JPH1031561A - データ多重化方法および情報処理装置ならびに記憶サブシステム - Google Patents

データ多重化方法および情報処理装置ならびに記憶サブシステム

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JPH1031561A
JPH1031561A JP8185792A JP18579296A JPH1031561A JP H1031561 A JPH1031561 A JP H1031561A JP 8185792 A JP8185792 A JP 8185792A JP 18579296 A JP18579296 A JP 18579296A JP H1031561 A JPH1031561 A JP H1031561A
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subsystem
storage subsystem
storage
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JP8185792A
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English (en)
Inventor
Akinobu Shimada
朗伸 島田
Hisashi Takamatsu
久司 高松
Hideo Tabuchi
英夫 田渕
Yoshinori Nagaya
賢紀 長屋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートコピーによる正/副両ディスクサブ
システム間のデータ多重化を低投資額で実現する。 【解決手段】 データ多重化を行う正サブシステム3と
副サブシステム5において、正サブシステム3はインタ
フェースケーブル2を介してCPU1に接続され、副サ
ブシステム5はインタフェースケーブル4を介して正サ
ブシステム3に接続され、正サブシステム3の側には、
CPU1に対する標準I/Fを制御するチャネルインタ
フェース制御部10と、副サブシステム5に対し標準I
/FにおけるCPU側の如く振る舞うことで当該標準I
/Fにて当該副サブシステム5に対し、リモートコピー
時のデータの書き込み指示/データ転送/応答受付け等
を行うIOインタフェース制御部12を設け、副サブシ
ステム5は標準I/F用のチャネルインタフェース制御
部11のみを備えた汎用的な構成で済むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ多重化技術
および情報処理技術ならびに記憶サブシステムに関し、
特に、コンピュータシステムにおいて、ディスクサブシ
ステム上のデータを、災害等に備え、離れた複数の場所
に多重化して保存するための所謂リモートコピー技術等
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2台又はそれ以上のディスクサブシステ
ム同士を接続し、一方を上位装置(以下CPU)から直
接アクセス対象となる資源(以下、正サブシステムと呼
ぶ)、他方を上位装置から直接アクセスの対象とならず
正サブシステム側のデータの複製が格納される資源(以
下、副サブシステムと呼ぶ)として、正サブシステム側
のデータの複製を副サブシステム側に持つことにより、
両サブシステム間でデータを2重化する機能(以下リモ
ートコピーと呼ぶ)については、最近各社より発表さ
れ、既に一部製品化されている。
【0003】IBM社が3990−6ディスク制御装置
で実現しているPPRC(Pier toPier Remote Copy)
機能、EMC社がSymmetrixディスクサブシス
テムで実現しているSRDF(Symmetrix Remote Data
Facility)機能等がそれに相当する。いずれの機能も正
サブシステム側の制御装置(DKC;以下、正DKCと
呼ぶ)と副サブシステム側のDKC(以下、副DKCと
呼ぶ)を直接接続して、正サブシステム側のディスクボ
リューム(以下、正ボリュームと呼ぶ)上のデータの複
製を副サブシステム側のディスクボリューム(以下、副
ボリュームと呼ぶ)に作成しデータの2重化を行う機能
である。
【0004】また米国特許第5,155,845号で
は、上記PPRC、SRDFと同様のリモートコピー機
能について、システム構成、実現方式が詳細に記載され
ている。それによると、2台のディスクサブシステムは
それぞれのDKC同士が専用の物理インタフェース(デ
ータリンク)で接続され一方のサブシステムが正サブシ
ステムとしてCPUに接続される構成を採っている。正
DKCがCPUより自サブシステム内の正ボリューム上
のデータの更新データを受け取ると、副DKCに対し副
ボリュームの更新指示をし、このデータを転送する。こ
の正DKCから副DKCへのデータ更新指示には、通常
CPUからDKCへのデータ更新指示に使用される命令
