JPH103127A - プリント生産方法及びプリント生産システム - Google Patents

プリント生産方法及びプリント生産システム

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JPH103127A
JPH103127A JP15535796A JP15535796A JPH103127A JP H103127 A JPH103127 A JP H103127A JP 15535796 A JP15535796 A JP 15535796A JP 15535796 A JP15535796 A JP 15535796A JP H103127 A JPH103127 A JP H103127A
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JP15535796A
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Masataka Hasegawa
正孝 長谷川
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産効率を維持しつつ、写真画像の画像加工
を自由に選択でき、より個性的な葉書プリントが得られ
やすく、しかも、焼き付けに特別な機構を設ける必要な
く、装置の小型化が可能なようにすること。 【解決手段】 葉書プリントの原画のデジタル画像情報
である葉書プリント用のデジタル画像情報を得るデジタ
ル画像情報取得手段と、前記デジタル画像情報取得手段
により得られた異なるオーダを含む複数の前記デジタル
画像情報から、複写原画を順に一列に並べて記録された
複写用フィルムを作成する複写用フィルム作成手段と、
前記複写用フィルム作成手段により作成された複写用フ
ィルムに記録された複写原画各々から、それぞれプリン
ト用感光材料に焼き付けて、前記葉書プリントを作成す
るプリント手段と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント生産方法、
複写用原稿及びプリント生産システムに関する発明であ
る。
【0002】
【従来の技術】
〔従来技術1〕従来、葉書プリントを生産する場合、葉
書プリントの写真画像の部分は、写真原画を記録した複
写用原稿から葉書プリント用印画紙の写真画像の部分だ
けに焼き付けるとともに、葉書プリントの文字画像や絵
柄画像の部分は、文字画像や絵柄画像を記録したリスフ
ィルムから葉書プリント用印画紙の文字画像や絵柄画像
の部分だけに焼き付けて、葉書プリントを得ていた。
【0003】〔従来技術2〕従来、デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、葉書プリント用のデジ
タル画像情報からプリント用感光材料に直接デジタル露
光して、プリントを作成することが一般的に知られてい
る。
【0004】〔従来技術3〕従来、デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、1オーダのデジタル画
像情報から1オーダ分のみの複写原画を記録された複写
用原稿を作成し、作成された複写用原稿に記録された複
写原画から、プリント用感光材料に焼き付けて、プリン
トを作成していた。
【0005】〔従来技術4〕従来、複数の複写原画を記
録された複写用原稿を作成する際に、所定の駒間隔で複
写原画を記録することが、後の焼付露光などの処理に都
合が良く、また、複写用原稿を構成する媒体の無駄がな
く、一般に良いこととされてきた。
【0006】〔従来技術5〕従来は、デジタル画像情報
から前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピー
であるプリントを生産するために、複数のデジタル画像
情報から複数の複写原画を記録された複写用原稿を作成
し、作成された複写用原稿に記録された複写原画から、
プリント用感光材料に焼き付けて、プリントを作成する
量は少なく、また、プリントの作成枚数も一定枚数であ
ることが多く、たとえプリントの作成枚数が各々違う場
合でも、少ない枚数であることが多かったので、プリン
ト枚数を記憶したり、照合したりして、デジタル画像情
報の処理を行った人が複写原画を見ながら発注されたプ
リント枚数のプリントを作成していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】〔従来技術1〕では、
写真画像の画像処理(特に画像加工)が限定され、定型
的な葉書プリントしか得られなかった。また、葉書プリ
ントの写真画像の部分は複写用原稿から、葉書プリント
の文字画像や絵柄画像の部分はリスフィルムから、印画
紙に焼き付けるので、特別な機構が必要で、装置が大が
かりなものになり、装置の小型化が難しいという問題が
ある。
【0008】また、一般的に知られている〔従来技術
2〕を、葉書プリントの作成に適用することも考えられ
る。これにより、葉書プリント用のデジタル画像情報を
得るまでのデジタル画像情報処理により、写真画像の部
分のトリミング形状が自由になり、より個性的な葉書プ
リントが得られるが、葉書プリント用のデジタル画像情
報からプリント用感光材料に直接デジタル露光するの
で、デジタル露光は焼き付け露光と比べて非常に露光時
間が長いので、同じ葉書プリントを多数生産するには、
生産効率が悪い。
【0009】第一の発明の目的は、生産効率を維持しつ
つ、写真画像の画像処理(特に画像加工)を自由に選択
でき、より個性的な葉書プリントが得られやすく、しか
も、焼き付けに特別な機構を設ける必要なく、装置の小
型化が可能なようにすることである。
【0010】〔従来技術3〕では、1オーダの複写原画
を記録された複写用原稿を作成するので、従来からの発
注者である職業写真家などでは、1オーダのデジタル画
像情報の数が多いことが多いので問題ないが、葉書プリ
ントなどの一般人が発注者の場合は、1本の複写用原稿
に1駒の複写原画しか記録されず、特に長尺状フィルム
である135フィルムやAPSフィルムや120・22
0フィルムなどに記録する場合、搬送距離が長い割りに
