JPH10323577A - 生ごみ粉砕装置 - Google Patents

生ごみ粉砕装置

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JPH10323577A
JPH10323577A JP9152891A JP15289197A JPH10323577A JP H10323577 A JPH10323577 A JP H10323577A JP 9152891 A JP9152891 A JP 9152891A JP 15289197 A JP15289197 A JP 15289197A JP H10323577 A JPH10323577 A JP H10323577A
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JP
Japan
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crusher
trap
garbage
drain
drain pipe
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Application number
JP9152891A
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English (en)
Inventor
Masaki Suzuki
雅喜 鈴木
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】流し台のキャビネット内部において排水管トラ
ップが広いスペースを占有して、キャビネット内部の収
納空間が狭められてしまったり、同空間が煩雑化して見
栄えが悪くなるといった問題を解消する。 【解決手段】シンク16下側においてシンク16の取付
穴に取り付けられ、投入された生ごみを粉砕する粉砕機
24と、粉砕機24からの排水通路の一部をなす排水管
トラップ48とを有する生ごみ粉砕装置において、排水
管トラップ48を粉砕機24の回転テーブル38の回転
駆動用のモータ44の周りに巻付固定する。また粉砕機
24における外ケーシング46に切欠部62を形成し、
排水管トラップ48における流出口60を切欠部62内
に収める形で外ケーシング46から横向きに突き出させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は生ごみの粉砕機
と、粉砕機からの排水通路の一部をなす排水管トラップ
とを有する生ごみ粉砕装置に関し、詳しくは排水管トラ
ップの形態に特徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シンクの下側において粉砕機をシ
ンクの取付穴に取り付け、投入された生ごみを粉砕機で
粉砕した上、その粉砕物を水とともに排水通路を通じて
外部に排出するようになした生ごみ粉砕装置が公知であ
る。
【0003】この種粉砕装置においては、粉砕機からの
排水通路上に排水管トラップを設け、そこに封水を溜め
て下流側からの臭気の逆流を防止することが行われてい
る。
【0004】図7,図8はこの種生ごみ粉砕装置の従来
の設置例を示している。このうち図7は排水管トラップ
をSトラップ形態、つまり排水管を床側に抜く形態で設
けた場合の例で、図中200は流し台202のシンク
で、204はそのシンク200の下側においてシンク2
00の取付穴に取り付けられ、シンク200により吊持
された粉砕機である。
【0005】206はこの粉砕機204の排水通路の一
部をなす排水管トラップであって、この排水管トラップ
206に続く排水管が床側に抜ける形態とされている。
【0006】一方、図8は排水管トラップ206をP形
態、つまり排水管を壁側に抜く場合の例を示したもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの図から明らか
なように、従来、生ごみ粉砕装置を取付施工するに際し
て、排水管トラップ206をS形態,P形態の何れの形
態で設けるにしろ、排水管トラップ206が流し台20
2のキャビネット208内部において広いスペースを占
有してしまい、これによりキャビネット208内部の収
納空間が狭められてしまうといった問題がある外、キャ
ビネット208内部の空間がこの排水管トラップ206
及びこれに続く排水管によって煩雑化し、キャビネット
208の扉を開けたときの見栄えが悪いといった問題が
あった。
【0008】更には粉砕機204を取り付けた後、キャ
ビネット208内部の狭い空間内で粉砕機204に対し
排水管トラップ206を接続する作業が必要で、その際
の作業が大変であるといった問題があった。
【0009】その他上記粉砕装置における排水管トラッ
プ206の場合、粉砕機204において卵の殻や魚の骨
等も他の生ごみと一緒に粉砕するため、それら比重の重
い粉砕物が排水管トラップ206内に堆積し、場合によ
ってそれが排水通路の詰まりの原因になる恐れがあると
いった問題があった。
【0010】そこでこのような不具合を防止するための
手段として、図7,図8に示す排水管トラップ206に
