。
【0055】それに対して、別々の2台のハードディス
ク装置7に記憶されたファイルの読み出しの場合には、
図7(a)に示すようになる。時刻t3までは、上述し
た1台の場合と同じタイミングで発行されるが、データ
Bに対するリードコマンドは、2台目のハードディスク
装置7に対して発行される点が異なる。
【0056】図7(a)を参照して説明すれば、データ
Bに対するリードコマンド発行後、発行されたハードデ
ィスク装置7は現在データAに対する処理を行っている
記憶装置とは異なるので、すぐにデータBに対する内部
処理を開始する(時刻t4)。そして、ハードディスク
装置7内で読み出し処理がある程度進行し、ハードディ
スク装置7内のデータバッファにある程度データAの読
み出しデータが転送された時点で、ハードディスク装置
7外部へのリードデータAの転送が開始される(時刻t
5)。さらに、ハードディスク装置7外部へのリードデ
ータAの転送が終了し、データBの読み出し処理がある
程度進行してデータバッファにある程度データBのデー
タが読み出された時点で、ハードディスク装置7外部へ
のリードデータBの転送が開始される(時刻t7)。
【0057】以上の説明でも明らかなように、連続して
データをアクセスする場合や、比較的大きなデータをア
クセスする場合には、データを別々の装置に分散して記
憶することによって、単体の装置にアクセスするよりも
高速なアクセスを行うことが可能となる。このように別
々のハードディスク装置7中のチャンクに該当するデー
タが存在するようにすることをストライピング処理とい
う。つまり、設定された論理記憶領域を複数の論理ブロ
ック(チャンク)に分割し、分割された各論理ブロック
にドライブ列のチャンクを割り当てる際、論理記憶領域
において互いに隣接するチャンクにはそれぞれ別のドラ
イブ列のチャンクを割り当てる処理である。したがっ
て、ファイルを書き込む際、ファイルを構成するファイ
ルブロックが論理記憶領域の連続した論理ブロックに順
次配置されるときには、その連続する論理ブロックはそ
れぞれ別のドライブ列のチャンクに配置される。
【0058】そして、SCSI制御部22は、上述した
ように、1本のSCSIバス6に接続されたハードディ
スク装置7とのデータ交換を、SCSIバス6の切断及
び再接続を繰り返しながら並列に実行することができ
る。そのため、SCSI制御部22により複数のハード
ディスク装置7を並列に動作させれば、あるハードディ
スク装置7のチャンクからのデータ転送中に別のハード
ディスク装置7のチャンクをシークしたり、さらにはキ
ャッシュへの先読みなどを行える。このように複数のハ
ードディスク装置7を並列に動作させることができるの
で、全体として非常に高速なデータ読み出しが可能であ
る。
【0059】そして、このような構成・機能を持ち、上
述のストライピング処理がされた状態でのディスクアレ
イ装置50においてドライブ列を増設する場合には、本
実施形態では複数列単位で増設する。そして、ドライブ
列の増設後に実行するストライピング処理において論理
ブロックにチャンクを割り当てる場合、既設のドライブ
列においてストライピング処理がされていないチャンク
及び増設分のドライブ列のチャンクのみを割り当てるの
である。
【0060】このようにすれば、少なくとも増設分のド
ライブ列のチャンクのみだけでもストライピング処理が
可能であり、既設のドライブ列において実現されている
ストライピング処理によるファイル構成を崩さなくても
よい。つまり、既設のドライブ列においては、複数のハ
ードディスク装置7を並列に動作させての高速データ読
み出しというメリットを継続して得ることができる。
【0061】それでいて増設したドライブ列のために既
設のドライブ列を含めた「再構成処理」を行なう必要が
ない。上述したように、少なくとも増設分のドライブ列
のチャンクのみだけでもストライピング処理が可能だか
らである。そのため、増設に際して、ディスクアレイ装
置50としての動作低下を低く抑えることができる。も
ちろん、既設のドライブ列においても、ストライピング
処理がされていないチャンクについては新たに設定した
論理記憶領域の論理ブロックに割り当てるために用いて
も構わない。
【0062】このような作用・効果をより明確にするた
