JPH10323018A - 制御回路 - Google Patents

制御回路

Info

Publication number
JPH10323018A
JPH10323018A JP12818097A JP12818097A JPH10323018A JP H10323018 A JPH10323018 A JP H10323018A JP 12818097 A JP12818097 A JP 12818097A JP 12818097 A JP12818097 A JP 12818097A JP H10323018 A JPH10323018 A JP H10323018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
reference power
voltage value
igbt
predetermined voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12818097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kawakami
浩之 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP12818097A priority Critical patent/JPH10323018A/ja
Publication of JPH10323018A publication Critical patent/JPH10323018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】IPMに搭載されるIGBTの主電流が、点弧
時に振動しないようにする。 【解決手段】制御入力端子5にコンパレータ30の+端
子2が接続し、コンパレータ30の−端子3に1Vの第
1基準電源6の高電位側が接続され、第1基準電源6の
低電位側は0.5Vの第2基準電源7の高電位側に接続
され、第2基準電源7の低電位側はトランジスタ8のエ
ミッタ端子10に接続され、アース電位となる。またコ
ンパレータ1の出力端子4はIGBT駆動回路13の入
力端子14に接続され、IGBT駆動回路14の出力端
子15はIGBT16のゲート端子17に接続されてい
る。また、コンパレータ1の出力端子4は抵抗12を介
してトランジスタ8のゲート端子11に接続され、トラ
ンジスタ8のコレクタ端子9は第2基準電源7の高電位
側と接続され、エミッタ端子10は低電位側に接続され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インテリジェン
トパワーモジュール(以下、IPMという)に搭載され
るIGBTなどの半導体装置を制御する制御回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】負荷であるモータなどを駆動するインバ
ータ装置を構成しているIPMは絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタ(以下、IGBTという)などの半導体
装置と、半導体装置を駆動する駆動回路と、駆動回路を
制御する制御回路、および半導体装置を保護する過電流
保護回路、加熱防止回路などの保護回路が同一の樹脂ケ
ースに収納されている。制御回路の制御入力電圧が基準
電圧(所定電圧値)以下になったときに、IGBTのゲ
ートに例えば15Vの駆動電圧が印加され、IGBTは
オン状態となる。一方、基準電圧以上のとき、駆動電圧
は0Vなり、IGBTはオフ状態となる。従来の制御回
路では、このオン状態およびオフ状態を決める基準電圧
は同一の値であった。
【0003】図3は従来の制御回路を含むIPMの要部
回路図である。IPM60の制御入力端子5からコンパ
レータ1の+端子2に入力される制御入力電圧を基準電
源20の電圧より低くすることで、IGBT駆動回路1
3からIGBT16のゲート端子17に15Vの駆動電
圧が与えられ、基準電源20の電圧より高くすること
で、0Vの駆動電圧が与えられる。IGBT16のゲー
ト端子17に駆動電圧を印加したり、0Vにしたりする
ことで、IGBT16のオン、オフ動作を行わせ、図示
されていないインバータ装置を動作させる。尚、前記し
たようにIPM60には過電流保護や加熱防止のための
保護回路19が内蔵されいる。また制御回路40は点線
内の回路をいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のよう
に、オン状態、オフ状態を決定する基準電圧(所定電圧
値のこと)が同一の場合は以下に説明するような不具合
を生じる。IGBT16がオン状態に移行した時点で、
基準電源20の低電位側のアース電位が浮遊容量などで
振られ、制御入力電圧が図4(a)の波形のように振動
する。この振動の振幅が同図の点線で示す基準電圧(通
常1V程度)より大きくなると、IGBT16は再びオ
フ状態になり、IGBT16の主電流は図4(b)のよ
うに振動してしまう。この振動が発生することにより、
負荷であるモータの回転数に異常をきたしたり、IGB
T16が破壊したり、電磁ノイズが放射されたり、種々
の不具合を生じる。
【0005】この発明の目的は、前記の課題を解決し
て、IGBTなどの半導体装置に流れる主電流の振動を
抑制した制御回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、半導体装置を駆動する駆動回路、駆動回路を制御
する制御回路、半導体装置を保護する保護回路および主
電流を通電する半導体装置が搭載されたインテリジェン
トパワーモジュールの制御回路で、制御入力電圧が第1
の所定電圧値値より低い場合に半導体装置がオン状態と
なり、第2の所定電圧値より高い場合に半導体装置がオ
フ状態となる制御装置において、第2の所定電圧値が第
1の所定電圧値より高くなるように構成する。
【0007】このように、第1の所定電圧値より第2の
所定電圧値を高くすることで、半導体装置のオン状態移
行時点で、制御入力電圧に微小の振動が発生しても、半
導体装置がオフ状態に移行することがない。そのため、
主電流は断続することなく、安定に流れる。主電流が断
続しないため、モータの回転数に異常をきたしたり、半
導体装置が破壊したり、電磁ノイズを放射したりするこ
とがない。
【0008】前記の制御回路が、コンパレータと、コン
パレータの入力端子と接続される第1基準電源と、第1
基準電源と直列に接続される第2基準電源と、第2基準
電源と並列に接続されるトランジスタとを有し、トラン
ジスタのオン、オフで第2基準電源の電圧が零または有
限の値となり、第1の所定電圧値を第1基準電源の電圧
とし、第2の所定電圧値を第1基準電源と第2基準電源
の和の電圧とすることで、第2の所定電圧値を第1の所
定電圧値より高い状態とする。
【0009】この構成することで、第1の所定電圧値よ
り確実に第2の所定電圧値を高くすることができる。第
1の所定電圧値と第2の所定電圧値の差を0.3Vから
2Vとするとよい。こうすることで、半導体装置のオン
状態移行時に主電流が断続することを確実に防止するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施例で、
制御回路を含むIPMの要部回路図である。IPM50
