JPH10318634A - 冷凍サイクルの真空引き方法及び空気調和機並びに真空引き装置 - Google Patents

冷凍サイクルの真空引き方法及び空気調和機並びに真空引き装置

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JPH10318634A
JPH10318634A JP12930597A JP12930597A JPH10318634A JP H10318634 A JPH10318634 A JP H10318634A JP 12930597 A JP12930597 A JP 12930597A JP 12930597 A JP12930597 A JP 12930597A JP H10318634 A JPH10318634 A JP H10318634A
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JP
Japan
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refrigeration cycle
air
connection pipe
cold trap
refrigerant
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JP12930597A
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English (en)
Inventor
Kensaku Kokuni
研作 小国
Hiroaki Tsuboe
宏明 坪江
Shinya Okabe
信也 岡部
Teruo Kimura
照夫 木村
Tadashi Iwata
正 岩田
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Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷凍サイクルを複雑にすることなく、簡単に冷
凍サイクル内の水分量を低減し、かつ所定真空度にする
時間を短縮出来る冷凍サイクルの真空引き方法及び空気
調和機並びに真空引き装置を得る。 【解決手段】圧縮機1、熱源側熱交換器3、利用側熱交
換器11、12、膨張弁4が接続配管18、19で接続
された冷凍サイクル内の真空引きを真空ポンプ100で
行う真空引き方法において、冷凍サイクル内へ冷媒を封
入する前に接続配管18、19を接続し、冷凍サイクル
内の大気雰囲気の空気を接続配管18、19の複数箇所
から1箇所へ合流させ、その後コールドトラップ101
を介して真空引きする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】空気調和機、冷凍機等に用い
られる冷凍サイクル内へ冷媒を封入する前、あるいは冷
媒の入れ替えのときなどに行われる真空引き方法及び空
気調和機並びに真空引き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機、冷凍機等に用いられる冷凍
サイクルでは、性能、信頼性を確保するために、冷媒を
封入する前に真空引きが行われ、この際、水分量を極力
低減することが必要とされる。
【0003】また、冷媒がHCFC系冷媒、例えばR2
2の場合でも重要であるが、オゾン層を破壊しないHF
C系冷媒の場合、より一層低減することが要求される。
これは、HFC系冷媒では鉱油が溶解しないために、エ
ーテル系油あるいはエステル系油等が使用されるが、こ
れら冷凍機油は水分を吸収しやすい性質を有するためで
ある。
【0004】さらに、室内ユニットが複数接続される空
気調和機では、接続配管の長さが長く室内ユニットの台
数が多いために内容積が大きく、真空引きに多大の時間
が必要であるという問題がある。
【0005】また、冷凍サイクル内を一定時間真空引き
を行い、その時点の真空度で水分の有無を判定し、水分
の除去を確実にすることは例えば、特開平1−1216
68号公報記載のものが知られている。さらに、冷凍サ
イクル内の水分を除去することについては、冷凍サイク
ル内にコールドトラップを設け液体窒素で低温を発生さ
せて冷凍サイクルを運転して水分を除去する例として、
例えば特開昭59−157462号記載のものが挙げら
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の特開平
1ー121668号公報記載のものは、冷凍サイクルに
水分が存在すると、水分が蒸発し、蒸気量が増大するた
めに真空度が低下しにくいという特性を利用するもので
あるが、水分量を低減し、かつ真空引き時間を短縮を図
れるものではない。また、特開昭59ー157462号
記載のものは、冷凍サイクルを運転して水分を除去する
