JPH10315904A - 乗員保護装置の駆動回路 - Google Patents
乗員保護装置の駆動回路Info
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- JPH10315904A JPH10315904A JP10050587A JP5058798A JPH10315904A JP H10315904 A JPH10315904 A JP H10315904A JP 10050587 A JP10050587 A JP 10050587A JP 5058798 A JP5058798 A JP 5058798A JP H10315904 A JPH10315904 A JP H10315904A
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Abstract
行うことができる乗員保護装置の駆動回路を提供するこ
とである。 【解決手段】 電圧供給源+Bとスクイブ6に対して直
列に設けられ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れ
る電流を制御する電流制御手段4を有する乗員保護装置
の駆動回路において、前記スクイブの下流側がグランド
ショートしているか否かを常時判断する判断手段24,
26を設け、グランドショートしていない状態のときに
のみ前記電流制御手段の導通チェックを行うことを特徴
とする。
Description
乗員を保護する乗員保護装置の駆動回路に関するもので
ある。
護するためのエアバッグ装置、プリテンショナー付シー
トベルト等の乗員保護装置が搭載されている。これらの
乗員保護装置は、発生するガスの圧力によりバッグを展
開させ、又はシートベルトの弛みの巻き取りを行うもの
であるため、乗員保護装置毎にスクイブ及びこのスクイ
ブを点火するための点火トランジスタ等が設けられてい
る。
うための回路として、一般的には特開平8−11310
4号公報に開示されている回路又は図9に示す回路等が
用いられている。
00に対して直列に接続されている点火トランジスタ1
01,102 のONチェックは次のように行われてい
る。即ち、 点火トランジスタ102のONチェック
は、スクイブ端103の電圧をマイクロコンピュータ1
05によりモニタし、この部分が+Bショート、即ちス
クイブ端103の電圧が所定電圧よりも高くないことこ
とを確認してから、トランジスタ制御回路106により
点火トランジスタ102をONさせ、スクイブ端103
の電圧をマイクロコンピュータ105によりモニタする
ことにより行っている。
ックは、スクイブ端104の電圧をマイクロコンピュー
タ105によりモニタし、この部分がGNDショート、
即ちスクイブ端104の電圧が所定電圧よりも低くない
ことことを確認してから、トランジスタ制御回路107
により点火トランジスタ101をONさせ、スクイブ端
104の電圧をマイクロコンピュータ105によりモニ
タすることにより行っている。
回路においては、マイクロコンピュータにより+Bショ
ート及びGNDショートの診断を行ってから点火トラン
ジスタのONチェックを行っているため、+Bショート
等の診断及び点火トランジスタのチェックの2つのステ
ップが必要になり、診断のための制御プログラムが大き
くなるという問題があった。
トランジスタの診断を行うことができる乗員保護装置の
駆動回路を提供することである。
装置の駆動回路は、電圧供給源とスクイブに対して直列
に設けられ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れる
電流を制御する電流制御手段を有する乗員保護装置の駆
動回路において、前記スクイブの下流側がグランドショ
ートしているか否かを常時判断する判断手段を設け、グ
ランドショートしていない状態のときのみに前記電流制
御手段に対する導通チェック信号を有効とすることを特
徴とする。
路によれば、スクイブの下流側がグランドショートして
いない状態のときのみに電流制御手段を導通させるた
め、グランドショート診断を行うことなく電流制御手段
の導通チェックを行うことができる。
回路は、電圧供給源とスクイブに対して直列に設けら
れ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れる電流を制
御する電流制御手段を有する乗員保護装置の駆動回路に
おいて、前記電流制御手段は、同一チップ上に形成され
た第1のスイッチング素子と、この第1のスイッチング
素子より導通時の抵抗値が大きくかつ前記第1のスイッ
チング素子に並列に接続される第2のスイッチング素子
を備え、前記第1のスイッチング素子の導通チェックを
前記第2のスイッチング素子を導通させて行うことを特
徴とする。
