JPH10321299A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH10321299A
JPH10321299A JP12596297A JP12596297A JPH10321299A JP H10321299 A JPH10321299 A JP H10321299A JP 12596297 A JP12596297 A JP 12596297A JP 12596297 A JP12596297 A JP 12596297A JP H10321299 A JPH10321299 A JP H10321299A
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
movable member
fitting
connector housing
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP12596297A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Nishide
悟 西出
Hikari Ito
光 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP12596297A priority Critical patent/JPH10321299A/ja
Publication of JPH10321299A publication Critical patent/JPH10321299A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寸法と組付けにおいて高い精度を不要としな
がらロック動作と嵌合検知動作が適正のタイミングで行
われるようにする。 【解決手段】 正規嵌合すると、アーム部25が上動し
て被押動面(一方の嵌合検知部)25Aが押動部(他方
の嵌合検知部)14Aから外れることにより可動部材2
1が前方へ復動し、正規嵌合されたことが検知される。
可動部材21が復動すると、そのロック用係止部(一方
のロック部)22Aがロック用受け部(他方のロック
部)14Bと係合して両コネクタハウジング10,20
が離脱規制状態にロックされる。被押動面25Aとロッ
ク用係止部22Aとを共通のアーム部25に形成して一
体変位するようにしたので、寸法と組付けの精度が高く
なくてもロック動作と嵌合検知動作とが確実に所定のタ
イミングで行わせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正規嵌合されたこ
とを検知する嵌合検知機能と正規嵌合状態にロックする
ロック機能とを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとして、図4及び図5
に示すものがある。これは、互いに嵌合可能な雄側コネ
クタハウジング1と雌側コネクタハウジング2とからな
り、雄側コネクタハウジング1の上面には押動突起3が
形成されるとともに下面にはロック孔4が形成され、一
方、雌側コネクタハウジング2には嵌合方向に沿って移
動可能とされるとともに図示しないバネにより前方へ付
勢された可動部材5を設けるとともに、可動部材5の上
面には被押動面6Aを有する検知用アーム部6が弾性撓
み可能に形成され、雌側コネクタハウジング2の下面に
はロック突起7Aを有するロック用アーム部7が形成さ
れている。
【0003】両コネクタハウジング1,2の嵌合途中で
は、可動部材5がその被押動面6Aを押動突起3で押さ
れることによりバネの付勢に抗して後退するとともに、
ロック用アーム部7が下方へ弾性撓みしている。正規嵌
合状態に近づくと、図4に示すように、検知用アーム部
6が凸部8の斜面への係合により上方へ変位して被押動
面6Aが押動突起3に対して上方へずれていく。そし
て、両コネクタハウジング1,2が正規嵌合状態に至る
と、ロック用アーム部7がその弾性復元力により上動し
てロック突起7Aがロック孔4に係止し(図5を参
照)、もって両コネクタハウジング1,2が正規嵌合状
態にロックされる。これと同時に、被押動面6Aが押動
突起3から外れて可動部材5がバネの弾性復元力により
勢いよく前進し、ガイド溝9の後端を凸部8に係止させ
る進出位置に保持される(図5を参照)。この可動部材
5の進出位置への復動変位により、両コネクタハウジン
グ1,2が正規嵌合状態に至ったことが検知される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコネクタに
おいては、被押動面6Aが押動突起3から外れる嵌合検
知動作と、ロック突起7Aがロック孔4に係合するロッ
ク動作とが適正のタイミングで行われるように設定する
必要がある。ところが、被押動面6Aが形成されている
検知用アーム部6と、ロック突起7Aが形成されている
ロック用アーム部7とは独立して変位する形態で設けら
れ、しかも、双方のアーム部6,7は互いに別部品に形
成されているため、部品の寸法と組付けに高い精度が要
求され、コストの増大を招くという問題があった。本願
発明は上記事情に鑑みて創案されたものであり、寸法と
組付けに関して高い精度を不要としながらロック動作と
嵌合検知動作が適正のタイミングで行われるようにする
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、この一対の
