JPH10314522A - 粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法 - Google Patents
粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法Info
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- JPH10314522A JPH10314522A JP13136497A JP13136497A JPH10314522A JP H10314522 A JPH10314522 A JP H10314522A JP 13136497 A JP13136497 A JP 13136497A JP 13136497 A JP13136497 A JP 13136497A JP H10314522 A JPH10314522 A JP H10314522A
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- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B11/00—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
- B28B11/003—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles the shaping of preshaped articles, e.g. by bending
- B28B11/006—Making hollow articles or partly closed articles
- B28B11/007—Using a mask for plugging
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- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B11/00—Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
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- B28B11/006—Making hollow articles or partly closed articles
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産性及びコスト性の向上を図ることができ
る粘性物質充填装置を提供すること。 【解決手段】 この粘性物質充填装置11は、開放容器
19とマスク13と振動付与手段14とを備える。開放
容器19には粘性物質P1 が入れられる。マスク13は
開放容器19のいずれかの面に設置される。マスク13
は被充填物7の充填箇所2に対応する位置に開口部21
を有する。振動付与手段14は粘性物質P1 に振動を与
えることで、開口部21を介し粘性物質P1 をマスク1
3の外側に送り出す。
る粘性物質充填装置を提供すること。 【解決手段】 この粘性物質充填装置11は、開放容器
19とマスク13と振動付与手段14とを備える。開放
容器19には粘性物質P1 が入れられる。マスク13は
開放容器19のいずれかの面に設置される。マスク13
は被充填物7の充填箇所2に対応する位置に開口部21
を有する。振動付与手段14は粘性物質P1 に振動を与
えることで、開口部21を介し粘性物質P1 をマスク1
3の外側に送り出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘性物質充填装置
及び粘性物質充填方法に関するものである。
及び粘性物質充填方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に搭載されたディーゼルエ
ンジンの排気経路上には、排気ガスを浄化するための手
段として、セラミックス焼結体製のハニカムフィルタが
設けられることが多い。このようなハニカムフィルタは
多数のセルを備えている。また、前記セルを形成するた
めには、ハニカム成形体が有する多数の貫通孔を市松模
様状に封止する必要がある。以下、従来におけるハニカ
ムフィルタの製造手順を簡単に説明する。
ンジンの排気経路上には、排気ガスを浄化するための手
段として、セラミックス焼結体製のハニカムフィルタが
設けられることが多い。このようなハニカムフィルタは
多数のセルを備えている。また、前記セルを形成するた
めには、ハニカム成形体が有する多数の貫通孔を市松模
様状に封止する必要がある。以下、従来におけるハニカ
ムフィルタの製造手順を簡単に説明する。
【0003】まず、セラミックス材料の押出成形により
ハニカム成形体を作製するとともに、セラミックス質の
封止用ペーストを封止材として準備する。次いで、ハニ
カム成形体の端面全体に紙や樹脂からなる可撓性の封止
用フィルムを貼着し、かつそのフィルムの所定部分にペ
ースト導入孔となる孔を形成する。この状態で、フィル
ム貼着側端面を封止用ペーストにディップする。する
と、封止用フィルムに透設されたペースト導入孔を介し
てペーストが流入し、貫通孔の開口が封止される。な
お、このようなディッピング法の他にも、例えばピスト
ン等の加圧具によって封止用ペーストを加圧することで
ペースト充填を行なう方法(圧入法)等が知られてい
る。
ハニカム成形体を作製するとともに、セラミックス質の
封止用ペーストを封止材として準備する。次いで、ハニ
カム成形体の端面全体に紙や樹脂からなる可撓性の封止
用フィルムを貼着し、かつそのフィルムの所定部分にペ
ースト導入孔となる孔を形成する。この状態で、フィル
ム貼着側端面を封止用ペーストにディップする。する
と、封止用フィルムに透設されたペースト導入孔を介し
てペーストが流入し、貫通孔の開口が封止される。な
お、このようなディッピング法の他にも、例えばピスト
ン等の加圧具によって封止用ペーストを加圧することで
ペースト充填を行なう方法(圧入法)等が知られてい
る。
【0004】そして、以上のようなペースト充填を他方
の端面についても行った後、ハニカム成形体を焼成す
る。すると、ハニカム成形体及び封止材がともに焼結
し、多数のセルを有するハニカムフィルタが得られるよ
うになっている。
の端面についても行った後、ハニカム成形体を焼成す
る。すると、ハニカム成形体及び封止材がともに焼結
し、多数のセルを有するハニカムフィルタが得られるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ディッピン
グ法や圧入法によりペースト充填を行った後には、一般
的にペースト切り工程、ペースト乾燥工程、ペースト修
正工程、フィルム剥離工程、へら等を用いた端面処理工
程、穴修正工程等を行う必要がある。
グ法や圧入法によりペースト充填を行った後には、一般
的にペースト切り工程、ペースト乾燥工程、ペースト修
正工程、フィルム剥離工程、へら等を用いた端面処理工
程、穴修正工程等を行う必要がある。
【0006】しかしながら、上記の各工程は面倒なもの
であるにもかかわらず、人手により行なわれていた。ま
た、全体として工程数も多かった。ゆえに、従来では極
めて生産性が悪かった。
であるにもかかわらず、人手により行なわれていた。ま
た、全体として工程数も多かった。ゆえに、従来では極
めて生産性が悪かった。
【0007】さらに、従来では高価な封止用フィルムを
使い捨てにしていたため、材料の無駄が多く、このこと
がコスト性の向上を妨げる1つの原因となっていた。本
発明は上記の課題を解決するためなされたものであり、
その目的は、生産性及びコスト性の向上を図ることがで
きる粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法を提供する
ことにある。
使い捨てにしていたため、材料の無駄が多く、このこと
がコスト性の向上を妨げる1つの原因となっていた。本
発明は上記の課題を解決するためなされたものであり、
その目的は、生産性及びコスト性の向上を図ることがで
きる粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、粘性物質を入れてお
