JPH10318062A - エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置、及びエンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に組合せてなる結合装置 - Google Patents
エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置、及びエンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に組合せてなる結合装置Info
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- JPH10318062A JPH10318062A JP10043867A JP4386798A JPH10318062A JP H10318062 A JPH10318062 A JP H10318062A JP 10043867 A JP10043867 A JP 10043867A JP 4386798 A JP4386798 A JP 4386798A JP H10318062 A JPH10318062 A JP H10318062A
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な装置で短時間でエンジンに供給される
燃料を予熱するための装置を提供する。 【解決手段】 エンジンからの過剰供給された燃料を受
け入れるためのインレットポート及びエンジンからの過
剰供給された燃料を燃料供給タンクに返送するためのア
ウトレットポートを備えている、エンジンのための燃料
温度制御用バイパス回路装置において、燃料を供給する
ための燃料供給タンクと、燃料を前記燃料供給タンクか
ら前記エンジンに送給連絡するための手段と、燃料供給
タンクとエンジンとの間に配置された燃料フィルタと、
前記エンジンからの過剰供給された燃料をエンジンから
前記燃料供給タンクに返送するための返送連絡手段と、
前記エンジンのアウトレットポートから返送される過剰
供給燃料の温度を検知するための温度検知手段と、前記
燃料フィルタ内の燃料の温度が所定温度より低い場合
に、前記エンジンからの過剰供給された燃料を前記燃料
フィルタの近傍に転送する転送手段と、を具備する、エ
ンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置。
燃料を予熱するための装置を提供する。 【解決手段】 エンジンからの過剰供給された燃料を受
け入れるためのインレットポート及びエンジンからの過
剰供給された燃料を燃料供給タンクに返送するためのア
ウトレットポートを備えている、エンジンのための燃料
温度制御用バイパス回路装置において、燃料を供給する
ための燃料供給タンクと、燃料を前記燃料供給タンクか
ら前記エンジンに送給連絡するための手段と、燃料供給
タンクとエンジンとの間に配置された燃料フィルタと、
前記エンジンからの過剰供給された燃料をエンジンから
前記燃料供給タンクに返送するための返送連絡手段と、
前記エンジンのアウトレットポートから返送される過剰
供給燃料の温度を検知するための温度検知手段と、前記
燃料フィルタ内の燃料の温度が所定温度より低い場合
に、前記エンジンからの過剰供給された燃料を前記燃料
フィルタの近傍に転送する転送手段と、を具備する、エ
ンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンのため
の燃料温度制御用バイパス回路装置、あるいはこのエン
ジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料
フィルタとを一体的に組合せてなる装置に関する。
の燃料温度制御用バイパス回路装置、あるいはこのエン
ジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料
フィルタとを一体的に組合せてなる装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】寒冷な気候では、ディーゼルエンジンの
運転に問題が生じるものである。ディーゼルエンジン用
の燃料は、寒冷な気候ではワックス状の物質を形成する
傾向があって、燃料系統を詰まらせたりエンジンの動作
性能を損なったりする。甚だしい場合には、エンジンの
みならずポンプやゴムホースのような部品をを損傷した
りすることにもなる。
運転に問題が生じるものである。ディーゼルエンジン用
の燃料は、寒冷な気候ではワックス状の物質を形成する
傾向があって、燃料系統を詰まらせたりエンジンの動作
性能を損なったりする。甚だしい場合には、エンジンの
みならずポンプやゴムホースのような部品をを損傷した
りすることにもなる。
【０００３】これらの問題を克服するために、種々の試
みや方法が採用されてきた。従来の幾つかの方法や装置
の一つとして、燃料を加熱するための熱交換器を用いて
ワックス状に結晶するのを回避するようにしていた。ま
た、他の方法や装置の一つとしては、燃料供給タンクか
らの燃料をエンジンからの過剰に供給された燃料と混合
してエンジンに供給する燃料を温める方法があった。更
に、他の方法や装置の一つにおいては、冷却液をフィル
タに流入させて、それによって燃料がエンジンに入る前
に燃料フィルタを循環して温められるようにしていた。
みや方法が採用されてきた。従来の幾つかの方法や装置
の一つとして、燃料を加熱するための熱交換器を用いて
ワックス状に結晶するのを回避するようにしていた。ま
た、他の方法や装置の一つとしては、燃料供給タンクか
らの燃料をエンジンからの過剰に供給された燃料と混合
してエンジンに供給する燃料を温める方法があった。更
に、他の方法や装置の一つにおいては、冷却液をフィル
タに流入させて、それによって燃料がエンジンに入る前
に燃料フィルタを循環して温められるようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
一及び第二の方法や装置には、燃料が加熱する前に相当
長い時間を要する不利があった。また、その他の方法や
装置における不利な点は、冷却液を燃料フィルタの中を
通るように流動させて燃料に接触させるために特別な配
慮が必要であることである。
一及び第二の方法や装置には、燃料が加熱する前に相当
長い時間を要する不利があった。また、その他の方法や
装置における不利な点は、冷却液を燃料フィルタの中を
通るように流動させて燃料に接触させるために特別な配
慮が必要であることである。
【０００５】そこで、かかる不利な点を解決することが
課題とされものである。
課題とされものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
を解決するために、まず、エンジンからの過剰供給され
た燃料を受け入れるためのインレットポート及びエンジ
ンからの過剰供給された燃料を燃料供給タンクに返送す
るためのアウトレットポートを備えている、エンジンの
ための燃料温度制御用バイパス回路装置を提供するので
あるが、これは、燃料を供給するための燃料供給タンク
と、燃料を前記燃料供給タンクから前記エンジンに送給
連絡するための手段と、燃料供給タンクとエンジンとの
間に配置された燃料フィルタと、前記エンジンからの過
剰供給された燃料をエンジンから前記燃料供給タンクに
返送するための返送連絡手段と、前記エンジンのアウト
レットポートから返送される過剰供給燃料の温度を検知
するための温度検知手段と、前記燃料フィルタ内の燃料
の温度が所定温度より低い場合に、前記エンジンからの
過剰供給された燃料を前記燃料フィイルの近傍に転送す
る転送手段と、を具備してなる。
を解決するために、まず、エンジンからの過剰供給され
た燃料を受け入れるためのインレットポート及びエンジ
ンからの過剰供給された燃料を燃料供給タンクに返送す
るためのアウトレットポートを備えている、エンジンの
ための燃料温度制御用バイパス回路装置を提供するので
あるが、これは、燃料を供給するための燃料供給タンク
と、燃料を前記燃料供給タンクから前記エンジンに送給
連絡するための手段と、燃料供給タンクとエンジンとの
間に配置された燃料フィルタと、前記エンジンからの過
剰供給された燃料をエンジンから前記燃料供給タンクに
返送するための返送連絡手段と、前記エンジンのアウト
レットポートから返送される過剰供給燃料の温度を検知
するための温度検知手段と、前記燃料フィルタ内の燃料
の温度が所定温度より低い場合に、前記エンジンからの
過剰供給された燃料を前記燃料フィイルの近傍に転送す
る転送手段と、を具備してなる。
【０００７】この装置は、ディーゼル車の燃料フィルタ
での燃料温度制御システムに関するものであり、特にエ
ンジンに過剰供給された燃料の返流をを加熱用液体とし
て用いるシステムを提供するものである。その加熱装置
は、燃料フィルタに一体的に取付けられており、その加
熱装置の上部の、つまりＵ−字形アッパーポーションが
燃料フィルタの中に延在している。燃料のバイパス回路
装置は、燃料を加熱する必要があるときに、エンジンか
らの過剰供給された燃料がＵ−字形アッパーポーション
を介して、燃料フィルタの中を流れている燃料の近くを
流れることができるように配置されている。もし、燃料
温度が、使用されるために必要な所定温度の外側にある
ならば、ピストンがワックスモータで駆動され、それに
よって、燃料バイパス回路装置は、エンジンからの過剰
供給された燃料の燃料フィルタへの流れを遮断し、これ
を燃料供給タンクに直接循環返流させる。
での燃料温度制御システムに関するものであり、特にエ
ンジンに過剰供給された燃料の返流をを加熱用液体とし
て用いるシステムを提供するものである。その加熱装置
は、燃料フィルタに一体的に取付けられており、その加
熱装置の上部の、つまりＵ−字形アッパーポーションが
燃料フィルタの中に延在している。燃料のバイパス回路
装置は、燃料を加熱する必要があるときに、エンジンか
らの過剰供給された燃料がＵ−字形アッパーポーション
を介して、燃料フィルタの中を流れている燃料の近くを
流れることができるように配置されている。もし、燃料
温度が、使用されるために必要な所定温度の外側にある
ならば、ピストンがワックスモータで駆動され、それに
よって、燃料バイパス回路装置は、エンジンからの過剰
供給された燃料の燃料フィルタへの流れを遮断し、これ
を燃料供給タンクに直接循環返流させる。
【０００８】このエンジンからの過剰供給された燃料の
返流を利用すると、冷却液の使用に比して、燃料噴射装
置のあるタイプの加熱用液と同様に優れた効果が得られ
る。過剰供給されてエンジンから返流される燃料は、ま
た、エンジンの冷却液より高いある調節された最終温度
となっている。更に、このエンジンからの返流燃料の使
用では、燃料フィルタを加熱するために冷却液を使用す
るときに別に二本の水ホースを延設することに比べて、
車両に既設された配管を用いることができるメリットが
ある。この燃料のバイパス回路装置は、いかなる加熱液
においても使用が可能であるが、エンジンからの返流燃
料を使用するならば、その返流燃料を燃料供給タンクに
返送するのに、むしろ必要なものとなる。
返流を利用すると、冷却液の使用に比して、燃料噴射装
置のあるタイプの加熱用液と同様に優れた効果が得られ
る。過剰供給されてエンジンから返流される燃料は、ま
た、エンジンの冷却液より高いある調節された最終温度
となっている。更に、このエンジンからの返流燃料の使
用では、燃料フィルタを加熱するために冷却液を使用す
るときに別に二本の水ホースを延設することに比べて、
車両に既設された配管を用いることができるメリットが
ある。この燃料のバイパス回路装置は、いかなる加熱液
においても使用が可能であるが、エンジンからの返流燃
料を使用するならば、その返流燃料を燃料供給タンクに
返送するのに、むしろ必要なものとなる。
【０００９】具体的には、この発明では、エンジンから
返送される過剰に供給された燃料の前記転送手段を燃料
フィルタと一体的に組付ける。また、その転送手段は、
前記燃料フィルタに隣接して延在する返送燃料の流路を
包含することになる。
返送される過剰に供給された燃料の前記転送手段を燃料
フィルタと一体的に組付ける。また、その転送手段は、
前記燃料フィルタに隣接して延在する返送燃料の流路を
包含することになる。
【００１０】そして、この転送手段は、エンジンからの
過剰供給された返送燃料を受け入れるためのエントリー
ポートと、燃料供給タンクに連絡しているエグジットポ
ートと、を包含してなるように構成することができる。
過剰供給された返送燃料を受け入れるためのエントリー
ポートと、燃料供給タンクに連絡しているエグジットポ
ートと、を包含してなるように構成することができる。
