JPH10316703A - 気相重合装置 - Google Patents
気相重合装置Info
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- JPH10316703A JPH10316703A JP9129897A JP12989797A JPH10316703A JP H10316703 A JPH10316703 A JP H10316703A JP 9129897 A JP9129897 A JP 9129897A JP 12989797 A JP12989797 A JP 12989797A JP H10316703 A JPH10316703 A JP H10316703A
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Abstract
で粉状ポリマが滞留、付着して、成長してしまうこと
や、粉状ポリマによってガス分散板が目詰まりするのを
防止すること。 【解決手段】 気相重合器1に備えられているガス分散
板9よりも下方に位置するとともに気相重合器1の導入
口3bに気相循環系から送られて来る気相のガス分散板
9への流れを気相重合器1の内壁面に沿って分配するた
めのものであって、上面が傾斜形状にされた傾斜体2A
を備えた。
Description
詳しくはポリマーの原料でかつ気相状態にある、モノマ
ーまたは/およびコモノマーを、固体状重合触媒および
その他の重合に必要な気相と重合反応させることによっ
て、粉状のポリマー(以下「粉状ポリマーー」とい
う。)を生成する気相重合装置の主要構成部である気相
重合器に関する。
合器にガス分散板を有する流動床型がある。
またはモノマーを含有するガス(以下、特に断わらない
限り、これらを総称して単に「ガス」という。)をガス
導入管を用いて気相重合器の下部に導入し、次で気相重
合器の下部に配置されかつ多数の孔を有するガス分散板
により前記導入されたガスを気相重合器内で均一に分散
する。
内を上昇し、このときのガス上昇流によって、既に重合
反応によって生成された粉状ポリマーや固体状重合触媒
等の粉体を流動化させつつ一定の流動床(流動層)を形
成する。この流動床において、気相であるモノマーと固
体状重合触媒等の粉体とが接触することで重合し、粉状
ポリマーを生成する。なお、流動床の厚さは、ガスの流
動等によってコントロールできる。
からガスを排出するガス排出管が接続されている。前記
ガス導入管およびこのガス排出管は、気相重合器に対し
てガスを循環させるための気相循環系(例えば環状管
路)を形成し、気相循環系には、例えばコンプレッサや
ブロア等のガス循環機が備えられている。
流動させる装置であって、気相重合器において未反応の
状態にあってそこから抜き出された抜き出しガスや必要
に応じて新たに供給されるガスを気相重合器に送る装置
である。
ガスは、ガス排出管を介して気相重合器から排出され、
その後、前記気相循環系を回ってガス導入管から再度気
相重合器に送り込まれ、再び重合反応に供される。
モノマー,固体状重合触媒等は、当然ながら気相循環系
に補給され、重合反応による減少分が補われるようにな
っている。
含有するガスや循環ガスは、流動層を形成できればよ
く、一部液相を含有していてもよい。特に反応熱が大な
る場合は、プロパン,プタン等の重合には不活性ではあ
るが、易揮発,凝縮性の媒体を含んでいてもよい。
済みの粉状ポリマーを気相重合器の外部に排出するため
のポリマー排出管が備えられている。ポリマー排出管
は、このポリマー排出管を介して気相重合器から排出さ
れて来る前記粉状ポリマーを沈降状態で一時的に貯留し
ておく沈降設備と接続されている。
の容器のことであり、以後特に断わらない限り、沈降設
備のことを総称して沈降タンクと称する。沈降タンクに
移送されて来る粉状ポリマーには、未反応モノマーその
他の重合反応に供されなかったガス(固体状重合触媒等
の粉体を含む。)を伴う。このため、沈降タンクには、
粉状ポリマーの他に、前記未反応モノマーその他のガス
も入ることになる。
びガスは、沈降タンクに沈降する粉状ポリマーの層とそ
の上に溜るガスの層とに分けられる。前記ガスの層に係
るガスは、重合に供することができるガスである。この
ため、沈降タンクの上部は、ガス抜き用接続管、リサイ