く開放容器と、前記開放容器のいずれかの面に設置され
るマスクと、そのマスクは被充填物の充填箇所に対応す
る位置に開口部を有することと、前記粘性物質に振動を
与えることにより前記開口部を介して同粘性物質を前記
マスクの外側に送り出す振動付与手段とを備えたことを
特徴とする粘性物質充填装置をその要旨とする。
めに、請求項1に記載の発明では、粘性物質を入れてお
く開放容器と、前記開放容器のいずれかの面に設置され
るマスクと、そのマスクは被充填物の充填箇所に対応す
る位置に開口部を有することと、前記粘性物質に振動を
与えることにより前記開口部を介して同粘性物質を前記
マスクの外側に送り出す振動付与手段とを備えたことを
特徴とする粘性物質充填装置をその要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記マスクは前記開放容器の側面に設置されている
とした。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に
おいて、前記振動付与手段は前記開放容器の上部開放口
から同開放容器内に挿入される攪拌体であって、その攪
拌体は自身の直線運動により前記粘性物質に直接的に振
動を与えることとした。
て、前記マスクは前記開放容器の側面に設置されている
とした。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に
おいて、前記振動付与手段は前記開放容器の上部開放口
から同開放容器内に挿入される攪拌体であって、その攪
拌体は自身の直線運動により前記粘性物質に直接的に振
動を与えることとした。
【0010】請求項4に記載の発明は、被充填物の充填
箇所に対応する位置に開口部を有するマスクを開放容器
に設置するとともに、その開放容器に粘性物質を入れか
つ前記被充填物を前記マスクの外側において位置決め配
置した状態で、前記開口部を介して前記粘性物質を前記
マスクの外側に送り出すべく前記粘性物質に振動を与え
ることにより、前記粘性物質を前記充填箇所に充填する
ことを特徴とする粘性物質充填方法をその要旨とする。
箇所に対応する位置に開口部を有するマスクを開放容器
に設置するとともに、その開放容器に粘性物質を入れか
つ前記被充填物を前記マスクの外側において位置決め配
置した状態で、前記開口部を介して前記粘性物質を前記
マスクの外側に送り出すべく前記粘性物質に振動を与え
ることにより、前記粘性物質を前記充填箇所に充填する
ことを特徴とする粘性物質充填方法をその要旨とする。
【0011】以下、本発明の「作用」を説明する。請求
項1〜3に記載の発明によると、開放容器内に入れられ
た粘性物質には常時大気圧が加わっており、この状態で
振動付与手段により粘性物質に振動が与えられると、開
口部を介して粘性物質がマスクの外側に少量づつ徐々に
送り出される。従って、マスクの外側にあらかじめ被充
填物を位置決めして配置しておけば、前記大気圧及び振
動の作用により、被充填物の充填箇所に粘性物質が所定
量かつ均一に充填される。
項1〜3に記載の発明によると、開放容器内に入れられ
た粘性物質には常時大気圧が加わっており、この状態で
振動付与手段により粘性物質に振動が与えられると、開
口部を介して粘性物質がマスクの外側に少量づつ徐々に
送り出される。従って、マスクの外側にあらかじめ被充
填物を位置決めして配置しておけば、前記大気圧及び振
動の作用により、被充填物の充填箇所に粘性物質が所定
量かつ均一に充填される。
【0012】また、マスクを備える本発明の装置による
と、充填箇所でない箇所を閉塞しておくためのフィルム
が不要になるため、面倒なフィルム貼着作業及びフィル
ム剥離作業が要求されなくなる。さらに、粘性物質が均
一に充填されしかも粘性物質が被充填物の外面に付着し
なくなる結果、面倒な修正作業も要求されなくなる。以
上のことから工程数が確実に少なくなり、生産性が向上
する。
と、充填箇所でない箇所を閉塞しておくためのフィルム
が不要になるため、面倒なフィルム貼着作業及びフィル
ム剥離作業が要求されなくなる。さらに、粘性物質が均
一に充填されしかも粘性物質が被充填物の外面に付着し
なくなる結果、面倒な修正作業も要求されなくなる。以
上のことから工程数が確実に少なくなり、生産性が向上
する。
【0013】さらに、高価なフィルムを使い捨てにする
必要がなくなることで材料の無駄がなくなり、コスト性
が向上する。請求項2に記載の発明によると、マスクが
開放容器の側面に設置されているため、装置を2つ使用
した場合にマスク同士を対向して配置することができ
る。従って、例えば被充填物の両端面に充填箇所がある
ようなときに、両端面について同時に粘性物質の充填を
行うことも可能となる。それゆえ、粘性物質の充填を片
側ずつ行ったときに比べて作業に要する時間が短くな
り、生産性がよりいっそう向上する。また、2つの開放
容器間に被充填物を挟持することにより、被充填物をマ
スクに対して密着状態で固定することができるという利
点もある。
必要がなくなることで材料の無駄がなくなり、コスト性
が向上する。請求項2に記載の発明によると、マスクが
開放容器の側面に設置されているため、装置を2つ使用
した場合にマスク同士を対向して配置することができ
る。従って、例えば被充填物の両端面に充填箇所がある
ようなときに、両端面について同時に粘性物質の充填を
行うことも可能となる。それゆえ、粘性物質の充填を片
側ずつ行ったときに比べて作業に要する時間が短くな
り、生産性がよりいっそう向上する。また、2つの開放
容器間に被充填物を挟持することにより、被充填物をマ
スクに対して密着状態で固定することができるという利
点もある。
【0014】請求項3に記載の発明によると、攪拌体の
直線運動により粘性物質が攪拌されることによって、粘
性物質に直接的に振動が与えられ、かつ粘性物質がマス
クの外側に送り出される。また、開放容器を振動させる
ことで粘性物質に間接的に振動を与えるようにした場合
に比べ、駆動力が小さくて済み、しかも構造の複雑化が
回避される。それゆえ、コスト性がよりいっそう向上す
る。
直線運動により粘性物質が攪拌されることによって、粘
性物質に直接的に振動が与えられ、かつ粘性物質がマス
クの外側に送り出される。また、開放容器を振動させる
ことで粘性物質に間接的に振動を与えるようにした場合
に比べ、駆動力が小さくて済み、しかも構造の複雑化が
回避される。それゆえ、コスト性がよりいっそう向上す
る。
【0015】請求項4に記載の発明によると、開放容器
内に入れられた粘性物質には常時大気圧が加わってお
り、この状態で粘性物質に振動を与えると、開口部を介
して粘性物質がマスクの外側に少量づつ徐々に送り出さ
れる。従って、マスクの外側において位置決め配置され
ている被充填物の充填箇所に、前記大気圧及び振動の作
用により、粘性物質が所定量かつ均一に充填される。
内に入れられた粘性物質には常時大気圧が加わってお
り、この状態で粘性物質に振動を与えると、開口部を介
して粘性物質がマスクの外側に少量づつ徐々に送り出さ
れる。従って、マスクの外側において位置決め配置され
ている被充填物の充填箇所に、前記大気圧及び振動の作
用により、粘性物質が所定量かつ均一に充填される。
【0016】また、マスクを利用した本発明の方法によ
ると、充填箇所でない箇所を閉塞しておくためのフィル
ムが不要になるため、面倒なフィルム貼着作業及びフィ
ルム剥離作業が要求されなくなる。さらに、粘性物質が
均一に充填されしかも粘性物質が被充填物の外面に付着
しなくなる結果、面倒な修正作業も要求されなくなる。
以上のことから工程数が確実に少なくなり、生産性が確
実に向上する。
ると、充填箇所でない箇所を閉塞しておくためのフィル
ムが不要になるため、面倒なフィルム貼着作業及びフィ
ルム剥離作業が要求されなくなる。さらに、粘性物質が
均一に充填されしかも粘性物質が被充填物の外面に付着
しなくなる結果、面倒な修正作業も要求されなくなる。
以上のことから工程数が確実に少なくなり、生産性が確
実に向上する。
【0017】さらに、高価なフィルムを使い捨てにする
必要がなくなることで材料の無駄がなくなり、コスト性
が向上する。
必要がなくなることで材料の無駄がなくなり、コスト性
が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をハニカムフィルタ
