JPH10320295A - 設定値データ修復方式 - Google Patents

設定値データ修復方式

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JPH10320295A
JPH10320295A JP9131480A JP13148097A JPH10320295A JP H10320295 A JPH10320295 A JP H10320295A JP 9131480 A JP9131480 A JP 9131480A JP 13148097 A JP13148097 A JP 13148097A JP H10320295 A JPH10320295 A JP H10320295A
Authority
JP
Japan
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value data
set value
eeprom
processing device
digital processing
Prior art date
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Application number
JP9131480A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Seto
好弘 瀬戸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化されたEEPROMの設定値データに
不一致がある場合、その都度ディジタル処理装置を停止
しなければならないという課題があった。 【解決手段】 二重化されたEEPROM10a、10
bに格納された設定値データが異なる場合、ディジタル
処理装置9のCPU3は、上位装置1のROM2に格納
された設定値データを読み出して、EEPROM10
a、10bに書き込むことにより設定値データの修復を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル処理
装置のEEPROMに格納されている設定値データに異
常がある場合、その装置を停止させずに修復させる設定
値データ修復方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のディジタル処理装置9の
ブロック図であり、図において、3は演算処理を行う中
央演算処理装置(CPU)、4はディジタル信号処理プ
ロセッサ(DSP)で、演算結果を外部に送信又は外部
からの信号を受信しCPUに渡すための信号処理を行
う。また5はディジタル信号の光/電気変換を行う光/
電気変換器(EO/OE)、6はシステムバスである。
さらに10aと10bは二重化された書き換え可能なリ
ードオンリメモリのEEPROMで、EEPROMa1
0a及びEEPROMb10bには同じ値の設定値デー
タが格納されている。CPU3はその設定値データをシ
ステムバス6を通じて読み出して演算処理を行う。
【0003】次に動作について説明する。図11は従来
のディジタル処理装置9の動作を示すフローチャートで
ある。図11において、ステップST1でCPU3はE
EPROMa10aとEEPROMb10bの値を比較
する。その値が等しければ、ステップST2で設定値デ
ータは正常とし、ステップST1に戻って上記比較処理
を繰り返す。上記ステップST2における比較の結果、
設定値データの喪失や化けなどにより、その値が等しく
ない場合には、ステップST3で上記比較処理を規定回
数繰り返す。そして繰り返し回数のカウント値が規定値
に達したときには、ステップST4で設定値データの不
良確定とし、ステップST5でディジタル処理装置9を
停止させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル処理
装置は以上のように構成されているので、EEPROM
a10aとEEPROMb10bが一時的な不良によ
り、データに不一致が生じた場合、その都度ディジタル
処理装置9を停止させなければならず、稼働率が低下す
るという課題があった。
【0005】また関連する従来の技術として、特開平5
−225073号公報の「データ処理装置及び物理量測
定装置」に示されたものがある。これは二重化されたデ
ータ各々について、それぞれサムチェックを行い、両デ
ータに異常がある場合、外部にアラームを出力するもの
であるが、上記従来技術と同様の課題がある。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、EEPROMの一時的な不良
により、データに異常が発生した場合、データの異常を
修復してディジタル処理装置の運転継続を図ることによ
り、ディジタル処理装置の稼働率を向上させた設定値デ
ータ修復方式を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る設定値データ修復方式は、二重化されたEEPROM
に格納された設定値データに基づき処理を行うディジタ
ル処理装置と、上記設定値データを保有し上記ディジタ
ル処理装置を監視、制御する上位装置とを備え、上記二
重化されたEEPROMに格納された設定値データが異
なる場合、上記上位装置に格納された設定値データを上