【００１１】また、この発明の前記温度検知手段は、前
記燃料フィルタに隣接てし配置されと好適な実施態様と
なる。この温度検知手段は、好適でしかも具体的には、
ピストンと連絡していて、そのピストンが、前記燃料フ
ィルタに隣接して延在している前記流路を選択的に開閉
する往復動作をするように構成してある。
記燃料フィルタに隣接てし配置されと好適な実施態様と
なる。この温度検知手段は、好適でしかも具体的には、
ピストンと連絡していて、そのピストンが、前記燃料フ
ィルタに隣接して延在している前記流路を選択的に開閉
する往復動作をするように構成してある。
【００１２】この発明は、また上記した発明を更に具体
的にしたものとして、次のような構成とすることもでき
る。すなわち、エンジンのための燃料温度制御用バイパ
ス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に組合せてなる
結合装置において、燃料濾過のための手段を包含するア
ッパーチャンバ、及び燃料温度制御用バイパス回路装置
を包含するロアポーションを有するハウジングを備えて
おり、前記燃料温度制御用バイパス回路装置は、前記ハ
ウジング内に形成されていて、エンジンから返送されて
くる過剰供給された燃料を受け入れるためのエントリー
パッセージと、同第一及び第二のアウトレットパッセー
ジとを有しており、それら第一及び第二のアウトレット
パッセージは、前記エントリーパッセージと、このエン
トリーパッセージ並びに前記第一及び第二のアウトレッ
トパッセージに燃料流路として連通していてしかも前記
それらのパッセージの間に配置されているセントラルチ
ャンバとに連通しており、かかる燃料温度制御用バイパ
ス回路装置は、更に、前記セントラルチャンバ内に配置
されていて前記第一及び第二のアウトレットパッセージ
の間を往復動作してそれら第一及び第二のアウトレット
パッセージを選択的に開閉するピストンを備えているこ
とを特徴とする。
的にしたものとして、次のような構成とすることもでき
る。すなわち、エンジンのための燃料温度制御用バイパ
ス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に組合せてなる
結合装置において、燃料濾過のための手段を包含するア
ッパーチャンバ、及び燃料温度制御用バイパス回路装置
を包含するロアポーションを有するハウジングを備えて
おり、前記燃料温度制御用バイパス回路装置は、前記ハ
ウジング内に形成されていて、エンジンから返送されて
くる過剰供給された燃料を受け入れるためのエントリー
パッセージと、同第一及び第二のアウトレットパッセー
ジとを有しており、それら第一及び第二のアウトレット
パッセージは、前記エントリーパッセージと、このエン
トリーパッセージ並びに前記第一及び第二のアウトレッ
トパッセージに燃料流路として連通していてしかも前記
それらのパッセージの間に配置されているセントラルチ
ャンバとに連通しており、かかる燃料温度制御用バイパ
ス回路装置は、更に、前記セントラルチャンバ内に配置
されていて前記第一及び第二のアウトレットパッセージ
の間を往復動作してそれら第一及び第二のアウトレット
パッセージを選択的に開閉するピストンを備えているこ
とを特徴とする。
【００１３】この態様も、前記ピストンの前記往復動作
は、前記フィルタ中の燃料の温度に応答して行なわれる
ように構成することが好適である。また、この場合の前
記第一のアウトレットパッセージは、燃料を前記燃料温
度制御用パイパス回路を通るように向け、前記第二のア
ウトレットパーセージは燃料を前記フィルタに隣接して
流れるように向ける分岐流路を包含している。
は、前記フィルタ中の燃料の温度に応答して行なわれる
ように構成することが好適である。また、この場合の前
記第一のアウトレットパッセージは、燃料を前記燃料温
度制御用パイパス回路を通るように向け、前記第二のア
ウトレットパーセージは燃料を前記フィルタに隣接して
流れるように向ける分岐流路を包含している。
【００１４】そして、そのピストンの動作は、ワックス
モータに応答するように構成する。
モータに応答するように構成する。
【００１５】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態は、添付し
た図面に具体的に示してある。図１は、燃料フィルタと
一体構成のこの発明の返流燃料加熱装置と共に燃料供給
系統を説明的なダイヤグラムで説明している。
た図面に具体的に示してある。図１は、燃料フィルタと
一体構成のこの発明の返流燃料加熱装置と共に燃料供給
系統を説明的なダイヤグラムで説明している。
【００１６】図２は、一体的に構成した返流燃料加熱モ
ードにある返流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの縦
断面図である。図３は、一体的に構成した返流燃料バイ
パスモードにある返流燃料加熱装置を有する燃料フィル
タの縦断面図である。
ードにある返流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの縦
断面図である。図３は、一体的に構成した返流燃料バイ
パスモードにある返流燃料加熱装置を有する燃料フィル
タの縦断面図である。
【００１７】図４は、一体的に構成した返流燃料加熱モ
ードにある別な実施態様の返流燃料加熱装置を有する燃
料フィルタの縦断面図である。図５は，一体的に構成し
た返流燃料バイパスモードにある別な実施態様の返流燃
料加熱装置を有する燃料フィルタの縦断面図である。
ードにある別な実施態様の返流燃料加熱装置を有する燃
料フィルタの縦断面図である。図５は，一体的に構成し
た返流燃料バイパスモードにある別な実施態様の返流燃
料加熱装置を有する燃料フィルタの縦断面図である。
【００１８】図１には、この発明に関連する典型的な燃
料供給系統を示している。これは、燃料を前記燃料供給
タンクから前記エンジンに送給連絡するための手段を構
成している。車両においては、エンジン１２のの燃料ポ
ンプ１０が、燃料供給タンク１４からディーゼル燃料を
汲み上げる。その燃料は、燃料供給タンク１４から燃料
フィルタと燃料加熱装置との結合装置１８に繋がってい
る燃料供給ライン１６を通じて圧送される。その燃料
は、燃料フィルタと加熱装置の結合装置１８のアッパポ
ーション２８で濾過される。その結合装置１８から、燃