複写原画駒数が少なく、複写用原稿を構成する媒体の無
駄が大きく、搬送に時間がかかり、効率的に生産されに
くい問題がある。
【0011】第二の発明の目的は、1オーダの複写原画
を記録された複写用原稿を作成するのと比べて、1オー
ダの複写原画が1駒であるような場合であっても、複写
用原稿を構成する媒体の無駄が小さく、1駒あたりの搬
送時間が短く、効率的に生産できるようにすることであ
る。
【0012】また、〔従来技術4〕のように、人がプリ
ント枚数を記憶したり照合したりして、人が複写原画を
見ながら発注されたプリント枚数のプリントを作成する
のでは、大量に処理できず、また、単に機械化しように
も、複写原画を認識して発注されたプリント枚数を得る
ことは機械では困難である問題がある。
【0013】第三の発明の目的は、デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、複数のデジタル画像情
報から複数の複写原画を記録された複写用原稿を作成
し、作成された複写用原稿に記録された複写原画から、
プリント用感光材料に焼き付けて、プリントを大量に作
成する際で、各複写原画毎にプリント枚数が異なるよう
な場合であっても、各複写原画毎のプリント枚数の間違
いなく、効率的にプリントを得ることができるようにす
ることである。
【0014】また、1本の複写用原稿に複数のオーダの
複写画像を記録する際に、一般に良いこととされてきた
〔従来技術4〕のように、所定の駒間隔で複写原画を記
録すると、1オーダで1駒の画像しかないような場合
(葉書プリントなどの一般人が発注者の場合に特に多
い。)、各発注者に返却するために各オーダ毎に切断す
ると、その後の露光や撮像などのハンドリングが難しく
なるという問題がある。
【0015】第四の発明の目的は、1本の複写用原稿に
複数の複写原画を記録しつつ、複写原画1駒分で切断し
ても、その後の露光や撮像などでのハンドリングを容易
にすることである。
【0016】また、従来は、〔従来技術5〕で説明した
ような状況であったので、デジタル画像情報から得られ
た多数の複写用原稿を処理することは殆どなかった。
【0017】第五の発明の目的は、デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、複数のデジタル画像情
報から複写原画を記録された複写用原稿を複数(特に、
多数)作成し、作成された複写用原稿に記録された複写
原画から、プリント用感光材料に焼き付けて、プリント
を大量に作成する際で、各複写フィルム毎にプリント枚
数が異なるような場合であっても、各複写フィルム毎の
プリント枚数の間違いなく、効率的にプリントを得るこ
とができるようにすることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以下に示
す特許請求の範囲の各請求項により達成される。
【0019】〔請求項1の説明〕『葉書プリントを生産
するプリント生産方法において、葉書プリントの原画の
デジタル画像情報を得て、得られた前記デジタル画像情
報から、複写原画を記録された複写用原稿を作成し、作
成された複写用原稿に記録された複写原画から、プリン
ト用感光材料に焼き付けて、前記葉書プリントを作成す
ることを特徴とするプリント生産方法。』により、葉書
プリントの原画のデジタル画像情報を得るので、デジタ
ル画像処理を施すことにより、より個性的な葉書プリン
トが得られやすく、しかも、複写原画を記録された複写
用原稿を作成するので、一般的に複写用原稿はプリント
用感光材料よりも感度が高いので、複写原画を記録され
た複写用原稿を作成するのにデジタル露光を用いても、
生産効率は問題となる程低くならず、しかも、作成され
た複写用原稿に記録された複写原画から、プリント用感
光材料に焼き付けて、前記葉書プリントを作成するの
で、同じ葉書プリントを多数生産するにも生産効率が良
く、焼き付けに特別な機構を設ける必要なく、装置の小
型化が可能となる。従って、生産効率を維持しつつ、写
真画像の画像処理を自由に選択でき、より個性的な葉書
プリントが得られやすく、しかも、焼き付けに特別な機
構を設ける必要なく、装置の小型化が可能となる。
【0020】〔請求項2の説明〕『前記原画が、写真画
像を画像処理して得られる画像であり、前記写真画像の
デジタル画像情報からデジタル画像処理により、前記原
画のデジタル画像情報を得ることを特徴とする請求項1
に記載のプリント生産方法。』により、写真画像の画像
処理が自由に選択でき、より個性的な葉書プリントが得
られやすい。
【0021】特に、「前記写真画像のデジタル画像情報
からデジタル画像加工処理により、前記原画のデジタル
画像情報を得ること」により、さらに個性的な葉書プリ
ントが得られやすい。このようなデジタル画像加工処理
の例としては、「前記写真画像のデジタル画像情報とパ
ターン画像のデジタル画像情報からデジタル合成処理に
より、写真画像とパターン画像との合成画像の原画のデ
ジタル画像情報を得ること」や、前記写真画像のデジタ
ル画像情報からデジタル切抜処理により、前記写真画像
を切り抜いた画像の原画のデジタル画像情報を得るこ
と」や、「複数の写真画像のデジタル画像情報から、デ
ジタル画像処理により、前記複数の写真画像を配置した
原画のデジタル画像情報を得ること」や、「前記写真画
像のデジタル画像情報から、デジタル回転処理により、
前記写真画像を斜めに配置した画像の原画のデジタル画
像情報を得ること」などが挙げられる。
【0022】〔請求項3の説明〕『異なるオーダを含む
複数の前記デジタル画像情報から、複写原画を順に一列
に並べて記録された複写用原稿を作成し、作成された複
写用原稿に記録された複写原画各々から、それぞれプリ
ント用感光材料に焼き付けて、葉書プリントを作成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプリン
ト生産方法。』により、1本の複写用原稿に1駒の複写
原画しか記録されないような場合、1オーダの複写原画
を記録された複写用原稿を作成するのと比べて、複写用
原稿を構成する媒体の無駄が少なく、1駒あたりの搬送
時間が短く、効率的に生産できる。