語(コマンド)とは異なる専用のメッセージが使用され
る。
【0005】本メッセージには、正/副ボリュームペア
設定やペアの状態管理に使用されるESTABLISH
メッセージ、正DKCの指示に対する応答に使用される
ACKNOWLEDGEMENTメッセージ、ボリュー
ムのロックに使用されるREQUEST OWNERメ
ッセージとGRANT OWNERメッセージ、副DK
Cへの更新データの位置決め(アドレス)情報の指示に
使用されるPERFORM DEBEVAGEメッセー
ジ、正DKCへの位置決め完了報告に使用されるREA
DY TO RECEIVE DATAメッセージ、正
DKCから副DKCへのデータ転送に使用されるCKD
TRANSFERメッセージがある。副DKCは正D
KCよりこれらのメッセージ指示により副ボリュームへ
の更新データの反映処理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の様に、従来技術
ではCPUから正ボリュームへの更新データを副ボリュ
ームへ反映させるための正DKC−副DKC間の制御情
報およびデータ転送手段として独自のインタフェースを
使用している。しかし、この方式では正/副両DKCが
この独自インタフェースを制御する機能を具備している
必要がある。このため利用者がリモートコピー機能を実
現するためにシステムを構築するには、本機能をサポー
トしたディスクサブシステムを新たに2台以上購入する
必要がある。一般に大形コンピュータシステムで扱われ
るデータ量は非常に膨大であり、ディスクサブシステム
内には数TB(テラバイト)を越える容量の重要データ
が格納されている場合も少なく無い。この様なシステム
においてデータ容量の2倍以上の新規ハードウェア導入
を必要とする前記従来技術を用いたリモートコピー機能
を使用することは、利用者に多大の投資負担をかけるこ
ととなる。
【0007】また自然災害に備えてリモートコピー機能
を使用する場合、通常副サブシステムを正サブシステム
から数10km〜数100km以上の遠隔地に設置する
必要があるが、この様な遠距離の機器接続には公衆回線
の使用が必須である。CPUと遠隔地にあるディスクサ
ブシステムを始めとする周辺機器とを公衆回線を経由し
て接続するためのプロトコル変換装置としてチャネルエ
クステンダと呼ばれる機器が製品化されている。チャネ
ルエクステンダとはCPUと公衆回線および公衆回線と
周辺機器の間に設置し、それぞれがCPUと周辺機器の
間のインタフェースをエミュレーションしCPU/周辺
機器から情報を受け取り、プロトコル変換をして情報を
公衆回線に流す機能を持っている。本機器を用いること
によりCPUおよび周辺機器に改造/機能追加を一切行
わず公衆回線を経由した接続が実現できる。しかしなが
ら本機器はCPU−周辺機器間の標準的なインタフェー
スをエミュレーションしているため、正/副DKC間の
情報のやり取りに独自インタフェースを使用する従来技
術では利用できない。従って従来技術で公衆回線を経由
したリモートコピーを実現するには、独自インタフェー
スをサポートした前記チャネルエクステンダ相当機器を
新たに開発する必要がある。
【0008】本発明の目的は、データを多重に記憶する
正/副記憶サブシステムのうち、副記憶サブシステム側
に特に新規機能を追加する必要無くリモートコピー機能
を実現することにより、利用者が既に導入している従来
機種等をリモートコピー機能に使用可能とすることにあ
る。
【0009】本発明の他の目的は、低投資額で、記憶サ
ブシステムの多重化によるデータ保護を実現することに
ある。
【0010】本発明の他の目的は、公衆回線を利用した
リモートコピー機能を実現する際、汎用製品のチャネル
エクステンダを利用可能とすることにある。
【0011】本発明の他の目的は、低投資額で、公衆回
線を利用したリモートコピーによるデータ保護を実現す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では、第1の接続
経路を介して上位装置(CPU等)に接続される第1の
記憶サブシステム(正DKC,正ボリューム)と、CP
Uを経由せずに第2の接続経路を介して第1の記憶サブ
システムに接続され、この第1の記憶サブシステムから
データが複写される第2の記憶サブシステム(副DK
C,副ボリューム)とを備えた構成において、第1の記
憶サブシステムと第2の記憶サブシステムとの間におけ
るデータ複写等のデータ転送処理は、第1の記憶サブシ
ステムとCPUとの間におけるデータ転送処理と同一の
インタフェースにて行われるようにしたものである。
【0013】すなわち、記憶サブシステムとしてディス
クサブシステムに適用する場合、正DKC側に、通常C
PUとDKCの間でデータの読み出し/書き込みの指示
/応答に使用される標準的なインタフェースを利用し
て、副DKCに対しデータの書き込み指示/データ転送
/応答受付け等を行う機能を設ける。正DKCはCPU