の制御入力端子5にコンパレータ30の+端子2が接続
し、コンパレータ30の−端子3に1Vの第1基準電源
6の高電位側が接続され、第1基準電源6の低電位側は
0.5Vの第2基準電源7の高電位側に接続され、第2
基準電源7の低電位側はトランジスタ8のエミッタ端子
10に接続され、アース電位となる。またコンパレータ
1の出力端子4はIGBT駆動回路13の入力端子14
に接続され、IGBT駆動回路14の出力端子15はI
GBT16のゲート端子17に接続されている。また、
コンパレータ1の出力端子4は100kΩの抵抗12を
介してトランジスタ8のゲート端子11に接続され、ト
ランジスタ8のコレクタ端子9は第2基準電源7の高電
位側と接続され、エミッタ端子10は低電位側に接続さ
れている。こうすることで、以下に説明するように、I
GBT16の主電流の振動が抑制される。尚、ここでは
制御回路30は点線内の回路をいう。またIPM50に
は通常、過電流保護や加熱防止のための保護回路19が
内蔵されている。
【0011】図2は図1の回路の動作波形である。
(a)の波形はコンパレータ1の+端子2と−端子3間
に入力される制御入力電圧波形、(b)の波形はIGB
T16に流れる主電流波形である。図1の回路と図2の
波形で動作を説明する。IPM50の制御入力端子5に
入力信号として7Vの電圧が与えられている。この状態
では、コンパレータ1の出力端子4は15Vとなってお
り、IGBT駆動回路13の出力端子15は0Vで、I
GBT16はオフ状態である。また、トランジスタ8の
ゲート端子11に100kΩの抵抗12を介してゲート
電圧が供給され、トランジスタ8はオン状態となり、
0.5Vの第2基準電源7はトランジスタ8で短絡さ
れ、1Vの第1基準電源のみ働いている状態となる。つ
まり、IGBTをオン状態に移行させる第1の所定電圧
値は1Vとなり、IGBTをオフ状態に移行させる第2
の所定電圧値は1.5Vとなる。
【0012】この制御入力電圧が7Vから1V(第1の
所定電圧値)まで低下した時点で、コンパレータ1の出
力電圧4が15Vから0Vに移行し、IGBT駆動回路
13の入力端子14に0Vが印加される。そうするとI
GBT駆動回路13の出力端子15からIGBT16の
ゲート端子17に15Vのゲート電圧が与えられ、IG
BT16はオン状態に移行する。この状態ではトランジ
スタ8のゲート端子11は0Vとなり、トランジスタ8
はオフ状態となり、1Vの第1基準電源6に0.5Vの
第2基準電源7が直列に接続されことになる。ここで、
制御入力端子5に7Vを与えると、0Vから7Vに移行
する途中の1.5V(第2の所定電圧値)を通過した時
点で、コンパレータ1の出力端子4の電圧が0Vから1
5Vに移行し、IGBT駆動回路13の出力端子15の
電圧が15Vから0Vに移行する。それによって、IG
BT16はオフ状態となる。
【0013】IGBT16がオン状態に移行した時点
で、第2基準電源7の低電位側であるアース電位がたと
え振動したとしても、その電圧の振幅が1.5V以内で
あれば、コンパレータ1の+端子2が−端子3に対して
正電位となることはなく、コンパレータ1の出力端子4
の電圧は0Vを維持する。そのため、IGBT16はオ
ン状態を持続できて、IGBT16に流れる主電流の振
動が抑制される。
【0014】尚、この実施例では第2基準電源7の電圧
を0.5Vとしたがその範囲は0.3から2V程度の範
囲にしてもよい。尚、これ以上大きくすると、IGBT
16がオフ状態に移行する時間が長くなり、インバータ
動作でのデットタイムが増大して好ましくない。またI
GBT16のエミッタ端子18と第2基準電源7の低電
位側は導体で接続されるが、その長さが短い場合は第2
基準電源7の電圧は低くてもよい。好ましくは第2基準
電源7の電圧は0.5Vから1Vの範囲である。
【0015】また、前記のように、IGBT16の主電
流の振動が抑制されるために、従来のIPM30の制御
回路30で必要とされていた、コンパレータ1の+端子
2とアースとに接続されていた発信防止用のコンデンサ
は不要となる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、第2基準電源を付加
することで、第1の所定電圧値より第2の所定電圧値を
確実に高くすることができて、IGBTがオン状態に移
行する時点での主電流の振動を確実に抑制できる。その
ことにより、IGBTの破壊や電磁ノイズの放射を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例で、制御回路を含むIP
Mの要部回路図
【図2】図1の回路の動作波形図
【図3】従来の制御回路を含むIPMの要部回路図
【図4】図3の回路の動作波形図
【符号の説明】
1 コンパレータ 2 +端子 3 −端子 4 出力端子 5 制御入力端子 6 第1基準電源 7 第2基準電源 8 トランジスタ 9 コレクタ端子 10 エミッタ端子 11 ゲート端子 12 抵抗 13 IGBT駆動回路 14 入力端子 15 出力端子 16 IGBT 17 ゲート端子 18 エミッタ端子 19 保護回路 20 基準電源 30 制御回路 40 制御回路(従来) 50 IPM 60 IPM(従来)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置を駆動する駆動回路、駆動回路
    を制御する制御回路、半導体装置を保護する保護回路お
    よび主電流を通電する半導体装置などが搭載されたイン
    テリジェントパワーモジュールの制御回路で、制御入力
    電圧が第1の所定電圧値より低い場合に半導体装置がオ
    ン状態となり、第2の所定電圧値より高い場合に半導体
    装置がオフ状態となる制御装置において、第1の所定電
    圧値より第2所定電圧値が高いことを特徴とする制御回
    路。
  2. 【請求項2】制御回路が、コンパレータと、コンパレー
    タの入力端子と接続される第1基準電源と、第1基準電
    源と直列に接続される第2基準電源と、第2基準電源と
    並列に接続されるトランジスタとを有し、トランジスタ
    のオン、オフで第2基準電源の電圧が零または有限の値
    となり、第1の所定電圧値を第1基準電源の電圧とし、
    第2の所定電圧値を第1基準電源と第2基準電源の和の
    電圧とすることで、第2の所定電圧値が第1の所定電圧
    値より高い状態となることを特徴とする請求項1記載の
    制御回路。
  3. 【請求項3】第1の所定電圧値と第2の所定電圧値の差
    を0.3Vから2Vとすることを特徴とする請求項1記
    載の制御回路。
JP12818097A 1997-05-19 1997-05-19 制御回路 Pending JPH10323018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12818097A JPH10323018A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12818097A JPH10323018A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10323018A true JPH10323018A (ja) 1998-12-04