記二重化されたEEPROMに書き込むものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る設定値データ修
復方式は、上位装置を複数個備え、二重化されたEEP
ROMに書き込む設定値データを、上記複数個の上位装
置が保有する設定値データと上記二重化されたEEPR
OMに格納されている設定値データの多数決により選定
するものである。
【0009】請求項3記載の発明に係る設定値データ修
復方式は、EEPROMに格納された設定値データに基
づき処理を行うディジタル処理装置と、上記設定値デー
タを保有し上記ディジタル処理装置を監視、制御する上
位装置とを備え、上記EEPROMに格納された設定値
データと上記上位装置が保有する設定値データを比較し
その値が異なる場合、上記上位装置に格納された設定値
データを上記EEPROMに書き込むものである。
【0010】請求項4記載の発明に係る設定値データ修
復方式は、上位装置を複数個備え、EEPROMに格納
された設定値データと上記複数の上位装置が保有する設
定値データを比較しその値が異なる場合で、かつ上記複
数の上位装置が保有する設定値データが一致している場
合、上記複数の上位装置に格納された設定値データを上
記EEPROMに書き込むものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1及び実
施の形態2による設定値データ修復方式の構成を示すブ
ロック図である。図において、1は下位系のディジタル
処理装置9を監視、制御する上位装置である。上位装置
1の内部構成として、設定値データを格納するROM
2、演算処理を行うCPU3、ディジタル信号処理プロ
セッサ(DSP)4がある。ディジタル信号処理プロセ
ッサ4は、演算結果を外部に送信又は外部からの信号を
受信しCPU3に渡すための信号処理を行う。さらに上
位装置1の内部構成として、光/電気変換器(EO/O
E)5、システムバス6がある。
【0012】また図1において、9は上位装置1により
監視、制御をうける下位系のディジタル処理装置であ
り、その内部構成は図10に示したものと同等である。
さらに8は光スターカプラで、光ファイバーケーブル7
を介し上位装置1又はディジタル処理装置9からのディ
ジタル信号を中継する。また上位装置1のROM2とデ
ィジタル処理装置9のEEPROMa(EEPROM)
10aとEEPROMb(EEPROM)10bには、
同一の設定値データが格納されている。
【0013】図1の適用例として、例えば電力用の場
合、下位系としてのディジタル処理装置9は、複数の変
電所等無人の遠隔地の場所に設置し、上位系の上位装置
1は市街地に設置し、遠隔地にある複数の下位系のディ
ジタル処理装置9を制御している。図1では上位系の上
位装置1も複数個記載されているが、例えば運転モード
と待機モードの二重化を図ったものや、1つの上位装置
は市街地におかず、下位系の側の遠隔地に設置する場合
もある。
【0014】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1による設定値データ修復方式の動作を
示すフローチャートである。図において、ステップST
1で、まずディジタル処理装置9のCPU3は、二重化
されたEEPROMa10aとEEPROMb10bの
設定値データとを比較する。そしてそのデータが等しけ
れば、ステップST2で「設定値データ正常」の処理を
行い、ステップST1に戻り比較を継続する。ステップ
ST1での比較の結果、設定値データの喪失や化けなど
により、その設定値データが等しくなければ、ステップ
ST3で「設定値データ異常」の処理を行い、設定値の
修復を行うための修復プログラムを走らせる。
【0015】次にステップST4で、ディジタル処理装
置9のCPU3は、EEPROMa10aの設定値デー
タと、上位装置1のROM2の設定値データとを比較す
る。そして比較の結果、等しくない場合はステップST
5において、上位装置1のROM2の設定値データをデ
ィジタル処理装置9のEEPROMa10aに書き込ん
でステップST6に移行する。ステップST4での比較
の結果、両方の設定値データが等しい場合にはステップ
ST6にそのまま移行する。
【0016】ステップST6では、ステップST4と同
様に、ディジタル処理装置9のCPU3は、EEPRO
Mb10bの設定値データと、上位装置1のROM2の
設定値データとを比較する。そして比較の結果、等しく
ない場合はステップST7において、上位装置1のRO
M2の設定値データをディジタル処理装置9のEEPR
OMb10bに書き込んでステップST8に移行する。
ステップST6での比較の結果、両方の設定値データが
等しい場合にはステップST8にそのまま移行する。
【0017】ステップST8では、上記比較処理と書き
込み処理を規定回数繰り返す。そして繰り返し回数のカ
ウント値が規定値に達したときには、EEPROMa1
0a、EEPROMb10bは一時的な不良ではなく、
破壊されている可能性があるので、ステップST9でデ
ィジタル処理装置9を停止させる。
【0018】図2におけるフローチャートの中で、ステ
ップST4からステップST7までの上位装置1のRO
M2に格納されている設定値データの読み出しは以下の