より配下のボリュームに対し更新処理を指示されると、
当該ボリュームの更新処理を実行すると同時に、本機能
を利用し副DKCに対し更新指示されたボリュームの副
ボリュームの更新処理を指示する。
【0014】正DKCから出された更新指示は、副DK
Cからは、あたかも通常のCPUからの指示として認識
される。従って副DKCはCPUからの指示の際と同様
に更新処理を実行し、処理が終了すると正DKCに対し
処理完了の応答を返す。正DKCは配下のボリューム
(正ボリューム)の更新処理の終了と、副DKCからの
完了報告を確認し、CPUに対し処理の終了を報告す
る。これにより副DKCおよびCPUには新規機能を追
加することなく、複数の記憶サブシステムによって構成
されるリモートコピー機能が実現される。
【0015】また、正DKCと副DKCとの間を接続す
る第2の接続経路には、CPUと正DKCとの間の標準
的なインタフェースを前提とする汎用のチャネルエクス
テンダ等の機器を使用可能であり、第2の接続経路とし
て、容易に公衆回線等を利用することが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施の形態であるデー
タ多重化方法および情報処理装置ならびに記憶サブシス
テムを、汎用コンピュータシステムに適用した場合の構
成例を示す概念図である。なお、以下の説明では、記憶
サブシステムの一例として、ディスクサブシステムに適
用する場合を例に採って説明するが、任意の記憶媒体を
用いる一般の記憶サブシステムに適用できることは言う
までもない。
【0018】図1において、1は中央処理装置(上位装
置)であるCPU、3はCPU1とインタフェースケー
ブル2を介して接続されCPU1から直接参照/更新の
対象となるデータが格納されるディスクサブシステム
(以下、正サブシステム3)、5はインタフェースケー
ブル4を介して正サブシステム3に接続され正サブシス
テム3に格納されているデータの複製が格納されるディ
スクサブシステム(以下、副サブシステム5)である。
正サブシステム3および副サブシステム5において、そ
れぞれ6,7はデータの読み出し/書き込みを行うため
の制御部であるディスク制御装置(以下、正DKC6,
副DKC7)、8は実際にデータが格納されCPU1か
ら直接読み出し/書き込みの対象となるディスクボリュ
ーム17−1〜n(以下、正ボリューム)が複数収納さ
れるディスク駆動装置、9は正ボリューム17に格納さ
れているデータの複製が格納されるディスクボリューム
18−1〜n(以下、副ボリューム)が収納されるディ
スク駆動装置である。
【0019】次に正DKC6、副DKC7それぞれの内
部構成について説明する。正DKC6において、10は
CPU1との間のデータおよびデータの読み出し/書き
込み指示等の制御情報のやり取りを制御するチャネルイ
ンタフェース制御部(以下、CHD)、12はCPU1
とCHD10との間のインタフェースと同様のインタフ
ェースを用い、あたかもCPU1として振る舞うことに
より、副DKC7に対しデータ書き込み指示/書き込み
データの転送を行うIOインタフェース制御部(以下、
IOD)、13はCPU1からアクセスされたあるボリ
ューム上のデータを格納しておき、次回当該データがア
クセスされた場合に実際のボリュームへのアクセスを不
要とするためや、CPU1から送られてきた書き込みデ
ータを一旦格納するために利用するキャッシュメモリ
(以下、キャッシュ13)、15はディスクからキャッ
シュ13へのデータの読み込み処理/キャッシュ13か
らディスクへのデータの書き込み処理を制御するディス
クインタフェース制御部(以下、DID)、19は正ボ
リュームの最新の状態がそれに対応する副ボリュームに
反映されているか否かを管理するためのリモートコピー
管理テーブル190等の制御情報を格納するための共用
メモリ(以下、SM)である。
【0020】副DKC7において、11は正DKC6と
の間のデータおよびデータの書き込み指示等の制御情報
のやり取りを制御するチャネルインタフェース制御部
(以下、CHD’)である。CHD’11はCHD10
と同等機能を有しており、本来インタフェースケーブル
を介しCPUと接続し当該CPUとの間でデータおよび
データの読み出し/書き込み指示等の制御情報のやり取
りを制御する部位である。本発明では、通常CPUが備
えているディスクサブシステムとの間のデータ書き込み
指示/書き込みデータの転送を制御する機能と同等機能
を正DKC6側のIOD12が有しているため、副DK
C7のCHD’11は、なんらの付加機能なしにインタ
フェースケーブル4を介して正DKC6と接続すること
が可能となっている。14はキャッシュ13と同等機能
のキャッシュメモリ(以下、キャッシュ14)、16は
DID15と同等機能のディスクインタフェース制御部
(以下、DID’)である。
【0021】尚、本発明において副サブシステム5はC
PUとの間でデータおよび制御情報のやり取りが可能な
