JPH10314087A - 床洗浄機 - Google Patents

床洗浄機

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JPH10314087A
JPH10314087A JP12824597A JP12824597A JPH10314087A JP H10314087 A JPH10314087 A JP H10314087A JP 12824597 A JP12824597 A JP 12824597A JP 12824597 A JP12824597 A JP 12824597A JP H10314087 A JPH10314087 A JP H10314087A
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JP
Japan
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band
bar handle
cleaning
floor
main body
Prior art date
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Application number
JP12824597A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahashi
浩 高橋
Akira Kikuchi
昶 菊地
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直な被洗浄面をも楽な姿勢で洗浄し得るよ
うにする。 【解決手段】 洗浄機本体2にバーハンドル4を自在継
手3により支持して設け、人体の一部に押圧されたとき
にその押圧力をバーハンドル4を介して洗浄部材13に
伝達する加圧部7をバーハンドル4に設け、洗浄機本体
2の中心と自在継手3の中心とを通る仮想平面に対して
所定距離離反する位置となる洗浄機本体2の側方に、洗
浄機本体2を吊り上げるためのバンド22を支持する支
持部23a,23bを配設した。これにより、洗浄部材
13の洗浄面を床面に接触させた状態で、一方の手でバ
ーハンドル4を把持し他方の手でバンド22を把持して
洗浄機本体2を吊り上げることにより、洗浄部材13の
洗浄面を支持部23a側から起こして垂直状態に維持
し、その状態で加圧部7を人体の一部で押圧し洗浄部材
13を垂直な被洗浄面に押し当てるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床面等の被洗浄面
を洗浄する床洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の床洗浄機としては、例えば、実
開昭61−148251号公報、実用新案登録第300
2868号公報、実用新案登録第3023288号公報
等に記載されているように種々のものが提案されてい
る。また、床洗浄機には、洗浄機本体の端部側に寄せて
バーハンドルの下端を自在継手により支持し、バーハン
ドルを前後方向に移動させることにより洗浄機本体を任
意の方向に移動させながら洗浄するようにした床洗浄機
がある。
【0003】洗浄機本体にバーハンドルの下端を自在継
手により支持した床洗浄機は、バーハンドルを把持して
洗浄機本体を吊り上げたとき、洗浄機本体を傾けて洗浄
部材の向きを変えることができるが、洗浄部材の洗浄面
を垂直に維持しにくいので、床面から立ち上がる壁面に
洗浄部材の洗浄面を均一に接触させ、この状態で洗浄部
材の洗浄面を壁面に押し当てることは困難である。この
ようなことから、洗浄機本体のバーハンドルとは反対側
の端部に把手を設け、この把手とバーハンドルとでバラ
ンスをとりながら洗浄機本体を抱えて壁面をも洗浄する
ようにした床洗浄機がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、把手と
バーハンドルとでバランスをとりながら洗浄機本体を抱
えて壁面をも洗浄する場合、壁面の低い部分や階段の垂
直面、或いは、床に設置した丈の低い器物の側面等を洗
浄するには、身体を屈める無理な姿勢を強いられるた
め、非常に労力を要し、極めて非能率的である。
【0005】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
