JPH10323500A - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPH10323500A
JPH10323500A JP13331597A JP13331597A JPH10323500A JP H10323500 A JPH10323500 A JP H10323500A JP 13331597 A JP13331597 A JP 13331597A JP 13331597 A JP13331597 A JP 13331597A JP H10323500 A JPH10323500 A JP H10323500A
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JP
Japan
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cylinder
water
spray
piston
mist
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Application number
JP13331597A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunei Nakamura
俊英 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH10323500A publication Critical patent/JPH10323500A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類等にミストを噴霧してしわ伸ばしを行う
アイロンにおいて、スプレー釦の押し方でミストの噴霧
状態が変わらないようにするとともに、使い勝手を向上
する。 【解決手段】 ベース13上に設置したタンク14内
に、吸水部22と連通したシリンダー18を設けるとと
もに、このシリンダー18に導水路20を形成したピス
トン17を摺動自在に設け、スプレー釦15によりピス
トン17を押圧動作する。シリンダー18から孔部26
と連通して噴霧用送水パイプ25を導出し、噴霧用送水
パイプ25の先端にスプレーノズル27を設ける。導水
路20からスプレーノズル27に至る送水径路にシリン
ダー18内が所定の圧力より高くなると開くパッキン2
1を具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類等にミストを
噴霧してしわ伸ばしを行うアイロンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアイロンは、例えば特公
平4−49439号公報に示されているようなものが考
えられていた。以下、その構成を図6を参照しながら説
明する。
【0003】図に示すように、気化室1はベース2に設
けており、このベース2上にタンク3を設置している。
シリンダー4は、逆止弁5と吸水部6を有し、中央部に
孔部7を形成したピストン8を摺動自在に設けている。
スプレー釦9は、ピストン8と連係して押動するもので
ある。ピストン8からは中央部に形成した孔部7と連通
し、先端にスプレーノズル10を設けた可撓性の噴霧用
送水パイプ11を導出している。
【0004】上記構成において動作を説明すると、タン
ク3内の水をスプレーノズル10から噴霧させるとき
は、まず、スプレー釦9を押してピストン8を下方へ下
げ、その後スプレー釦9およびピストン8を上方に復帰
させると、タンク3内の水が吸水部6から逆止弁5を開
いてシリンダー4の内部に吸引される。その後、再びス
プレー釦9を押してピストン8を下方へ下げると、シリ
ンダー4内の水は、ピストン8の孔部7から噴霧用送水
パイプ11に流入し、スプレーノズル10からミストが
噴霧される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、スプレー釦9をゆっくり押し下げてピス
トン8を下方へ下げると、シリンダー4内の圧力が上昇
することなく、シリンダー4内の水をスプレーノズル1
0から押し出して流出させるため、水はスプレーノズル
10から霧にならずに水滴の状態で噴出する。
【0006】また、スプレーノズル10から噴霧される
ミストは、スプレー釦9を押圧する圧力によって噴霧さ
れるミストの状況が変化し、霧の粒子の大きさや拡がり
にバラツキが生じて均一にミストが噴霧できないという
問題があった。つまり、良好なミストを噴霧するために
は、シリンダー4内の圧力を急激に高める必要がある
め、スプレー釦を強く押圧しなければならず、手や指に
負担がかかるとともに、使い勝手が悪いという問題があ
った。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、スプ