機能を有していればよく本実施例における副サブシステ
ムの構成はあくまで一例である。たとえばキャッシュ1
4は必ずしも必要ではなく、キャッシュメモリを装備し
ないディスクサブシステムを副サブシステム5として使
用可能である。またCHD’11とDID’16の両機
能が1個のハードウェアコンポーネントに集約されてい
てもかまわない。
【0022】次に図2を参照しながら本実施例において
正サブシステム3内の任意の正ボリュームに対しデータ
更新処理が発生した場合の処理の流れについて説明す
る。
【0023】図2においてCCW(Channel Command Wo
rd)とは汎用コンピュータシステムにおいてCPUと磁
気ディスク装置、磁気テープ装置等の周辺装置との間の
データ/制御情報のやり取りの際に使用される命令語の
総称である。またDX(Define Extent ),LOC(Lo
cate Record ),WR D(Write Data)はそれぞれ磁
気ディスクへのデータ読み出し/書き込み処理時に使用
される代表的なCCWである。DXはディスク上のデー
タ保護のためディスクの位置付け動作および書き込み動
作の許容範囲を指定するコマンドである。LOCは以降
に実行する処理の種類(Read/Write等)、要
求データの位置付け情報を指定するコマンドである。W
R Dはディスク上に書き込むデータそのものを転送す
るためのコマンドである。
【0024】図2は正サブシステム3内の正ボリューム
17−1〜n上のデータの複製がそれぞれ副サブシステ
ム5内の副ボリューム18−1〜nに存在している状態
で、CPU1より正サブシステム3に対し正ボリューム
17内のデータの更新が指示された場合の処理の流れを
示している。本実施例では正ボリュームの最新の状態が
それに対応する副ボリュームに反映されているか否かを
管理するためにSM19に格納されているリモートコピ
ー管理テーブル190を使用する。本テーブルは図3に
示す様な各正ボリューム(正VOL番号190a)とそ
れに対する副ボリューム(副VOL番号190c)のそ
れぞれの更新ステータス(正VOLステータス190
b、副VOLステータス190d)を表示するビットマ
ップテーブルである。正/副両ボリュームが最新の状態
となっている場合(以下、同期状態)は当該正/副両ボ
リュームのカラム(正VOLステータス190b、副V
OLステータス190d)に0が表示される。正/副い
ずれかのボリュームが更新されると当該ボリュームのカ
ラムに1が表示される。正/副両カラムが1となった場
合はCHD10により両カラムは0に変更される。以下
に正ボリューム17−1内のデータを更新する場合を例
に処理の流れを詳細に説明する。
【0025】CPU1において正サブシステム3内の正
ボリューム17−1へのデータ更新処理が必要な事象が
発生すると、CPU1はデータ書き込み用CCWとして
DXコマンドとLOCコマンドを正サブシステム3のC
HD10に対して続けて発行する。CHD10は受領し
たCCWの情報(コマンドパラメータ)をSM19に格
納しCPU1に対しCCW受け取り完了を報告する。C
PU1はCHD10からの完了報告を受け取ると、引き
続いてWR DコマンドをCHD10に対し発行する。
CHD10はWR Dコマンドにより送られてきたデー
タをキャッシュ13上のバッファ領域13aに格納する
(図4:ヒット時/ミス時の動作)。バッファ領域1
3aとは図4に示す様に、データ更新時にCPU1から
送られてきた書き込みデータを一時的に格納しておくた
めの領域であり、過去にアクセスされたデータを次回の
アクセスに備え格納しておくための領域(以下、キャッ
シュ領域13b)とは別に管理される。正DKC6はW
R Dコマンドを受領すると、当該データの正ボリュー
ムへの反映処理をCHD10が主体となり、副ボリュー
ムへの当該データの反映処理をIODが主体となり並列
に実行する。以降ではまず初めに正ボリュームへのデー
タ反映処理について説明し、その後副ボリュームへのデ
ータ反映処理を説明する。
【0026】CHD10はWR Dコマンド受領後、先
行して受領したLOCコマンドにより指定された、当該
データを書き込むべき正ボリューム17−1上の位置に
既に記録されているデータ(更新前データ)がキャッシ
ュ13上に存在するか否かを判定する。以降では更新前
データがキャッシュ13上に存在する場合をキャッシュ
ヒット、存在しない場合をキャッシュミスと呼ぶ。この
キャッシュヒット/ミス判定はCHD10がSM19内
に格納されているキャッシュディレクトリと呼ばれるテ
ーブルを参照することにより行う。キャッシュディレク
トリとは、現在キャッシュ13上に存在するデータの各
ボリューム上の位置情報が記録されたテーブルである。
ただしキャッシュヒット/ミス判定の方法は本発明に直
接関係無いため、本実施例ではキャッシュヒット/ミス
判定の詳細な方法/手順については規定しない。
【0027】キャッシュヒットの場合、CHD10はキ