料は、エンジン１２のインテークマニフォルド２２に対
して、燃料供給ライン２０を通じて搬送供給される。更
に、エンジン１２には、図示しない公知の付属機器が設
けられている。使用されなかった燃料は燃料供給タンク
１４に返送される。この発明においては、過剰供給され
て使用されなかった燃料は、まず、返送管２４を通じて
前記結合装置１８のロアポーション２６に流れる。この
エンジン１２に過剰に供給されて使用されずに返送され
る燃料は、インテークマニフォルド２２で予め加熱され
る。もし、燃料フィルタ内の燃料の温度が予め設定され
た値より低ければ、その予め加熱された過剰供給の燃料
は、燃料フィルタと加熱装置との結合装置１８のところ
を流れ、結合装置１８のアッパーポーション２８内を流
れている燃料をインテークマニフォルド２２とエンジン
１２に入る前に加熱するのに用いられる。その過剰に供
給されて予め加熱され返流されてくる燃料は、そこで燃
料供給タンク１４に返送管２５を通じて返送される。も
し、燃料フィルタを流れている燃料の温度が、少なくと
も所定値にあるかそれより高ければ、その過剰供給され
て予め加熱された返流燃料は、直接に燃料供給タンク１
４に循環回帰する。かくして、エンジンからの過剰供給
された燃料をエンジン１２から前記燃料供給タンク１４
に返送するための返送連絡手段が構成される。
料供給系統を示している。これは、燃料を前記燃料供給
タンクから前記エンジンに送給連絡するための手段を構
成している。車両においては、エンジン１２のの燃料ポ
ンプ１０が、燃料供給タンク１４からディーゼル燃料を
汲み上げる。その燃料は、燃料供給タンク１４から燃料
フィルタと燃料加熱装置との結合装置１８に繋がってい
る燃料供給ライン１６を通じて圧送される。その燃料
は、燃料フィルタと加熱装置の結合装置１８のアッパポ
ーション２８で濾過される。その結合装置１８から、燃
料は、エンジン１２のインテークマニフォルド２２に対
して、燃料供給ライン２０を通じて搬送供給される。更
に、エンジン１２には、図示しない公知の付属機器が設
けられている。使用されなかった燃料は燃料供給タンク
１４に返送される。この発明においては、過剰供給され
て使用されなかった燃料は、まず、返送管２４を通じて
前記結合装置１８のロアポーション２６に流れる。この
エンジン１２に過剰に供給されて使用されずに返送され
る燃料は、インテークマニフォルド２２で予め加熱され
る。もし、燃料フィルタ内の燃料の温度が予め設定され
た値より低ければ、その予め加熱された過剰供給の燃料
は、燃料フィルタと加熱装置との結合装置１８のところ
を流れ、結合装置１８のアッパーポーション２８内を流
れている燃料をインテークマニフォルド２２とエンジン
１２に入る前に加熱するのに用いられる。その過剰に供
給されて予め加熱され返流されてくる燃料は、そこで燃
料供給タンク１４に返送管２５を通じて返送される。も
し、燃料フィルタを流れている燃料の温度が、少なくと
も所定値にあるかそれより高ければ、その過剰供給され
て予め加熱された返流燃料は、直接に燃料供給タンク１
４に循環回帰する。かくして、エンジンからの過剰供給
された燃料をエンジン１２から前記燃料供給タンク１４
に返送するための返送連絡手段が構成される。
【００１９】図２から図５は、この発明の燃料フィルタ
と加熱装置の結合装置１８の別態様のものの構造と作動
とを示している。その結合装置１８のアッパーポーショ
ン２８は、中にフィルタカートリッジ３２を保持するた
めの中空部２９が配置されている従来の典型的な燃料フ
ィルタと近似している。その結合装置１８のアッパーポ
ーション２８は、燃料供給ライン１６からそのアッパー
ポーション２８に送給するためのインレットポートとア
ウトレットポート（図示しない。）とを有していると共
に、そのフィルタキャリッジ３２とアウトレットポート
とを通じてエンジン１２のインテークマニフォルド２２
に燃料を供給するための燃料供給ライン２０が接続して
いる。
と加熱装置の結合装置１８の別態様のものの構造と作動
とを示している。その結合装置１８のアッパーポーショ
ン２８は、中にフィルタカートリッジ３２を保持するた
めの中空部２９が配置されている従来の典型的な燃料フ
ィルタと近似している。その結合装置１８のアッパーポ
ーション２８は、燃料供給ライン１６からそのアッパー
ポーション２８に送給するためのインレットポートとア
ウトレットポート（図示しない。）とを有していると共
に、そのフィルタキャリッジ３２とアウトレットポート
とを通じてエンジン１２のインテークマニフォルド２２
に燃料を供給するための燃料供給ライン２０が接続して
いる。
【００２０】結合装置１８のロアポーション２６には、
その結合装置１８に設けてある燃料フィルタのための改
良がなされていて、Ｕの字形の管３０がフィルタカート
リッジ３２に隣接延在してエンジン１２で加熱された過
剰供給の返流燃料をフィルタカートリッジ３２の近傍に
搬送することにより、燃料フィルタ内を流れているエン
ジンに供給されるべき燃料を加熱するようになってい
る。かかる燃料フィルタと燃料加熱装置との結合装置１
８におけるロアポーション２６については、以下に詳細
に説明する。
その結合装置１８に設けてある燃料フィルタのための改
良がなされていて、Ｕの字形の管３０がフィルタカート
リッジ３２に隣接延在してエンジン１２で加熱された過
剰供給の返流燃料をフィルタカートリッジ３２の近傍に
搬送することにより、燃料フィルタ内を流れているエン
ジンに供給されるべき燃料を加熱するようになってい
る。かかる燃料フィルタと燃料加熱装置との結合装置１
８におけるロアポーション２６については、以下に詳細
に説明する。
【００２１】図２から５に示した燃料フィルタと燃料加
熱装置との結合装置１８におけるロアポーション２６
は、燃料フィルタとしてのアッパーポーション２８と一
体的に構成され、そこには、燃料加熱と燃料フィルタの
一体ユニットとしての結合装置１８が形成される。その
ロアポーション２６は、エンジン１２からの全ての過剰
供給されて返流されてくる燃料が燃料供給タンク１４に
流入する前に流通するインレットポート３４とアウトレ
ットポート３６とを包含している。そのインレットポー
ト３４は、セントラルチャンバ４４で終端しているエン
トリーパッセージ３８に向かって開いている。その小さ
なセントラルチャンバ４４からは、一対のアウトレット
パッセージが設けられている。その第一のアウトレット
