JPH10317966A - 内燃機関の冷却制御装置 - Google Patents

内燃機関の冷却制御装置

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JPH10317966A
JPH10317966A JP9143387A JP14338797A JPH10317966A JP H10317966 A JPH10317966 A JP H10317966A JP 9143387 A JP9143387 A JP 9143387A JP 14338797 A JP14338797 A JP 14338797A JP H10317966 A JPH10317966 A JP H10317966A
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internal combustion
combustion engine
cooling
motor
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Nippon Thermostat Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関のオーバヒートなどの発生を未然に
防ぎ、フェールセーフ機能を発揮することができる冷却
制御装置を提供すること。 【解決手段】 冷却水の流量を調整するバタフライ弁3
4bは、モータ31、クラッチ機構32、減速機構33
によって回転され、エンジンを運転に最適な温度に冷却
する。前記バタフライ弁34bは、リターンスプリング
34eによって開弁方向に付勢されている。またバタフ
ライ弁34bの回転角を検知する例えば角度センサ34
gが備えられている。演算装置において、このエンコー
ダ34gからのデータと、冷却水の温度との関係から異
常状態であると判断された場合には、クラッチ機構32
が解放され、バタフライ弁34bは、自動的に開弁状態
とされる。従って、エンジンがオーバーヒートに至るの
を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用エンジン
等の内燃機関を冷却するための冷却制御装置に関し、特
に冷却媒体の流量を制御する制御系に障害等が発生した
場合において、機関がオーバヒートとなるのを防止し得
るようにした内燃機関の冷却制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等に使用される内燃機関(以下エ
ンジンと称する)においては、これを冷却するために一
般にラジエータを用いる水冷式の冷却装置が使用されて
いる。この種の冷却装置においては、冷却水の温度を制
御するためにサーモスタットが用いられており、冷却水
が所定温度よりも低温の場合には、前記サーモスタット
の作用により冷却水をバイパス通路へ流してラジエータ
を通さずに冷却水を循環させる構造とされている。図8
は、その構成を示したものであり、符号1はシリンダブ
ロック1aおよびシリンダヘッド1bより構成されたエ
ンジンであり、このエンジン1のシリンダブロック1a
およびシリンダヘッド1b内には矢印cで示した流体通
路が形成されている。また2は熱交換機、すなわちラジ
エータを示し、このラジエータ2には周知のとおり流体
通路2cが形成されており、ラジエータ2の冷却水入口
部2aおよび冷却水出口部2bは、前記エンジン1との
間で冷却水を循環させる冷却水路3に接続されている。
【0003】冷却水路3は、エンジン1の上部に設けら
れた冷却水の流出部1dからラジエータ2の上部に設け
られた冷却水の流入部2aまで連通する流出側冷却水路
3aと、ラジエータ2の下部に設けられた冷却水の流出
部2bからエンジン1の下部に設けられた冷却水の流入
部1eまで連通する流入側冷却水路3bと、両冷却水路
3a,3bの途中部位を接続するバイパス水路3cより
構成されている。また、冷却水路3における流出側冷却
水路3aとバイパス水路3cの分岐部には、サーモスタ
ット4が配置されている。このサーモスタット4は、冷
却水温の変化により膨張、収縮する熱膨張体(例えばワ
ックス)を内蔵していて、冷却水温が高いとき(例えば
80℃以上の場合)には、前記熱膨張体の膨張によって
弁を開き、エンジン1の流出部1dから流出する冷却水
を流出側冷却水路3aを通してラジエータ2に流入でき
るようにし、ラジエータ2で放熱されて低い温度となっ
た冷却水が流出部2bから流出して流入側冷却水路3b
を通り、エンジン1の流入部1eからエンジン1内に流
れ込むように作用させるものである。
【0004】また、冷却水温が低いときには熱膨張体の
収縮によってサーモスタット4の弁は閉じられ、エンジ
ン1の流出部1dから流出した冷却水はバイパス水路3
cを通して、エンジン1の流入部1eからエンジン1内
の冷却通路cに流れ込むようにされている。なお、図8
において符号5はエンジン1の流入部1e部分に配置さ
れたウォーターポンプであり、エンジン1の図示しない
