JPH10324830A - 水性インク組成物 - Google Patents
水性インク組成物Info
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- JPH10324830A JPH10324830A JP11160297A JP11160297A JPH10324830A JP H10324830 A JPH10324830 A JP H10324830A JP 11160297 A JP11160297 A JP 11160297A JP 11160297 A JP11160297 A JP 11160297A JP H10324830 A JPH10324830 A JP H10324830A
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Abstract
することができ、さらには抗菌性等も制御することがで
きる水性インク組成物を提供する。 【解決手段】 本発明の水性インク組成物は、半極性ホ
ウ素化合物を含有する。ジグリセリンボラートに代表さ
れる半極性ホウ素化合物は、一般的な環境下で優れた湿
潤性を発揮し、これを添加することで、単純な組成であ
っても表面張力、湿潤性、乾燥性のバランスの良い水性
インク組成物が実現される。半極性ホウ素化合物の添加
量の最適範囲は、水性インク組成物に含まれる色剤が染
料であるか顔料であるかによって異なり、色剤が染料の
場合には水性インク組成物全重量の0.5重量%〜3.
0重量%、色剤が顔料の場合には、水性インク組成物全
重量の0.05重量%〜10重量%とすることが好まし
い。
Description
ェットプリンタや文具、さらには各種印刷用途に用いら
れる水性インク組成物に関する。
像を紙やOHPフィルム等の被記録媒体に出力する方法
の一つとして、インクジェット記録方式が使用されてい
る。
熱、圧力等を駆動源としてインクの液滴をインクジェッ
ト用プリンターノズルから被記録媒体に向けて吐出させ
被記録媒体に画像形成するものである。
音であり、ランニングコストが安く、普通紙に画像形成
でき、インクリボンやトナーカートリッジ等の廃棄物が
生じないという長所を有する。また、水性インクを用い
ることにより、環境中に蒸散する有機溶剤を排除ないし
低減することができるという長所も有する。そのため、
近年、インクジェット記録装置は、オフィス用または個
人記録用(家庭用)として急速に普及しつつある。
クジェットプリンタに使用されるインクには、下記のよ
うな特性が求められる。
ないこと。
組成により決定される溶液物性により決定される。
潤性が、また特性(2)にはインクの表面張力が、そし
て特性(3)にはインクの乾燥性がそれぞれ密接に関与
している。良好な湿潤性は、プリンタヘッドのノズルか
らいかなる状態下においても安定して吐出するために必
要である。表面張力は、液滴の飛翔の方向性やドットの
形成性、記録紙への浸透性あるいはサテライト発生の有
無等の画像品質に密接に関係する。
めには、水性インク組成物中の溶剤や添加剤のバランス
の良い選択が求められる。溶剤としては、水の他に染料
溶解剤が、また添加剤としては湿潤剤、界面活性剤、凝
固点降下剤、消泡剤、さらには抗菌剤等が用いられる。
張力をプリンタヘッドのノズルからの吐出に適した値に
調整する方法としては、メチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、n−ブチルアルコール、s−ブチルアルコール、
t−ブチルアルコール等の低級の脂肪族1価アルコール
を添加する方法が採用されている。他の筆記具等に用い
られるインクにおいても、アルコール類を添加した水性
インクが用いられる場合が多い。
剤や添加剤により、水を含めると10種、あるいはそれ
以上の成分の混合物となっている。
を及ぼしあい、最適な組成バランスを決定することは容
易でなく、これら物性を十分に満足するインク組成物の
実現は難しいのが実情である。
インク受容層が形成されていない普通紙に記録した場
合、滲みやフェザリング、濃度ムラが発生するという共
通の問題がある。特に複雑な文字や小さな文字になるほ
ど滲みやフェザリングが目立ってしまい、見づらいもの
となる。
剤(樹脂)を添加し色剤の移動を仰制し、滲みやフェザ
リングを防ぐ方法がある。
滲みやフェザリングは抑えられるが、そのためにはかな
りの添加を必要とし、その結果インクの粘度が高くなり
すぎ、ノズルにおけるインク吐出速度の低下及び吐出量
の低下が生じるという問題がある。
力が著しく低下すると、普通紙上でインクが広がりやす
くなり、逆に滲みやフェザリングを引き起こしてしまう