め、次に、本実施形態のディスクアレイ装置50におい
て、ハードディスク装置7を増設する場合の具体的な処
理について説明する。なお、各系統に1台ずつ増設する
場合を比較例として挙げ、本実施形態の特徴である複数
列単位で増設するという例として、2台ずつ増設する場
合と3台ずつ増設する場合について、説明する。
【0063】現在、ディスクアレイは、図8に示すよう
に、3つのSCSIバス(0)〜(2)に各2台ずつ接
続されており、ドライブ列が2つ(ID0とID1)あ
るものとする。各ハードディスク装置7は、多数のチャ
ンクに分割して管理されているが、本実施形態では、簡
略化のために各ハードディスク装置7がそれぞれ4つの
チャンクに分割されているものとして説明を進める。各
チャンクには、図8に示すように、各SCSIバス上に
おけるドライブ列IDの小さい方から順に番号がつけら
れて管理される。例えば図8では、チャンク0とチャン
ク1、チャンク2とチャンク3、チャンク4とチャンク
5、チャンク6とチャンク7の組が同じストライプとな
り、通常はこの順でドライブ列IDが0と1のものに順
番にアクセスされることとなる。
【0064】アレイコントローラ5は、図8の場合で言
えば、3つのSCSIバス(ID=0,1,2)に接続
されたハードディスク装置7中の同じ番号のチャンクを
1つにまとめて扱う。すなわち、図8の場合にはチャン
ク0〜7という8個の管理単位があることになる。
【0065】上述したように、アレイコントローラ5で
は、3つのSCSIバス(ID=0,1,2)に接続さ
れたハードディスク装置7内の同番号のチャンクをまと
めて扱うので、以下の説明では説明の簡略化のために、
1つのSCSIバスのみをとりあげて説明する。
【0066】まず、比較のために、ハードディスク装置
7を1台のみ追加し、同サイズのファイルCを追加する
場合について図9を参照して検討する。最初、図9
(a)に示すように、ファイルAを構成する分割ファイ
ルデータA0〜A3がチャンク0〜4(このチャンク番
号については図8参照)の4つのチャンクに、ファイル
Bを構成する分割ファイルデータB0,B1がチャンク
4,5の2つのチャンクに記憶されていたものとする。
ここで、新規に5つのチャンクを必要とするファイルC
を新規に記憶する場合を想定して説明を進める。
【0067】新規に記憶したいファイルCは分割ファイ
ルデータC0〜C4から構成され、5つのチャンクを必
要とするのであるが、既設されていた2台のハードディ
スク装置7においてまだ2つのチャンクが残っているた
め、増設する1台のハードディスク装置7の4つのチャ
ンクとあわせて6つのチャンクがあり、1台の増設でも
理論的には対応できる。
【0068】通常のストライピング処理を考えた場合に
は、ファイルCを新規に記憶する場合、図9(b)に示
すように、まずは分割ファイルデータC0をID0の4
番目のチャンク(図8の例で言えばチャンク6)へ、分
割ファイルデータC1をID1の4番目のチャンク(図
8の例で言えばチャンク7)へ書き込むこととなる。そ
のため、残りの分割ファイルデータC2,C3,C4は
同じID2のディスク内のチャンクに書き込まれる。し
たがって、3台のハードディスク装置7全体として、フ
ァイルA,B,Cのいずれについてもストライピング処
理がなされるようにするためには、次のような再構成処
理も含めないといけなくなる。
【0069】その再構成処理を含めた分割ファイルデー
タの配置例を〜で説明する。 まず、分割ファイルデータA3をID1の2番目のチ
ャンクから読み出し、その読み出した分割ファイルデー
タA3を増設したID2の1番目のチャンクに書き込
む。
【0070】次に、分割ファイルデータB0をID0
の3番目のチャンクから読み出し、その読み出した分割
ファイルデータB0をID1の2番目のチャンクに書き
込む。そのID1の2番目のチャンクは、上記の処理
で分割ファイルデータA3を読み出したチャンクであ
る。
【0071】次に、分割ファイルデータB1をID1
の3番目のチャンクから読み出し、その読み出した分割
ファイルデータB1を増設したID2の2番目のチャン
クに書き込む。 そして、分割ファイルデータC0〜C2を、ID0〜
