JPH1032422A - 平面回路型ノッチアンテナ - Google Patents
平面回路型ノッチアンテナInfo
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- JPH1032422A JPH1032422A JP8185820A JP18582096A JPH1032422A JP H1032422 A JPH1032422 A JP H1032422A JP 8185820 A JP8185820 A JP 8185820A JP 18582096 A JP18582096 A JP 18582096A JP H1032422 A JPH1032422 A JP H1032422A
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- Japan
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- antenna
- resonance frequency
- notch antenna
- ground electrode
- dielectric substrate
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- Pending
Links
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- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 claims abstract description 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 8
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ２つの周波数帯で共用できる、小型で経済的
なアンテナを実現する。 【解決手段】 平面回路型ノッチアンテナ１は、四角形
状の誘電体基板２の一面にグランド電極３が全面に形成
され、そのグランド電極３の対向する２辺にそれぞれ切
り込み６，７が形成される。誘電体基板２の他面には、
一対の給電プローブ４，５が互いに対向して、前記２辺
と平行に、切り込み６または７と対向して形成され、そ
れら給電プローブ４，５の対角の一端がそれぞれ自由端
とされ、他端がそれぞれ延長されて共通の給電端子８に
接続される。この発明では特に、第１，第２の共振周波
数帯で共用可能にしている。そのため第２共振波長の約
１／２の長さで、直線状の金属製無給電素子１１，１２
が、各給電プローブ上に0.１波長以下の距離だけ離し
て、重なるように配設される。無給電素子を除去した場
合のアンテナの共振周波数は第１の共振周波数にほぼ等
しく設定される。なお、無給電素子は例えば誘電体製の
スペーサ１３，１４上に固定される。
なアンテナを実現する。 【解決手段】 平面回路型ノッチアンテナ１は、四角形
状の誘電体基板２の一面にグランド電極３が全面に形成
され、そのグランド電極３の対向する２辺にそれぞれ切
り込み６，７が形成される。誘電体基板２の他面には、
一対の給電プローブ４，５が互いに対向して、前記２辺
と平行に、切り込み６または７と対向して形成され、そ
れら給電プローブ４，５の対角の一端がそれぞれ自由端
とされ、他端がそれぞれ延長されて共通の給電端子８に
接続される。この発明では特に、第１，第２の共振周波
数帯で共用可能にしている。そのため第２共振波長の約
１／２の長さで、直線状の金属製無給電素子１１，１２
が、各給電プローブ上に0.１波長以下の距離だけ離し
て、重なるように配設される。無給電素子を除去した場
合のアンテナの共振周波数は第１の共振周波数にほぼ等
しく設定される。なお、無給電素子は例えば誘電体製の
スペーサ１３，１４上に固定される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車電話等におい
て、トンネル内の不感地対策用としてトンネルの壁面に
取付けられる対移動局用アンテナとして利用されるノッ
チアンテナに関し、特に２つの周波数帯で共用可能な、
小型化で経済的なアンテナに関する。
て、トンネル内の不感地対策用としてトンネルの壁面に
取付けられる対移動局用アンテナとして利用されるノッ
チアンテナに関し、特に２つの周波数帯で共用可能な、
小型化で経済的なアンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、トンネル内で自動車電話等の移
動通信は電波が届かないため通信ができない。この不感
地を解消するため直接中継によるブースタ方式が導入さ
れ、対移動局用アンテナがトンネル壁面に取付けられ
る。このアンテナは薄型にする必要があり、図３に示す
ように平面回路型のノッチアンテナ１が用いられてい
る。
動通信は電波が届かないため通信ができない。この不感
地を解消するため直接中継によるブースタ方式が導入さ
れ、対移動局用アンテナがトンネル壁面に取付けられ
る。このアンテナは薄型にする必要があり、図３に示す
ように平面回路型のノッチアンテナ１が用いられてい
る。
【０００３】誘電体基板２の片面に形成された銅などよ
り成るグランド電極３はノッチアンテナの接地面として
動作させ、他方の面にアンテナ給電プローブ４，５を形
成する。グランド電極３の対向する２辺にノッチアンテ
ナを構成するための切り込み６，７が設けられている。
このときのアンテナ給電プローブ４と５の間隔は約0.５
波長で、切り込み６，７側にそれぞれ形成されたノッチ
アンテナ素子間の給電位相が互いに逆相となるように給
電して、水平面（ＸＹ平面）内指向性は正面方向（Ｙ軸
方向）でヌル点が生じ、Ｘ軸方向に８の字が形成される
ように構成されている。
り成るグランド電極３はノッチアンテナの接地面として
動作させ、他方の面にアンテナ給電プローブ４，５を形
成する。グランド電極３の対向する２辺にノッチアンテ
ナを構成するための切り込み６，７が設けられている。
このときのアンテナ給電プローブ４と５の間隔は約0.５
波長で、切り込み６，７側にそれぞれ形成されたノッチ
アンテナ素子間の給電位相が互いに逆相となるように給
電して、水平面（ＸＹ平面）内指向性は正面方向（Ｙ軸
方向）でヌル点が生じ、Ｘ軸方向に８の字が形成される
ように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、複数
の周波数帯域でサービスするとき、アンテナはそれぞれ