【0023】〔請求項4の説明〕『デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、プリント用感光材料に
焼き付けて前記プリントを得るための複写原画を記録し
た複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成するプリ
ント生産方法において、異なるオーダを含む複数のデジ
タル画像情報から、各々のデジタル画像情報から得られ
る複写原画を一列に並べて記録された複写用原稿を作成
し、作成された複写用原稿に記録された複写原画各々か
ら、それぞれプリント用感光材料に焼き付けて、プリン
トを作成することを特徴とするプリント生産方法。』に
より、1本の複写用原稿に1駒の複写原画しか記録され
ないような場合と比べて、複写用原稿を構成する媒体の
無駄が少なく、1オーダの複写原画を記録された複写用
原稿を作成し、1駒あたりの搬送時間が短く、効率的に
生産できる。
【0024】〔請求項5の説明〕『前記複写用原稿に記
録された複写原画各々から、それぞれプリント用感光材
料に焼き付けて、複写原画毎のプリント枚数のプリント
を得ることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の
プリント生産方法。』により、複写用原稿に記録された
複写原画各々から、それぞれプリント用感光材料に焼き
付けるので、複写原画毎のプリント枚数が異なっていて
も、複写原画毎のプリント枚数のプリントを得ることが
できる。
【0025】〔請求項6の説明〕『前記複写用原稿に記
録された複数の複写原画のオーダのオーダ情報が前記複
写用原稿に記録されることを特徴とする請求項3〜請求
項5のいずれか1項に記載のプリント生産方法。』によ
り、複写用原稿を発注者に返却するために、プリントな
どと照合する際の作業が、複雑な制御機構を用いなくて
も、複写用原稿に記録されたオーダ情報を目視又は機械
により読み取ることによりできる。
【0026】〔請求項7の説明〕『前記複写用原稿に記
録された各複写原画のプリント枚数を示すプリント枚数
情報が前記複写用原稿に記録され、前記複写用原稿に記
録されたプリント枚数情報を読み取り、プリント枚数情
報を読み取られた複写用原稿を自動的に搬送して、作成
された複写用原稿に記録された複写原画各々から、読み
取られたプリント枚数情報に基づいて、それぞれプリン
ト用感光材料に焼き付けることを特徴とする請求項2〜
請求項6のいずれか1項に記載のプリント生産方法。』
により、各複写用原稿の各々の複写原画と記憶した各複
写用原稿の各々の複写原画のプリント枚数情報とを対応
付けて読み出すための複雑な制御が不要で、複写用原稿
を作成したときの順番と異なる順番でプリント用感光材
料に焼き付けることも可能となり、作業の柔軟性が得ら
れる。
【0027】〔請求項8の説明〕『前記複写用原稿を作
成する際に、各オーダが占める複写用原稿の長さが2駒
分以上の所定長さ以上となるように作成することを特徴
とする請求項2〜請求項7のいずれか1項に記載のプリ
ント生産方法。』により、各オーダ毎に複写用原稿を切
断して返却した後に、再プリントを注文されても、切断
して返却される各複写用原稿の長さが、2駒分以上の所
定長さ以上にすることができるので、複写用原稿の長さ
が短すぎて、再プリントが効率的にできなくなることを
防止できる。
【0028】なお、そのためには、「複数のデジタル画
像情報から、複写原画を一列に並べて記録された複写用
原稿を、隣接する2つの〔隣接する複写原画の間隔〕の
合計が2駒分以上の所定長さ以上となるように作成する
こと」が、1駒毎に切断しても、切断して返却される各
複写用原稿の長さが、2駒分以上の所定長さ以上にする
ことができるので、複写用原稿の長さが短すぎて、再プ
リントが効率的にできなくなることを防止でき、好まし
い。さらに、「複数のデジタル画像情報から、複写原画
を一列に並べて記録された複写用原稿を、隣接する複写
原画の間隔が1駒分以上の所定長さとなるように作成す
ること」が、所定の間隔毎に切断するだけで、切断して
返却される各複写用原稿の長さが、2駒分以上の所定長
さ以上にすることができるので、複写用原稿の長さが短
すぎて、再プリントが効率的にできなくなることを防止
でき、好ましい。
【0029】〔請求項9の説明〕『デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、プリント用感光材料に
焼き付けて前記プリントを得るための複写原画を記録し
た複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成するプリ
ント生産方法において、複数のデジタル画像情報から、
各々のデジタル画像情報から得られる複写原画を一列に
並べて記録された複写用原稿を、隣接する2つの〔隣接
する複写原画の間隔〕の合計が2駒分以上の所定長さ以
上となるように作成し、作成された複写用原稿に記録さ
れた複写原画各々から、それぞれプリント用感光材料に
焼き付けて、プリントを作成することを特徴とするプリ
ント生産方法。』により、1本の複写用原稿に複数の複
写原画を記録しつつ、複写原画1駒分で切断しても、そ
の後の露光や撮像などでの切断された複写用原稿のハン
ドリングを容易にできる。
【0030】〔請求項10の説明〕『前記複写用原稿の
各複写原画の近傍に、各複写原画のオーダのオーダ情報
を記録することを特徴とする請求項2〜請求項9のいず
れか1項に記載のプリント生産方法。』により、切断前
だけでなく、各複写原画と当該複写原画のオーダ情報の
記録位置が切断された1つの短尺フィルムの中に存在す
るように切断することで、各複写原画毎に切断した後で
あっても、複写用原稿を発注者に返却するために、プリ
ントなどと照合する際の作業が、複雑な制御機構を用い
なくても、複写用原稿に記録されたオーダ情報を目視又
は機械により読み取ることによりできる。
【0031】〔請求項11の説明〕『前記複写用原稿の
隣接する各複写原画の間に、各複写原画のオーダのオー
ダ情報を記録することを特徴とする請求項8又は請求項
9に記載のプリント生産方法。』により、複写用原稿の
隣接する各複写原画の間を有効に利用して、1本の複写
用原稿に複数の複写原画を記録しつつ、複写原画1駒分
で切断しても、その後の露光や撮像などでの切断された
複写用原稿のハンドリングを容易にでき、また、切断さ
れた後であっても、各複写原画のオーダを確認すること
ができる。
【0032】〔請求項12の説明〕『前記複写用原稿の
各複写原画の近傍に、各複写原画のプリント枚数を示す
プリント枚数情報を記録することを特徴とする請求項2
〜請求項11のいずれか1項に記載のプリント生産方
法。』により、切断前だけでなく、各複写原画と当該複
写原画のプリント枚数情報の記録位置が切断された1つ
の短尺フィルムの中に存在するように切断することで、
各複写原画毎に切断した後であっても、複写用原稿から
各複写原画のプリント枚数のプリントを得るためにプリ
ント枚数を確認する際の作業や、複写用原稿を発注者に
返却するために、プリント枚数を確認する際の作業が、
複雑な制御機構を用いなくても、複写用原稿に記録され
たオーダ情報を目視又は機械により読み取ることにより
できる。
【0033】〔請求項13の説明〕『前記複写用原稿の
隣接する各複写原画の間に、各複写原画のプリント枚数
を示すプリント枚数情報を記録することを特徴とする請
求項8、請求項9又は請求項11に記載のプリント生産
方法。』により、複写用原稿の隣接する各複写原画の間
を有効に利用して、1本の複写用原稿に複数の複写原画
を記録しつつ、複写原画1駒分で切断しても、その後の
露光や撮像などでの切断された複写用原稿のハンドリン
グを容易にでき、また、切断された後であっても、各複
写原画のプリント枚数を確認することができる。
【0034】〔請求項14の説明〕『前記複写用原稿の
隣接する各複写原画の間に、カットマークを入れること
を特徴とする請求項2〜請求項13のいずれか1項に記
載のプリント生産方法。』により、所望の位置で切断す
ることが容易にできる。特に、カットマークを入れる位
置を、各複写原画が記録された位置と各複写原画に対応
するオーダ情報やプリント枚数情報が記録された位置と
その間を除く所定の位置に設けることにより、各複写原
画と各複写原画に対応するオーダ情報やプリント枚数情
報が切断されることなく、切断することが容易にでき
る。
【0035】〔請求項15の説明〕『プリント用感光材
料に焼き付けた後の複写用原稿を、少なくとも各オーダ
毎に切断することを特徴とする請求項2〜請求項14の
いずれか1項に記載のプリント生産方法。』により、各
オーダ毎に複写用原稿を返却することができる。
【0036】〔請求項16の説明〕『少なくとも各オー
ダ毎のプリント用感光材料にオーダのオーダ情報を記録
することを特徴とする請求項2〜請求項15のいずれか
1項に記載のプリント生産方法。』により、プリント用
感光材料にオーダ情報が記録されるので、現像処理して
プリントになった後のプリントと複写用原稿の照合が容
易にできる。
【0037】〔請求項17の説明〕『葉書プリントを生
産するプリント生産システムにおいて、葉書プリントの
原画のデジタル画像情報を得るデジタル画像情報取得手
段と、前記デジタル画像情報取得手段により得られた前
記デジタル画像情報から、複写原画を記録された複写用
原稿を作成する複写用原稿作成手段と、前記複写用原稿
作成手段により作成された複写用原稿に記録された複写
原画から、プリント用感光材料に焼き付けて、前記葉書
プリントを作成するプリント手段と、を有することを特
徴とするプリント生産システム。』により、請求項1と
同様の作用・効果が得られる。
【0038】〔請求項18の説明〕『前記原画が、写真
画像を画像加工して得られる画像であり、前記デジタル
画像情報取得手段が、前記写真画像のデジタル画像情報
からデジタル画像処理することにより、前記原画のデジ
タル画像情報を得ることを特徴とする請求項17に記載
のプリント生産システム。』により、請求項2と同様な
作用・効果が得られる。
【0039】〔請求項19の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が、異なるオーダを含む複数の前記デジタル画像
情報から、各々のデジタル画像情報から得られる複写原
画を一列に並べて記録された複写用原稿を作成するもの
であり、前記プリント手段が、作成された複写用原稿に
記録された複写原画各々から、それぞれプリント用感光
材料に焼き付けて、葉書プリントを作成するものである
ことを特徴とする請求項17又は請求項18に記載のプ
リント生産システム。』により、請求項3と同様の作用
・効果が得られる。
【0040】〔請求項20の説明〕『デジタル画像情報
から前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピー
であるプリントを生産するために、プリント用感光材料
に焼き付けて前記プリントを得るための複写原画を記録
した複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成する複
写用原稿作成手段を有するプリント生産システムにおい
て、前記複写用原稿作成手段が、異なるオーダを含む複
数のデジタル画像情報から、複写原画を順に一列に並べ
て記録された複写用原稿を作成するものであり、前記複
写用原稿作成手段により作成された複写用原稿に記録さ
れた複写原画各々から、それぞれプリント用感光材料に
焼き付けて、プリントを作成するプリント手段を有する
ことを特徴とするプリント生産システム。』により、請
求項4と同様の作用・効果が得られる。
【0041】〔請求項21の説明〕『前記プリント手段
が、前記複写用原稿に記録された複写原画各々から、そ
れぞれプリント用感光材料に焼き付けて、複写原画毎の
プリント枚数のプリントを得ることを特徴とする請求項
19又は請求項20に記載のプリント生産システム。』
により、請求項5と同様の作用・効果が得られる。
【0042】〔請求項22の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が、前記複写用原稿に記録された複写原画のオー
ダのオーダ情報が前記複写用原稿に記録することを特徴
とする請求項19〜請求項21のいずれか1項に記載の
プリント生産システム。』により、請求項6と同様の作
