JPH10169046A - パネル支持具 - Google Patents

パネル支持具

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JPH10169046A
JPH10169046A JP17679297A JP17679297A JPH10169046A JP H10169046 A JPH10169046 A JP H10169046A JP 17679297 A JP17679297 A JP 17679297A JP 17679297 A JP17679297 A JP 17679297A JP H10169046 A JPH10169046 A JP H10169046A
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JP
Japan
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panel
support
base member
panel support
spherical
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JP17679297A
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Inventor
Taro Tatsuno
太郎 竜野
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Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水口周りなどの傾斜の急な場所において
も、良好な起立状態を維持してパネル部材を安定性良く
支持することができるパネル支持具を提供する。 【解決手段】 パネル部材を床面に対して支持するため
のパネル支持具3において、床面と当接するベース部材
30(または30’)と、上面部でパネル部材を支持す
る支持部材33とを設け、上記ベース部材30(または
30’)と上記支持部材33とを無方向に相互回動可能
に連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、室内などを区画
する間仕切り壁などを構成しているパネル部材を支持す
るためのパネル支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフィスやトイレなどの空間
を区画する場合には、パネル部材により構成された間仕
切り壁が良く用いられる。通常、この間仕切り壁、すな
わちパネル部材は、その上端が笠木部材によって保持さ
れるとともに、下端が巾木部材によって保持される。そ
して、このようにして笠木部材および巾木部材によって
上端および下端が保持されたパネル部材を安定に起立状
態を維持して支持するために、図12、図13および図
14に示すようなパネル支持具1が用いられている。
【0003】図12、図13および図14に示すよう
に、上記パネル支持具1は、円形状のベース部材10
と、このベース部材10にその下部が連結される筒状部
材11と、この筒状部材11の上部に連結される平板状
の支持部材12とを備えている。上記ベース部材10と
上記筒状部材11とは、ジョイント13を介して連結さ
れているとともに、上記筒状部材11と上記支持部材1
2とは、この支持部材12に一体的に取り付けられた略
円柱形の部材14を介して連結されている。
【0004】上記ジョイント13は、上記ベース部材1
0の中心部に一体的に取り付けられており、その適部に
は、環状溝13aが形成されている。この環状溝13a
には、ループ部材15が嵌合され、この状態において上
記筒状部材11の下部に対して上記ジョイント13が挿
入される。図13に示すように、このようにして上記ベ
ース部材10と連結された上記筒状部材11は、上記ベ
ース部材10に対して回転可能であるとともに、上記ベ
ース部材10に対して極めて小さい、がたつき程度のフ
レキシブル性を有する。また、図12に示すように、上
記筒状部材11の内側面の上部は、雌ねじ部11aが形
成されており、この雌ねじ部11aは、上記支持部材1
2に取り付けられた略円柱形の部材14の下部に形成さ
れた雄ねじ部14aと螺合するように構成されている。
すなわち、上記支持部材12は、上記筒状部材11を回
転させることにより上記筒状部材11に対して進退する
ように構成されており、上記パネル支持具1の高さ調整
が可能となっている。
【0005】図14に示すように、通常、このように構
成されたパネル支持具1は、上記支持部材12をパネル
部材の下端縁を保持する巾木部材2に対してネジなどに
よって取り付けて用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成されたパネル支持具1は、トイレなどに設け
られた排水口の周りのように床面が平らではなく、急な
傾斜を有する場所においてパネル部材の下端縁を保持す
る巾木部材2と床面との間に介装して支持する場合に