路によれば、グランドショート診断を行うことなく電流
制御手段の導通チェックを行うことができる。また、第
1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子は同
一チップ内に形成されているので、第2のスイッチング
素子の導通チェックを行えば、第1のスイッチング素子
の導通チェックを行ったことになる。更に、第2のスイ
ッチング素子の導通抵抗は大きいので、スクイブに大電
流が流れることはない。
回路は、電圧供給源とスクイブに対して直列に設けら
れ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れる電流を制
御する電流制御手段を有する乗員保護装置の駆動回路に
おいて、前記電流制御手段は、前記スクイブに対して点
火電流を供給するための第1のスイッチング素子と、前
記第1のスイッチング素子に対して並列に設けられた前
記スクイブに対する点火電流の供給経路の導通チェック
のための第2のスイッチング素子を備え、前記第1のス
イッチング素子及び前記第2のスイッチング素子の制御
を点火信号と2つの点火許可信号により行うことを特徴
とする。
路によれば、第2のスイッチング素子をチェックにより
スクイブに対する点火電流の供給経路の導通チェックを
行うことにより、同時に2つの点火許可信号系の故障の
チェックを行うことができる。
の第1の実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の
説明を行う。
である。図1に示すように、この乗員保護装置の駆動回
路においては、電源+BとGNDとの間に、セーフィン
グセンサ2、NチャンネルパワーMOS FETにより
構成されている点火トランジスタ4、スクイブ6及びN
チャンネルパワーMOS FETにより構成されている
点火トランジスタ8が直列に接続されている。また、セ
ーフィングセンサ2、点火トランジスタ4、点火トラン
ジスタ8のそれぞれにスクイブ端10,12の+Bショ
ート及びGNDショートを検知するための抵抗14,1
6,18が並列に接続されている。
トランジスタ制御回路20からの制御信号が入力され、
トランジスタ制御回路20にはGNDショート検知コン
パレータ24の出力及びトランジスタONチェック信号
が入力される。なお、符号26で示すものはGNDショ
ート検知しきい値電圧V1である。
ND回路28、インバータ30、抵抗32、トランジス
タ34及び抵抗36により構成されている。即ちNAN
D回路28の一方の入力端にトランジスタONチェック
信号が入力されると共に他の入力端にGNDショート検
知コンパレータ24の出力がインバータ30を介して入
力される。また、NAND回路28の出力端は抵抗32
を介してトランジスタ34のベースに接続されると共
に、トランジスタ34のコレクタは抵抗36を介して電
源+Bに、エミッタはGNDにそれぞれ接続されてい
る。
トランジスタ制御回路22からの制御信号が入力され、
トランジスタ制御回路22には+Bショート検知コンパ
レータ38の出力及びトランジスタONチェック信号が
入力される。なお、符号40で示すものは+Bショート
検知しきい値電圧V2である。
ND回路42、インバータ44、抵抗46、トランジス
タ48及び抵抗50により構成されている。即ちNAN
D回路42の一方の入力端にトランジスタONチェック
信号が入力されると共に他の入力端にインバータ44を
介して+Bショート検知コンパレータ38の出力が入力
される。また、NAND回路42の出力端は抵抗46を
介してトランジスタ48のベースに接続されると共に、
トランジスタ48のコレクタは抵抗50を介して電源+
Bに、エミッタはGNDにそれぞれ接続されている。
点火トランジスタ4のONチェックを行う場合には、常
時GNDショート検知コンパレータ24によりスクイブ
端12のGNDショート検知を行っている。スクイブ端
12がGNDショートしている場合、即ちスクイブ端1
2の電圧がV1より小さい場合には、GNDショート検
知コンパレータ24によりH(ハイ)信号が出力される
ため、NAND回路28にトランジスタONチェック信
号が入力された場合にトランジスタ34がONする。従
って、トランジスタONチェック信号が入力された場合
でも点火トランジスタ4がONされることはなくOFF
の状態が保持される。
ていない場合には、GNDショート検知コンパレータ2
4によりL(ロウ)信号が出力されるため、トランジス
タ制御回路20にトランジスタONチェック信号が入力
された場合にトランジスタ34がOFFする。従って、
トランジスタONチェック信号が入力された場合には点
火トランジスタ4がONされ、点火トランジスタ4のO
Nチェックが行われる。
を行う場合も同様に、常時+Bショート検知コンパレー
