JPH1031951A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH1031951A
JPH1031951A JP20542396A JP20542396A JPH1031951A JP H1031951 A JPH1031951 A JP H1031951A JP 20542396 A JP20542396 A JP 20542396A JP 20542396 A JP20542396 A JP 20542396A JP H1031951 A JPH1031951 A JP H1031951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trip bar
bearing hole
notch
frame
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20542396A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ogasawara
誠 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP20542396A priority Critical patent/JPH1031951A/ja
Publication of JPH1031951A publication Critical patent/JPH1031951A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】左右に直立する側板を有するフレームにトリッ
プバーが回動可能に取り付けられる回路遮断器におい
て、トリップバーを支持するピンを不要にする。 【解決手段】フレーム2の左右の側板2aに、円形の軸
受穴4と、この軸受穴4を側板2aの後端面に開口させ
る切欠5とを設ける一方、トリップバー1に軸受穴4と
対応させて、円筒軸からなる支持部6を設けるととも
に、支持部6の外周の対向する2面を切欠5の幅よりも
僅かに小径に削除する。支持部6の小径面6aを切欠5
に沿わせて、支持部6を軸受穴4に挿入した後、トリッ
プバー1を矢印方向に約90度回転させ、トリップバー
1をフレーム2に支承させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配線用遮断器や
漏電遮断器などの回路遮断器に関し、特に引外し機構を
構成するトリップバーの支持構成に関する。
【0002】
【従来の技術】上記回路遮断器として、左右に直立する
側板を有するフレームにトリップバーが回動可能に支持
され、このトリップバーは常時はラッチ受けを介して開
閉機構のラッチを係止するとともに、過電流発生時には
過電流引外し装置に駆動されて回動し、ラッチの係止を
解いて開閉機構を遮断動作させるものが一般に知られて
いる(例えば、実公平8−10920号公報参照)。図
4及び図5はこの種の回路遮断器におけるトリップバー
支持構成の従来例を改めて示したもので、図4はトリッ
プバーとフレームの分解斜視図、図5はトリップバーを
フレームに支持させた状態の斜視図である。
【0003】図4及び図5において、樹脂成形品のトリ
ップバー1は回路遮断器の各極通電路に跨がる絶縁バー
1aに各極別の引外しアーム1bが一体形成され、爪1
cが図示しないラッチ受けと係合する。このトリップバ
ー1は左右に直立する側板2aを有するフレーム2に、
図4に鎖線矢印で示すように挿通されるピン3により、
図5に示すように回動可能に支持される。フレーム2に
は図示しない開閉機構のラッチやラッチ受け、ハンドル
レバーなどが一緒に支持され、ラッチは常時は爪1cと
係合する図示しないラッチ受けを介してトリップバー1
に係止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来構成に
おいて、トリップバー1はピン3を介してフレーム2に
支持されているが、このような構成は図4におけるトリ
ップバー1の穴1dとフレーム2の穴2bとを合わせ
て、これにピン3を挿入しなければならないため作業性
が悪く、トリップバーの取り付けに熟練と手間を必要と
した。この発明の課題は、トリップバーの支持にピンを
不要とし、作業性を改善するとともに部品点数を削減す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、フレームの
側板に、円形の軸受穴と、この軸受穴を前記側板の端面
に開口させる前記軸受穴の内径よりも幅の狭い切欠とを
設ける一方、前記トリップバーに、外周の対向する2面
を前記切欠の幅よりも小径に削除した円筒軸からなる支
持部を前記軸受穴に対応させて設け、この支持部を小径
面を前記切欠に沿わせて前記軸受穴に挿入することによ
り、トリップバーをフレーム側板に直に支承させてピン
を不要とする。その際、前記支持部を前記軸受穴に挿入
した後、前記支持部の小径面が前記切欠とほぼ直交する
姿勢に回転させた状態にして支承させ、前記支持部が円
筒面で前記軸受穴に接するようにするとともに、前記切
欠から抜け出さないようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいてこの
発明の実施の形態を説明する。ここで、図1はトリップ
バーとフレームの分解斜視図、図2はフレームにトリッ
プバーを支持させた状態の斜視図、図3は図2の III−
III 線に沿う断面図で、従来例と対応する部分には同一
の符号を用いてある。図1において、フレーム2の左右
の側板2aにはそれぞれ、円形の軸受穴4と、この軸受
穴4を側板2aの後端面に開口させる切欠5とが設けら