は、上記パネル部材の支持安定性が極めて悪い。という
のは、上記パネル支持具1は、上記筒状部材11が上記
ベース部材10に対してがたつき程度のフレキシブル性
を有するものの、排水口周りの傾斜に対応できるだけの
フレキシブル性を有していないからである。したがっ
て、図14に示すように、上記パネル支持具1を用いて
上記パネル部材などを支持する場合には、上記パネル支
持具1の円形状のベース部材10と床面との接触面積が
小さくなり、このようなパネル支持具1を用いて傾斜地
においてパネル部材などを支持する場合には、極めて支
持安定性が悪い。
【0007】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、排水口周りなどの傾斜の急な場所
においても、良好な起立状態を維持してパネル部材を安
定性よく支持することができるパネル支持具を提供する
ことをその課題とする。
【0008】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】すなわち、本願発明に係るパネル支持具
は、パネル部材と床面との間に介装され、パネル部材を
床面に対して支持するためのパネル支持具であって、底
面部が床面に当接するベース部材と、上面部でパネル部
材を支持する支持部材と、上記ベース部材と上記支持部
材とを連結し、かつ無方向に相互回動可能とする角度調
節手段とを備えることを特徴としている。
【0010】このように構成されたパネル支持具は、上
記パネル部材を支持した状態において上記パネル部材の
底面に対して上記ベース部材が無方向回動自在に連結さ
れているので、上記パネル支持具を用いてパネル部材を
支持する場合には、床面の傾斜に対応して上記ベース部
材が上記支持部材に対して無方向に回動可能である。し
たがって、このようなパネル支持具を用いてパネル部材
を支持した場合、たとえ傾斜地であったとしても床面に
対して上記ベース部材の底面部全体が接触してパネル部
材を安定性良く支持することができる。
【0011】好ましくは、上記角度調整手段は、上記支
持部材の下端部に軸部を介してこの軸部の径よりも大径
に形成された球状部と、上記ベース部材に一体的に設け
られ、上記球状部の下方部を摺動可能に受け止める凹球
面状座部と、上記球状部を上記ベース部材に対して離脱
不能に拘束するとともに、上記球状部を上記凹球面状座
部に押圧するロック状態とこの押圧を解除するロック解
除状態とを選択しうる拘束部材とを備えて構成されてい
る。
【0012】このように構成されたパネル支持具は、パ
ネル支持具に支持されたパネル部材の底面に対して上記
ベース部材を所望の位置関係を確保して保持固定するこ
とができる。したがって、上記パネル部材をより安定に
支持した状態を維持して上記ベース部材を上記支持部材
に対して保持固定することができる。また、上記ベース
部材を上記支持部材に対して保持固定することにより、
たとえパネル部材に衝撃が加えられた場合であっても、
従来のパネル支持具に比べてより安定性よく上記パネル
部材を床面に対して支持した状態を維持することができ
る。
【0013】好ましくはさらに、上記凹球面状座部の側
面には雄ねじが形成されており、上記拘束部材は筒状と
されているとともにその内表面に上記凹球面状座部の雄
ねじと螺合する雌ねじが形成されており、上記拘束部材
を周方向に回転させて上記拘束部材を上記凹球面状座部
に対して相対的に進退させることによって上記球状部を
上記凹球面状座部に押圧するロック状態とこの押圧を解
除するロック解除状態とを選択するように構成されてい
る。
【0014】このように構成されたパネル支持具におい
ては、上記拘束部材を周方向に回転させるといった簡単
な作業によって上記球状部のロック状態とロック解除状
態とを選択することができる。もちろん、上記球状部の
ロック状態においては、パネル支持具に支持されたパネ
ル部材の底面に対して上記ベース部材を所望の位置関係
を確保して強固に保持固定されている。すなわち、上記
構成では、上記凹球面状座部が上記拘束部材に螺合され
ており、上記拘束部材が回転させられない限りは、上記
凹球面状座部が上記球状部を押圧する力が緩められるこ
とはない。なお、上記拘束部材は、軸心方向に所定の高
さを有するナット状に形成してもよい。この場合には、
スパナなどの工具を用いて上記拘束部材を回転させるこ
とができ、手回しによって拘束部材を回転させるように
構成されている場合に比べてより強固に上記球状部を上
記凹球面状座部に押圧させることができる。
【0015】好ましくはまた、上記角度調整手段は、上
記支持部材の下端部に軸部を介してこの軸部の径よりも
大径に形成され、かつ少なくとも下部に球面部を有する
回動部材と、上記ベース部材に一体的に形成され、上記
軸部の径より大で上記回動部材の径よりも小の内径をも
つ開口から上記軸部を上方に突出させるようにして上記
回動部材を拘束する拘束部とを備えて構成されている。
さらに、上記回動部材は、上記軸部に連結される大径の
上半球部と、この上半球部の下部に連続する小径の下半
