JPH10322146A - 増幅器モジュール - Google Patents

増幅器モジュール

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JPH10322146A
JPH10322146A JP13090697A JP13090697A JPH10322146A JP H10322146 A JPH10322146 A JP H10322146A JP 13090697 A JP13090697 A JP 13090697A JP 13090697 A JP13090697 A JP 13090697A JP H10322146 A JPH10322146 A JP H10322146A
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JP
Japan
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phase
amplifier
amplifier module
compensation circuit
line
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JP13090697A
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Kiyoharu Kiyono
清春 清野
Tomohiko Ono
智彦 小野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要帯域にわたって通過位相の揃った増幅器
モジュールを得ることを目的とする。 【解決手段】 先端開放線路と先端短絡線路との並列接
続回路から成る位相補償回路を信号が通る主線路とアー
ス間に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ、通信等
のアクティブフェーズドアレーアンテナに使用するマイ
クロ波帯の増幅器モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーダ、通信等では信頼性、高速性の観
点から、そこに使用されるアンテナとして、複数個の素
子アンテナから成るアクティブフェーズドアレーアンテ
ナが使用されており、各素子アンテナには信号を増幅す
るための増幅器モジュールが接続されている。
【0003】図11は従来の増幅器モジュールを示すも
ので、例えば1992年IEEEMTT−S「Ultr
a Small Size X band MMIC
T/R Module for Active Pha
sed Array」に示されたのである。図中、13
は移相器、14は増幅器、15、16はそれぞれ入力端
子、出力端子、17は位相制御回路である。このモジュ
ールは入力端子15と出力端子16間に、ダイオード、
FET等の半導体を用いた移相器13と、この移相器1
3の出力側に縦続接続され、FET、HEMT等の半導
体を用いた増幅器14とが設けられており、移相器13
には通過位相を制御するための位相制御回路17が接続
された構成となっている。また、小形、軽量化を図るた
めに、これらの移相器13および増幅器14はモノリシ
ック集積回路により形成されている。なお、図中では省
略されているが、出力端子16には素子アンテナが接続
されている。アクティブフェーズドアレーアンテナでは
このような増幅器モジュールが多数使用されており、増
幅器14に使用するFET、HEMTの特性バラツキお
よび製造バラツキによるモジュール間の通過位相のバラ
ツキを補償するために移相器13が設けられている。
【0004】次に動作について説明する。入力端子15
から入射した信号は位相制御回路17からの制御信号に
より、移相器13で所望の位相量に設定された後、増幅
器14に到達する。そこであるレベルまで増幅され、増
幅された信号は出力端子16を通って素子アンテナに供
給され、そこから空間に放射される。アクティブフェー
ズドアレーアンテナではこのような増幅器モジュールが
多数用いられており、各増幅器モジュール出力を効率良
く空間合成することにより、数百Wから数KWの大電力
を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12は増幅器モジュ
ールの周波数に対する通過位相の一例を示す図であり、
ここでは2個のモジュールの通過位相について示してい
る。一般にモジュールの位相バラツキを補償するための
移相器13は所要周波数帯の特定の周波数でのみ補償す
ることが可能であるが、各周波数で同時に補償すること
は難しい。このため、この図のように中心周波数f0で
各増幅器モジュールの通過位相が一致するように移相器