ことも有り得る。
するものであり、単純な組成により湿潤性、表面張力等
を制御することができ、さらには抗菌性等も制御するこ
とができる水性インク組成物を提供することを目的とす
る。
ときにも滲みやフェザリングの無い印刷が可能な水性イ
ンク組成物を提供することを目的とする。
の添加を必要とせず、吐出特性にも優れた水性インク組
成物を提供することを目的とする。
ク組成物の湿潤性や表面張力をはじめとする溶液物性を
制御するために、各種添加剤について鋭意検討を進めた
結果、半極性ホウ素化合物がこの目的に沿う物質である
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
半極性ホウ素化合物を含有することを特徴とするもので
ある。
ホウ素化合物は、一般的な環境下で優れた湿潤性を発揮
し、これを添加することで、単純な組成であっても表面
張力、湿潤性、乾燥性のバランスの良い水性インク組成
物が実現される。
合物を添加することにより、紙上での色剤の移動が防止
され、普通紙への印画した時の滲みやフェザリングを抑
えられる。
要としないため、吐出性に悪影響を及ぼすこともない。
述の通り、半極性ホウ素化合物を含有することを特徴と
するものである。
において、分子内でプラス(+)とマイナス(−)の極
性を持つ化合物である。B−O結合を持つ有機ホウ素化
合物は、通常ならばホウ素は配位数3であるため結合角
120°の平面結合をかたちづくるが、上記半極性ホウ
素化合物は、電子供与性基がホウ素原子へ引きつけら
れ、4面体構造をとる。
リン2分子とホウ酸1分子とから合成され下記の化3で
示されるジグリセリンボラートが代表的化合物であり、
本発明においてもこのジグリセリンボラートを用いるこ
とができる。
も使用可能である。ジグリセリンボラートの誘導体とし
ては、下記の化4に示すように、ジグリセリンボラート
に脂肪酸を反応させた化合物が挙げられる。具体的に
は、グリセリン・モノラウロイルグリセリン・ボラー
ト、グリセリン・モノパルミトイルグリセリン・ボラー
ト、グリセリン・モノステアロイルグリセリン・ボラー
ト等を挙げることができる。
ジメチル−1,2−イミダゾリジノンとを複合化した化
合物等も使用可能である。
誘導体以外に、例えば下記の化5に示す化合物等も使用
可能である。
リンボラートは、一般的な環境下において優れた湿潤性
を有する。表1にジグリセリンボラート単独の湿潤性の
データを示す。これは、ジグリセリンボラート1gをガ
ラスシャーレ上に滴下し、25℃、相対湿度50%の雰
囲気下に放置し、一定時間経過後の吸湿による重量増加
を調べたものである。
性をも有する。例えば、ジグリセリンボラートにおいて
は、黄色ブドウ球菌に対するMIC(最小発育阻止濃
度:日本化学療法学会 標準法に準拠して測定)が32
00(μg/ml)以下というデータが得られている。
範囲は、水性インク組成物に含まれる色剤が染料である
か顔料であるかによって異なり、色剤が染料の場合には
水性インク組成物全重量の0.5重量%〜3.0重量%
とすることが好ましい。色剤が顔料の場合には、水性イ
ンク組成物全重量の0.05重量%〜10重量%の範囲
とすることが好ましい。
分に期待できず、滲みやフェザリングが発生する。逆に
含有量が多すぎると、インクの色調、特性等に悪影響を
及ぼす虞れがある。
て公知のものを含め、各種の天然染料、合成染料が使用
できる。具体的には、ニトロソ系、ニトロ系、アゾ系、
スチルベン系、ジフェニルメタン系、トリアリールメタ
ン系、ザンセン系、アクリジン系、キノリン系、メチン
系、ポリメチン系、チアゾール系、インダミン系、イン
ドフェノール系、アジン系、オキサジン系、チアジン
系、硫化系、アミノケトン系、オキシケトン系、アント
ラキノン系、インジゴイド系、フタロシアニン系等の染
料を挙げることができる。
れ、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレン
ブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラックを
挙げることができる。中でも、表面に酸性基を有するカ
ーボンブラックを色剤とする水性インク組成物に適用す
ると、著しく顕著な効果が発揮される。
くは0.5〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%
であり、所望の色調に応じて設定すればよい。
る水、色剤、上記半極性ホウ素化合物の他、水溶性有機
溶剤を含有させてもよい。水溶性有機溶剤としては、脂
肪族1価アルコール、多価アルコール、環状ケトンの少
