JPH10323674A - 有機物含有水の処理装置 - Google Patents

有機物含有水の処理装置

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JPH10323674A
JPH10323674A JP9133680A JP13368097A JPH10323674A JP H10323674 A JPH10323674 A JP H10323674A JP 9133680 A JP9133680 A JP 9133680A JP 13368097 A JP13368097 A JP 13368097A JP H10323674 A JPH10323674 A JP H10323674A
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Japan
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water
treatment
treated
separation
discharge
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JP9133680A
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Motoyuki Yoda
元之 依田
Sosuke Nishimura
総介 西村
Takaaki Tokutomi
孝明 徳富
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F1/4608Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods using electrical discharges
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機物含有水の凝集性等を高めて汚濁物の分
離性を改善し、これにより固液分離と組合せて効率よく
処理することが可能な有機物含有水の処理装置を得る。 【解決手段】 有機物含有水を高圧パルス放電処理装置
1において高圧パルス放電処理し、放電処理水を沈殿分
離装置2、浮上分離装置、濾過分離装置、膜分離装置等
の分離装置において処理して汚濁物を分離する有機物含
有水の処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧パルス放電を
組み込んだ有機物含有水の処理装置、特に懸濁物や有機
物を含有する排液の処理に好適な有機物含有水の処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機物含有水を水中高圧パルス放電処理
することにより、有機物を分解する処理方法が提案され
ている(USP NO.5464513号)。この方法
では高圧パルス放電により殺菌を行うとともに、放電に
より発生する過酸化物により有機物を分解する方法であ
る。この方法は薬品を使用せず、電気だけを使用して処
理が可能であり、汚泥も発生しない。しかしこの方法は
低濃度の有機物を含む被処理水の処理には適している
が、生物処理等に比べて処理コストが高いため、高濃度
に生物処理可能な有機物を含有する被処理水を高圧パル
ス放電のみで処理すると効率が悪く、コスト高になると
いう問題点がある。
【0003】一方、難生物分解性物質を含有する排水の
処理方法として、COD成分含有廃水を水中放電により
前処理しBOD/COD比を高め生物的に分解されやす
い廃液に改善した後、生物処理する廃水の処理方法が提
案されている(特開昭61−25698号)。この方法
では、放電処理により各種活性酸素種(ラジカル)や紫
外線が発生し、これらにより難生物分解性の有機物が分
解するため、生物処理時間を短縮することができるとと
もに、処理水質が向上する。しかしこの方法では、後段
で生物処理を行うため、これに伴って発生する余剰汚泥
の処理が必要になり、放電処理における「電気だけで処