ャッシュ13のバッファ領域13a上に格納されている
更新前データを、CPU1から転送されバッファ領域1
3a上に一時的に格納されていたデータの内容に更新す
る(図4:ヒット時の動作)。
【0028】キャッシュミスの場合CHD10はCPU
1に対しパスの切り離し要求とWRDコマンドの再試行
要求ステータスを報告する。CPU1はこれを受けCH
D10との論理的な接続を切り、インタフェースケーブ
ル2を他の処理のために解放する。CPU1は以降CH
D10よりパス再接続要求を受けるまで本更新処理に関
する処理を一時中断する。次にCHD10はDID15
に対し正ボリューム17−1上のLOCコマンドパラメ
ータで示される場所に記録されているデータをキャッシ
ュ13へ読み出すよう指示する。DID15はこの指示
を受け、正ボリューム17−1より要求データを読み出
し、キャッシュ13のキャッシュ領域13bに転送する
(図4:ミス時の動作)。全ての転送が終了するとD
ID15はCHD10に対し転送終了を報告する。CH
D10は本報告を受けCPU1に対しパス再接続要求の
割り込みを上げる。CPU1は本割り込みを受け、先に
再試行要求を受けていたWR DコマンドをCHD10
に対し再発行する。CHD10はWR Dにより送付さ
れたデータをキャッシュ13のバッファ領域13aに格
納する。以降は最初にWR Dコマンドを受領した際と
同様にヒットミス判定を行い、今回はヒットするためキ
ャッシュ領域13b上の更新前データを更新する(図
4:ミス時の動作)。CHD10はキャッシュヒット
/ミスいずれの場合もキャッシュ領域13b上のデータ
の更新が完了するとSM19に格納されているリモート
コピー管理テーブル190中の正ボリューム17−1の
カラムの表示を0から1に変更する。またこの際CHD
10は同時に17−1の副ボリュームである18−1の
カラムをチェックし同カラムに1が表示されている場合
はCPU1に対しWR Dコマンドの正常終了ステータ
スを報告、0が表示されている場合はCPU1に対しパ
スの切り離し要求とWR Dコマンドの再試行要求ステ
ータスを報告する。リモートコピー管理テーブル190
の副ボリュームカラムの表示は正ボリュームのデータ更
新処理と並行して行われる副ボリュームのデータ更新完
了時にIOD12により0から1に変更する。副ボリュ
ーム側のデータ更新処理の詳細は後で詳しく説明する。
CPU1はCHD10からのパスの切り離し要求とWR
Dコマンド再試行要求ステータス報告を受けCHD1
0との論理的なパス接続を切り離し、CHD10よりパ
ス再接続要求が来るまで当該更新処理に関する処理を一
時停止する。CHD10はリモートコピー管理テーブル
190の副VOLステータス190d(カラム)を一定
時間間隔(例:5〜10ms)でチェックを繰り返し当
該カラムに1が表示されているのを確認した時点でCP
U1に対しパス再接続要求割り込みを行う。CPU1は
これを受けてWR Dコマンドを再度CHD10に対し
発行する。CHD10はWR Dにより送付されたデー
タを受領するが本データはすでにキャッシュ領域13b
上で更新済みのため、送付された当該データは破棄し、
CPU1に対し更新処理正常終了のステータスを報告す
る。尚、実際は正常終了ステータス報告後適当なタイミ
ングでキャッシュ領域13b上で更新したデータを実際
のディスクボリュームへ書き込む処理がDID15によ
り行われるが、これは正サブシステム3が独自に行う処
理であり、CPU1はあくまで前記終了ステータスを受
領した時点で目的ボリュームの更新処理が終了したと見
なす。また、このディスクへの書き込み処理は本発明に
は直接関係しないため、詳細な説明は省略する。
【0029】続いて、前記CHD10を主体とした正ボ
リュームへのデータ反映処理と並行して行われるIOD
12を主体とした副ボリュームへのデータ反映処理につ
いて説明する。
【0030】CHD10はCPU1よりWR Dコマン
ドを受領しデータをキャッシュ13のバッファ領域13
aに格納すると、IOD12にボリューム更新発生を伝
えるメッセージを送付する。本メッセージには更新が発
生した正ボリュームNo.(ここでは17−1)が記載
されている。IOD12はこのメッセージを受けるとリ
モートコピー管理テーブル190をサーチしメッセージ
に記載されている正ボリュームNo.に対応する副ボリ
ュームNo.(ここでは18−1)を確認する。続いて
IOD12は副サブシステム5のCHD’11に対し副
ボリューム18−1上のデータの更新を指示するCCW
DX,LOCを発行する。CHD’11はCCWを受
領すると直ちにコマンド受領完了ステータスを報告す
る。IOD12は完了ステータスを受け取ると、キャッ
シュ13のバッファ領域13aよりボリュームNo.1
7−1の表示が付加されているデータ(先にCHD10
が格納した更新データ)を参照し、同様のデータをコマ
ンドパラメータに格納したWR DコマンドをCHD’
11に対し発行する。
