JPH10316460A - 再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法 - Google Patents
再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法Info
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- JPH10316460A JPH10316460A JP14318997A JP14318997A JPH10316460A JP H10316460 A JPH10316460 A JP H10316460A JP 14318997 A JP14318997 A JP 14318997A JP 14318997 A JP14318997 A JP 14318997A JP H10316460 A JPH10316460 A JP H10316460A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B20/00—Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
- C04B20/10—Coating or impregnating
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/60—Agents for protection against chemical, physical or biological attack
- C04B2103/65—Water proofers or repellants
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】十分なコンクリート強度を確保する。
【解決手段】本発明に係る再生粗骨材の製造方法は、ま
ず、コンクリート構造物をクラッシャ等で破砕し、再生
粗骨材を製造するのであれば粗骨材寸法相当の、再生細
骨材を製造するのであれば細骨材寸法相当のセメントモ
ルタル片を作る(ステップ101)。次に、かかるセメ
ントモルタル片に無機質結晶性防水剤を浸透させるが、
かかる浸透を行うにあたっては、まず、無機質結晶性防
水剤を粉体状にてセメントモルタル片と予め混合し空練
りを行い(ステップ102)、粉体状の防水剤をセメン
トモルタル片に均等に分散させる。次に、かかる空練り
工程で作られた骨材防水剤混合物に噴霧あるいは少量添
加といった形で水を付与する(ステップ103)。セメ
ントモルタル片への無機質結晶性防水剤の浸透が終了し
たならば、必要に応じて所定期間養生する(ステップ1
04)。
ず、コンクリート構造物をクラッシャ等で破砕し、再生
粗骨材を製造するのであれば粗骨材寸法相当の、再生細
骨材を製造するのであれば細骨材寸法相当のセメントモ
ルタル片を作る(ステップ101)。次に、かかるセメ
ントモルタル片に無機質結晶性防水剤を浸透させるが、
かかる浸透を行うにあたっては、まず、無機質結晶性防
水剤を粉体状にてセメントモルタル片と予め混合し空練
りを行い(ステップ102)、粉体状の防水剤をセメン
トモルタル片に均等に分散させる。次に、かかる空練り
工程で作られた骨材防水剤混合物に噴霧あるいは少量添
加といった形で水を付与する(ステップ103)。セメ
ントモルタル片への無機質結晶性防水剤の浸透が終了し
たならば、必要に応じて所定期間養生する(ステップ1
04)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてコンクリ
ート構造物の解体で生じたコンクリート廃材から製造さ
れる再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製
造方法に関する。
ート構造物の解体で生じたコンクリート廃材から製造さ
れる再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物の解体工事で発生し
たコンクリート廃材は、人工島の埋立材や路盤材として
使用される以外は、陸上に建設された廃棄物処分場に処
分されることが多かったが、かかる処分場の用地取得が
年々困難になってきていることや資源の有効利用の観点
から、最近では、コンクリート廃材を新しいコンクリー
ト構造物の骨材として再生させることの可能性が議論さ
れるようになってきた。
たコンクリート廃材は、人工島の埋立材や路盤材として
使用される以外は、陸上に建設された廃棄物処分場に処
分されることが多かったが、かかる処分場の用地取得が
年々困難になってきていることや資源の有効利用の観点
から、最近では、コンクリート廃材を新しいコンクリー
ト構造物の骨材として再生させることの可能性が議論さ
れるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】再生骨材は、古いコン
クリート構造物を解体した後、解体作業で生じたコンク
リートガラをクラッシャーで破砕し、しかる後に粒度分
けを行うことによって得られるが、かかる再生骨材には
いくつかの難点がある。
クリート構造物を解体した後、解体作業で生じたコンク
リートガラをクラッシャーで破砕し、しかる後に粒度分
けを行うことによって得られるが、かかる再生骨材には
いくつかの難点がある。
【0004】まず第一に、破砕及び粒度分けが行われた
再生骨材のうち、粗骨材寸法相当の再生骨材について
は、旧コンクリートのセメントモルタルだけで構成され
たものはもちろん、川砂利などの本来の粗骨材を含んだ
ものであってもその表面に旧コンクリートのセメントモ
ルタル分が多少付着していることは免れず、本来の粗骨
材に比べて吸水率がかなり大きくなるとともに、骨材強
度の面でも見劣りする。また、破砕工程の際に骨材内に
生じた微細なクラックが吸水率の増加や骨材強度の低下
をさらに助長する。
再生骨材のうち、粗骨材寸法相当の再生骨材について
は、旧コンクリートのセメントモルタルだけで構成され
たものはもちろん、川砂利などの本来の粗骨材を含んだ
ものであってもその表面に旧コンクリートのセメントモ
ルタル分が多少付着していることは免れず、本来の粗骨
材に比べて吸水率がかなり大きくなるとともに、骨材強
度の面でも見劣りする。また、破砕工程の際に骨材内に
生じた微細なクラックが吸水率の増加や骨材強度の低下
をさらに助長する。
【0005】そのため、新コンクリートで十分な強度を
確保するのはかなり困難であるという問題を生じてい
た。
確保するのはかなり困難であるという問題を生じてい
た。
【0006】また、細骨材寸法相当の再生骨材の場合、
本来の細骨材である砂だけを再生骨材として分離するこ
とは不可能に近く、実際には、細かく砕かれた状態の旧
コンクリートのセメントモルタル分が大部分を占めるこ
とになる。
本来の細骨材である砂だけを再生骨材として分離するこ
とは不可能に近く、実際には、細かく砕かれた状態の旧
コンクリートのセメントモルタル分が大部分を占めるこ
とになる。
【0007】したがって、再生細骨材では、川砂などか
らなる本来の細骨材と比べて吸水率がかなり大きくな
り、上述のコンクリート強度の問題はさらに顕著にな
る。
らなる本来の細骨材と比べて吸水率がかなり大きくな
り、上述のコンクリート強度の問題はさらに顕著にな
る。
【0008】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、十分なコンクリート強度を確保することが可
能な再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製
造方法を提供することを目的とする。
たもので、十分なコンクリート強度を確保することが可
能な再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製
造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る再生骨材の製造方法は請求項1に記載
したように、コンクリート構造物を破砕して骨材相当寸
法のセメントモルタル片を作り、該セメントモルタル片
に無機質結晶性防水剤を浸透させるものである。
め、本発明に係る再生骨材の製造方法は請求項1に記載
したように、コンクリート構造物を破砕して骨材相当寸
法のセメントモルタル片を作り、該セメントモルタル片
に無機質結晶性防水剤を浸透させるものである。
【0010】また、本発明に係る再生骨材の製造方法
は、前記無機質結晶性防水剤を粉体状にて前記セメント
モルタル片と予め混合して骨材防水剤混合物とし、しか
る後に該骨材防水剤混合物に水を付与するものである。
は、前記無機質結晶性防水剤を粉体状にて前記セメント
モルタル片と予め混合して骨材防水剤混合物とし、しか
る後に該骨材防水剤混合物に水を付与するものである。
【0011】また、本発明に係る再生骨材の製造方法
は、前記無機質結晶性防水剤を液状にて前記セメントモ
ルタル片に噴霧するものである。
は、前記無機質結晶性防水剤を液状にて前記セメントモ
ルタル片に噴霧するものである。
【0012】また、本発明に係る再生骨材コンクリート
の製造方法は請求項4に記載したように、コンクリート
構造物を破砕して骨材相当寸法のセメントモルタル片を
作り、該セメントモルタル片に無機質結晶性防水剤を浸
透させて再生骨材とし、該再生骨材を用いて再生骨材コ
ンクリートを製造するものである。
の製造方法は請求項4に記載したように、コンクリート
構造物を破砕して骨材相当寸法のセメントモルタル片を
作り、該セメントモルタル片に無機質結晶性防水剤を浸
