JP3334561B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3334561B2 JP12733897A JP12733897A JP3334561B2 JP 3334561 B2 JP3334561 B2 JP 3334561B2 JP 12733897 A JP12733897 A JP 12733897A JP 12733897 A JP12733897 A JP 12733897A JP 3334561 B2 JP3334561 B2 JP 3334561B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半嵌合検知機構を
備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】半嵌合検知機構を備えたコネクタとし
て、図5及び図6に示すものがある。これは、両コネク
タハウジング1,2の嵌合途中においては、アーム3が
そのロック用係止部3Aを係合部4の上面に係合させる
ことにより上動し、その検知用突起3Bが可動部材5を
後方へ押動して圧縮コイルバネ6を弾縮させることによ
り、両コネクタハウジング1,2の間に離脱方向の付勢
力が付与される(図5を参照)。したがって、半嵌合状
態で嵌合操作を中断すると、付勢により両コネクタハウ
ジング1,2が大きく離脱変位し、この離脱変位によっ
て半嵌合状態であったことが検知される。また、正規嵌
合状態に至ると、ロック用係止部3Aが係合部4の上面
から外れてアーム3がその弾性復元力により下動し、ロ
ック用係止部3Aが係合部4に対して今度は後方から係
合するようになり、もって両コネクタハウジング1,2
が正規嵌合状態にロックされる(図6を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコネクタで
は、アーム3が片持ち状をなしていて、そのアーム3に
検知用突起3Bとロック用係止部3Aの双方が同じ方向
へ一体変位するように設けられている。そのため、検知
用突起3Bとロック用係止部3Aとは上下方向(アーム
3の変位方向)にずらして配置されている。これは、も
し両者を同じ高さにすると、検知用突起3Bが可動部材
5に係合するときにロック用係止部3Aが可動部材5と
干渉し、ロック状態では検知用突起3Bが係合部4と干
渉してしまうからである。尚、両者を同じ高さに設定し
つつ干渉を回避することも可能ではあるが、そうすると
コネクタの形状が複雑になるという問題が生じることに
なる。このように検知用突起3Bとロック用係止部3A
を上下にずらして配置した場合、アーム3の変位方向に
おいて3つのスペースSa,Sb,Scが必要となる。
即ち、検知用突起3Bと可動部材5との係合代Sa、半
嵌合状態ではロック用係止部3Aを退避させる(=ロッ
ク状態では検知用突起3Bを待機させる)ための逃げ代
Sb、及びロック用係止部3Aと係合部4との係合代S
cである。ところが、従来では検知用突起3Bとロック
係止部3Aとが上下にずらして配置されているため、逃
げ代Sbを2つの係合代Sa,Scの間に設定しなけれ
ばならない。即ち、逃げ代Sbはコネクタハウジング2
の内部に確保しなければならず、そのためにコネクタハ
ウジング2の大型化が避けられないという問題がある。
本願発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、
アーム状の変位動作部を変位させることにより半嵌合の
検知と正規嵌合のロックとを行うコネクタにおいて、小
型化を図ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、嵌合
可能な一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネク
タハウジングには、検知用押動部とロック用係止部とを
備え且つ前記両コネクタハウジングが半嵌合の状態では
検知姿勢に弾性変位するとともに正規嵌合されるとロッ
ク姿勢に復動変位する変位動作部を設け、他方のコネク
タハウジングには、前記変位動作部が前記検知姿勢に変
位した状態において付勢部材の弾力に抗しつつ前記検知
用押動部により押動変位される可動部材と、前記ロック
姿勢に変位した状態において前記ロック用係止部が係合
される受け部とを設け、半嵌合状態では前記付勢部材の
弾性復元力によって前記両コネクタハウジングの間に離
脱方向の付勢力を付与することにより半嵌合の検知を可
能とするとともに、正規嵌合状態では前記ロック用係止
部と前記受け部との係合により前記両コネクタハウジン
グが離脱規制状態にロックされるようにしたコネクタに
おいて、前記変位動作部が、前記一方のコネクタハウジ
ングによる支持部から両側へ延出して前記支持部を支点
として一体に傾動変位する一対のアーム部を備えている
とともに、前記一方のコネクタハウジングの外面に沿っ
て配され、前記検知用押動部が一方の前記アーム部に配
されているとともに、前記ロック用係止部が他方の前記
アーム部に配され、前記可動部材と前記受け部が前記変
位動作部よりも内側に配されている構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変位動作部が前記ロック姿勢に変位したときに