おける最も下部のディップ部210からの流出脚212
の部分を、水平方向に対して緩い(小さい)角度で傾斜
させることが考えられる。
【0011】このようにした場合、排水管トラップ20
6における排出性能を高めることができ、そしてその排
出性能は流出脚212の傾斜角度を緩く(小さく)する
ほど良好となる。
【0012】しかしながら一方でこのように流出脚21
2を傾斜させ且つその傾斜角度を小さくするほど排水管
トラップ206が横方向に長大なものとなり、キャビネ
ット208内部における排水管トラップ206の占める
スペースがより大きくなってしまうといった問題を惹起
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するために案出されたものである。而して請
求項1の生ごみ粉砕装置は、シンク下側において該シン
クの取付穴に取り付けられ、投入された生ごみを粉砕す
る粉砕機と、該粉砕機からの排水通路の一部をなす排水
管トラップとを有する生ごみ粉砕装置において、前記排
水管トラップを前記粉砕機の中心軸線周りに回曲する状
態に巻付固定したことを特徴とする。
【0014】請求項2の生ごみ粉砕装置は、請求項1に
おいて、前記粉砕機における回転テーブルを回転駆動す
るモータのケーシング周りに前記排水管トラップを巻き
付けたことを特徴とする。
【0015】請求項3の生ごみ粉砕装置は、請求項1,
2の何れかにおいて、前記排水管トラップはその流入口
から流出口に向って前記粉砕機における前記回転テーブ
ルの回転方向と同じ方向に回曲していることを特徴とす
る。
【0016】請求項4の生ごみ粉砕装置は、請求項1,
2,3の何れかにおいて、前記排水管トラップにおける
最下部より流入口側の流入脚,流出口側の流出脚の各部
分がそれぞれ水平方向に対する傾斜角度30〜60°で
前記中心軸線周りに回曲しつつ下向き,上向きにそれぞ
れ延びていることを特徴とする。
【0017】請求項5の生ごみ粉砕装置は、請求項1,
2,3,4の何れかにおいて、前記排水管トラップの前
記巻付状態での外径が前記シンクの取付穴よりも小さい
径とされていることを特徴とする。
【0018】請求項6の生ごみ粉砕装置は、請求項1,
2,3,4,5の何れかにおいて、前記排水管トラップ
が前記粉砕機における外ケーシングの内部に収められて
いるとともに、該外ケーシングにはこれを中心側に切り
欠いた形態の切欠部が形成されていて、該排水管トラッ
プにおける流出口が該切欠部内に収まる形で該外ケーシ
ングから該切欠部内に横向きに突き出していることを特
徴とする。
【0019】請求項7の生ごみ粉砕装置は、請求項6に
おいて、前記切欠部が前記外ケーシングの底部に到るも
のとされ、下向きに開放された形態をなしていることを
特徴とする。
【0020】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の生ごみ
粉砕装置は、排水管トラップを粉砕機の中心軸線周りに
回曲する状態に巻付固定したもので、このようにすれ
ば、排水管トラップがキャビネット内部において横方向
に広いスペースを占めてしまうといったことがなく、キ
ャビネット内部の収納空間を広く使用できるようにな
る。
【0021】また排水管トラップが粉砕機の中心軸線周
りに回曲し、巻き付いた状態にあるため、排水管トラッ
プによってキャビネット内部が煩雑化するといったこと
を防止できる。
【0022】ここで排水管トラップは、粉砕機における
回転テーブルを回転駆動するモータのケーシングを利用
して、そのケーシング周りに巻付固定することができ
(請求項2)、このようにすれば排水管トラップを回曲
状態でしっかりと粉砕機に対し固定状態とすることがで
きる。
【0023】ここで排水管トラップを回曲状態で巻付固
定するに当って、これを半周以上一周以下の範囲に亘っ
て巻付状態とすることが望ましい。排水管トラップは、
最も下部に向って一旦下がった後再びその下部から上向
きに立ち上がる形態をなすことから、一周以上に亘って
これを巻付固定することは難しく、また一方で周方向の
長さがあまりに短いと最下部に向かう流入脚の部分及び
最下部に続いて立ち上がる流出脚の部分が必然的に急角
度となり、その分生ごみ粉砕物の排出性能が低下するこ
とによる。
【0024】本発明においては、排水管トラップの回曲
方向を、粉砕機における回転テーブルの回転方向と同じ
方向、つまり排水管トラップにおける流入口から流出口
に向かう方向が、回転テーブルの回転方向と同じ方向と
なるようにこれを巻付固定することが望ましい(請求項
3)。
【0025】このようにした場合、回転テーブルの回転
による遠心力によって勢いよく放出された生ごみの粉砕
物及び排水が勢いを失うことなく円滑に排水管トラップ
内に流入した上、外部に排出され、排水管トラップにお
ける排出性能が良好となる利点が得られる。
【0026】この場合において排水管トラップにおける
流入口の向きは、その軸線が、回転テーブルの外周端の
接線方向とほぼ平行方向となるようにしておくのが望ま
しい。このようにした場合、回転テーブルから離れた粉
砕物及び水がそのまま円滑に流入口から排水管トラップ
内に流入することができ、排出性能がより高まる利点が
得られる。
【0027】請求項4のものは、排水管トラップにおけ
る最下部より流入口側の流入脚,流出口側の流出脚の各
部分を、それぞれ水平方向に対して30〜60°の角度
で傾斜させたもので、このように流入脚,流出脚の各部
分を上記角度で傾斜させることによって排出性能を高く
することができ、しかもこれら流入脚,流出脚を含む排
水管トラップは、粉砕機の中心軸線周りに回曲した状態
で巻付固定されているため、かかる排水管トラップが横
方向に広いスペースを占めてしまうといった不都合を生
じることもない。
【0028】次に請求項5のものは、排水管トラップの
上記巻付状態での外径を、シンクの取付穴よりも小さい
径となしたもので、このようにすれば、従来のように粉
砕機を取り付けた後においてキャビネット内部の狭い空
間で排水管トラップを粉砕機に対し接続作業するといっ
た面倒なことを行わなくても、予めキャビネット外部に
おいて排水管トラップを粉砕機に取り付けた状態で、シ
ンクの取付穴を通じて粉砕機及び排水管トラップをキャ
ビネット内部に挿入することが可能となり、粉砕機の取
付後において排水管トラップを粉砕機に対しキャビネッ
ト内部の狭い空間で取付作業する手間を省くことがで
き、施工性を良好となすことができる。
【0029】次に請求項6のものは、排水管トラップを
粉砕機における外ケーシングの内部に収めるとともに、
外ケーシングに切欠部を設けてその切欠部内に排水管ト
ラップにおける流出口を横向きに突き出させたもので、
このようにすれば、排水管トラップの流出口が外ケーシ
ングの外周面から径方向に突き出した状態となるのを避
けることができる。
【0030】この場合において、その突出し状態の流出
口をエルボ取付部となし、そこにエルボを取り付けて可
撓性のホースを接続するようになすことができる。
【0031】更にこの場合において、上記切欠部を外ケ
ーシングの底部に到る、下面が開放された形態となすこ
とができる(請求項7)。このようにすれば、エルボを
上下方向に回転させるだけで、そのエルボに続く可撓性
ホースを横向きに延び出させることも、また下向きに延
び出させることもでき、従って排水を床側に抜く場合,
壁側に抜く場合の何れにも簡単に対応することができ
る。
【0032】本発明においては、排水管トラップの最下
部に掃除口を設けておくことができ、このようにすれば
万一排水管トラップの最下部に詰まりが生じた場合に
も、容易にその掃除口を通じてこれを除去することがで
きる。
【0033】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1(A)において、10は流し台で床面1
2及び壁面14に接する状態で設置されている。16は
流し台10のシンクで、18はキャビネット、20は流
し台水栓である。この流し台水栓20には水,湯の供給
管22が接続されている。
【0034】24は粉砕装置における本体としての粉砕
機であって、キャビネット18内部且つシンク16の下
側において、かかるシンク16に上端部が取り付けら
れ、シンク16によって全体が吊持されている。
【0035】詳しくは、図5に示しているように粉砕機
24は上端部にフランジ28と、その下側に続く部分に
雄ねじ部29とを有しており、その全体がシンク16の
取付穴30を通じて上側からシンク16の下側、つまり
キャビネット18内部に挿入された上、雄ねじ部29に
対してシンク16の下側から締付ナット32がねじ込ま
れることで、かかる締付ナット32及びフランジ28が
パッキン34を介してシンク16の底部を上下両側から
挾み込む状態に粉砕機24が取り付けられている。
【0036】図1(A)に示しているように粉砕機24
からは電源コード26が延び出しており、その先端の差
込プラグが電源コンセントに差込接続されている。
【0037】粉砕機24は、図3に示しているように生
ごみの投入口に連通する処理室36と、その処理室36
の底部を構成するハンマーテーブル(回転テーブル)3
8と、そのハンマーテーブル38を取り囲むように処理
室36の下部に配置された固定刃40とを有している。
【0038】ハンマーテーブル38の上面には、ハンマ
ー42がハンマーテーブル38とともに且つハンマーテ
ーブル38に対して回転可能に設けられており、それら
ハンマー42と固定刃40との間で生ごみがすり潰され
粉砕されるようになっている。尚、固定刃40及びハン
マーテーブル38には生ごみ粉砕物を水とともに抜き出
すための多数の通孔が形成されている。
【0039】ハンマーテーブル38には、その下側に配
置された駆動モータ44が駆動軸45を介して連結され
ており、ハンマーテーブル38が駆動モータ44によっ
て図3中矢印方向、つまり時計方向に回転駆動されるよ
うになっている。尚、図3中46は外ケーシングであっ
て駆動モータ44、詳しくは駆動モータ44のケーシン
グとの間に環状の空間が形成されている。
【0040】48は生ごみ粉砕物を水とともに排出する
排水通路の一部をなす排水管トラップであって、上記環
状の隙間内において駆動モータ44のケーシング周りに
且つハンマーテーブル38の回転方向と同方向に巻付固
定されている(図1(B)参照)。
【0041】図4(A)は上記排水管トラップ48の平
面配置を示しており、また(B)は排水管トラップ48
を展開した状態で示している。(A)に示しているよう
に、本例において排水管トラップ48は、駆動モータ4
4の略3/4周に亘って駆動モータ44に巻き付けられ
ている。
【0042】またこの排水管トラップ48は、上記のよ
うにその全体が駆動モータ44の周りに巻き付いた状態
であるとともに、(B)に示しているように、流入口5
0から最も下部であるディップ部52に到る流入脚54
の部分、及びディップ部52から溢れ部であるウエア部
56までの流出脚58の部分が、それぞれ駆動モータ4
4の周り、つまり粉砕機24における中心軸線周りに回
曲しつつ、流入脚54の部分が水平方向に対し角度θ1
で斜め下向きに傾斜して延びており、また流出脚58の
部分が水平方向に対して角度θ2で斜め上向きに傾斜し
て延びている。ここで傾斜角度θ1,θ2はそれぞれ30
〜60°の範囲の緩やかな傾斜角度とされている。
【0043】尚、流入口50からディップ部52までが
駆動モータ44の周りを約半周しており、またディップ
部52から流出口60までの部分が駆動モータ44の周
りに約1/4周回り込んでいる。尚本例において、ディ
ップ部52からウエア部56までの高さH、即ち封水深
さHが5〜10cmとされている。
【0044】上記外ケーシング46には、図5及び図2
に示しているようにその略下半部を三角形状(平面形
状)に中心側に切り欠いた形態の切欠部62が設けられ
ている。そして上記排水管トラップ48の流出口60
が、外ケーシング46から切欠部62内に且つ切欠部6
2内部に収まる状態で横向きに突き出している。
【0045】この流出口60はエルボ取付部とされてお
り、そこにエルボ64が回転可能に接続され、更にその
エルボ64に対して可撓性のホース66が接続されてい
る。
【0046】尚、排水管トラップ48における上記流入
口50は、図2(C)に示しているようにその向き(平
面方向の向き)Pがハンマーテーブル38の外周端の接
線P0、詳しくはハンマーテーブル38の中心と流入口
50の中心とを通る直線と、ハンマーテーブル38の外
周端との交点における接線P0に対し略平行となる向き
とされている。また流入口50は、ハンマーテーブル3
8直下の壁部を貫通するように設けられている。
【0047】図2(B)に示しているように、本例では
排水管トラップ48のトラップ底を掃除するための掃除
口と、これを通常は閉鎖状態とする脱着可能な栓68と
が設けられている。尚この栓68は、外ケーシング46
に形成した対応する開口を同時に閉塞する形態で設けて
も良いし、或いは外ケーシング46内部においてトラッ
プ底の掃除口のみを開閉する形で設けることもできる。
【0048】本例において、生ごみの粉砕は図3に示し
ているように粉砕機24の処理室36内において給水下
で行われる。そして粉砕された生ごみを含む排水は流入
口50を通じて排水管トラップ48内に流入し、流入脚
54,流出脚58を通って流出口60より排出される。
【0049】このとき、排水管トラップ48がハンマー
テーブル38の回転方向と同方向に巻付固定されている
ため、ハンマーテーブル38の回転による遠心力によっ
て、生ごみ粉砕物を含む排水が勢いよく排水管トラップ
48内部に流入し且つ外部に排出される。即ち本例の粉
砕装置においては、排水管トラップ48における排水の
排出性能が良好である。
【0050】上記のように本例の生ごみ粉砕装置は、排
水管トラップ48を回曲状態に巻付固定していることか
ら、排水管トラップ48がキャビネット18内部におい
て横方向に広いスペースを占めてしまうといったことが
なく、キャビネット18内部の収納空間を広く使用でき
るとともに、排水管トラップ48によってキャビネット
18内部が煩雑化するといったことを防止できる。
【0051】また本例の生ごみ粉砕装置では、駆動モー
タ44のケーシングを利用して排水管トラップ48を巻
付固定しているため、排水管トラップ48をしっかりと
巻付固定することができる。
【0052】更に本例では、排水管トラップ48の流入
口50がハンマーテーブル38の外周端の接線方向と略
平行方向を向いているため、ハンマーテーブル38から
離れた粉砕物を含む排水をそのまま円滑に流入口50か
ら排水管トラップ48内に流入させ得、排出性能が良好
である。
【0053】加えて本例では、排水管トラップ48を巻
付状態でその外径がシンク16の取付穴30よりも小さ
くなるようにしているため、粉砕機24に排水管トラッ
プ48を巻付固定した状態でそれらをシンク16の取付
穴30を通じキャビネット18内部に挿入することがで
き、粉砕機24の取付後において排水管トラップ48を
粉砕機24に対し、キャビネット18内部の狭い空間で
取付作業する手間を省くことができ、施工性を良好とな
すことができる。
【0054】本例では、排水を床面12側に抜く場合と
壁面14側に抜く場合との何れの場合にも簡単に対応す
ることができる。即ち、排水を床面12側に抜く場合、
図1に示しているようにエルボ64を下向きに回転させ
ることで、可撓性のホース66を床面12における所定
部位、具体的には粉砕機24の真下部位に向けてほぼ真
直ぐに延び出させることができる。
【0055】この場合、切欠部62が外ケーシング46
の底部まで至っているため、何ら問題なくエルボ64を
下向きに回転させてホース66を真下向きに延び出させ
ることができる。
【0056】一方排水を壁面14側に抜く場合、図6に
示しているようにエルボ64を横向き且つ壁面14側向
きに回転させることで、ホース66を壁面14側におけ
る所定部位、具体的には粉砕機24のほぼ真後ろ部位に
向けて延び出させることができる。
【0057】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であって、本発明はその主旨を逸脱しない
範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である生ごみ粉砕装置を流し
台とともに示す図である。
【図2】図1の生ごみ粉砕装置の外観を示す図である。
【図3】図2の生ごみ粉砕装置の作用を示す図である。
【図4】図2の生ごみ粉砕装置の要部を示す図である。
【図5】図2の生ごみ粉砕装置の流し台への取付構造を
示す図である。
【図6】図2の生ごみ粉砕装置において、排水を壁面側
に抜く場合の作用を示す図である。
【図7】排水を床面側に抜く場合の従来の生ごみ粉砕装
置の設置例を示す図である。
【図8】排水を壁面側に抜く場合の従来の生ごみ粉砕装
置の設置例を示す図である。
【符号の説明】 10 流し台 16 シンク 24 粉砕機 30 取付穴 38 ハンマーテーブル(回転テーブル) 44 駆動モータ 46 外ケーシング 48 排水管トラップ 50 流入口 52 ディップ部 54 流入脚 58 流出脚 60 流出口 62 切欠部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンク下側において該シンクの取付穴に
    取り付けられ、投入された生ごみを粉砕する粉砕機と、
    該粉砕機からの排水通路の一部をなす排水管トラップと
    を有する生ごみ粉砕装置において前記排水管トラップを
    前記粉砕機の中心軸線周りに回曲する状態に巻付固定し
    たことを特徴とする生ごみ粉砕装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記粉砕機における
    回転テーブルを回転駆動するモータのケーシング周りに
    前記排水管トラップを巻き付けたことを特徴とする生ご
    み粉砕装置。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかにおいて、前記排
    水管トラップはその流入口から流出口に向って前記粉砕
    機における前記回転テーブルの回転方向と同じ方向に回
    曲していることを特徴とする生ごみ粉砕装置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
    記排水管トラップにおける最下部より流入口側の流入
    脚,流出口側の流出脚の各部分がそれぞれ水平方向に対
    する傾斜角度30〜60°で前記中心軸線周りに回曲し
    つつ下向き,上向きにそれぞれ延びていることを特徴と
    する生ごみ粉砕装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3,4の何れかにおい
    て、前記排水管トラップの前記巻付状態での外径が前記
    シンクの取付穴よりも小さい径とされていることを特徴
    とする生ごみ粉砕装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4,5の何れかにお
    いて、前記排水管トラップが前記粉砕機における外ケー
    シングの内部に収められているとともに、該外ケーシン
    グにはこれを中心側に切り欠いた形態の切欠部が形成さ
    れていて、該排水管トラップにおける流出口が該切欠部
    内に収まる形で該外ケーシングから該切欠部内に横向き
    に突き出していることを特徴とする生ごみ粉砕装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記切欠部が前記外
    ケーシングの底部に到るものとされ、下向きに開放され
    た形態をなしていることを特徴とする生ごみ粉砕装置。
JP9152891A 1997-05-26 1997-05-26 生ごみ粉砕装置 Pending JPH10323577A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105386489A (zh) * 2015-11-19 2016-03-09 李思源 一种菜盆自动下水装置

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CN105386489A (zh) * 2015-11-19 2016-03-09 李思源 一种菜盆自动下水装置

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