JPH10315704A - キャスタ用アジャスタフット - Google Patents

キャスタ用アジャスタフット

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Publication number
JPH10315704A
JPH10315704A JP12987497A JP12987497A JPH10315704A JP H10315704 A JPH10315704 A JP H10315704A JP 12987497 A JP12987497 A JP 12987497A JP 12987497 A JP12987497 A JP 12987497A JP H10315704 A JPH10315704 A JP H10315704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caster
foot
adjuster
adjuster foot
leveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP12987497A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Tagaki
貞夫 田垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAMOTO KOKI CO Ltd
OKAMOTO KOKI KK
Original Assignee
OKAMOTO KOKI CO Ltd
OKAMOTO KOKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OKAMOTO KOKI CO Ltd, OKAMOTO KOKI KK filed Critical OKAMOTO KOKI CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた利便性を有し、取付後にキャスタ全体を
コンパクトに構成することを可能にしたキャスタ用アジ
ャスタフットを提供する。 【解決手段】アジャスタフットの連結部10は、側板3
1の内面にボルト32を介して固定されている。連結部
10の他端部には、筒状の下部レベル用ボルト15が下
方に延びるように固着され、その下端部には、フット部
16が上下動可能に螺着されている。また、下部レベル
用ボルト15の内壁面には、上部レベル用ボルト18が
上下動可能に螺着され、その上端にはヘッド部19が一
体形成されている。上部及び下部レベル用ボルト18,
15には、それぞれナット20,17が螺着され、上部
レベル用ボルト18及びフット部16の位置決めを固定
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャスタ本体に
後付することができるアジャスタフットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや制御盤等の器体に取り付
けられたキャスタの車輪の回転を規制すると共に、前記
器体を所望位置に固定するために、アジャスタフットを
備えたキャスタが一般に使用されている。このアジャス
タフット付のキャスタとしては、一体型と後付型(別体
型)とに分けることができる。このアジャスタフット付
キャスタを器体に取り付けるようとするとき、使用中の
一般キャスタからアジャスタフット一体型キャスタへの
取り替えは、相当の費用と手間とが必要とされる難点が
ある。このため、使用中のキャスタに対して、アジャス
タフット部分のみを後付することが要請されている。
【0003】この種のアジャスタフットとしては、例え
ば図4に示すように、キャスタ本体51の最上部に位置
する取付座52にボルト53を介してレベリングを備え
た連結部54が接続されるものがある。この連結部54
は、略平板状に形成され、キャスタ本体51に接続され
た場合には連結部54の上面が器体の底面に当接され
る。連結部54の中央部には下方に延びる筒体58が固
着され、かかる筒体58にはレベル用ボルト55が螺着
されている。レベル用ボルト55の下端にはフット部5
6が固着され、かかるフット部56は、一体に形成され
た操作部57を回すことによって上下動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す従来のアジ
ャスタフットは、次に挙げる問題点を抱えていた。即
ち、第1には、キャスタ本体51を取付座52に対して
回動させる必要から、キャスタ本体51の回動領域外に
レベル用ボルト55が配設されるようにしなければなら
ない。このため、キャスタ本体51の回動軸線からレベ
ル用ボルト55の軸線までが離れており、アジャスタフ
ットを取り付けた場合のキャスタ全体としてのコンパク
ト性に欠けていた。
【0005】第2に、アジャスタフットの連結部54が
キャスタ本体51の取付座52に接続されている結果、
いったん取り付けられた従来のアジャスタフットは、そ
の位置に固定されることになる。このため、所望の位置
においてアジャスタフットをレベリング操作し、器体を
固定することができない。
【0006】第3に、キャスタを取り付けるために器体
の底面が取付座52に対応して突出している場合等、器
体の底面が平らでないことが多い。このとき、従来のア
ジャスタフットをキャスタ本体51に接続すると、連結
部54の上面と器体の底面との間には隙間が生じること
になる。従って、この隙間を埋めるための別部材を用意