透させて再生骨材とし、該再生骨材を用いて再生骨材コ
ンクリートを製造するものである。
【0013】また、本発明に係る再生骨材コンクリート
の製造方法は請求項5に記載したように、コンクリート
構造物を破砕して骨材相当寸法のセメントモルタル片を
作り、該セメントモルタル片をセメント、水及び無機質
結晶性防水剤とともに混練して再生骨材コンクリートを
製造するものである。
の製造方法は請求項5に記載したように、コンクリート
構造物を破砕して骨材相当寸法のセメントモルタル片を
作り、該セメントモルタル片をセメント、水及び無機質
結晶性防水剤とともに混練して再生骨材コンクリートを
製造するものである。
【0014】本発明に係る再生骨材の製造方法において
は、まず、コンクリート構造物を破砕して骨材相当寸法
のセメントモルタル片を作り、次いで、該セメントモル
タル片に無機質結晶性防水剤を浸透させる。
は、まず、コンクリート構造物を破砕して骨材相当寸法
のセメントモルタル片を作り、次いで、該セメントモル
タル片に無機質結晶性防水剤を浸透させる。
【0015】このようにすると、セメントモルタル片の
内部空隙に不溶性の無機質結晶が成長してセメントモル
タル片が緻密になる。そして、かかる緻密化は、再生骨
材の吸水率の低下及び強度の増大につながる。
内部空隙に不溶性の無機質結晶が成長してセメントモル
タル片が緻密になる。そして、かかる緻密化は、再生骨
材の吸水率の低下及び強度の増大につながる。
【0016】無機質結晶性防水剤をどのようにしてセメ
ントモルタル片に浸透させるかは任意であり、例えば該
防水剤を水溶液にして槽内に貯留し、該槽内にセメント
モルタル片を浸漬する方法や、水溶液状の防水剤をセメ
ントモルタル片に添加して混合するといった方法が考え
られるが、前記無機質結晶性防水剤を粉体状にて前記セ
メントモルタル片と予め混合して骨材防水剤混合物と
し、しかる後に該骨材防水剤混合物に水を付与するよう
にすれば、あるいは前記無機質結晶性防水剤を液状にて
前記セメントモルタル片に噴霧するようにすれば、一部
のセメントモルタル片だけに無機質結晶性防水剤が吸収
されてしまうことがないし、多量の無機質結晶性防水剤
が必要になることもない。
ントモルタル片に浸透させるかは任意であり、例えば該
防水剤を水溶液にして槽内に貯留し、該槽内にセメント
モルタル片を浸漬する方法や、水溶液状の防水剤をセメ
ントモルタル片に添加して混合するといった方法が考え
られるが、前記無機質結晶性防水剤を粉体状にて前記セ
メントモルタル片と予め混合して骨材防水剤混合物と
し、しかる後に該骨材防水剤混合物に水を付与するよう
にすれば、あるいは前記無機質結晶性防水剤を液状にて
前記セメントモルタル片に噴霧するようにすれば、一部
のセメントモルタル片だけに無機質結晶性防水剤が吸収
されてしまうことがないし、多量の無機質結晶性防水剤
が必要になることもない。
【0017】また、本発明に係る再生骨材コンクリート
の製造方法においては、このようにして製造された再生
骨材を用いて再生骨材コンクリートを製造するので、再
生骨材の吸水率が低下した分だけ水セメント比を抑える
ことが可能となり、再生骨材自体の強度増大と相まって
コンクリート全体の強度が増加する。
の製造方法においては、このようにして製造された再生
骨材を用いて再生骨材コンクリートを製造するので、再
生骨材の吸水率が低下した分だけ水セメント比を抑える
ことが可能となり、再生骨材自体の強度増大と相まって
コンクリート全体の強度が増加する。
【0018】また、本発明に係る再生骨材コンクリート
の製造方法においては、まず、コンクリート構造物を破
砕して骨材相当寸法のセメントモルタル片を作り、次い
で、該セメントモルタル片をセメント、水及び無機質結
晶性防水剤とともに混練して再生骨材コンクリートを製
造する。
の製造方法においては、まず、コンクリート構造物を破
砕して骨材相当寸法のセメントモルタル片を作り、次い
で、該セメントモルタル片をセメント、水及び無機質結
晶性防水剤とともに混練して再生骨材コンクリートを製
造する。
【0019】このようにすると、無機質結晶性防水剤が
セメントモルタル片の内部空隙に浸透し、該空隙内では
不溶性の無機質結晶が成長する。そして、かかる無機質
結晶は、セメントモルタル片を緻密にして吸水率の低下
に寄与するので、再生骨材コンクリートの水セメント比
を抑制することが可能となり、セメントモルタル片自体
の強度増加と相まって、再生骨材コンクリートの強度を
改善する。
セメントモルタル片の内部空隙に浸透し、該空隙内では
不溶性の無機質結晶が成長する。そして、かかる無機質
結晶は、セメントモルタル片を緻密にして吸水率の低下
に寄与するので、再生骨材コンクリートの水セメント比
を抑制することが可能となり、セメントモルタル片自体
の強度増加と相まって、再生骨材コンクリートの強度を