【0031】CHD’11はWR Dコマンドを受領す
ると直ちにキャッシュヒット/ミスの判定を行う。
【0032】キャッシュミス判定の方法としては正サブ
システム3と同様にキャッシュディレクトリサーチによ
る判定方法が一般的だが、本発明では副サブシステム5
側には様々な装置を使用できることが特徴であるため、
ここでは敢えて規定しない。また前述の様に副サブシス
テム5側の副DKC7は必ずしもキャッシュメモリを装
備している装置である必要は無い。キャッシュメモリを
装備していない装置をDKC7に使用した場合は以降で
説明するキャッシュミスの場合の処理の流れと同様にな
る。
【0033】ヒット/ミス判定の結果キャッシュヒット
が判明した場合、CHD’11は直ちにキャッシュ14
上のデータをWR Dで送付されたデータに更新する。
【0034】キャッシュミスの場合、CHD’11はI
OD12に対しパスの切り離し要求とWR Dコマンド
の再試行要求ステータスを報告する。IOD12はこれ
を受けCHD’11との論理的な接続を切り、インタフ
ェースケーブル4を他の処理のために解放する。IOD
12は以降CHD’11よりパス再接続要求を受けるま
で本更新処理に関する処理を一時中断する。次にCH
D’11はDID’16に対し副ボリューム18−1上
のLOCコマンドパラメータで示される場所に記録され
ているデータをキャッシュ14へ読み出すよう指示す
る。DID’16はこの指示を受け、副ボリューム18
−1より要求データを読み出し、キャッシュ14に転送
する。全ての転送が終了するとDID’16はCHD’
11に対し転送終了を報告する。CHD’11は本報告
を受けIOD12に対しパス再接続要求の割り込みを上
げる。IOD12は本割り込みを受け、先に再試行要求
を受けていたWR DコマンドをCHD’11に対し再
発行する。CHD’11はWRDにより送付されたデー
タによりキャッシュ14上の先にディスクより読み出し
た更新前データを更新する。CHD’11はキャッシュ
ヒット/ミスいずれの場合もデータの更新が終了すると
IOD12に対しWR Dコマンドの正常終了ステータ
スを報告する。IOD12はCHD’11より本報告を
受けると、リモートコピー管理テーブル190上の副ボ
リューム18−1のカラムの表示を0から1へ変更す
る。並行して正ボリューム側の処理を実行しているCH
D10は以降にリモートコピー管理テーブル190を参
照した際、副ボリューム18−1のカラムに1が表示さ
れていることを認識することにより、副ボリューム側へ
更新データの反映が終了したことを確認でき、後続の処
理(CHD10の処理の流れの説明の中で記述したCP
U1へのWR Dコマンド正常終了ステータスの報告、
又はCPU1へのパス再接続要求ステータスの報告)を
実行できる。
【0035】尚、本実施例ではCHD’11は「IOD
12からCCWを受ける」、「IOD12に対しステー
タスを報告する」といった表現を使用しているが、副サ
ブシステム5は特にリモートコピー用の特別な機能を有
さない汎用的なディスクサブシステムであるため正サブ
システム3との間で情報の授受を行っているという認識
は無い。副サブシステム5のCHD’11は正サブシス
テム3のIOD12とのデータ/制御情報のやり取り
を、あくまで通常のCPUとのやり取りと認識して実行
する。
【0036】以上、正ボリューム上のデータの更新処理
が発生した場合の処理の流れについて説明した。これ以
外に正ボリューム上のデータの参照処理が発生すること
が考えられるが、この場合はCPU1と正サブシステム
3の間で一般のCPUとディスクサブシステムの間で行
われるデータ参照処理と同様の処理が行われるのみで特
別にリモートコピー機能に関係する処理は行われない。
従って本実施例ではデータ参照処理の詳細な流れの説明
は省略する。
【0037】このように、本実施の形態の場合には、正
サブシステム3と副サブシステム5との間のデータ/制
御情報のやり取りは、一般のCPUとディスクサブシス
テムの間のデータ/制御情報のやり取りのための取り決
め(標準的なインタフェース)の中で完全に行うことが
できる。即ち、副サブシステム5としては単にCPUと
ディスクサブシステムの間のデータ/制御情報のやり取
りを制御する機能を有する一般的なディスクサブシステ
ムを使用すれば良い。これにより、当該ディスクサブシ
ステムは正サブシステム3とのデータ/制御情報のやり
取りを、あくまでCPUとのやり取りと認識して実行し
ながら副サブシステム5としての機能を満たすことがで
きる。従って本発明により利用者は、データ多重化のた
めのリモートコピー機能を実現する際の副サブシステム
5として、利用者が既に以前から使用していた従来製品
や正サブシステムとは異なる製造者による製品等幅広い
製品群を利用でき、従来技術では利用者データ量の2倍
を必要としたハードウェアへの投資を削減できる。
【0038】また、副サブシステム5と正サブシステム
3とが、インタフェースケーブル4を介して、対CPU