レー釦の押す力によってミストの噴霧状態が変わらない
ようにするとともに、使い勝手を向上することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、気化室を有するベース上にタンクを設置
し、タンク内の水を吸水する吸水部と連通したシリンダ
ー内に導水路を形成したピストンを摺動自在に設け、ス
プレー釦によりピストンを押動する。シリンダーから孔
部と連通して噴霧用送水パイプを導出し、噴霧用送水パ
イプの先端にスプレーノズルを設ける。導水路からスプ
レーノズルに至る送水径路に、シリンダー内が所定の圧
力より高くなると開く弁装置を設けたものである。
【0009】これにより、スプレー釦の押し方でミスト
の噴霧状態が変化することなく、良好なミストを安定し
て噴霧することができるとともに、使い勝手を向上する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、気化室を有するベースと、このベース上に設置した
タンクと、このタンク内の水を吸水する吸水部と、水を
送る孔部を有するシリンダーと、このシリンダー内に摺
動自在に設け導水路を形成したピストンと、このピスト
ンを作動させるスプレー釦と、前記シリンダーから前記
孔部と連通して導出した噴霧用送水パイプと、この噴霧
用送水パイプの先端に設けたスプレーノズルとを備え、
前記導水路からスプレーノズルに至る送水径路に、シリ
ンダー内が所定の圧力より高くなると開く弁装置を設け
たものであり、シリンダー内が所定の圧力より高くなる
までシリンダーから水を流出させないので、スプレー釦
をゆっくり押し下げたときは、所定の圧力になるまで弁
装置は閉じた状態を維持することができ、やがて所定の
圧力より高められると弁装置が開き、シリンダー内の水
を高圧でいっきにスプレーノズルから放出するので良好
なミストにして噴霧するため、スプレー釦の押し方でミ
ストの噴霧状態が変わらないようにすることができ、使
い勝手を向上することができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、弁装置は、ピストンの外周に装着
した筒状のパッキンで構成したものであり、シリンダー
内の圧力が高くなると、ピストンの外周に装着した筒状
のパッキンが圧力で外方へ拡げられ、シリンダー内の水
を高圧でいっきにスプレーノズルへ送水し、ミストにし
て噴霧されるため、スプレー釦の押し方でミストの噴霧
状態が変わらないようにすることができ、使い勝手を向
上することができ、ピストンの外周に筒状のパッキンを
装着するだけでよいため、構造が簡単で、安価にでき
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、弁装置は、ばねで押圧したボール
で構成したものであり、ボールがばねの付勢力によって
シリンダー内を所定の圧力に高めた後、開いてシリンダ
ー内の水を高圧でいっきにスプレーノズルへ送水し、ミ
ストにして噴霧されるため、スプレー釦の押し方でミス
トの噴霧状態が変わらないようにすることができ、使い
勝手を向上することができるとともに、耐久性がよく、
密封性を向上することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、上記請求項3に
記載の発明において、弁装置は、作動圧を可変できるよ
うにしたものであり、良好なミストの噴霧状態が得られ
るように作動圧力が設定でき、使い勝手をよくすること
ができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、気化室を有する
ベースと、このベース上に設置したタンクと、このタン
ク内の水を吸水する吸水部と、水を送る孔部を有するシ
リンダーと、このシリンダー内に摺動自在に設けたピス
トンと、このピストンを作動させるスプレー釦と、前記
シリンダーから前記孔部と連通して導出した噴霧用送水
パイプと、この噴霧用送水パイプの先端に設けたスプレ
ーノズルとを備え、前記シリンダーからスプレーノズル
に至る送水径路に、シリンダー内が所定の圧力より高く
なると開く弁装置を設けたものであり、シリンダーの内
圧が所定値より高くなると、開放してシリンダー内の水
を高圧でいっきにスプレーノズルから放出し、スプレー
ノズルから良好なミストにして噴霧するため、スプレー
釦の押し方でミストの噴霧状態が変わらないようにする
ことができ、使い勝手を向上することができる。
【0015】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載の発明において、弁装置は、ばねで押圧したボール
で構成し、シリンダーの孔部に設けたものであり、ボー
ルがばねの付勢力によってシリンダー内を所定の圧力に
高めた後、開いてシリンダー内の水を高圧でいっきにス
プレーノズルへ送水し、ミストにして噴霧されるため、