クランクシャフトの回転により回転軸が回転されて冷却
水を強制的に循環させるものである。また、符号6はラ
ジエータ2に強制的に冷却風を取り入れるためのファン
ユニットであり、冷却ファン6aと、これを回転駆動す
るファンモータ6bより構成されている。
【0005】前記したようなサーモスタットによる開弁
および閉弁作用は冷却水の温度により決定されるもので
あり、しかもワックス等の熱膨張体による膨張、収縮作
用によるものであるため、開弁時の温度および閉弁時の
温度が一定ではない。すなわちワックス等の熱膨張体は
冷却水の温度変化を受けてから弁が動作するまでにしば
らくの時間を要するものであり、特に温度上昇時に比較
して温度下降時の応答性が悪く、いわゆるヒステリシス
特性を有している。このために、冷却水を所望の一定温
度に調節することは極めて困難であるという技術的課題
を有している。
【0006】そこで、ワックス等の熱膨張体による開弁
および閉弁作用を利用せず、電気的に冷却水の流量を制
御するようにしたものが提案されている。これは、モー
タによりバタフライ弁の回転角を制御するものであり、
図8におけるサーモスタット4が除かれ、サーモスタッ
ト4の代りにバタフライ弁を備えたバルブユニット7が
図8に破線で示すように流出側冷却水路3aに配置され
る。図9はそのバルブユニット7の一例を示したもので
あり、冷却水路3a内に円形平板状のバタフライ弁7a
が支軸7bによって回転可能となるように支持されてい
る。この支軸7bの一端にはウォームホイル7cが取り
付けられており、モータ7dの回転駆動軸に嵌め込まれ
たウォーム7eが、前記ウォームホイル7cに噛み合う
ように構成されている。
【0007】そして、前記モータ7dにはエンジン全体
の運転状態を制御する制御ユニット(ECU)によっ
て、その駆動軸を正転および逆転させる動作電流が供給
される。従って、ECUの作用によりモータ7dに対し
て駆動軸を正転させる電流が供給されると、ウォーム7
eとウォームホイル7cによる周知の減速作用によりバ
タフライ弁7aの支軸7bが一方向に回転され、これに
よりバタフライ弁7aの面方向が冷却水路3aの水路方
向と同一方向に回転されて開弁状態とされる。また、E
CUの作用によりモータ7dに対して駆動軸を逆転させ
る電流が供給されると、バタフライ弁7aの支軸7bが
他方向に回転され、これによりバタフライ弁7aの面方
向が冷却水路3aの水路方向と直角方向に回転されて閉
弁状態とされる。前記ECUには、例えばエンジンの冷
却水温に関する情報が供給されるようにされており、こ
の情報を利用して前記モータを制御することにより冷却
水の温度制御を成することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したバ
タフライ弁を用いた冷却制御装置においては、例えばモ
ータの故障、或いはウォームギヤ部分に障害が発生した
場合等においては、バタフライ弁の開閉動作が不可能と
なる。例えば、バタフライ弁が閉弁状態またはこれに近
い中間開度の状態において前記した故障或いは障害が発
生した場合には、エンジンの十分な冷却作用が成され
ず、運転者が認識しない間にエンジンをオーバヒートに
至らせる等の技術的課題を有している。これを避けるた
めに、前記したようなウォームギヤを用いずに、直接バ
タフライ弁を駆動させるような機構とし、さらにバタフ
ライ弁を開弁状態に付勢するためのリターンスプリング
を設けることも考えられる。このように構成すること
で、障害発生時にはリターンスプリングによる付勢力に
よって自動的にバタフライ弁を開弁させることができ、
これによりエンジンがオーバヒートに至るのを防止する
ことができる。
【0009】しかしながら、一般的にバタフライ弁を駆
動させようとする場合、例えばバタフライ弁のフリクッ
ションとして0.5Kg・cm、冷却水の水圧に対抗す
る弁のトルクとして2.0Kg・cm程度が必要であ
り、またリターンスプリングに対抗するためのトルクと
して2.5Kg・cmが必要である。従って、バタフラ
イ弁を駆動させるには5.0Kg・cm以上のトルクが
必要となる。このような駆動力を与えるためのモータや
リニアソレノイド等のアクチェータは勢い大型化せざる
を得ず、その占有体積が増大するという課題が発生す
る。加えて、アクチェータによりバタフライ弁を直接駆
動する前記した構成によると、ある一定の回転角度にバ
タフライ弁を保持させる場合においては、リターンスプ
リングの付勢力と、バタフライ弁を駆動するアクチェー
タからの駆動力によって開弁位置をバランスさせるとい
う駆動形式を採用するために、前記アクチェータに対し
て常時駆動電流を供給せざるを得ないという課題が発生
する。
【0010】本発明は以上のような技術的課題を解決す
るために成されたものであり、例えば流量制御弁の駆動
装置部分等の障害発生により、機関をオーバヒートに至
らせるなどの問題を未然に防ぎ、フェールセーフ機能を