れている。切欠5は軸受穴4の内径よりも若干幅の狭い
等幅・直線状で水平に形成されている。一方、トリップ
バー1の絶縁バー1aには、中央の引外しアーム1bの
両側に軸受穴4と対応して、円筒軸からなる支持部6が
設けられ、この支持部6は引外しアーム1bとほぼ平行
な外周の対向する2面が切欠5の幅よりも僅かに小径に
削除されている。なお、1eは回路遮断器を手動でトリ
ップさせる際にトリップボタンを作用させるアーム、1
fはラッチ受けを位置決めするためのストッパである。
【0007】トリップバー1をフレーム2に支持させる
には、小径面6aを切欠5に沿わせて、支持部6を軸受
穴4に挿入した後、トリップバー1を矢印方向にほぼ9
0度回転させる。図2はそのようにして、トリップバー
1をフレーム2に支持させた状態を示している。この状
態において、図3に示すように、支持部6は小径面6a
が切欠5とほぼ直交する姿勢で軸受穴4に支承され、支
持部6は円筒面で軸受穴4の内周面に接するとともに、
円筒面が切欠5の端部に突き当たり、軸受穴4内に保持
される。図3において、トリップバー1は過電流発生時
に、図示しない過電流引外し装置のアーマチュアにより
引外しアーム1bが矢印方向に押され、図の反時計方向
に回動してラッチの係止を解くが、その際の回動角度範
囲αは図示の通り30度未満であり、小径部6aによっ
て支持部6の支持が阻害されることはない。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、トリップバーの支持
部を小径部を介してフレームの軸受穴に挿入するだけで
トリップバーをフレームに取り付けることができるの
で、組立作業が簡単であり、またピンが不要となり部品
点数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す回路遮断器のトリ
ップバーとフレームの分解斜視図である。
【図2】図1のフレームにトリップバーを取り付けた状
態の斜視図である。
【図3】図2の III−III 線に沿う断面図である。
【図4】従来例を示す回路遮断器のトリップバーとフレ
ームの分解斜視図である。
【図5】図4のフレームにトリップバーを取り付けた状
態の斜視図である。
【符号の説明】
1 トリップバー 2 フレーム 2a 側板 4 軸受穴 5 切欠 6 支持部 6a 小径面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右に直立する側板を有するフレームにト
    リップバーが回動可能に取り付けられ、このトリップバ
    ーは常時はラッチ受けを介して開閉機構のラッチを係止
    するとともに、過電流発生時には過電流引外し装置に駆
    動されて回動し、前記ラッチの係止を解いて前記開閉機
    構を遮断動作させる回路遮断器において、 前記フレームの側板に、円形の軸受穴と、この軸受穴を
    前記側板の端面に開口させる前記軸受穴の内径よりも幅
    の狭い切欠とを設ける一方、前記トリップバーに、外周
    の対向する2面を前記切欠の幅よりも小径に削除した円
    筒軸からなる支持部を前記軸受穴に対応させて設け、こ
    の支持部を小径面を前記切欠に沿わせて前記軸受穴に挿
    入した後、前記小径面が前記切欠とほぼ直交する姿勢に
    回転させた状態にして、前記トリップバーを前記側板に
    支承させるようにしたことを特徴とする回路遮断器。
JP20542396A 1996-07-16 1996-07-16 回路遮断器 Pending JPH1031951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20542396A JPH1031951A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 回路遮断器

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JP20542396A JPH1031951A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 回路遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1031951A true JPH1031951A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16506610

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20542396A Pending JPH1031951A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 回路遮断器

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JP (1) JPH1031951A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379691B1 (ko) * 2001-04-09 2003-04-10 엘지산전 주식회사 회로차단기의 접점개폐장치
CN101964283A (zh) * 2010-10-29 2011-02-02 天津市百利电气有限公司 欠电压脱扣器配合件助吸片可靠固定的万能式断路器
CN102383066A (zh) * 2011-11-14 2012-03-21 山东省汇丰机械集团总公司章丘市铸造厂 一种耐磨铸钢及其制备方法

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