ように行われる。すなわち図1において、上位装置1の
CPU3は、ROM2に格納されている設定値データを
読み出す。そして読み出された設定値データは、ディジ
タル信号処理プロセッサ4に渡され、光/電気変換器5
で光データに変換され、光ファイバーケーブル7を通じ
て光スターカプラ8に送信される。そして光スターカプ
ラ8に接続されたディジタル処理装置9に送信され、デ
ィジタル処理装置9の光/電気変換器5により、光から
電気のディジタルデータに変換され、ディジタル信号処
理プロセッサ4によりCPU3に渡される。そしてディ
ジタル処理装置9のCPU3は、ステップST4及びS
T6における比較や、ステップST5及びST7におけ
る書き込みを行う。
【0019】修復プログラムは上記のほかにも、上位装
置といずれかのEEPROMの値が等しいことを条件
に、もう一方のEEPROMの値を修復する方法もあ
る。また上記実施の形態では、上位装置1の設定値デー
タをROM2に保有した場合について説明したが、EE
PROMやフラッシュメモリなど一般の記憶素子でも同
様に実現が可能である。
【0020】図7はこの実施の形態を適用した実施例で
ある。この実施例は、上位系としての上位装置1と下位
系としてのディジタル処理装置9とのデータの送受信
を、ディジタル信号編集装置12を介して行うようにし
たものである。この例では、ディジタル信号編集装置1
2は、複数の下位系からのデータを選別、加工して上位
系へ送信することができる。
【0021】また図8はこの実施の形態を適用した他の
実施例である。この実施例は、上位装置1とディジタル
処理装置9とのデータの送受信を、イーサネットケーブ
ル15を介して行うようにしたものである。
【0022】さらに図9はこの実施の形態を適用した他
の実施例である。この実施例は、各1台ずつの上位装置
1とディジタル処理装置9とのデータの送受信を、光フ
ァイバーケーブル7を介して行うようにしたものであ
る。
【0023】以上のように、この実施の形態1では、下
位系のディジタル処理装置9のEEPROMa10aと
EEPROMb10bに格納されている設定値データが
等しくなければ、上位系の上位装置1が保有している設
定値データにより修復するので、EEPROMに一時的
な不良が発生しても、ディジタル処理装置の停止の可能
性は低くなり、稼働率が向上する。
【0024】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による設定値データ修復方式の動作を示すフロー
チャートである。この実施の形態2における設定値デー
タ修復方式の構成は図1と同じである。図3において、
ステップST1で、まずディジタル処理装置9のCPU
3は、二重化されたEEPROMa10aとEEPRO
Mb10bの設定値データを比較する。そしてそのデー
タが等しければ、ステップST2で「設定値データ正
常」の処理を行い、ステップST1に戻り比較を継続す
る。ステップST1での比較の結果、その設定値データ
が等しくなければ、ステップST3で「設定値データ異
常」の処理を行い、設定値の修復を行うための修復プロ
グラムを走らせる。
【0025】次にステップST4では、ディジタル処理
装置9のCPU3は、二重化されたEEPROMa10
aとEEPROMb10bの設定値データ及びスターカ
プラ8に接続された複数の上位装置1の各ROM2の設
定値データとを比較し、正しいと思われる設定値データ
を多数決により選定する。そして正しくないと思われる
設定値データが格納されているEEPROMに、選定さ
れた設定値データを書き込む。
【0026】ステップST5では、上記比較処理と書き
込み処理を規定回数繰り返す。そして繰り返し回数のカ
ウント値が規定値に達したときには、EEPROMa1
0a、EEPROMb10bは一時的な不良ではなく、
破壊されている可能性があるので、ステップST6でデ
ィジタル処理装置9を停止させる。
【0027】上記実施の形態では、上位装置1の設定値
データをROM2に保有した場合について説明したが、
EEPROMやフラッシュメモリなど一般の記憶素子で
も同様に実現が可能である。
【0028】また上記実施の形態では、設定値データの
選定を、複数の上位装置1の各ROM2の設定値データ
及びディジタル処理装置9のEEPROMa10a、E
EPROMb10bの設定値データの多数決により行っ
ているが、複数の上位装置1の各ROM2だけの設定値
データの多数決により行っても良い。
【0029】図7から図9の各実施例についても、上記
実施の形態1と同様に、この実施の形態が適用可能であ
る。
【0030】以上のように、この実施の形態2では、下
位系のディジタル処理装置9のEEPROMa10aと
EEPROMb10bに格納されている設定値データが
等しくなければ、上位系としての複数の上位装置が保有
している設定値データにより修復するので、EEPRO
Mに一時的な不良が発生しても、ディジタル処理装置の
停止の可能性は低くなり、稼働率が向上する。
【0031】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3及び実施の形態4による設定値データ修復方式の
構成を示すブロック図である。図4において図1と異な
る点は、各ディジタル処理装置9のEEPROM10が
