JPH10323384A - 食品機械 - Google Patents
食品機械Info
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- JPH10323384A JPH10323384A JP10064022A JP6402298A JPH10323384A JP H10323384 A JPH10323384 A JP H10323384A JP 10064022 A JP10064022 A JP 10064022A JP 6402298 A JP6402298 A JP 6402298A JP H10323384 A JPH10323384 A JP H10323384A
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- Japan
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- food
- food machine
- vacuum
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Abstract
において、運転停止中に内部で雑菌が繁殖するのを、確
実に防止すること。 【解決手段】 食品機械の運転停止中に、食品機械の内
部を殺菌する殺菌手段2を備えた構成であり、さらに前
記殺菌手段2を、紫外線照射手段またはオゾン発生手段
とした構成である。
Description
品加熱装置等の食品機械に関するものである。
いては、運転停止中に、その内部に雑菌が繁殖し、運転
再開時に異臭を発することがある。これは、食品機械の
使用頻度が低く、運転停止期間が長い場合に、清掃が不
十分であると発生しやすく、衛生上の問題となる。
とする課題は、食品機械において、運転停止中に、その
内部に雑菌が繁殖するのを確実に防止することである。
を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発
明は、食品機械の運転停止中に、食品機械の内部を殺菌
する殺菌手段を備えたことを特徴としている。更に、請
求項2に記載の発明は、前記殺菌手段が、紫外線照射手
段であることを特徴としており、請求項3に記載の発明
は、前記殺菌手段が、オゾン発生手段であることを特徴
としている。
熱装置等の食品機械において実施される。この真空冷却
機は、缶体内に食品を収容し、この缶体内を減圧雰囲気
とすることによって、食品に含まれる水分を気化させ、
その際の気化潜熱を利用して食品を冷却するものであ
る。また、食品加熱装置は、缶体内に食品を収容し、こ
の缶体内に蒸気を吹き込んで食品を加熱または蒸すもの
や、缶体に蒸気ジャケットや電熱ヒータを設けて缶体内
の食品を加熱するものなどである。これらの食品機械
は、通常、缶体内を密閉可能な構造になっている。
械の内部を殺菌する殺菌手段を備えている。この殺菌手
段は、食品機械の運転停止中に、食品機械の内部を殺菌
し、雑菌が繁殖するのを防止する。ここで、食品機械の
運転停止中とは、食品機械の本来の運転を停止した状態
のことをいう。この食品機械の本来の運転とは、例えば
真空冷却機の場合には、食品を冷却するための運転であ
り、食品加熱装置の場合は、食品を加熱するための運転
である。この運転の期間には、食品の出し入れのような
作業も含む。この殺菌手段は、食品機械が運転停止中と
なったときに自動的に作動するように制御する構成とす
ることも、この殺菌手段を作動させるための手動スイッ
チを別に設けた構成とすることもできる。また、殺菌手
段を自動的に作動させる場合には、運転停止中となって
から一定時間後に自動的に作動するように構成すること
もできる。また、殺菌手段は、再度運転を開始したとき
に停止するように構成することも、殺菌手段の作動開始
から所定時間経過後に停止するように構成することも、
停止用の手動スイッチを設けて、この手動スイッチによ
り殺菌手段を停止させることもできる。
殖防止にのみ使用するだけでなく、食品機械の運転停止
中、例えば就業後や夜間等において、食品機械内に食
器、調理器具等の器具を収納し殺菌手段を作動させて、
この食品機械を保管庫のみならず殺菌庫として利用する
こともできる。すなわち、この発明によると、食品機械
は、食品機械本来の運転を行って冷却又は加熱する工程
と、食品機械の内部や食品機械に収容した器具を殺菌す
る殺菌工程とを備えたものとなる。そのため、1台の食
品機械で、食品機械本来の機能と殺菌庫、保管庫として
の機能の3つの機能を持たせることができ、実用上、頗
る効果的である。
オゾン発生手段、蒸気供給手段とする。紫外線照射手段
は、食品機械の運転停止中に、食品機械の内部に紫外線
を照射し、紫外線の殺菌作用により、雑菌が繁殖するの
を防止する。オゾン発生手段は、食品機械の運転停止中
に、食品機械の内部にオゾンを充満させ、オゾンの殺菌
作用により、雑菌が繁殖するのを防止する。また、この
オゾン発生手段は、食品機械の内部に設置する他、外部
に設置して発生させたオゾンを食品機械に供給するよう
に構成することもできる。蒸気供給手段は、食品機械の
運転停止中に、食品機械の内部に蒸気を充満させ、蒸気
の熱による殺菌作用により、雑菌が繁殖するのを防止す
る。
外線の照射によるものや、放電のエネルギを用いるもの
等を用いる。オゾン発生手段として、紫外線の照射を利
用する場合には、このオゾン発生手段は、紫外線による
殺菌作用も発揮する。
実施例について、図1に基づいて説明する。図1は、こ
の発明を真空冷却機に適用した第一実施例を示す縦断面
図である。
により密閉可能な構造になっており、食品を缶体1内に
収納し、真空ポンプ(図示省略)により缶体1内を減圧