スプレー釦の押し方でミストの噴霧状態が変わらないよ
うにすることができ、使い勝手を向上することができる
とともに、耐久性がよく、密封性を向上することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0017】(実施例1)図1〜図3に示すように、気
化室12はベース13に設けており、このベース13上
にタンク14を設置している。スプレー釦15は把手1
6の前面上部に突出するように上下動自在に設けてい
る。ピストン17は、把手16と一体に設けたシリンダ
ー18内に摺動自在に設け、その周囲にはOリング等で
構成したシール用のパッキン19を有している。上記ピ
ストン17は、水の通路である導水路20を形成し、導
水路20の出口にゴム等で筒状に構成したパッキン21
を装着し、このパッキン21により一定圧以上加わらな
いと開かない弁装置を構成している。
【0018】吸水部22はシリンダー18の下端に連設
され、この吸水部22内に逆止弁23を設け、下端はタ
ンク14内の底部近傍に開口している。シリンダー18
内にばね24を設け、スプレー釦15およびピストン1
7を上方へ付勢している。噴霧用送水パイプ25は、シ
リンダー18に形成した水を送る孔部26に連通し、把
手16の隙間を通り、この噴霧用送水パイプ25の先端
にスプレーノズル27を設け、スプレーノズル27は把
手16の前面に斜め下向きに突出するように取り付けて
いる。
【0019】上記構成において動作を説明すると、タン
ク14の内部の水をスプレーノズル27から噴霧させる
ときは、まず、スプレー釦15を押してピストン17を
下方へ押し下げ、その後スプレー釦15およびピストン
17をばね24により上方へ復帰させることにより、タ
ンク14の内部の水が逆止弁23、吸水部22を通って
シリンダー18内に吸引され、導水路20内に入る。こ
のとき、水はパッキン21により導水路20内に閉じ込
められた状態になる。
【0020】その後、再びスプレー釦15を押してピス
トン17を下方へ押し下げると、逆止弁23が吸水部2
2を閉じて、パッキン21により密封にされたシリンダ
ー18内の圧力が上昇する。シリンダー18内の内圧が
上昇することによりパッキン21が押し拡げられて開口
し、シリンダー18内の水は孔部26から噴霧用送水パ
イプ25に流入し、スプレーノズル27からミストにし
て噴霧される。
【0021】このように本実施例によれば、パッキン2
1によりシリンダー18内の内圧が一定圧以上加わらな
いと水が噴霧用送水パイプ25に流入しないため、スプ
レー釦15をゆっくり押し下げた場合で、シリンダー1
8内の水は所定の圧力に高められるまでは流出すること
がなく、スプレー釦15の押し方に影響されることな
く、常に均一なミストを安定して噴霧することができ、
使い勝手をよくすることができる。
【0022】(実施例2)図4に示すように、ピストン
28は、水の通路である導水路29を形成し、シリンダ
ー18の内部に摺動自在に設け、その周囲にはOリング
等で構成したシール用のパッキン19を有している。こ
のピストン28にばね30で押圧したボール31を設け
て弁装置を構成し、締結部材32を回転させることによ
り、ばね30のばね荷重を変化させ、弁装置の作動圧を
可変にするよう構成している。他の構成は上記実施例1
と同じである。
【0023】上記構成において動作を説明すると、タン
ク14の内部の水をスプレーノズル27から噴霧させる
ときは、上記実施例1と同様に、ピストン28の上下動
により、タンク14の内部の水がシリンダー18内に吸
引され、導水路29内に入る。このとき、水はばね30
で押圧されたボール31により導水路29内に閉じ込め
られた状態になる。
【0024】その後、再びピストン28を下方へ押し下
げると、ばね30で押圧されたボール31により密封さ
れたシリンダー18内の内圧が上昇する。シリンダー1
8内の内圧が上昇することにより、ばね30のばね力に
抗してボール31が移動し、導水路29が開いてシリン
ダー18内の水は孔部26から噴霧用送水パイプ25に
流入し、スプレーノズル27からミストとして噴霧され
る。
【0025】ここで、締結部材32を回転させることに
より、ばね30のばね荷重を変化させることで、導水路
29が開いてシリンダー18内をスプレーノズル27か
らミストとして噴霧するときのシリンダー18内の内圧
を変えることができ、開弁圧力を任意に可変してミスト
を最適な噴霧状態に設定することができる。
【0026】このように本実施例によれば、ボール31
を押圧するばね30の付勢力により、シリンダー18内
の内圧が一定圧以上加わらないと水が噴霧用送水パイプ
25に流入しないため、スプレー釦15の押し方でミス
トの噴霧状態が変わらないようにすることができ、使い
勝手をよくすることができるとともに、耐久性がよく、