の製造方法に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づ
き詳細に説明する。
の製造方法に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づ
き詳細に説明する。
【0019】図1には、本実施形態の製造方法によって
製造されるハニカムフィルタF1 が示されている。この
ハニカムフィルタF1 は、ディーゼルエンジンの排気経
路上においてディーゼルパティキュレートを除去する役
割を果たす。
製造されるハニカムフィルタF1 が示されている。この
ハニカムフィルタF1 は、ディーゼルエンジンの排気経
路上においてディーゼルパティキュレートを除去する役
割を果たす。
【0020】ハニカムフィルタF1 を構成するハニカム
構造体1は四角柱状(本実施形態では33mm×33mm×
150mm)であって、セラミックス焼結体(本実施形態
では多孔質炭化珪素焼結体)製である。なお、炭化珪素
以外にも、例えば窒化珪素、アルミナ、コーディエライ
ト等を選択することができる。ハニカム構造体1には、
断面略正方形状かつ複数の貫通孔2がその軸線方向に沿
って規則的に形成されている。各貫通孔2は内壁3によ
って互いに隔てられている。各貫通孔2の開口部は一方
の端面1a,1b側において封止体4(本実施形態では
多孔質炭化珪素焼結体)により封止されており、端面1
a,1b全体としては市松模様状になっている。その結
果、ハニカム構造体1には、ガス流入側端面1aまたは
ガス流出側端面1bのうちのいずれかにおいて開口する
断面正方形状のセル5,6が形成されている。セル5,
6の内壁3には、白金族元素やその他の金属元素及びそ
の酸化物等からなる酸化触媒が担持されている。なお、
本実施形態では、平均気孔径が14μm 、気孔率が40
%、内壁3の肉厚が0.3mm、セルピッチが1.8mmに
それぞれ設定されている。
構造体1は四角柱状(本実施形態では33mm×33mm×
150mm)であって、セラミックス焼結体(本実施形態
では多孔質炭化珪素焼結体)製である。なお、炭化珪素
以外にも、例えば窒化珪素、アルミナ、コーディエライ
ト等を選択することができる。ハニカム構造体1には、
断面略正方形状かつ複数の貫通孔2がその軸線方向に沿
って規則的に形成されている。各貫通孔2は内壁3によ
って互いに隔てられている。各貫通孔2の開口部は一方
の端面1a,1b側において封止体4(本実施形態では
多孔質炭化珪素焼結体)により封止されており、端面1
a,1b全体としては市松模様状になっている。その結
果、ハニカム構造体1には、ガス流入側端面1aまたは
ガス流出側端面1bのうちのいずれかにおいて開口する
断面正方形状のセル5,6が形成されている。セル5,
6の内壁3には、白金族元素やその他の金属元素及びそ
の酸化物等からなる酸化触媒が担持されている。なお、
本実施形態では、平均気孔径が14μm 、気孔率が40
%、内壁3の肉厚が0.3mm、セルピッチが1.8mmに
それぞれ設定されている。
【0021】上記のように構成されたハニカムフィルタ
F1 を排気経路に配置したとき、排気ガスの流れは以下
のようになる。図1(b)において矢印A1 で示される
ように、排気ガスは、ガス流入側端面1aにおいて開口
するセル5内に流入する。次いで、排気ガスは内壁3を
通過し、隣接するセル6、即ちガス流出側端面1bにお
いて開口するセル6から流出する。このとき、排気ガス
中に含まれるパティキュレートの移動が内壁3によって
阻止されることで、そこにパティキュレートがトラップ
される。その結果、浄化された排気ガスがガス流出側端
部1bから排出されるようになっている。
F1 を排気経路に配置したとき、排気ガスの流れは以下
のようになる。図1(b)において矢印A1 で示される
ように、排気ガスは、ガス流入側端面1aにおいて開口
するセル5内に流入する。次いで、排気ガスは内壁3を
通過し、隣接するセル6、即ちガス流出側端面1bにお
いて開口するセル6から流出する。このとき、排気ガス
中に含まれるパティキュレートの移動が内壁3によって
阻止されることで、そこにパティキュレートがトラップ
される。その結果、浄化された排気ガスがガス流出側端
部1bから排出されるようになっている。
【0022】次に、本実施形態のハニカムフィルタF1
を製造する方法を説明する。まず最初に、炭化珪素を含
むスラリーを出発材料とし、従来公知の押出成形法によ
って複数の貫通孔2を有するハニカム成形体7を形成す
る。具体的にいうと、本実施形態では、炭化珪素粉末に
有機バインダと水とを所定分量づつ加えて混練したもの
を、押出成形用材料として用いている。
を製造する方法を説明する。まず最初に、炭化珪素を含
むスラリーを出発材料とし、従来公知の押出成形法によ
って複数の貫通孔2を有するハニカム成形体7を形成す
る。具体的にいうと、本実施形態では、炭化珪素粉末に
有機バインダと水とを所定分量づつ加えて混練したもの
を、押出成形用材料として用いている。
【0023】焼成によって封止体4となる封止材(封止
用ペースト)P1 は、例えば、炭化珪素粉末100重量
部、有機バインダ1重量%〜5重量%、滑剤1重量%〜
5重量%、可塑剤1重量%〜5重量%、水20重量%〜
30重量%を混合したものを混練することによって作製
されることができる。
用ペースト)P1 は、例えば、炭化珪素粉末100重量
部、有機バインダ1重量%〜5重量%、滑剤1重量%〜
5重量%、可塑剤1重量%〜5重量%、水20重量%〜
30重量%を混合したものを混練することによって作製
されることができる。
【0024】以上のようにしてハニカム成形体7及び封
止用ペーストP1 の製造工程を行った後、図2〜図7に
示されるペースト充填装置11を用いて、下記の要領で
封止工程を実施する。ここで、粘性物質充填装置である
ペースト充填装置11の構成について説明する。
止用ペーストP1 の製造工程を行った後、図2〜図7に
示されるペースト充填装置11を用いて、下記の要領で
封止工程を実施する。ここで、粘性物質充填装置である
ペースト充填装置11の構成について説明する。
【0025】本実施形態のペースト充填装置11は、開
放容器としてのタンク19、メタルマスク13、振動付
与手段としての攪拌体14等を備えている。図2,図
3,図4等に示されるタンク19を構成するタンク本体
12は、粘性物質である封止用ペーストP1 を入れてお
くための金属製の容器である。このタンク本体12の上
面には、上部開放口15が形成されている。このタンク
本体12は、タンクホルダ16を介して取付プレート1
7に支持されている。なお、タンク本体12内には図示
しないヒータが設置されている。このヒータは封止用ペ
ーストP1 を一定温度に暖めておく役割を果たす。この
タンク本体12の1つの側面には、後述するメタルマス
ク13側との連通を図るための連通口18が形成されて
いる。
放容器としてのタンク19、メタルマスク13、振動付
与手段としての攪拌体14等を備えている。図2,図
3,図4等に示されるタンク19を構成するタンク本体
12は、粘性物質である封止用ペーストP1 を入れてお
くための金属製の容器である。このタンク本体12の上
面には、上部開放口15が形成されている。このタンク
本体12は、タンクホルダ16を介して取付プレート1
7に支持されている。なお、タンク本体12内には図示
しないヒータが設置されている。このヒータは封止用ペ
ーストP1 を一定温度に暖めておく役割を果たす。この
タンク本体12の1つの側面には、後述するメタルマス
ク13側との連通を図るための連通口18が形成されて
いる。
【0026】図6には、メタルマスク13が示されてい
る。メタルマスク13は四隅が面取りされていて、かつ
多数の開口部21を備えている。前記開口部21は、メ
タルマスク13の略中央部において市松模様状に配置さ
れている。各開口部21は、被充填物であるハニカム成
形体7の貫通孔2の開口位置に対応している。また、前
記開口部21の寸法は、充填されるべき貫通孔2の開口
よりもひとまわり小さいことがよい。具体的にいうと、
本実施形態では前記メタルマスク13の厚さは0.3m
m、メタルマスク13の材質はSUS304、開口部2
1の形状は矩形、開口部21の寸法は1.0mm角〜1.