理可能で、汚泥が発生しない」という利点は失われると
いう問題点がある。また、懸濁物由来の汚濁物を多く含
む排水の場合、その除去効率の改善や凝集剤等薬剤コス
ト高という問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高圧
パルス放電の特性を利用し、簡単な操作と組合せて、汚
濁物を含む有機物含有水でも効率よく処理することがで
きる有機物含有水の処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は次の有機物含有
水の処理装置である。 (1) 有機物含有水を高圧パルス放電処理する高圧パ
ルス放電処理装置と、高圧パルス放電処理水中の汚濁物
を分離する分離装置とを備えていることを特徴とする有
機物含有水の処理装置。 (2) 分離装置が沈殿分離装置、浮上分離装置、濾過
分離装置および膜分離装置から選ばれる1以上の装置で
ある上記(1)記載の装置。
【0006】本発明において処理の対象となる有機物含
有水は、有機物を含有する水であれば特に限定されない
が、本発明の方法は水中高圧パルス放電により凝集性、
膜分離性等の分離性が改善される有機物含有水や、高圧
パルス放電により有機物が改質して分離性が改善される
有機物含有水に適用するのが好ましい。このような有機
物含有水は、汚濁物として固形物を含むものが分離の対
象として好ましいが、溶解性の有機物を含んでいてもよ
い。また無機性固形物のほか、塩類やベンゼン、トルエ
ン、キシレン、フェノール等の膜分離性が改善されるも
のを含んでいてもよい。有機物含有水の具体的なものと
しては、化学工場排液、食品工場排液、油脂工場排液、
パルプ工場排液、河川水、湖沼水などがあげられる。
【0007】高圧パルス放電処理装置は、水中で電極間
に、パルス状に高電圧を印加して放電を行う装置であ
る。高圧パルス放電処理装置としては、放電電極に高電
圧をパルス状に印加することができる装置が制限なく使
用することができる。放電方式としては、アーク放電、
コロナストリーマ放電などが採用できる。
【0008】電極の材質としては金属や導電性セラミッ
クスなど、導電性の材質であれば制限なく使用すること
ができ、例えばカソードとしてはステンレス鋼、トリウ
ム合金等の耐食性を有し、デポジットの少ない材質が好
ましく、アノードとしてはCu・Zn・Fe合金、トリ
ウム合金、ステンレス鋼等の放電時の損耗の少ない材質
が好ましい。
【0009】放電の条件は、電極間隔2〜50mm、好
ましくは15〜30mm、印加電圧(ピーク電圧)5〜
100kV、好ましくは20〜50kV、パルス電圧の
周波数30Hz〜1MHz、好ましくは60〜1000
Hz、パルス幅(平均ピーク幅)5ナノ秒〜1ミリ秒、
好ましくは1〜100マイクロ秒とするのが望ましい。
このようなパルス幅のパルス電圧を使用することによ
り、連続的に電圧を印加するよりも消費電力を低減する
ことができる。放電を行う場合、電極間に空気、酸素、
アルゴンなどのガスを通気させて気泡を発生させると、
安定な放電を維持できるので好ましい。またガスの種類
によって種々な種類のラジカルを発生させることができ
る。
【0010】高圧パルス放電処理全体としては上記放電
条件で、有機物含有水のCODCrあたり0.1〜2kW
H/kg−CODCr、好ましくは0.2〜1.2kWH
/kg−CODCrのエネルギーで処理するように構成す
るのが好ましい。また高圧パルス放電処理は連続的に行
うこともできるし、間欠的に行うように構成することも
できる。
【0011】分離装置は高圧パルス放電処理水中の汚濁
物を分離できる装置であれば制限なく用いることができ
るが、沈殿分離装置、浮上分離装置、濾過分離装置等の
固液分離装置や、膜分離装置などが好ましく、これらは
1種単独で、あるいは2種以上組合せて用いることがで
きる。
【0012】沈殿分離装置は重力を利用して汚濁物を分
離する装置であり、凝集剤を添加しないで重力のみを利
用する通常の沈殿分離装置と、凝集剤を添加して凝集フ
ロックを生成させて沈殿分離を行う凝集沈殿分離装置が