なくとも1種を用いることが好ましい。
ルコール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアル
コール等が好ましい。
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、テトラエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等
のグリコールやその誘導体がヘッド目詰まり防止やイン
ク凍結防止の点から好ましい。
−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン、炭酸
プロピレン等が被記録材への浸透を良くするという点か
ら好ましい。
は、好ましくは1〜40重量%、より好ましくは5〜2
0重量%である。
は、界面活性剤、粘度調整剤、消泡剤、防腐剤、pH調
整剤のうちの少なくとも1種を含有させてもよい。
ル塩類等のアニオン界面活性剤、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
類等のノニオン界面活性剤が挙げられ、インクの表面張
力を制御するとともに、インクの保存性を高める効果を
有する。インクの表面張力は、好ましくは25〜70dy
ne/cm、より好ましくは30〜50dyne/cmの範囲であ
り、表面張力がこの範囲に入るように界面活性剤の添加
量を調整することが好ましい。
高める効果のあるものであればいかなるものであっても
よく、例えば粘度上昇剤として水溶性樹脂であるポリビ
ニルアルコールやポリビニルピロリドン、ポリエチレン
グリコール等が挙げられる。これらの添加量を調整する
ことにより、インクの粘度を好ましくは1〜30cps、
より好ましくは1〜15cpsの範囲とするのがよい。
インクの吐出安定性を高める効果のある一般的な消泡剤
を用いることができ、例えば脂肪族1価アルコールが挙
げられる。この消泡剤のインク中の含有量としては、
0.5〜20重量%とすることが好ましく、より好まし
くは1〜10重量%である。
インクの保存安定性を高める効果のある化合物が用いら
れ、具体的には、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸
ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノ
ールナトリウム等が挙げられる。これら防腐剤のインク
中の含有量は、好ましくは0.01〜5重量%、より好
ましくは0.1〜2重量%である。
の材料に及ぼす影響をなくし、使用される記録装置を保
護するもの、あるいはインクの保存性を高める効果のあ
る一般的なものを用いれば良く、これによりインク組成
物のpHを7〜10の範囲に調整することが好ましい。
かかるpH調整剤の具体例としては、アンモニア、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン等の各種有機ア
ミン、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム等のアルカリ
金属の水酸化物等の無機アルカリ剤、有機酸、鉱酸等が
挙げられる。
ついて、実験結果を基に詳細に説明する。
リンボラートを用い、色剤として染料を用いた場合の最
適添加量について検討を加えた。
性染料(C.I.ダイレクトブルー199、ダイワ化成
社製、商品名C−319H、構造を化6に示す。)3
g、ジグリセリンボラート0〜5.0g、残部が水から
なる水性インク組成物を混合して100gとし、水性イ
ンク組成物A0〜A6を得た。各水性インク組成物の組
成を表2に示す。
物A0〜A6につき、粘度、表面張力、湿潤性及び乾燥
性を評価した。
種の水性インク組成物A0〜A6の粘度を測定した。
ら粘度ηを算出する。
用い、上記7種の水性インク組成物A0〜A6の表面張
力を測定した。
で、次式から表面張力γを算出する。
上に液滴が重ならないように10滴ずつ滴下し、温度2
5℃、相対湿度50%の環境下に1週間放置して、染料
の結晶析出の有無を目視で評価した。測定評価「なし」
は湿潤性に問題がなく、「あり」は湿潤性が低下して染
料の結晶が析出した状態を表す。
ェットプリンタ(ヒューレットパッカード社製、商品名
HPデスクジェット1200C)により専用記録紙上に
文字を印刷し、30秒後に同じ専用記録紙で印刷文字を
擦り、インクの尾引き、すなわち記録紙の汚れの有無を
評価した。「なし」は問題なく、「有り」は記録紙の汚
れが発生したものである。
セリンボラートの添加により、水性インク組成物の粘度
に影響を与えることなく、表面張力の値を徐々に減少