2mm角である。
る。メタルマスク13は四隅が面取りされていて、かつ
多数の開口部21を備えている。前記開口部21は、メ
タルマスク13の略中央部において市松模様状に配置さ
れている。各開口部21は、被充填物であるハニカム成
形体7の貫通孔2の開口位置に対応している。また、前
記開口部21の寸法は、充填されるべき貫通孔2の開口
よりもひとまわり小さいことがよい。具体的にいうと、
本実施形態では前記メタルマスク13の厚さは0.3m
m、メタルマスク13の材質はSUS304、開口部2
1の形状は矩形、開口部21の寸法は1.0mm角〜1.
2mm角である。
【0027】図2,図3等に示されるように、メタルマ
スク13はタンク19における1つの側面、即ち前記連
通口18がある側の面に設置されている。より具体的に
いうと、タンク本体12における当該側面には、2枚の
支持板22,23、ゴム板24及び2枚のマスク固定板
25,26が固定されている。これらの板材22〜26
の略中央部には、それぞれ貫通孔が形成されている。そ
して、メタルマスク13は、2枚のマスク固定板25,
26によって挟持された状態で固定されている。
スク13はタンク19における1つの側面、即ち前記連
通口18がある側の面に設置されている。より具体的に
いうと、タンク本体12における当該側面には、2枚の
支持板22,23、ゴム板24及び2枚のマスク固定板
25,26が固定されている。これらの板材22〜26
の略中央部には、それぞれ貫通孔が形成されている。そ
して、メタルマスク13は、2枚のマスク固定板25,
26によって挟持された状態で固定されている。
【0028】図3,図4に示されるように、振動付与手
段としての攪拌体14は、駆動手段としてのモータ3
1、偏心軸32、ピン33,37、リンクプレート3
4、攪拌アーム35、一対の攪拌片36等によって構成
されている。モータ31は前記取付プレート17の上端
部に横置きで固定されている。水平方向に突出するモー
タ31の出力軸には偏心軸32が設けられている。リン
クプレート34の上端及び下端には,それぞれ軸受けが
設けられている。これらの軸受けには、それぞれピン3
3,37が挿通状態で支持されている。リンクプレート
34の上端側と偏心軸32とは、ピン33によって連結
されている。一方、リンクプレート34の下端側と攪拌
アーム35の上端側とは、ピン37によって連結されて
いる。従って、モータ31を回転駆動させると、偏心軸
32の回転運動が攪拌アーム35の直線運動(ここでは
上下方向への往復運動)に変換される。
段としての攪拌体14は、駆動手段としてのモータ3
1、偏心軸32、ピン33,37、リンクプレート3
4、攪拌アーム35、一対の攪拌片36等によって構成
されている。モータ31は前記取付プレート17の上端
部に横置きで固定されている。水平方向に突出するモー
タ31の出力軸には偏心軸32が設けられている。リン
クプレート34の上端及び下端には,それぞれ軸受けが
設けられている。これらの軸受けには、それぞれピン3
3,37が挿通状態で支持されている。リンクプレート
34の上端側と偏心軸32とは、ピン33によって連結
されている。一方、リンクプレート34の下端側と攪拌
アーム35の上端側とは、ピン37によって連結されて
いる。従って、モータ31を回転駆動させると、偏心軸
32の回転運動が攪拌アーム35の直線運動(ここでは
上下方向への往復運動)に変換される。
【0029】攪拌アーム35は垂直方向に延びており、
その下端はタンク本体12の上部開放口15からタンク
19の内部に挿入されている。攪拌アーム35は、自身
の直線運動により封止用ペーストP1 に直接的に振動を
与えることにより、メタルマスク13の外面側に開口部
21を介して封止用ペーストP1 を徐々に送り出す役割
を果たす。粘性のある封止用ペーストP1 中での移動抵
抗を少なくするために、攪拌アーム35は板状に形成さ
れている。攪拌アーム35の下端には、略コ字状に屈曲
された金属片が固着されている。その結果、前記一対の
攪拌片36が形成されている。これらの攪拌片36は所
定間隔を隔てており、かつ平行な位置関係にある。ま
た、攪拌片36の攪拌面は攪拌アーム35の往復動方向
に対して直交している。なお、上記のような攪拌片36
を設けた理由は、攪拌アーム35の下端が単純な形状で
あると、攪拌作用が弱くなり、封止用ペーストP1 を充
分に攪拌できなくなるおそれがあるからである。
その下端はタンク本体12の上部開放口15からタンク
19の内部に挿入されている。攪拌アーム35は、自身
の直線運動により封止用ペーストP1 に直接的に振動を
与えることにより、メタルマスク13の外面側に開口部
21を介して封止用ペーストP1 を徐々に送り出す役割
を果たす。粘性のある封止用ペーストP1 中での移動抵
抗を少なくするために、攪拌アーム35は板状に形成さ
れている。攪拌アーム35の下端には、略コ字状に屈曲
された金属片が固着されている。その結果、前記一対の
攪拌片36が形成されている。これらの攪拌片36は所
定間隔を隔てており、かつ平行な位置関係にある。ま
た、攪拌片36の攪拌面は攪拌アーム35の往復動方向
に対して直交している。なお、上記のような攪拌片36
を設けた理由は、攪拌アーム35の下端が単純な形状で
あると、攪拌作用が弱くなり、封止用ペーストP1 を充
分に攪拌できなくなるおそれがあるからである。
【0030】具体的にいうと本実施形態では、好適な範
囲として、攪拌アーム35の往復移動ストロークを3mm
〜15mmに、攪拌アーム35の往復動回数を60回/分
〜360回/分に、攪拌片36同士間の離間距離を5mm
〜25mmに、攪拌片36の自由端からメタルマスク13
の内側面までの離間距離を2mm〜30mmに、攪拌片36
の寸法を30mm×30mm×3mmにそれぞれ設定してい
る。また、前記封止用ペーストP1 の粘度を30000
cps 〜60000cps に設定している。
囲として、攪拌アーム35の往復移動ストロークを3mm
〜15mmに、攪拌アーム35の往復動回数を60回/分
〜360回/分に、攪拌片36同士間の離間距離を5mm
〜25mmに、攪拌片36の自由端からメタルマスク13
の内側面までの離間距離を2mm〜30mmに、攪拌片36
の寸法を30mm×30mm×3mmにそれぞれ設定してい
る。また、前記封止用ペーストP1 の粘度を30000
cps 〜60000cps に設定している。
【0031】図7において概略的に示されるように、こ
のタンク19のタンク本体12内には、前記封止用ペー
ストP1 が入れられている。この場合、封止用ペースト
P1の液面8は、常時、メタルマスク13の開口部形成
領域よりも高い位置に保持される必要がある。そうでな
いと充填量がばらついたり、未充填部分ができたりする
おそれがあるからである。タンク本体12は上部開放口
15を備えており、封止用ペーストP1 はその上部開放
口15から逐次補給される。なお、上部開放口15に位
置する液面8には、常時大気圧が加わっている(図7の