改善する。
【0020】一方、無機質結晶性防水剤は、水和反応の
進行に伴って新コンクリートのセメントモルタル分に生
じた空隙内にも同様に浸透し、該空隙内では不溶性の無
機質結晶が成長する。そして、かかる無機質結晶は、新
コンクリートのセメントモルタル分を緻密にして再生骨
材コンクリートの強度を増大させる。また、再生骨材と
のバインダとして機能し、該骨材と新コンクリートのセ
メントモルタル分との付着強度を改善する。
進行に伴って新コンクリートのセメントモルタル分に生
じた空隙内にも同様に浸透し、該空隙内では不溶性の無
機質結晶が成長する。そして、かかる無機質結晶は、新
コンクリートのセメントモルタル分を緻密にして再生骨
材コンクリートの強度を増大させる。また、再生骨材と
のバインダとして機能し、該骨材と新コンクリートのセ
メントモルタル分との付着強度を改善する。
【0021】再生骨材コンクリートを製造する際、粗骨
材寸法相当のセメントモルタル片を再生骨材とし、細骨
材についてはバージン骨材とするか、逆に細骨材寸法相
当のセメントモルタル片を再生骨材とし、粗骨材につい
てはバージンのものを使うか、あるいは両方とも再生骨
材とするかは任意である。
材寸法相当のセメントモルタル片を再生骨材とし、細骨
材についてはバージン骨材とするか、逆に細骨材寸法相
当のセメントモルタル片を再生骨材とし、粗骨材につい
てはバージンのものを使うか、あるいは両方とも再生骨
材とするかは任意である。
【0022】また、上述した各発明において、セメント
モルタル片は、セメント水和生成物のみからなる意味で
はなく、本来の細骨材や粗骨材の断片若しくはその全部
を含んでいる場合を包摂するものとする。また、セメン
トモルタル片の寸法については任意であり、細骨材相当
寸法のものと粗骨材相当寸法のものの両方を含む。
モルタル片は、セメント水和生成物のみからなる意味で
はなく、本来の細骨材や粗骨材の断片若しくはその全部
を含んでいる場合を包摂するものとする。また、セメン
トモルタル片の寸法については任意であり、細骨材相当
寸法のものと粗骨材相当寸法のものの両方を含む。
【0023】無機質結晶性防水剤は、毛細管現象、浸透
圧作用等によってセメントモルタル片の内部に浸透し、
該セメントモルタル片の内部空隙に不溶性の無機質結晶
を成長させることができるものであれば、どのような防
水剤を使用してもよく、市販されているコンクリート躯
体用防水剤、例えば活性シリカ系の防水剤であってセメ
ントモルタル片に含まれる水酸化カルシウムと反応する
ことで不溶性のケイ酸カルシウムを形成するものをはじ
め、コンクリートの混和剤として使用するポゾラン系材
料、例えばシリカヒュームやフライアッシュなども本発
明でいうところの無機質結晶性防水剤に包摂されるもの
とする。
圧作用等によってセメントモルタル片の内部に浸透し、
該セメントモルタル片の内部空隙に不溶性の無機質結晶
を成長させることができるものであれば、どのような防
水剤を使用してもよく、市販されているコンクリート躯
体用防水剤、例えば活性シリカ系の防水剤であってセメ
ントモルタル片に含まれる水酸化カルシウムと反応する
ことで不溶性のケイ酸カルシウムを形成するものをはじ
め、コンクリートの混和剤として使用するポゾラン系材
料、例えばシリカヒュームやフライアッシュなども本発
明でいうところの無機質結晶性防水剤に包摂されるもの
とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る再生骨材の製
造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法の実施の形
態について、添付図面を参照して説明する。
造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法の実施の形
態について、添付図面を参照して説明する。
【0025】(第1実施形態)図1は、本実施形態に係
る再生骨材の製造方法を示したフローチャートである。
同図でわかるように、本実施形態に係る再生骨材の製造
方法においては、まず、コンクリート構造物をクラッシ
ャ等で破砕し、再生粗骨材を製造するのであれば粗骨材
寸法相当の、再生細骨材を製造するのであれば細骨材寸
法相当のセメントモルタル片を作る(ステップ10
1)。
る再生骨材の製造方法を示したフローチャートである。
同図でわかるように、本実施形態に係る再生骨材の製造
方法においては、まず、コンクリート構造物をクラッシ
ャ等で破砕し、再生粗骨材を製造するのであれば粗骨材
寸法相当の、再生細骨材を製造するのであれば細骨材寸
法相当のセメントモルタル片を作る(ステップ10
1)。
【0026】次に、かかるセメントモルタル片に無機質
結晶性防水剤を浸透させるが、かかる浸透を行うにあた
っては、まず、無機質結晶性防水剤を粉体状にてセメン