密封性を向上することができる。
【0027】また、締結部材32を回転させることによ
り、ばね30のばね荷重を変化させることで、ミストの
噴霧状態を可変にすることができ、使い勝手をよくする
ことができる。
【0028】なお、上記各実施例では、シリンダー18
の内圧が高くなると開く弁装置をピストンに設けている
が、導水路からスプレーノズルに至る送水径路に設けれ
ばよく、同様の作用効果を得ることができる。
【0029】(実施例3)図5に示すように、スプレー
釦33は把手16の前部上面に取り付け、上方より突出
するように上下動可能に設け、ピストン34を一体に設
けている。このピストン34にパッキン35を設け、シ
リンダー36内に摺動自在に設けている。シリンダー3
6の下端に逆止弁37を設けるとともに吸水部38を連
設し、この吸水部38の下端はタンク14の底部近傍に
開口している。ばね39はスプレー釦33およびピスト
ン34を上方に付勢している。
【0030】シリンダー36に孔部40を形成し、この
孔部40にばね41で押圧したボール42を設けて、一
定圧以上加わらないと開かない弁装置を構成している。
噴霧用送水パイプ43は、シリンダー36に形成した孔
部40に連通し、この噴霧用送水パイプ43の先端にス
プレーノズル44を設け、スプレーノズル44は把手1
6の前面に斜め下向きに突出するように取り付けてい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0031】上記構成において動作を説明すると、タン
ク14の内部の水をスプレーノズル44から噴霧させる
ときは、まず、スプレー釦33を押してピストン34を
下方へ押し下げ、その後スプレー釦33およびピストン
34をばね39により上方に復帰させることにより、タ
ンク14の内部の水が吸水部38、逆止弁37を通りシ
リンダー36内に吸引される。このとき、水はばね41
で押圧されたボール42により孔部40を塞いでいるた
め、シリンダー36内に閉じ込められた状態になる。
【0032】その後、再びスプレー釦33を押してピス
トン34を下方へ押し下げると、逆止弁37が閉じて、
ばね41で押圧されたボール42により密封されたシリ
ンダー36内の内圧が上昇する。シリンダー36内の内
圧が上昇することにより、ボール42がばね41のばね
力に抗して移動して孔部40が開口し、シリンダー36
内の水は孔部40から噴霧用送水パイプ43に流入し、
スプレーノズル44からミストとして噴霧される。
【0033】このように本実施例によれば、ばね41で
押圧されたボール42によりシリンダー36内の内圧が
一定圧以上加わらないと水が噴霧用送水パイプ43に流
入しないため、スプレー釦33の押し方でミストの噴霧
状態が変わらないようにすることができ、使い勝手をよ
くすることができる。
【0034】なお、本実施例では、シリンダー36の内
圧が高くなると開く弁装置を、シリンダー36に形成し
た孔部40に設けているが、シリンダー36からスプレ
ーノズル44に至る径路に設ければよく、同様の作用効
果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、気化室を有するベースと、このベース上
に設置したタンクと、このタンク内の水を吸水する吸水
部と、水を送る孔部を有するシリンダーと、このシリン
ダー内に摺動自在に設け導水路を形成したピストンと、
このピストンを作動させるスプレー釦と、前記シリンダ
ーから前記孔部と連通して導出した噴霧用送水パイプ
と、この噴霧用送水パイプの先端に設けたスプレーノズ
ルとを備え、前記導水路からスプレーノズルに至る送水
径路に、シリンダー内が所定の圧力より高くなると開く
弁装置を設けたから、シリンダー内を所定の圧力に高め
た後に弁装置が開き、シリンダー内の水を高圧でいっき
にスプレーノズルから放出して良好なミストを噴霧する
ことができ、スプレー釦の押し方でミストの噴霧状態が
変化することなく、均一なミストを安定して噴霧するこ
とができ、使い勝手を向上することができる。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、弁
装置は、ピストンの外周に装着した筒状のパッキンで構
成したから、シリンダー内の圧力が高くなると、ピスト
ンの外周に装着した筒状のパッキンが圧力で外方へ拡げ
られ、シリンダー内の水を高圧でいっきにスプレーノズ
ルへ送水し、ミストにして噴霧されるため、スプレー釦
の押し方でミストの噴霧状態が変わらないようにするこ
とができ、使い勝手を向上することができ、ピストンの
外周に筒状のパッキンを装着するだけでよいため、構造
が簡単で、安価にできる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、弁
装置は、ばねで押圧したボールで構成したから、ボール
がばねの付勢力によってシリンダー内を所定の圧力に高
