JPH10322508A - ネットワークファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置の制御方法

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JPH10322508A
JPH10322508A JP9142914A JP14291497A JPH10322508A JP H10322508 A JPH10322508 A JP H10322508A JP 9142914 A JP9142914 A JP 9142914A JP 14291497 A JP14291497 A JP 14291497A JP H10322508 A JPH10322508 A JP H10322508A
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JP
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JP9142914A
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Shigetaka Tanaka
重隆 田中
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールアドレスの入力の手間を大幅に削
減することのできるネットワークファクシミリ装置の制
御方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 電子メールアドレス入力手段により、ユ
ーザ名とドメイン名の区切符号までの入力がされると、
それまでの入力内容を入力ユーザ名として記憶するとと
もに、ドメイン名バッファに記憶しているドメイン名の
履歴情報から順次ドメイン名を読み出して表示して選択
させ、入力ユーザ名と、区切符号と、その選択されたド
メイン名とを順次連結して電子メールアドレスを形成す
るようにしているので、電子メールアドレスを入力する
手間を大幅に軽減できるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆網を
介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミリデ
ータのやりとりの機能を備えたネットワークファクシミ
リ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワーク上で
のデータのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファ
クシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとり
の機能を備えたネットワークファクシミリ装置が提案さ
れている。
【0003】このようなネットワークファクシミリ装置
を利用すると、ローカルエリアネットワークに接続した
ワークステーション装置に対し、公衆網に接続されてい
るファクシミリ装置からの画情報を配信したり、あるい
は、ローカルエリアネットワークに接続したワークステ
ーション装置のユーザに対し、画情報を送信することが
できるので、非常に便利である。
【0004】また、接続されたローカルエリアネットワ
ークが、インターネットに接続されている場合には、イ
ンターネットを介して他のローカルエリアネットワーク
に接続された端末装置に対しても画情報送信動作を行う
ことができることになり、多様な利用形態をとることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ローカルエ
リアネットワーク、または、インターネットでは、おの
おののユーザを区別するために電子メールアドレスを適
用しており、この電子メールアドレスは、英数字で表現
されており、一般的には、ユーザ名と、ネットワーク固
有のドメイン名を区切符号(通常は、「@」)を介して
連結した形式を持つ。
【0006】したがって、電子メールアドレスは、比較
的長い文字列となり、ネットワークファクシミリ装置
で、宛先ユーザの電子メールアドレスを入力しようとす
るときには、専用のキーボード装置等を設けない限り、
入力の手間がかかるという不具合を生じていた。
【0007】なお、専用のキーボード装置でなく、例え
ば、ワンタッチダイアルキーに登録する宛先の名称を入
力する際に利用するキー入力装置(例えば、テンキー
等)を用いて、電子メールアドレスの入力装置を構成す
ることも考えられるが、長い文字列の電子メールアドレ
スを入力することには変わりなく、上述した不具合の解
消とはならない。特に、電子メールアドレスは、送信の
都度入力する必要があり、ワンタッチダイアルキーに登
録する宛先の名称のように、登録時に一度だけ入力すれ
ばよい情報と異なり、その入力装置の操作性が大きく問
題となるので、このような入力装置の流用では、上述し
た不具合を解消することとはならない。
【0008】また、ワンタッチダイアルの電話番号登録
領域に電子メールアドレスも登録可能にすることも考え
られるが、データの管理方法やデータの登録操作、引用
操作等に大きな変更が必要になる一方、ワンタッチダイ
アル機能の本来の目的である電話番号の登録可能数も目
減りするという不具合を生じ、好ましくない。
【0009】また、ワンタッチダイアル毎にファクシミ