球部とを有して形成されており、上記ベース部材には、
上記回動部材の下端球面部を受け止める支承部が形成さ
れている。
【0016】このようなパネル支持具は、上記ベース部
材の拘束部に形成される開口の径および形状を調整する
ことにより、上記回動部材の無方向回動のフレキシブル
性の調整が可能となる。すなわち、急な傾斜に対応すべ
くパネル支持具に大きなフレキシブル性を持たせること
ができ、たとえ急な傾斜地においても起立状態を維持し
てパネル部材を安定に支持することができる。
【0017】好ましくはまた、上記ベース部材の内面の
適部には、略中央部において上記回動部材の球面部を受
け止める支承部材の一端部が取り付けられており、この
支承部材の他端部は、上記ベース部材と距離調整可能に
連結されており、かつ、上記支承部材の他端部と上記ベ
ース部材との距離を縮めることにより、上記回動部材の
外表面が上記ベース部材に形成された上記拘束部の内面
に圧接されて上記回動部材が上記支承部材と上記ベース
部材との間に挟持固定される構成とされている。また、
上記支承部材に、略中央部に上記回動部材の下半球部を
嵌合させて受け止める支承部と、上記回動部材の上半球
部の周縁部が嵌入可能な凹溝部とを形成するように構成
することもできる。
【0018】このように構成されたパネル支持具におい
ては、上記回動部材が上記ベース部材に対して挟持固定
される構成とされているので、このような構成において
も上記パネル支持具に支持されたパネル部材を上記ベー
ス部材に対して所望の位置関係を確保して保持固定する
ことができる。したがって、上記パネル部材をより安定
に支持した状態を維持して上記ベース部材を上記支持部
材に対して保持固定することができる。また、上記支承
部材には、上記回動部材の上半球部の周縁部が嵌入可能
な凹溝部を形成するように構成可能であるので、上記上
半球部の周縁部が上記支承部材と接するまでの回動角度
を稼ぐことができ、無方向の回動性、すなわちフレキシ
ブル性を向上させることができる。
【0019】好ましくさらに、上記支持部材は、その上
面部と下端部間の長さを調整しうる高さ調整手段を備え
ており、上記高さ調整手段は、上記支持部材の上面部か
ら下方に延出する第1ねじ軸と、上記球状部または上記
回動部材から軸部を介して上方に延出するとともに上記
第1ねじ軸と逆方向のねじを有する第2ねじ軸と、上部
に上記第1ねじ軸と螺合する第1雌ねじ部を、下部に上
記第2ねじ軸と螺合する第2雌ねじ部をそれぞれ有する
筒状ナットとを備えて構成されている。
【0020】このように構成されたパネル支持具は、上
記筒状ナットを回転させることにより上記ベース部材お
よび支持部材を上記通常ナットに対して進退可能に構成
されているので、床面に対する上記支持部材の高さ調整
が可能であり、より柔軟に床面の傾斜に対応することが
でき、便利である。
【0021】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して具体的に説明する。
【0023】図1は、本願発明の第1の実施形態に係る
パネル支持具3の全体斜視図であり、図2は、このパネ
ル支持具3の要部破断側面図であり、図3は、無方向回
動部分の拡大断面図であり、図4は、上記パネル支持具
3の使用状態を説明するための図である。
【0024】図1および図2に示すように、本願発明の
第1の実施形態に係るパネル支持具3は、パネル部材の
下端縁を保持する巾木部材2の下面に取り付けられる支
持部材33と、床面に当接される円形状のベース部材3
0とを備えており、上記支持部材33と上記ベース部材
30とは、互いに無方向に相互回動可能に構成されてい
る。
【0025】図2に示すように、上記支持部材33は、
平板状の取付け片33’と、略球形状の球状部31aと
が後述する筒状ナット32を介して連結されて構成され
ている。
【0026】上記取付け片33’は、上記球状部31a
および上記筒状ナット32の鉛直上方に位置する中央部
33Aを備えており、図1および図2に示すように、こ
の中央部33Aの両端部から延出して耳片33Bが中央
部33Aに対して相対的に上部位置に形成されている。
また、上記耳片33Bの適部には、上記支持部材33を
上記巾木部材2にボルトやネジなどを用いて取り付ける
ための貫通孔33c,33c,33d,33dが形成さ
れている。また、上記球状部31aは、軸部31cを介
して上記筒状ナット32に取付けられている。
【0027】図2に示すように、上記ベース部材30に
は、その上面に上記球状部31aの表面形状に対応した
臼状の凹部(以下「臼状部」という)35aを有する凹
球面状座部35が一体的に取り付けられている。図2お
よび図3に示すように、上記球状部31aおよび上記凹
球面状座部35の大部分は、略円筒状の拘束部材34内
に嵌装されており、このとき上記球状部31aは上記臼
状部35aに載置されている。
【0028】上記拘束部材34は、上面に上記球状部3
1aの径よりも小径で上記軸部31cよりも大径の開口
34aを有している。このような開口34aを有する拘