中抜き矢印参照)。ただし、封止用ペーストP1 には粘
性があり、しかも開口部12のサイズは充分に小さい。
従って、振動が与えられていない状態においては、大気
圧のみの作用によって封止用ペーストP1 が開口部21
から自然に漏れ出すようなことはない。
のタンク19のタンク本体12内には、前記封止用ペー
ストP1 が入れられている。この場合、封止用ペースト
P1の液面8は、常時、メタルマスク13の開口部形成
領域よりも高い位置に保持される必要がある。そうでな
いと充填量がばらついたり、未充填部分ができたりする
おそれがあるからである。タンク本体12は上部開放口
15を備えており、封止用ペーストP1 はその上部開放
口15から逐次補給される。なお、上部開放口15に位
置する液面8には、常時大気圧が加わっている(図7の
中抜き矢印参照)。ただし、封止用ペーストP1 には粘
性があり、しかも開口部12のサイズは充分に小さい。
従って、振動が与えられていない状態においては、大気
圧のみの作用によって封止用ペーストP1 が開口部21
から自然に漏れ出すようなことはない。
【0032】一方、攪拌アーム35を上下方向に往復動
させた場合には、その下端にある一対の攪拌片36も上
下方向に往復動し、それにより封止用ペーストP1 が攪
拌される。すると、前記大気圧が作用することに加え、
封止用ペーストP1 に直接的に振動が与えられること
で、封止用ペーストP1 がメタルマスク13の外側に少
量ずつ徐々に送り出される。
させた場合には、その下端にある一対の攪拌片36も上
下方向に往復動し、それにより封止用ペーストP1 が攪
拌される。すると、前記大気圧が作用することに加え、
封止用ペーストP1 に直接的に振動が与えられること
で、封止用ペーストP1 がメタルマスク13の外側に少
量ずつ徐々に送り出される。
【0033】このようなペースト充填装置11による封
止工程では、まず最初にハニカム成形体7のいずれかの
端面1a,1bを、メタルマスク13の外側面に密着さ
せる。このとき、図7に示されるように、ハニカム成形
体7の各貫通孔2とメタルマスク13の各開口部21と
を位置決めする。ここで、ハニカム成形体7をメタルマ
スク13に密着させるためには、例えば図示しない押圧
固定手段によりハニカム成形体7をメタルマスク13側
に押圧・保持すればよい。その他にも、例えばペースト
充填装置11を2つ使用するとともに、対向する一対の
メタルマスク13間にハニカム成形体7を挟持すること
で密着を図ってもよい。
止工程では、まず最初にハニカム成形体7のいずれかの
端面1a,1bを、メタルマスク13の外側面に密着さ
せる。このとき、図7に示されるように、ハニカム成形
体7の各貫通孔2とメタルマスク13の各開口部21と
を位置決めする。ここで、ハニカム成形体7をメタルマ
スク13に密着させるためには、例えば図示しない押圧
固定手段によりハニカム成形体7をメタルマスク13側
に押圧・保持すればよい。その他にも、例えばペースト
充填装置11を2つ使用するとともに、対向する一対の
メタルマスク13間にハニカム成形体7を挟持すること
で密着を図ってもよい。
【0034】次に、モータ31の駆動を開始して、攪拌
アーム35及び攪拌片36を上下方向に往復動させ、封
止用ペーストP1 を所定時間かつ所定速度で攪拌し、封
止用ペーストP1 に好適な振動を与える。このようにし
て封止用ペーストP1 をメタルマスク13の外側面に所
定量だけ送り出すことにより、貫通孔2の開口を封止す
る。ペースト充填が完了した後には、あらかじめモータ
31の駆動をストップさせたうえで、ハニカム成形体7
をメタルマスク13から離間させる。なお、メタルマス
ク13の外側面に封止用ペーストP1 が付着しているよ
うな場合には、この段階でスクレーパ等により封止用ペ
ーストP1 を拭き取ってもよい。
アーム35及び攪拌片36を上下方向に往復動させ、封
止用ペーストP1 を所定時間かつ所定速度で攪拌し、封
止用ペーストP1 に好適な振動を与える。このようにし
て封止用ペーストP1 をメタルマスク13の外側面に所
定量だけ送り出すことにより、貫通孔2の開口を封止す
る。ペースト充填が完了した後には、あらかじめモータ
31の駆動をストップさせたうえで、ハニカム成形体7
をメタルマスク13から離間させる。なお、メタルマス
ク13の外側面に封止用ペーストP1 が付着しているよ
うな場合には、この段階でスクレーパ等により封止用ペ
ーストP1 を拭き取ってもよい。
【0035】ペースト充填工程の終了後、乾燥工程を実
施することにより、ハニカム成形体7及び封止用ペース
トP1 中に含まれる揮発成分を除去する。封止工程が完
了したら、次いで所定時間・所定温度で焼成することに
より、ハニカム成形体7及び封止用ペーストP1 を焼結
させる。その結果、図1に示されるハニカムフィルタF
1 を得ることができる。
施することにより、ハニカム成形体7及び封止用ペース
トP1 中に含まれる揮発成分を除去する。封止工程が完
了したら、次いで所定時間・所定温度で焼成することに
より、ハニカム成形体7及び封止用ペーストP1 を焼結
させる。その結果、図1に示されるハニカムフィルタF
1 を得ることができる。
【0036】さて、以下に本実施形態において特徴的な
作用効果を列挙する。 (イ)本実施形態では、粘性のある封止用ペーストP1
を入れておくタンク19と、開口部21を有しかつタン
ク19の側面に設置されるメタルマスク13と、攪拌体
14とを備えたペースト充填装置11を用いて、ペース
ト充填を行なっている。タンク19内に入れられた封止
用ペーストP1 には、常時大気圧が加わっている。この
状態で封止用ペーストP1 に振動が与えられると、開口
部21を介して封止用ペーストP1 がメタルマスク13
の外側面に少量づつ徐々に送り出される。従って、メタ
ルマスク13の外側面にあらかじめハニカム成形体7を
位置決めして配置しておけば、前記大気圧及び振動の作
用により、貫通孔2の開口に封止用ペーストP1 を所定
量かつ均一に充填することができる。従って、ハニカム
成形体7の端面1a,1bを確実に封止することができ
る。
作用効果を列挙する。 (イ)本実施形態では、粘性のある封止用ペーストP1
を入れておくタンク19と、開口部21を有しかつタン
ク19の側面に設置されるメタルマスク13と、攪拌体
14とを備えたペースト充填装置11を用いて、ペース
ト充填を行なっている。タンク19内に入れられた封止
用ペーストP1 には、常時大気圧が加わっている。この
状態で封止用ペーストP1 に振動が与えられると、開口
部21を介して封止用ペーストP1 がメタルマスク13
の外側面に少量づつ徐々に送り出される。従って、メタ
ルマスク13の外側面にあらかじめハニカム成形体7を
位置決めして配置しておけば、前記大気圧及び振動の作
用により、貫通孔2の開口に封止用ペーストP1 を所定
量かつ均一に充填することができる。従って、ハニカム
成形体7の端面1a,1bを確実に封止することができ
る。
【0037】また、このペースト充填装置11では、振