リ番号や相手先名称とともに電子メールアドレスを登録
することも考えられるが、そのための登録領域のデータ
容量が大きくなるために、好ましくない。また、ワンタ
ッチダイアル登録とは別に、電子メールアドレスを登録
して、選択できるようにすることも考えられるが、その
登録領域のためのデータ容量が大きくなり、好ましくな
い。
【0010】本願発明は、上述した実情に鑑みてなされ
たものであり、電子メールアドレスの入力の手間を大幅
に削減することのできるネットワークファクシミリ装置
の制御方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワーク上でのデータのやりとりの機能と、公衆
網を介して行うファクシミリ伝送手順によるファクシミ
リデータのやりとりの機能を備えたネットワークファク
シミリ装置の制御方法において、ローカルエリアネット
ワーク上でユーザを識別するための電子メールアドレス
を入力する電子メールアドレス入力手段を備え、入力さ
れた電子メールアドレスのユーザ名以外の要素からなる
ドメイン名の履歴情報を記憶したドメイン名バッファを
記憶し、上記電子メールアドレス入力手段により、ユー
ザ名とドメイン名の区切符号までの入力がされると、そ
れまでの入力内容を入力ユーザ名として記憶するととも
に、上記ドメイン名バッファに記憶しているドメイン名
の履歴情報から順次ドメイン名を読み出して表示して選
択させ、上記入力ユーザ名と、上記区切符号と、その選
択されたドメイン名とを順次連結して電子メールアドレ
スを形成するようにしたものである。また、前記ドメイ
ン名バッファからのドメイン名の読み出しは、記憶した
日時の近いものから遅いものへと順に行うようにすると
よい。また、前記ドメイン名バッファからのドメイン名
の読み出しは、使用頻度順に行うようにするとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0014】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されている。
【0015】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、電子メール(後述)の収集および配布のサービ
スを提供するものである。
【0016】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ローカルエリアネットワークLANを介して
種々のデータのやりとりを行うアプリケーションソフト
ウェアや、ネットワークファクシミリ装置FXより受信
した電子メールに含まれる画情報を処理するアプリケー
ションソフトウェアなどの種々のプログラムが導入され
ており、特定のユーザにより使用されるものである。こ
こで、特定のユーザは、一人または複数人のユーザであ
ってよい。
【0017】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、ローカルエリアネットワークLANに接続して、画
情報を電子メールとしてやりとりするための伝送機能
と、公衆網(PSTN)に接続し、この公衆網を伝送路
として用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画
情報伝送を行う伝送機能を備えている。
【0018】さて、本実施例において、基本的には、ロ
ーカルエリアネットワークLANに接続されている端末
相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IP
と呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコル
と、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合
わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われ
る。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レ
イヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)とい
う通信プロトコルが適用される。
【0019】また、本実施例では、ネットワークファク
シミリ装置FXからワークステーション装置WS1〜W
Snの各ユーザへの受信画情報の配信は、電子メールを
用いて行っている。
【0020】また、本実施例では、電子メールは、メー
ルサーバ装置SMにいったん蓄積された後に宛先へと配
信される蓄積配信型の伝送形態で送信される。
【0021】すなわち、例えば、ネットワークファクシ
ミリ装置FXからワークステーション装置WS1のユー
ザへの電子メールは、メールサーバ装置SMにいったん
蓄積される。
【0022】一方、ワークステーション装置WS1〜W
Snおよびネットワークファクシミリ装置FXは、適宜
な周期でメールサーバ装置SMに対して、自端末のユー
ザ宛の電子メール受信の問い合わせを行い、ユーザ宛の
電子メールがメールサーバ装置SMに蓄積されていると
きには、メールサーバ装置SMよりその電子メールを受
信して、自端末ユーザにその旨を通知する。
【0023】したがって、この場合には、ワークステー
ション装置WS1は、メールサーバ装置SMに自端末の