13の位相量を設定した場合、所要周波数帯の低域側の
周波数fLおよび高域側の周波数fHでは一致しない。
【0006】このため、所要周波数帯で複数個の信号を
同時に扱うような通信システムにおいては、f0の信号
に対しては効率良く空間合成できるが、fLおよびfH
の信号に対してはモジュール間の位相バラツキにより、
合成効率が低下する。即ち、周波数によってアンテナ出
力が異なってしまう問題点があった。
【0007】また、所要周波数帯で一つの信号を扱うよ
うな通信システムにおいては、高い合成効率を得るため
に、周波数に応じて移相器13の位相量を設定する必要
があり、位相量を設定するための位相制御回路17が複
雑になってしまう問題点もあった。
【0008】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたものであり、所要帯域にわたって、通過位
相のバラツキの小さな増幅器モジュールを得ることを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明による増幅器
モジュールは、先端開放線路と先端短絡線路との並列接
続回路から成る位相補償回路を移相器あるいは増幅器の
入力側の信号が通過する主線路とアース間に設けたもの
である。
【0010】また、第2の発明による増幅器モジュール
は、上記第1の発明で示した位相補償回路の先端開放線
路の線路長を可変するようにしたものである。
【0011】また、第3の発明による増幅器モジュール
は、上記第1の発明で示した位相補償回路を所要周波数
帯でほぼ1/4波長間隔で複数個主線路に設けたもので
ある。
【0012】また、第4の発明による増幅器モジュール
は、所要周波数帯で長さがほぼ1/2波長の先端開放線
路から成る位相補償回路を移相器あるいは増幅器部の入
力側の主線路に設けたものである。
【0013】また、第5の発明による増幅器モジュール
は、上記第4の発明で示した位相補償回路の長さがほぼ
1/2波長の先端開放線路の線路長を可変するようにし
たものである。
【0014】また、第6の発明による増幅器モジュール
は、上記第4の発明で示した位相補償回路を所要周波数
帯でほぼ1/4波長間隔で複数個主線路に接続したもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1を示す
ブロック図であり、図において3は位相補償回路であ
る。この位相補償回路3は増幅器14の入力側に設けら
れている。
【0016】図2(a)はここで用いた位相補償回路3
の構成を示す図であり、図2(b)はその等価回路図で
ある。図2(a)において、1、2はそれぞれ位相補償
回路3の入力端子、出力端子、4は主線路、5は先端開
放線路、6は先端短絡線路である。この位相補償回路3
は先端開放線路5と先端短絡線路6との並列接続回路で
構成されており、信号が通過する主線路4とアース間に
設けられている。また、先端開放線路5と先端短絡線路
6との長さは所要周波数帯で1/4波長より短く選ばれ
ている。
【0017】従って、位相補償回路3の等価回路は所要
周波数帯で図2(b)のように表わすことができる。即
ち、先端開放線路5に起因するキャパシタ7と先端短絡
線路6に起因するインダクタ8との並列接続回路とな
る。このキャパシタ7の値は先端開放線路5の特性イン
ピーダンスが低いほど、また、長さが1/4波長に近い
ほど大きくなる。また、インダクタ8の値は先端短絡線
路6の特性インピーダンスが高いほど、長さが1/4波
長に近いほど大きくなる。
【0018】例えば先端開放線路5および先端短絡線路
6の特性インピーダンスを等しく、長さを所要周波数帯
の中心周波数f0で1/8波長に選んだ場合、f0でキ
ャパシタ7とインダクタ8とが並列共振する。このた
め、図2(a)の等価回路は図3(a)のような簡易な
等価回路で表わすことができる。即ち、低域側の周波数
fLでは等価的なインダクタ、高域側の周波数fHでは
キャパシタが主線路4とアース間にそれぞれ装荷された
ものと見なすことができる。また、f0ではインピーダ
ンスが無限大となる。このインダクタは入力端子1と出
力端子2間の通過位相を進ませる働きがあり、インダク
タの値が小さいほど通過位相の進みが大きくなる。ま
た、逆にキャパシタは通過位相を遅らせる働きがあり、
キャパシタの値が大きいほど位相遅れが大きくなる。
【0019】このため、図3(b)の破線で示すように
位相補償回路3を用いない増幅器モジュ−ルの通過位相
は位相補償回路3を用いることにより、実線のようにな
る。即ち、この位相補償回路3は周波数に対して通過位
相の傾きを変えることができる。このような位相補償回
路3を図12の破線で示した増幅器モジュール2に適用
することにより、増幅器モジュール1の通過位相と所要
周波数帯にわたって等しくさせることができる。なお、