Family

ID=14978414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12818097A Pending JPH10323018A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10323018A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10622988B2 (en) Power semiconductor module and drive circuit
KR100279918B1 (ko) 전자석 구동 장치
KR19980081677A (ko) 단안정 게이트 구동장치용 부트스트랩 다이오드와 직렬로 연결된 저항을 갖는 전력회로
KR101069485B1 (ko) 모터 구동 회로
JP2004229057A (ja) ゲートドライブ装置
JP4705683B2 (ja) マイクロプロセッサからの出力信号を用いた電子構成素子の駆動のための回路装置及びその方法
KR20050052339A (ko) 인버터회로
US5216587A (en) Inverter
JP2007208831A (ja) 絶縁ゲート型トランジスタ駆動回路装置
JP2908948B2 (ja) パワーデバイスの制御回路及び半導体集積回路装置
US8258823B2 (en) Method of and driver circuit for operating a semiconductor power switch
JPH1155937A (ja) 誘導性負荷の駆動回路
JP3532377B2 (ja) 電圧駆動形スイッチ素子のゲート駆動回路
JP2002369495A (ja) 電圧駆動型素子の駆動回路
JPH10323018A (ja) 制御回路
JP2003324966A (ja) インバータ駆動回路
US6522557B2 (en) Inverter device
US6542012B2 (en) Circuit for driving gate of IGBT inverter
JPH11234108A (ja) 誘導負荷をスイッチングするためのスイッチング装置
US7327589B2 (en) Full-bridge circuit
TWI810003B (zh) 半橋拓撲電路及其控制方法
US11777497B1 (en) Efficiency concept for driving a PMOS and NMOS full-bridge power stage
JPH05328747A (ja) パワーmosfetを用いたスイッチング回路
JP2007318873A (ja) Pwmモータ駆動回路
CN111989856B (zh) 三点式变流器的电路布置