ものであり、冷凍サイクルが複雑化する問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
決し、簡単に冷凍サイクル内の水分量を低減し、かつ所
定真空度にする時間を短縮出来る冷凍サイクルの真空引
き方法及び空気調和機並びに真空引き装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換
器、膨張弁が接続配管で接続された冷凍サイクル内の真
空引きを真空ポンプで行う真空引き方法において、冷凍
サイクル内へ冷媒を封入する前に接続配管を接続し、冷
凍サイクル内の大気雰囲気の空気を接続配管の複数箇所
から1箇所へ合流させ、その後コールドトラップを介し
て真空引きするものである。
【0009】これにより、冷凍サイクル内の大気雰囲気
の空気は、簡単かつ効率良くコールドラップに導かれ、
コールドラップの内部をその空気が通過する際に空気中
の水分が氷となるので、冷凍サイクル内の水分を確実に
除去できる。また、水分が除去されてから真空引きされ
るので真空引きされる冷凍サイクル内で水分の蒸発によ
る蒸気量の発生が少なく、真空引きによる圧力低下に要
する時間も短縮でき、同じ時間であれば到達真空度が低
下し、残存空気量を低減できる。
【0010】また、本発明は、室外ユニットと複数の室
内ユニットが接続配管で接続された冷凍サイクルを有す
る空気調和機において、室外ユニットと複数の室内ユニ
ットを接続配管で接続し、冷凍サイクル内の空気が空気
調和機の複数箇所から合流されてコールドトラップを通
るように真空引きし、冷凍サイクルの冷媒としてR40
7Cが封入されたものである。
【0011】これにより、圧縮機の潤滑油に水分を吸収
しやすいものでも使用できるようになり、さらにオゾン
層の破壊の恐れが少ない冷媒であるR407Cが封入さ
れるので、性能、信頼性が十分確保され、環境汚染に好
適な空気調和機を得ることが可能となる。
【0012】さらに、本発明は、圧縮機、熱源側熱交換
器、利用側熱交換器、膨張弁が接続配管で接続された冷
凍サイクル内の真空引きを真空ポンプで行う真空引き方
法において、冷凍サイクル内へ冷媒を封入する前に接続
配管を接続し、冷凍サイクル内の空気を冷凍サイクル内
から冷却温度が−5℃以下、−80℃以上とされたコー
ルドトラップを介して真空引きするものである。
【0013】冷却温度が−5℃以下のコールドトラップ
を介して、真空引きするので、真空引きの過程で冷凍サ
イクル内の水分の温度が低下し、過冷却して水滴となる
ことを防ぐことができる。また、コールドトラップは−
80℃以上とするので、コールドトラップの熱源として
比較的に安価で実用的なドライアイスを用いることがで
き、コールドトラップによる水分除去の効果を増大さ
せ、真空引きによる圧力低下に要する時間も短縮でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1ないし図
3を参照して説明する。図1は、一実施例による冷凍サ
イクルと真空引き装置の構成を示すブロック図、図2
は、コルードトラップ有無による圧力の対時間変化を示
すグラフ線図、図3は、コルードトラップの詳細を示し
主に熱源を示すブロック図である。
【0015】図1において、真空引きの対象となる冷凍
サイクルは複数の室内ユットが接続される空調機であ
り、1は圧縮機、2は四方弁、3は室外空気と熱交換す
る室外熱交換器、4は冷媒制御弁、5はレシーバ、6は
圧縮機吸入側に設けられたアキュムレータ、7、8は阻
止弁であり、これらから室外ユニット15が構成され
る。また、9、10は冷媒分流器、11、12は室内空
気と熱交換する室内熱交換器、13、14は冷媒制御弁
であり、これらから2台の室内ユニット16、17が構
成される。
【0016】室外ユニット15と室内ユニット16、1
7は接続配管18、19で接続されて、冷媒R22ある
いはHFC系冷媒であるR407C、R410A、R4
04Aなどが封入され冷房、あるいは暖房を行う冷凍サ
イクルが構成される。
【0017】ここで、冷凍サイクル内部に水分があると
信頼性に大きな影響を及ぼすことが知られている。つま
り、冷凍サイクル内に水分があると、冷凍サイクルの低
温部分で氷が生成され、膨張弁あるいはキャピラリチュ
ーブが詰まり、圧縮機が苛酷な運転にさられて故障に至
る恐れがある。また、水分によって酸が生成され、冷凍
サイクル内に腐食が発生する。
【0018】図1において、真空引き装置の構成を説明
する。100は真空ポンプ、101がコールドトラッ
プ、102、103、104、105はホースであり、
106、107は継ぎ手、108は圧力計であり、10
2から105のホースは、圧力的に十分耐えられるホー
スが用いられる。真空引き作業は室外ユニット15、室
内ユニット16、17の据えつけが終了し、接続配管1
8、19の接続作業が完了してから行う。
【0019】通常は、室外ユニット15には、冷媒例え
ばHCFC冷媒のR22あるいはHFC系冷媒であるR
407C、R410A、R404Aなどが封入されてお
り、阻止弁7、8は閉じられている。一方、室内ユニッ
ト16、17の冷凍サイクルを構成する内部は大気雰囲
気であり、接続配管18、19、室内ユニット16、1
7内の大気雰囲気の空気を真空引きすることになる。
【0020】真空引き作業は、コールドトラップ101
の温度を所定の温度に低下せしめ真空ポンプ100を作
動させ、真空度がコールドトラップの出口側に設けられ
た圧力計108で計測され、所定の真空度になるまで真
空ポンプが運転される。
【0021】次に、コールドトラップを介して真空引き
する効果について図2により説明する。図2の横軸は時
間、縦軸は圧力であり、この図は、ある冷凍サイクルに
水分を混入し、コールドトラップの効果を確認した実験
結果を表している。
【0022】実験は、コールドトラップ無しで水分無し
の場合、コールドトラップ無しで水分有りの場合、コー
ルドトラップ有りで水分有りの場合の3通りで行い、そ
れをの各パラメータとして示している。図2において
は、コールドトラップがある場合のコールドトラップ温
度は−15℃としている。
【0023】図2から、水分があると圧力低下が遅くな
り、例えば1Torr(133Pa)になる時間は4倍にも
なることが分かる。一方、コールドトラップを用いると
水分蒸発に必要な時間は、コールドトラップの無い場合
に対して、約60%に低減され、水分除去の所要時間が
短縮されるだけでなく、同じ時間であれば、到達真空度
が低下し残存空気量が低減されることが分かる。
【0024】したがって、コールドトラップを介して真
空引きすれば、冷凍サイクルの信頼性が向上するだけで
なく、真空引き作業を短時間で終了することが可能とな
り、省力化が図れることになる。
【0025】上記において、コールドトラップ101の
温度は0℃以下が必要であるが、実験によれば真空引き
の過程で冷凍サイクル内の水分の温度は低下し、0℃に
なっても氷にならず水滴のままで過冷却することがあ
る。実験によれば、−5〜8℃程度まで水滴のままで過
冷却することが明らかであり、コールドトラップの温度
(冷却温度)は−5℃以下とすることが望ましい。
【0026】また、水の3重点すなわち液と氷と水蒸気
が共存する温度、圧力は温度=0℃、圧力=4.6Torr
(6.1hPa)であることから、水分を完全に除去す
るには、圧力は4.6Torr以下とすることが良い。
【0027】次に、コールドトラップの熱源について実
施例により詳細に説明する。
【0028】図3はコールドトラップ101の熱源とし
て、蒸気圧縮式冷凍サイクルを用いた例であり、11
0、111は継ぎ手、120は圧縮機、121は凝縮
器、122は減圧装置としてのキヤピラリチューブ、1
12は伝熱管である。その他の記号は図1と同じ要素を
表している。
【0029】コールドトラップ101は真空ポンプ10
0と冷凍サイクルの間に配管103、102、継ぎ手1
10、111を介して接続される。コールドトラップの
低温を得るための別系統冷凍サイクルの圧縮機120か
ら吐出された冷媒は凝縮器121で凝縮し、キャピラリ
チューブ122で減圧されてコールドトラップ101に
供給される。コールドトラップに供給された低温冷媒は
伝熱管112内の空気と熱交換し圧縮機に戻る。伝熱管
112内では、コールドトラップ内部を冷凍サイクルか
ら合流した空気が通過する際に、空気中の水分が氷とな
って除去される。
【0030】図4は、図3のコールドトラップ装置の具
体的配置例を表すブロック図であり、123は送風機、
124は圧縮機120、凝縮器121他を内蔵した箱で
ある。この図4の例では、凝縮器121は室外空気で冷
却される。
【0031】次に、コルードトラップの他の実施例を説
明する。図5は、ペルチェ素子を用いた例を示すブロッ
ク図である。図5で130はペルチェ素子、131は高
温の放熱面、132は低温の吸熱面、133は電源線、
134は電源回路を含む制御器、135は商用電源を表
し、136は熱伝導率の大きな金属例えばアルミニウム
板で伝熱管112に熱的に接触するように取り付けられ
る。また137は断熱材であり、その他の記号は図1と
同じものを表している。
【0032】コールドトラップ101は配管103、1
02、継ぎ手110、111を介して真空ポンプ、冷凍
サイクルに接続される。ペルチェ素子は制御器134か
ら通電されることによって、吸熱面132の温度が低下
し、放熱面131の温度が上昇する。吸熱面132の温
度が低下すると金属板136によって伝熱管112が冷
却される。伝熱管112内では、コールドトラップ内部
を冷凍サイクルから合流した空気が通過する際に、空気