クルブロアー等を介して気相重合器と接続されるように
なっており、このガス抜き用接続管を経由して前記ガス
の層に係るガスの少なくとも一部は気相重合器に戻され
て再び利用される。
分散板という多数の微細穴が形成された板が取付けられ
ており、このガス分散板を境に気相重合器における上方
の部分を反応室と呼び、下方の部分をガス室と呼ぶ。
いる。ガス導入管を経由して気相重合器に送られて来た
ガスは、ガス室を経由した後、ガス分散板の前記多数の
微細穴を経由して反応室で拡散分配され、その後前述の
ように重合に供される。
粉状ポリマーは、ガス分散板上で前記ガスにより流動層
を形成し、前記ポリマー排出管を経由して、連続的また
は断続的に前記沈降タンクへ送られる。
媒、生成ポリマー等は、全て流動層中に存在し、そこか
ら抜き出されることが望ましいが、粒子の粉砕等により
発生した固体触媒や生成ポリマーは流動層を飛び出し、
流動層上部に位置する減速域を経てガス環状ラインに混
入してしまうことがある。
粉状ポリマーは、再度気相重合器のガス室に到達するこ
とが多い。そして、これら固体触媒や粉状ポリマーが、
ガス室の内壁面に沈降して滞留したりまたは付着したり
して固着してしまう虞れがある。この固体触媒や粉状ポ
リマーは、未だ活性を有していることが多く、固まった
粉状ポリマーをそのままにしておくと、共存するモノマ
ーと反応してしまうため、粉体が生長したり、粉状ポリ
マーの融解を引き起こし、極端な場合には、反応器内
で、固体触媒や粉体ポリマーが活性を有さない場合でも
互いに合一したり生長したり、また前記の活性を有した
粒子に付着してその生長を促進したりすることがある。
れると、その除去は極めて困難であり、これを除去する
ためには気相重合装置を長期間停止しなければならず、
したがって、生産性の低下を招来してしまう。
分散板へのガスの流れを均等に分配するとともにガス分
散板の下方部分にて前記ガスの流れを乱流にするための
じゃま板が設置されている。
重合装置の一例を部分的に示すものであって、例えば、
特開昭61−106608号公報で開示されている。気
相重合器1のじゃま板2は、気相重合器1の最下部から
ある程度離されて配置された水平板である。このじゃま
板2は、前記気相循環系の一部であるガス導入管3の先
端部であって、気相重合器1の内部にまで臨んでいる部
分で支えられている。
ており、じゃま板2の下面には、前記穴2aを取り囲む
ように、ガス導入管3の先端が当接している。また、ガ
ス導入管3の先端部のうち、気相重合器1内に臨む部分
には、複数の縦割りスリット3a,3a,……が、ガス
導入管3の周方向に適当な間隔(例えば等間隔)で設け
られている。
に送られて来たガスは、図5および図6に示すように、
じゃま板2の中央穴2aおよびスリット3a,3a,…
…を通過して、それぞれ矢印5で示す中央上方流れおよ
び矢印7で示す周囲環状流れとなって、気相重合器1の
ガス分散板9よりも下のガス室1a内で還流する。
の中央穴2aからその上方に向かった後、噴水のように
放射状に周辺へ落下するごとき流れとなり、周囲環状流
れ7は、ガス導入管3の穴3b(気相重合器1の導入口
ともいえる。)を起点として、そこからスリット3a,
3a,……を介して放射状に気相重合器1の半球状底部
1bの内壁面に沿って円弧を描くごとき流れとなる。
ってガス室1aの内壁面に粉状ポリマーが沈降して滞留
したり、付着したりせずに、ガス分散板9の微細穴9a
から再び気相重合器1の反応室1cに至るようになる。
は水平状態で取り付けられており、特にその外周縁近傍
にはガス流による渦流が発生し易く、この渦流の影響で
前記外周縁近傍に粉状ポリマーが滞留、付着して成長
し、塊となってしまうことが経験上知られている。
ポリマーが成長して固まってしまうと、本来の流動状態
が得られなくなり反応器壁面へのポリマーの付着成長が
発生したりするからである。このため、じゃま板2に粉
状ポリマーが成長しないようにすることが望まれてい
た。
て、前記中央上方流れ5や周囲環状流れ7によって舞い
上がり、ガス分散板9の各微細穴9aを塞いでしまう虞
れがある。
ためのものであって、じゃま板に粉状ポリマーが滞留、
付着して、成長してしまうことや、ガス分散板の微細穴
が、成長して大きくなった粉状ポリマーによって閉塞さ
れないようにすることを技術的課題とする。