発揮することができる冷却制御装置を提供しようとする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ためになされた本発明にかかる内燃機関の冷却制御装置
は、内燃機関内に形成された流体通路と熱交換機に形成
された流体通路との間で冷却媒体の循環路を形成し、前
記循環路中に冷却媒体を循環させることによって内燃機
関において発生する熱を前記熱交換機によって放熱させ
るように構成した内燃機関の冷却制御装置であって、内
燃機関の運転状態を検出する少なくとも1つの検知セン
サからの検出信号に応じて制御信号を発生する制御ユニ
ットと、前記制御ユニットからの制御信号に基づいて、
回転駆動されるモータと、前記モータの回転数を減速す
る減速機構と、前記減速機構より得られる回転駆動力に
より開閉動作し、前記内燃機関と熱交換機間の循環路に
おける冷却媒体の流量を制御する流量制御弁と、前記流
量制御弁を開弁方向に付勢するリターンスプリングと、
前記内燃機関の異常検知出力を得た場合において、前記
モータから流量制御弁に至る制御弁駆動系の結合を解除
するクラッチ機構とが具備される。このような構成によ
り、機関の異常状態においてはクラッチ機構が解除状態
とされ、流量制御弁はリターンスプリングの作用により
自動的に開弁状態とされる。
【0012】この場合、前記流量制御弁は、筒状の冷却
媒体通路中に配置され、冷却媒体の流通方向に対して、
その平面方向の角度が可変される平板状のバタフライ弁
により構成される。このようなバタフライ弁を採用する
ことで、ほぼ90度の回転角の範囲で開弁および閉弁状
態とすることができ、従って減速機構を介した流量制
御、並びに異常時におけるリターンスプリングによる開
弁作用が円滑に成し得る。また、前記クラッチ機構は、
前記モータの回転軸と前記減速機構との間に介在させる
ことが望ましい。このように構成することで、クラッチ
機構に印加される駆動力、すなわちトルクを極端に低下
させることが可能であり、クラッチ機構のすべり、損耗
が防止でき、またクラッチ機構の小型化を図ることがで
きる。
【0013】また、前記異常検知出力は、冷却媒体の温
度と、前記制御ユニットに格納された目標設定温度とに
基づいて生成されるように構成される。従って、冷却媒
体の実際の温度と目標設定温度との差を演算し、ある一
定時間経過後、所定温度範囲からはずれた場合には前記
制御ユニットは前記流量制御弁が故障と判断することが
可能となる。さらに前記異常検知出力は、冷却媒体の温
度と、流量制御弁の回転角度との関係に基づいても生成
されるように構成され、この場合、好ましい実施の形態
においては前記流量制御弁の回転角度は、流量制御弁の
支軸に結合された角度センサより得るように成される。
この構成により角度センサは流量制御弁、すなわちバタ
ライ弁の角度を常にモニターしているので、制御ユニッ
トから出された出力と異なっている場合には異常と判断
することができるので、小型にして制御弁の正確な回転
角度の情報を得ることができる。
【0014】また前記流量制御弁の開弁方向への駆動時
において前記モータに発生させる駆動トルクに対し、閉
弁方向への駆動時において前記モータに発生させる駆動
トルクが大となるように制御される。この場合、好まし
い実施の形態においては、前記モータは直流モータであ
り、電源の正極端子と負極端子間に直列接続された第1
と第2のスイッチング素子および電源の正極端子と負極
端子間に直列接続された第3と第4のスイッチング素子
によりブリッジ回路が構成され、前記第1と第2のスイ
ッチング素子の接続中点と前記第3と第4のスイッチン
グ素子の接続中点との間に前記直流モータの一対の駆動
電流入力端子がそれぞれ接続されると共に、前記第1と
第4のスイッチング素子の制御極端子に加えるパルス幅
と前記第2と第3のスイッチング素子の制御極端子に加
えるパルス幅とが異なるパルス幅になるよう構成され
る。このように構成することで、スイッチング素子によ
るブリッジ回路で、直流モータの正転および逆転の回転
制御が成されると共に、スイッチング素子の制御極に与
えるパルス幅を変化させることで、トルク特性を制御さ
せることが可能となる。
【0015】また、好ましくは冷却媒体の温度に依存し
て膨張、収縮する熱応動部材がさらに具備され、前記熱
応動部材の膨張作用により、前記流量制御弁を支持する
支軸と、前記減速機構との結合を解除する切離機構を構
成し、前記切離機構の作動により流量制御弁がリターン
スプリングにより開弁状態となるように構成される。従
って、前記したクラッチ機構の解放によっても回避し得
ない異常状態が発生した場合においては、終局的に熱応
動部材による切離機構が作動して流量制御弁を解放する
ため、フェールセーフ機能を一層充実させることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる内燃機関の
冷却制御装置について、図に示した実施の形態に基づい
て説明する。図1は自動車用エンジンの冷却制御装置に
適用した全体構成を示したものである。なお図1におい
て、図8に示した従来の装置と同一符号部分はそれぞれ
相当部分を示しており、したがって個々の構成および作
用の説明は適宜省略する。図1に示すように、内燃機関
としてのエンジン1の上部に設けられた冷却水の流出部
1dと、熱交換機としてのラジエータ2の上部に設けら
れた冷却水の流入部2aとの間に配置された流出側冷却
水路3aには、流量制御ユニット11がフランジによっ
て接続されている。これにより、流量制御ユニット11
を含んだ形で冷却媒体、すなわち冷却水の循環路12が
形成されている。
【0017】また、前記エンジン1における冷却水の流
出部1dには、例えばサーミスタ等の温度検知素子13
が配置されている。この温度検知素子13による検出値
は、変換器14によって制御ユニット(ECU)15が
認識可能なデータに変換され、エンジン全体の運転状態
を制御する制御ユニット(ECU)15に供給されるよ
うに構成されている。また、図1に示す実施の形態にお
いては、エンジン1のスロットルバルブ16の開度を検
出するスロットルポジションセンサ17からのデータも
制御ユニット15に供給されるように構成されている。
また、図示していないが前記制御ユニット15には、他
にエンジンの回転数等の情報も供給されるように構成さ
れている。一方、制御ユニット15からはモータ制御回
路18並びにクラッチ制御回路19に対して制御信号が
供給されるように成されている。このモータ制御回路1
8並びにクラッチ制御回路19は、バッテリー20から
供給される電流をそれぞれ制御し、流量制御ユニット1
1に具備された後述する直流モータ制御回路、並びにク
ラッチ制御回路に対して制御電流が供給されるように構
成されている。
【0018】図2は、前記流量制御ユニット11の構成
を模式的に示したものであり、その一部は断面状態で示
されている。この流量制御ユニット11には、直流モー
タ31が具備されており、この直流モータ31の回転軸
31aには、クラッチ機構32を構成する第1クラッチ
盤32aが、回転軸31aの回転方向に結合され、かつ
軸方向に摺動可能となるように取り付けられている。図
3は、図2におけるA−A′部分を矢印方向に視た状態
を示したものである。すなわち、前記モータの回転軸3
1aは、その外形が図に示すように六角形に成されてお
り、一方第1クラッチ盤32aの中央部には、前記モー
タの回転軸31aを包囲するように六角形の孔が形成さ
れている。この構成により、第1クラッチ盤32aは回
転軸31aの回転方向に結合され、かつ軸方向に摺動可
能となるように作用する。
【0019】図2に戻り、前記第1クラッチ盤32aの
周側面には環状の溝部32bが形成されており、この溝
部32bには電磁プランジャ32cの作動子32dの先
端部が遊嵌されるように構成されている。そして、プラ
ンジャ32cにはコイルスプリング32eが取り付けら
れており、このコイルスプリング32eの拡開作用によ
りプランジャ32cに通電しない通常状態においては、
図2に示すように第1クラッチ盤32aをモータ31側
に引き込むように成されている。前記第1クラッチ盤3
2aに対向するように第2クラッチ盤32fが配置され
ており、この第2クラッチ盤32fは、減速機構33を
構成する入力側回転軸33bに固着されている。前記減
速機構33はケース33aに取り付けられた各軸受けに
より、前記入力側回転軸33bおよび中間回転軸33
c、出力側回転軸33dが互いに平行状態に配置されて
いる。そして、入力側回転軸33bにはピニオン33e
が固着され、中間回転軸33cに固着された平歯車33
fに噛み合うように成され、また中間回転軸33cに固
着されたピニオン33gは出力側回転軸33dに固着さ
れた平歯車33hに噛み合うように成されている。
【0020】この構成により減速機構33は、その減速
比が1/50程度となるように構成されている。前記減
速機構33の出力側回転軸33dは、流量制御弁34の
駆動軸に結合されている。流量制御弁34は、筒状の冷
却媒体通路34a中に配置された平板状のバタフライ弁
34bにより構成されている。このバタフライ弁34b
は、冷却水の流通方向に対して、その平面方向の角度が
駆動軸としての支軸34cの回転角により冷却水の流量
が制御されるように成される。すなわち、冷却水の流通
方向に対して、その平面方向の角度が0度付近で開弁状
態となり、冷却水の流通方向に対して、その平面方向の
角度が90度付近で閉弁状態となる。そして、その中間
角度を適宜とることにより、冷却水の流量はリニアに制
御される。
【0021】前記支軸34cにおける減速機構33側に
は、カラー34dが支軸34cに対して固着されてお
り、このカラー34dの周側面には、コイル状のリター
ンスプリング34eが捲装されている。このリターンス
プリング34eの一端は、内部に冷却媒体通路34aを
構成する筒状体の一部に係合されており、リターンスプ
リング34eの他端は、カラー34dの一部に取り付け
られた突出体34fに係合されている。この状態で前記
リターンスプリング34eは、支軸34cに結合された