ID2の3番目のチャンクに順次書き込み、さらにファ
イルCの残りの分割ファイルデータC3,C4を、ID
0,ID1の4番目のチャンクに順次書き込む。
【0072】上述した〜の処理が再構成処理であ
り、このように再構成した後にファイルCの分割ファイ
ルデータC0〜C4を上記の処理にて書き込めば、最
終的には図9(c)に示すように、ファイルA、ファイ
ルBそしてファイルCのいずれもが高速アクセス可能な
ストライピング処理が施された状態となる。
【0073】次に、ハードディスク装置7を2台追加す
る場合と、3台追加する場合について図10を参照して
検討する。この場合の最初の状態も、やはり図10
(a)に示すように、ファイルAを構成する分割ファイ
ルデータA0〜A3がチャンク0〜4(このチャンク番
号については図8参照)の4つのチャンクに、ファイル
Bを構成する分割ファイルデータB0,B1がチャンク
4,5の2つのチャンクに記憶されていたものとする。
ここで、新規に5つのチャンクを必要とするファイルC
を新規に記憶する場合を想定して説明を進める。
【0074】(1)ハードディスク装置7を2台追加す
る場合 この場合にはID2とID3のディスクが追加されるこ
ととなる。新規に記憶したいファイルCは分割ファイル
データC0〜C4から構成され、5つのチャンクを必要
とする。通常のストライピング処理を考えた場合には、
ファイルCを新規に記憶する場合、図10(b)に示す
ように、やはりまずは分割ファイルデータC0をID0
のチャンク3へ、分割ファイルデータC1をID1のチ
ャンク3へ書き込むこととなる。
【0075】そして、残りの分割ファイルデータC2,
C3,C4をID2とID3のディスクに書き込むこと
となる。この場合に通常のストライピング処理を考える
と、分割ファイルデータC2をID2の1番目のチャン
クに、分割ファイルデータC3をID3の1番目のチャ
ンクに、そして分割ファイルデータC4をID2の2番
目のチャンクに書き込むこととなる(図10(b)参
照)。
【0076】このような通常のストライピング処理を施
しただけで、ファイルA、ファイルBそしてファイルC
のいずれもが高速アクセス可能な配列とすることがで
き、上述した1台増設の場合のような「再構成処理」は
不要である。つまり、既にストライピングが実現されて
いるファイルA及びファイルBについての処理が不要と
なる。
【0077】(2)ハードディスク装置7を3台追加す
る場合 この場合にはID2、ID3及びID4のディスクが追
加されることとなる。新規に記憶したいファイルCは分
割ファイルデータC0〜C4から構成され、5つのチャ
ンクを必要とする。通常のストライピング処理を考えた
場合には、ファイルCを新規に記憶する場合、図10
(c)に示すように、やはりまずは分割ファイルデータ
C0をID0のチャンク3へ、分割ファイルデータC1
をID1のチャンク3へ書き込むこととなる。
【0078】そして、残りの分割ファイルデータC2,
C3,C4を増設したID2〜ID4のディスクに書き
込むこととなる。この場合に通常のストライピング処理
を考えると、分割ファイルデータC2をID2の1番目
のチャンクに、分割ファイルデータC3をID3の1番
目のチャンクに、そして分割ファイルデータC4をID
4の1番目のチャンクに書き込むこととなる(図10
(c)参照)。
【0079】このような通常のストライピング処理を施
しただけで、ファイルA、ファイルBそしてファイルC
のいずれもが高速アクセス可能な配列とすることがで
き、上述した1台増設の場合のような「再構成処理」は
不要である。つまり、既にストライピングが実現されて
いるファイルA及びファイルBについての処理が不要と
なる。
【0080】このように、本実施形態のディスクアレイ
装置50においては、ハードディスク装置7を増設する
場合、その増設に関わる処理を容易に行うことができる
と共に、ディスクアレイ装置50としての動作低下を低
く抑えることができる。但し、上記の例は、非常に単純
なモデルであり、実際に運用されるディスクアレイにお
いては、チャンクの数が非常に多くなるため、かなり複
雑な制御が必要となる。
【0081】しかし、そのような条件を考えたとして
も、1台増設に比べて複数台増設する意味は大きい。そ