し、記録紙への浸透性やインク液滴の吐出性能を向上で
きることがわかる。
加により、いずれも良好な結果が得られ、インクジェッ
トノズルの目詰まりの懸念がないことを示している。
下の添加量でいずれも問題なく、印字の擦れによる汚れ
の虞れはない。
素化合物としてのジグリセリンボラートを0.5重量%
以上、3.0重量%以下添加することにより、表面張力
を適正値に低減し、湿潤性及び乾燥性のバランスのよい
水性インク組成物が得られることがわかる。また、抗菌
性をも付与することが可能である。
半極性ホウ素化合物について、その添加効果を調べた。
い、他は水性インク組成物A3と同様の組成で水性イン
ク組成物を調製した。
の測定を行ったところ、粘度1.17cps、表面張力5
7.9dyne/cm、湿潤性「なし」、乾燥性「なし」であ
り、ジグリセリンボラートと同様の効果が認められ、湿
潤性、乾燥性のバランスのよいインク組成物が得られる
ことがわかった。
用いた場合の半極性ホウ素化合物の添加効果について調
べた。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B1を得た。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B2を得た。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B3を得た。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B4を得た。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B0を得た。
ンク組成物B0〜B4について、振動式粘度計(秩父小
野田社製、商品名CJV−5000)を用い、25℃におけ
る粘度を測定した。さらに、CBVP型式表面張力計
(協和界面科学社製、商品名A−3型)を用いて表面張
力を測定した。これらの測定結果を表4に示す。
4について、バブルジェット方式プリンター(商品名Co
lor Ink Jet Printer XJ-500、富士通社製)を用い、イ
ンクを詰め替えることにより、リサイクル紙へプリンタ
内蔵機能のクリーニングパターンを印画した。形成され
た印画物を目視で検査し、インクが安定に吐出されてい
るか否かを評価した。その結果を併せて表4に示す。な
お、表4において、インクが安定に吐出され、ドット欠
陥およびサテライトが認められない場合を“○”、吐出
が不安定でドット欠陥およびサテライトが認められた場
合を“×”で示す。
水性インク組成物B0〜B4により、上記と同種のバブ
ルジェット方式プリンターを用い、リサイクル紙へ印字
を行った。この時の印画物としては、1mm四方の大き
さの漢字(4種)を用い、拡大写真で滲み、フェザリン
グの有無を目視で評価した。結果を表4に示す。なお、
表4において、滲み,フェザリングが見られない又はほ
とんど見られない場合を“○”、滲み,フェザリングが
見られた場合を“×”で示す。
物B0、B4の印画物に滲み,フェザリングが見られ
た。つまり、ジグリセリンボラートを0.05重量%以
上添加することにより、滲み,フェザリングが改善され
ることがわかる。また、添加量が多いほど滲み,フェザ
リングが無くなることがわかった。
滲み、フェザリングが無くなることがわかった。そこ
で、添加量をさらに増やして実験を行った。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B5を得た。
ところ、粘度20.2m・Pa・s、表面張力39.3dy
ne/cmであり、吐出性の悪いものであった。
量が10重量%までは、吐出に悪影響しない粘度と表面
張力が得られるが、15重量%以上では吐出へ悪影響を
及ぼす粘度となってしまうことがわかる。
いての検討 ここでは、表面上に酸性基を持つような化学処理を施し
ていないカーボンブラックを用いて、実験を行った。
い、粗大粒子を除去して分散液とした。
ディスポーザブルメンブランフィルターで濾過を行い、
水性インク組成物B6を得た。
ル化し、吐出に至らなかった。したがって、表面を酸性
基を持つように化学処理してあるカーボンブラックを用
いることで安定吐出するインクが得られることがわか
る。
明の水性インク組成物は、ジグリセリンボラートに代表
される半極性ホウ素化合物を含有しているので、単純な
組成により、表面張力、湿潤性、乾燥性及び抗菌性の各
種特性を同時に満たすことができる。これにより、例え
ばインクジェット記録における画像品質を向上すること
が可能である。
ことにより、滲みやフェザリングの発生を防止し、優れ
