JPH10314608A - ミル用減速機 - Google Patents
ミル用減速機Info
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- JPH10314608A JPH10314608A JP12930397A JP12930397A JPH10314608A JP H10314608 A JPH10314608 A JP H10314608A JP 12930397 A JP12930397 A JP 12930397A JP 12930397 A JP12930397 A JP 12930397A JP H10314608 A JPH10314608 A JP H10314608A
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- Japan
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- gear
- carrier
- output table
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- planetary
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Abstract
ル用減速機を提供する。 【解決手段】ミル用減速機は、傘歯車2、4と、太陽歯
車6と内歯車9と複数の遊星歯車8とこの遊星歯車8を
保持する軸を有するキャリア10とを備えた遊星歯車装
置とを有している。キャリア10と出力テーブル11と
を一体化し、キャリア10及び出力テーブルの中央部に
は遊星歯車装置の太陽歯車より大口径の開口部を設けて
いる。また、出力テーブル11を支持するラジアル軸受
13およびスラスト軸受12の半径方向位置を、遊星歯
車8の最大半径方向位置よりも外側にした。
Description
を微粉砕する堅型ミルに用いられる減速機に関する。
用の減速機においては、特開平3−282045号公報
及び特開平8ー89828号公報に記載のように、入力
軸から入力された駆動力は、入力軸の先端部に設けられ
た傘歯車を介して中間軸に伝えられる。中間軸の他端に
は、遊星歯車装置の太陽歯車が取り付けられており、こ
の太陽歯車と複数の遊星歯車が噛み合っている。遊星歯
車が取り付けられた複数の軸を保持するためにキャリヤ
が設けられ、このキャリヤを挟んで遊星歯車と反対側の
キャリアのほぼ中央に出力軸部が形成されている。そし
て、複数の軸、キャリヤ及び出力軸部により遊星軸が構
成されている。また、出力軸部の先端にはスプラインが
形成されており、このスプラインに嵌合された出力テー
ブルが入力軸の回転に応じて回転駆動される。
載の竪型ミル用減速機では、遊星歯車を保持するキャリ
ヤと一体的に構成された出力軸部の先端が、出力テーブ
ルとスプライン結合されている。従って、スプラインに
潤滑油を供給するための給油経路を必要とし、構造が複
雑となっていた。また、キャリヤと出力テーブルとを別
体に構成していたので、組立や分解に非常に時間を要し
ていた。例えば、太陽歯車や遊星歯車等を点検するため
には減速機全体を分解する必要があり、点検修理が不便
であった。
具合を解消し、部品点数が少なく、組立性およびメンテ
ナンス性に優れたミル用減速機を実現することにある。
本発明の他の目的は、出力テーブル側から潤滑油供給系
統を省いたミル用減速機を提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、構造が簡単で信頼性に富むミル用
減速機を実現することにある。
の本発明の態様は、入力軸と;この入力軸にほぼ直交し
て配置された中間軸と;中間軸の先端部に取り付けられ
た太陽歯車と、この太陽歯車に噛み合う複数個の遊星歯
車と、この複数の遊星歯車を回転可能に保持するキャリ
ヤと、この遊星歯車と噛み合う内歯歯車とを有する遊星
歯車装置と;前記キャリヤに接続された出力テーブル
と;を備えたミル用減速機において、キャリヤと出力テ
ーブルとを一体化したものである。
ブルを支持する出力軸ラジアル軸受を出力テーブルに配
設し、このラジアル軸受の外径位置は遊星歯車の最大半
径位置よりも半径方向外側である、一体化した出力テー
ブル及びキャリヤの中央部に、太陽歯車の外径より大口
径の開口部を設けたものである。
では、遊星歯車を保持するキャリヤと出力テーブルを一
体化しており、従来キャリヤと出力テーブルとを連結す
るために必要であったスプラインが不要となり、潤滑油
を供給する給油系統も不要となる。また、遊星歯車を保
持するキャリヤと出力テーブルを一体化し、キャリヤを
保持するラジアル軸受の半径位置を遊星歯車の最外径位
置より外側にしているので、出力テーブル、キャリヤ、
遊星歯車及びキャリヤ保持用ラジアル軸受の分解および
組立を個々に行える。すなわち、出力テーブル側から順
に各部品を、減速機に組込むことができる。また、遊星
歯車を保持するキャリヤおよび出力テーブルの双方と
も、中心部に太陽歯車の外径より大きい開口部を有する
から、この穴を用いて太陽歯車の取出しや点検ができ
る。
いし図3を用いて説明する。本実施例は石炭を粉砕して
微粉にするミル用減速機に適用するものであり、減速機
は2段減速機である。この石炭粉砕用ミル30の概略を
図3に示す。石炭20は装置上部から投入され、回転式
分級機21を経てその大きさが揃えられる。一方、モー
タ24により駆動される減速機25を介して石炭粉砕用
のローラ22が回転駆動され、投入された石炭がローラ
22により摩擦粉砕される。23は一次空気であり、2
6は加圧装置である。
詳細を図2に示す。入力軸1の先端にはベベルピニオン
2が固定されており、この入力軸1にほぼ直角に配置さ
れた中間軸3に、ベベルピニオン2に噛み合うベベルギ
ヤ4が取り付けられている。このベベルピニオン2とベ
ベルギヤ4が傘歯車を構成する。入力軸1の回転は、こ
のベベルギヤ装置により減速され、中間軸に3に伝達さ
れる。中間軸3の下端部および上端部近傍には軸受が取
り付けられて折り、中間軸を回転可能に支持している。
上端部近傍の軸受のさらに上方には、スプラインが形成
されており、遊星歯車装置の太陽歯車6の回転軸とスプ
ライン結合している。
10の円周方向ほぼ等間隔の位置に3本の軸が配設さ
れ、太陽歯車6は、この軸に取り付けられた3個の遊星
歯車8と噛み合っている。遊星歯車8は、さらに、円筒
ケース5に固定された内歯歯車9と噛み合い、遊星歯車
装置を形成する。円筒ケース5は、その底面部で中間軸
3の下端部に取り付けられた軸受を保持すると共に、中
間部で中間軸3を支持する他の軸受を保持手段を介して
保持している。さらに、入力軸を支持する軸受をも保持
している。
ブル11が一体的に接続されている。遊星歯車8の最大
半径方向位置より半径方向外側には、出力テーブル11
を支持するための出力軸ラジアル軸受13のアウターレ
ース及びスラスト軸受12が配設されている。なお、こ
れら両軸受は円筒ケース5に保持されている。また、出
力テーブル11及びキャリヤ10の中央には、太陽歯車
6を組込むため、太陽歯車径より大口径の開口部が設け
られている。
来出力テーブルに設けられていて潤滑が必要であったス
プラインを出力テーブルから省くことができ、スプライ
ンへ潤滑油を供給するための給油経路の加工及び給油部
品が不要となる。したがって、従来減速機と比較して、
大幅に部品点数を削減することができる。また、図2に
示すように、キャリヤ10と出力テーブル11を一体化
し、この一体化した出力部に出力軸ラジアル軸受13の
インナーレース部と遊星歯車8を予め組立てておく。そ
の後、この組立物を上方からミル用減速機の円筒ケース
部に組込む。この結果、組立て時間を大幅に短縮でき
る。
陽歯車6径より大きいので、太陽歯車6を容易に開口部
から取り出すことができ、減速機を分解することなく太
陽歯車6及び遊星歯車8を点検できる。
て減速しているが、歯車列や遊星歯車列を用いることが
できることは言うまでもない。又、遊星歯車の下図は、
本実施例では3個であるが、その数は3個に限るもので
はない。つまり、本発明は上記実施例に限るものではな
く、本発明のクレームに記載の範囲に含まれる種々の変
形例は本発明に含まれるものである。
キャリヤと出力テーブルを一体構造としたので、スプラ
インへ潤滑油を供給するための給油経路の加工及び給油
部品が不要となり、安価な減速機を提供できる。また、
出力軸ラジアル軸受の外径位置が遊星歯車の最大半径方
向位置より外側であるので、予め組み立てた出力テーブ
ル、キャリヤ、遊星歯車及び出力軸ラジアル軸受アウタ
ーレースの組立物を減速機の円筒ケースに組込むことが
でき、組立工数を大幅に低減できる。
陽歯車より大口径の開口部を設けたので、太陽歯車の取
り出しが容易になると共に、減速機を分解することなく
太陽歯車及び遊星歯車を点検することができる。
アル軸受の部分組立図である。
4…ベベルギヤ、5…円筒ケース、 6…太陽歯車、
7…カップリング、 8…遊星歯車、9…内歯歯車、
10…キャリヤ、 11…出力テーブル、12…スラス
ト軸受、 13…出力ラジアル軸受、 14…スプライ
ン、15…給油経路。
Claims (3)
- 【請求項1】入力軸と;この入力軸にほぼ直交して配置
された中間軸と;中間軸の先端部に取り付けられた太陽
歯車と、この太陽歯車に噛み合う複数個の遊星歯車と、
この複数の遊星歯車を回転可能に保持するキャリヤと、
この遊星歯車と噛み合う内歯歯車とを有する遊星歯車装
置と;前記キャリヤに接続された出力テーブルと;を備
えたミル用減速機において、 前記キャリヤと前記出力テーブルとを一体化したことを
特徴とするミル用減速機。 - 【請求項2】前記一体化した出力テーブルを支持する出
力軸ラジアル軸受を出力テーブルに配設し、このラジア
ル軸受の外径位置は前記遊星歯車の最大半径位置よりも
半径方向外側であることを特徴とする請求項1記載のミ
ル用減速機。 - 【請求項3】前記一体化した出力テーブル及びキャリヤ
の中央部に、前記太陽歯車の外径より大口径の開口部を
設けたことを特徴とする請求項1記載のミル用減速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12930397A JP3550478B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | ミル用減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12930397A JP3550478B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | ミル用減速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314608A true JPH10314608A (ja) | 1998-12-02 |
JP3550478B2 JP3550478B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=15006240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12930397A Expired - Lifetime JP3550478B2 (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | ミル用減速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3550478B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6368244B1 (en) * | 1999-04-19 | 2002-04-09 | Renk Aktiengesellschaft | Bowl mill transmission |
CN103394394A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-11-20 | 桂林桂冶粉磨机械有限公司 | 磨粉机中心轴与中心轴架安装结构 |
JP2018510059A (ja) * | 2015-03-17 | 2018-04-12 | コンパニー アングルナージェ エ ルデュクトゥール −メシアン− デュラン | 垂直撹拌式ミル用の駆動装置 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP12930397A patent/JP3550478B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6368244B1 (en) * | 1999-04-19 | 2002-04-09 | Renk Aktiengesellschaft | Bowl mill transmission |
CN103394394A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-11-20 | 桂林桂冶粉磨机械有限公司 | 磨粉机中心轴与中心轴架安装结构 |
JP2018510059A (ja) * | 2015-03-17 | 2018-04-12 | コンパニー アングルナージェ エ ルデュクトゥール −メシアン− デュラン | 垂直撹拌式ミル用の駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3550478B2 (ja) | 2004-08-04 |
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