束部材34内に上記球状部31aを上記臼状部35aに
載置して拘束することにより、上記ベース部材30と上
記球状部31aとは無方向に相互回動可能となる。ま
た、上記開口34aは、上記球状部31aの径よりも小
径で上記軸部31cよりも大径であるので、上記球状部
31aが上記拘束部材34から上方向に抜脱することは
ない。
【0029】このように、上記ベース部材30は上記球
状部31aに対して無方向に回動可能であるため、床面
の傾斜に応じて上記支持部材33と上記ベース部材30
との相対的な位置関係を調節することができる。したが
って、このようなパネル支持具3においては、たとえ傾
斜地であっても上記ベース部材30の底部全体と床面が
接触し、上記パネル部材を安定した状態で支持すること
ができる。
【0030】また、上記凹球面状座部35の側面の適部
には、断面形状がくの字状の溝35bが環状に形成され
ている。そして、上記拘束部材34の側面の適部には、
ネジ穴34bが形成されており、図3に示すように、こ
のネジ穴34bにネジ4を螺合させることによりネジ4
の先端部4aは、上記くの字状の溝35bの上部傾斜3
5b’に押圧され、上記臼状部35aと上記開口34a
の近傍との間に上記球状部31aが挟持される。このこ
とにより、上記球状部31aは、上記ベース部材30に
対する上下方向の移動が制限されるとともに、無方向回
動運動もある程度制限される。この状態からネジ4をさ
らに螺合進入させることにより、上記ネジ4の先端部4
aは、上記上部傾斜35b’に沿って下方に移動し、最
終的には上記くの字状の溝35bの最深部に移動する。
このとき、上記ネジ4の下方移動にともない上記拘束部
材34もまた少なからず下方に移動する。このため、上
記臼状部35aと上記開口34aの近傍との間に挟持さ
れた球状部31aは、さらに強い力によって挟持され、
上記ベース部材30に対する無方向回動運動が完全に制
限される。
【0031】このように、上記球状部31aを上記ベー
ス部材30に対して保持固定することにより、たとえパ
ネル部材に衝撃が加えられた場合であっても、従来のパ
ネル支持具1に比べてより安定性よく上記パネル部材を
支持した状態を維持することができる。
【0032】図2に示すように、上記球状部31aと一
端部が連結された軸部31cは、他端部が表面に螺旋状
の凸部を有する第2ねじ軸31bと連結されている。ま
た、上記取付け片33’の中央部33Aの下方には、表
面に螺旋状の凸部を有する第1ねじ軸33bが連結され
ている。
【0033】図2に示すように、上記筒状ナット32
は、内側面の上半部に第1雌ねじ部32aが、下半部に
第2ねじ軸31bがそれぞれ形成されている。そして、
上記第2ねじ軸31bは、上記筒状ナット32の下半部
内側面に形成された第2雌ねじ部32bと螺合し、上記
第1ねじ軸33bは、上記筒状ナット32の上半部内側
面に形成された第1雌ねじ部32aと螺合する。なお、
上記第1ねじ軸33bと上記第2ねじ軸31bの逆方向
のネジに形成されている。
【0034】したがって、図2に示すように、上記筒状
ナット32を回転させることにより上記取付け片33’
および上記ベース部材30が上記筒状ナット32に対し
て進退するように構成されている。このとき、上記第1
ねじ軸33bと上記第2ねじ軸31bの逆方向のネジに
形成されているので、各々のねじ軸33b,31bに連
結された上記取付け片33’と上記ベース部材30と
は、上記筒状ナット32を回転させることによりこの筒
状ナット32に対して相対的に逆方向に移動するように
構成されている。
【0035】いいかえれば、上記筒状ナット32を上記
取付け片33’が筒状ナット32に対して退避するよう
に回転させると、上記ベース部材30もまた上記筒状ナ
ット32に対して退避するように構成されており、上記
筒状ナット32を逆に回転させることにより上記取付け
片33’と上記ベース部材30とが上記筒状ナット32
に対して近づくように構成されている。
【0036】すなわち、図3に示すように、このように
構成されたパネル支持具3は、上記筒状ナット32を回
転させることにより床面に対して上記支持部材33の高
さ調整が可能である。したがって、床面と上記巾木部材
2との距離に応じて上記パネル支持具3の高さを調整す
ることができ、より柔軟に床面の傾斜に対応することが
でき便利である。
【0037】このように構成されたパネル支持具3は、
このパネル支持具3の支持部材33をパネル部材の下端
縁を保持するための巾木部材2に対してボルトあるいは
ネジなどによって固定することにより取り付けて使用さ
れる。通常、上記パネル支持具3は、巾木部材2に対し
て所定の間隔をおいて複数個取り付けて使用される。
【0038】具体的には、先ず、上記筒状体34に螺合
されたネジ4をゆるめて上記拘束部材34に保持固定さ
れた球状部31aの無方向回動運動を自在としておく。
そして、上記筒状ナット32を回転させることにより床
面と上記巾木部材33の距離に応じた高さに上記パネル
支持具3の高さの調節を行う。このとき、たとえ床面が