二重化されていない点だけである。このように、ディジ
タル処理装置9のEEPROM10は1組であるため、
実施の形態1及び実施の形態2のように2組のEEPR
OMの相互一致チェックはできない構成である。
【0032】図5は、この発明の実施の形態3による設
定値データ修復方式の動作を示すフローチャートであ
る。図5において、ステップST1で、まず下位系のデ
ィジタル処理装置9のCPU3は、EEPROM10と
上位系としての一台の上位装置1のROM2の設定値デ
ータとを比較する。そしてそのデータが等しければ、ス
テップST2で「設定値データ正常」の処理を行い、ス
テップST1に戻り比較を継続する。
【0033】ステップST1での比較の結果、その設定
値データが等しくなければ、EEPROM10の設定値
データが異常と判断して、ステップST3で「設定値デ
ータ異常」の処理を行い、設定値の修復を行うための修
復プログラムを走らせる。
【0034】次にステップST4で、上位装置1のRO
M2の設定値データをディジタル処理装置9のEEPR
OM10に書き込んで修復する。
【0035】EEPROM10の修復は1度で完了する
はずであるが、ステップST5では、上記比較処理を規
定回数繰り返す。そして繰り返し回数のカウント値が規
定値に達したときには、EEPROM10は一時的な不
良ではなく、破壊されている可能性があるので、ステッ
プST6でディジタル処理装置9を停止させる。
【0036】上記実施の形態では、上位装置1の設定値
データをROM2に保有した場合について説明したが、
EEPROMやフラッシュメモリなど一般の記憶素子で
も同様に実現が可能である。
【0037】図7から図9の各実施例についても、上記
実施の形態1と同様に、この実施の形態が適用可能であ
る。
【0038】以上のように、この実施の形態3では、上
位系としての上位装置が保有している設定値データによ
り修復するので、EEPROMに一時的な不良が発生し
ても、ディジタル処理装置の停止の可能性は低くなり、
稼働率が向上する。また上位装置に設定値データを保有
させることにより、EEPROMを二重化させる必要は
なくなり、安価な下位系のディジタル処理装置を実現で
きる。
【0039】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4による設定値データ修復方式の動作を示すフロー
チャートである。この実施の形態4における設定値デー
タ修復方式の構成は図4と同じである。図6において、
ステップST1で、まずディジタル処理装置9のCPU
3は、EEPROM10と複数の上位装置の設定値デー
タとを比較する。そしてそのデータが等しければ、ステ
ップST2で「設定値データ正常」の処理を行い、ステ
ップST1に戻り比較を継続する。ステップST1での
比較の結果、その設定値データが等しくなければ、ステ
ップST3で複数の上位装置の設定値データが全て等し
いかを比較する。
【0040】ステップST3での比較の結果、全てのデ
ータが一致していない場合、ステップST4で、上位装
置のデータが異常と判断して「上位装置データ異常」と
し、修復は行う必要はない。そしてステップST1に戻
り上記ステップを繰り返す。
【0041】ステップST3での比較の結果、全てのデ
ータが一致している場合、ステップST5で、EEPR
OM10の設定値データが異常と判断して、ステップS
T6で、上位装置1のROM2の設定値データをディジ
タル処理装置9のEEPROM10に書き込んで修復す
る。
【0042】EEPROMの修復は1度で完了するはず
であるが、ステップST7では、上記比較処理と書き込
み処理を規定回数繰り返す。そして繰り返し回数のカウ
ント値が規定値に達したときには、EEPROM10は
一時的な不良ではなく、破壊されている可能性があるの
で、ステップST8でディジタル処理装置9を停止させ
る。
【0043】上記実施の形態では、上位装置1の設定値
データをROM2に保有した場合について説明したが、
EEPROMやフラッシュメモリなど一般の記憶素子で
も同様に実現が可能である。
【0044】図7から図9の各実施例についても、上記
実施の形態1と同様に、この実施の形態が適用可能であ
る。
【0045】以上のように、この実施の形態4では、複
数の上位装置が保有している設定値データにより修復す
るので、EEPROMに一時的な不良が発生しても、デ
ィジタル処理装置の停止の可能性は低くなり、稼働率が
向上する。また複数の上位装置に設定値データを保有さ
せることにより、EEPROMを二重化させる必要はな
くなり、安価な下位系のディジタル処理装置を実現でき
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、上位系としての上位装置の設定値データにより、
下位系のディジタル処理装置の設定値データの修復を行
うように構成したので、EEPROMに一時的な不良が
発生しても、ディジタル処理装置の停止の可能性は低く
なり稼働率が向上する効果がある。
【0047】請求項2記載の発明によれば、上位系とし
ての複数の上位装置の設定値データにより、下位系のデ
ィジタル処理装置の設定値データの修復を行うように構
成したので、EEPROMに一時的な不良が発生して
も、ディジタル処理装置の停止の可能性は低くなり、稼
働率が向上する効果がある。