用の汎用のインタフェースにて接続されているので、イ
ンタフェースケーブル4として、公衆回線40を使用す
べく、正サブシステム3および副サブシステム5の各々
の側に、図5に例示されるように、チャネルエクステン
ダ40aおよびチャネルエクステンダ40bを配置する
場合においては、当該チャネルエクステンダ40a、4
0bに汎用のインタフェース対応の安価な汎用製品を用
いることが可能となり、低コストで公衆回線等を利用し
たリモートコピー機能を実現することができる。
【0039】また、上位のCPU1を制御するOS等の
ソフトウェアの変更も一切不要であり、リモートコピー
機能の開発期間を短縮することが可能となる。
【0040】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0041】たとえば、記憶サブシステムとしては、磁
気ディスク装置を記憶媒体とするディスクサブシステム
に限らず、テープ媒体や、半導体メモリ等、一般の記憶
媒体を用いた任意の記憶サブシステムに広く適用するこ
とができる。
【0042】また、前述の実施の形態の説明では、一例
として、あたかもCPUとして振る舞うIOインタフェ
ース制御部12を備えた正サブシステム3をCPU1に
接続した構成を例示したが、汎用の副サブシステム5の
側をCPU1に接続した構成も本発明に含まれる。この
場合には、正サブシステム3の側から定期的に副サブシ
ステム5の側に更新データを取得するためのデータ読み
出し命令を発行することによりデータ多重化のためのリ
モートコピー機能を実現することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明のデータ多重化方法によれば、デ
ータを多重に記憶する正/副記憶サブシステムのうち、
副記憶サブシステム側に特に新規機能を追加する必要無
くリモートコピー機能を実現することにより、利用者が
既に導入している従来機種等をリモートコピー機能に使
用できる、という効果が得られる。
【0044】また、本発明のデータ多重化方法によれ
ば、低投資額で、記憶サブシステムの多重化によるデー
タ保護を実現できる、という効果が得られる。
【0045】また、本発明のデータ多重化方法によれ
ば、公衆回線を利用したリモートコピー機能を実現する
際、汎用製品のチャネルエクステンダを利用できる、と
いう効果が得られる。
【0046】また、本発明のデータ多重化方法によれ
ば、低投資額で、公衆回線を利用したリモートコピーに
よるデータ保護を実現できる、という効果が得られる。
【0047】本発明の情報処理装置によれば、副サブシ
ステム側に特に新規機能を追加する必要無くリモートコ
ピー機能を実現することにより、利用者が既に導入して
いる従来機種等をリモートコピー機能に使用できる、と
いう効果が得られる。
【0048】また、本発明の情報処理装置によれば、低
投資額で、記憶サブシステムの多重化によるデータ保護
を実現できる、という効果が得られる。
【0049】また、本発明の情報処理装置によれば、公
衆回線を利用したリモートコピー機能を実現する際、汎
用製品のチャネルエクステンダを利用できる、という効
果が得られる。
【0050】また、本発明の情報処理装置によれば、低
投資額で、公衆回線を利用したリモートコピーによるデ
ータ保護を実現できる、という効果が得られる。
【0051】本発明の記憶サブシステムによれば、副サ
ブシステム側に特に新規機能を追加する必要無くリモー
トコピー機能を実現することにより、利用者が既に導入
している従来機種等をリモートコピー機能に使用でき
る、という効果が得られる。
【0052】また、本発明の記憶サブシステムによれ
ば、低投資額で、記憶サブシステムの多重化によるデー
タ保護を実現できる、という効果が得られる。
【0053】また、本発明の記憶サブシステムによれ
ば、公衆回線を利用したリモートコピー機能を実現する
際、汎用製品のチャネルエクステンダを利用できる、と
いう効果が得られる。
【0054】また、本発明の記憶サブシステムによれ
ば、低投資額で、公衆回線を利用したリモートコピーに
よるデータ保護を実現できる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデータ多重化方法
および情報処理装置ならびに記憶サブシステムを、汎用
コンピュータシステムに適用した場合の構成例を示す概
念図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるデータ多重化方法
および情報処理装置ならびに記憶サブシステムの作用の
一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態であるデータ多重化方法
および情報処理装置ならびに記憶サブシステムにおいて
用いられる制御情報の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるデータ多重化方法
