JPH10315490A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH10315490A
JPH10315490A JP12573497A JP12573497A JPH10315490A JP H10315490 A JPH10315490 A JP H10315490A JP 12573497 A JP12573497 A JP 12573497A JP 12573497 A JP12573497 A JP 12573497A JP H10315490 A JPH10315490 A JP H10315490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
filter
jet recording
recording head
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12573497A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mikoshiba
剛 御子柴
Hitoshi Fujimoto
仁志 藤本
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Aptex Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Aptex Inc filed Critical Canon Aptex Inc
Priority to JP12573497A priority Critical patent/JPH10315490A/ja
Publication of JPH10315490A publication Critical patent/JPH10315490A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、インク吐出ノズル総数の多いインクジ
ェット記録装置の記録ヘッド1において、“インク循
環”時にフィルタ105の流路抵抗が多くなり過ぎて、
インクが全ノズルに、充満せず、インクの不吐出や撚れ
等の発生を防止するための手段を提供する。 【解決手段】 このため、インクジェット記録ヘッド1
とインク貯蔵室2との間のインク流路に、不純物を遮断
するためのフィルタ(B)5と、インクを一方向のみに
流す一方向弁6を並列に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録ヘッドを用いて記録を行うインクジェット記録装置に
関するものであり、特に、インク吐出用ノズルの総数が
1000を超えるような長尺ヘッドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来のこの種のインクジェット
記録装置の一例のインク循環系を示す説明図である。図
中、101はインクジェット記録ヘッド、102はイン
ク貯蔵室(タンク)、103はポンプ、104/105
はそれぞれフィルタ(A)/(B)を示し、各矢印10
7,108はそれぞれインク循環時のインクの流れ方
向、109は、記録ヘッド101が記録を行う際のリフ
ィル時の流れ方向を表わす。
【0003】従来は、図3に示すように、インクジェッ
ト記録ヘッド101と、インク貯蔵室102との間のイ
ンク流路には、“リフィル”の際インクジェット記録ヘ
ッド101にインク内の不純物が行かないようにするた
めのフィルタ(B)105のみしか配設されていなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、インクジェット記録ヘッド101と、インク
貯蔵室102との間のインク流路にフィルタ(B)10
5のみしか配置されていないため、“インク循環”の
際、フィルタ(B)105の流路抵抗が大きくなり過ぎ
て、十分な流量のインク循環を行えず、インクジェット
記録ヘッド101全てのノズル内にインクを満たすこと
ができなくなる可能性があり、インクの不吐出や撚れ発
生の原因となっていた。
【0005】本発明は、以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、記録ヘッドの吐出しノズル数が
多い場合でも、各ノズルが詰まることがなく、全数をイ
ンクを満たすことのできる手段の提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、インクジェット方式により記録を行うインクジェ
ット記録ヘッドと、このインクジェット記録ヘッドの記
録用インクを貯蔵するインク貯蔵室と、このインク貯蔵
室より前記インクジェット記録ヘッドにインクを送り込
むためのポンプと、前記インクジェット記録ヘッドとイ
ンク貯蔵室との間のインク流路に、不純物を遮断するた
めのフィルタと、インクを一方向のみに流すための一方
向弁とを、並列に配設することを特徴とするインクジェ
ット記録装置を提供することにより、さらにまた、前記
一方向弁は、前記インクジェット記録ヘッドから前記イ
ンク貯蔵室へと流れるような方向に配設することによ
り、前記目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】以上のような本発明構成によれば、インクは、
“インク循環”の際には流路抵抗の非常に少ない一方向
弁を通し、リフィル時には不純物がインクジェット記録
ヘッドに行かないようにするためのフィルタを通すこと
により、“インク循環”時には、流路抵抗の非常に少な
い一方向弁を通してインクを循環させているために、十
分な流量のインクを記録ヘッドに送り込むことができ、
インクジェット記録ヘッドの全ノズルをインクで満たす
ことが可能となる。また、インクジェット記録ヘッドが
記録を行う時の“リフィル”の際には、インクは一方向
弁を通ることなくフィルタを通るため、インク内の不純
物等はインクジェット記録ヘッドに行くことなく、フィ
ルタ部分で遮断されてノズルを詰まらせるようなことは