この実施例では位相補償回路3を構成する先端開放線路
5および先端短絡線路6の特性インピーダンスを等し
く、長さを所要周波数帯の中心周波数f0で1/8波長
に選んだ場合について説明したが、これらの値に限定さ
れるものではない。
【0020】つぎに動作について説明する。図1におい
て、入力端子15から入射した信号は位相制御回路17
からの制御信号により移相器13で所望の位相位相量に
設定され、さらに位相補償回路3で位相の傾きを調整さ
れた後、増幅器14に到達する。そこであるレベルまで
増幅され、増幅された信号は出力端子16を通って素子
アンテナに供給され、そこから空間に放射される。
【0021】以上のように、この発明の増幅器モジュー
ルでは通過位相の絶対位相を補償するための移相器13
の他に傾きを調整するための位相補償回路3を用いるこ
とにより、多数の増幅器モジュール間の通過位相にバラ
ツキがあっても所要帯域にわたって通過位相を合わせる
ことができる。
【0022】従って、所要周波数帯で複数個の信号を同
時に扱うような通信システムにおいては所要帯域にわた
って高い合成効率を得ることができ、周波数に関係なく
大きな電力の信号をアンテナから出力させることができ
る。また、所要周波数帯で一つの信号を扱うような通信
システムにおいては周波数に応じて移相器13の位相量
を設定する必要がないため、位相量を設定するための位
相制御回路17が簡単になる利点もある。なお、この実
施の形態ではフェーズドアレーアンテナの信号を送信す
るための増幅器モジュールの場合について説明したが、
受信用増幅器モジュールであっても効果は同じである。
さらに位相補償回路3を増幅器14の入力側に設けた場
合について述べたが、移相器13の入力側に設けた場合
であっても同じである。
【0023】実施の形態2.図4(a)、(b)は、そ
れぞれこの発明の実施の形態2の増幅器モジュールに用
いた位相補償回路3の構成図および構造図である。この
位相補償回路3は図4(a)に示すように図2の位相補
償回路3の先端開放線路5の長さLを可変するようにし
たものである。図4(b)は長さを可変する手法の一例
である。この図に示すように、誘電体基板9上に形成さ
れた先端開放線路5の先端部に複数個の金属島10を設
け、先端開放線路5と金属島10間を金属細線11で接
続することにより容易に可変できる。
【0024】このように先端開放線路5の長さを可変す
ることにより、図2(b)のキャパシタ7を可変するこ
とができる。即ち、キャパシタ7とインダクタ8との共
振周波数を可変することができる。
【0025】図5(a)は共振周波数を所要周波数帯の
低域側の周波数fLになるように先端開放線路5の長さ
を選んだ場合の位相補償回路3の等価回路図である。こ
の場合、fLでは開放、中心周波数f0および高域側の
周波数fHではキャパシタとなる。このように設定した
位相補償回路3を用いることにより、図5(b)の実線
で示すようにfLでは増幅器モジュールの通過位相に影
響を与えること無く、f0、fHでの位相を遅らせるこ
とができる。
【0026】また、図6(a)に示すように共振周波数
を所要周波数帯の高域側の周波数fHになるように先端
開放線路5の長さを選んだ場合、fL、f0ではインダ
クタとなり、高域側の周波数fHでは開放となる。この
ように位相補償回路3を設定した場合、図6(b)の実
線で示すようにfHでは増幅器モジュールの通過位相に
影響を与えること無く、f0、fLでの位相を進ませる
ことができる。
【0027】以上のように、先端開放線路5の長さを可
変するようにした位相補償回路3を用いることにより、
増幅器モジュールの通過位相を遅らせることも、進ませ
ることもできる。このため、通過位相の傾きに応じて位
相補償回路3を選択する必要が無く、固定の位相補償回
路3を用い、先端開放線路5の長さを変化させる簡単な
調整で通過位相の揃った増幅器モジュールを容易に得る
ことができ、増幅器モジュールの低価格化を図ることが
できる利点がある。
【0028】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3の増幅器モジュールに用いる位相補償回路3の構成
図である。図2で示した位相補償回路3を所要周波数帯
でほぼ1/4波長間隔で2個主線路4上に設けたもので
ある。このような構成にすることにより、個々の位相補
償回路3で反射した反射波が互いに逆相で加わるため、
入力端子1あるいは出力端子2での反射波を小さくでき
る。なお、このような2個の位相補償回路3を用いても
実施の形態1あるいは2で示したように増幅器モジュー
ルの通過位相の傾きを調整することができ、1個用いる
場合に比べ、より大きな傾きの補償が可能である。
【0029】実施の形態1あるいは2で用いた位相補償