して、真空冷却を行う構成になっている。缶体1の側壁
には、殺菌手段として紫外線照射手段2を設けている。
この紫外線照射手段2は、紫外線ランプ等であって、透
光性部材3により缶体1内と仕切られ、缶体1の外方側
の部分にはカバー4を設けている。この透光性部材3と
しては、紫外線照射手段2からの紫外線の透過率が高
く、また缶体1の内部の状況、すなわち温度や湿度の点
を含めて耐熱性、耐食性に優れるものが好ましく、この
第一実施例では、透光性部材3として石英ガラスを用い
ている。
止中に作動するように構成する。ここで、真空冷却機の
運転停止中とは、真空冷却機の本来の機能の運転を停止
した状態であり、この第一実施例では次のように設定し
ている。まず、真空冷却機の本来の機能の運転とは、缶
体1内に食品を収容した後、缶体1内を減圧して食品を
冷却し、常圧に戻すまでの真空冷却工程である。そし
て、この真空冷却工程の前後の食品の出し入れやその準
備を含めて真空冷却作業とする。したがって、運転を停
止している間とは、この真空冷却作業の終了後から次の
真空冷却作業の開始までの間としている。
が運転停止中となったときに自動的に作動するように制
御する構成とすることも、この紫外線照射手段2を作動
させるための手動スイッチを別に設けて、真空冷却機の
運転停止中に任意に作動させる構成とすることもでき
る。また、紫外線照射手段2を自動的に作動させる場合
には、食品機械が運転停止中となってから、一定時間後
に自動的に作動するように構成することもできる。ま
た、紫外線照射手段2は、再度運転を開始したときに停
止するように構成することも、紫外線照射手段2の作動
開始から所定時間経過後に停止するように構成すること
も、停止用の手動スイッチを設けて、この手動スイッチ
により紫外線照射手段2を停止させることもできる。
は、缶体1の側壁に限らず、頂壁または底壁に設けるこ
ともできる。また、缶体1の内壁はステンレス板で構成
し、紫外線を反射させて隅々まで紫外線を照射するよう
にする(ステンレス板の反射率:約90%)。
ワゴン5等を用いて食品を缶体1内に収容し、真空冷却
作業を行う。この作業ワゴン5は、真空冷却工程時に食
品から気化した水分の滞留を防止し、真空吸引とともに
排出されるのを妨げないようにする観点と、後述の紫外
線が器具6にまんべんなく、缶体1内のすみずみまで照
射されるようにする観点から、棚を含めて枠状の構造の
ものが好ましい。そして、真空冷却機の真空冷却作業が
終了し、運転停止中に紫外線照射手段2を作動させるこ
とにより、運転停止中に缶体1内で雑菌が繁殖するのを
防止する。また、この殺菌により、雑菌の繁殖に起因す
る悪臭の発生を防止できる。
いては、運転停止中に缶体1内の殺菌を行うことができ
るため、例えば就業後や夜間等において、前記缶体1内
に前述の作業ワゴン5を用いて食器、調理器具等の器具
6を収容し、紫外線照射手段2を作動させることで、こ
の器具6の殺菌も行うことができる。また、就業後や夜
間等の運転停止中に、缶体1内に前述の器具6を収容し
ておくことにより、真空冷却機を前述の器具6の保管庫
としても使用できるため、スペースの有効利用が図れ
る。そのため、真空冷却機等の食品機械を設置した職場
環境を衛生的に保つことができる。また、前述の器具6
の殺菌は、真空冷却機の運転停止中に行うため、業務に
何の支障もない空き時間を有効利用することができる。
したがって、第一実施例の真空冷却機によれば、本来の
真空冷却機能の他に、紫外線殺菌庫,保管庫としての機
能が加わり、1台の装置で3台分の機能を得ることがで
き、実用上、頗る効果的である。
第二実施例を示す縦断面図である。この第二実施例で
は、缶体1内に複数段の棚7を設け、各棚7に食品を載
せる構造になっており、各棚7に対応させて複数個の紫
外線照射手段2を備えている。紫外線照射手段2は、全
部の棚7に対して紫外線を照射可能な長さを有する、単
一の紫外線照射手段2とすることもできる。
してオゾン発生手段を用いることもできる。このオゾン
発生手段を、紫外線の照射によってオゾンを発生するも
のとする場合には、第一実施例と同様の紫外線照射手段
を用いた構成とする。そして、この紫外線発生手段は、
オゾンの発生する波長(例えば、200nm以下)の紫外
線を発するものとする。このオゾン発生手段は、第一実
施例と同様に石英ガラスのような透光性部材3により缶
体1内と仕切られるが、この透光性部材3としては、前
述の範囲の波長の紫外線の透過率の高いものが好まし
い。
合も、第一実施例と同様に、オゾン発生手段は、真空冷
却機の運転停止中に作動するように構成する。そして、
真空冷却機の運転停止中にオゾン発生手段を作動させる
ことにより、缶体1内に紫外線を照射し、オゾンを発生
させることによって、殺菌を行う。また、この場合、缶
体1内に照射された紫外線によっても殺菌効果を発揮す
る。
品機械によれば、食品機械の運転停止中、食品機械の内
部に雑菌が繁殖するのを確実に防止することができる。
したがって、衛生面に優れ、食品機械を長期間停止させ
ておいても、異臭が発生することがない。さらに、食品
機械の運転停止中、例えば就業後や夜間等において、食
品機械の内部に食器、調理器具等の器具を収納し、殺菌
手段を作動させることにより、この食品機械を前述の器
具の殺菌を行う殺菌庫として、また保管庫として使用す
ることができる。そうすることにより、食品機械本来の
機能の他に殺菌庫、保管庫としての機能が加わり、1台
の装置で3台分の機能を得ることができ、実用上、頗る
効果的である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 食品機械の運転停止中に、食品機械の内
部を殺菌する殺菌手段2を備えたことを特徴とする食品
機械。 - 【請求項2】 前記殺菌手段2が、紫外線照射手段であ
ることを特徴とする請求項1に記載の食品機械。 - 【請求項3】 前記殺菌手段2が、オゾン発生手段であ
ることを特徴とする請求項1に記載の食品機械。 - 【請求項4】 前記オゾン発生手段が、紫外線を利用し
たものであることを特徴とする請求項3に記載の食品機
械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06402298A JP3511885B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-02-27 | 食品機械の運転停止中の殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9478697 | 1997-03-28 | ||
JP9-94786 | 1997-03-28 | ||
JP06402298A JP3511885B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-02-27 | 食品機械の運転停止中の殺菌方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003314998A Division JP3775404B2 (ja) | 1997-03-28 | 2003-09-08 | 殺菌手段を備えた食品機械の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10323384A true JPH10323384A (ja) | 1998-12-08 |
JP3511885B2 JP3511885B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=26405155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06402298A Expired - Fee Related JP3511885B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-02-27 | 食品機械の運転停止中の殺菌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3511885B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10238758A1 (de) * | 2002-08-23 | 2004-03-11 | Weber Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Dekontaminieren von Lebensmittelverarbeitungsmaschinen |
WO2014161777A1 (en) * | 2013-04-05 | 2014-10-09 | Arcelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a vacuum compartment |
JP2018102635A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社トクヤマ | 殺菌方法及び殺菌装置 |
CN112690644A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-23 | 廖思斯 | 一种自清洁生物质能源蒸箱 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP06402298A patent/JP3511885B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10238758A1 (de) * | 2002-08-23 | 2004-03-11 | Weber Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Dekontaminieren von Lebensmittelverarbeitungsmaschinen |
WO2014161777A1 (en) * | 2013-04-05 | 2014-10-09 | Arcelik Anonim Sirketi | A refrigerator comprising a vacuum compartment |
US9596873B2 (en) | 2013-04-05 | 2017-03-21 | Arcelik Anonim Sirketi | Refrigerator comprising a vacuum compartment |
JP2018102635A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社トクヤマ | 殺菌方法及び殺菌装置 |
CN112690644A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-23 | 廖思斯 | 一种自清洁生物质能源蒸箱 |
CN112690644B (zh) * | 2020-12-22 | 2022-05-31 | 山东隆庆祥生物科技有限公司 | 一种自清洁生物质能源蒸箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3511885B2 (ja) | 2004-03-29 |
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