傾斜している場合であっても、上記ベース部材30は上
記支持部材33に対して無方向回動自在であるので、床
面の傾斜角度に応じた角度をもって上記パネル部材を床
面に対して支持することができる。また、上記ベース部
材30の下面は、従来のパネル支持具1のように床面に
対して点接触ではなく下面全体で上記パネル部材を支持
するので、上記パネル部材の床面に対する支持安定性が
よい。
【0039】このような手順によって複数個のパネル支
持具3に対して同様に高さ調節を行い、最後に、これら
複数のパネル支持具3の拘束部材34にネジ4を螺合進
入させて上記拘束部材34の開口35dの近傍と上記凹
球面座部35の臼状部35aとの間に球状部31aを挟
持して上記支持部材33に対する上記ベース部材30の
無方向回動を制限する。このようにして上記支持部材3
3に対する上記ベース部材30の無方向の回動を制限す
ることにより、上記パネル部材は、より安定性よく床面
に対して支持される。
【0040】なお、本実施形態においては、拘束部材3
4およびベース部材30は、各々別体形成されていた
が、上記拘束部材34と上記ベース部材30とを一体的
に形成してもよい。
【0041】また、球状部31aを拘束部材34の開口
35dの近傍と凹球面座部35の臼状部35aとの間に
挟持する手段は、本実施形態の構成には限定されず、様
々に設計変更可能である。
【0042】図5は、本願発明の第2の実施形態に係る
パネル支持具3のベース部材30’の内部構造を説明す
るための要部断面図であり、図6は、上記ベース部材3
0’の内部に取り付けられる支承部材36の斜視図であ
り、図7は、上記パネル支持具3の平面図である。ま
た、図8は、上記パネル支持具3の床面に対する取付け
状態を説明するための要部断面図である。
【0043】図5に示すように、本実施形態に係るパネ
ル支持具3の基本的な構成は、上述した第1の実施形態
に係るパネル支持具3と略同様である。すなわち、支持
部材33の筒状ナット32を回転させることにより高さ
調整が可能であるとともに、上記ベース部材30’と上
記支持部材33とは、相互に無方向回動自在なように構
成されている。第1の実施形態に係るパネル支持具3と
大きく異なる点は、上記ベース部材30’の構造、およ
びこのベース部材30’に対して無方向に回動自在に連
結される回動部材31の構造である。
【0044】図5に示すように、本実施形態において
は、第1の実施形態におけるベース部材30と拘束部材
34とが一体となって拘束部30aを有するベース部材
30’を構成している。なお、このベース部材30’の
上部には、開口3aが形成されており、この開口3aの
径は、後述する大径半球部31Aの外径よりも小さく形
成されており、かつ軸部31cの径よりも小径に形成さ
れている。したがって、上記回動部材31が上記ベース
部材30’の開口3aから抜脱することなく、また、上
記ベース部材30’に対して上記回動部材31、すなわ
ち支持部材33を無方向に回動自在に連結することがで
きる。そして、図7に示すように、上記ベース部材3
0’には、後述する支承部材36を取り付けるためのネ
ジ穴30cと、上記パネル支持具3をアンカーボルト
6,6を用いて床面に固定するためのボルト孔30d,
30dとが形成されている。
【0045】また、第1の実施形態においては、本実施
形態における回動部材31に相当する球状部31aは球
形状に形成されていたが、図5に示すように、本実施形
態における回動部材31は、大径の上半球部31Aおよ
び小径の下半球部31Bによって構成されている。上記
上半球部31Aは、軸部31cに連結されているととも
に、その下部には上記下半球部31Bが連続して形成さ
れている。上記軸部31cは、上記第2ねじ軸31bを
軸方向に貫通する貫通孔の内部に上部31dが突出する
ように挿入され、この突出した上部31dをかしめるこ
とにより上記第2ねじ軸31bに対して連結される。
【0046】そして、上記ベース部材30’の内面の適
部には、上記下半球部31Bを摺動可能に受け止める支
承部材36が取り付けられている。図5および図6に示
すように、この支承部材36には、略中央部に上記回動
部材31の下半球部31Bを嵌合させて受け止める支承
部36bと、上記回動部材31の上半球部31Aの周縁
部が嵌入可能な環状の凹溝部36cと、上記ベース部材
30’の内面にネジ5を用いて取り付けるためのネジ穴
36eとが形成されている。このように形成された支承
部材36は、一端部36aがスポット溶接などによって
上記ベース部材30’の内面の適部に固着され、他端部
36dがネジ5によって取り付けられる。
【0047】このようにして上記ベース部材30’の内
面の適部に支承部材36を取り付けて上記ネジ5を回転
させることにより上記支承部材36の他端部36dと上
記ベース部材30’の内面との距離調節が可能となる。
したがって、上記ネジ5を回転させて上記他端部36d
と上記ベース部材30’の内面との距離を縮めることに
より、上記回動部材31の外表面が上記ベース部材3
0’に形成された上記拘束部30aの内面に圧接されて