の周波数、例えば８００ＭHzと１５００ＭHz（自動車電
話に割り当てられた周波数）に対応したノッチアンテナ
を用いなければならず、アンテナを複数用いるため、ア
ンテナ設置空間が増加すること、および経済性に欠ける
等の欠点があった。この発明の目的はノッチアンテナの
周波数共用化を実現し、小型化、経済化を図ろうとする
ものである。
の周波数帯域でサービスするとき、アンテナはそれぞれ
の周波数、例えば８００ＭHzと１５００ＭHz（自動車電
話に割り当てられた周波数）に対応したノッチアンテナ
を用いなければならず、アンテナを複数用いるため、ア
ンテナ設置空間が増加すること、および経済性に欠ける
等の欠点があった。この発明の目的はノッチアンテナの
周波数共用化を実現し、小型化、経済化を図ろうとする
ものである。
【０００５】
（１）平面回路型ノッチアンテナは、四角形状の誘電体
基板の一面にグランド電極が全面に形成され、そのグラ
ンド電極の対向する２辺にそれぞれ切り込みが形成さ
れ、誘電体基板の他面において、一対の給電プローブが
互いに対向して、前記２辺と平行に、前記切り込みと対
向して形成され、それら給電プローブの対角の一端がそ
れぞれ自由端とされ、他端がそれぞれ延長されて共通の
給電端子に接続されている。
基板の一面にグランド電極が全面に形成され、そのグラ
ンド電極の対向する２辺にそれぞれ切り込みが形成さ
れ、誘電体基板の他面において、一対の給電プローブが
互いに対向して、前記２辺と平行に、前記切り込みと対
向して形成され、それら給電プローブの対角の一端がそ
れぞれ自由端とされ、他端がそれぞれ延長されて共通の
給電端子に接続されている。
【０００６】この発明のノッチアンテナは特に、第１，
第２の共振周波数を有し、その第２の共振周波数に対応
する波長の約１／２の素子長をもつ直線状の金属製無給
電素子が、各給電プローブ上に0.１波長以下の距離だけ
離して、それぞれ重なるように配設される。無給電素子
を除去した場合のノッチアンテナの共振周波数が、第１
の共振周波数にほぼ等しく設定される。
第２の共振周波数を有し、その第２の共振周波数に対応
する波長の約１／２の素子長をもつ直線状の金属製無給
電素子が、各給電プローブ上に0.１波長以下の距離だけ
離して、それぞれ重なるように配設される。無給電素子
を除去した場合のノッチアンテナの共振周波数が、第１
の共振周波数にほぼ等しく設定される。
【０００７】（２）請求項２の発明では、前記（１）に
おいて、無給電素子が、誘電体基板上に取付けられた誘
電体より成るスペーサ上に固定される。
おいて、無給電素子が、誘電体基板上に取付けられた誘
電体より成るスペーサ上に固定される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１Ａは本発明による２周波数帯
で共用可能なノッチアンテナであり、図２と対応する部
分に同じ符号を付けてある。この発明では、給電プロー
ブ４，５の前面に無給電素子１１，１２をそれぞれ取付
けている。無給電素子１１，１２はそれぞれ誘電体より
成るスペーサ１３，１４上に取付けられ、給電プローブ
４，５とそれぞれ重なり合って、給電プローブと一定間
隔離して配置している。この間隔は波長に比べて極めて
小さく0.０１〜0.１波長である。また、無給電素子１
１，１２の長さは設定する共振波長の約１／２である。
図１Ｂは図１Ａのアンテナの測定結果を示したもので、
第１の周波数（この例では低い方の周波数）は従来と同
じ構成のノッチアンテナの共振周波数で、第２の周波数
（この例では高い方の周波数）は無給電素子１１，１２
の共振周波数であり、２つの共振特性が得られる。
で共用可能なノッチアンテナであり、図２と対応する部
分に同じ符号を付けてある。この発明では、給電プロー
ブ４，５の前面に無給電素子１１，１２をそれぞれ取付
けている。無給電素子１１，１２はそれぞれ誘電体より
成るスペーサ１３，１４上に取付けられ、給電プローブ
４，５とそれぞれ重なり合って、給電プローブと一定間
隔離して配置している。この間隔は波長に比べて極めて
小さく0.０１〜0.１波長である。また、無給電素子１
１，１２の長さは設定する共振波長の約１／２である。
図１Ｂは図１Ａのアンテナの測定結果を示したもので、
第１の周波数（この例では低い方の周波数）は従来と同
じ構成のノッチアンテナの共振周波数で、第２の周波数
（この例では高い方の周波数）は無給電素子１１，１２
の共振周波数であり、２つの共振特性が得られる。
【０００９】図２の（ａ）は９００ＭHz，（ｂ）は１５
００ＭHzにおける水平面（ＸＹ平面）内指向性の測定結
果で各周波数ともにほぼ同様の指向性を得ており、良好
なアンテナ特性となっている。
００ＭHzにおける水平面（ＸＹ平面）内指向性の測定結
果で各周波数ともにほぼ同様の指向性を得ており、良好
なアンテナ特性となっている。
【００１０】
【発明の効果】この発明では、従来のノッチアンテナの
各給電プローブ４，５の前面にそれぞれ無給電素子１
１，１２を設けることによって、従来のノッチアンテナ
と同じ共振周波数（例えば８００ＭHz）の他に無給電素
子の素子長に対応する第２の周波数帯（例えば１５００
ＭHz帯）に共振するアンテナが得られる。従って、従来
のようにそれぞれの周波数帯で共振する２つのノッチア
ンテナを設ける必要がなくなり、それだけ小型化、経済
化が図られる。
各給電プローブ４，５の前面にそれぞれ無給電素子１
１，１２を設けることによって、従来のノッチアンテナ
と同じ共振周波数（例えば８００ＭHz）の他に無給電素
子の素子長に対応する第２の周波数帯（例えば１５００
ＭHz帯）に共振するアンテナが得られる。従って、従来
のようにそれぞれの周波数帯で共振する２つのノッチア
ンテナを設ける必要がなくなり、それだけ小型化、経済
化が図られる。
【図１】Ａはこの発明の実施例を示す斜視図，ＢはＡの
反射減衰量の周波数特性を示す図。
反射減衰量の周波数特性を示す図。
【図２】図１Ａのアンテナの水平面（ＸＹ平面）内の指
向特性。
向特性。
【図３】従来のノッチアンテナの斜視図。
Claims (2)
- 【請求項１】 四角形状の誘電体基板の一面にグランド
電極が全面に形成され、そのグランド電極の対向する２
辺にそれぞれ切り込みが形成され、 前記誘電体基板の他面において、一対の給電プローブが
互いに対向して、前記２辺と平行に、前記切り込みと対
向して形成され、それら給電プローブの対角の一端がそ
れぞれ自由端とされ、他端がそれぞれ延長されて共通の
給電端子に接続されている平面回路型ノッチアンテナに
おいて、 第１，第２の共振周波数を有し、 その第２の共振周波数に対応する波長の約１／２の素子