ユーザ宛の電子メール受信の問い合わせを行った際に、
自端末のユーザ宛の電子メールがメールサーバ装置SM
に蓄積されていることが通知されるので、その電子メー
ルを受信して、適宜な方法でその旨をユーザに対して通
知する。
【0024】この通知を受けたユーザは、その電子メー
ルの内容を読み出して、内容を確認する。この場合、後
述するように電子メールの内容として、例えば、ファク
シミリ画情報のようなバイナリデータを含むものである
場合には、そのバイナリデータを適切に処理できるアプ
リケーションを起動して、電子メールの内容を確認す
る。ただし、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができず、所定の変換方法を適用して可読情
報(7ビットのキャラクタコード)に変換した状態で、
電子メールに含められる。このような電子メールの形式
をMIME(Multipurpose Intern
et Mail Extensions(多目的メー
ル);RFC(後述)1521,RFC1522等参
照)形式という。
【0025】ここで、各端末がメールサーバ装置SMに
対して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や送信要求な
どのために適用するプロトコルとしては、いわゆるPO
P(Post Office Protocol)など
を適用することができる。
【0026】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETF(In
ternet Engineering Task F
orce)というインターネットに関する技術内容をま
とめている組織から発行されているRFC(Reque
st For Comments)文書により規定され
ている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC
793、SMTPはRFC821、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1521,RFC1522、
POPはRFC1725でそれぞれ規定されている。
【0027】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0028】同図において、システム制御部1は、この
ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシ
ミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うもので
あり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行す
る制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行
するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、
システム制御部1のワークエリアを構成するものであ
り、パラメータメモリ3は、このファクシミリ装置に固
有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路
4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0029】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0030】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0031】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0032】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を国際電話回線網PSTNに接続するためのものであ
り、自動発着信機能を備えている。
【0033】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このインターネットファクシミリ装置
をローカルエリアネットワークLANに接続するための
ものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部1
3は、ローカルエリアネットワークLANを介して、他
のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりする
ための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を
実行するためのものである。
【0034】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0035】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0036】さて、ローカルエリアネットワークLAN
を利用するユーザに対して、電子メールを用いて画情報
を送信する場合には、そのユーザに割り当てられている
電子メールアドレスを用いて、目的ユーザを指定する必
要がある。
【0037】この電子メールアドレスは、上述したよう
に、ユーザ名と、ネットワーク固有のドメイン名を区切