パッセージ５８は、燃料供給タンク１４に連通している
管２５を接続したアウトレットポート３６に直接繋がっ
ている。その第二のアウトレットパッセージ６０は、燃
料フィルタが配置されているアッパーポーション２８に
導入延設されている回曲した管３０に連接している。
熱装置との結合装置１８におけるロアポーション２６
は、燃料フィルタとしてのアッパーポーション２８と一
体的に構成され、そこには、燃料加熱と燃料フィルタの
一体ユニットとしての結合装置１８が形成される。その
ロアポーション２６は、エンジン１２からの全ての過剰
供給されて返流されてくる燃料が燃料供給タンク１４に
流入する前に流通するインレットポート３４とアウトレ
ットポート３６とを包含している。そのインレットポー
ト３４は、セントラルチャンバ４４で終端しているエン
トリーパッセージ３８に向かって開いている。その小さ
なセントラルチャンバ４４からは、一対のアウトレット
パッセージが設けられている。その第一のアウトレット
パッセージ５８は、燃料供給タンク１４に連通している
管２５を接続したアウトレットポート３６に直接繋がっ
ている。その第二のアウトレットパッセージ６０は、燃
料フィルタが配置されているアッパーポーション２８に
導入延設されている回曲した管３０に連接している。
【００２２】この回曲した管３０は、Ｕの字形に形成し
てある。このＵの字形の管３０は、アッパポーション２
８内の中空部２９内の燃料の近傍に延在して熱交換機と
しての加熱エレメントを構成している。このＵの字形の
管３０は、結合装置１８のロアポーションに回帰して、
そのＵの字形の管３０がアウトレットパーセージ５８に
アウトレットポート３６の近くで合流し、而して、その
熱交換に使用した燃料は、アウトレットポート３６から
流出して燃料供給タンク１４に至る返流管２５に返送さ
れる。
てある。このＵの字形の管３０は、アッパポーション２
８内の中空部２９内の燃料の近傍に延在して熱交換機と
しての加熱エレメントを構成している。このＵの字形の
管３０は、結合装置１８のロアポーションに回帰して、
そのＵの字形の管３０がアウトレットパーセージ５８に
アウトレットポート３６の近くで合流し、而して、その
熱交換に使用した燃料は、アウトレットポート３６から
流出して燃料供給タンク１４に至る返流管２５に返送さ
れる。
【００２３】燃料が一旦セントラルチャンバ４４から離
れてから採るパッセージは、ワックスモータ装置４２に
よって決定されるものである。燃料加熱回路は、温度に
反応するピストン４０によって制御されている。ワック
スモータ装置４２とそのピストン４０とは、中空部２９
内の燃料、すなわち燃料フィルタ２８内を流れる燃料の
温度によって、セントラルチャンバ４４で前記第一のア
ウトレットパッセージ５８か前記第二のアウトレットパ
ッセージ６０を選択的に遮断動作するように構成されて
いる。それぞれ前記第一のアウトレットパッセージ５８
と第二のアウトレットパーセージ６０とに連なるように
セントラルチャンバ４４内で対向端部に設けられている
第一の弁座４８と第二の弁座５０との間を、そのピスト
ン４０は前記セントラルチャンバ４４内を往復動するこ
とができる。第一の弁座４８は、エンジンに過剰に供給
された燃料を、結合装置１８のアッパーポーション２８
をバイパスして直接燃料供給タンク１４に流入させるた
めの第一のアウトレットパッセージ５８へのエントリー
ポート５２を提供している。第二の弁座５０は、燃料フ
ィルタ３２のあるアッパーポーション２８に導入延設さ
れているＵの字形の管３０を通じて加熱返流燃料を第二
のアウトレットパッセージ６０に流すためのエントリー
ポート５４を提供しており、而して、その加熱された返
流燃料が、燃料フィルタ３２並びに中空部２９内の燃料
をエンジン１２に送給される前に加熱することができる
ようになっている。
れてから採るパッセージは、ワックスモータ装置４２に
よって決定されるものである。燃料加熱回路は、温度に
反応するピストン４０によって制御されている。ワック
スモータ装置４２とそのピストン４０とは、中空部２９
内の燃料、すなわち燃料フィルタ２８内を流れる燃料の
温度によって、セントラルチャンバ４４で前記第一のア
ウトレットパッセージ５８か前記第二のアウトレットパ
ッセージ６０を選択的に遮断動作するように構成されて
いる。それぞれ前記第一のアウトレットパッセージ５８
と第二のアウトレットパーセージ６０とに連なるように
セントラルチャンバ４４内で対向端部に設けられている
第一の弁座４８と第二の弁座５０との間を、そのピスト
ン４０は前記セントラルチャンバ４４内を往復動するこ
とができる。第一の弁座４８は、エンジンに過剰に供給
された燃料を、結合装置１８のアッパーポーション２８
をバイパスして直接燃料供給タンク１４に流入させるた
めの第一のアウトレットパッセージ５８へのエントリー
ポート５２を提供している。第二の弁座５０は、燃料フ
ィルタ３２のあるアッパーポーション２８に導入延設さ
れているＵの字形の管３０を通じて加熱返流燃料を第二
のアウトレットパッセージ６０に流すためのエントリー
ポート５４を提供しており、而して、その加熱された返
流燃料が、燃料フィルタ３２並びに中空部２９内の燃料
をエンジン１２に送給される前に加熱することができる
ようになっている。
【００２４】ワックスモータ装置４２は、温度検知用端
子６２を包含しており、これは、燃料フィルタの中空部
２９の中あるいはその近傍の燃料の温度を検知するもの
である。ワックスモータ装置４２は、結合装置１８のロ
アポーション２６に螺動できるようにねじで取付けてあ
る。その温度検知用端子６２は、結合装置１８における
アッパーポーション２８の中に延出しており、その温度
検知用端子６２は、燃料フィルタ２８内の燃料に曝され
ている。その温度検知用端子６２は、ロッド４６を介し
てピストン４０に連絡している。そのピストン４０は、
ワックスモータ装置４２のロッド４６に沿って可動に構
成してあって、第一及び第二のアウトレットパッセージ
５８，６０の開閉をするためにそれらの間を往復動する
ことができる。ピストン４０は、その一端において囲繞
するように設けられたスプリング６４を包含していてそ
のピストン４０を第一の弁座４８に向かって付勢してお
り、而して第一のアウトレットパッセージ５８は常時閉
まった状態にある。すなわち、ピストン４０は、Ｕの字
形の管３０への第二のアウトレットパッセージ６０を、
燃料フィルタ２８内の燃料の温度が少なくとも予め定め
られた温度の値に達するまで開いて置くように、付勢さ
れているのである。ワックスモータ装置４２が燃料フィ
ルタ２８内の燃料が所定の温度に達したと判定したとき
には、そのピストン４０は、第二のアウトレットパッセ
ージにおける第二の弁座５０に向かって動き、エンジン
１２の返流用マニフォルドからの過剰供給された返流燃
料は、中空部２９や燃料フィルタカートリッジ３２の近
傍の流路を通ることなく、第一のアウトレットパッセー
ジ５８を通ることになる。
子６２を包含しており、これは、燃料フィルタの中空部
２９の中あるいはその近傍の燃料の温度を検知するもの
である。ワックスモータ装置４２は、結合装置１８のロ
アポーション２６に螺動できるようにねじで取付けてあ
る。その温度検知用端子６２は、結合装置１８における
アッパーポーション２８の中に延出しており、その温度
検知用端子６２は、燃料フィルタ２８内の燃料に曝され
ている。その温度検知用端子６２は、ロッド４６を介し
てピストン４０に連絡している。そのピストン４０は、
ワックスモータ装置４２のロッド４６に沿って可動に構
成してあって、第一及び第二のアウトレットパッセージ
５８，６０の開閉をするためにそれらの間を往復動する
ことができる。ピストン４０は、その一端において囲繞
するように設けられたスプリング６４を包含していてそ
のピストン４０を第一の弁座４８に向かって付勢してお
り、而して第一のアウトレットパッセージ５８は常時閉
まった状態にある。すなわち、ピストン４０は、Ｕの字
形の管３０への第二のアウトレットパッセージ６０を、
燃料フィルタ２８内の燃料の温度が少なくとも予め定め
られた温度の値に達するまで開いて置くように、付勢さ
れているのである。ワックスモータ装置４２が燃料フィ
ルタ２８内の燃料が所定の温度に達したと判定したとき
には、そのピストン４０は、第二のアウトレットパッセ
ージにおける第二の弁座５０に向かって動き、エンジン
１２の返流用マニフォルドからの過剰供給された返流燃
料は、中空部２９や燃料フィルタカートリッジ３２の近
傍の流路を通ることなく、第一のアウトレットパッセー
ジ５８を通ることになる。
【００２５】図４と図５とは、燃料フィルタとフィルタ
カートリッジの結合装置の少し態様を異にする例を示し
ている。これら図４と図５とに示した実施例の基本的な
概念は、図２と図３とに示した実施例と同じである。こ
の第二の実施例では、その結合装置１８のロアポーショ
ン２６に入るためのインレットポート１３４はアウトレ
ットポート１３６の向きから９０°の角度でずらしてあ
る。更に、アウトレットパッセージ１５８は、結合装置
１８から対角線上の下向きに延在している。更にまた、
第二の実施例では、スプリング１６４が、セントラルチ
ャンバ１７０内に設定してあって、その一端部でピスト
ン１４０に連絡している。このスプリング１６４は、ピ
ストン１４０を、第一の弁座１４８に着座させるように
付勢しており、もって、過剰供給されて返流してきた燃
料をＵの字形の管３０に直接流出させる。これは図４に
示してある。ガスケット１４９がピストン１４０に設け
られていて、そのピストン１４０が第一及び第二の弁座
１４８，１５０に付勢着座したときの漏れを防止してい
る。燃料が所定の温度に達したときには、そのピストン
１４０は、第二の弁座１５０に向かって移動して着座し
て第一の弁座１４８からは離れ、その返流されてきた加
熱燃料を第一のアウトレットパッセージ１５８に向けて
流し、これによって燃料供給タンク１４に返流させる。
カートリッジの結合装置の少し態様を異にする例を示し
ている。これら図４と図５とに示した実施例の基本的な
概念は、図２と図３とに示した実施例と同じである。こ
の第二の実施例では、その結合装置１８のロアポーショ
ン２６に入るためのインレットポート１３４はアウトレ
ットポート１３６の向きから９０°の角度でずらしてあ
る。更に、アウトレットパッセージ１５８は、結合装置
１８から対角線上の下向きに延在している。更にまた、
第二の実施例では、スプリング１６４が、セントラルチ
ャンバ１７０内に設定してあって、その一端部でピスト
ン１４０に連絡している。このスプリング１６４は、ピ
ストン１４０を、第一の弁座１４８に着座させるように
付勢しており、もって、過剰供給されて返流してきた燃
料をＵの字形の管３０に直接流出させる。これは図４に
示してある。ガスケット１４９がピストン１４０に設け
られていて、そのピストン１４０が第一及び第二の弁座
１４８，１５０に付勢着座したときの漏れを防止してい
る。燃料が所定の温度に達したときには、そのピストン
１４０は、第二の弁座１５０に向かって移動して着座し
て第一の弁座１４８からは離れ、その返流されてきた加
熱燃料を第一のアウトレットパッセージ１５８に向けて
流し、これによって燃料供給タンク１４に返流させる。
【００２６】この発明は、最も実用的で好適な実施例に
ついて説明してきたが、これらに限定されるべきもので
はなく、それらのみならず、この発明の本質に包含され
るであろうあらゆる変形例や均等例を包含するように解
釈されるべきである。
ついて説明してきたが、これらに限定されるべきもので
はなく、それらのみならず、この発明の本質に包含され
るであろうあらゆる変形例や均等例を包含するように解
釈されるべきである。
【００２７】
【発明の効果】この発明によれば、簡単な構成により、
しかも短時間でエンジンに供給する燃料の予熱ができる
ようになった。
しかも短時間でエンジンに供給する燃料の予熱ができる
ようになった。
【図１】燃料フィルタと一体構成のこの発明の返流燃料
加熱装置と共に燃料供給系統を説明的なダイヤグラムで
説明している説明図
加熱装置と共に燃料供給系統を説明的なダイヤグラムで
説明している説明図
【図２】一体的に構成した返流燃料加熱モードにある返
流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの縦断面図
流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの縦断面図
【図３】一体的に構成した返流燃料バイパスモードにあ
る返流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの縦断面図
る返流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの縦断面図