長をもつ直線状の金属製無給電素子が、前記各給電プロ
ーブ上に0.１波長以下の距離だけ離して、それぞれ重な
るように配設され、 前記無給電素子を除去した場合のノッチアンテナの共振
周波数が、前記第１の共振周波数にほぼ等しく設定され
ていることを特徴とする平面回路型ノッチアンテナ。 - 【請求項２】 請求項１において、前記無給電素子が、
前記誘電体基板上に取付けられた誘電体より成るスペー
サ上に固定されていることを特徴とする平面回路型ノッ
チアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8185820A JPH1032422A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 平面回路型ノッチアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8185820A JPH1032422A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 平面回路型ノッチアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032422A true JPH1032422A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16177458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8185820A Pending JPH1032422A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 平面回路型ノッチアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032422A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11205035A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Ddi Corp | 双指向性偏波アンテナ装置 |
| KR100343103B1 (ko) * | 1999-06-25 | 2002-07-05 | 무라타 야스타카 | 안테나 장치 및 이를 사용하는 통신장치 |
| JP2004015246A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Yoshinobu Okano | プレートアンテナおよびそのアンテナを備える通信端末 |
| US7688276B2 (en) | 2001-09-13 | 2010-03-30 | Fractus, S.A. | Multilevel and space-filling ground-planes for miniature and multiband antennas |
| JP2014110561A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 平面アンテナ |
| CN105826691A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-08-03 | 安费诺（常州）高端连接器有限公司 | 一种宽带陷波天线 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02113706A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | アンテナ装置 |
| JPH04157905A (ja) * | 1990-10-22 | 1992-05-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 広帯域平面アンテナ |
| JPH0823224A (ja) * | 1994-07-11 | 1996-01-23 | N T T Ido Tsushinmo Kk | ノッチアンテナ |
| JPH08186433A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Nhk Spring Co Ltd | ノッチアンテナ |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP8185820A patent/JPH1032422A/ja active Pending
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Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH11205035A (ja) * | 1998-01-19 | 1999-07-30 | Ddi Corp | 双指向性偏波アンテナ装置 |
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| US7911394B2 (en) | 2001-09-13 | 2011-03-22 | Fractus, S.A. | Multilevel and space-filling ground-planes for miniature and multiband antennas |
| US8581785B2 (en) | 2001-09-13 | 2013-11-12 | Fractus, S.A. | Multilevel and space-filling ground-planes for miniature and multiband antennas |
| JP2004015246A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Yoshinobu Okano | プレートアンテナおよびそのアンテナを備える通信端末 |
| JP2014110561A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 平面アンテナ |
| CN105826691A (zh) * | 2016-05-11 | 2016-08-03 | 安费诺（常州）高端连接器有限公司 | 一种宽带陷波天线 |
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