用・効果を奏する。
【0043】〔請求項23の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、前記複写用原
稿に記録された各複写原画のプリント枚数を示すプリン
ト枚数情報が前記複写用原稿に記録され、前記複写用原
稿に記録されたプリント枚数情報を読み取るプリント枚
数情報読取手段と、前記プリント枚数読取手段によりプ
リント枚数情報を読み取られた複写用原稿を自動的にプ
リント用感光材料に焼き付けられるように搬送する搬送
手段と、を有し、前記プリント手段が、前記搬送手段に
より搬送された複写用原稿に記録された複写原画各々か
ら、読み取られたプリント枚数情報に基づいて、それぞ
れプリント用感光材料に焼き付けるものであることを特
徴とする請求項18〜請求項22のいずれか1項に記載
のプリント生産システム。』により、請求項7と同様の
作用・効果を奏する。
【0044】〔請求項24の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、各オーダが占
める複写用原稿の長さが2駒分以上の所定長さ以上とな
るように作成することを特徴とする請求項18〜請求項
23のいずれか1項に記載のプリント生産システム。』
により、請求項8と同様の作用・効果を奏する。
【0045】〔請求項25の説明〕『デジタル画像情報
から前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピー
であるプリントを生産するために、プリント用感光材料
に焼き付けて前記プリントを得るための複写原画を記録
した複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成するプ
リント生産システムにおいて、複数のデジタル画像情報
から、各々のデジタル画像から得られる複写原画を一列
に並べて記録された複写用原稿を、隣接する2つの〔隣
接する複写原画の間隔〕の合計が2駒分以上の所定長さ
以上となるように作成する複写用原稿作成手段と、作成
された複写用原稿に記録された複写原画各々から、それ
ぞれプリント用感光材料に焼き付けて、プリントを作成
するプリント手段を有することを特徴とするプリント生
産システム。』により、請求項9と同様の作用・効果を
奏する。
【0046】〔請求項26の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、前記複写用原
稿の各複写原画に近傍に、各複写原画のオーダのオーダ
情報を記録することを特徴とする請求項18〜請求項2
5のいずれか1項に記載のプリント生産システム。』に
より、請求項10と同様の作用・効果が得られる。
【0047】〔請求項27の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、前記複写用原
稿の隣接する各複写原画の間に、各複写原画のオーダの
オーダ情報を記録することを特徴とする請求項24に記
載のプリント生産システム。』により、請求項11と同
様の作用・効果を奏する。
【0048】〔請求項28の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、前記複写用原
稿の各複写原画の近傍に、各複写原画のプリント枚数を
示すプリント枚数情報を記録することを特徴とする請求
項18〜請求項27のいずれか1項に記載のプリント生
産システム。』により、請求項12と同様の作用・効果
が得られる。
【0049】〔請求項29の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、前記複写用原
稿の隣接する各複写原画の間に、各複写原画のプリント
枚数を示すプリント枚数情報を記録することを特徴とす
る請求項24、請求項25又は請求項27に記載のプリ
ント生産システム。』により、請求項13と同様の作用
・効果が得られる。
【0050】〔請求項30の説明〕『前記複写用原稿作
成手段が前記複写用原稿を作成する際に、前記複写用原
稿の隣接する各複写原画の間に、カットマークを入れる
ことを特徴とする請求項18〜請求項29のいずれか1
項に記載のプリント生産システム。』により、請求項1
4と同様の作用・効果が得られる。
【0051】〔請求項31の説明〕『プリント用感光材
料に焼き付けた後の複写用原稿を、少なくとも各オーダ
毎に切断する切断手段を有することを特徴とする請求項
18〜請求項30のいずれか1項に記載のプリント生産
システム。』により、請求項15と同様の作用・効果を
奏する。
【0052】〔請求項32の説明〕『少なくとも各オー
ダ毎のプリント用感光材料にオーダのオーダ情報を記録
する記録手段を有することを特徴とする請求項18〜請
求項31のいずれか1項に記載のプリント生産システ
ム。』により、請求項16と同様の作用・効果が得られ
る。
【0053】〔請求項33の説明〕『複数のデジタル画
像情報から前記デジタル画像情報のピクトリアルハード
コピーであるプリントをそれぞれ生産するために、前記
プリントをプリント用感光材料に焼き付けて得るための
複写原画を記録した複写用原稿を前記デジタル画像情報
から作成する複写用原稿作成手段を有するプリント生産
システムにおいて、複数のデジタル画像情報を得るデジ
タル画像情報取得手段と、前記デジタル画像情報取得手
段により得られる各デジタル画像情報に対応する当該デ
ジタル画像情報から作成されるプリントの枚数を特定す
るプリント枚数情報を得るプリント枚数情報取得手段
と、を有し、前記複写用原稿作成手段が、前記デジタル
画像情報取得手段により得られた複数のデジタル画像情
報から、デジタル画像情報の各々に対応する複写原画を
複数一列に並べて記録された複写用原稿を作成するもの
であり、さらに、前記複写用原稿作成手段により前記複
写用原稿に記録される複数の複写原画の各々の前記プリ
ント枚数情報を当該複写原画の順番情報とともに記憶す
るプリント枚数情報記憶手段と、前記プリント枚数情報
記憶手段により記憶された前記複写用原稿に記録される
複写原画の順番情報と前記プリント枚数情報に基づい
て、作成された複写用原稿に記録された複写原画各々か