コネクタハウジングが正規嵌合されると一方が弾性変位
して他方と係合することによりその両コネクタハウジン
グを離脱規制状態に保持する一対のロック部と、一側の
コネクタハウジングに相対移動可能に且つ一方向へ付勢
して設けた可動部材と、この可動部材と他側のコネクタ
ハウジングとに設けられ、半嵌合状態では互いに係合し
て前記可動部材を前記付勢に抗して移動させ、且つ正規
嵌合状態では一方が弾性変位して他方から解離すること
により前記可動部材を付勢方向へ復動させる一対の嵌合
検知部とを備えたコネクタにおいて、前記可動部材と前
記他側のコネクタハウジングのいずれか一方に、正規嵌
合状態になると弾性変位させられるアーム部を形成し、
このアーム部に、前記一対のロック部の一方と前記一対
の嵌合検知部の一方とを一体変位可能に形成し、正規嵌
合状態において前記アーム部が弾性変位することにより
前記一方のロック部が他方のロック部と係合するととも
に前記一方の嵌合検知部が他方の嵌合検知部から解離す
る構成としたところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>両コネクタハウジングが正規嵌合状
態になってアーム部が弾性変位すると、両ロック部が係
合することにより両コネクタハウジングが離脱規制状態
にロックされるとともに、両嵌合検知部が解離すること
により可動部材が付勢方向へ復動変位し、正規嵌合状態
に至ったことが検知される。一方のロック部と一方の嵌
合検知部が共通のアーム部に形成されて一体変位するよ
うになっているので、ロック動作と嵌合検知動作とが確
実に一定のタイミングで行われる。したがって、ロック
部と嵌合検知部とが独立して変位する場合に比べると、
寸法や組付けに関して高い精度が要求されずに済む。
【0007】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図3を参照して説明する。本実施形態のコネク
タは、互い嵌合可能な雄側コネクタハウジング(本発明
の構成要件である他側のコネクタハウジング)10と雌
側コネクタハウジング(本発明の構成要件である一側の
コネクタハウジング)20とからなる。雄側コネクタハ
ウジング10はその雄端子金具(図示せず)を収容した
ハウジング本体11の前面から角筒形に突出するフード
部12を有し、フード部12内には雄端子金具のタブ1
3が突出されている。フード部12の上面部には、側面
側から視て方形状をなす係合凸部14が形成されてい
る。この係合凸部14の嵌合方向と直交する前面(雌側
コネクタハウジング20と対向する面)は押動部(本発
明の構成要件である他方の嵌合検知部)14Aとされて
おり、係合凸部14の嵌合方向と直交する後面はロック
用受け部(本発明の構成要件である他方のロック部)1
4Bとされている。
【0008】雌側コネクタハウジング20は内部に雌端
子金具(図示せず)を収容可能となっており、この雌側
コネクタハウジング20には、その外面を囲むような角
筒形をなす可動部材21が嵌合方向に沿って相対移動可
能に取り付けられている。可動部材21の上面部には、
嵌合方向に沿ったガイド溝22が形成され、このガイド
溝22には雌側コネクタハウジング20の上面のガイド
突起23が嵌合されている。可動部材21は、圧縮コイ
ルバネ24により前方(雄側コネクタハウジング10と
対向する方向)へ付勢され、常には図1に示すようにガ
イド溝22の後端をガイド突起23の後面のストッパ2
3Bに係止させた進出位置に保持されている。
【0009】可動部材21の上面部におけるガイド溝2
2を含む領域は、前方へ片持ち状に突出する板状のアー
ム部25とされている。このアーム部25は前端側を上
動させるように弾性撓みが可能となっている。かかるア
ーム部25の前端は、被押動面(本発明の構成要件であ
る一方の嵌合検知部)25Aとされており、嵌合開始か
ら正規嵌合に至るまでのあいだはこの被押動面25Aに
上記押動部14Aが突き当てられて可動部材21が後方
へ押動されるようになっている。また、ガイド溝22の
前端は、ロック用係止部(本発明の構成要件である一方
のロック部)22Aとされており、両コネクタハウジン
グ10,20が正規嵌合状態になるとともに可動部材2
1が進出位置に復動した状態になると、このロック用係
止部22Aが上記ロック用受け部14Bと係合し、もっ
て両コネクタハウジング10,20が離脱規制状態に保
持されるようになっている。
【0010】また、雌側コネクタハウジング20の上面
に形成した上記ガイド突起23の前面は前下がりに傾斜
した誘導面23Aとなっている。両コネクタハウジング
10,20が正規嵌合状態に至る直前になると、この誘
導面23Aにロック用係止部22Aが係合して傾斜を上
っていくことにより、アーム部25が上方へ弾性撓みす
るようになっている。次に、本実施形態の作用について
説明する。両コネクタハウジング10,20の嵌合を開
始すると、雄側コネクタハウジング10の押動部14A
がアーム部25の被押動面25Aに突き当たり、嵌合が
進むのに伴い、可動部材21が圧縮コイルバネ24を弾
縮しつつ雌側コネクタハウジング20に対して進出位置
から後方へ相対移動する。したがって、正規嵌合に至る
前に嵌合操作を中断すると、圧縮コイルバネ24の弾性
復元力により両コネクタハウジング10,20が大きく
離脱方向へ変位し、その離脱変位により、半嵌合状態で