上記回動部材31が上記支承部材36と上記ベース部材
30’との間に挟持固定される。すなわち、上記回動部
材31、すなわち支持部材33は、上記ベース部材3
0’に対する無方向回動が制限される。
【0048】一方、上記ネジ5を逆に回転させて上記拘
束部30aの内面と上記支承部36bとの間の挟持力を
緩和することにより、上記回動部材31、すなわち支持
部材33は、上記ベース部材30’に対して無方向に回
動可能となる。
【0049】このように構成されたパネル支持具3は、
第1の実施形態と同様に上記支持部材33と上記ベース
部材30’とが無方向に相互回動可能に連結されている
ので、たとえ床面が傾斜している場合であっても、床面
に傾斜角度に応じた角度をもって上記パネル部材を床面
に対して支持することができる。このとき、上記ベース
部材30’の底部は、床面に対して底部全体で接触して
上記パネル部材を支持しているので、上記パネル部材の
床面に対する支持安定性がよい。また、上記パネル支持
具3は、上記支持部材33と上記ベース部材30’とを
所望の角度をもって固定することができるので、より安
定性良くパネル部材を床面に対して支持することができ
る。
【0050】また、上記支承部材36の支承部36b
は、上述した第1の実施形態の凹球面状座部35の臼状
部35aに比べて床面に近い位置に設けられている。す
なわち、上記パネル支持具3全体の高さを低く構成する
ことができる。したがって、このように構成されたパネ
ル支持具3を用いてパネル部材を支持する場合には、上
記パネル部材を保持する巾木部材2と床面との間の距離
を小さくすることができる。したがって、たとえばトイ
レの各ブースを区画する場合などのように、上記巾木部
材2と床面との間の距離を小さくすることが望まれる場
合には、このように構成されたパネル支持具3を用いて
パネル部材を支持することは有効である。
【0051】図8に示すように、上記パネル支持具3
は、アンカーボルト6,6を用いて上記ベース部材3
0’に形成されたボルト孔30d,30dと、床面にド
リルなどを用いて形成されたドリル穴60,60に挿入
された鉛製などのアンカーナット61,61とをネジ締
めすることにより床面に固定される。このとき、上記ア
ンカーボルト6,6は、床面に対する垂直方向から若干
偏移した角度にネジ締めされる。このため、上記パネル
支持具3は、より安定性良く床面に対して固定され、こ
れにともない、上記パネル部材をさらに安定性良く支持
することができる。
【0052】なお、上記支承部材36として、支承部3
6bおよび/または凹溝部36cが形成されていない部
材を用いてもよいのはいうまでもない。また、上記ベー
ス部材30’を底部壁を有する有底状とし、この底部壁
を支承部材36として用いてもよい。
【0053】また、上記パネル支持具3を床面に対して
固定する手段は、上記実施形態の構成に限定されず様々
に設計変更可能である。また、上記固定手段は、選択的
事項であり、必ずしも必要なものではない。
【0054】図9は、本願発明の第3の実施形態に係る
パネル支持具3のベース部材30’の内部構造を説明す
るための要部断面図である。
【0055】本実施形態に係るパネル支持具3の基本的
な構成は、上述した第2の実施形態に係るパネル支持具
3と略同様である。第2の実施形態に係るパネル支持具
3と大きく異なる点は、上記ベース部材30’に対して
無方向に回動自在に連結される回動部材31Cの構造で
ある。
【0056】本実施形態における回動部材31Cは、1
つの半球体のみによって構成されている。本実施形態に
おいても、上記ベース部材30’の上部には、開口3a
が形成されており、この開口3aの径は、上記回動部材
31Cの外径よりも小さく形成されている。すなわち、
上記回動部材31Cが上記ベース部材30’の開口3a
から抜脱することなく、かつ、上記ベース部材30’に
対して上記回動部材31Cを無方向に回動自在に連結す
ることができる。
【0057】したがって、第1および第2の実施形態と
同様に、上記ベース部材30’が上記支持部材33に対
して無方向に回動自在であるので、たとえ床面が傾斜し
ている場合であっても、床面に傾斜角度に応じた角度を
もって上記パネル部材を床面に対して支持することがで
きる。また、上記ベース部材30’の底面部30bは、
床面に対して底面部30b全体で接触して上記パネル部
材を支持しているので、上記パネル部材の床面に対する
支持安定性がよい。
【0058】さらに、第2の実施形態と同様に、本実施
形態においても上記回動部材31Cは、支承部材36に
形成された支承部36bよってその下面が摺動可能に受
け止められている。この支承部材36は、第2の実施形
態と同様に、一端部36aが上記ベース部材30’の内
面の適部に取り付けられているとともに、他端部36d
がネジ5によって上記支承部材36の他端部36dと上
記ベース部材30の内面の適部との距離調整が可能に取
り付けられている。すなわち、第2の実施形態と同様
に、上記回動部材31Cが無方向に回動可能な状態と、