ら、各複写原画に対応するプリント枚数のプリントを作
成するプリント手段と、を有することを特徴とするプリ
ント生産システム。』により、デジタル画像情報から前
記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーである
プリントを生産するために、複数のデジタル画像情報か
ら複数の複写原画を記録された複写用原稿を作成し、作
成された複写用原稿に記録された複写原画から、プリン
ト用感光材料に焼き付けて、プリントを大量に作成する
際で、各複写原画毎にプリント枚数が異なるような場合
であっても、各複写原画毎のプリント枚数の間違いな
く、効率的にプリントを得ることができる。
【0054】〔請求項34の説明〕『前記複写用原稿作
成手段により作成された複写用原稿の各複写原画の位置
データを得て、前記プリント枚数情報記憶手段に記憶さ
れた前記プリント枚数情報と対応付けて記憶させる位置
データ記憶手段を有し、前記プリント手段が、複写用原
稿を搬送させながら各複写原画の位置を計測して得られ
た位置データに基づいて、前記プリント枚数情報記憶手
段から、対応する前記プリント枚数情報を読み出し、読
み出したプリント枚数情報に基づいて、対応する複写原
画から、各複写原画に対応するプリント枚数のプリント
を作成するものであることを特徴とする請求項33に記
載のプリント生産システム。』により、請求項33と同
様の作用・効果を奏する。
【0055】〔請求項35の説明〕『前記複写用原稿が
感光フィルムから作成するものであって、前記複写用原
稿作成手段が、複数のデジタル画像情報から、感光フィ
ルムに複数のデジタル画像情報の各々に対応する複写原
画を一列に並べて潛像記録させる潛像形成手段と、前記
潛像形成手段により潛像記録された感光フィルムを現像
処理して前記複写用原稿を得る現像処理手段と、を有す
ることを特徴とする請求項33又は請求項34に記載の
プリント生産システム。』により、複写用原稿が現像処
理により得るものであっても、各複写原画毎のプリント
枚数の間違いなく、効率的にプリントを得ることができ
る。
【0056】〔請求項36の説明〕『複数のデジタル画
像情報から前記デジタル画像情報のピクトリアルハード
コピーであるプリントをそれぞれ生産するために、前記
プリントをプリント用感光材料に焼き付けて得るための
複写原画を記録した複写用原稿を前記デジタル画像情報
から作成する複写用原稿作成手段と、前記複写用原稿作
成手段により作成された前記複写用原稿からプリント用
感光材料に焼き付けプリントを得るプリント手段と、を
有するプリント生産システムにおいて、複数のデジタル
画像情報を得るデジタル画像情報取得手段と、前記デジ
タル画像情報取得手段により得られる各デジタル画像情
報に対応する当該デジタル画像情報から作成されるプリ
ントの枚数を特定するプリント枚数情報を得るプリント
枚数情報取得手段と、前記複写用原稿作成手段により前
記複写用原稿に記録される複数の複写原画の各々の前記
プリント枚数情報を当該複写原画の順番情報とともに記
憶するプリント枚数情報記憶手段と、前記複写用原稿作
成手段により作成された順を維持されながら、前記プリ
ント手段が作成された複数の複写用原稿の各々の複写用
原稿から、前記プリント手段によりプリントを得るもの
であり、その際に、前記プリント手段が、前記プリント
枚数情報記憶手段により記憶された前記順番情報と前記
プリント枚数情報に基づいて、各複写用原稿に対応する
プリント枚数のプリントを作成するものであることを特
徴とするプリント生産システム。』により、デジタル画
像情報から前記デジタル画像情報のピクトリアルハード
コピーであるプリントを生産するために、複数のデジタ
ル画像情報から複写原画を記録された複写用原稿を複数
(特に、多数)作成し、作成された複写用原稿に記録さ
れた複写原画から、プリント用感光材料に焼き付けて、
プリントを大量に作成する際で、各複写フィルム毎にプ
リント枚数が異なるような場合であっても、各複写フィ
ルム毎のプリント枚数の間違いなく、効率的にプリント
を得ることができる。
【0057】〔請求項37の説明〕『前記複写用原稿作
成手段により順に作成された複数の複写用原稿を、作成
された順を維持しながら焼き付け位置に搬送する搬送手
段を有し、前記プリント手段が、前記搬送手段により順
に搬送された複写用原稿からプリントを作成するもので
あることを特徴とする請求項36に記載のプリント生産
システム。』により、複写用原稿が作成された順に焼き
付け位置に搬送されるので、複写用原稿の順が狂うこと
がなく、各複写フィルム毎のプリント枚数の間違いな
く、効率的にプリントを得ることができる。
【0058】〔請求項38の説明〕『前記複写用原稿作
成手段により順に作成された複数の複写用原稿を、作成
された順を維持しながら互いにスプライスするスプライ
ス手段と、前記プリント手段が、前記スプライス手段に
よりスプライスされた複写用原稿からプリントを作成す
るものであることを特徴とする請求項36に記載のプリ
ント生産システム。』により、複写用原稿が作成された
順にスプライスされるので、複写用原稿の順が狂うこと
がなく、各複写フィルム毎のプリント枚数の間違いな
く、効率的にプリントを得ることができる。
【0059】〔請求項39の説明〕『前記複写用原稿作
成手段により順に作成された複数の複写用原稿を、作成
された順を維持しながら、収容順を維持してフィルムを
収容するフィルム容器に収容するフィルム収容手段と、
前記フィルム収容手段により前記複写用原稿作成手段に
より順に作成された複数の複写用原稿を順に収容された
前記フィルム容器から順に複写用原稿を取り出すフィル
ム取出手段と、前記プリント手段が、前記フィルム取出
手段により順に取り出された複写用原稿からプリントを
作成するものであることを特徴とする請求項36に記載
のプリント生産システム。』により、複写用原稿が作成
された順に収容されるので、複写用原稿の順が狂うこと
がなく、各複写フィルム毎のプリント枚数の間違いな
く、効率的にプリントを得ることができる。
【0060】〔請求項40の説明〕『複数のデジタル画
像情報から前記デジタル画像情報のピクトリアルハード
コピーであるプリントをそれぞれ生産するために、前記