中の水分が氷となって除去される。低温部132の温度
を制御する必要がある場合には、温度検出器を用い、制
御器134で電源をオン、オフさせることが可能であ
る。また、ペルチェ素子131は、−10℃程度以下の
温度を得るには多段で使用すれば良い。
【0033】さらに、コルードトラップの他の実施例を
説明する。図6は簡易的に低温を得る方法を示すブロッ
ク図である。図6で140は断熱された容器、141は
容器の蓋、142はドライアイスを表し、その他の記号
は図1と同じものを表す。
【0034】真空引き作業を行う際に予めドライアイス
142を容器140に封入する。ドライアイスの昇華温
度は約−80℃であり、コルドトラップ101の伝熱管
112を冷却し、伝熱管112内では、内部を空気が通
過する際に、空気中の水分が氷となって除去される。そ
して、この場合熱源として−80℃の低温が得られ、コ
ールドトラップによる水分除去、圧力低下に要する時間
の短縮等の効果が増大する。
【0035】次に、図7の真空引き作業の流れを示すフ
ローチャート図で真空引き方法を説明する。まず、冷凍
サイクルにコールドトラップ101、真空ポンプ100
を接続し、コールドトラップ101を作動させる。
【0036】コールドトラップ温度が所定温度に低下し
た時点で真空ポンプ100の運転を開始する。ただし、
コールドトラップ101、真空ポンプ100の運転順序
はこの限りでなくともよい。圧力計108で所定の真空
度に到達したことが確認出来れば、冷凍サイクル側と遮
断し、真空ポンプを停止する。
【0037】次にコールドトラップを取り外し、コール
ドトラップ101内を加熱して水分を除き、次の作業に
使用する。コールドトラップ101を乾燥するには、コ
ールドトラップ101に温風を吹き込む。また、コール
ドトラップ101の周囲に電気ヒータを設けておき、取
り外した後電気ヒータに通電し加熱することも良い。
【0038】以上真空引きの対象となる冷凍サイクルで
使用する冷媒として、主にR22で説明したが、オゾン
層を破壊しないHFC系冷媒では、圧縮機の潤滑に用い
られる油が従来の鉱油ではなく、水分を吸収しやすい、
エーテル油あるいはエステル油が用いられ冷凍サイクル
内の水分除去がさらに重要となる。HFC系冷媒として
は、R407C、R410A、R404Aなどが挙げら
れる。
【0039】また、図3ないし6ではコールドトラップ
101と真空ポンプ100を別置きの実施例を示した
が、コールドトラップ101と真空ポンプ100とを一
体化あるいは同一ベース上に配置し、取扱を容易にする
ことが望ましい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、冷凍サイクルを複雑に
することなく、簡単に冷凍サイクル内の水分量を低減
し、かつ所定真空度にする時間を短縮出来る冷凍サイク
ルの真空引き方法及び空気調和機並びに真空引き装置を
得ることができる。
【0041】以上により、空気調和機等において、冷凍
サイクルの水分に関わる故障を大幅に低減し、特に、オ
ゾン層を破壊する恐れの少ない冷媒であるHFC系冷媒
を冷凍サイクルに使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による冷凍サイクルと真空引き装置の
構成を示すブロック図。
【図2】コルードトラップ有無による圧力の対時間変化
を示すグラフ線図。
【図3】コルードトラップの詳細を示し主に熱源を示す
ブロック図。
【図4】図3のコールドトラップ装置の具体的配置例を
表すブロック図。
【図5】他の実施例によるコールドトラップを示すブロ
ック図。
【図6】さらに、他の実施例によるコールドトラップを
示すブロック図。
【図7】真空引き作業の流れを示すフローチャート図。
【符号の説明】
1…圧縮機、3…室外熱交換器、4…冷媒制御弁、7、
8…阻止弁、11、12…室内熱交換器、15…室外ユ
ニット、16、17…室内ユニット、100…真空ポン
プ、101…コールドトラップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 信也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所空調システム事業部内 (72)発明者 木村 照夫 東京都千代田区神田須田町一丁目23番地2 日立冷熱株式会社内 (72)発明者 岩田 正 東京都千代田区神田須田町一丁目23番地2 日立冷熱株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換
    器、膨張弁が接続配管で接続された冷凍サイクル内の真
    空引きを真空ポンプで行う真空引き方法において、 前記冷凍サイクル内へ冷媒を封入する前に前記接続配管
    を接続し、前記冷凍サイクル内の大気雰囲気の空気を前
    記接続配管の複数箇所から1箇所へ合流させ、その後コ
    ールドトラップを介して真空引きすることを特徴とする
    冷凍サイクルの真空引き方法。
  2. 【請求項2】 圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換
    器、膨張弁が接続配管で接続され冷媒としてHFC系冷
    媒が用いられる冷凍サイクルの真空引き方法において、 前記冷凍サイクル内へ前記HFC系冷媒を封入する前に
    前記接続配管を接続し、前記冷凍サイクル内の大気雰囲
    気の空気を前記接続配管に設けられた複数の阻止弁から
    ホースを接続して1箇所へ合流させ、その後コールドト
    ラップを介して真空引きすることを特徴とする冷凍サイ
    クルの真空引き方法。
  3. 【請求項3】 室外ユニットと複数の室内ユニットが接
    続配管で接続され冷媒としてHFC系の冷媒が用いられ
    る空気調和機において、 前記空気調和機内へ前記冷媒を封入する前に接続された
    前記接続配管と、 前記接続配管が接続された後の前記空気調和機内の大気
    雰囲気の空気を前記接続配管の複数箇所から真空に引く
    手段とを備え、前記接続配管の複数箇所から真空に引か
    れる前記大気雰囲気の空気が合流され、その後コールド
    トラップを介して真空引きされたことを特徴とする空気
    調和機。
  4. 【請求項4】 室外ユニットと複数の室内ユニットが接
    続配管で接続された冷凍サイクルを有する空気調和機に
    おいて、 前記室外ユニットと複数の室内ユニットを接続配管で接
    続し、前記冷凍サイクル内の空気が前記空気調和機の複
    数箇所から合流されてコールドトラップを通るように真
    空引きし、前記冷凍サイクルの冷媒としてR407Cが
    封入されたことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のいずれかのもの
    において、前記コールドラップの温度を−5℃以下、−
    80℃以上とすることを特徴とする冷凍サイクルの真空
    引き方法。
  6. 【請求項6】 請求項3又は4に記載のいずれかのもの
    において、前記コールドラップの温度を−5℃以下、−
    80℃以上とすることを特徴とする空気調和機。
  7. 【請求項7】 請求項1又は2に記載のいずれかのもの
    において、前記真空引きによる真空度を4.6Torr(6.
    1 hPa)以下、0.8Torr(1.0hPa)以上とすること特
    徴とする冷凍サイクルの真空引き方法。
  8. 【請求項8】 圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換
    器、膨張弁が接続配管で接続された冷凍サイクル内の真
    空引きを真空ポンプで行う真空引き方法において、 前記冷凍サイクル内へ冷媒を封入する前に前記接続配管
    を接続し、前記冷凍サイクル内の空気を前記冷凍サイク
    ル内から冷却温度が−5℃以下、−80℃以上とされた
    コールドトラップを介して真空引きすることを特徴とす
    る冷凍サイクルの真空引き方法。
  9. 【請求項9】 圧縮機、熱源側熱交換器、利用側熱交換
    器、膨張弁が接続配管で接続された冷凍サイクル内の真
    空引きを行う真空引き装置において、 前記冷凍サイクル内の複数箇所と接続され前記冷凍サイ
    クル内の大気雰囲気の空気を1箇所へ合流させるホース
    と、 1箇所へ合流された前記空気を−5℃以下、−80℃以
    上で冷却するコールドトラップと、 前記コールドトラップの出口側に設けられた圧力計と、 前記コールドトラップの出口側に設けられ前記冷凍サイ
    クル内が所定の真空度になるまで運転される真空ポンプ
    とを備えたことを特徴とする真空引き装置。
JP12930597A 1997-05-20 1997-05-20 冷凍サイクルの真空引き方法及び空気調和機並びに真空引き装置 Pending JPH10318634A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287909A (ja) * 2008-06-02 2009-12-10 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプ給湯機の製造方法、ヒートポンプ給湯機の冷媒回路、及びヒートポンプ給湯機
KR101461956B1 (ko) * 2008-06-09 2014-11-14 엘지전자 주식회사 냉매 싸이클 및 냉매싸이클의 진공상태 형성방법

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