は、固体状重合触媒を用いて気相で重合反応させること
によって粉状のポリマーを生成する気相重合用重合器内
で重合反応に供されなかった未反応モノマーその他の気
相を前記重合器から抜き出し前記重合器に再度供給する
気相循環系を備えた気相重合装置において、前記重合器
は、その内部に前記循環系から送られて来る気相を前記
重合器内に拡散分配するためのガス分散板と、このガス
分散板よりも下方に位置するとともに前記重合器への導
入口に前記循環系から送られて来る気相の前記分散板へ
の流れを前記重合器の内壁面に沿って分配するためのも
のであって上面が傾斜形状をしている傾斜体とを備えて
いることを特徴とする。なお、ここでいう上面とは、傾
斜体のうち粉状ポリマーが沈降して来る部位をいう。
れば、たとえ傾斜体の上に粉状ポリマーが沈降して来て
も、傾斜体の上面は傾斜形状をしているので、前記粉状
ポリマーは傾斜体の上面から滑り落ち、下部からのガス
体により吹き上げられてそこには滞留しなくなる。
から送られて来た気相は、傾斜体によって、気相重合器
の内壁面に沿って分配されながらガス分散板へ向かい、
そのときの流れの一部が傾斜体の上面の傾斜具合いによ
っては渦となる。そして、この渦のうち、傾斜体の上面
に沿った渦流が、傾斜体の上面に沈降した粉状ポリマー
を傾斜体の上面の傾斜の程度と挨待って、粉状ポリマー
の傾斜体上面での滞留を阻止するようになる。このた
め、粉状ポリマーが滞留、付着して、成長してしまうこ
とを効果的に防止できる。その結果、粉状ポリマーが大
きくならないため、気相重合器のガス分散板の各微細穴
が粉状ポリマーによって閉塞されないようにすることが
できる。
い。錐体形状としては、円錐形または角錐形(特には円
錐に近い多角錐形が望ましい。)であることが好まし
い。この場合、前記円錐形または角錐形をした傾斜体
は、上部錐形部と、この上部錐形部の底面に相当する部
分が下方に突出するごとき形状をした下部偏平状錐形部
とからなる形状体としてもよく、その場合には次の
(1)〜(3)のディメンションで設定することが望ま
しい。
θ1の角度および下部偏平状錐形部の垂直断面における
頂角θ2の角度が、それぞれθ1=80°〜120°お
よびθ2=120°〜160° (2)前記傾斜体の最大径寸法D2が、D2=1.1・
D1〜1.5・D1但し、D1は、前記気相循環系の重
合器への導入管の内径 (3)前記傾斜体と前記気相重合器底部との距離Hが、
H=(0.8〜1.2)・(D12・π/4)/(D2・
π) さらに、前記傾斜体は、その垂直断面における側辺が凹
弧状曲線,凸弧状曲線または直線としてもよい。具体的
には、傾斜体の全体形状が、多角錐形,ドーム形,ラッ
パ形となるように前記側辺が設定されることが望まし
い。ここでラッパ形状とは、管楽器のベル(通称「朝
顔」)部分に相当するごとき形状をいう。
示した実施の形態に基づいて詳細に説明する。 図1
は、本発明に係る気相重合用重合器を説明するための概
略図である。本発明に係る気相重合器が従来技術の項で
述べた気相重合器と異なる点は、従来の気相重合器のじ
ゃま板2に相当する傾斜体およびそれに関連する箇所だ
けであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。
9よりも下方に位置する。傾斜体2Aは、気相重合器1
の導入口3bに気相循環系の一部であるガス導入管3か
ら送られて来る気相(前述したように、気相重合器1内
で重合反応に供されなかった未反応モノマーその他の気
相のこと。)のガス分散板9への流れを気相重合器1の
半球状底部1bの内壁面に沿って分配するための装置で
あって、中空で閉じられた錐体形状をしている。
円錐形部11と、この上部円錐形部11の底面に相当す
る部分が、下方に突出するごとき形状をした下部偏平状
円錐形部13とからなるとともに、次のディメンション
で設定された円錐体(錐体)である。 (1)上部錐形部11の垂直断面の形状は二等辺三角形
であって、その頂角θ1の角度は90゜である。下部偏
平状錐形部13の垂直断面の形状も同じく二等辺三角形
であって、その頂角θ2の角度は150゜である。ただ
し、これらの角度に限定されることはなく、θ1は、8
0°〜120°の範囲で、θ2は、120°〜160°
の範囲で設定されればよい。 (2)前記傾斜体の最大径寸法D2(図1参照)は1.