しなければならない。また、隙間を埋めずにアジャスタ
フットを使用すると、器体の重量がボルト53付近に集
中してしまい、この部分が破損する可能性が高い。
【0007】第4に、アジャスタフットをキャスタ本体
51に接続しようとする場合、キャスタ本体51の取付
座52にボルト53を螺着するための接続孔を準備しな
ければならない。従って、いったん器体からキャスタ本
体51を取り外してからアジャスタフットの接続作業を
行わなければならず、その作業は面倒であった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。この発明の
目的は、優れた利便性を有し、取付後にキャスタ全体を
コンパクトに構成することを可能にしたキャスタ用アジ
ャスタフットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、器体の固定化を図るた
めにキャスタ本体に後付け可能なアジャスタフットであ
って、前記キャスタ本体とレベリングとをつなぐ連結部
をキャスタ本体の車輪を支持する側板に接続可能にした
ことをその要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のキャスタ用アジャスタフットにおいて、前記レベリン
グは、器体に対して当接離間可能に構成された上部レベ
リングと床面に対して当接離間可能に構成された下部レ
ベリングからなることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のキャスタ用アジャスタフットにおいて、前記レ
ベリングを所定の上下位置で固定するための固定手段を
備えていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について図1〜図3に基づいて説明する。図1及び図
2に示すように、このアジャスタフットは、キャスタ本
体30との連結部10、上部レベリング11及び下部レ
ベリング12とから構成される。連結部10の一端部
は、キャスタ本体30の側板31とほぼ同様の内面形状
を有しており、この側板31の内面にボルト32(本実
施形態では合計4本)を介して固定されるように取付孔
13が設けられている。
【0013】下部レベリング12は、下部レベル用ボル
ト15、フット部16及び下部ナット17からなる。即
ち、連結部10の他端部には、略円形の透孔14が設け
られ、かかる透孔14には下部レベル用ボルト15が下
方に延びるように固着されている。この下部レベル用ボ
ルト15は、筒状に形成され、外表面には雄ねじが準備
されている。下部レベル用ボルト15の下端部には、フ
ット部16が螺着されている。フット部16は、フット
部16を上下させるときに用いられる操作部16aと、
操作部16aに一体化されたハウジング16bと、当該
ハウジング16b内に保持されたゴム16cとからな
る。また、下部レベル用ボルト15にはフット部16の
固定手段としての下部ナット17が螺着されており、フ
ット部16の上方に配置されている。
【0014】上部レベリング11は、上部レベル用ボル
ト18及び上部ナット20からなる。即ち、下部レベル
用ボルト15の内壁面には、上下に延びる雌ねじが準備
されており、かかる雌ねじには、上部レベル用ボルト1
8が螺着されている。この上部レベル用ボルト18の上
端には器体の底面に当接するヘッド部19が形成されて
いる。上部レベル用ボルト18には、その固定手段とし
て機能する上部ナット20が螺着されており、当該ヘッ
ド部19の下方に配置されている。
【0015】次に、このアジャスタフットをキャスタ本
体30に取り付け、使用する場合について説明する。ア
ジャスタフットの取付作業は、まず、キャスタ本体30
の側板31の所定位置に接続孔を穿設する。そして、こ
の側板31の内域にアジャスタフットの連結部10が挿
入される。このとき、側板31の接続孔と連結部10の
取付孔13とが複数のボルト32を介して接続される。
【0016】接続後、図3に示すように、器体の固定を
行う場合には、上部レベル用ボルト18を上昇させる。
器体の底面に上部レベル用ボルト18のヘッド部19が
軽く当接するまで上げる。当接したら、上部レベル用ボ
ルト18のレベル位置を固定すべく、上部ナット20を
上昇させる。次に、フット部16の操作部16aを回す
ことによって、フット部16を床面に近づけていく。床
面に到達したフット部16は、下部ナット17によりレ
ベル決めされ、固定される。
【0017】以上のように構成されたこの実施形態によ
れば、次のような利点を奏する。 ○ アジャスタフットの連結部10は、キャスタ本体3
0の側板31に接続されるため、アジャスタフットは、
キャスタ本体30と共に回動することになる。このた
め、キャスタ本体30の回動軸線から上部及び下部レベ
ル用ボルト18,15の軸線までの距離を短くすること
ができる。従って、アジャスタフットを取り付けた場合
のキャスタ全体をコンパクトに一体化することができ
る。
【0018】○ キャスタ本体30とアジャスタフット
とが共に回動する結果、器体の固定をするときに所望位
置でレベリング操作を行うことができるため、アジャス
タフットの利便性を向上させることができる。
【0019】○ 上部レベル用ボルト18は、キャスタ
本体30の取付座の位置以上の上昇が可能である。この
ため、器体の底面形状に関係なく、そのヘッド部19を
器体の底面に当接させることができる。従って、他の部
材を用いる必要なく、確実にアジャスタフットが器体を
支え、固定状態を維持することができる。
【0020】○ レベル決めされた上部レベル用ボルト