前記可動部材が前記付勢部材の付勢により前記検知用押
動部の内側に潜り込んで前記検知姿勢側への変位を規制
することにより、前記変位動作部が前記ロック姿勢に保
持される構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>嵌合途中では、変位動作部がそのロ
ック用係止部を外側へ逃がす方向へ傾動して検知姿勢と
なり、内側へ変位した検知用押動部が可動部材を押動し
て付勢部材を弾性変形させることにより、両コネクタハ
ウジングを離脱方向へ付勢する。正規嵌合されると、変
位動作部がそのロック係止部を内側へ復動させる方向へ
傾動してロック姿勢となり、内側へ変位したロック用係
止部が受け部と係合して両コネクタハウジングがロック
される。両コネクタハウジングを嵌合する際には、検知
用押動部と可動部材との係合代、ロック係止部と受け部
との係合代、及び半嵌合状態でロック用係止部を退避さ
せるための逃げ代が必要であるが、このロック係止部が
退避するのはコネクタハウジングの外面よりも外側の領
域となる。したがって、このロック係止部の逃げ代のた
めのスペースをコネクタハウジングの内部に確保する必
要がなく、その分、コネクタハウジングの小型化を図る
ことができる。さらに、検知用押動部と可動部材との係
合代、及びロック用係止部と受け部との係合代は、とも
に変位動作部の内側に設けられ、しかも、検知用押動部
とロック用係止部とは互いに反対側のアーム部に配され
ていて互いに相手側の係合動作と干渉することがないの
で、双方の係合代を変位動作部の変位方向において共通
の領域に確保することが可能である。このようにする
と、双方の係合代を異なる領域に確保する場合に比べ
て、さらなる低背化が可能となる。
【0007】<請求項2の発明>両コネクタハウジング
が正規嵌合されて変位動作部が検知姿勢からロック姿勢
に変位すると、可動部材の検知用押動部の内側への潜り
込みによって変位動作部がロック姿勢に保持されるた
め、ロック用係止部と受け部との解離が規制される。即
ち、両コネクタハウジングが二重ロック状態とされるの
で、ロック機能の信頼性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態のコネク
タは、互いに嵌合・離脱が可能な雄側コネクタハウジン
グ(本発明の構成要件である一方のコネクタハウジン
グ)10と雌側コネクタハウジング(本発明の構成要件
である他方のコネクタハウジング)20とから構成され
ている。雄側コネクタハウジング10はその前方へ突出
する角筒形のフード部11を有し、このフード部11内
には雄端子金具の先端のタブ12が突出されている。フ
ード部11の上面には、両コネクタハウジング10,2
0の半嵌合検知動作と正規嵌合状態でのロック動作とを
行うための変位動作部13が形成されている。
【0009】変位動作部13は、フード部11の上面部
にその前端縁から後方へ直線状に延びる左右一対の前部
スリット14Fと、この両前部スリット14Fの後方の
U字形をなす後部スリット14Rとを設けることによっ
て形成されている。即ち、変位動作部13は検知用アー
ム部13Dとロック用アーム部13Lとからなり、両前
部スリット14Fの間の方形領域が検知用アーム部13
Dとされているとともに、後部スリット14Rで囲まれ
た方形領域がロック用アーム部13Lとされている。そ
して、前部スリット14Fと後部スリット14Rとの境
界部分は、変位動作部13をフード部11に支持するた
めの支持部13Hとされている。
【0010】かかる変位動作部13は、常には両アーム
部13D,13Lをフード部11の上面部と面一状とす
るロック姿勢に保持されているが、両アーム部13D,
13Lが一枚板状をなして支持部13Hを中心に検知用
アーム部13Dを下動させる検知姿勢へシーソーのよう
に傾動変位することができるようになっている。このと
き、支持部13Hは弾性的に捻れ変形を生じ、この支持
部13Hの弾性復元力によって変位動作部13が検知姿
勢からロック姿勢へ復元変位可能となっている。
【0011】検知用アーム部13Dの先端面は、後述す
る可動部材22と係合することによって半嵌合検知機能
を発揮する検知用押動部15とされている。一方、ロッ
ク用アーム部13Lの先端には、内向き(図1の下向
き)に突出するロック用係止部16が形成されており、
このロック用係止部16は後述する受け部26と係合し
てロック機能を発揮する。尚、ロック用係止部16の前
面(雌側コネクタハウジング20と対向する側の面)の
下端部は、傾斜面とされており、後述するように雌側コ
ネクタハウジング20と係合した際に変位動作部13の
傾動変位が円滑に行われるようにしている。
【0012】雌側コネクタハウジング20は、雌端子金
具(図示せず)を収容するハウジング本体21と、この
ハウジング本体21に対して雄側コネクタハウジング1
0との嵌合方向に沿って移動可能とされた角筒形をなす
可動部材22とから構成される。ハウジング本体21の
後端部のバネ受け部21Aと可動部材22の後端部のバ
ネ受け部22Aとの間には圧縮コイルバネ(本発明の構
成要件である付勢部材)23が装着され、この圧縮コイ
ルバネ23により可動部材22が前方に付勢されてい