【図４】一体的に構成した返流燃料加熱モードにある別
な実施態様の返流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの
縦断面図
な実施態様の返流燃料加熱装置を有する燃料フィルタの
縦断面図
【図５】一体的に構成した返流燃料バイパスモードにあ
る別な実施態様の返流燃料加熱装置を有する燃料フィル
タの縦断面図
る別な実施態様の返流燃料加熱装置を有する燃料フィル
タの縦断面図
１０・・・・燃料ポンプ １２・・・・エンジン １４・・・・燃料供給タンク １６・・・・燃料供給タンクからの燃料供給ライン １８・・・・燃料フィルタと加熱装置の結合装置 ２０・・・・結合装置からエンジンへの燃料供給ライン ２２・・・・エンジン１２のインテークマニフォルド ２４・・・・エンジンから結合装置への返送管 ２５・・・・結合装置から燃料供給タンクへの返送管 ２６・・・・結合装置のロアポーション ２８・・・・結合装置のアッパポーション ２９・・・・フィルタカートリッジを保持するための中
空部 ３０・・・・Ｕの字形の管 ３２・・・・フィルタカートリッジ ３４・・・・インレットポート ３６・・・・アウトレットポート ３８・・・・エントリーパッセージ ４０・・・・ピストン ４２・・・・ワックスモータ ４４・・・・セントラルチャンバ ４６・・・・ワックスモータのロッド ４８・・・・第一の弁座 ５０・・・・第二の弁座 ５２・・・・第一のアウトレットパッセージへのエント
リーポート ５４・・・・第二のアウトレットパッセージ６０へのエ
ントリーポート ５８・・・・第一のアウトレットパッセージ ６０・・・・第二のアウトレットパーセージ６０ ６２・・・・温度検知用端子 ６４・・・・ピストン付勢用のスプリング １３４・・・別実施例のインレットポート １３６・・・別実施例のアウトレットポート １４０・・・別実施例のピストン １４８・・・別実施例の第一の弁座 １５０・・・別実施例の第二の弁座 １５８・・・別実施例のアウトレットパッセージ １６４・・・別実施例のピストン付勢用のスプリング １７０・・・別実施例のセントラルチャンバ
空部 ３０・・・・Ｕの字形の管 ３２・・・・フィルタカートリッジ ３４・・・・インレットポート ３６・・・・アウトレットポート ３８・・・・エントリーパッセージ ４０・・・・ピストン ４２・・・・ワックスモータ ４４・・・・セントラルチャンバ ４６・・・・ワックスモータのロッド ４８・・・・第一の弁座 ５０・・・・第二の弁座 ５２・・・・第一のアウトレットパッセージへのエント
リーポート ５４・・・・第二のアウトレットパッセージ６０へのエ
ントリーポート ５８・・・・第一のアウトレットパッセージ ６０・・・・第二のアウトレットパーセージ６０ ６２・・・・温度検知用端子 ６４・・・・ピストン付勢用のスプリング １３４・・・別実施例のインレットポート １３６・・・別実施例のアウトレットポート １４０・・・別実施例のピストン １４８・・・別実施例の第一の弁座 １５０・・・別実施例の第二の弁座 １５８・・・別実施例のアウトレットパッセージ １６４・・・別実施例のピストン付勢用のスプリング １７０・・・別実施例のセントラルチャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598025669 1600 Ｗｏｏｄｌａｎｄ Ｄｒｉｖｅ Ｎ ｏｒｔｈ， Ｓａｌｉｎｅ，Ｍｉｃｈｉｇ ａｎ 48176，Ｕ．Ｓ．Ａ. (72)発明者 ポール ビー．スミス アメリカ合衆国，ミシガン 48105，アン アーバー，ブライアークリフ 2912
Claims (10)
- 【請求項１】 エンジンからの過剰供給された燃料を受
け入れるためのインレットポート及びエンジンからの過
剰供給された燃料を燃料供給タンクに返送するためのア
ウトレットポートを備えている、エンジンのための燃料
温度制御用バイパス回路装置において、 燃料を供給するための燃料供給タンクと、 燃料を前記燃料供給タンクから前記エンジンに送給連絡
するための手段と、 燃料供給タンクとエンジンとの間に配置された燃料フィ
ルタと、 前記エンジンからの過剰供給された燃料をエンジンから
前記燃料供給タンクに返送するための返送連絡手段と、 前記エンジンのアウトレットポートから返送される過剰
供給燃料の温度を検知するための温度検知手段と、 前記燃料フィルタ内の燃料の温度が所定温度より低い場
合に、前記エンジンからの過剰供給された燃料を前記燃
料フィルタの近傍に転送する転送手段と、を具備する、
エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置において、前記転送手
段は、前記燃料フィルタと一体的に組付けられている、
エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置において、前記転送手
段は、前記燃料フィルタ隣接して延在する流路を包含し
ている、エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路
装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置において、前記転送手
段は、前記エンジンからの前記過剰供給された燃料を受
け入れるためのエントリーポートと、前記燃料供給タン
クに連絡しているエグジットポートと、を包含してい
る、エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装
置。 - 【請求項５】 請求項４に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置において、前記温度検
知手段は、前記燃料フィルタに隣接して配置されてい
る、エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装
置。 - 【請求項６】 請求項５に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置において、前記温度検
知手段は、ピストンと連絡していて、そのピストンは前
記燃料フィルタに隣接して延在している前記流路を選択
的に開閉する往復動作をするものである、エンジンのた
めの燃料温度制御用バイパス回路装置。 - 【請求項７】 エンジンのための燃料温度制御用バイパ