た画像を形成することができる。
粘度溶剤のように多量の添加は必要なく、吐出性も良好
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 半極性ホウ素化合物を含有することを特
徴とする水性インク組成物。 - 【請求項2】 上記半極性ホウ素化合物が下記の化1で
示されるジグリセリンボラート又はその誘導体であるこ
とを特徴とする請求項1記載の水性インク組成物。 【化1】 - 【請求項3】 上記半極性ホウ素化合物が下記の化2で
示される化合物又はその誘導体であることを特徴とする
請求項1記載の水性インク組成物。 【化2】 - 【請求項4】 グリコール誘導体、環状ケトン誘導体か
ら選ばれる少なくとも1種を含有していることを特徴と
する請求項1記載の水性インク組成物。 - 【請求項5】 色剤として染料を含み、半極性ホウ素化
合物の含有量がインク全重量の0.5〜3.0重量%で
あることを特徴とする請求項1記載の水性インク組成
物。 - 【請求項6】 色剤として顔料を含み、半極性ホウ素化
合物の含有量がインク全重量の0.05〜10重量%で
あることを特徴とする請求項1記載の水性インク組成
物。 - 【請求項7】 上記顔料が表面に酸性基を有するカーボ
ンブラックであることを特徴とする請求項6記載の水性
インク組成物。
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JP11160297A JP3843535B2 (ja) | 1996-06-11 | 1997-04-28 | 水性インク組成物 |
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JP8-149186 | 1997-03-26 | ||
JP9-74192 | 1997-03-26 | ||
JP7419297 | 1997-03-26 | ||
JP11160297A JP3843535B2 (ja) | 1996-06-11 | 1997-04-28 | 水性インク組成物 |
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JPH10324830A true JPH10324830A (ja) | 1998-12-08 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11160297A Expired - Fee Related JP3843535B2 (ja) | 1996-06-11 | 1997-04-28 | 水性インク組成物 |
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JP (1) | JP3843535B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2407323A (en) * | 2003-10-23 | 2005-04-27 | Ilford Imaging Uk Ltd | Aqueous ink set for ink jet printers |
JP2016113597A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具用水性インク組成物 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP11160297A patent/JP3843535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2407323A (en) * | 2003-10-23 | 2005-04-27 | Ilford Imaging Uk Ltd | Aqueous ink set for ink jet printers |
GB2407323B (en) * | 2003-10-23 | 2008-02-20 | Ilford Imaging Uk Ltd | Aqueous ink set for ink jet printers |
JP2016113597A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具用水性インク組成物 |
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JP3843535B2 (ja) | 2006-11-08 |
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