18及びフット部16は、上部及び下部ナット20,1
7によって固定されている。従って、地震等の災害が発
生したとしても上部レベル用ボルト18及びフット部1
6が弛んで上下動することなく、器体の固定状態を安定
して維持することができる。
【0021】○ アジャスタフットの後付は、キャスタ
本体30の側板31に取付孔を穿設し、ボルト32によ
り接続すればよい。このため、その後付作業を容易に、
しかも短時間に終えることができる。なお、この発明は
次のように変更して具体化することも可能である。
【0022】(変更例) 図1〜図3の実施形態ではキ
ャスタ本体30が回動可能なキャスタにアジャスタフッ
トが後付けされたが、これを回動不能な固定型のキャス
タに取り付けてもよい。このように構成しても図1〜図
3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0023】(変更例) 図1〜図3の実施形態ではア
ジャスタフットの連結部10は、キャスタ本体30の側
板31とがつながれたが、これを例えば車輪の回転軸等
に変更して取り付けてもよい。このように構成しても図
1〜図3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0024】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1のキャスタ
用アジャスタフットによれば、後付けされたアジャスタ
フットは、器体に対してキャスタ本体と一体に回動す
る。このため、アジャスタフットを取り付けても、キャ
スタ全体は、コンパクトに構成できると共に、所望位置
でアジャスタフットのレベリング操作を行うことができ
る。
【0025】請求項2のキャスタ用アジャスタフットに
よれば、請求項1の発明に加えて、上部レベリングは器
体と当接離間可能に、下部レベリングは床面と当接離間
可能に構成されている。このため、特に器体の底面に凹
凸があっても、アジャスタフットのレベリング操作を行
うことができる。
【0026】請求項3のキャスタ用アジャスタフットに
よれば、請求項1又は2の発明に加えて、上部及び下部
レベリングは、それぞれ上部及び下部ナットによってレ
ベル決めが固定されている。従って、地震等の災害が発
生したとしてもレベル決めされた上下位置が弛んで変化
することなく、器体の固定状態を安定して維持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態におけるアジャスタフッ
トの断面図。
【図2】 アジャスタフットの取付状態を示すキャスタ
の正面図。
【図3】 アジャスタフットによる器体の固定状態を示
すキャスタの正面図。
【図4】 従来のアジャスタフットの正面図。
【符号の説明】
10…連結部、11…上部レベリング、12…下部レベ
リング、17…固定手段としての下部ナット、20…固
定手段としての上部ナット、30…キャスタ本体、31
…側板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の固定化を図るためにキャスタ本体
    に後付け可能なアジャスタフットであって、 前記キャスタ本体とレベリングとをつなぐ連結部をキャ
    スタ本体の車輪を支持する側板に接続可能にしたキャス
    タ用アジャスタフット。
  2. 【請求項2】 前記レベリングは、器体に対して当接離
    間可能に構成された上部レベリングと床面に対して当接
    離間可能に構成された下部レベリングからなることを特
    徴とする請求項1に記載のキャスタ用アジャスタフッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記レベリングを所定の上下位置で固定
    するための固定手段を備えている請求項1又は2に記載
    のキャスタ用アジャスタフット。
JP12987497A 1997-05-20 1997-05-20 キャスタ用アジャスタフット Pending JPH10315704A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12987497A JPH10315704A (ja) 1997-05-20 1997-05-20 キャスタ用アジャスタフット

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JPH10315704A true JPH10315704A (ja) 1998-12-02

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ID=15020453

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JP (1) JPH10315704A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040095508A (ko) * 2003-05-09 2004-11-15 위니아만도 주식회사 롤러 및 레벨스크류 일체형 운반장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040095508A (ko) * 2003-05-09 2004-11-15 위니아만도 주식회사 롤러 및 레벨스크류 일체형 운반장치

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