タ38により、スクイブ端10の+Bショート検知を行
っている。従って、スクイブ端10が+Bショートして
いる場合、即ちスクイブ端10の電圧がV2よりも高い
場合には、+Bショート検知コンパレータ38によりH
(ハイ)信号が出力されるため、トランジスタ制御回路
22にトランジスタONチェック信号が入力された場合
でも点火トランジスタ8がONされることはなくOFF
の状態が保持される。
いない場合には、+Bショート検知コンパレータ38に
よりL(ロウ)信号が出力されるため、トランジスタ制
御回路22にトランジスタONチェック信号が入力され
た場合には点火トランジスタ8がONされ、点火トラン
ジスタ8のONチェックが行われる。
置の駆動回路によれば、スクイブ端10,12の電圧を
常時検知しているので、マイクロコンピュータによるス
クイブ端10,12の+Bショート及びGNDショート
検知を行わずに点火トランジスタ4,8のONチェック
を実施することが可能となるためチェック時間を短縮す
ることができる。また、従来の技術におけるマイクロコ
ンピュータのソフト規模が大きくなるという問題が解消
される。
GNDショートしたとしても、常時+Bショート及びG
NDショート検知をしているので熱損失を抑えることが
でき、点火トランジスタ及び制御回路を統合化したIC
の実現も可能となる。
実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の説明を行
う。なお、この第2の実施の形態の説明においては、第
1の実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の構成
と同一の構成に第1の実施の形態の説明で用いたのと同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。
施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路においてNチ
ャンネルパワーMOS FETにより構成されている点
火トランジスタ4をPチャンネルパワーMOS FET
により構成された点火トランジスタ60に変更したもの
である。なお、これに伴いトランジスタ制御回路20内
のNAND回路がAND回路62に変更されている。
置の駆動回路においても第1の実施の形態と同様の制御
により点火トランジスタ60,8のONチェックを行う
ことができる。
実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の説明を行
う。なお、この第3の実施の形態の説明においては、第
1の実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の構成
と同一の構成に第1の実施の形態の説明で用いたのと同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。
ンジスタ4のONチェックを行う場合のスクイブ端12
のGNDショート検知を簡易GNDショート検知回路6
4の抵抗64a,64bにより、トランジスタ4のドレ
イン−ソース間電圧をモニタすることにより行ってい
る。即ちスクイブ端12がGNDショートしている場合
には、トランジスタ64cがONし、点火トランジスタ
4をOFFさせるようにトランジスタ34がONする。
このためトランジスタONチェック信号が入力されても
点火トランジスタ4がONすることはない。
を行う場合のスクイブ端10の+Bショート検知を簡易
+Bショート検知回路66の抵抗66a,66bによ
り、トランジスタ8のドレイン−ソース間電圧をモニタ
することにより行っている。即ちスクイブ端10が+B
ショートしている場合には、トランジスタ66cがON
し、点火トランジスタ8をOFFさせるようにトランジ
スタ46がONする。このためトランジスタONチェッ
ク信号が入力されても点火トランジスタ8がONするこ
とはない。
置の駆動回路によれば、スクイブ端12のGNDショー
ト検知を簡易GNDショート検知回路64により行い、
またスクイブ端10の+Bショート検知を簡易+Bショ
ート検知回路66により行っているため、回路構成が簡
単になりIC化が容易になると共にコストの低減も図る
ことができる。
実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の説明を行
う。なお、この第4の実施の形態の説明においては、第
1の実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の構成
と同一の構成に第1の実施の形態の説明で用いたのと同
一の符号を付して詳細な説明は省略する。
施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路のNチャンネ