【0048】請求項3記載の発明によれば、上位系とし
ての上位装置の設定値データにより、下位系のディジタ
ル処理装置の設定値データの修復を行うように構成した
ので、EEPROMに一時的な不良が発生しても、ディ
ジタル処理装置の停止の可能性はなくなり、稼働率が向
上する効果がある。またEEPROMを二重化させる必
要はないので、安価な下位系のディジタル処理装置を作
ることができる効果がある。
【0049】請求項4記載の発明によれば、上位系とし
ての複数の上位装置の設定値データにより、下位系のデ
ィジタル処理装置の設定値データの修復を行うように構
成したので、EEPROMに一時的な不良が発生して
も、ディジタル処理装置の停止の可能性は低くなり稼働
率が向上する効果がある。またEEPROMを二重化さ
せる必要はないので、安価な下位系のディジタル処理装
置を作ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1及び実施の形態2に
よる設定値データ修復方式の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1による設定値データ
修復方式の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2による設定値データ
修復方式の動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3及び実施の形態4に
よる設定値データ修復方式の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3による設定値データ
修復方式の動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態4による設定値データ
修復方式の動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1から実施の形態4に
よる設定値データ修復方式を適用した実施例を示すブロ
ック図である。
【図8】 この発明の実施の形態1から実施の形態4に
よる設定値データ修復方式を適用した実施例を示すブロ
ック図である。
【図9】 この発明の実施の形態1から実施の形態4に
よる設定値データ修復方式を適用した実施例を示すブロ
ック図である。
【図10】 従来のディジタル処理装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】 従来のディジタル処理装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 上位装置、9 ディジタル処理装置、10a EE
PROMa(EEPROM)、10b EEPROMb
(EEPROM)、10 EEPROM。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化されたEEPROMに格納された
    設定値データに基づき処理を行うディジタル処理装置
    と、上記設定値データを保有し上記ディジタル処理装置
    を監視、制御する上位装置とを備え、上記二重化された
    EEPROMに格納された設定値データが異なる場合、
    上記上位装置に格納された設定値データを上記二重化さ
    れたEEPROMに書き込むことを特徴とする設定値デ
    ータ修復方式。
  2. 【請求項2】 上位装置を複数個備え、二重化されたE
    EPROMに書き込む設定値データは、上記複数個の上
    位装置が保有する設定値データと上記二重化されたEE
    PROMに格納されている設定値データの多数決により
    選定することを特徴とする請求項1記載の設定値データ
    修復方式。
  3. 【請求項3】 EEPROMに格納された設定値データ
    に基づき処理を行うディジタル処理装置と、上記設定値
    データを保有し上記ディジタル処理装置を監視、制御す
    る上位装置とを備え、上記EEPROMに格納された設
    定値データと上記上位装置が保有する設定値データを比
    較しその値が異なる場合、上記上位装置に格納された設
    定値データを上記EEPROMに書き込むことを特徴と
    する設定値データ修復方式。
  4. 【請求項4】 上位装置を複数個備え、EEPROMに
    格納された設定値データと上記複数の上位装置が保有す
    る設定値データを比較しその値が異なる場合で、かつ上
    記複数の上位装置が保有する設定値データが一致してい
    る場合、上記複数の上位装置に格納された設定値データ
    を上記EEPROMに書き込むことを特徴とする請求項
    3記載の設定値データ修復方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008202946A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器
US8166353B2 (en) 2007-08-03 2012-04-24 Denso Corporation Memory management apparatus

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