および情報処理装置ならびに記憶サブシステムにおける
キャッシュメモリの使用方法の一例を示す概念図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態であるデータ多重化方法
および情報処理装置ならびに記憶サブシステムにおける
正/副記憶サブシステム間の接続方法の変形例を示す概
念図である。
【符号の説明】
1…中央処理装置(CPU)(上位装置)、2…インタ
フェースケーブル(第1の接続経路)、3…正ディスク
サブシステム(第1の記憶サブシステム)、4…インタ
フェースケーブル(第2の接続経路)、5…副ディスク
サブシステム(第2の記憶サブシステム)、6…正ディ
スク制御装置(DKC)、7…副ディスク制御装置(D
KC)、8…正ディスク駆動装置(DKU)、9…副デ
ィスク駆動装置(DKU)、10…チャネルインタフェ
ース制御部(CHD)、11…チャネルインタフェース
制御部(CHD’)、12…IOインタフェース制御部
(IOD)、13…キャッシュメモリ、13a…バッフ
ァ領域、13b…キャッシュ領域、14…キャッシュメ
モリ、15…ディスクインタフェース制御部(DI
D)、16…ディスクインタフェース制御部(DI
D’)、17−1〜n…正ディスクボリューム(第1の
記憶媒体)、18−1〜n…副ディスクボリューム(第
2の記憶媒体)、19…共有メモリ(SM)、40…公
衆回線、40a…チャネルエクステンダ、40b…チャ
ネルエクステンダ、190…リモートコピー管理テーブ
ル、190a…正VOL番号、190b…正VOLステ
ータス、190c…副VOL番号、190d…副VOL
ステータス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長屋 賢紀 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地または同一場所に存在する複数の
    第1および第2の記憶サブシステム同士を上位装置を経
    由せずに接続し、任意の前記第1の記憶サブシステム内
    の任意の第1の記憶媒体と、別の前記第2の記憶サブシ
    ステム内の任意の第2の記憶媒体に正/副の関係を持た
    せ、前記第1および第2の記憶媒体間で同一のデータを
    多重に保持するようにしたデータ多重化方法であって、 前記上位装置に接続された一方の前記第1の記憶サブシ
    ステム内の前記第1の記憶媒体へ前記上位装置から書き
    込まれる更新データを、他方の前記第2の記憶サブシス
    テム内の前記第2の記憶媒体へ反映させる際のデータ転
    送を、前記上位装置から前記第1の記憶サブシステムへ
    のデータ転送の際と同様な標準的な入出力インタフェー
    スで行うことを特徴とするデータ多重化方法。
  2. 【請求項2】 上位装置と、第1の接続経路を介して前
    記上位装置との間で授受されるデータが格納される第1
    の記憶サブシステムと、前記上位装置を経由せずに第2
    の接続経路を介して前記第1の記憶サブシステムに接続
    され、前記第1の記憶サブシステムに格納される前記デ
    ータが格納される第2の記憶サブシステムとを含む情報
    処理装置であって、 前記第1の記憶サブシステムは、前記上位装置との間に
    設定された前記第1の接続経路における標準入出力イン
    タフェースを制御するための第1のインタフェース制御
    手段と、前記第2の接続経路を経由した前記第2の記憶
    サブシステムとのデータ授受に際して、前記標準入出力
    インタフェースにおける前記上位装置側と等価な制御動
    作を行う第2のインタフェース制御手段とを含み、 前記第2の記憶サブシステムは、前記標準入出力インタ
    フェースを制御するための前記第1のインタフェース制
    御手段を含み、 前記第2の接続経路を介した前記第1の記憶サブシステ
    ムと前記第2の記憶サブシステムとの間における前記デ
    ータの授受が、前記標準入出力インタフェースにて実行
    されるようにしたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上位装置との間に設定された第1の接続
    経路における標準入出力インタフェースを制御するため
    の第1のインタフェース制御手段と、 第2の接続経路を介して接続された他の記憶サブシステ
    ムに対して、前記標準入出力インタフェースにおける前
    記上位装置側と等価に振る舞うことにより、前記標準入
    出力インタフェースにて前記第2の接続経路を経由した
    他の記憶サブシステムとの間におけるデータの授受を制
    御する第2のインタフェース制御手段と、を含むことを
    特徴とする記憶サブシステム。
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