の理由は、少なくとも増設分のドライブ列のチャンクの
みだけでもストライピング処理が可能であり、既設のド
ライブ列において実現されているストライピング処理に
よるファイル構成を崩さなくてもよいからである。つま
り、既設のドライブ列においては、複数のハードディス
ク装置7を並列に動作させての高速データ読み出しとい
うメリットを継続して得ることができる。
【0082】それでいて増設したドライブ列のために既
設のドライブ列を含めた「再構成処理」を行なう必要が
ない。上述したように、少なくとも増設分のドライブ列
のチャンクのみだけでもストライピング処理が可能だか
らである。そのため、増設に際して、ディスクアレイ装
置としての動作低下を低く抑えることができる。もちろ
ん、既設のドライブ列においても、ストライピング処理
がされていないチャンクについては新たに設定した論理
記憶領域の論理ブロックに割り当てるために用いても構
わない。
【0083】なお、上述した増設例は2台と3台であっ
たが、それ以上でもよい。そして、その場合には、ドラ
イブ列の増設を2列単位で行ない、増設した2列単位の
ドライブ列を対象としてストライピング処理を実行する
ことも有効である。ストライピング処理は、最低2つの
ディスク装置があれば実現できるので、2列単位で増設
し、ストライピング処理も2列単位のドライブ列を対象
とするのである。
【0084】また、自装置の稼働中における前記ドライ
ブ列の増設を検出する手段を備えるようにしてもよい。
この場合には、ディスクアレイ装置50の稼働中におけ
るドライブ列の増設を検出することができるから、外部
から特別な操作をしたり、あるいはディスク装置50の
増設をディスクアレイ装置50に認識させるためにシス
テムをリセットする必要もない。
【0085】例えばディスクアレイ装置50が起動され
た直後の所定の初期化処理においてドライブ列の増設が
あったか否かを判断するような構成が考えられる。この
ような構成とすれば、例えば定期点検や何らかのトラブ
ルでディスクアレイ装置50を停止させた際などにドラ
イブ列を増設したときには、再起動した直後にその増設
に対処できる。
【0086】そして、本実施形態ではビデオサーバシス
テムに適用しているので、上述したようなファイルの高
速読出ができれば、それはデータ供給先の端末装置から
されたビデオデータなどの供給要求に対しての応答時間
の向上につながる。特に、利用者が希望するときに希望
する映画等を見ることができるようにしたビデオ・オン
・デマンド(VOD)サービスのシステムに適用した場
合、利用者の端末装置からのリクエストに応じて随時デ
ータを出力するものであるため、データ供給要求に対し
てのレスポンスの向上を図ることができることは、デー
タ供給サービスの質の向上につながる。
【0087】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲
において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実施
形態では、ビデオサーバとして実現した場合を説明した
が、ホストコンピュータB(この場合は中央制御部2)
からアレイコントローラ5へのコマンド送出及びアレイ
コントローラ5がハードディスク装置7から読み出した
データを外部へ転送という機能が必要とされるシステム
であれば、ビデオサーバには限定されない。
【0088】また、上述の実施形態ではSCSI規格に
準拠したものを前提として説明したが、そのような規格
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のディスクアレイ装置50を備えた
ビデオサーバとして実現した場合の全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 実施形態のアレイコントローラの内部構成を
示すブロック図である。
【図3】 アレイコントローラ内のリード/ライト・パ
リティ生成及びバス切換部が実行するライト動作を示す
ブロック図である。
【図4】 アレイコントローラ内のリード/ライト・パ
リティ生成及びバス切換部が実行するリード動作を示す
ブロック図である。
【図5】 アレイコントローラ内のリード/ライト・パ
リティ生成及びバス切換部が実行するハードディスク装
置状態でのリード動作を示すブロック図である。
【図6】 アレイコントローラ内のリード/ライト・パ
リティ生成及びバス切換部が実行するデータ再構築動作
を示すブロック図である。
【図7】 ファイルに対するリード動作に関し、(a)
は1台のハードディスク装置中の2つのチャンクに該当
するデータが存在する場合、(b)は2台のハードディ
スク装置中の別々のチャンクに該当するデータが存在す
る場合を示す説明図である。
【図8】 ハードディスク装置の管理単位であるチャン
クについての説明図である。
【図9】 ハードディスク装置を1台増設する場合のス
トライピング処理及び再構成処理についての説明図であ
る。
【図10】 ハードディスク装置を2台及び3台増設す
る場合のストライピング処理についての説明図である。
【符号の説明】
1…記憶部 2…中央制御部 4…I/F部 5…アレイコン
トローラ 6…SCSIバス 7…ハードディ
スク装置 8…第1の拡張ボード 9…第2の拡張
ボード 14…I/F部 15…割込制御
部 16…コマンドバッファ 18…DATA
バッファ 19…リード/ライト・パリティ生成及びバス切換部 20…チャンクメモリ(1) 21…チャンク
メモリ(2) 22…SCSI制御部 30…内部バス
側入出力制御部 31…パリティ生成及びチェック部 32…SCSI
バス側入出力制御部 50…ディスクアレイ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶するディスク装置1台以上
    によって構成されるドライブ列を複数備えると共に、当
    該複数のドライブ列は1本のディスクバスによって接続
    されており、 設定された論理記憶領域を複数の論理ブロックに分割
    し、分割された各論理ブロックに前記ドライブ列の物理
    ブロックを割り当てる際、前記論理記憶領域において互
    いに隣接する前記論理ブロックにはそれぞれ別の前記ド
    ライブ列の物理ブロックを割り当てるストライピング処
    理を行なうストライピング制御手段と、 前記複数のドライブ列とのデータ交換を、前記ディスク
    バスの切断及び再接続を繰り返しながら並列に実行可能
    なドライブ制御手段とを備えるディスクアレイ装置であ
    って、 前記ストライピング処理がされた状態で前記ドライブ列
    を増設する場合には複数列単位で増設すると共に、 前記ストライピング制御手段は、前記ドライブ列の増設
    後に実行するストライピング処理において前記論理ブロ
    ックに前記物理ブロックを割り当てる場合、既設のドラ
    イブ列において前記ストライピング処理がされていない
    物理ブロック及び増設分のドライブ列の物理ブロックの
    みを割り当てるよう構成されていることを特徴とするデ
    ィスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記ドライブ列の増設を2列単位で行な
    うと共に、 前記ストライピング制御手段は、増設した2列単位のド
    ライブ列を対象として前記ストライピング処理を実行す
    るよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のディスクアレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクバスはSCSI規格に基づ
    くものであり、 前記ドライブ制御手段は、前記ディスクバスの切断及び
    再接続を、それぞれSCSI規格に基づくディスコネク
    ト動作及びリコネクト動作によって実行することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】 自装置の稼働中における前記ドライブ列
    の増設を検出する増設検知手段を備えていることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載のディスクアレ
    イ装置。
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