符号(通常は、「@」)を介して連結した形式を持ち、
また、文字列を構成する図形文字は、英数字が適用され
る。
【0038】この場合、ネットワークファクシミリ装置
FXの操作表示部7には、電子メールアドレスを入力可
能なキー入力装置と、入力した電子メールアドレスを確
認できるようにするための画面表示器(例えば、液晶表
示装置)が備えられていて、所望の電子メールアドレス
を入力できるようになっている。
【0039】そして、本実施例では、図3に示すよう
に、これまでに操作入力された電子メールアドレスのド
メイン名の部分のみを抽出して、使用された順に記憶し
たドメイン名バッファを備えており、ユーザが宛先ユー
ザの電子メールアドレスを入力する際には、図4に示す
ように、ユーザが宛先ユーザの電子メールアドレスのユ
ーザ名まで入力し、区切符号「@」を操作入力した段階
で、ドメイン名バッファに記憶しているドメイン名を表
示するとともに、その表示内容を順次更新できるように
して、ユーザに宛先ユーザの電子メールアドレスのドメ
イン名を選択させ、入力が確定すると、そのときに入力
されたユーザ名と、区切符号「@」と、その選択された
ドメイン名を順次連結して、宛先ユーザの電子メールア
ドレスを形成する。
【0040】これにより、宛先ユーザの電子メールアド
レスを入力する際のユーザの手間を削減できるようにし
ている。
【0041】この場合の電子メールアドレス入力処理の
一例を図5に示す。
【0042】まず、区切符号「@」が入力されるまで、
キー入力データを取り込み(処理101、判断102の
NOループ)、区切符号「@」が入力されて、判断10
2の結果がYESになると、ドメイン名バッファの先頭
にポインタをセットする(処理103)。
【0043】次に、そのポインタに対応したドメイン名
バッファのデータを取り出して表示し(処理104)、
ユーザのキー入力データを取り込む(処理105)。こ
のとき、ユーザが表示されたドメイン名を使用するため
に、確定キーを操作したかどうかを調べ(判断10
6)、ユーザが確定キーを操作した場合で判断106の
結果がYESになるときには、そのときに入力されたユ
ーザ名と、確定されたドメイン名からなる電子メールア
ドレスを形成して、その電子メールアドレスを宛先ユー
ザの電子メールアドレスとして出力するとともに、ドメ
イン名バッファを更新する宛先確定処理(処理107)
を実行して、この処理を終了する。
【0044】また、判断106の結果がNOになるとき
には、処理105で入力したキーデータがスクロールキ
ーであるかどうかを調べ(判断108)、判断108の
結果がYESになるときには、ドメイン名バッファの内
容を指示するポインタを1つ進める(処理109)。こ
こで、次のデータがあるかどうかを調べて(判断11
0)、判断110の結果がNOになるときには、処理1
04に戻り、新たにポインタが指示するドメイン名バッ
ファの内容を表示する。
【0045】また、処理105で入力したキーデータが
それ以外の場合で、判断108の結果がNOになるとき
には、ユーザが新たなドメイン名の宛先ユーザの電子メ
ールを操作入力する場合なので、確定キーが押されるま
で、キー入力データを取り込み(処理111、判断11
2のNOループ)、確定キーが押されて、判断112の
結果がYESになると、そのときに入力されたユーザ名
とドメイン名からなる電子メールアドレスを形成して、
その電子メールアドレスを宛先ユーザの電子メールアド
レスとして出力するとともに、ドメイン名バッファに新
たに入力されたドメイン名を追加を更新するドメイン名
バッファに新規追加処理(処理113)を実行して、こ
の処理を終了する。
【0046】図6は、宛先確定処理(処理107)の一
例を示している。
【0047】まず、ポインタがドメイン名バッファの先
頭にあるかどうかを調べ(判断201)、判断201の
結果がYESになるときには、直前に使用されたドメイ
ン名が再度使用された場合であり、ドメイン名バッファ
を更新する必要がないので、即、この処理を終了する。
【0048】また、判断201の結果がNOになるとき
には、直前に使用されたドメイン名以外のドメイン名が
使用された場合である。そこで、新たに使用されたドメ
イン名をドメイン名バッファの先頭に保存するととも
に、それ以外のドメイン名の要素は、順次1つずつ古い
格納位置に移動することで、ドメイン名バッファを更新
する(処理202〜処理209)。
【0049】図7は、ドメイン名バッファに新規追加処
理(処理113)の一例を示している。
【0050】まず、テンポラリバッファに追加する宛先
のドメイン名を待避し(処理301)、ドメイン名バッ
ファの最古のデータを指示するようにポインタを更新す
る(処理302)。
【0051】次いで、ドメイン名バッファの最古のデー
タを削除する(処理304)とともに、それ以外のドメ
イン名バッファの要素は、順次1つずつ古い格納位置に
移動し(処理305〜判断310)、ドメイン名バッフ
ァの先頭に、テンポラリバッファに待避したドメイン名
を保存して(処理311)、この処理を終了する。
【0052】ところで、上述した実施例では、ドメイン
名バッファの要素を使用された順に取り出すようにして
いるが、使用頻度順に取り出すようにすることもでき
る。その場合、図8に示すように、ドメイン名バッファ
の1つの要素として、ドメイン名と使用回数を保存す
る。