バタフライ弁34bを開弁状態となるように付勢してい
る。また前記支軸34cの減速機構33に対向する他端
部には、角度センサ34gが結合されており、バタフラ
イ弁34bの回転角度を認識することができる。
【0022】以上のように構成された流量制御ユニット
11において、前記直流モータ31は図1に示すモータ
制御回路18より駆動電流を受けるように成され、また
クラッチ機構32における電磁プランジャ32cは図1
に示すクラッチ制御回路19より駆動電流を受けるよう
に成され、また角度センサ34gによるバタフライ弁の
回転角度に関するデータ出力は図1に示す制御ユニット
15に供給されるように成されている。従って図2に示
す構成において、電磁プランジャ32cに通電される
と、その作動子32dは第1クラッチ盤32aを、第2
クラッチ盤32f側に移動させて結合状態とする。そし
て、直流モータ31に対して駆動電流が供給されると、
モータ31の回転駆動力は減速機構により減速され、支
軸34cを介してバタフライ弁34bを回転させる。ま
た支軸34cの回転によって、前記角度センサ34gは
回転角度に関するデータを制御ユニット15にフィード
バックさせる。
【0023】図4は前記モータ制御回路18の構成を示
した結線図である。このモータ制御回路18は、電源
(バッテリー20)の正極端子と負極端子(アース)間
に直列接続された第1のスイッチング素子Q1と第2の
スイッチング素子Q2、および同じく正極端子と負極端
子間に直列接続された第3のスイッチング素子Q3と第
4のスイッチング素子Q4によりブリッジ回路が構成さ
れている。これらの各スイッチング素子はNPN型のバ
イポーラ型トランジスタにより構成されている。従って
第1トランジスタQ1および第3トランジスタQ3の各
コレクタはバッテリー20の正極端子に接続され、ま
た、第2トランジスタQ2および第4トランジスタQ4
の各エミッタはアースに接続されている。
【0024】そして、第1トランジスタQ1のエミッタ
と第2トランジスタQ3のコレクタとが接続され、第1
接続中点18aを構成している。また第3トランジスタ
Q3のエミッタと第4トランジスタQ4のコレクタとが
接続され、第2接続中点18bを構成している。前記第
1接続中点18aおよび第2接続中点18bとの間には
直流モータ31の一対の駆動電流入力端子がそれぞれ接
続されている。また第1および第4トランジスタQ1,
Q4の制御極端子、すなわちベースは互いに結合されて
入力端子aを構成しており、第2および第3トランジス
タQ2,Q3のベースは互いに結合されて入力端子bを
構成している。
【0025】図5は、図4における入力端子aおよび入
力端子bに対して前記制御ユニット15から択一的に与
えられるスイッチ制御信号を示したものである。この制
御信号はパルス波形に成されており、閉弁時においては
入力端子aのみに対して大きなパルス幅(W1)の制御
信号が、また開弁時においては入力端子bのみに対して
小さなパルス幅(W2)の制御信号が与えられる。すな
わち前記バタフライ弁34bを開弁させようとする時
は、リターンスプリング34eのリターン方向のトルク
を利用して小なるパルス幅にて、有効駆動させるように
されている。ここで、前記バタフライ弁34bを閉弁さ
せようとする場合には、図4に示す端子aに対して図5
に閉弁時(a)として示したパルス幅の大きなスイッチ
制御信号が供給される。従ってトランジスタQ1および
Q4は図5(a)に示すパルス幅の大きなスイッチ制御
信号によりオン制御が成され、モータ31を一方向に回
転駆動させる。この場合にはモータ31に流れる駆動電
流の導通角が大であるため、モータ31の回転トルクは
増大される。また、前記バタフライ弁34bを開弁させ
ようとする場合には、図4に示す端子bに対して図5に
開弁時(b)として示したパルス幅の小さいスイッチ制
御信号が供給される。従ってトランジスタQ2およびQ
3は図5(b)に示すパルス幅の小さなスイッチ制御信
号によりオン制御が成され、モータ31を逆方向に回転
駆動させる。この場合にはモータ31に流れる駆動電流
の導通角が小であるため、モータ31の回転トルクは減
少される。
【0026】このような構成により、前記バタフライ弁
34bの閉弁に際しては、バタフライ弁34bの駆動ト
ルクが大に成され、前記リターンスプリング34eによ
る開弁方向への付勢力に対向してバタフライ弁34bが
駆動される。また、前記バタフライ弁34bの開弁に際
しては、バタフライ弁34bの駆動トルクが小に成さ
れ、前記リターンスプリング34eによる開弁方向への
付勢力と共にバタフライ弁34bが駆動される。
【0027】以上、図1乃至図5に示した構成におい
て、エンジン1が起動されると、制御ユニット15から
クラッチ制御回路19に対して制御信号が供給される。
これに伴い、バッテリー20より流量制御ユニット11
における電磁プランジャ32cに対して通電され、第1
クラッチ盤32aが第2クラッチ盤32fに結合され
る。一方、エンジンから流出する冷却水の温度を検出す