で、楽な直立姿勢で床面や低い壁面を容易に洗浄し得る
床洗浄機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
被洗浄面に接触される洗浄部材を駆動する駆動部が設け
られた洗浄機本体に、バーハンドルの下端が自在継手に
より支持された床洗浄機において、人体の一部に押圧さ
れたときにその押圧力を前記バーハンドルを介して前記
洗浄部材に伝達する加圧部を前記バーハンドルに設け、
前記洗浄機本体の中心と前記自在継手の中心とを通る仮
想平面に対して所定距離離反する位置となる前記洗浄機
本体の側方に、前記洗浄機本体を吊り上げるためのバン
ドを支持する支持部を配設した。
【0007】従って、洗浄部材の洗浄面を床面に接触さ
せた状態でバーハンドルだけを把持する状態では、バー
ハンドルの向きの変化に拘らず洗浄機本体を床面に沿っ
て移動させることにより床面に洗浄が可能となる。この
状態で一方の手でバーハンドルを把持し他方の手でバン
ドを把持して洗浄機本体を吊り上げると、洗浄部材の洗
浄面が支持部側から起こされて垂直状態に維持される。
この状態で加圧部を人体の一部で押圧するとその押圧力
により洗浄部材が壁等の垂直な被洗浄面に押し当てられ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、加圧部はバーハンドルの軸方向に沿って移
動自在及び任意位置固定自在に設けられている。
【0009】従って、使用者の身長や手の長さ等に応じ
て加圧部の取付位置を調整することが可能となる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、支持部は洗浄機本体の中心と自在継
手の中心を通る仮想平面を間にして対称となる両側に配
設され、前記支持部同士はバンドを摺動自在に保持する
摺動杆により接続されている。
【0011】従って、バンドを引くと、このバンドが連
結されている支持部側から洗浄部材の洗浄面が起こされ
てゆくが、支持部が両側に設けられ、バンドを一方の支
持部から他方の支持部に移動させることが可能となるた
め、利き腕の方向に応じて洗浄部材の洗浄面を起こす方
向を変えることが可能となる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、支持部とは反対側のバンドの端
部には一端がバーハンドルに支持される所定長さの弾性
体の他端が止着されている。
【0013】従って、弾性体の端部をバーハンドルによ
り支持した状態においても、弾性体の伸縮作用によりバ
ンドの操作が許容される。これにより、バンドを操作す
るかしないかに拘らず、弾性体の端部をバーハンドルで
支持することにより、バンドを床面上で引きずる状態が
回避される。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の発明において、支持部とは反対側のバンド
の端部にはグリップが設けられている。
【0015】従って、バンドの把持性が向上するため洗
浄機本体を容易に吊り上げることが可能となる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1,2,
3,4又は5記載の発明において、長さ調整自在のバン
ドを用いた。
【0017】従って、使用者の身長に応じて、或いは、
垂直な被洗浄面の洗浄すべき部分の高さに応じてバンド
の長さを調整することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。図1ないし図5において、1は床洗浄
機である。この床洗浄機1の洗浄機本体2には、自在継
手3を介してバーハンドル4の下端が支持されている。
このバーハンドル4には、上端から順に、グリップ5、
スイッチボックス6、加圧部としての補助ハンドル7、
ハンドルスタンド8が取り付けられている。
【0019】図5に示すように、洗浄機本体2の一面
(床面Xを洗浄する姿勢では下面)9の四隅には、一部
にゴム等の弾性体を含む支柱10の上端が固定され、こ
れらの支柱10の下端にはパッドベース11が固定され
ている。このパッドベース11の下面には防水テープ等
のシール部材(図示せず)を介してパッド台12が固定
されている。このパッド台12は、用途に応じて異なる
洗浄部材13をマジックファスナ(図示せず)等を介し