【0053】そして、このドメイン名バッファの要素の
並びを、使用回数の多い順に先頭から配列することで、
図5に示した電子メールアドレス入力処理において、使
用頻度順にドメイン名を表示させることができることと
なる。
【0054】この場合の宛先確定処理(処理107)の
一例を図9に示す。
【0055】まず、確定宛先のドメイン名に対応してド
メインバッファに記憶されている使用回数の値を1つ増
やす(処理401)。次いで、ポインタがドメイン名バ
ッファの先頭にあるかどうかを調べ(判断402)、判
断402の結果がYESになるときには、使用頻度の最
も高いドメイン名が再度使用された場合であり、ドメイ
ン名バッファを更新する必要がないので、即、この処理
を終了する。
【0056】また、判断402の結果がNOになるとき
には、使用頻度の最も高いドメイン名以外のドメイン名
が使用された場合である。そこで、新たに使用されたド
メイン名を含めて、使用回数順にドメイン名バッファの
各要素を並び換えて、ドメイン名バッファを更新する
(処理404〜処理411)。
【0057】この場合のドメイン名バッファに新規追加
処理(処理113)の一例を図10に示す。
【0058】まず、追加する宛先のドメイン名と使用回
数(最初なので値は「1」)を待避し(処理501)、
ドメイン名バッファの最終のデータを指示するようにポ
インタを更新する(処理502)。
【0059】次いで、ドメイン名バッファの最終のデー
タを削除するとともに、それ以外のドメイン名バッファ
の要素は、新たに使用されたドメイン名を含めて、使用
回数順にドメイン名バッファの各要素を並び換えて、ド
メイン名バッファを更新する(処理503〜処理51
2)。
【0060】なお、上述した実施例では、ドメイン名バ
ッファのデータ要素を固定長のデータとしているが、可
変長データとすることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子メールアドレス入力手段により、ユーザ名とドメイ
ン名の区切符号までの入力がされると、それまでの入力
内容を入力ユーザ名として記憶するとともに、ドメイン
名バッファに記憶しているドメイン名の履歴情報から順
次ドメイン名を読み出して表示して選択させ、入力ユー
ザ名と、区切符号と、その選択されたドメイン名とを順
次連結して電子メールアドレスを形成するようにしてい
るので、電子メールアドレスを入力する手間を大幅に軽
減できるという効果を得る。
【0062】また、使用順、または、使用頻度順にドメ
イン名バッファの様子を呼び出すことで、迅速に所望の
ドメイン名を得ることができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】ドメイン名バッファの一例を示した概略図。
【図4】電子メールアドレス入力の操作態様の一例を示
したタイムチャート。
【図5】電子メールアドレス入力処理の一例を示したフ
ローチャート。
【図6】宛先確定処理の一例を示したフローチャート。
【図7】ドメイン名バッファに新規追加処理の一例を示
したフローチャート。
【図8】ドメイン名バッファの他の例を示した概略図。
【図9】宛先確定処理の他の例を示したフローチャー
ト。
【図10】ドメイン名バッファに新規追加処理の他の例
を示したフローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワーク上でのデー
    タのやりとりの機能と、公衆網を介して行うファクシミ
    リ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりの機能
    を備えたネットワークファクシミリ装置の制御方法にお
    いて、 ローカルエリアネットワーク上でユーザを識別するため
    の電子メールアドレスを入力する電子メールアドレス入
    力手段を備え、 入力された電子メールアドレスのユーザ名以外の要素か
    らなるドメイン名の履歴情報を記憶したドメイン名バッ
    ファを記憶し、 上記電子メールアドレス入力手段により、ユーザ名とド
    メイン名の区切符号までの入力がされると、それまでの
    入力内容を入力ユーザ名として記憶するとともに、上記
    ドメイン名バッファに記憶しているドメイン名の履歴情
    報から順次ドメイン名を読み出して表示して選択させ、
    上記入力ユーザ名と、上記区切符号と、その選択された
    ドメイン名とを順次連結して電子メールアドレスを形成
    することを特徴とするネットワークファクシミリ装置の
    制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ドメイン名バッファからのドメイン
    名の読み出しは、記憶した日時の近いものから遅いもの
    へと順に行うことを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークファクシミリ装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ドメイン名バッファからのドメイン
    名の読み出しは、使用頻度順に行うことを特徴とする請
    求項1記載のネットワークファクシミリ装置の制御方
    法。
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