あったことが検知される。
【0011】嵌合が進み、正規嵌合状態に接近すると、
図3(a)に示すように、ロック用係止部22Aの下縁
が誘導面23Aに係合してアーム部25が上方へ変位
し、これにともなって被押動面25Aが押動部14Aに
対して上方へずれていく。そして、両コネクタハウジン
グ10,20が正規嵌合状態に達すると、被押動面25
Aが押動部14Aから外れ、これによって可動部材21
が圧縮コイルバネ24の弾性復元力によって前方に向か
って復動する。この可動部材21の復動動作により、両
コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態に至った
ことが検知される。
【0012】復動する間、アーム部25はその先端部を
係合凸部14の上面に沿って滑らせる。可動部材21が
進出位置に復動すると、係合凸部14からアーム部25
が外れ、アーム部25が弾性復元力により下動する。す
ると、図3(b)に示すように、ロック用係止部22A
がロック用受け部14Bに係合し、もって両コネクタハ
ウジング10,20が正規嵌合状態において離脱規制状
態にロックされる。上述のように、本実施形態において
は、ロック動作用のロック用係止部22Aと嵌合検知用
の被押動面25Aとを、共通のアーム部25に形成する
ことによって一体変位するように設けた。したがって、
ロック用係止部22Aと被押動面25Aとが互いに独立
して変位するアーム部に別々に形成されているものに比
べると、寸法や組付けに関して精度を高くしなくても、
ロック動作と嵌合検知動作とを確実に所定のタイミング
で行わせることができる。
【0013】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではアーム部25を可動部材21に
設けたが、本発明によれば、アーム部を雄側コネクタハ
ウジングに設けてもよい。この場合には、ロック部を可
動部材にではなく雌側コネクタハウジングに形成しても
よい。
【0014】(2)上記実施形態では可動部材21を雌
側コネクタハウジング20に設けたが、本発明によれ
ば、可動部材を雄側コネクタハウジングに設けてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において両コネクタハウジングを離
脱した状態あらわす断面図
【図2】実施形態1における雌側コネクタハウジングの
平面図
【図3】(a)実施形態1において両コネクタハウジン
グが半嵌合の状態をあらわす断面図 (b)実施形態1において両コネクタハウジングが正規
嵌合された状態をあらわす断面図
【図4】従来例において両コネクタハウジングが半嵌合
の状態をあらわす断面図
【図5】従来例において両コネクタハウジングの正規嵌
合状態をあらわす断面図
【符号の説明】
10…雄側コネクタハウジング(他側のコネクタハウジ
ング) 14A…押動部(嵌合検知部) 14B…ロック用受け部(ロック部) 20…雌側コネクタハウジング(一側のコネクタハウジ
ング) 21…可動部材 22A…ロック用係止部(ロック部) 25…アーム部 25A…被押動面(嵌合検知部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジ
    ングと、 この一対のコネクタハウジングが正規嵌合されると一方
    が弾性変位して他方と係合することによりその両コネク
    タハウジングを離脱規制状態に保持する一対のロック部
    と、 一側のコネクタハウジングに相対移動可能に且つ一方向
    へ付勢して設けた可動部材と、 この可動部材と他側のコネクタハウジングとに設けら
    れ、半嵌合状態では互いに係合して前記可動部材を前記
    付勢に抗して移動させ、且つ正規嵌合状態では一方が弾
    性変位して他方から解離することにより前記可動部材を
    付勢方向へ復動させる一対の嵌合検知部とを備えたコネ
    クタにおいて、 前記可動部材と前記他側のコネクタハウジングのいずれ
    か一方に、正規嵌合状態になると弾性変位させられるア
    ーム部を形成し、 このアーム部に、前記一対のロック部の一方と前記一対
    の嵌合検知部の一方とを一体変位可能に形成し、 正規嵌合状態において前記アーム部が弾性変位すること
    により前記一方のロック部が他方のロック部と係合する
    とともに前記一方の嵌合検知部が他方の嵌合検知部から
    解離する構成としたことを特徴とするコネクタ。
JP12596297A 1997-05-15 1997-05-15 コネクタ Pending JPH10321299A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6602086B2 (en) 2000-05-18 2003-08-05 Yazaki Corporation Semi-coupling detection connector
JP2007012592A (ja) * 2005-06-01 2007-01-18 Mea Technologies Pte Ltd 防水コネクタ
JP2018022664A (ja) * 2016-08-05 2018-02-08 日本圧着端子製造株式会社 コネクタ部材及びコネクタ

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