動の大きさ・時間等を適宜調整することにより、封止用
ペーストP1 の充填量を容易にかつ確実に制御すること
ができる。従って、このペースト充填装置11は、多数
存在する微細な貫通孔2を封止するような用途、即ちハ
ニカムフィルタF1 の製造における端面封止という用途
に極めて適している。
動の大きさ・時間等を適宜調整することにより、封止用
ペーストP1 の充填量を容易にかつ確実に制御すること
ができる。従って、このペースト充填装置11は、多数
存在する微細な貫通孔2を封止するような用途、即ちハ
ニカムフィルタF1 の製造における端面封止という用途
に極めて適している。
【0038】(ロ)このペースト充填装置11はメタル
マスク13を備えているため、従来とは異なり、ハニカ
ム成形体7において充填すべきでない貫通孔2を閉塞す
る封止用フィルムが不要になる。そのため、面倒なフィ
ルム貼着作業及びフィルム剥離作業が要求されなくな
る。さらに、封止用ペーストP1 が均一に充填され、し
かも封止用ペーストP1 がハニカム成形体7の端部外周
面に付着しなくなる結果、面倒な修正作業も要求されな
くなる。以上のことから確実に工程数が少なくなり、生
産性が向上する。
マスク13を備えているため、従来とは異なり、ハニカ
ム成形体7において充填すべきでない貫通孔2を閉塞す
る封止用フィルムが不要になる。そのため、面倒なフィ
ルム貼着作業及びフィルム剥離作業が要求されなくな
る。さらに、封止用ペーストP1 が均一に充填され、し
かも封止用ペーストP1 がハニカム成形体7の端部外周
面に付着しなくなる結果、面倒な修正作業も要求されな
くなる。以上のことから確実に工程数が少なくなり、生
産性が向上する。
【0039】(ハ)さらに、このペースト充填装置11
を用いた場合には、高価な封止用フィルムを使い捨てに
する必要がなくなる。よって、材料の無駄がなくなり、
従来に比べてコスト性が向上する。
を用いた場合には、高価な封止用フィルムを使い捨てに
する必要がなくなる。よって、材料の無駄がなくなり、
従来に比べてコスト性が向上する。
【0040】(ニ)このペースト充填装置11では、開
放容器であるタンク19の側面にメタルマスク13を設
置したことを特徴とする。ゆえに、上述のようにペース
ト充填装置11を2つ使用した場合には、メタルマスク
13同士を対向して配置することができる。従って、ハ
ニカム成形体7の両端面1a,1bについて同時に封止
用ペーストP1 の充填を行うことも可能となる。このよ
うにすれば、封止用ペーストP1 の充填を片側ずつ行っ
たときに比べて、作業に要する時間が短くなる。ゆえ
に、生産性がよりいっそう向上する。また、タンク19
の側面にメタルマスク13が設置されていると、2つの
タンク19間にハニカム成形体7を挟持することによ
り、ハニカム成形体7をメタルマスク13の外側面に対
して密着状態で固定できるという利点もある。即ち、こ
の場合には2つのペースト充填装置11自身が押圧固定
手段の役割を果たすため、押圧固定手段を別個に設置す
る必要がなくなる。
放容器であるタンク19の側面にメタルマスク13を設
置したことを特徴とする。ゆえに、上述のようにペース
ト充填装置11を2つ使用した場合には、メタルマスク
13同士を対向して配置することができる。従って、ハ
ニカム成形体7の両端面1a,1bについて同時に封止
用ペーストP1 の充填を行うことも可能となる。このよ
うにすれば、封止用ペーストP1 の充填を片側ずつ行っ
たときに比べて、作業に要する時間が短くなる。ゆえ
に、生産性がよりいっそう向上する。また、タンク19
の側面にメタルマスク13が設置されていると、2つの
タンク19間にハニカム成形体7を挟持することによ
り、ハニカム成形体7をメタルマスク13の外側面に対
して密着状態で固定できるという利点もある。即ち、こ
の場合には2つのペースト充填装置11自身が押圧固定
手段の役割を果たすため、押圧固定手段を別個に設置す
る必要がなくなる。
【0041】(ホ)このペースト充填装置11では、モ
ータ31、リンクプレート34、攪拌アーム35、攪拌
片36等によって構成される攪拌体14を振動付与手段
として用いている。また、攪拌体14の一部である攪拌
アーム35及び攪拌片36は、タンク19の上部開放口
15から挿入されており、自身の上下方向への往復動に
より封止用ペーストP1 を攪拌する。このため、封止用
ペーストP1 には直接的に振動が与えられ、それをもっ
て封止用ペーストP1 がメタルマスク13の外面側に送
り出される。このような構成であると、仮にタンク19
側を振動させることで封止用ペーストP1 に間接的に振
動を与えるようにした場合に比べ、モータ31の駆動力
が小さくて済む。これはタンク19のように大きなもの
を駆動するのではなく、粘性物質を攪拌するのみで足り
るからである。しかも、大きな駆動手段を必要としない
ため、機械的構造の複雑化が回避される。以上のことか
らコスト性がよりいっそう向上する。
ータ31、リンクプレート34、攪拌アーム35、攪拌
片36等によって構成される攪拌体14を振動付与手段
として用いている。また、攪拌体14の一部である攪拌
アーム35及び攪拌片36は、タンク19の上部開放口
15から挿入されており、自身の上下方向への往復動に
より封止用ペーストP1 を攪拌する。このため、封止用
ペーストP1 には直接的に振動が与えられ、それをもっ
て封止用ペーストP1 がメタルマスク13の外面側に送
り出される。このような構成であると、仮にタンク19
側を振動させることで封止用ペーストP1 に間接的に振
動を与えるようにした場合に比べ、モータ31の駆動力
が小さくて済む。これはタンク19のように大きなもの
を駆動するのではなく、粘性物質を攪拌するのみで足り
るからである。しかも、大きな駆動手段を必要としない
ため、機械的構造の複雑化が回避される。以上のことか
らコスト性がよりいっそう向上する。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことはなく、例えば次のような形態に変更することが可
能である。 ◎ 図8に示される別例のペースト充填装置41のよう
に構成してもよい。ここでは、実施形態の攪拌体14に
代えて、スクリュ42とそれを回転駆動するためのモー
タ43とからなる攪拌体44が、信号付与手段として使
用されている。同攪拌体44は、タンク本体12の内底
面に横置きで設置されている。スクリュ42はメタルマ
スク13の内面側を向いている。モータ43はそのスク
リュ42を断続的に回転駆動する。このようなスクリュ
42の回転運動により封止用ペーストP1 が攪拌される
ことによっても、封止用ペーストP1 に直接的に振動を
与えることができる。
ことはなく、例えば次のような形態に変更することが可
能である。 ◎ 図8に示される別例のペースト充填装置41のよう
に構成してもよい。ここでは、実施形態の攪拌体14に
代えて、スクリュ42とそれを回転駆動するためのモー
タ43とからなる攪拌体44が、信号付与手段として使
用されている。同攪拌体44は、タンク本体12の内底
面に横置きで設置されている。スクリュ42はメタルマ
スク13の内面側を向いている。モータ43はそのスク
リュ42を断続的に回転駆動する。このようなスクリュ
42の回転運動により封止用ペーストP1 が攪拌される
ことによっても、封止用ペーストP1 に直接的に振動を
与えることができる。
【0043】◎ メタルマスク13の設置場所は、実施
形態のようにタンク19の側面に限定されることはな
く、例えば、図9に示される別例のペースト充填装置5
1のように構成してもよい。ここでは、タンク53を構
成するタンク本体52の底面にメタルマスク13が設置
されている。従って、攪拌棒54を例えば水平方向に往
復動させると、封止用ペーストP1 がタンク19の側面
からではなく底面から外部へ送り出される。このような
別例の構成は、装置51を2つ対向配置できないという
点において不利である反面、メタルマスク13の内面側
全体に大気圧が均等に加わるという点においていくぶん
有利である。
形態のようにタンク19の側面に限定されることはな
く、例えば、図9に示される別例のペースト充填装置5
1のように構成してもよい。ここでは、タンク53を構
成するタンク本体52の底面にメタルマスク13が設置
されている。従って、攪拌棒54を例えば水平方向に往
復動させると、封止用ペーストP1 がタンク19の側面
からではなく底面から外部へ送り出される。このような
別例の構成は、装置51を2つ対向配置できないという
点において不利である反面、メタルマスク13の内面側
全体に大気圧が均等に加わるという点においていくぶん
有利である。
【0044】◎ 図9にて既に示したように、単純な形
状の攪拌棒54を攪拌体として使用してもよい。また、
攪拌以外の方法により封止用ペーストP1 に振動を付与
するもの、例えば超音波振動装置やバブリング装置など
を振動付与手段として採用してもよい。ただし、充填量
の制御性が高いという点からすると、やはり前記実施形
態や前記別例のような攪拌体14,44,54であるこ
とが望ましい。
状の攪拌棒54を攪拌体として使用してもよい。また、
攪拌以外の方法により封止用ペーストP1 に振動を付与
するもの、例えば超音波振動装置やバブリング装置など
を振動付与手段として採用してもよい。ただし、充填量
の制御性が高いという点からすると、やはり前記実施形
態や前記別例のような攪拌体14,44,54であるこ
とが望ましい。
【0045】◎ 実施形態の攪拌体14において攪拌片
36は2枚に限定されず、例えば1枚であっても、3枚
以上であってもよい。 ◎ 粘性物質はセラミックス質からなる封止用ペースト
P1 に限定されず、例えば樹脂製ペーストや含金属ペー
スト等であってもよい。勿論、かかるペーストP1 は、
ハニカムフィルタF1 の製造に使用されるもののみに限
定されるわけではない。つまり、ハニカム成形体7以外
のものを被充填物としてもよい。
36は2枚に限定されず、例えば1枚であっても、3枚
以上であってもよい。 ◎ 粘性物質はセラミックス質からなる封止用ペースト
P1 に限定されず、例えば樹脂製ペーストや含金属ペー
スト等であってもよい。勿論、かかるペーストP1 は、
ハニカムフィルタF1 の製造に使用されるもののみに限
定されるわけではない。つまり、ハニカム成形体7以外
のものを被充填物としてもよい。
【0046】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1または2において、前記振動付与手段
は前記開放容器内に収容される攪拌体であって、その攪
拌体は自身の回転運動により前記粘性物質に直接的に振
動を与えるものであることを特徴とする粘性物質充填装
置。この構成であると、振動付与手段の駆動力が小さく
て済みしかも構造の複雑化が回避されることから、さら
なるコスト性の向上を図ることができる。
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1または2において、前記振動付与手段
は前記開放容器内に収容される攪拌体であって、その攪
拌体は自身の回転運動により前記粘性物質に直接的に振
動を与えるものであることを特徴とする粘性物質充填装
置。この構成であると、振動付与手段の駆動力が小さく
て済みしかも構造の複雑化が回避されることから、さら
なるコスト性の向上を図ることができる。
【0047】(2) 技術的思想1において、前記攪拌
体はスクリュとそれを回転するための回転駆動手段とを
含むことを特徴とする粘性物質充填装置。 (3) 請求項1において、前記マスクは前記開放容器
の底面に設置されていることを特徴とする粘性物質充填
装置。この構成であると、マスクの内面側全体に大気圧
が均等に加わるため、粘性物質の充填量がよりいっそう
均一化する。
体はスクリュとそれを回転するための回転駆動手段とを
含むことを特徴とする粘性物質充填装置。 (3) 請求項1において、前記マスクは前記開放容器
の底面に設置されていることを特徴とする粘性物質充填
装置。この構成であると、マスクの内面側全体に大気圧
が均等に加わるため、粘性物質の充填量がよりいっそう
均一化する。
【0048】(4) 請求項3において、前記攪拌体
は、前記開放容器の上部開放口から同開放容器内に挿入
される攪拌アームと、その攪拌アームの下端部に設けら
れた少なくとも1枚の攪拌片と、前記攪拌アームに上下
方向への往復運動を行わせるための駆動手段とを含むこ
とを特徴とする粘性物質充填装置。
は、前記開放容器の上部開放口から同開放容器内に挿入
される攪拌アームと、その攪拌アームの下端部に設けら
れた少なくとも1枚の攪拌片と、前記攪拌アームに上下
方向への往復運動を行わせるための駆動手段とを含むこ
とを特徴とする粘性物質充填装置。
【0049】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。 「セラミックス焼結体: 炭化珪素焼結体、アルミナ焼
結体、窒化珪素焼結体、コーディエライト焼結体等をい
う。」
語を次のように定義する。 「セラミックス焼結体: 炭化珪素焼結体、アルミナ焼
結体、窒化珪素焼結体、コーディエライト焼結体等をい
う。」
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、生産性及びコスト性の向上を図るこ
とができる粘性物質充填装置を提供することができる。
載の発明によれば、生産性及びコスト性の向上を図るこ
とができる粘性物質充填装置を提供することができる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、両端面に
ついて同時に粘性物質の充填を行うことが可能となる結
果、作業に要する時間が短くなり、さらなる生産性の向
上を図ることができる。
ついて同時に粘性物質の充填を行うことが可能となる結
果、作業に要する時間が短くなり、さらなる生産性の向
上を図ることができる。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、振動付与
手段の駆動力が小さくて済みしかも構造の複雑化が回避
されることから、さらなるコスト性の向上を図ることが
できる。
手段の駆動力が小さくて済みしかも構造の複雑化が回避
されることから、さらなるコスト性の向上を図ることが
できる。
【0053】請求項4に記載の発明によれば、生産性及
びコスト性の向上を図ることができる粘性物質充填方法
を提供することができる。
びコスト性の向上を図ることができる粘性物質充填方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態において、
(a)はハニカムフィルタを示す斜視図、(b)は同ハ
ニカムフィルタのA−A線における部分破断断面図、
(c)は同ハニカムフィルタのB−B線における断面
図。
(a)はハニカムフィルタを示す斜視図、(b)は同ハ
ニカムフィルタのA−A線における部分破断断面図、
(c)は同ハニカムフィルタのB−B線における断面
図。
【図2】実施形態1のペースト充填装置の一部破断平面
図。
図。
【図3】同ペースト充填装置の一部破断側面図。
【図4】同ペースト充填装置の一部破断背面図。
【図5】同ペースト充填装置のタンクの正面図。
【図6】同ペースト充填装置に設置されるマスクの平面
図。
図。
【図7】同ペースト充填装置の要部を示す概略側断面
図。
図。
【図8】別例のペースト充填装置の要部を示す概略側断
面図。
面図。
【図9】別例のペースト充填装置の要部を示す概略側断
面図。
面図。
2…充填箇所としての貫通孔の開口、7…被充填物とし
てのハニカム成形体、11,41,51…粘性物質充填
装置としてのペースト充填装置、13…マスクとしての
メタルマスク、14,44,54…振動付与手段として
の攪拌体、15…上部開放口、19,53…開放容器と
してのタンク、21…開口部、P1 …粘性物質としての
封止用ペースト。
てのハニカム成形体、11,41,51…粘性物質充填
装置としてのペースト充填装置、13…マスクとしての
メタルマスク、14,44,54…振動付与手段として
の攪拌体、15…上部開放口、19,53…開放容器と
してのタンク、21…開口部、P1 …粘性物質としての
封止用ペースト。
Claims (4)
- 【請求項1】粘性物質を入れておく開放容器と、前記開
放容器のいずれかの面に設置されるマスクと、そのマス
クは被充填物の充填箇所に対応する位置に開口部を有す
ることと、前記粘性物質に振動を与えることにより前記
開口部を介して同粘性物質を前記マスクの外側に送り出
す振動付与手段とを備えたことを特徴とする粘性物質充
填装置。 - 【請求項2】前記マスクは前記開放容器の側面に設置さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の粘性物質充
填装置。 - 【請求項3】前記振動付与手段は前記開放容器の上部開
放口から同開放容器内に挿入される攪拌体であって、そ
の攪拌体は自身の直線運動により前記粘性物質に直接的
に振動を与えることを特徴とする請求項1または2に記
載の粘性物質充填装置。 - 【請求項4】被充填物の充填箇所に対応する位置に開口
部を有するマスクを開放容器に設置するとともに、その
開放容器に粘性物質を入れかつ前記被充填物を前記マス
クの外側において位置決め配置した状態で、前記開口部
を介して前記粘性物質を前記マスクの外側に送り出すべ
く前記粘性物質に振動を与えることにより、前記粘性物
質を前記充填箇所に充填することを特徴とする粘性物質
充填方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13136497A JPH10314522A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13136497A JPH10314522A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314522A true JPH10314522A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15056207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13136497A Pending JPH10314522A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 粘性物質充填装置及び粘性物質充填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10314522A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008038392A1 (fr) * | 2006-09-28 | 2008-04-03 | Hitachi Metals, Ltd. | Procédé de fabrication d'un filtre céramique en nid d'abeilles |
JP2008132745A (ja) * | 2006-02-24 | 2008-06-12 | Ibiden Co Ltd | ハニカム成形体用封口装置、ハニカム焼成体用封口装置、封止材ペーストの充填方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 |
JP2008520455A (ja) * | 2004-11-15 | 2008-06-19 | コーニング インコーポレイテッド | 微粒子フィルタのセルに栓を施すためのマスク |
WO2012011583A1 (ja) * | 2010-07-23 | 2012-01-26 | 住友化学株式会社 | 位置合わせ装置、位置合わせ方法及びハニカムフィルタの製造方法 |
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KR20170131283A (ko) * | 2016-05-20 | 2017-11-29 | 주식회사 라파스 | 마이크로니들 제조방법 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP13136497A patent/JPH10314522A/ja active Pending
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JP2012040551A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-03-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 位置合わせ方法及びハニカムフィルタの製造方法 |
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