る。可動部材22の下面のガイド溝22Bにはハウジン
グ本体21の抜止め突起21Bが係合され、常には、可
動部材22は圧縮コイルバネ23の付勢によりガイド溝
22Bの後端を抜止め突起21Bに当接させた進出位置
(図1及び図4を参照)に保持されている。また、圧縮
コイルバネ23の弾力に抗する前方からの押動力が可動
部材22に作用すると、可動部材22は圧縮コイルバネ
23を弾縮しつつ後退位置(図3を参照)へ変位するよ
うになっている。
【0013】両コネクタハウジング10,20が嵌合す
るときには、可動部材22の外周がフード部11の内周
と摺接する形態で組み付けられ、可動部材22の上面部
は、ロック姿勢にある変位動作部13の下面とほぼ密着
するようになる。また、可動部材22の前端縁には、変
位動作部13の検知用アーム部13Dの前端部が進入し
得るような凹部24が形成され、この凹部24の奥端面
が検知用押動部15が突き当てられる被押動面25とさ
れている。
【0014】ハウジング本体21の上面には、両コネク
タハウジング10,20が正規嵌合するとともに変位動
作部13がロック姿勢に変位した状態において上記ロッ
ク用係止部16と係合可能な溝状の受け部26が形成さ
れ、この受け部26にロック用係止部16が嵌合される
ことにより、両コネクタハウジング10,20が正規嵌
合状態にロックされるようになっている。次に、本実施
形態の作用について説明する。両コネクタハウジング1
0,20の嵌合を開始すると、まず、ロック用係止部1
6の傾斜面がハウジング本体21の前端面上縁に係合
し、これによって変位動作部13がそのロック用アーム
部13Lとロック用係止部16を上動させる検知姿勢へ
変位し、ロック用係止部16がハウジング本体21の上
面に乗り上がる。一方、検知用押動部15は、凹部24
内に進入しつつ下動し、ハウジング本体21の上面に接
近する状態、即ち可動部材22の変位領域内に突出して
被押動面25と対向する状態となる。
【0015】そして、変位動作部13が検知姿勢に変位
した直後に、検知用押動部15が可動部材22の被押動
面25に突き当たり、これ以降は、両コネクタハウジン
グ10,20の嵌合が進むのに伴って可動部材22がハ
ウジング本体21に対して相対的に後方へ変位し、これ
に伴って圧縮コイルバネ23が弾縮されていく。このよ
うに圧縮コイルバネ23が弾縮されると、その弾性復元
力によって両コネクタハウジング10,20の間には離
脱方向の付勢力が付与されることになる。したがって、
この嵌合途中の状態で嵌合操作を中断すると、圧縮コイ
ルバネ23の付勢により両コネクタハウジング10,2
0が大きく離脱方向へ変位し、この変位動作によって半
嵌合状態であることが検知される。
【0016】これに対し、嵌合操作を最後まで行った場
合には、両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状
態に至る。すると、検知姿勢へ弾性変位されていた変位
動作部13がその弾性復元力によりロック姿勢へ復動す
るとともに、ロック用係止部16が受け部26に係合
し、このロック用係止部16と受け部26の係合によっ
て両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態にロ
ックされる。さらに、変位動作部13がロック姿勢に変
位すると、検知用アーム部13Dが上動することによっ
て検知用押動部15と可動部材22との係合が外れ、可
動部材22は圧縮コイルバネ23の弾性復元力により変
位動作部13の下に潜り込むようにして進出位置へ復動
する。このように可動部材22が変位動作部13の下に
潜り込むことにより、変位動作部13の検知姿勢への変
位が規制され、即ち、両コネクタハウジング10,20
が二重ロック状態に保持される。また、両コネクタハウ
ジング10,20を離脱する際には、まず、可動部材2
2を圧縮コイルバネ23の付勢に抗して後方へスライド
させることにより検知用アーム部13Dの下から抜き取
り、この状態を保ったままで両コネクタハウジング1
0,20を引き離すようにする。このとき、変位動作部
13に対して操作力を加えなくても、ロック用係止部1
6の先端の傾斜面により変位動作部13が変位させられ
るため、ロック用係止部16と受け部26との係合が解
除され、両コネクタハウジング10,20は支障なく離
脱される。即ち、可動部材22を後方へスライドさせる
だけで、両コネクタハウジング10,20を簡単に離脱
させることができる。
【0017】両コネクタハウジング10,20を嵌合す
る際には、検知用押動部15と可動部材22との係合代
Fa、ロック用係止部16と受け部26との係合代F
b、及び半嵌合状態でロック用係止部16を退避させる
ための逃げ代Fcが必要であるが、本実施形態において
は、ロック用係止部16が退避するのはフード部11の
外面よりも外側の領域となっている。したがって、この
ロック用係止部16の逃げ代Fcのためのスペースをフ
ード部11の内部に確保する必要がなく、その分、フー
ド部11の低背化が図られている。また、正規嵌合状態
では、可動部材22が変位動作部13の下に潜り込んで
変位動作部13の検知姿勢への変位を規制するようにな
っているので、両コネクタハウジング10,20が二重
ロックされるようになり、ロック機能の信頼性が高い。