トモルタル片と予め混合し空練りを行い(ステップ10
2)、粉体状の防水剤をセメントモルタル片に均等に分
散させる。
結晶性防水剤を浸透させるが、かかる浸透を行うにあた
っては、まず、無機質結晶性防水剤を粉体状にてセメン
トモルタル片と予め混合し空練りを行い(ステップ10
2)、粉体状の防水剤をセメントモルタル片に均等に分
散させる。
【0027】次に、かかる空練り工程で作られた骨材防
水剤混合物に噴霧あるいは少量添加といった形で水を付
与する(ステップ103)。
水剤混合物に噴霧あるいは少量添加といった形で水を付
与する(ステップ103)。
【0028】無機質結晶性防水剤としては、市販されて
いるコンクリート躯体用防水剤、例えば活性シリカ系の
防水剤であってセメントモルタル片に含まれる水酸化カ
ルシウムと反応することで不溶性のケイ酸カルシウムを
形成するもの、具体的には、ザイペックスなる商品名で
市販されている結晶性無機質浸透性防水剤(発売元;三
菱商事株式会社)、アクアプルーフなる商品名で市販さ
れている水性シラン系浸透型吸水防止剤(発売元;東亞
合成化学工業株式会社)、コンフィックスなる商品名で
市販されているシラン系浸透形吸水防止剤(発売元;恒
和化学工業株式会社)などを使用することができる。ま
た、コンクリートの混和剤として使用されているポゾラ
ン系材料、例えばシリカヒュームなどを使用することも
できる。
いるコンクリート躯体用防水剤、例えば活性シリカ系の
防水剤であってセメントモルタル片に含まれる水酸化カ
ルシウムと反応することで不溶性のケイ酸カルシウムを
形成するもの、具体的には、ザイペックスなる商品名で
市販されている結晶性無機質浸透性防水剤(発売元;三
菱商事株式会社)、アクアプルーフなる商品名で市販さ
れている水性シラン系浸透型吸水防止剤(発売元;東亞
合成化学工業株式会社)、コンフィックスなる商品名で
市販されているシラン系浸透形吸水防止剤(発売元;恒
和化学工業株式会社)などを使用することができる。ま
た、コンクリートの混和剤として使用されているポゾラ
ン系材料、例えばシリカヒュームなどを使用することも
できる。
【0029】セメントモルタル片への無機質結晶性防水
剤の浸透が終了したならば、必要に応じて所定期間養生
する(ステップ104)。
剤の浸透が終了したならば、必要に応じて所定期間養生
する(ステップ104)。
【0030】このように無機質結晶性防水剤をセメント
モルタル片に浸透させると、セメントモルタル片の内部
空隙に不溶性の無機質結晶が成長してセメントモルタル
片が緻密になる。
モルタル片に浸透させると、セメントモルタル片の内部
空隙に不溶性の無機質結晶が成長してセメントモルタル
片が緻密になる。
【0031】以上説明したように、本実施形態に係る再
生骨材の製造方法によれば、無機質結晶性防水剤がセメ
ントモルタル片の空隙に無機質結晶を成長させるので、
再生骨材内部が緻密化し、吸水率が低下するとともに骨
材自体の強度が大きくなる。
生骨材の製造方法によれば、無機質結晶性防水剤がセメ
ントモルタル片の空隙に無機質結晶を成長させるので、
再生骨材内部が緻密化し、吸水率が低下するとともに骨
材自体の強度が大きくなる。
【0032】したがって、本実施形態の再生骨材を使用
すれば、その吸水率が低下した分だけ、フレッシュコン
クリートの性状の安定性が増し、水セメント比を抑える
ことが可能となり、再生骨材自体の強度増加と相まっ
て、従来の再生骨材を用いたコンクリートに比べればコ
ンクリート強度を大幅に増加させることができるし、バ
ージン骨材を使用した場合と比べても何等遜色のないコ
ンクリートを製造することができる。そして、コンクリ
ート構造物を破砕して作ったセメントモルタル片を再生
骨材として有効利用することにより、産業廃棄物の減容
化を図ることも可能となる。
すれば、その吸水率が低下した分だけ、フレッシュコン
クリートの性状の安定性が増し、水セメント比を抑える
ことが可能となり、再生骨材自体の強度増加と相まっ
て、従来の再生骨材を用いたコンクリートに比べればコ
ンクリート強度を大幅に増加させることができるし、バ
ージン骨材を使用した場合と比べても何等遜色のないコ
ンクリートを製造することができる。そして、コンクリ
ート構造物を破砕して作ったセメントモルタル片を再生
骨材として有効利用することにより、産業廃棄物の減容
化を図ることも可能となる。
【0033】また、本実施形態によれば、無機質結晶性
防水剤を粉体状にてセメントモルタル片と予め混合して
骨材防水剤混合物とし、しかる後に該骨材防水剤混合物
に水を付与するようにしたので、一部のセメントモルタ
ル片だけに無機質結晶性防水剤が吸収されてしまうこと
がないし、多量の無機質結晶性防水剤が必要になること
もない。
防水剤を粉体状にてセメントモルタル片と予め混合して