て着脱自在に取り付けるように構成されている。
【0020】また、洗浄機本体2にはパッド台12を介
して洗浄部材13を駆動する駆動部14が設けられてい
る。この駆動部14は、交流モータ15と、この交流モ
ータ15に直結された駆動プーリ16と、従動プーリ1
7と、駆動プーリ16と従動プーリ17とに懸け渡され
た伝動ベルト18と、従動プーリ17と一体に回転する
とともに中心が従動プーリ17の中心に対して偏心され
た出力軸19と、パッドベース11に固定されて出力軸
19を回転自在に支持する軸受19aとよりなる。従動
プーリ17に対する出力軸19の偏心量は、この例では
1.25mmである。すなわち、交流モータ15を駆動
すると、出力軸19は中心が従動プーリ17の中心の回
りを半径1.25mmの円の軌跡に沿って移動しながら
回転するため、パッドベース11とパッド台12と洗浄
部材13とが2.5mmの振動幅で平面方向に振動す
る。この場合、複数の支柱10は弾性体の部分における
屈撓作用によりパッドベース11の振動を許容する。
【0021】なお、プーリ16,17、伝動ベルト1
8、出力軸19は防水カバー20により覆われている。
軸受19aは防水カバー20の下端より突出するが、こ
の軸受19aの外周は防水カバー20にシールされた状
態で支持されている。
【0022】次に、洗浄機本体2の自在継手3とは反対
側の端部にはコの字形の金具21が固定されている。こ
の金具21の両側にはバンド22の下端を支持する支持
部23a,23bが形成されている。これらの支持部2
3a,23bは、図6及び図7に示すように、洗浄機本
体2の中心と自在継手3の中心とを通る仮想平面24に
対して所定距離離反する位置となる洗浄機本体2の両側
に配列されている。金具21の水平部分は、支持部23
a,23b同士を接続するとともにバンド22を摺動自
在に保持する摺動杆25として機能する。
【0023】補助ハンドル7は、図9に示すように、バ
ーハンドル4を挾持する一対の挾持部材26,27と、
一方の挾持部材26に固定的に設けられて台形形状に屈
曲されたハンドル部28とよりなり、挾持部材26,2
7はボルト29とノブ付きボルト30とにより締結され
ている。従って、少なくとも一方のノブ付きボルト30
を緩めると挾持部材26,27とバーハンドル4との間
に隙間が生ずるため、補助ハンドル7の取付位置をバー
ハンドル4の軸方向に沿って調整することが可能であ
る。
【0024】さらに、図10,11に示すように、バー
ハンドル4はパイプにより形成され、その下端には自在
継手3の上部3aが嵌合され、この自在継手3の上部3
aとバーハンドル4とは、ボルト31とこのボルト31
の端部に螺合されたナット32とにより固定されてい
る。前述したハンドルスタンド8はゴム等の軟質の材料
により形成されてバーハンドル4に嵌合されているが、
ボルト31を通すために形成した孔33の内周面とボル
ト31及びナット32の外周面との間にゴム座金34を
埋設することにより、バーハンドル4に対する軸方向及
び回転方向の動きが固定されている。また、ハンドルス
タンド8は洗浄機本体2の上面に係合する突部35を有
し、この突部35の両側を支えるストッパ36が洗浄機
本体2の上面に設けられている。
【0025】図5に示すように、前述したスイッチボッ
クス6には電源コード37を支持するコードアーマ38
と、電源コード37に接続されたスイッチ39とを有す
る。交流モータ15に一端が接続された接続コード40
は洗浄機本体2から導出され、バーハンドル4の内部を
通りスイッチ39に接続されている。
【0026】ところで、前述したバンド22は、図5に
示すように一部に長さを調整するバックル41を備え、
上部は二股に分岐され、その分岐された両端部分にグリ
ップ42が止着されている。また、グリップ42の両端
にはゴム紐或いはスプリング等の伸縮自在の弾性体43
が止着され、これらの弾性体43の先端には、例えば前
述したノブ付きボルト30等に引っ掛けることによりバ
ーハンドル4に支持される引っ掛け部44が止着されて
いる。
【0027】このような構成において、床面Xを洗浄す
る場合は、電源コード37を交流電源に接続し、図2に
示すように洗浄部材13を床面Xに接触させ、バーハン
ドル4のグリップ5を把持し、スイッチ39をオンにす
る。これにより、前述したようにパッドベース11とパ