ある。凝集フロックの生成については凝集剤を添加し急
速攪拌による凝集反応と、緩速攪拌によるフロック生成
の工程がある。これらの凝集フロック生成と沈殿分離は
1つの槽で行ってもよく、また別の槽で行ってもよい。
【0013】浮上分離装置は浮力を利用して汚濁物を分
離する装置であり、SSまたはフロックに気泡を付着さ
せて分離する装置が一般的であり、特に加圧溶解した空
気により微細な気泡を発生させる加圧浮上分離装置が好
ましい。このような浮上分離装置においても凝集フロッ
クを生成させ、このフロックに気泡を付着させるものが
好ましい。
【0014】濾過分離装置は濾材を利用して汚濁物ない
しフロックを濾過分離する装置であり、濾材の面を利用
して濾過を行う面積濾過装置でもよいが、粒状の濾材を
充填して濾過層を形成し、その体積全体を利用する体積
濾過装置が好ましい。この濾過分離装置としても、凝集
フロックを生成させて濾過を行う凝集濾過分離装置を使
用することができる。
【0015】膜分離装置は透過膜を用いて膜分離を行う
装置であり、固体状または溶液状の汚濁物を分離する装
置である。ここで透過膜とは、膜の片側から反対側に向
けて溶媒を透過させることにより分離を行う膜であり、
分離性能に応じてMF(マイクロフィルトレーション)
膜、UF(限外濾過)膜、NF(ナノフィルトレーショ
ン)膜、RO(逆浸透)膜などがあげられる。これらの
透過膜の材質としてはCA膜、PA膜、アラミド膜、ポ
リスルホン膜など任意の材質の膜が使用できる。また膜
の形状としては平膜、スパイラル状膜、チューブラ膜、
中空糸膜など、任意の形状のものがあげられる。
【0016】これらの透過膜は、その片側に被処理液を
供給する給液部、反対側に透過液を取出す集液部を形成
するように膜分離装置に備え付けられるが、膜モジュー
ルにより膜分離装置が構成される場合と、膜モジュール
を形成せず、膜素材を水槽に浸漬して膜分離装置が構成
される場合とがある。
【0017】膜モジュールはスパイラル形、チューブラ
形、中空糸形の透過膜を円筒形のベッセルに組込み、ベ
ッセルの一端部に給液部、他端部に集液部を連絡するよ
うに構成される。この膜モジュールは多数をシリーズま
たはパラレルに接続して膜分離装置が構成される。膜モ
ジュールを形成しない場合は中空糸膜や平膜の膜素材を
そのまま水槽に浸漬し、水槽に給液部と集液部を連絡し
て膜分離装置が構成される。
【0018】本発明では高圧パルス放電処理装置の処理
水を分離装置で汚濁物を分離するように接続される。分
離装置が沈殿分離装置、凝集沈殿分離装置、浮上分離装
置、濾過分離装置の場合は、高圧パルス放電処理装置の
後に単純にこれらの分離装置を接続するだけでよい。膜
分離装置の場合は濃縮液を循環して膜分離を行う場合が
あるが、この場合濃縮液の少なくとも一部を高圧パルス
放電処理装置に循環してもよい。
【0019】
【作用】本発明の有機物含有水の処理装置においては、
被処理水を高圧パルス放電処理装置に導入して高圧パル
ス放電処理を行い、有機物を分解する。この場合、水中
に設けた電極間に、パルス状に高電圧を印加して放電を
行うと、水中にOHラジカル、過酸化水素、オゾンなど
の酸化性物質(活性酸素種)が生成する。これらの活性
酸素種は水中の懸濁物質に作用し、溶解性有機物分子の
凝集、懸濁物粒子の表面荷電の中和などの反応を起こ
し、懸濁物質の凝集性が高められる。
【0020】このように高圧パルス放電処理水は凝集性
が高められるので、懸濁物質等の分離性が高くなり、こ
れを固液分離装置で固液分離する際、分離効率が高くな
る。すなわち沈殿分離、浮上分離、濾過分離、膜分離を
行う場合、高圧パルス放電処理を行わない場合よりも分
離性が高くなる。このため沈殿槽等装置を小形化でき、
また凝集剤使用量を少なくでき、高速処理により処理水
質を高くでき、処理コストは低くなる。
【0021】高圧パルス放電処理は被処理水中に含まれ
る有機物を完全にCO2まで分解するまでの処理を行う
必要はなく、処理水の凝集性を改善する程度でよい。汚
濁河川水や湖沼水のように、有機物、特に易分解性有機