ス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に組合せてなる
結合装置において、 燃料濾過のための手段を包含するための中空部用のアッ
パーポーション、及び燃料温度制御用バイパス回路装置
を包含するロアポーションを有するハウジングを備えて
おり、 前記燃料温度制御用バイパス回路装置は、前記ハウジン
グ内に形成されていて、エンジンから返送されてくる過
剰供給された燃料を受け入れるためのエントリーパッセ
ージと、同第一及び第二のアウトレットパッセージとを
有しており、それら第一及び第二のアウトレットパッセ
ージは、前記エントリーパッセージと、このエントリー
パッセージ並びに前記第一及び第二のアウトレットパッ
セージに燃料流路として連通していてしかも前記それら
のパッセージの間に配置されているセントラルチャンバ
とに連通しており、 かかる燃料温度制御用バイパス回路装置は、更に、前記
セントラルチャンバ内に配置されていて前記第一及び第
二のアウトレットパッセージの間を往復動作してそれら
第一及び第二のアウトレットパッセージを選択的に開閉
するピストンを備えていることを特徴とする、エンジン
のための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィ
ルタとを一体的に組合せてなる結合装置。 - 【請求項８】 請求項７に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタとを
一体的に組合せてなる結合装置において、前記ピストン
の前記往復動作は、前記フィルタ中の燃料の温度に応答
して行なわれるものである、エンジンのための燃料温度
制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に
組合せてなる結合装置。 - 【請求項９】 請求項７に記載した、エンジンのための
燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタとを
一体的に組合せてなる結合装置において、前記第一のア
ウトレットパッセージは、燃料を前記燃料温度制御用バ
イパス回路を通って燃料供給タンクに向け、前記第二の
アウトレットパーセージは、燃料を前記燃料フィルタに
隣接して流れるように向ける分岐流路を包含している、
エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同
燃料フィルタとを一体的に組合せてなる結合装置。 - 【請求項１０】 請求項９に記載した、エンジンのため
の燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタと
を一体的に組合せてなる結合装置において、前記ピスト
ンの動作は、ワックスモータに応答するものである、エ
ンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃
料フィルタとを一体的に組合せてなる結合装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/857209 | 1997-05-15 | ||
| US08/857,209 US5832902A (en) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | Fuel temperature control bypass circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318062A true JPH10318062A (ja) | 1998-12-02 |
| JP2963080B2 JP2963080B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=25325458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10043867A Expired - Lifetime JP2963080B2 (ja) | 1997-05-15 | 1998-02-25 | エンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置、及びエンジンのための燃料温度制御用バイパス回路装置と同燃料フィルタとを一体的に組合せてなる結合装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5832902A (ja) |
| EP (1) | EP0878620A3 (ja) |
| JP (1) | JP2963080B2 (ja) |
| CA (1) | CA2227830C (ja) |
| MX (1) | MXPA98003849A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012108176A1 (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-16 | 日野自動車株式会社 | 金属イオン除去フィルタ |
| JP2014020221A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Kyosan Denki Co Ltd | ディーゼル燃料フィルタ装置 |
Families Citing this family (24)
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|---|---|---|---|---|
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| KR100580459B1 (ko) * | 2003-11-04 | 2006-05-15 | 현대자동차주식회사 | 연료압력 손실 저감을 위한 디젤 엔진 차량의 연료공급시스템 |
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| JP4347271B2 (ja) | 2005-07-06 | 2009-10-21 | 京三電機株式会社 | リターン環流バルブ |
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