骨材防水剤混合物とし、しかる後に該骨材防水剤混合物
に水を付与するようにしたので、一部のセメントモルタ
ル片だけに無機質結晶性防水剤が吸収されてしまうこと
がないし、多量の無機質結晶性防水剤が必要になること
もない。
【0034】本実施形態では、無機質結晶性防水剤をセ
メントモルタル片に浸透させるにあたり、該防水剤を粉
体状にてセメントモルタル片と空練りし、しかる後に水
分を付与するようにしたが、これに代えて、あるいは無
機質結晶性防水剤を液状にてセメントモルタル片に噴霧
するようにしてもよい。かかる構成においても、上述し
たとほぼ同様の効果を享受することができる。
メントモルタル片に浸透させるにあたり、該防水剤を粉
体状にてセメントモルタル片と空練りし、しかる後に水
分を付与するようにしたが、これに代えて、あるいは無
機質結晶性防水剤を液状にてセメントモルタル片に噴霧
するようにしてもよい。かかる構成においても、上述し
たとほぼ同様の効果を享受することができる。
【0035】また、場合によっては、無機質結晶性防水
剤を水溶液にして槽内に貯留し、該槽内にセメントモル
タル片を浸漬する方法や、水溶液状の防水剤をセメント
モルタル片に添加して混合するといった方法を採用して
もよい。
剤を水溶液にして槽内に貯留し、該槽内にセメントモル
タル片を浸漬する方法や、水溶液状の防水剤をセメント
モルタル片に添加して混合するといった方法を採用して
もよい。
【0036】(第2実施形態)次に、本実施形態に係る
再生骨材コンクリートの製造方法について説明する。
再生骨材コンクリートの製造方法について説明する。
【0037】図2は、本実施形態に係る再生骨材コンク
リートの製造方法を示したフローチャートである。同図
でわかるように、本実施形態に係る再生骨材コンクリー
トを製造するには、まず、第1実施形態で述べたよう
に、コンクリート構造物をクラッシャで破砕し、必要に
応じて粒度分けを行った後、粗骨材相当寸法のセメント
モルタル片と、細骨材相当寸法のセメントモルタル片と
を作る(ステップ111)。
リートの製造方法を示したフローチャートである。同図
でわかるように、本実施形態に係る再生骨材コンクリー
トを製造するには、まず、第1実施形態で述べたよう
に、コンクリート構造物をクラッシャで破砕し、必要に
応じて粒度分けを行った後、粗骨材相当寸法のセメント
モルタル片と、細骨材相当寸法のセメントモルタル片と
を作る(ステップ111)。
【0038】次に、これらのセメントモルタル片をセメ
ント、水及び上述したと同様の無機質結晶性防水剤とと
もに混練し(ステップ112)、再生骨材コンクリート
を製造する。無機質結晶性防水剤は、あらかじめ水溶液
としておくのがよい。また、かかる防水剤をはじめ、セ
メントや水の混合順序は、ミキサーの構造等に応じて適
宜定めればよい。
ント、水及び上述したと同様の無機質結晶性防水剤とと
もに混練し(ステップ112)、再生骨材コンクリート
を製造する。無機質結晶性防水剤は、あらかじめ水溶液
としておくのがよい。また、かかる防水剤をはじめ、セ
メントや水の混合順序は、ミキサーの構造等に応じて適
宜定めればよい。
【0039】このように無機質結晶性防水剤をコンクリ
ート混和剤として使用すると、該防水剤がセメントモル
タル片の内部空隙に浸透し、該空隙内では不溶性の無機
質結晶が成長する。そして、かかる無機質結晶は、セメ
ントモルタル片を緻密にして吸水率の低下に寄与するの
で、再生骨材コンクリートの水セメント比を抑制するこ
とが可能となり、セメントモルタル片自体の強度増加と
相まって、再生骨材コンクリートの強度を改善する。
ート混和剤として使用すると、該防水剤がセメントモル
タル片の内部空隙に浸透し、該空隙内では不溶性の無機
質結晶が成長する。そして、かかる無機質結晶は、セメ
ントモルタル片を緻密にして吸水率の低下に寄与するの
で、再生骨材コンクリートの水セメント比を抑制するこ
とが可能となり、セメントモルタル片自体の強度増加と
相まって、再生骨材コンクリートの強度を改善する。
【0040】一方、無機質結晶性防水剤は、水和反応の
進行に伴って新コンクリートのセメントモルタル分に生
じた空隙内にも同様に浸透し、該空隙内では不溶性の無
機質結晶が成長する。そして、かかる無機質結晶は、新
コンクリートのセメントモルタル分を緻密にして再生骨
材コンクリートの強度を増大させる。また、再生骨材と
のバインダとして機能し、該骨材と新コンクリートのセ
メントモルタル分との付着強度を改善する。なお、セメ
ントモルタル部分の緻密化は、コンクリートの中性化の
抑制や防水性の向上にも寄与する。
進行に伴って新コンクリートのセメントモルタル分に生
じた空隙内にも同様に浸透し、該空隙内では不溶性の無
機質結晶が成長する。そして、かかる無機質結晶は、新
コンクリートのセメントモルタル分を緻密にして再生骨