3・D1である。
る管の内径を示し、D2は、上記の値に限定されず、
1.1・D1〜1.5・D1の範囲であればよい。 (3)前記傾斜体と前記気相重合器底部との距離H1
は、次の(1)式で求められ、係数kを1.0として求
めた場合の値である。
1において、符号14が示すものは、傾斜体2Aの上面
(上部円錐形部11の実質上の円錐面のこと)を意味す
る。この上面14に、気相重合器1の導入口3bから導
入され、周囲環状流れ7によって舞上げられる粉状ポリ
マーが沈降するようになる。また、上面14は、バグ仕
上げ(鏡面仕上げ)が施されていると、上面14に積も
った粉状ポリマーはより滑り易くなり好ましい。
または少なくとも双数の穴があけられている。そして、
傾斜体2Aには、モノマー、例えばエチレンでパージラ
インを配し(図示しない)、すなわち微圧を立てること
によって、前記複数の穴から傾斜体2A内に粉状ポリマ
ーが入らないようにしている。
の限られず、次のような形態をしたものでもよい。 〈変形例1〉図2に示すように、傾斜体2Bは、その垂
直断面で見た場合における側辺15が凹弧状曲線となる
ようにしたものでもよい。この場合の傾斜体2Bの全体
形状は、例えば管楽器のベル(通称「朝顔」)部分に相
当するラッパ形状といえる。 〈変形例2〉図3に示すように、傾斜体2Cの垂直断面
で見た場合における側辺15が凸弧状曲線となるように
したものでもよい。この場合の傾斜体2Cの全体形状
は、ドーム形状といえる。 〈変形例3〉図4に示すように、傾斜体2Dの垂直断面
で見た場合における側辺15を直線となるようにしたも
のでもよい。この場合の傾斜体2Dの全体形状は、円錐
形状といえる。
形に近い多角錐形であってもよい。 〈実施形態の作用効果〉このように構成された傾斜体2
A〜2Dを備えた気相重合器1では、たとえ傾斜体2A
〜2Dの上に粉状ポリマーが沈降して来ても、傾斜体2
A〜2Dの上面14は傾斜形状をしているので、前記粉
状ポリマーは傾斜体2A〜2Dの上面14から滑り落ち
るようになるため、そこには滞留しなくなる。したがっ
て、傾斜体2A〜2Dの上面14で粉状ポリマーが塊に
なることはない。
循環系から送られて来た気相は、傾斜体2A〜2Dによ
って、気相重合器1の内壁面に沿って分配されながらガ
ス分散板9へ向かい、そのときの流れの一部が傾斜体2
A〜2Dの上面14の傾斜具合いによっては渦となる。
そして、この渦のうち、傾斜体2A〜2Dの上面14に
沿った渦流が、傾斜体2A〜2Dの上面14に沈降した
粉状ポリマーを傾斜体2A〜2Dの上面14の傾斜の程
度と挨待って、粉状ポリマーの傾斜体上面14からの滞
留を阻止するようになる。このため、粉状ポリマーが上
面14で滞留、付着して、成長してしまうことを効果的
に防止できる。その結果、ガス室1a内における粉状ポ
リマーが大きくならないため、気相重合器1のガス分散
板9の微細穴が粉状ポリマーによって閉塞されないよう
にすることができる。
ス分散板よりも下方に位置するとともに前記気相重合器
の導入口に前記気相循環系から送られて来る前記気相の
前記ガス分散板への流れを前記気相重合器の内壁面に沿
って分配するためのものであって、上面が傾斜形状にさ
れた傾斜体を備えているので、この傾斜体に粉状ポリマ
ーが滞留、付着して、成長してしまうことがない。この
ため、粉状ポリマーが大きくならないので、気相重合器
のガス分散板の微細穴を粉状ポリマーによって閉塞され
ることを防止できる。
例を示す垂直断面図
変形例を示す垂直断面図
に別の変形例を示す垂直断面図
Claims (6)
- 【請求項1】 固体状重合触媒を用いて気相で重合反応
させることによって粉状のポリマーを生成する気相重合
用重合器内で重合反応に供されなかった未反応モノマー
その他の気相を前記重合器から抜き出し前記重合器に再
度供給する気相循環系を備えた気相重合装置において、 前記重合器は、その内部に前記循環系から送られて来る
気相を前記重合器内に拡散分配するためのガス分散板
と、 このガス分散板よりも下方に位置するとともに前記重合
器への導入口に前記循環系から送られて来る気相の前記
分散板への流れを前記気相重合器の内壁面に沿って分配
するためのものであって上面が傾斜形状をしている傾斜
体と、 を備えていることを特徴とする気相重合装置。 - 【請求項2】 前記傾斜体は、錐体形状をしていること
を特徴とする請求項1に記載の気相重合装置。 - 【請求項3】 前記傾斜体は、その垂直断面における側
辺が凹弧状曲線,凸弧状曲線または直線であることを特
徴とする請求項1に記載の気相重合装置。 - 【請求項4】 前記傾斜体は、その全体形状が多角錐
形,ドーム形,ラッパ形であることを特徴とする請求項
3に記載の気相重合装置。 - 【請求項5】 前記傾斜体は、その全体形状が円錐形ま
たは角錐形であることを特徴とする請求項2に記載の気
相重合装置。 - 【請求項6】 前記傾斜体は、上部錐形部と、この上部
錐形部の底面に相当する部分が、下方に突出する下部偏
平状錐形部とからなるとともに、次のディメンションで
設定されていることを特徴とする請求項5に記載の気相
重合装置。 (1)前記上部錐形部の垂直断面における頂角θ1およ
び前記下部偏平状錐形部の垂直断面における頂角θ2
が、それぞれθ1=80°〜120°およびθ2=12
0°〜160° (2)前記傾斜体の底面最大径寸法D2=1.1・D1
〜1.5・D1 但し、D1は、前記気相循環系の重合器への導入管の内
径 (3)前記傾斜体と前記気相重合器底部との距離H=
(0.8〜1.2)・(D12・π/4)/(D2・π)
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