【0018】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、検知用押動部15と可動部材
22との係合代Faがロック用係止部16と受け部26
との係合代Fbよりも外側の領域に確保されるようにし
たが、本発明によれば、双方の係合代Fa,Fbを変位
動作部13の変位方向において共通の領域(図3及び図
4において同じ高さ)に確保するようにしてもよい。こ
のようにすると、さらなる低背化が可能となる。
【0019】(2)上記実施形態では可動部材22が検
知用押動部15の内側に潜り込んだときに変位動作部1
3のロック姿勢側への変位を規制して二重ロック機能を
発揮するようにしたが、本発明によれば、可動部材が潜
り込んだときに検知用押動部との間に隙間を空け、二重
ロック機能を発揮しない構成とすることもできる。 (3)上記実施形態においては検知用押動部15と可動
部材22との係合代Faに対してロック用係止部16と
受け部26との係合代Fbが高さの低い内側領域に設定
されているが、本発明によれば、双方の係合代Fa,F
bを共に同じ高さの領域に設定することもできる。この
場合、検知用押動部15とロック用係止部16とは互い
に反対側のアーム部13D,13Lに配されているた
め、双方の係合代が同じ高さとなっていても互いに相手
側の係合動作を妨げる虞はない。このようにすると、双
方の係合代を異なる高さ領域に確保する場合に比べて、
さらなる低背化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1における両コネクタハウジングの離
脱状態をあらわす断面図
【図2】実施形態1における両コネクタハウジングの離
脱状態をあらわす平面図
【図3】実施形態1における両コネクタハウジングの嵌
合途中状態をあらわす断面図
【図4】実施形態1における両コネクタハウジングの正
規嵌合状態をあらわす断面図
【図5】従来例における両コネクタハウジングの嵌合途
中状態をあらわす断面図
【図6】従来例における両コネクタハウジングの正規嵌
合状態をあらわす断面図
【符号の説明】
10…雄側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジ
ング) 13…変位動作部 13D…検知用アーム部(アーム部) 13L…ロック用アーム部(アーム部) 15…検知用押動部 16…ロック用係止部 20…雌側コネクタハウジング(他方のコネクタハウジ
ング) 22…可動部材 23…圧縮コイルバネ(付勢部材) 26…受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−124628(JP,A) 特開 平9−92396(JP,A) 特開 平4−306575(JP,A) 特開 平9−283221(JP,A) 実開 平6−36246(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639 - 13/64

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合可能な一対のコネクタハウジングの
    うちの一方のコネクタハウジングには、検知用押動部と
    ロック用係止部とを備え且つ前記両コネクタハウジング
    が半嵌合の状態では検知姿勢に弾性変位するとともに正
    規嵌合されるとロック姿勢に復動変位する変位動作部を
    設け、他方のコネクタハウジングには、前記変位動作部
    が前記検知姿勢に変位した状態において付勢部材の弾力
    に抗しつつ前記検知用押動部により押動変位される可動
    部材と、前記ロック姿勢に変位した状態において前記ロ
    ック用係止部が係合される受け部とを設け、半嵌合状態
    では前記付勢部材の弾性復元力によって前記両コネクタ
    ハウジングの間に離脱方向の付勢力を付与することによ
    り半嵌合の検知を可能とするとともに、正規嵌合状態で
    は前記ロック用係止部と前記受け部との係合により前記
    両コネクタハウジングが離脱規制状態にロックされるよ
    うにしたコネクタにおいて、 前記変位動作部が、前記一方のコネクタハウジングによ
    る支持部から両側へ延出して前記支持部を支点として一
    体に傾動変位する一対のアーム部を備えているととも
    に、前記一方のコネクタハウジングの外面に沿って配さ
    れ、 前記検知用押動部が一方の前記アーム部に配されている
    とともに、 前記ロック用係止部が他方の前記アーム部に配され、 前記可動部材と前記受け部が前記変位動作部よりも内側
    に配されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記変位動作部が前記ロック姿勢に変位
    したときに前記可動部材が前記付勢部材の付勢により前
    記検知用押動部の内側に潜り込んで前記検知姿勢側への
    変位を規制することにより、前記変位動作部が前記ロッ
    ク姿勢に保持される構成としたことを特徴とする請求項
    1記載のコネクタ。
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