回路3では帯域幅が狭い場合はVSWRを小さく保ちつ
つ、増幅器モジュールの通過位相の傾きを調整すること
ができる。しかし、帯域幅が広い場合、VSWRが劣化
し通過位相を調整することにより、増幅器モジュールの
利得がやや変動する難点がある。
【0030】これに対して、実施の形態3で用いた位相
補償回路3は帯域幅が広い場合でもVSWRの劣化を小
さく抑えることができるため、増幅器モジュールの利得
が変わることなく通過位相の調整ができる。これにより
各増幅器モジュールの位相調整時間の短縮を図ることが
できる利点がある。
【0031】実施の形態4.図8は、この発明の実施の
形態4の増幅器モジュールに用いた位相補償回路3の構
成図である。この位相補償回路3は所要周波帯でほぼ1
/2波長の長さを有する先端開放線路12のみで構成で
きる。このような長さの先端開放線路12の等価回路は
図2(b)と同じである。従って、この位相補償回路3
でも実施の形態1で示したように増幅器モジュールの通
過位相の傾きの調整ができる。この種の位相補償回路3
では通過位相の傾きは先端開放線路12の特性インピー
ダンスに大きく依存し、インピーダンスが低い場合は傾
きを小さく、高い場合は傾きを大きくできる。
【0032】以上のように位相補償回路3の構成が最も
簡単になるため、この位相補償回路3を用いることによ
り、小形で通過位相の揃った増幅器モジュールを得るこ
とができる。
【0033】実施の形態5.図9は、この発明の実施の
形態5の増幅器モジュールに用いた位相補償回路3の構
成図である。この位相補償回路3は実施の形態4で示し
た位相補償回路3の先端開放線路12の長さを可変でき
るようにしたものである。この長さを可変する手段とし
て、図4(b)に示した方法を用いることにより容易で
ある。先端開放線路12の長さを可変することにより、
所要帯域内での共振周波数を可変できるため、実施の形
態2で示した位相補償回路3とほぼ同じ機能を有する。
このため、このような位相補償回路3を用いても通過位
相の傾き調整が可能である。
【0034】以上のように構成が簡単で、通過位相の傾
き調整が容易な位相補償回路3を用いることにより、増
幅器モジュールの小形化および通過位相の調整時間の短
縮が図れる利点がある。
【0035】実施の形態6.図10は、この発明の実施
の形態6の増幅器モジュールに用いた位相補償回路3の
構成図である。ここでは2個の実施の形態4で示した位
相補償回路3を所要周波数帯でほぼ1/4波長の間隔で
主線路4上に設けたものである。このような配置にする
ことにより、実施の形態3で示したように各位相補償回
路3で生じる反射波が逆相で加わるためVSWRを低く
保ちつつ通過位相の傾きの調整ができる。
【0036】以上のように構成が簡単で、VSWRの良
好な位相補償回路3を用いることにより、通過位相の傾
きを調整する際の利得の変化が小さいため、所要帯域が
広い場合であっても増幅器モジュールの小形化および通
過位相の調整時間の短縮が図れる利点がある。
【0037】
【発明の効果】第1の発明によれば、先端開放線路と先
端短絡線路との並列接続回路からなる位相補償回路を設
けることにより、増幅器モジュールの周波数に対する通
過位相の傾きを調整することができる。これにより、所
要周波数帯の各周波数で増幅器モジュールの通過位相を
等しくすることができる。従って、このような増幅器モ
ジュールをフェーズドアレーアンテナに用いることによ
り、所要帯域にわたって同時に高い合成効率を得ること
ができ、周波数に関係なく大きな電力の信号をアンテナ
から出力させることができる。また、所要周波数帯で一
つの信号を扱うような通信システムにおいては周波数に
応じて移相器の位相量を設定する必要がなく、位相量を
設定するための制御回路が簡単にできる効果がある。
【0038】また、第2の発明によれば、位相補償回路
を構成する先端開放線路と先端短絡線路のうち、先端開
放線路の線路長を可変できるようにした位相補償回路を
用いることにより、簡単な調整で通過位相の揃った増幅
器モジュールを容易に得ることができる効果がある。
【0039】また、第3の発明によれば、所要周波数帯
でほぼ1/4波長の間隔で複数個の位相補償回路を設け
ることにより、帯域幅が広い場合でもVSWRの劣化を
小さく抑えることができるため、増幅器モジュールの利
得が変わることなく通過位相の調整ができる。これによ
り各増幅器モジュールの位相調整時間の短縮を図ること
ができる効果がある。
【0040】また、第4の発明によれば、所要周波数帯
でほぼ1/2波長の先端開放線路のみで構成した位相補
償回路を用いることにより、小形で通過位相の揃った増
幅器モジュールを得ることができる効果がある。
【0041】また、第5の発明によれば、実施の形態4
で示した先端開放線路の線路長を可変することのできる