物が生物分解を受けた結果生じたフミン酸、フルボ酸な
どを多く含む水や、ソウ類などを含む水に高圧パルス放
電を行うと、有機物の高分子化、固形物との凝集が促進
されて、従来、UF膜などの分画分子量数千のレベルの
膜では全く分離できなかった有機物が膜分離できるよう
になる。また溶液状の汚濁物であるベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の揮発性物質はそのままの状態では分離
性は悪いが、高圧パルス放電処理によりシュウ酸、ギ酸
等の有機酸にまで酸化すると膜分離による分離が可能に
なる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、有機物含有水を高圧パ
ルス放電処理した後、汚濁物を分離するようにしたの
で、有機物含有水の凝集性等を高めて汚濁物の分離性を
改善することができ、これにより分離装置と組合せて効
率よく処理を行うことが可能な有機物含有水の処理装置
が得られる。また、分離装置が膜分離装置の場合、有機
物を分解または改質した高圧パルス放電処理水を膜面に
通水するようにしたので、スライム付着等による膜面の
差圧上昇が抑制できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1ないし5はそれぞれ異なる実施形態の有
機物含有水の処理装置を示す系統図であり、高圧パルス
放電処理装置と組合せる分離装置として、図1では沈殿
分離装置、図2では凝集沈殿分離装置、図3では浮上分
離装置、図4では濾過分離装置、図5では膜分離装置を
用いた例を示す。
【0024】図1において、1は高圧パルス放電処理装
置、2は沈殿分離装置である。高圧パルス放電処理装置
1は、処理槽11内の被処理水12中に上下方向に高圧
パルス放電装置13が配置され、高圧パルス電源装置1
4に接続している。高圧パルス放電装置13は上側に陰
極(カソード)15、および下側に陽極(アノード)1
6が対向して配置され、高圧パルス放電が行われるよう
に構成されている。高圧パルス放電処理装置1には被処
理水路17が連絡し、また高圧パルス放電処理装置1か
ら系路18が沈殿分離装置2に連絡している。沈殿分離
装置2は上部に設けられた溢流部21に処理水路22が
連絡し、底部に排泥路23が連絡している。
【0025】上記の装置における処理方法は、被処理水
路17から被処理水12を高圧パルス放電処理装置1の
処理槽11に導入し、高圧パルス電源装置14から給電
して高圧パルス放電装置13により、陰極(カソード)
15と陽極(アノード)16との間でパルス放電して、
被処理水12を高圧パルス放電処理する。パルス放電処
理により被処理水12中の有機物が分解し、あるいはS
S成分が会合して凝集性が高くなる。
【0026】高圧パルス放電処理装置1で高圧パルス放
電処理を行った放電処理水は系路18から沈殿分離装置
2に移送し、ここで固液分離としての沈殿分離を行う。
沈殿分離装置2では被処理水を滞留させることにより沈
殿分離を行うが、被処理水は放電処理により凝集性が高
くなっているので、短時間で効率よく沈殿分離が行われ
る。沈殿分離装置2の分離液は処理水として溢流部21
から処理水路22で取出され、分離汚泥は排泥路23か
ら排出される。
【0027】高圧パルス放電装置13においては、安定
な放電を維持するために、陰極15と陽極16との間に
微細な気泡を通気するのが好ましく、特に下側の陽極1
6から上側の陰極15に向けて連続的に通気するのが好
ましい。気泡は、電極中央にガス用の穴を開けた電極を
用い、下側に配置した電極から空気、酸素、アルゴン等
のガスを通気して発生させることができる。ガスの通気
方法に特に制限はなく、例えば微細気泡を発生させる加
圧ガス噴出ノズルを電極付近に配置して行うことができ
る。
【0028】図2において、3は凝集沈殿分離装置であ
り、第1および第2の反応槽24,25ならびに沈殿分
離槽26から構成される。第1の反応槽24は攪拌機2
4aを有し、薬注路27が連絡している。第2の反応槽
25は攪拌機25aを有し、薬注路28が連絡してい
る。
【0029】図2の装置による処理方法は、高圧パルス
放電処理装置1の放電処理水を系路18から凝集沈殿分
離装置3に導入して凝集沈殿分離を行う。ここではまず
第1の反応槽24において薬注路27から凝集剤、pH
調整剤等の薬剤を注入し、攪拌機24aにより急速攪拌
して凝集反応させる。そして系路18aから第2の反応
槽25に導入し、ここで薬注路28から凝集助剤等の薬
剤を注入して攪拌機25aにより緩速攪拌してフロック
を生成する。こうして凝集処理を行った被処理水を系路
18bから沈殿分離槽26に導入して沈殿分離を行い、
分離液を処理水として処理水路22から取出し、分離汚
泥を排泥路23から排出する。
【0030】上記の処理では高圧パルス放電処理装置1
における放電処理により凝集性が改善されているので、
少ない凝集剤使用量により効率よく凝集処理が行われ、
沈殿分離の効率も良くなる。
【0031】図3において、4は浮上分離装置であり、
反応槽31、浮上分離槽32および加圧水生成装置33
から構成されている。反応槽31は攪拌機31aを有
し、薬注路34が連絡している。浮上分離槽32は下部
に減圧弁を有する導入部35を有するとともに処理水路
22が連絡し、上部に掻寄装置36が設けられて排泥路
23に連絡している。加圧水生成装置33は処理水取出
路22aから処理水の一部を取出し、空気路37から空
気を取入れて加圧溶解し、加圧水を加圧水路33aから
導入部35に送るように構成されている。
【0032】図3の装置による処理方法は、高圧パルス
放電処理装置1の放電処理水を系路18から浮上分離装
置4に導入して浮上分離を行う。ここでは必要により反
応槽31において薬注路34から凝集剤、起泡剤等の薬
剤を注入し、攪拌機31aにより攪拌して反応させフロ
ックを生成する。こうして凝集処理を行った被処理水を
系路18aから移送し、加圧水生成装置33から供給さ
れる加圧水と混合して導入部35で減圧して浮上分離槽
32に導入して浮上分離を行う。
【0033】浮上分離槽32では減圧により生成する微
細気泡がフロックに付着して浮上し、分離液は処理水と
して処理水路22から取出される。浮上したフロックは
掻寄装置36により掻寄せられて排泥路23から排出さ
れる。処理水の一部は処理水取出路22aから加圧水生
成装置33に送られて加圧水の製造に利用される。
【0034】上記の処理では高圧パルス放電処理装置1
における放電処理により凝集性が改善されているので、
少ない凝集剤使用量により効率よく凝集処理が行われ、
分離効率が良くなり、処理水質も向上する。
【0035】図4において、5は濾過分離装置であって
体積濾過装置が使用されており、内部に砂、アンスラサ
イト、ザクロ石等の粒状濾材を充填して濾過層38が形
成され、体積濾過を行うように構成されている。図4で
は下向流で濾過するように構成されているが、上向流濾
過でもよい。また必要により薬注路39から凝集剤を添
加して凝集濾過を行うように構成してもよい。
【0036】図4の装置による処理方法は、高圧パルス
放電処理装置1の放電処理水を系路18から濾過分離装
置5に導入して体積濾過を行う。この場合放電処理水は
凝集性が改善されているので、濾過層38を通過する間
に濾材に捕捉され濾過効率は高くなり、これにより清澄
な濾過水を多量に得ることができ、逆洗回数も減少す
る。薬注路39から凝集剤を添加して凝集濾過を行う場
合も、SSの凝集性が改善されているので、凝集濾過性
能が高くなる。このため凝集剤量を少なくして、処理水
質を向上させることができる。
【0037】図5において、6は膜分離装置であり、循
環水槽41、ポンプ42および膜分離槽43から構成さ
れている。膜分離槽43は分離膜44により濃縮液室4
5および透過液室46に分離されるスパイラル形、チュ
ーブラ形、中空糸形等のモジュールを有するが、模式的
に図示されている。
【0038】図5の装置による処理方法は、高圧パルス
放電処理装置1の放電処理水を系路18から膜分離装置
6に導入して膜分離を行う。ここではまず、循環水槽4
1に被処理水を貯め、系路18aからポンプ42により
加圧して膜分離槽43の濃縮液室45に導入して膜分離
を行う。分離膜44を通過した透過液は処理水として処
理水路22に取出す。
【0039】濃縮液は系路18cから弁47を通して循
環水槽41に循環し、膜分離を継続する。この間必要に
より連続的または間欠的に、あるいは膜分離終了後に濃
縮液の一部または全部を系路18dから弁48を通して
高圧パルス放電処理装置1に返送して高圧パルス放電処
理を行うことができる。
【0040】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0041】実施例1、比較例1 ケイ藻類をSS濃度として15mg/liter含む溜め池
の表層水3 literをバッチ式放電リアクターを用いて1
5分間放電処理したのち、沈殿分離装置において20分
間静置した上澄水のSSおよび濁度を測定した。凝集剤
は使用しなかった。放電処理には、陽極と陰極の間隔が
20mmのステンレス鋼製電極を用い、放電の安定化の
ため電極間に微細気泡を供給しながら、ピーク電圧30
kV、平均ピーク幅100μsec、周波数100Hz
の直流パルス状電圧を印加して放電を起こさせた。この
電源装置の出力は約200W、消費電力は約600Wで
あった(実施例1)。
【0042】比較例1として、実施例1と同じ水を無処
理で20分間静置したものについても、上澄水のSSと
濁度を測定した。実施例1および比較例1の結果を表1
に示した。
【0043】
【表1】 表1において、処理水のSS、濁度ともに、前処理なし
で沈殿させた場合よりも実施例のほうが低い値となり、
放電処理による沈殿促進効果が認められた。
【0044】実施例2、比較例2 実施例1と同じ原水6 literに、バッチ式放電リアクタ
ーを用いて実施例1と同様の放電処理を施したのち、1
literずつビーカーに分取してPAC(凝集剤)を段階
的に濃度を変化させて加え、機械攪拌機(ジャーテスタ
ー)にて急速攪拌、緩速攪拌を行ったのち、20分間静
置して上澄水の濁度が最小となるPAC添加濃度を求め
た(実施例2)。比較例2として、実施例1における放
電処理をしない原水について、実施例2と同様のジャー
テストにて上澄水の濁度が最小となるPAC添加濃度を
求めた。実施例2と比較例2の結果を表2に示した。
【0045】
【表2】 表2に示したように、放電処理を加えたことにより凝集
剤の添加量を1/10に削減することができた。
【0046】以上の実施例1、2および比較例1、2か
ら、放電による前処理を行うことによって、SSの沈殿
分離性を高められること、および凝集剤の使用量を削減
できることが明らかになった。
【0047】実施例3、比較例3 容量10 literの円筒状の加圧浮上実験槽に、鶏肉加工
工場の洗浄排水5 liter(スクリーンによって大型の懸
濁物質および油脂分を除去したもの、SS濃度400m
g/liter)を取り、浮上槽に接続する加圧溶解槽か
ら、圧力300kPaにて空気を溶解させた水道水4 l
iterを接続管路から浮上槽に注入させて、10分間静置
した後に、浮上槽下部のサンプリングコックから処理水
を取り出し、SS濃度の測定を行った。排水に放電処理
を行ったもの(実施例3)と行わなかったもの(比較例
3)について実験を行い、放電処理の効果の有無を検討
した。
【0048】放電処理は、5 literの排水をバッチ式放
電リアクタにとり、リアクタに設置されたステンレス鋼
製電極(陽極と陰極の間隔20mm)に、パルス状の高
電圧(ピーク電圧20kV、ピーク幅約100μse
c、出力約200W)をかけて行った。放電を安定させ
るために、電極間に微細気泡を供給しながら放電処理を
行った。実施例3と比較例3の処理水のSS濃度を表3
に示した。
【0049】
【表3】 表3から明らかなように、放電による前処理と加圧浮上
法を組合せたシステムによって、加圧浮上単独によるよ
りも明らかに清澄な処理水を得ることができた。
【0050】実施例4、比較例4、5 濁度10度の河川水を、実験用砂濾過装置にて濾過処理
し、水中放電による前処理の効果について検討した。砂
濾過装置は直径30cmの円筒に代表粒径0.05mm
の濾過砂を50cmの高さに充填したものを用いた。濾
過速度は120m/dとした。放電処理の有無、凝集剤
の添加の有無の条件を変化させて、以下に示すような3
通りの実験条件にて実験を行った。
【0051】実施例4では、対象水をバッチ式放電リア
クターを用いて15分間放電処理したものについて濾過
を行った。放電処理には、陽極と陰極の間隔が20mm
のステンレス鋼製電極を用い、放電の安定化のため電極
間に微細気泡を供給しながら、ピーク電圧30kV、平
均ピーク幅100μsec、周波数100Hzの直流パ
ルス状電圧を印加して放電を起こさせた。この電源装置
の出力は約200W、消費電力は約600Wであった。
凝集剤の添加はしなかった。
【0052】比較例4では放電処理なし、凝集剤添加な
しのものについて濾過を行った。比較例5は放電処理な
し、凝集剤(PAC)をAl23として8mg/liter
添加し、1分間急速攪拌を行ったものについて濾過を行
った。なお、凝集剤の添加量は、事前のジャーテストに
よって見出した最適値である。実施例4、比較例4、5
の結果を表4に示す。表4中、損失水頭の上昇とは濾床
体積の10倍の水を濾過した前後の濾床(高さ50c
m)の圧力損失の上昇を示す。
【0053】
【表4】
【0054】表4において、実施例4と比較例4を比較
すると、実施例4において放電処理により明らかに処理
水質の改善が認められた。また、濾床閉塞(損失水頭上
昇)の軽減が認められ、逆洗頻度を減少できることが明
らかとなった。次に、凝集剤を加えた比較例5と実施例
4を比較すると、処理水質は同等であったが、濾床閉塞
の程度は実施例4の方が軽かった。このことから、放電
処理を加えることによって、凝集剤が不要になるか、ま
たは凝集剤使用量を低減できることが明らかとなった。
【0055】実施例5、比較例6 河川水の中空糸MF膜による直接濾過において、前処理
としてパルス電圧を印加した場合(実施例5)と、前処
理無しの場合(比較例6)の、膜間差圧を比較した。前
処理のパルス放電の条件は次の通りである。すなわち水
中放電リアクターは内径5cm×高さ10cmの円筒状
リアクターで、上に陽極、下に陰極(いずれもステンレ
ス合金製)を設置して、電極間の10mm程度のギャッ
プでアークのパルス放電を行わせた。放電を安定させる
ため、陰極から加圧した微細空気を連続的に供給した。
電極の印加電圧は30kVで、100Hz、1パルス当
たり約100μsecで、1パルスあたり約2ジュール
のエネルギーに相当する。実験ではポンプで連続的に放
電リアクターに100ml/minで供給して放電を行
った。
【0056】バッチ操作により前処理を行った水を用い
て、膜濾過器による連続通液試験を行った。ここで用い
た中空糸MFはポリエチレン製でポアサイズ0.1μ
m、膜面積0.42m2のモジュールで、フラックスを
0.05m/hrで一定に保ち、膜間差圧を比較した。
原水は濁度3〜5度、TOC2.3mg/liter、処理
水は濁度1度以下、TOC1.1mg/literであっ
た。実施例5、比較例6の結果を表5に示す。
【0057】
【表5】 表5より、放電処理を行った実施例5の方が、放電処理
を行わない比較例6よりも膜間差圧の上昇が小さいこと
が示された。
【0058】実施例6、比較例7、8 石油化学工場排水(フェノール、ベンゼンなどを含む)
を用いて以下の実験を行った。この排水を20ml/m
inの流量で連続的に放電リアクターに供給し、高圧パ
ルス放電処理を行った。水中放電リアクターはφ5cm
×10cmHの円筒状放電リアクター内に、上に陽極、
下に陰極(いずれもステンレス、トリウム合金製)を設
置して、電極間の10mm程度のギャップでアーク放電
を行わせた。放電を安定させるため、陰極から加圧した
微細空気を連続的に供給した。電極の印加電圧は30k
V、100Hz、1パルスあたり約100μsecで、
1パルス当たり約2ジュールのエネルギーに相当する。
後段の膜分離は低圧RO膜を用いて運転圧7.5kg/
cm2で通液した(実施例6)。
【0059】比較例7として放電処理のみを行い、膜分
離を行わなかった場合、比較例8として放電処理を行わ
ずに膜分離を行った場合について処理水質を比較した。
実施例6、比較例7、8の処理水質を原水質とともに表
6に示す。
【0060】
【表6】
【0061】表6において、放電処理によってフェノー
ルやベンゼンなどの有機物はかたちを変えているが、T
OCやBOD5の値には大きな変化はない。また、膜処
理単独ではTOCやBOD5などの総括的な指標は低濃
度まで下がっているが、フェノール、ベンゼンなど個々
の有機物に着目すると多少残留している。一方、放電+
膜処理では総括指標だけでなくフェノール、ベンゼンも
0.1mg/l以下に低下しており、十分ボイラー給水
等に再利用できる水質となっている。
【0062】実施例7、比較例9、10 河川水を実施例6と同様に放電処理を行った後、ポリス
ルホンのUF膜(分画分子量3,000)を用いて、処
理水量50ml/minで膜分離を行った(実施例
7)。
【0063】比較例9として放電処理のみ行い、膜分離
を行わなかった場合、比較例10として放電処理を行わ
ずに膜分離を行った場合について処理水質を比較した。
実施例7、比較例9、10の処理水質を原水質とともに
表7に示す。表7中、THMFPはトリハロメタン生成
能、FIはファウリングインデックスを示す。
【0064】
【表7】
【0065】表7より、原水はTOCが高く、トリハロ
メタン生成能も大きかったが、放電処理を行うことによ
りTHMFPはやや低下し、さらにUF膜で分離するこ
とにより大幅に低下していることがわかる。THMFP
は本来UF膜では除去できないが、高圧パルス放電によ
って低濃度まで分解されたことがわかる。なお、原水の
FIは5.6と大きかったが、放電によってやや低下し
ていることからも、凝集性が向上したことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の有機物含有水の処理装置のフローシ
ートである。
【図2】他の実施形態の有機物含有水の処理装置のフロ
ーシートである。
【図3】さらに他の実施形態の有機物含有水の処理装置
のフローシートである。
【図4】さらに他の実施形態の有機物含有水の処理装置
のフローシートである。
【図5】さらに他の実施形態の有機物含有水の処理装置
のフローシートである。
【符号の説明】
1 高圧パルス放電処理装置 2 沈殿分離装置 3 凝集沈殿分離装置 4 浮上分離装置 5 濾過分離装置 6 膜分離装置 11 処理槽 12 被処理水 13 高圧パルス放電装置 14 高圧パルス電源装置 15 陰極(カソード) 16 陽極(アノード) 17 被処理水路 18、18a、18b、18c、18d 系路 21 溢流部 22 処理水路 22a 処理水取出路 23 排泥路 24、25、31 反応槽 24a、25a、31a 攪拌機 26 沈殿分離槽 27、28、34、39 薬注路 32 浮上分離槽 33 加圧水生成装置 33a 加圧水路 35 導入部 36 掻寄装置 37 空気路 38 濾過層 41 循環水槽 42 ポンプ 43 膜分離槽 44 分離膜 45 濃縮液室 46 透過液室 47、48 弁
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 9/00 502 C02F 9/00 502P 502Z 503 503C 504 504B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物含有水を高圧パルス放電処理する
    高圧パルス放電処理装置と、 高圧パルス放電処理水中の汚濁物を分離する分離装置と
    を備えていることを特徴とする有機物含有水の処理装
    置。
  2. 【請求項2】 分離装置が沈殿分離装置、浮上分離装
    置、濾過分離装置および膜分離装置から選ばれる1以上
    の装置である請求項(1)記載の装置。
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