材コンクリートの強度を増大させる。また、再生骨材と
のバインダとして機能し、該骨材と新コンクリートのセ
メントモルタル分との付着強度を改善する。なお、セメ
ントモルタル部分の緻密化は、コンクリートの中性化の
抑制や防水性の向上にも寄与する。
【0041】以上説明したように、本実施形態に係る再
生骨材コンクリートの製造方法によれば、無機質結晶性
防水剤により、再生骨材においては吸水率の低下及び骨
材強度の改善を図ることが可能となるとともに、新コン
クリートのセメントモルタル部分においても緻密化及び
骨材との付着強度の改善を図ることが可能となるので、
バージン骨材を使用したと同等以上の強度を持つコンク
リートを製造することが可能となる。
生骨材コンクリートの製造方法によれば、無機質結晶性
防水剤により、再生骨材においては吸水率の低下及び骨
材強度の改善を図ることが可能となるとともに、新コン
クリートのセメントモルタル部分においても緻密化及び
骨材との付着強度の改善を図ることが可能となるので、
バージン骨材を使用したと同等以上の強度を持つコンク
リートを製造することが可能となる。
【0042】本実施形態では、粗骨材及び細骨材の両方
を再生骨材としたが、いずれか一方だけを再生骨材と
し、他方は通常の骨材(バージン骨材)を使用するよう
にしてもよいことは言うまでもない。
を再生骨材としたが、いずれか一方だけを再生骨材と
し、他方は通常の骨材(バージン骨材)を使用するよう
にしてもよいことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る再生
骨材の製造方法によれば、骨材強度や吸水率を改善して
再生骨材コンクリートの強度を高めることができるとと
もに、コンクリート廃材の減容化を図ることができる。
骨材の製造方法によれば、骨材強度や吸水率を改善して
再生骨材コンクリートの強度を高めることができるとと
もに、コンクリート廃材の減容化を図ることができる。
【0044】また、請求項2に係る再生骨材の製造方法
によれば、請求項1の効果に加えて一部のセメントモル
タル片だけに無機質結晶性防水剤が吸収されてしまうこ
とがないし、多量の無機質結晶性防水剤が必要になるこ
ともないという効果も奏する。
によれば、請求項1の効果に加えて一部のセメントモル
タル片だけに無機質結晶性防水剤が吸収されてしまうこ
とがないし、多量の無機質結晶性防水剤が必要になるこ
ともないという効果も奏する。
【0045】また、請求項3に係る再生骨材の製造方法
によれば、請求項2と同様、一部のセメントモルタル片
だけに無機質結晶性防水剤が吸収されてしまうことがな
いし、多量の無機質結晶性防水剤が必要になることもな
いという効果も奏する。
によれば、請求項2と同様、一部のセメントモルタル片
だけに無機質結晶性防水剤が吸収されてしまうことがな
いし、多量の無機質結晶性防水剤が必要になることもな
いという効果も奏する。
【0046】また、請求項4に係る再生骨材コンクリー
トの製造方法によれば、骨材強度や吸水率が改善された
再生骨材を使用することによってバージン骨材を使用し
たときと同等以上のコンクリート強度を確保することが
可能となる。
トの製造方法によれば、骨材強度や吸水率が改善された
再生骨材を使用することによってバージン骨材を使用し
たときと同等以上のコンクリート強度を確保することが
可能となる。
【0047】また、請求項5に係る再生骨材コンクリー
トの製造方法によれば、再生骨材においては吸水率の低
下及び骨材強度の改善を図ることが可能となるととも
に、新コンクリートのセメントモルタル部分においても
緻密化及び骨材との付着強度の改善を図ることが可能と
なるので、バージン骨材を使用したと同等以上の強度を
持つコンクリートを製造することが可能となる。
トの製造方法によれば、再生骨材においては吸水率の低
下及び骨材強度の改善を図ることが可能となるととも
に、新コンクリートのセメントモルタル部分においても
緻密化及び骨材との付着強度の改善を図ることが可能と
なるので、バージン骨材を使用したと同等以上の強度を
持つコンクリートを製造することが可能となる。
【0048】
【図1】第1実施形態に係る再生骨材の製造方法を示し
たフローチャート。
たフローチャート。
【図2】第2実施形態に係る再生骨材コンクリートの製
造方法を示したフローチャート。
造方法を示したフローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住野 正博 東京都清瀬市下清戸4丁目640 株式会社 大林組技術研究所内 (72)発明者 川地 武 東京都清瀬市下清戸4丁目640 株式会社 大林組技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 コンクリート構造物を破砕して骨材相当