ッド台12とが2.5mmの振動幅で平面方向に振動
し、洗浄部材13が床面Xを擦る。そして、バーハンド
ル4を操作して洗浄機本体2を任意の方向に移動させる
ことにより床面Xの洗浄を行う。この場合、バーハンド
ル4は洗浄機本体2に自在継手3を介して支持されてい
るため、洗浄機本体2に対してバーハンドル4を任意の
方向に向けることができる。これにより、部屋の角部の
洗浄も容易になされる。
【0028】床面Xの汚れがひどい場合には、図3に示
すように、使用する人が補助ハンドル7に手を掛けて体
重を補助ハンドル7側に寄せることにより、床面Xに対
する洗浄部材13の接触圧を高めることができる。この
補助ハンドル7も使用する人の身長に応じて取付高さを
調整することができるので、使用者に無理な姿勢を強い
ることがなく労力は少ない。必要に応じて床面Xに洗浄
剤を散布すれば洗浄効果はさらに高まる。また、加圧部
としての補助ハンドル7は中央部が開口しているので、
何の辺を把持しても把持性をよくすることができる。し
かし、中央部が開口されている形状に限定されるもので
はない。
【0029】このように床面Xを洗浄する場合に、バン
ド22は使用しないので先端の引っ掛け部44をノブ付
きボルト30等に引っ掛けておく。これにより、汚れた
床面Xの上をバンド22を引きずることがなく、バンド
22の汚れを防止するとともに、バンド22の紛失を防
止することができる。
【0030】作業を中断するときは、図5に仮想線で示
すように、ハンドルスタンド8の突起35が洗浄機本体
2の上面に接触するようにバーハンドル4を前方に倒
す。これにより、バーハンドル4の前後方向の倒れが防
止される。また、突部35の両側がストッパ36に当接
するため、バーハンドル4の左右方向の倒れも防止され
る。
【0031】ところで、床面Xに椅子等の器物が設置さ
れている場合には、その器物の側面を洗浄しなければな
らない場合がある。また、階段を洗浄する場合には水平
面だけでなく垂直面を洗浄する必要がある。このような
床面X上の器物の側面や階段の垂直面Y(図4参照)を
洗浄する場合、従来は洗浄機本体2を抱えて洗浄部材1
3の偏平な洗浄面13aを垂直方向に向けた状態に維持
していたが、被洗浄面が低い場合には使用者が屈み込む
無理な姿勢を強いられている。
【0032】しかし、本実施の形態によれば、洗浄機本
体2を吊り上げるためのバンド22を具備し、このバン
ド22を支持する支持部23a,23bは洗浄機本体2
の中心と自在継手3の中心とを通る仮想平面24に対し
て所定距離離反する位置に配設されているため、図7に
示すように、バンド22が一方の支持部23aにより支
持されている場合には、使用者が図7において洗浄機本
体2の右側側面に向き合う状態で、右方の手でバーハン
ドル4を把持し、左方の手でバンド22を把持して洗浄
機本体2を吊り上げると、洗浄部材13の洗浄面13a
が支持部23a側から起こされて図4に示すように垂直
状態に維持される。
【0033】従って、床面X上に設置された器物の側面
や階段の垂直面Y等を洗浄する場合に、従来のように屈
み込む無理な姿勢を強いられることはない。しかも、こ
の状態で補助ハンドル7を人体の一部で押圧するとその
押圧力により洗浄部材13が器物の側面や階段の垂直面
Yに押し当てることができるため、洗浄効率を高めるこ
とができる。この場合、自在継手3により支持されたバ
ーハンドル4を垂直状態で回動することにより、補助ハ
ンドル7の押し易い辺を使用者側に向けることができ
る。また、洗浄すべき部分の高さに応じて補助ハンドル
7の高さを調整することができるので、操作性は極めて
高い。
【0034】さらに、本実施の形態では、支持部23
a,23bは洗浄機本体2の中心と自在継手3の中心を
通る仮想平面24を間にして対称となる両側に配設さ
れ、支持部23a,23b同士はバンド22を摺動自在
に保持する摺動杆25により接続されているため、図7
に示すように、バンド22を一方の支持部23aから仮
想線で示すように他方の支持部23bに移動させること
ができる。この場合には、使用者が図7において洗浄機
本体2の左側側面に向き合う状態で、左方の手でバーハ
ンドル4を把持し、右方の手でバンド22を把持して洗
浄機本体2を吊り上げると、洗浄部材13の洗浄面13
aが支持部23b側から起こされて垂直状態に維持され
る。従って、バンド22を操作する手を左右任意に変え
ることができる。これにより、長時間使用する場合には
バンド22を操作する手を交互に変えることができ、ま
た、使用者が右利きであるか左利きであるかによって、
バンド22を操作する手を選択することができる。
【0035】さらに、支持部23a,23bとは反対側
のバンド22の端部には、一端がノブ付きボルト30等
を介して間接的にバーハンドル4に支持される所定長さ
の弾性体43の他端が止着されているので、この弾性体
43の端部をノブ付きボルト30等に引っ掛けた状態で
も、弾性体43の伸縮によりバンド22を操作すること
ができる。これにより、洗浄作業中にバンド22から手
を離しても、バンド22を床面X上で引きずることがな
い。これにより、バンド22の汚れを防止することがで
きる。
【0036】さらに、支持部23a,23bとは反対側
のバンド22の端部にはグリップ42が設けられている
ので、バンド22の把持性が向上し、洗浄機本体2を容
易に吊り上げることができる。
【0037】さらに、バンド22は長さを調整するバッ
クル41を備えているため、使用者の身長や手の長さに
応じて、バンド22の長さを調整することができる。ま
た、壁面等の垂直な被洗浄面を洗浄する場合に、その被
洗浄面の洗浄すべき部分の高さに応じてバンド22長さ
を自在に調整することができる。これにより、使い勝手
をより一層向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、洗浄機本体にバ
ーハンドルの下端が自在継手により支持された床洗浄機
において、人体の一部に押圧されたときにその押圧力を
バーハンドルを介して洗浄部材に伝達する加圧部をバー
ハンドルに設け、洗浄機本体の中心と自在継手の中心と
を通る仮想平面に対して所定距離離反する位置となる洗
浄機本体の側方に、洗浄機本体を吊り上げるためのバン
ドを支持する支持部を配設したので、洗浄部材の洗浄面
を床面に接触させた状態で、一方の手でバーハンドルを
把持し他方の手でバンドを把持して洗浄機本体を吊り上
げることにより、洗浄部材の洗浄面を支持部側から起こ
して垂直状態に維持することができる。この状態で加圧
部を人体の一部で押圧することにより、その押圧力で洗
浄部材を垂直な被洗浄面に押し当てることができる。従
って、床面の上に設置した器物の側面、階段の垂直面、
壁面等の垂直な被洗浄面を楽な姿勢で容易に洗浄するこ
とができ、また、垂直な被洗浄面を洗浄する使用状態
と、床面等の水平な被洗浄面を洗浄する使用状態との切
り替えを速やかに行うことができる。
【0039】請求項2記載の発明は、加圧部はバーハン
ドルの軸方向に沿って移動自在及び任意位置固定自在に
設けられているので、使用者の体格や洗浄する場所に応
じて加圧部の取付位置を任意に調整することができる。
【0040】請求項3記載の発明は、支持部は洗浄機本
体の中心と自在継手の中心を通る仮想平面を間にして対
称となる両側に配設され、支持部同士はバンドを摺動自
在に保持する摺動杆により接続されているので、バンド
を一方の支持部から他方の支持部に移動させることがで
きる。従って、バンドを操作する手を左右任意に変える
ことができる。これにより、長時間使用する場合にはバ
ンドを操作する手を交互に変えることができ、また、使
用者が右利きであるか左利きであるかによって、バンド
を操作する手を選択することができる。
【0041】請求項4記載の発明は、支持部とは反対側
のバンドの端部には一端がバーハンドルに支持される所
定長さの弾性体の他端が止着されているので、弾性体の
端部をバーハンドルにより支持した状態においても、弾
性体の伸縮作用によりバンドの操作を許容することがで
きる。これにより、バンドを操作するかしないかに拘ら
ず、弾性体の端部をバーハンドルで支持することによ
り、バンドを床面上で引きずる状態を回避し、バンドの
汚れ、バンド紛失を防止することができる。
【0042】請求項5記載の発明は、支持部とは反対側
のバンドの端部にはグリップが設けられているので、バ
ンドの把持性を向上させ洗浄機本体を容易に吊り上げる
ことができる。
【0043】請求項6記載の発明は、長さ調整自在のバ
ンドを用いたので、使用者の身長に応じて、或いは、垂
直な被洗浄面の洗浄すべき部分の高さに応じてバンドの
長さを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における斜視図である。
【図2】床面を洗浄する使用状態を示す側面図である。
【図3】補助ハンドルに手を掛けて床面を洗浄する使用
状態を示す側面図である。
【図4】垂直な被洗浄面を洗浄する使用状態を示す側面
図である。
【図5】バーハンドル、バンドの支持構造を示す左側面
図である。
【図6】平面図である。
【図7】バンドの支持構造を示す背面図である。
【図8】バーハンドルの支持構造を示す正面図である。
【図9】補助ハンドルの支持構造を示す平面図である。
【図10】一部を断面にしてハンドルスタンドの支持構
造を示す縦断左側面図である。
【図11】一部を断面にしてハンドルスタンドの支持構
造を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1 床洗浄機 2 洗浄機本体 3 自在継手 4 バーハンドル 7 加圧部 13 洗浄部材 13a 洗浄面 14 駆動部 22 バンド 23a,23b 支持部 24 仮想平面 25 摺動杆 42 グリップ 43 弾性体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄面に接触される洗浄部材を駆動す
    る駆動部が設けられた洗浄機本体に、バーハンドルの下
    端が自在継手により支持された床洗浄機において、人体
    の一部に押圧されたときにその押圧力を前記バーハンド
    ルを介して前記洗浄部材に伝達する加圧部を前記バーハ
    ンドルに設け、前記洗浄機本体の中心と前記自在継手の
    中心とを通る仮想平面に対して所定距離離反する位置と
    なる前記洗浄機本体の側方に、前記洗浄機本体を吊り上
    げるためのバンドを支持する支持部を配設したことを特
    徴とする床洗浄機。
  2. 【請求項2】 加圧部はバーハンドルの軸方向に沿って
    移動自在及び任意位置固定自在に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の床洗浄機。
  3. 【請求項3】 支持部は洗浄機本体の中心と自在継手の
    中心を通る仮想平面を間にして対称となる両側に配設さ
    れ、前記支持部同士はバンドを摺動自在に保持する摺動
    杆により接続されていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の床洗浄機。
  4. 【請求項4】 支持部とは反対側のバンドの端部には一
    端がバーハンドルに支持される所定長さの弾性体の他端
    が止着されていることを特徴とする請求項1,2又は3
    記載の床洗浄機。
  5. 【請求項5】 支持部とは反対側のバンドの端部にはグ
    リップが設けられていることを特徴とする請求項1,
    2,3又は4記載の床洗浄機。
  6. 【請求項6】 長さ調整自在のバンドを用いたことを特
    徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の床洗浄機。
JP12824597A 1997-05-19 1997-05-19 床洗浄機 Pending JPH10314087A (ja)

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JP12824597A JPH10314087A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 床洗浄機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005031462A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Minebea Co Ltd 誘電体光学薄膜の製造方法
ES2561911A1 (es) * 2015-12-29 2016-03-01 Rotapav, S.L. Máquina rotativa abrillantadora de pavimentos y zócalos
JP2018042640A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 アマノ株式会社 洗浄装置

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