ルパワーMOS FETにより構成されている点火トラ
ンジスタ4をPチャンネルパワーMOS FETにより
構成された点火トランジスタ68に変更したものであ
る。なお、これに伴いトランジスタ制御回路20内のN
AND回路がAND回路69に変更されている。
置の駆動回路においても第3の実施の形態と同様の制御
により点火トランジスタのONチェックを行うことがで
きる。
第5の実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の説
明を行う。
である。図5に示すように、この乗員保護装置の駆動回
路においては、電源+BとGNDとの間に、セーフィン
グセンサ70、点火トランジスタTr1、スクイブ72
及び点火トランジスタTr2が直列に接続されている。
また、セーフィングセンサ70、点火トランジスタTr
1、点火トランジスタTr2のそれぞれにスクイブ端の
+Bショート及びGNDショートを検知するための抵抗
74,76,78が並列に接続されている。
ェックトランジスタTr3が接続されると共に点火トラ
ンジスタTr2と並列にチェックトランジスタTr4が
接続されている。なお、点火トランジスタTr1、点火
トランジスタTr2、チェックトランジスタTr3及び
チェックトランジスタTr4のゲートには、制御回路8
0から制御信号が入力される。
個(図6においてはセルを10×10個)半導体ウエハ
上に配置した状態のパワーMOS FETの平面図であ
る。ここでチェックトランジスタTr3、チェックトラ
ンジスタTr4は、それぞれ図6におけるパワーMOS
FETの1個のセル82により構成され、点火トラン
ジスタTr1、点火トランジスタTr2は、それぞれ図
6におけるパワーMOS FETの1個のセル82を除
いた部分、即ち99個のセル84により構成される。即
ち点火トランジスタTr1,Tr2は、パワーMOS
FETの99個のセル84を並列に接続して構成され
る。
動回路によれば、図7に示すようにチェックトランジス
タTr3のチェックを行うことにより点火トランジスタ
Tr1のチェックを行い、チェックトランジスタTr4
のチェックを行うことにより点火トランジスタTr2の
チェックを行う。また、チェックトランジスタTr3,
Tr4、点火トランジスタTr1,Tr2の全てのトラ
ンジスタによりスクイブ72の点火を行う。
ランジスタのON抵抗は点火時のトランジスタのON抵
抗に比較して100倍になるため、このON抵抗により
スクイブ72を流れる電流に制限をかけることで、チェ
ック時には点火に必要な電流が流れないようにすること
ができる。即ち、一般的にスクイブを点火させるために
必要な電流は1A程度であり、その電流が250mA以
下では点火しないとされているが、点火時のON抵抗を
4Ω、チェック時のON抵抗を400Ω、スクイブの抵
抗を4Ω、電源電圧を12Vとした場合、点火時は1A
であるが、チェック時は最大30mAで点火に至ること
はない。
1、チェックトランジスタTr3を作製する場合には、
同一パターン上に作製されるものであるため、主な故障
原因となるワイヤーボンディング不良等は点火トランジ
スタTr1とチェックトランジスタTr3とに共通の故
障原因となる。従って、チェックトランジスタTr3の
導通チェックを行うことにより、等価的に点火トランジ
スタTr1チェックを行なえることとなる。同様にチェ
ックトランジスタTr4の導通チェックを行うことによ
り、等価的に点火トランジスタTr2チェックを行なえ
る。
置の駆動回路によれば、従来の技術において問題であっ
たショートチェックをすることなく点火トランジスタの
ONチェックを行うことができる。
ワーMOS FETに関して述べているが、これに限る
ことなく、例えばバイポーラパワートランジスタ等を用
いても良い。
実施の形態にかかる乗員保護装置の駆動回路の説明を行
う。図8は、乗員保護装置の駆動回路の回路図である。
動回路においては、電源+BとGNDとの間に、ハイサ
イド点火トランジスタTr5、スクイブ90及びローサ
イド点火トランジスタTr6が直列に接続されている。
また、ハイサイド点火トランジスタTr5と並列にハイ
サイドチェックトランジスタTr7が接続されると共に
ローサイド点火トランジスタTr6と並列にローサイド
チェックトランジスタTr8が接続されている。
はAND回路91の出力信号により制御されると共にロ
ーサイド点火トランジスタTr6はAND回路92の出
力信号により制御される。また、ハイサイドチェックト
ランジスタTr7はAND回路93の出力信号により制
御されると共にローサイドチェックトランジスタTr8
はAND回路94の出力信号により制御される。
ないマイクロコンピュータから点火信号、点火許可信号
1及び点火許可信号2が入力される。即ち、AND回路