めた後、開いてシリンダー内の水を高圧でいっきにスプ
レーノズルへ送水し、ミストにして噴霧されるため、ス
プレー釦の押し方でミストの噴霧状態が変わらないよう
にすることができ、使い勝手を向上することができると
ともに、耐久性がよく、密封性を向上することができ
る。
【0038】また、請求項4に記載の発明によれば、弁
装置は、作動圧を可変できるようにしたから、良好なミ
ストの噴霧状態が得られるように作動圧力が設定でき、
使い勝手をよくすることができる。
【0039】また、請求項5に記載の発明によれば、気
化室を有するベースと、このベース上に設置したタンク
と、このタンク内の水を吸水する吸水部と、水を送る孔
部を有するシリンダーと、このシリンダー内に摺動自在
に設けたピストンと、このピストンを作動させるスプレ
ー釦と、前記シリンダーから前記孔部と連通して導出し
た噴霧用送水パイプと、この噴霧用送水パイプの先端に
設けたスプレーノズルとを備え、前記シリンダーからス
プレーノズルに至る送水径路に、シリンダー内が所定の
圧力より高くなると開く弁装置を設けたから、シリンダ
ーの内圧が所定値より高くなると、開放してシリンダー
内の水を高圧でいっきにスプレーノズルから放出し、ス
プレーノズルから良好なミストにして噴霧するため、ス
プレー釦の押し方でミストの噴霧状態が変わらないよう
にすることができ、使い勝手を向上することができる。
【0040】また、請求項6に記載の発明によれば、弁
装置は、ばねで押圧したボールで構成し、シリンダーの
孔部に設けたから、ボールがばねの付勢力によってシリ
ンダー内を所定の圧力に高めた後、開いてシリンダー内
の水を高圧でいっきにスプレーノズルへ送水し、ミスト
にして噴霧されるため、スプレー釦の押し方でミストの
噴霧状態が変わらないようにすることができ、使い勝手
を向上することができるとともに、耐久性がよく、密封
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のアイロンの一部破断側
面図
【図2】同アイロンの要部拡大断面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】本発明の第2の実施例のアイロンの要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例のアイロンの一部破断側
面図
【図6】従来のアイロンの一部破断側面図
【符号の説明】
12 気化室 13 ベース 14 タンク 15 スプレー釦 17 ピストン 18 シリンダー 20 導水路 21 パッキン(弁装置) 22 吸水部 25 噴霧用送水パイプ 26 孔部 27 スプレーノズル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化室を有するベースと、このベース上
    に設置したタンクと、このタンク内の水を吸水する吸水
    部と、水を送る孔部を有するシリンダーと、このシリン
    ダー内に摺動自在に設け導水路を形成したピストンと、
    このピストンを作動させるスプレー釦と、前記シリンダ
    ーから前記孔部と連通して導出した噴霧用送水パイプ
    と、この噴霧用送水パイプの先端に設けたスプレーノズ
    ルとを備え、前記導水路からスプレーノズルに至る送水
    径路に、シリンダー内が所定の圧力より高くなると開く
    弁装置を設けたアイロン。
  2. 【請求項2】 弁装置は、ピストンの外周に装着した筒
    状のパッキンで構成した請求項1記載のアイロン。
  3. 【請求項3】 弁装置は、ばねで押圧したボールで構成
    した請求項1記載のアイロン。
  4. 【請求項4】 弁装置は、作動圧を可変できるようにし
    た請求項3記載のアイロン。
  5. 【請求項5】 気化室を有するベースと、このベース上
    に設置したタンクと、このタンク内の水を吸水する吸水
    部と、水を送る孔部を有するシリンダーと、このシリン
    ダー内に摺動自在に設けたピストンと、このピストンを
    作動させるスプレー釦と、前記シリンダーから前記孔部
    と連通して導出した噴霧用送水パイプと、この噴霧用送
    水パイプの先端に設けたスプレーノズルとを備え、前記
    シリンダーからスプレーノズルに至る送水径路に、シリ
    ンダー内が所定の圧力より高くなると開く弁装置を設け
    たアイロン。
  6. 【請求項6】 弁装置は、ばねで押圧したボールで構成
    し、シリンダーの孔部に設けた請求項5記載のアイロ
    ン。
JP13331597A 1997-05-23 1997-05-23 アイロン Pending JPH10323500A (ja)

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