る温度検知素子13からの温度情報が変換器14を介し
て前記制御ユニット15に供給される。従ってエンジン
1の運転により冷却水の温度が上昇すると、制御ユニッ
ト15からは冷却水の温度に対応したバタフライ弁34
bの制御信号が発生し、その制御信号はモータ制御回路
18に供給され、これによりモータ制御回路18は流量
制御ユニット11における直流モータ31を駆動する。
この結果、バタフライ弁34bは目標設定温度になるよ
う制御され、これによりエンジンを所定の温度となるよ
うに冷却する。ここで、制御ユニット15においては、
温度検知素子13によって得られる実際の冷却水温度T
wと、制御ユニット15に格納されている目標設定水
温、すなわち最適な冷却水温Tsとを比較する。そし
て、その差であるΔT=Tw−Tsを演算し、ある一定
時間経過後、その演算結果が所定よりも大きくなった場
合、すなわち所定温度範囲からはずれた場合には制御ユ
ニット15は異常状態であると判定し、異常検知出力を
発生する。
【0028】また、前記制御ユニット15には流量制御
ユニット11に配置されたバタフライ弁34bの回転角
度の情報が角度センサ34gより供給されている。そし
て制御ユニット15においては、温度検知素子13によ
り得られる冷却水の温度情報と、角度センサ34gより
得られるバタフライ弁34bの回転角度の情報とを常時
比較演算している。従って、角度センサ34gから得ら
れるバタフライ弁34bの回転角度と、温度検知素子1
3により得られる冷却水の温度情報との関係が、所定以
上異なる場合においては、制御ユニット15は異常状態
と判定し、異常検知出力を発生する。この場合、制御ユ
ニット15には冷却水温度に対するバタフライ弁34b
の回転角度の許容範囲が例えばテーブル形式で格納され
ており、従って、比較的単純な演算プログラムにより、
異常状態か否かを判定することができる。
【0029】前記したように制御ユニット15におい
て、ΔT=Tw−Tsの演算を成し、その結果に基づい
て異常検知出力を発生させる機能に加え、前記角度セン
サ34gより得られるバタフライ弁34bの回転角度の
情報も利用して異常検知出力を発生させることで、フェ
ールセーフ機能をより充実させることができる。このよ
うにして異常検知出力が発生すると、この異常検知出力
に基づいてクラッチ制御回路19が動作され、流量制御
ユニット11における電磁プランジャ32cに対する通
電が遮断される。それ故、第1クラッチ盤32aと第2
クラッチ盤32fとの連結が解除され、これに伴い、バ
タフライ弁34bはリターンスプリング34eの作用に
より開弁状態になされる。従って冷却水の循環が促進さ
れ、エンジンがオーバヒート状態に至るのを防止するこ
とができる。なお、前記リターンスプリング34eによ
りバタフライ弁34bを開弁させる場合には、減速機構
33における各平歯車およびピニオン等も駆動すること
となる。しかしながらクラッチ機構が解放されている状
態においては、これらを回転させるための負荷はそれ程
大きなものではない。
【0030】次に図6は、図2に示した流量制御ユニッ
ト11に対して、さらに熱応動部材によって制御される
切離機構を配置した構成を示したものである。なお、図
6において図2と同一部分または相当部分を同一符号で
示しており、従ってその説明は省略する。この切離機構
35は、減速機構33と流量制御弁34との間に配置さ
れている。図6に示すようにバタフライ弁34bの支軸
34cに対してカップ状のサーモエレメント35aが一
体に結合されている。サーモエレメント35a内には温
度に依存して膨張、収縮する熱応動部材としてのワック
ス35bが支承板35cによって封入されている。前記
支承板35cにはロッド状のピストン35dの一端が取
り付けられており、ピストン35dの他端はサーモエレ
メント35aに形成された縮径部35eの内面に形成さ
れたピストンガイドを通り外部に突出されている。前記
サーモエレメント35aにおける縮径部35eの外周面
は、その軸方向に直角に切断した断面形状が例えば六角
形に成されている。一方35fは可動体であり、その軸
方向の両端側にそれぞれ内側面が例えば六角形に成され
軸孔35g,35hが形成されている。
【0031】図6に示す状態においては、前記サーモエ
レメント35aにおける縮径部35eと、可動体35f
の軸孔35gが連結された状況を示しており、互いに六
角形に成され縮径部35eと軸孔35gとで、回転方向
に結合され、かつ軸方向に摺動可能となるように構成さ
れている。すなわち図3に示したクラッチ盤の保持と同
様な構成とされている。一方、減速機構33における出
力側回転軸33dには、その軸方向に直角に切断した断
面形状が例えば六角形に成された軸35jが直結されて
おり、この軸35jは可動体35fの軸孔35hに嵌入
されている。軸35jと軸孔35hとは、図3に示した
クラッチ盤の保持と同様な構成とされ、回転方向に結合
されると共に軸方向に摺動可能になされている。そし
て、軸孔35h内にはコイルスプリング35iが圧縮状
態で収納され、可動体35fをピストン35d側に押し
込む方向に付勢している。
【0032】図6に示した構成において、サーモエレメ
ントを35aには冷却媒体通路34aを流れる冷却水よ
りバタフライ弁34bの支軸34cを介して熱伝導され
る。しかし、冷却水の温度が定常の範囲にある場合にお
いては、図6に示したように切離機構35は連結状態を
保ち、冷却水の温度に依存したバタフライ弁34bの開
閉動作がなされる。ここで、冷却水の温度が異常に上昇
した場合には、サーモエレメントを35aに収納された
ワックス35bが膨張し、ピストン35dにより可動体
35fを押し上げる。図7は冷却水の温度が異常に上昇
した場合に切離機構35が動作した状態を示したもので
ある。すなわち、図7に示すようにピストン35dの矢
印B方向への移動により可動体35fは押し上げられ、
サーモエレメントの縮径部35eと、可動体の軸孔35
gとの結合が切離される。
【0033】従って、バタフライ弁34bはリターンス
プリング34eの作用により開弁状態になされ、従って
冷却水の循環が促進され、エンジンがオーバヒート状態
に至るのを防止することができる。なお、前記切離機構
35はその熱応動部材としてワックスを用いているの
で、冷却水が定常温度に戻ることにより再び図6に示す
ように連結状態に復帰させることが可能である。このよ
うな切離機構35を配置したことにより、前記したクラ
ッチ機構が解放できないような障害、または減速機構が
ロック状態に陥った場合等においても、終局的に切離機
構35が作動してバタフライ弁34bがリターンスプリ
ング34eにより解放されるため、フェールセーフ機能
を一層充実させることができる。
【0034】なお、以上の説明においては、冷却水の温
度を検知してバタフライ弁の回転角度を制御する場合を
例にしているが、これに加えてスロットルバルブの開度
およびエンジンの回転数またはその他のパラメータも併
用することができる。また、前記したクラッチ機構を解
放する場合においても、冷却水の温度情報と角度センサ
より得られるバタフライ弁の回転角度の情報とを比較演
算するだけでなく、この演算にスロットルバルブの開度
およびエンジンの回転数またはその他のパラメータも併
用することができる。また以上は、本発明の冷却制御装
置を自動車用エンジンに適用した実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこのような特定なものに限られる
ことなく、その他の内燃機関に適用することで、同様の
作用効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる内燃機関の冷却制御装置によると、モータの回転
を減速する減速機構によって例えばバタライ弁等の流量
制御弁を回転制御するようにし、内燃機関の異常検知出
力を得た場合において、クラッチ機構を解放させること
により、バタライ弁をリターンスプリングによって自動
的に開弁させるように構成したので、機関がオーバーヒ
ートに至るのを防止させることができる。また、クラッ
チ機構をモータと減速機構との間に配置することによ
り、クラッチ機構にかかる負荷を軽減させることができ
るため、小型のクラッチ機構を採用しつつ耐久性を得る
ことができる。従って装置の小型化を図ると共に信頼性
を向上させることが可能となる。さらに、減速機構と流
量制御弁との間に熱応動型の切離機構を配置することに
より、終局的には切離機構が動作して流量制御弁が開弁
状態とされるので、フェールセーフ機能を一層充実させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷却制御装置における実施の形態
を示した構成図である。
【図2】図1に示す装置に用いられる流量制御ユニット
を一部断面状態で示した構成図である。
【図3】図2におけるA−A′部分の拡大断面図であ
る。
【図4】図1に示す装置に用いられるモータ駆動回路を
示す結線図である。
【図5】図4に示すモータ駆動回路に与えられる制御信
号の例を示した波形図である。
【図6】図2に示す流量制御ユニットに対して切離機構
を配置した状態を示す構成図である。
【図7】図6に示す切離機構の動作状態を示した構成図
である。
【図8】従来の冷却制御装置の一例を示した構成図であ
る。
【図9】従来のバタフライ弁による流量制御装置の例を
一部断面状態で示した構成図である。
【符号の説明】
1 内燃機関(エンジン) 2 熱交換機(ラジエータ) 2c 流体通路 3 冷却水路 5 ウォータポンプ 6 ファンユニット 11 流量制御ユニット 12 冷却媒体循環路 13 温度検知素子 15 制御ユニット(ECU) 16 スロットルバルブ 17 スロットルポジションセンサ 18 モータ制御回路 19 クラッチ制御回路 20 バッテリー 31 モータ(直流モータ) 32 クラッチ機構 32a 第1クラッチ盤 32c 電磁プランジャ 32f 第2クラッチ盤 33 減速機構 34 流量制御弁 34a 冷却媒体通路 34b バタフライ弁 34c 支軸 34e リターンスプリング 34g 角度センサ 35 切離機構 35a サーモエレメント 35b ワックス 35d ピストン 35f 可動体 35g 軸孔 35h 軸孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関内に形成された流体通路と熱交
    換機に形成された流体通路との間で冷却媒体の循環路を
    形成し、前記循環路中に冷却媒体を循環させることによ
    って内燃機関において発生する熱を前記熱交換機によっ
    て放熱させるように構成した内燃機関の冷却制御装置で
    あって、 内燃機関の運転状態を検出する少なくとも1つの検知セ
    ンサからの検出信号に応じて制御信号を発生する制御ユ
    ニットと、 前記制御ユニットからの制御信号に基づいて、回転駆動
    されるモータと、 前記モータの回転数を減速する減速機構と、 前記減速機構より得られる回転駆動力により開閉動作
    し、前記内燃機関と熱交換機間の循環路における冷却媒
    体の流量を制御する流量制御弁と、 前記流量制御弁を開弁方向に付勢するリターンスプリン
    グと、 前記内燃機関の異常検知出力を得た場合において、前記
    モータから流量制御弁に至る制御弁駆動系の結合を解除
    するクラッチ機構とを具備したことを特徴とする内燃機
    関の冷却制御装置。
  2. 【請求項2】 前記流量制御弁は、筒状の冷却媒体通路
    中に配置され、冷却媒体の流通方向に対して、その平面
    方向の角度が可変される平板状のバタフライ弁により構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機
    関の冷却制御装置。
  3. 【請求項3】 前記クラッチ機構は、前記モータの回転
    軸と前記減速機構との間に介在されていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の内燃機関の冷却制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記異常検知出力は、冷却媒体の温度
    と、前記制御ユニットに格納された目標設定温度とに基
    づいて生成されるように構成したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の内燃機関の冷却制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記異常検知出力は、冷却媒体の温度
    と、流量制御弁の回転角度との関係に基づいて生成され
    るように構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の内燃機関の冷却制御装置。
  6. 【請求項6】 前記流量制御弁の回転角度は、流量制御
    弁を支持する支軸に結合された角度センサより得るよう
    に構成したことを特徴とする請求項5に記載の内燃機関
    の冷却制御装置。
  7. 【請求項7】 前記流量制御弁の開弁方向への駆動時に
    おいて前記モータに発生させる駆動トルクに対し、閉弁
    方向への駆動時において前記モータに発生させる駆動ト
    ルクが大となるように制御することを特徴とする請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載の内燃機関の冷却制御
    装置。
  8. 【請求項8】 前記モータは直流モータであり、電源の
    正極端子と負極端子間に直列接続された第1と第2のス
    イッチング素子および電源の正極端子と負極端子間に直
    列接続された第3と第4のスイッチング素子によりブリ
    ッジ回路が構成され、前記第1と第2のスイッチング素
    子の接続中点と前記第3と第4のスイッチング素子の接
    続中点との間に前記直流モータの一対の駆動電流入力端
    子がそれぞれ接続されると共に、前記第1と第4のスイ
    ッチング素子の制御極端子に加えるパルス幅と前記第2
    と第3のスイッチング素子の制御極端子に加えるパルス
    幅とが異なるパルス幅に成されていることを特徴とする
    請求項7に記載の内燃機関の冷却制御装置。
  9. 【請求項9】 冷却媒体の温度に依存して膨張、収縮す
    る熱応動部材がさらに具備され、前記熱応動部材の膨張
    作用により、前記流量制御弁を支持する支軸と、前記減
    速機構との結合を解除する切離機構を構成し、前記切離
    機構の作動により流量制御弁がリターンスプリングによ
    り開弁状態となるように構成したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項8のいずれかに記載の内燃機関の冷却制
    御装置。
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