91には点火信号及び点火許可信号1が入力されると共
に点火許可信号2がインバータ95を介して入力され、
AND回路92には点火信号及び点火許可信号1が入力
されると共に点火許可信号2がインバータ96を介して
入力される。また、AND回路93には点火信号、点火
許可信号1及び点火許可信号2が入力され、AND回路
94には点火信号が入力されると共に点火許可信号1、
点火許可信号2がインバータ97、インバータ98を介
して入力される。
動回路によれば、図8に示すハイサイドチェックトラン
ジスタTr7のチェックを行うことによりハイサイド点
火トランジスタTr5のチェックを等価的に行い、ロー
サイドチェックトランジスタTr8のチェックを行うこ
とによりローサイド点火トランジスタTr6のチェック
を等価的に行う。
のチェックを行う場合には、表1のBに示すようにハイ
サイドチェックトランジスタONコマンドをAND回路
93に入力すると共に点火許可信号1(Hi)及び点火
許可信号2(Hi)をAND回路93に入力する。これ
によりAND回路93の出力がHiとなりハイサイドチ
ェックトランジスタTr7がオンする。この場合には、
ハイサイドチェックトランジスタTr7に抵抗が直列に
接続されていることから微量の電流がスクイブ90に供
給され、この電流を検出することにより等価的にハイサ
イド点火トランジスタTr5の導通チェックを行うこと
ができる。
のチェックを行う場合には、表1のCに示すようにロー
サイドチェックトランジスタONコマンドをAND回路
94に入力すると共に点火許可信号1(Lo)及び点火
許可信号2(Lo)をインバータ97,98を介してA
ND回路94に入力する。これによりAND回路94の
出力がHiとなりローサイドチェックトランジスタTr
8がオンする。この場合には、ローサイドチェックトラ
ンジスタTr8に抵抗が直列に接続されていることから
微量の電流がスクイブ90に供給され、この電流を検出
することにより等価的にローサイド点火トランジスタT
r8の導通チェックを行うことができる。
イサイド点火トランジスタTr5及びローサイド点火ト
ランジスタTr6をオンする場合には、表1のAに示す
ようにハイサイド点火トランジスタONコマンド及び点
火許可信号1(Hi)をAND回路91に入力すると共
に点火許可信号2(Lo)をインバータ95を介してA
ND回路91に入力する。また、ローサイド点火トラン
ジスタONコマンド及び点火許可信号1(Hi)をAN
D回路92に入力すると共に点火許可信号2(Lo)を
インバータ96を介してAND回路92に入力する。こ
れによりAND回路91,92の出力がHiとなりハイ
サイド点火トランジスタTr5及びローサイド点火トラ
ンジスタTr6がオンしてスクイブ90が点火される。
には、表1のDに示すように点火許可信号1(Lo)と
すると共に点火許可信号2(Hi)とする。即ち、点火
許可信号1(Lo)、点火許可信号2(Hi)をスクイ
ブ90を点火する場合(表1のA)の点火許可信号1及
び点火許可信号2を反転させたものとする。これにより
点火許可信号1又は点火許可信号2にノイズが載った場
合であっても誤ってスクイブ90が点火するのを防止す
ることができる。
イサイド点火トランジスタTr5のチェックを行う場合
には、表1のBに示すように点火許可信号1をHiとす
ると共に点火許可信号2をHiとするが、点火許可信号
1系がLo故障している場合には、点火許可信号1をH
iとすることができずハイサイド点火トランジスタTr
5のチェックを行うことができないことから、ハイサイ
ドチェックトランジスタTr7のチェックを行うことに
より点火許可信号1系のLo故障も検出することができ
る。
のチェックを行う場合には、表1のCに示すように点火
許可信号1をLoとすると共に点火許可信号2をLoと
するが、点火許可信号2系がHi故障している場合に
は、点火許可信号2をLoとすることができずローサイ
ド点火トランジスタTr6のチェックを行うことができ
ないことから、ローサイドチェックトランジスタTr8
のチェックを行うことにより点火許可信号2系のHi故
障も検出することができる。
Tr7及びローサイドチェックトランジスタTr8のチ
ェックの場合には、正常と判断されたが実際にはスクイ
ブの点火を行うことができないという事態の発生を防止
することができる。
の下流側がグランドショートしていない状態のときにの
み電流制御手段に対する導通チェック信号を有効とする
ため、グランドショート診断を行うことなく電流制御手
段の導通チェックを行うことができる。
ンドショート診断を行うことなく電流制御手段の導通チ
ェックを行うことができる。また、第1のスイッチング
素子及び第2のスイッチング素子は同一チップ内に形成
されているので、第2のスイッチング素子の導通チェッ
クを行なうことで、第1のスイッチング素子の導通チェ
ックを行なうことができる。
のスイッチング素子をチェックによりスクイブに対する
点火電流の供給経路の導通チェックを行うことにより、
2つの点火許可信号系の故障のチェックを同時に行うこ
とができる。
回路の回路図である。
回路の回路図である。
回路の回路図である。
回路の回路図である。
回路の回路図である。
回路に用いられるパワーMOSFETの平面図である。
回路の作動のタイミングチャートを示す図である。
回路の回路図である。
る。
スクイブ、8…点火トランジスタ、20,22…トラン
ジスタ制御回路、24…GNDショート検知コンパレー
タ、38…+Bショート検知コンパレータ、Tr1,T
r2…点火トランジスタ、Tr3,Tr4…チェックト
ランジスタ、80…制御回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 電圧供給源とスクイブに対して直列に設
けられ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れる電流
を制御する電流制御手段を有する乗員保護装置の駆動回
路において、 前記スクイブの下流側がグランドショートしているか否
かを常時判断する判断手段を設け、グランドショートし
ていない状態のときにのみ前記電流制御手段に対する導
通チェック信号を有効とすることを特徴とする乗員保護
装置の駆動回路。 - 【請求項2】 電圧供給源とスクイブに対して直列に設
けられ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れる電流
を制御する電流制御手段を有する乗員保護装置の駆動回
路において、 前記電流制御手段は、同一チップ上に形成された第1の
スイッチング素子と、 この第1のスイッチング素子より導通時の抵抗値が大き
くかつ前記第1のスイッチング素子に並列に接続される
第2のスイッチング素子を備え、 前記第1のスイッチング素子の導通チェックを前記第2
のスイッチング素子を導通させて行うことを特徴とする
乗員保護装置の駆動回路。 - 【請求項3】 電圧供給源とスクイブに対して直列に設
けられ、前記電圧供給源から前記スクイブに流れる電流
を制御する電流制御手段を有する乗員保護装置の駆動回
路において、 前記電流制御手段は、前記スクイブに対して点火電流を
供給するための第1のスイッチング素子と、前記第1の
スイッチング素子に対して並列に設けられた前記スクイ
ブに対する点火電流の供給経路の導通チェックのための
第2のスイッチング素子を備え、 前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチン
グ素子の制御を点火信号と2つの点火許可信号により行
うことを特徴とする乗員保護装置の駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05058798A JP3463553B2 (ja) | 1997-03-19 | 1998-03-03 | 乗員保護装置の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6663097 | 1997-03-19 | ||
JP9-66630 | 1997-03-19 | ||
JP05058798A JP3463553B2 (ja) | 1997-03-19 | 1998-03-03 | 乗員保護装置の駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10315904A true JPH10315904A (ja) | 1998-12-02 |
JP3463553B2 JP3463553B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=26391062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05058798A Expired - Fee Related JP3463553B2 (ja) | 1997-03-19 | 1998-03-03 | 乗員保護装置の駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3463553B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP05058798A patent/JP3463553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3463553B2 (ja) | 2003-11-05 |
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