位相補償回路を用いることにより、増幅器モジュールの
小形化および通過位相の調整時間の短縮が図れる効果が
ある。
【0042】また、第6の発明によれば、実施の形態4
で示した位相補償回路を所要周波数帯でほぼ1/4波長
の間隔で複数個用いることにより、通過位相の傾きを調
整する際の利得変化を小さく抑えることができる。これ
により、所要帯域が広い場合であっても増幅器モジュー
ルの小形化および通過位相の調整時間の短縮を図ること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態1を示す図である。
【図2】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態1に用いた位相補償回路の構成および等価回路を示す
図である。
【図3】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態1に用いた位相補償回路の各周波数における等価回路
および位相補償回路の効果を説明するための増幅器モジ
ュールの通過位相を示す図である。
【図4】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態2に用いた位相補償回路の構成および等価回路を示す
図である。
【図5】 実施の形態2に用いた位相補償回路の共振周
波数を所要周波数帯の低域側に選んだ場合の位相補償回
路の等価回路および位相補償回路の効果を説明するため
の増幅器モジュールの通過位相を示す図である。
【図6】 実施の形態2に用いた位相補償回路の共振周
波数を所要周波数帯の高域側に選んだ場合の位相補償回
路の等価回路および位相補償回路の効果を説明するため
の増幅器モジュールの通過位相を示す図である。
【図7】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態3に用いた位相補償回路の構成を示す図である。
【図8】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態4に用いた位相補償回路の構成を示す図である。
【図9】 この発明による増幅器モジュールの実施の形
態5に用いた位相補償回路の構成を示す図である。
【図10】 この発明による増幅器モジュールの実施の
形態6に用いた位相補償回路の構成を示す図である。
【図11】 従来の増幅器モジュールを示す図である。
【図12】 従来の増幅器モジュールの通過位相の一例
を示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子、2 出力端子、3 位相補償回路、4
主線路、5 先端開放線路、6 先端短絡線路、7 キ
ャパシタ、8 インダクタ、9 誘電体基板、10 金
属島、11 金属細線、12 先端開放線路、13 移
相器、14 増幅器、15 入力端子、16 出力端
子、16 位相制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体を用いた移相器と、この移相器の
    出力側に接続され、かつ、半導体を用いた増幅器と、先
    端開放線路と先端短絡線路との並列接続回路で構成さ
    れ、上記移相器または増幅器の入力側の信号が通過する
    主線路とアース間に設けられ位相補償回路とを具備した
    ことを特徴とする増幅器モジュール。
  2. 【請求項2】 上記位相補償回路を構成する先端開放線
    路の線路長を可変したことを特徴とする請求項1記載の
    増幅器モジュール。
  3. 【請求項3】 上記位相補償回路を所要周波数帯でほぼ
    1/4波長の間隔で主線路と接地間に複数個設けたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の増幅器モジュー
    ル。
  4. 【請求項4】 半導体を用いた移相器と、この移相器の
    出力側に接続され、かつ、半導体を用いた増幅器と、所
    要周波数帯で長さがほぼ1/2波長の先端開放線路で構
    成され、上記移相器または増幅器の入力側の信号が通過
    する主線路に設けられた位相補償回路とを具備したこと
    を特徴とする増幅器モジュール。
  5. 【請求項5】 上記位相補償回路を構成する1/2波長
    の先端開放線路の長さを可変したことを特徴とする請求
    項4記載の歪補償回路。
  6. 【請求項6】 上記位相補償回路を構成する1/2波長
    の先端開放線路を所要周波数帯でほぼ1/4波長の間隔
    で主線路に複数個設けたことを特徴とする請求項4また
    は5記載の増幅器モジュール。
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