プリントをプリント用感光材料に焼き付けて得るための
複写原画を記録した複写用原稿を前記デジタル画像情報
から作成するプリント生産方法において、複数のデジタ
ル画像情報と、各デジタル画像情報に対応する当該デジ
タル画像情報から作成されるプリントの枚数を特定する
プリント枚数情報を得て、得られた複数のデジタル画像
情報から、デジタル画像情報の各々に対応する複写原画
を複数一列に並べて記録された複写用原稿を作成し、前
記複写用原稿に記録される複数の複写原画の各々の前記
プリント枚数情報を当該複写原画の順番情報とともに記
憶し、記憶された前記複写用原稿に記録される複写原画
の順番情報と前記プリント枚数情報に基づいて、作成さ
れた複写用原稿に記録された複写原画各々から、各複写
原画に対応するプリント枚数のプリントを作成すること
を特徴とするプリント生産方法。』により、請求項33
と同様の作用・効果を奏する。
【0061】〔請求項41の説明〕『前記複写用原稿の
各複写原画の位置データを得て、記憶された前記プリン
ト枚数情報と対応付けて記憶させ、各複写原画の位置デ
ータを得られた複写用原稿を搬送させながら各複写原画
の位置を計測して得られた位置データに基づいて、記憶
した前記プリント枚数情報に基づいて、対応する複写原
画から、各複写原画に対応するプリント枚数のプリント
を作成するものであることを特徴とする請求項40に記
載のプリント生産方法。』により、請求項34と同様の
作用・効果を奏する。
【0062】〔請求項42の説明〕『前記複写用原稿が
感光フィルムから作成するものであって、複数のデジタ
ル画像情報から、感光フィルムに複数のデジタル画像情
報の各々に対応する複写原画を一列に並べて潛像記録さ
せ、潛像記録された感光フィルムを現像処理して、デジ
タル画像情報の各々に対応する複写原画を複数一列に並
べて記録された複写用原稿を作成するものであることを
特徴とする請求項41に記載のプリント生産方法。』に
より、請求項35と同様の作用・効果を奏する。
【0063】〔請求項43の説明〕『複数のデジタル画
像情報から前記デジタル画像情報のピクトリアルハード
コピーであるプリントをそれぞれ生産するために、前記
プリントをプリント用感光材料に焼き付けて得るための
複写原画を記録した複写用原稿を前記デジタル画像情報
から作成し、作成された前記複写用原稿からプリント用
感光材料に焼き付けプリントを得るプリント生産方法に
おいて、複数のデジタル画像情報と、各デジタル画像情
報に対応する当該デジタル画像情報から作成されるプリ
ントの枚数を特定するプリント枚数情報とを得て、前記
複写用原稿に記録される複数の複写原画の各々の前記プ
リント枚数情報を当該複写原画の順番情報とともに記憶
し、作成された順を維持されながら、作成された複数の
複写用原稿の各々の複写用原稿からプリントを得るもの
であり、その際に、記憶された前記順番情報と前記プリ
ント枚数情報に基づいて、各複写用原稿に対応するプリ
ント枚数のプリントを作成することを特徴とするプリン
ト生産方法。』により、請求項36と同様の作用・効果
を奏する。
【0064】〔請求項44の説明〕『順に作成された複
数の複写用原稿を、作成された順を維持しながら焼き付
け位置に搬送するものであり、順に搬送された複写用原
稿からプリントを作成することを特徴とする請求項43
に記載のプリント生産方法。』により、請求項37と同
様の作用・効果を奏する。
【0065】〔請求項45の説明〕『順に作成された複
数の複写用原稿を、作成された順を維持しながら互いに
スプライスし、スプライスされた複写用原稿からプリン
トを作成することを特徴とする請求項43に記載のプリ
ント生産方法。』により、請求項38と同様の作用・効
果を奏する。
【0066】〔請求項46の説明〕『順に作成された複
数の複写用原稿を、作成された順を維持しながら、収容
順を維持してフィルムを収容するフィルム容器に収容
し、順に作成された複数の複写用原稿を順に収容された
前記フィルム容器から順に複写用原稿を取り出し、順に
取り出された複写用原稿からプリントを作成することを
特徴とする請求項43に記載のプリント生産方法。』に
より、請求項39と同様の作用・効果を奏する。
【0067】〔用語の説明〕プリント枚数情報記憶手段
は、プリント手段を構成する装置又は装置群の内部又は
外部にあり、プリント手段と接続されたRAMやハード
ディスクなどの記憶装置でもよいし、可搬性の情報記録
媒体であってもよい。
【0068】可搬性の情報記憶媒体としては、フロッピ
ーディスクや磁気テープなどの磁気記録媒体やCD−R
OMなどの光学記録媒体やMOなどの光磁気記録媒体な
どの記録媒体や、電池バックアップされたRAMチップ
やICカードや、ROMチップなどが挙げられる。これ
らの記憶媒体のなかで、記録媒体や電池バックアップさ
れたRAMチップやICカードなどのプリンティングシ
ステムから分離・交換または書き換えできる不揮発性の
記憶媒体である方が、容易に分離・交換および書き換え
ができるので好ましい。
【0069】デジタル画像情報は、モノクロデジタル画
像情報でもよいし、複数の原色からなるカラーデジタル
画像情報でもよい。
【0070】複写用原稿は、複写原画を記録する媒体
で、感光材料に複写原画を露光して、露光された感光材
料を現像処理して得てもよいし、昇華型色素を受像する
媒体に感熱昇華型プリンタで複写原画を作成してもよい
し、他の方法で得てもよい。
【0071】感光材料には、用途により、撮影用感光材
料や、プリント用感光材料や、複写用感光材料などが挙
げられ、また、材料により、ハロゲン化銀感光材料や、
電子写真用感光体などが挙げられるが、本発明において
は、ハロゲン化銀感光材料が鮮鋭性や階調性や色再現性
などの観点から好ましい。そして、複写用感光材料とし
て、撮影用感光材料やプリント用感光材料などを用いて
もよい。撮影用感光材料には、撮影用感光フィルムや撮
影用感光ガラス板や撮影用感光紙などが挙げられる。プ
リント用感光材料には、印画紙やプリント用フイルムな
どが挙げられる。
【0072】感光材料にデジタル露光することにより画
像出力する画像出力手段としては、デジタル画像情報に
応じて発光するライン状発光素子群に対して感光材料を