寸法のセメントモルタル片を作り、該セメントモルタル
片に無機質結晶性防水剤を浸透させることを特徴とする
再生骨材の製造方法。 - 【請求項2】 前記無機質結晶性防水剤を粉体状にて前
記セメントモルタル片と予め混合して骨材防水剤混合物
とし、しかる後に該骨材防水剤混合物に水を付与する請
求項1記載の再生骨材の製造方法。 - 【請求項3】 前記無機質結晶性防水剤を液状にて前記
セメントモルタル片に噴霧する請求項1記載の再生骨材
の製造方法。 - 【請求項4】 コンクリート構造物を破砕して骨材相当
寸法のセメントモルタル片を作り、該セメントモルタル
片に無機質結晶性防水剤を浸透させて再生骨材とし、該
再生骨材を用いて再生骨材コンクリートを製造すること
を特徴とする再生骨材コンクリートの製造方法。 - 【請求項5】 コンクリート構造物を破砕して骨材相当
寸法のセメントモルタル片を作り、該セメントモルタル
片をセメント、水及び無機質結晶性防水剤とともに混練
して再生骨材コンクリートを製造することを特徴とする
再生骨材コンクリートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14318997A JPH10316460A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14318997A JPH10316460A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10316460A true JPH10316460A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15332953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14318997A Withdrawn JPH10316460A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 再生骨材の製造方法及び再生骨材コンクリートの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10316460A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334946A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | コンクリート二次製品の製造方法 |
CN115124296A (zh) * | 2021-03-24 | 2022-09-30 | 长沙理工大学 | 一种改性再生砖骨料砂浆及其制备方法 |
CN116283114A (zh) * | 2021-12-18 | 2023-06-23 | 中建七局(上海)有限公司 | 一种自防水再生混凝土材料及其制备方法 |
CN117164317A (zh) * | 2023-08-16 | 2023-12-05 | 中国建筑第二工程局有限公司 | 一种再生混凝土及其制备方法 |
WO2024117130A1 (ja) * | 2022-11-28 | 2024-06-06 | ニチレキ株式会社 | 舗装層の再生工法とそれによって得られる再生舗装層 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP14318997A patent/JPH10316460A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334946A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | コンクリート二次製品の製造方法 |
CN115124296A (zh) * | 2021-03-24 | 2022-09-30 | 长沙理工大学 | 一种改性再生砖骨料砂浆及其制备方法 |
CN116283114A (zh) * | 2021-12-18 | 2023-06-23 | 中建七局(上海)有限公司 | 一种自防水再生混凝土材料及其制备方法 |
WO2024117130A1 (ja) * | 2022-11-28 | 2024-06-06 | ニチレキ株式会社 | 舗装層の再生工法とそれによって得られる再生舗装層 |
CN117164317A (zh) * | 2023-08-16 | 2023-12-05 | 中国建筑第二工程局有限公司 | 一种再生混凝土及其制备方法 |
CN117164317B (zh) * | 2023-08-16 | 2024-03-01 | 中国建筑第二工程局有限公司 | 一种再生混凝土及其制备方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |