JPH10322677A - デジタル放送システムにおける使用料金確認方法 - Google Patents

デジタル放送システムにおける使用料金確認方法

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JPH10322677A
JPH10322677A JP9127531A JP12753197A JPH10322677A JP H10322677 A JPH10322677 A JP H10322677A JP 9127531 A JP9127531 A JP 9127531A JP 12753197 A JP12753197 A JP 12753197A JP H10322677 A JPH10322677 A JP H10322677A
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周悟 山下
Morio Matsudaira
盛夫 松平
Motoaki Asao
元明 浅尾
Haruhiko Murata
治彦 村田
Ryuji Kaneda
隆二 金田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ユーザが現在までの使用料金を
確認することができるデジタル放送システムにおける使
用料金確認方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 放送局は、受信端末局から問い合わせ指
令および料金算出用データが電話回線を介して送られて
きたときに、料金算出用データに基づいて当該受信端末
局の現在までの使用料金を算出し、算出された使用料金
に当該受信端末局の識別情報を付加した情報をデジタル
放送データとして送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CS放送等のデ
ジタル放送システムにおける使用料金確認方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CS放送等のデジタル衛星放送システム
においては、たとえば70以上のチャンネルが用意され
ており、多数の番組が提供される。このシステムでは、
現在放送されている番組および将来放送される番組の案
内情報が本来の番組データとともに所定時間間隔で伝送
されている。デジタル衛星放送を受信できるデジタルテ
レビ放送受信機(以下、受信端末局という)は、番組案
内情報に基づいて、番組案内画面を表示する機能を備え
ている。
【0003】デジタル衛星放送システムで提供される番
組には、デジタル衛星放送システムへの加入のための料
金および基本料金等のシステム利用料を支払えば無料で
見ることができる無料番組と、システム利用料とは別に
課金される有料番組とがある。また、有料番組には、予
めチャンネル単位で契約するものと、視聴した場合にの
み課金されるもの(PPV:pay per view) とがある。
【0004】各受信端末局は、視聴した番組等に応じて
料金を算出するためのデータ(料金算出用データ)を保
持している。そして、各受信端末局に保持されている料
金算出用データは、定期的に管理会社に電話回線を通じ
て送られる。管理会社は、送られてきた料金算出用デー
タに基づいて、使用料金を算出し、ユーザに請求する。
【0005】受信端末局のユーザは、現在までの使用料
金を確認したい場合があるが、現在のシステムではその
ような確認を受信端末局単独では正確に行なうことはで
きない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ユーザが
現在までの使用料金を確認することができるデジタル放
送システムにおける使用料金確認方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のデ
ジタル放送システムにおける使用料金確認方法は、放送
局は、受信端末局から問い合わせ指令および料金算出用
データが電話回線を介して送られてきたときに、料金算
出用データに基づいて当該受信端末局の現在までの使用
料金を算出し、算出された使用料金に当該受信端末局の
識別情報を付加した情報をデジタル放送データとして送
出することを特徴とする。
【0008】この発明による第2のデジタル放送システ
ムにおける使用料金確認方法は、料金管理装置は、受信
端末局から問い合わせ指令および料金算出用データが電
話回線を介して送られてきたときに、料金算出用データ
に基づいて当該受信端末局の現在までの使用料金を算出
し、算出された使用料金を電話回線を介して当該受信端
末局に送ることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
【0010】以下、図面を参照して、この発明の実施の
形態について説明する。
【0011】図1は、CS放送等のデジタル衛星放送シ
ステムの受信端末局の構成を示している。
【0012】受信端末局は、アンテナ1、チューナ2、
多重分離回路3、映像信号生成部4、ディスプレイ装置
5、音声信号生成部6、スピーカ7、CPU8、操作部
9を備えている。CPU8は、受信端末局を制御するも
のであり、そのプログラム等を記憶するROM11、必
要なデータを記憶するRAM12、使用料金を算出する
ための視聴結果に応じたデータ(料金算出用データ)を
記憶するための記憶装置13を備えている。また、CP
U8はモデム10を介して電話回線に接続されている。
【0013】チューナ2には、アンテナ1からの信号が
入力される。チューナ2では、周波数変換、デジタル復
調等の処理が行われる。チューナ2の出力は多重分離回
路3に送られる。多重分離回路3は、チューナ2から送
られてくるデータから、映像データ、音声データおよび
付加情報をそれぞれ分離する。この実施の形態では、付
加情報には、番組案内情報、使用料金情報等がある。使
用料金情報はそれを送りたい受信端末局のみしか抽出さ
れないように、使用料金情報を送りたい受信端末局の識
別コードとともに送られる。
【0014】映像データは映像信号生成部4に送られ、
番組を構成する映像信号が生成される。生成された映像
信号はディスプレイ装置5に送られる。音声データは音
声信号生成部6に送られ、音声信号が生成される。生成
された音声信号はスピーカ7に送られる。
【0015】多重分離回路3によって分離された番組案
内情報はCPU8に送られる。番組案内情報は、RAM
12に記憶される。CPU8は、操作部9からの指令に
より、番組案内情報に基づいて、番組案内画面データま
たは各種設定画面データを生成して、映像信号生成部4
に送る。これにより、番組案内画面または各種設定画面
が、ディスプレイ装置5に表示される。
【0016】多重分離回路3によって分離された当該受
信端末局に対する使用料金情報はCPU8に送られる。
使用料金情報は、RAM12に記憶される。CPU8
は、操作部9からの指令により、使用料金情報に基づい
て、使用料金表示データを生成して、映像信号生成部4
に送る。これにより、使用料金表示データが、ディスプ
レイ装置5に表示される。
【0017】ユーザは、現在までの使用料金(前回の支
払い後に生じた使用料金)を確認したい場合には、操作
部9を操作して、使用料金確認入力を行なう。すると、
CPU8は、識別コードおよび使用料金の問い合わせ指
令を示すコード(問い合わせ指令コード)とともに記憶
装置13に記憶されている料金算出用データが、モデム
10および電話回線を介して放送局に送られる。
【0018】図2は、CS放送等のデジタル衛星放送シ
ステムの放送局の構成を示している。
【0019】放送局は、画像符号化装置21、音声符号
化装置22、付加情報符号化装置23、これらの符号化
装置21、22、23によって得られた符号を多重化す
る多重化装置24および多重化装置24によって得られ
た多重信号を変調する変調装置25等を備えている。ま
た、放送局は、電話回線に接続されている通信管理装置
31、通信管理装置31に送られてきた料金算出用デー
タに基づいて使用料金情報を生成する使用料管理装置3
2を備えている。
【0020】ある受信端末局から、識別コード、問い合
わせ指令コードおよび料金算出用データが、電話回線お
よび通信管理装置31を介して、使用料管理装置32に
送られてくると、これらのデータに基づいて、当該受信
端末局の現在まで使用料金を算出して使用料金情報を生
成する。そして、生成した使用料金情報に当該受信端末
局の識別コードを付加して付加情報符号化装置23に送
る。
【0021】これにより、識別コードが付加された使用
料金情報が映像信号および音声信号とともに多重化され
て送出される。
【0022】使用料金情報に付加された識別コードに対
応する受信端末局は、放送局から送出された自己の識別
コードが付加された使用料金情報を受信してRAM12
に記憶する。そして、たとえば、操作者によって使用料
金表示指令が入力されたときに、RAM12に記憶され
ている使用料金情報をディスプレイ装置5に表示させ
る。
【0023】上記実施の形態では、放送局は、識別コー
ド、問い合わせ指令コードおよび料金算出用データを放
送局が受信した場合に、現在までの使用料金を算出して
放送信号として送出しているが、デジタル放送のチャネ
ル使用率が高く、算出された使用料金情報を早急に送出
できない場合には、識別コードに対応する受信端末局に
電話回線を介して、算出した現在までの使用料金を送信
するようにしてもよい。また、通信管理装置31および
使用料金管理装置32は、放送局ではなく料金管理会社
に設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、ユーザは現在までの
使用料金を確認することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル放送システムにおける受信端末局の構
成を示すブロック図である。
【図2】デジタル放送システムにおける放送局の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 多重分離回路 4 映像信号生成部 5 ディスプレイ装置 6 音声信号生成部 7 スピーカ 8 CPU 9 操作部 10 モデム 11 ROM 12 RAM 13 記憶装置 23 付加情報符号化装置 31 通信管理装置 32 使用料管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 治彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 金田 隆二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送システムにおける使用料金
    確認方法であって、放送局は、受信端末局から問い合わ
    せ指令および料金算出用データが電話回線を介して送ら
    れてきたときに、料金算出用データに基づいて当該受信
    端末局の現在までの使用料金を算出し、算出された使用
    料金に当該受信端末局の識別情報を付加した情報をデジ
    タル放送データとして送出する、デジタル放送システム
    における使用料金確認方法。
  2. 【請求項2】 デジタル放送システムにおける使用料金
    確認方法であって、料金管理装置は、受信端末局から問
    い合わせ指令および料金算出用データが電話回線を介し
    て送られてきたときに、料金算出用データに基づいて当
    該受信端末局の現在までの使用料金を算出し、算出され
    た使用料金を電話回線を介して当該受信端末局に送る、
    デジタル放送システムにおける使用料金確認方法。
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