JPH10322839A - ゴム栓供給装置 - Google Patents
ゴム栓供給装置Info
- Publication number
- JPH10322839A JPH10322839A JP9126995A JP12699597A JPH10322839A JP H10322839 A JPH10322839 A JP H10322839A JP 9126995 A JP9126995 A JP 9126995A JP 12699597 A JP12699597 A JP 12699597A JP H10322839 A JPH10322839 A JP H10322839A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber plug
- rubber stopper
- air vent
- pin
- supply device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
を容易かつ確実に防止することができ、ゴム栓の供給効
率の向上を図ることができるようにする。 【解決手段】 上昇ピン10によってゴム栓50をワー
クサポータ140にセットし、該ワークサポータ140
にゴム栓50を吸着させて次工程へ供給するゴム栓供給
装置において、上昇ピン10の載置面11に、該上昇ピ
ン10の中心で交差し、その周面12に達する十字状の
エア抜き用溝13を形成した構成としてある。
Description
ーネスを構成する電線の防水に用いられるゴム栓の供給
装置に関し、特に、上昇ピンによってゴム栓をワークサ
ポータにセットし、該ワークサポータに前記ゴム栓を吸
着させて次工程へ供給するゴム栓供給装置に関する。
つ、従来のゴム栓供給装置について説明する。図4は従
来のゴム栓供給装置を示すものであり、同図(a)は平
面図,同図(b)は側面断面図である。また、図5は上
記ゴム栓供給装置を構成する上昇ピンの載置面の拡大図
であり、図6は上記ゴム栓供給装置を構成するワークサ
ポータによるゴム栓の吸引動作を示す断面図である。
栓供給装置は、主として、パーツフィーダ110,搬送
スライダ120,上昇ピン130及びワークサポータ1
40とで構成してある。
50がストックしてあり、該パーツフィーダ110は、
ゴム栓50を搬送スライダ120の受け部120aに一
つずつ押し出し供給する。
動自在に設けてあり、シリンダ122によって駆動さ
れ、受け部120aに供給されたゴム栓50を基台12
1上面のセットポジションAに搬送する。
下方に昇降自在に設けてある。図4(b)及び図5に示
すように、上昇ピン130の載置面(先端面)131
は、その下降時において基台121の上面と面一にな
り、セットポジションAに搬送されたゴム栓50が、該
載置面131に載置される。そして、図6に示すよう
に、上昇ピン130が上昇することにより、載置面13
1に載置されたゴム栓50がワークサポータ140の吸
着口141にセットされる。
すように、セットポジションAの上方に設けてあり、ゴ
ム栓50とほぼ同形の前記吸着口141を有する。該ワ
ークサポータ140は、図6に示すように、上昇ピン1
30により、その吸着口141にセットされたゴム栓5
0を図示しないバキュームにより吸着し、次工程に供給
する。
来のゴム栓供給装置では、図5に示すように、上昇ピン
130の載置面131が平坦となっていたので、図6に
示すワークサポータ140によるゴム栓50の吸着時に
おいて、該ゴム栓50が吸着口141の内周壁に密着す
ると同時に、該ゴム栓50の電線挿通孔51を介して、
上昇ピン130も一緒に吸着されてしまうことがあった
(図中細線で囲んだ部分を参照)。
に作用し、上昇ピン130の平坦な載置面131に強力
に吸い付くので、ワークサポータ140によるゴム栓5
0の吸着ミスが発生し、ゴム栓50の供給効率の低下を
まねくという問題があった。
のであり、簡単な構成でありながら、ゴム栓の吸着ミス
を容易かつ確実に防止することができ、ゴム栓の供給効
率の向上を図ることができるゴム栓供給装置の提供を目
的とする。
に、請求項1記載のゴム栓供給装置は、上昇ピンによっ
てゴム栓をワークサポータにセットし、該ワークサポー
タに前記ゴム栓を吸着させて次工程へ供給するゴム栓供
給装置において、前記上昇ピンの前記ゴム栓の載置面
に、少なくとも該上昇ピンの中心から周面に達するエア
抜き用溝を形成した構成としてある。
によるゴム栓の吸着時において、該ゴム栓がワークサポ
ータの吸着口の内周壁に密着しても、電線挿通孔と十字
状エア抜き用溝が連通してエアが抜けるので、ゴム栓と
一緒に上昇ピンが吸着されてしまうことがなく、常に、
ゴム栓のみをワークサポータに吸着させることができ
る。
昇ピンの載置面に、該上昇ピンの中心で交差する十字状
のエア抜き用溝を形成した構成としてあり、また、請求
項3記載のゴム栓供給装置は、前記十字状エア抜き用溝
の交差部の溝幅を広くした構成としてある。
されるものであり、該ゴム栓は上昇ピンと中心を一致さ
せて載置面上に載置されるものであるから、上昇ピンの
載置面に形成するエア抜き用溝は、原則として上昇ピン
の中心から周面に達するものであればエア抜きの機能を
果たす。
置ずれした場合は、該ゴム栓の電線挿通孔とエア抜き用
溝が一致しなくなり、エア抜きが行なえなくなる。
ような十字状とすれば、上昇ピンの載置面上でゴム栓が
位置ずれした場合でも、該十字状エア抜き溝とゴム栓の
電線挿通孔が一致し、エア抜きを確実に行なうことがで
きる。
抜き用溝の交差部(上昇ピンの中心)の溝幅を広げた場
合は、載置面上でゴム栓が大きく位置ずれしても、該交
差部の溝幅の範囲で、該電線挿通孔と十字状エア抜き用
溝を連続させることができ、より確実にゴム栓の吸着ミ
スを防止することができる。
実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は
本発明のゴム栓供給装置の特徴部分である上昇ピンの載
置面の拡大図であり、同図(a)は第一実施形態,同図
(b)は第二実施形態,同図(c)は第三実施形態を示
す。また、図2は上記第一実施形態に係るゴム栓供給装
置の要部を示すものであり、同図(a)は平面図,同図
(b)は側面断面図である。さらに、図3は上記第一実
施形態に係るゴム栓供給装置を構成するワークサポータ
によるゴム栓の吸引動作を示す断面図である。
び図3を参照しつつ、本発明の第一実施形態に係るゴム
栓供給装置について説明する。なお、本実施形態のゴム
栓供給装置は、上昇ピンの構成に特徴があり、その他の
構成要素に関しては、図4(a),(b)に示す従来の
ゴム栓供給装置と同様となっている。したがって、従来
と同様の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略
する。
供給装置は、上昇ピン10の載置面11に、該上昇ピン
10の周面12に達する十字状のエア抜き溝13を形成
した構成としてある。
中心で交差するようにしてあり、ゴム栓50が載置面1
3に正確に載置されたとき、該ゴム栓50の電線挿通孔
51が十字状エア抜き溝13の交差部13aに一致する
ようにしてある。
形態では、十字状エア抜き溝13を幅L1=0.5m
m、深さL2=0.5mmとし、また、ゴム栓50の電
線挿通孔51の直径L3=0.8mmとし、該ゴム栓5
0と搬送スライダ120の受け部120aのクリアラン
スL4=0.2mmとしてある。
実施形態のゴム栓供給装置によれば、図2に示すワーク
サポータ140によるゴム栓50の吸着時において、該
ゴム栓50がワークサポータ140の吸着口140aの
内周壁に密着しても(図中細線で囲んだ部分を参照)、
該電線挿通孔51と十字状エア抜き用溝13が連通して
エアが抜けるので、ゴム栓50と一緒に上昇ピン10が
吸着されてしまうことがなく、常に、ゴム栓50のみを
ワークサポータ140に吸着させることができる。
かつ確実に防止することができ、ゴム栓50の供給効率
の向上を図ることができる。
により、図2(a)に示すHの範囲で、ゴム栓50が載
置面11上で位置ずれした場合でも、該十字状エア抜き
溝13とゴム栓50の電線挿通孔51が一致し、エア抜
きを確実に行なうことができる。
第二実施形態に係るゴム栓供給装置について説明する。
入装置は、上昇ピン20の載置面21に、該上昇ピン2
0の周面22に達する十字状のエア抜き溝23を形成す
るとともに、該十字状エア抜き用溝23の交差部23a
(=上昇ピン20の中心)の溝幅を広くした構成として
ある。
置面21上で大きく位置ずれした場合でも、交差部23
aの溝幅の範囲で、該電線挿通孔51aと十字状エア抜
き用溝23を連通させることができ、より確実にゴム栓
50の吸着ミスを防止することができる。
第三実施形態に係るゴム栓供給装置について説明する。
は、上昇ピン10,20に十字状のエア抜き溝13,2
3を形成する構成とした。しかし、電線挿通孔51はゴ
ム栓50の中心に穿設されるものであり、該ゴム栓50
は上昇ピンと中心を一致させて載置面上に載置されるも
のであるから、エア抜き溝は、原則として、上昇ピンの
中心から周面に達するものであればエア抜きの機能を果
たす。
態に係るゴム栓挿入装置のように、上昇ピン30の中心
を通って、その周面32に達する一条のエア抜き溝33
を載置面31に形成する構成としても、ゴム栓50の吸
着ミスを防止することができる。
によれば、上昇ピンの載置面にエア抜き溝を形成すると
いった簡単な構成で、ゴム栓の吸着ミスを容易かつ確実
に防止することができ、ゴム栓の供給効率の向上を図る
ことができる。
ピンの載置面の拡大図であり、同図(a)は第一実施形
態,同図(b)は第二実施形態,同図(c)は第三実施
形態を示す。
を示すものであり、同図(a)は平面図,同図(b)は
側面断面図である。
ワークサポータによるゴム栓の吸引動作を示す断面図で
ある。
(a)は平面図,同図(b)は側面断面図である。
の載置面の拡大図である。
ポータによるゴム栓の吸引動作を示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 上昇ピンによってゴム栓をワークサポー
タにセットし、該ワークサポータに前記ゴム栓を吸着さ
せて次工程へ供給するゴム栓供給装置において、 前記上昇ピンの前記ゴム栓の載置面に、少なくとも該上
昇ピンの中心から周面に達するエア抜き用溝を形成した
ことを特徴とするゴム栓供給装置。 - 【請求項2】 前記上昇ピンの載置面に、該上昇ピンの
中心で交差する十字状のエア抜き用溝を形成した請求項
1記載のゴム栓供給装置。 - 【請求項3】 前記十字状エア抜き用溝の交差部の溝幅
を広くした請求項2記載のゴム栓供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12699597A JP3285135B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | ゴム栓供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12699597A JP3285135B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | ゴム栓供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322839A true JPH10322839A (ja) | 1998-12-04 |
JP3285135B2 JP3285135B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=14949068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12699597A Expired - Fee Related JP3285135B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | ゴム栓供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3285135B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004106124A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Denso Corp | 軟質弾性キャップ組付装置 |
JP2010194618A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Yazaki Corp | ゴム栓吸着送り装置 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12699597A patent/JP3285135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004106124A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-04-08 | Denso Corp | 軟質弾性キャップ組付装置 |
JP2010194618A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Yazaki Corp | ゴム栓吸着送り装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3285135B2 (ja) | 2002-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7793408B2 (en) | Apparatus for transferring semiconductor chip | |
KR102057784B1 (ko) | 픽 앤 플레이스 장치의 마그네틱 콜렛 및 콜렛 홀더 | |
US20060125257A1 (en) | Pick and place tool for integrated circuit package | |
CN103210508B (zh) | 发光装置及其制造方法 | |
US6256880B1 (en) | Method for preparing side attach pad traces through buried conductive material | |
JPH10322839A (ja) | ゴム栓供給装置 | |
US20070267463A1 (en) | Apparatus for mounting columns for grid array electronic packages | |
US5193270A (en) | Method for joining a conductor track foil to an electrical component | |
CN101083247B (zh) | 板条和使用其制造半导体封装的方法 | |
JP5356061B2 (ja) | 剥離装置及び剥離方法 | |
JP2005252259A (ja) | ビージーエーパッケージ真空パッド | |
CN214643182U (zh) | 一种手动定位组装组件 | |
JP2708927B2 (ja) | Icパッケージのリード端子の整形方法 | |
JP2565673Y2 (ja) | ウエハの保持装置 | |
JPH0950248A (ja) | 表示パネルの吸着テーブル | |
CN215600345U (zh) | 磁吸式吸嘴及led支架夹持装置 | |
CN102751225A (zh) | 用于较薄管芯处理的方法和装置 | |
JP2748644B2 (ja) | Icキャリアおよび吸着搬送装置 | |
KR20100019039A (ko) | 다양한 크기의 기판을 합착하는데 적합한 기판합착장치 | |
JPS6076934A (ja) | 嵌合部品の自動挿入方法 | |
KR20120002157U (ko) | 반도체 칩 픽업 장치 | |
JP3025323U (ja) | 電気コネクタ | |
JPS61105854A (ja) | ウエハチヤツク | |
KR20080006636U (ko) | 픽업 유닛 | |
JPH0617168U (ja) | 基板接続構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020129 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080308 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090308 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100308 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110308 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |