JPH10313551A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH10313551A
JPH10313551A JP13590297A JP13590297A JPH10313551A JP H10313551 A JPH10313551 A JP H10313551A JP 13590297 A JP13590297 A JP 13590297A JP 13590297 A JP13590297 A JP 13590297A JP H10313551 A JPH10313551 A JP H10313551A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collars
shaft
pair
rotor
collar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13590297A
Other languages
English (en)
Inventor
Makihito Kato
牧人 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP13590297A priority Critical patent/JPH10313551A/ja
Publication of JPH10313551A publication Critical patent/JPH10313551A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】回転子のスラスト方向の揺動を抑えて、モータ
の騒音を減少させる。 【構成】一方の端部が円周に沿って櫛歯状に形成された
2個のカラーを噛合して構成された一対のカラー1、2
と、一対のカラー1、2の円周上に挿入され、一方の端
を前記一対のカラーの一方のカラー1に固着され、もう
一方の端をもう一方のカラー2に固着されたバネ15と
を備え、このバネ15が挿入された一対のカラー1、2
を、回転子コア12とすべり軸受9aの間のシャフト1
1に挿入し、一方のカラー2を空回りしないよう、およ
びシャフト11軸上を移動できないようにシャフト11
に固定して形成されたモータ5。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】すべり軸受により支持される回転
子を備えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるモータの構成を誘導電動機
を例に、図4を用いて説明する。図4は、従来における
誘導電動機の部分側断面図である。
【0003】図4において、誘導電動機21は、巻線2
2が巻回された固定子23と、この固定子23の内周部
に収納された回転子24と、この回転子24の両端部に
取り付けて回転子24を支持し、回転子24を回転自在
にした2個のすべり軸受25a、25bと、固定子23
をサンドイッチ状に挟み込み、この固定子23とすべり
軸受25a、25bとを収納して固定し、誘導電動機2
1内部の保護を行う鋼板フレーム26a、26bとで構
成されている。
【0004】回転子24は、棒状のシャフト27と、こ
のシャフト27の外周部に取り付けられた回転子コア2
8とで構成されている。また、シャフト27のスラスト
方向への移動を制限するための段付きがシャフト27に
設けられ、そして、回転子24の摩擦抵抗を低減するた
めの各種ワッシャ29、30が、シャフト27の段付き
と一方のすべり軸受25bとの間、およびシャフト27
の端面と鋼板フレーム26aとの間に設けられている。
【0005】また、回転子24は、スラスト方向に所定
の距離だけ自由に移動することができる構成になってい
る。すなわち、回転体である回転子24と、非回転体で
あるすべり軸受25a、25b、鋼板フレーム26との
間にワッシャ29、30が設けてあるが、回転子24を
スラスト方向に移動できないように固定すると、ワッシ
ャ29、30と回転子24との摩擦抵抗が大きくなり、
この摩擦抵抗が大きくなると、ワッシャ29、30が異
常摩耗を生じ、また、モータの効率が悪くなるためであ
る。
【0006】また、スラスト方向に移動できる距離を短
く管理しようとしても、誘導電動機21を構成する各部
品のばらつきにより、管理することが難しい。また、こ
のばらつきにより、摩擦抵抗が大きくなる場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、モータ
のコストを下げるため、回転子を支持するために用いら
れる軸受に、転がり軸受よりもコスト的に安いすべり軸
受を使用する場合がある。しかし、すべり軸受を使用す
ると、前述したように、回転子は、スラスト方向に移動
することができる。いわゆる、回転子がスラスト方向に
揺動する。この揺動により、この従来のモータを組み込
む装置によっては、振動が発生し、騒音の原因となって
いた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、内部が中空の筒状であって、一方の端部が円周に沿
って櫛歯状に形成された2個のカラーを噛合して構成さ
れた一対のカラーと、この一対のカラーの円周上に挿入
され、一方の端を前記一対のカラーの一方のカラーに固
着され、もう一方の端をもう一方のカラーに固着された
バネとを備え、このバネが挿入された一対のカラーを、
回転子コアとすべり軸受の間のシャフトに挿入し、一方
のカラーを空回りしないよう、およびシャフト軸上を移
動できないようにシャフトに固定したことを特徴とする
モータを提供する。
【0009】
【作用】噛合させた一対のカラーの外周上にバネを挿入
する。そして、このバネの一方の端を一方のカラーに固
着し、バネのもう一方の端をもう一方のカラーに固着す
る。
【0010】そして、このバネが取り付けられた一対の
カラーを、回転子コアとすべり軸受との間のシャフトに
挿入する。このとき、一対のカラーの一方のカラーは、
空回りしないよう、およびシャフト軸上を移動できない
ようにシャフトに固定する。そして、もう一方のカラー
は、ルーズフィットにシャフトに挿入し、シャフト軸上
を自由に移動できるようにする。
【0011】そして、回転子が回転すると、シャフトに
圧入されている方のカラーも回転を開始し、そして、こ
のカラーに噛合されているもう一方のカラーも回転を開
始する。
【0012】そして、回転子がスラスト方向に移動する
と、バネの弾性より、回転子のスラスト方向への揺動を
減少させる。
【0013】
【実施例】本発明における実施例を誘導電動機を例に図
1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明における一
対のカラーの側面図である。図2は、一対のカラーが取
り付けられた誘導電動機の部分側断面図である。図3
は、図2の一対のカラーが取り付けられた回転子部付近
の拡大部分側断面図である。
【0014】図1および図2において、一対のカラー
1、2は、それぞれ樹脂により、内部が中空になった筒
状に成形されている。また、カラー1、2のそれぞれ一
方の端部1a、2aは、円周に沿って櫛歯状に形成され
ており、この櫛歯状になったそれぞれのカラー1、2の
端部1a、2aを噛合させて、後述するシャフトに挿入
する。
【0015】図3において、誘導電動機5は、従来例で
説明した誘導電動機と同様に、巻線6が巻回された固定
子7と、この固定子7の内周部に収納された回転子8
と、この回転子8の両端部に取り付けられた2個のすべ
り軸受9a、9bと、固定子7とすべり軸受9a、9b
とを収納した鋼板フレーム10a、10bとで構成され
ている。
【0016】回転子8は、棒状のシャフト11と、この
シャフト11の外周部に取り付けられた回転子コア12
とで構成されている。また、従来例の誘導電動機と同様
に、シャフト11のスラスト方向への移動を制限するた
めの段付き11aがシャフト11に設けられ、そして、
回転子8の摩擦抵抗を低減するための各種ワッシャ1
3、14が、シャフト11の段付き11aと一方のすべ
り軸受9bとの間、およびシャフト11の端面と鋼板フ
レーム10aとの間に設けられている。
【0017】また、それぞれの端部1a、2aを噛合さ
せた一対のカラー1、2の外周部にバネ15を挿入す
る。そして、このバネ15の一方の端をカラー1に、も
う一方の端をカラー2に固着する。
【0018】そして、このバネ15が挿入された一対の
カラー1、2を回転子コア12とすべり軸受9aの間の
シャフト11に挿入する。このとき、一対のカラーの一
方のカラー2は、空回りしないよう、およびシャフト1
1軸上を移動できないようにシャフト11に固定する。
(例えば、シャフトに圧入する。)そして、もう一方の
カラー1は、ルーズフィットにシャフト11に挿入し、
シャフト11軸上を自由に移動できるようにする。
【0019】また、カラー1とすべり軸受9aの接触面
の摩擦抵抗が大きい場合は、摩擦抵抗を小さくするため
に、カラー1とすべり軸受9aとの間にワッシャ等を挿
入しても良い。
【0020】さらに、バネ15が挿入された一対のカラ
ー1、2の挿入位置は、この誘導電動機5が組み込まれ
る装置、あるいは誘導電動機の取り付けられる姿勢によ
り、回転子コア12とすべり軸受9bの間のシャフト1
1に挿入してもよい。
【0021】そして、回転子8を回転させると、シャフ
ト11に圧入されているカラー2が回転を開始し、そし
て、このカラー2に噛合されているもう一方のカラー1
も回転を開始する。そして、回転子8がスラスト方向に
揺動しても、バネ15の弾性で、回転子8の揺動を減少
させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で、回転子
のスラスト方向の揺動を抑えて、モータの騒音を減少さ
せることができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一対のカラーの側面図。
【図2】一対のカラーが取り付けられた誘導電動機の部
分側断面図。
【図3】図3の一対のカラーが取り付けられた回転子部
付近の拡大部分側断面図。
【図4】従来における誘導電動機の部分側断面図。
【符号の説明】
1、2…カラー 5、21…誘導電動機 6、22…巻線 7、23…固定子 8、24…回転子 9a、9b、25a、25b…すべり軸受 10a,10b、26a、26b…鋼板フレーム 11、27…シャフト 12、28…回転子コア 13、14、29、30…ワッシャ 15…バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】すべり軸受により支持される回転子を備え
    たモータにおいて、 内部が中空の筒状であって、一方の端部が円周に沿って
    櫛歯状に形成された2個のカラーを噛合して構成された
    一対のカラーと、 この一対のカラーの円周上に挿入され、一方の端を前記
    一対のカラーの一方のカラーに固着され、もう一方の端
    をもう一方のカラーに固着されたバネとを備え、 このバネが挿入された一対のカラーを、回転子コアとす
    べり軸受の間のシャフトに挿入し、一方のカラーを空回
    りしないよう、およびシャフト軸上を移動できないよう
    にシャフトに固定したことを特徴とするモータ。
JP13590297A 1997-05-08 1997-05-08 モータ Pending JPH10313551A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590297A JPH10313551A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13590297A JPH10313551A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10313551A true JPH10313551A (ja) 1998-11-24

Family

ID=15162503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13590297A Pending JPH10313551A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10313551A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1345307A2 (en) * 2002-03-13 2003-09-17 Fitem Srl Driving device for a roller blind, such as for curtains or roller shutters

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1345307A2 (en) * 2002-03-13 2003-09-17 Fitem Srl Driving device for a roller blind, such as for curtains or roller shutters
EP1345307A3 (en) * 2002-03-13 2005-05-04 Fitem Srl Driving device for a roller blind, such as for curtains or roller shutters

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