生じない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
複数の実施例に基づき、図1,2を用いて詳細に説明す
る。
【0009】
【実施例】
(第一の実施例)図1に、本発明を最もよく表わす第一
の実施例のインクジェット記録装置のインク循環系の説
明図(前記従来例の図3対応図)を示す。
【0010】“インク循環”を行う場合は、ポンプ3を
回転させ、インク貯蔵室2のインクを矢印7の方向へフ
ィルタ(A)4を通り、インクジェット記録ヘッド1に
インクを送り込み、さらに矢印9の方向に一方向弁6を
通りインク貯蔵室2に戻している。この時、一方向弁6
の流路抵抗よりフィルタ(B)5の流路抵抗の方が大き
いためインクは、フィルタ(B)5を通らず、一方向弁
6を通る。
【0011】次に、インクジェット記録ヘッド1が記録
を行う際の“リフィル”時には、インクジェット記録ヘ
ッド1は、矢印7の方向からフィルタ(A)4を通り、
さらに矢印8の方向からフィルタ(B)5を通り、イン
ク貯蔵室2のインクを両側から同時に使用している。こ
の時、一方向弁6があるために、矢印8の方向にフィル
タ(B)5を通ることになる。
【0012】(第二の実施例)図2は、インク循環系の
他の実施例を示す図1の部分図である。
【0013】前記第一実施例図1における一方向弁9の
代わりに、開閉弁10を用いる場合で、“インク循環”
の際には開閉弁10はオープン状態にし、“リフィル”
の際にはクローズ状態にしておけぱ、前記第一実施例に
おけると同様の効果を得ることができる。この開閉弁1
0は、オープンとクローズとの二つの状態を持つ弁であ
ればよく、例えば電磁開閉弁のようなものが挙げられ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インク循環の際十分な流量のインクを循環できるため
に、インクジェット記録ヘッドの全ノズルにインクを満
たすことができ、印字の時、不吐出や撚れといった印字
不良を無くすことができる。さらに、印字の際フィルタ
を通してリフィルしているため、不純物をフィルタで遮
断することができ、ノズルを詰まられて不吐出等を生ず
ることなく、良好な印字を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のインク循環系の説明図
【図2】 実施例2のインク循環系の部分図
【図3】 従来のインク循環系の一例図
【符号の説明】
1,101 インクジェット記録ヘッド 2,102 インク貯蔵室 3,103 ポンプ 4,104 フィルタ(A) 5,105 フィルタ(B) 6 一方向弁 10 解放弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット方式により記録を行うイ
    ンクジェット記録ヘッドと、このインクジェット記録ヘ
    ッドの記録用インクを貯蔵するインク貯蔵室と、このイ
    ンク貯蔵室より前記インクジェット記録ヘッドにインク
    を送り込むためのポンプと、前記インクジェット記録ヘ
    ッドとインク貯蔵室との間のインク流路に、不純物を遮
    断するためのフィルタと、インクを一方向のみに流すた
    めの一方向弁とを、並列に配設することを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記一方向弁は、前記インクジェット記
    録ヘッドから前記インク貯蔵室へと流れるような方向に
    配設することを特徴とする請求項1に記載のインクジェ
    ット記録装置。
JP12573497A 1997-05-15 1997-05-15 インクジェット記録装置 Withdrawn JPH10315490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12573497A JPH10315490A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 インクジェット記録装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12573497A JPH10315490A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10315490A true JPH10315490A (ja) 1998-12-02

Family

ID=14917478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12573497A Withdrawn JPH10315490A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 インクジェット記録装置

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JP (1) JPH10315490A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006093165A (ja) * 2005-12-21 2006-04-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 有機el表示装置の製造装置
JP2014054857A (ja) * 2013-12-26 2014-03-27 Seiko Epson Corp 液体噴射装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006093165A (ja) * 2005-12-21 2006-04-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 有機el表示装置の製造装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803