無方向回動が制限される状態とを選択てきる。したがっ
て、第2の実施形態と同様に、より安定性良くパネル部
材を支持することができる。
【0059】なお、本実施形態においても、上記パネル
支持具3を床面に対してアンカーボルトを用いて固定す
るように構成してもよい。
【0060】図10は、本願発明の第4の実施形態に係
るパネル支持具3の要部破断断面図であり、図11は、
上記パネル支持具3を構成する拘束部材34の全体斜視
図である。
【0061】図11に示すように、本実施形態に係るパ
ネル支持具3の基本的な構成は、上述した第1の実施形
態に係るパネル支持具3と略同様である。すなわち、上
記ベース部材30と上記支持部材33とは、相互に無方
向回動自在なように構成されており、好ましくは、支持
部材33の筒状ナット32を回転させることにより高さ
調整が可能に構成される。本実施形態に係るパネル支持
具3が、第1の実施形態に係るパネル支持具3と大きく
異なる点は、拘束部材34および凹球面状座部35の構
成、すなわち支持部材33の角度調整手段の構成であ
る。
【0062】図10および図11に示すように、上記拘
束部材34は、軸方向に所定高さを有するとともに、内
表面に雌ねじが形成されたナット状とされている。ま
た、上記拘束部材34には、上述した第1の実施形態と
同様に、上記支持部材33の下端部に設けられた球状部
31aの径よりも小径でこの球状部31aを支持する軸
部31cの径よりも大径の開口34aが形成されてい
る。したがって、本実施形態においても、上述した各実
施形態と同様に、上記球状部31aが上記拘束部材34
に形成された開口34aから上方に抜脱することはな
い。
【0063】図10に示すように、上記凹球面状座部3
5は、上面が上記球状部31aの表面形状に対応して下
方に凹入形成されて臼状部35aとされており、側面に
は雄ねじが形成されている。また、上記凹球面状座部3
5は、その下部35cがかしめられて上記ベース部材3
0と一体化されている。
【0064】上記のような拘束部材34および凹球面状
座部35によって構成される角度調整手段においては、
上記拘束部材34を周方向に回転させることによって上
記拘束部材34が凹球面状座部35に対して相対的に進
退するようになされている。すなわち、上記拘束部材3
4を1の方向に回転させることによって上記拘束部材3
4と凹球面状座部35との距離を相対的に小さくして上
記球状部31aが上記凹球面状座部35に押圧されるロ
ック状態とし、他の方向に回転させることによって上記
拘束部材34と凹球面状座部35との距離を相対的に大
きくして押圧を解除するロック解除状態とすることがで
きる。
【0065】このように、上記構成のパネル支持具3
は、上記拘束部材34を周方向に回転させるといった簡
単な作業によって上記球状部のロック状態とロック解除
状態とを選択することができる。また、上記拘束部材3
4は、ナット状とされているので、スパナなどの工具を
用いて上記拘束部材34を回転させることができ、手回
しによって拘束部材34を回転させるように構成されて
いる場合に比べてより強固に上記球状部31aを上記凹
球面状座部35に押圧させることができる。さらに、上
記構成では、上記凹球面状座部35が上記拘束部材34
に螺合されており、上記拘束部材34が回転させられな
い限りは、上記凹球面状座部35が上記球状部31aを
押圧する力が緩められることはない。したがって、かり
にパネル部材に外部から衝撃が加えられたとしても、上
記パネル部材と床面との間の位置関係を良好に維持する
ことができる。
【0066】なお、上記拘束部材34は、ナット状では
なく、円筒状であってもよいのはいうまでもなく、ま
た、本実施形態においても、上記パネル支持具3を床面
に対してアンカーボルトを用いて固定するように構成し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係るパネル支持具
の全体斜視図である。
【図2】本願発明の第1の実施形態に係るパネル支持具
の要部破断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施形態に係るパネル支持具
の無方向回動部分の要部拡大断面図である。
【図4】本願発明の第1の実施形態に係るパネル支持具
の使用状態を表す一部破断側面図である。
【図5】本願発明の第2の実施形態に係るパネル支持具
の一部破断側面図である。
【図6】本願発明の第2の実施形態に係るパネル支持具
に用いられる支承部材の斜視図である。
【図7】本願発明の第2の実施形態に係るパネル支持具
の平面図である。
【図8】本願発明の第2の実施形態に係るパネル部材支
持具3の床面に対する取付け状態を説明するための要部
断面図である。
【図9】本願発明の第3の実施形態に係るパネル支持具
の一部破断側面図である。
【図10】本願発明の第41実施形態に係るパネル支持
具の要部破断側面図である。
【図11】拘束部材の全体斜視図である。
【図12】従来例のパネル支持具の分解斜視図である。
【図13】従来例のパネル支持具の平面図である。
【図14】従来例のパネル支持具の使用状態図である。
【符号の説明】
3 パネル支持具 3a, 開口(ベース部材の) 30,30’ ベース部材 30a 拘束部 31 回動部材(第2の実施形態の) 31A 上半球部(回動部材31の) 31B 下半球部(回動部材31の) 31C 回動部材(第3の実施形態の) 31a 球状部 31b 第2ねじ軸 31c 軸部 32 筒状ナット 32a 第1雌ねじ部 32b 第2雌ねじ部 33 支持部材 33b 第1ねじ軸 34 拘束部材 35 凹球面状座部 36 支承部材 36a 一端部(支承部材の) 36b 支承部(支承部材の) 36c 凹溝部(支承部材の) 36d 他端部(支承部材の)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル部材と床面との間に介装され、パ
    ネル部材を床面に対して支持するためのパネル支持具で
    あって、 底面部が床面に当接するベース部材と、上面部でパネル
    部材を支持する支持部材と、上記ベース部材と上記支持
    部材とを連結し、かつ無方向に相互回動可能とする角度
    調節手段とを備えることを特徴とする、パネル支持具。
  2. 【請求項2】 上記角度調整手段は、上記支持部材の下
    端部に軸部を介してこの軸部の径よりも大径に形成され
    た球状部と、上記ベース部材に一体的に設けられ、上記
    球状部の下方部を摺動可能に受け止める凹球面状座部
    と、上記球状部を上記ベース部材に対して離脱不能に拘
    束するとともに、上記球状部を上記凹球面状座部に押圧
    するロック状態とこの押圧を解除するロック解除状態と
    を選択しうる拘束部材とを備えて構成されている、請求
    項1に記載のパネル支持具。
  3. 【請求項3】 上記凹球面状座部には雄ねじが形成され
    ており、上記拘束部材は筒状とされているとともにその
    内表面に上記凹球面状座部の雄ねじと螺合する雌ねじが
    形成されており、上記拘束部材を周方向に回転させて上
    記拘束部材を上記凹球面状座部に対して相対的に進退さ
    せることによって上記球状部を上記凹球面状座部に押圧
    するロック状態とこの押圧を解除するロック解除状態と
    を選択するように構成されている、請求項2に記載のパ
    ネル支持具。
  4. 【請求項4】 上記角度調整手段は、上記支持部材の下
    端部に軸部を介してこの軸部の径よりも大径に形成さ
    れ、かつ少なくとも下部に球面部を有する回動部材と、
    上記ベース部材に一体的に形成され、上記軸部の径より
    大で上記回動部材の径よりも小の内径をもつ開口から上
    記軸部を上方に突出させるようにして上記回動部材を拘
    束する拘束部とを備えて構成されている、請求項1に記
    載のパネル支持具。
  5. 【請求項5】 上記回動部材は、上記軸部に連結される
    大径の上半球部と、この上半球部の下部に連続する小径
    の下半球部とを有して形成されている、請求項4に記載
    のパネル支持具。
  6. 【請求項6】 上記ベース部材には、上記回動部材の下
    端球面部を受け止める支承部が形成されている、請求項
    4または5に記載のパネル支持具。
  7. 【請求項7】 上記ベース部材の内面の適部には、略中
    央部において上記回動部材の球面部を受け止める支承部
    材の一端部が取り付けられており、この支承部材の他端
    部は、上記ベース部材と距離調整可能に連結されてお
    り、かつ、上記支承部材の他端部と上記ベース部材との
    距離を縮めることにより、上記回動部材の外表面が上記
    ベース部材に形成された上記拘束部の内面に圧接されて
    上記回動部材が上記支承部材と上記ベース部材との間に
    挟持固定される構成とされている、請求項4または5に
    記載のパネル支持具。
  8. 【請求項8】 上記支承部材には、略中央部に上記回動
    部材の下半球部を嵌合させて受け止める支承部と、上記
    回動部材の上半球部の周縁部が嵌入可能な凹溝部とが形
    成されている、請求項7に記載のパネル支持具。
  9. 【請求項9】 上記支持部材は、その上面部と下端部間
    の長さを調整しうる高さ調整手段を備えている、請求項
    1ないし8のいずれかに記載のパネル支持具。
  10. 【請求項10】 上記高さ調整手段は、上記支持部材の
    上面部から下方に延出する第1ねじ軸と、上記球状部ま
    たは上記回動部材から軸部を介して上方に延出するとと
    もに上記第1ねじ軸と逆方向のねじを有する第2ねじ軸
    と、上部に上記第1ねじ軸と螺合する第1雌ねじ部を、
    下部に上記第2ねじ軸と螺合する第2雌ねじ部をそれぞ
    れ有する筒状ナットとを備えて構成されている、請求項
    9に記載のパネル支持具。
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