相対的に移動させて露光することにより画像出力する装
置や、デジタル画像情報に応じて発光する面状発光素子
群により感光材料に密着露光することにより画像出力す
る装置や、デジタル画像情報に応じて発光する面状発光
素子群から感光材料に投影露光することにより画像出力
する装置やデジタル画像情報に応じて発光するレーザ光
のような収束光を感光材料上に走査することで画像出力
する装置などが挙げられる。そして、デジタル画像情報
に応じて発光する面状発光素子群から感光材料に投影露
光することにより画像出力する装置としては、デジタル
画像情報に応じて発光するCRTから感光材料に投影露
光することにより画像出力する装置や、デジタル画像情
報に応じて発光するTFT素子から感光材料に投影露光
することにより画像出力する装置などが挙げられる。
【0073】パターン画像情報は、絵柄画像情報である
必要はなく、テキスト形式の文字画像情報などであって
も構わない。パターン画像と写真画像の合成画像は、パ
ターン画像と写真画像とが重なっていてもよいし、離れ
ていてもよいが、本発明は重なっている場合に効果が顕
著である。また、パターン画像と写真画像の合成画像
は、1の写真画像だけでなく、複数の写真画像が合成さ
れていてもよいし、また、1のパターン画像だけでなく
複数のパターン画像が合成されていてもよいし、また、
イラスト画像や絵画画像などの他の第二の画像が合成さ
れていてもよい。また、もちろん、パターン画像には、
文字画像だけでなく、絵文字の画像や記号の画像や数字
の画像なども含まれることはいうまでもない。
【0074】
【発明の実施の形態】以下に本発明に関する具体例の一
例を実施形態として示すが、本発明はこれらに限定され
ない。また、実施形態には、用語等に対する断定的な表
現があるが、本発明の好ましい例を示すもので、本発明
の用語の意義や技術的範囲を限定するものではない。
【0075】実施形態1 本実施形態のプリント生産システムの概略構成図を図1
に示す。本プリント生産システムは、従来リスフィルム
に作成していた葉書プリントの文字画像や絵柄画像など
の非階調画像であるパターン画像と、従来写真原稿(通
常、短尺ネガフィルムや短尺ポジフィルム)の複写原画
を用いていた写真画像とを、それぞれデジタル画像情報
にして、デジタルパターン画像情報とデジタル写真画像
情報となし、これらのデジタル画像情報を合成処理して
複写用フィルムに出力し、そして複写用フィルムから印
画紙に焼き付けてプリントを得るシステムである。以
下、詳細に説明する。
【0076】ID情報が記入されている写真袋810
に、写真原稿840が収容された写真原稿袋830(通
常、ネガシートやスリーブシート)と、画像処理指定シ
ート820(合成する絵柄画像の番号や、文字画像を特
定するための文字や、写真画像の向きや、写真画像の切
抜範囲などが記録されたシート・元々の用紙にはこれら
の全てが記入できるようになっている。)とが入れられ
て本システムに入荷される。すると、受注受付装置22
0で、写真袋810に記入されているID情報とサービ
ス内容情報、プリント枚数情報、納品日情報、納品先情
報などを操作者が読み取り、キーボードから入力した
り、受注受付装置220に付属するOCR読取装置で読
み取ったりして、ID情報とサービス内容情報、プリン
ト枚数情報、納品日情報、納品先情報などを関連付け
て、これらの情報を得る。そして、受注受付装置220
で得られたID情報と関連付けられたサービス内容情
報、プリント枚数情報、納品日情報、納品先情報などを
中央制御記憶装置200に送る。中央制御記憶装置20
0は、受注受付装置220から送られたID情報と関連
付けてサービス内容情報、プリント枚数情報、納品日情
報、納品先情報などを記憶する。
【0077】次に、受注受付装置220で受付処理され
た写真袋810は、パターン画像生成装置320の操作
者に送られ、パターン画像生成装置320の操作者は、
先ず、写真袋810のID情報をパターン画像生成装置
320のキーボードから入力する。次に、パターン画像
生成装置320の操作者は、写真袋810に入っている
画像処理指定シート820を取り出し、画像処理指定シ
ート820に記録された合成する絵柄画像の番号や、文
字画像を特定するための文字や、写真画像の向きや、写
真画像の切抜範囲などをパターン画像生成装置320の
キーボードから入力する。そして、パターン画像生成装
置320はキーボードから入力された情報に従った処理
を行う。すなわち、合成する絵柄画像の番号が入力され
た場合、その絵柄画像の番号に相当するデジタル絵柄画
像情報を画像サーバ300から読み出し、そのデジタル
絵柄画像情報とID情報を対にして画像サーバ300に
記憶させる。また、文字画像を特定するための文字が入
力された場合、その文字に相当するデジタル文字画像情
報を生成し、そのデジタル文字画像情報とID情報を対
にして画像サーバ300に記憶させる。また、写真画像
の向きや写真画像の切抜範囲が入力された場合、その写
真画像の向きや写真画像の切抜範囲を特定する写真画像
処理内容特定情報を生成し、その写真画像処理内容特定
情報とID情報を対にして中央制御記憶装置200に送
り、中央制御記憶装置200が、そのID情報に該当す
る所にその写真画像の向きや写真画像の切抜範囲を特定
する写真画像処理内容特定情報が記憶される。
【0078】次に、パターン画像生成装置320で処理
された写真袋810は、画像入力装置360の操作者に
送られ、画像入力装置360の操作者は、先ず、写真袋
810のID情報を画像入力装置360のキーボードか
ら入力する。次に、画像入力装置360の操作者は、写
真袋810に入っている写真原稿袋830から所定の駒
が記録された写真原稿を取り出し、スキャナ380にセ
ットし、所定の駒の撮像を行い、デジタル写真画像情報
を得る。スキャナはこのデジタル写真画像情報を画像入
力装置360に送る。そして、画像入力装置360のモ
ニタに送られたデジタル写真画像情報を表示し、所望の
条件を満足するデジタル写真画像情報が得られたかどう
か操作者が確認し、OKであれば、ID情報を中央制御
記憶装置200に送り、中央制御記憶装置200がその
ID情報に該当する写真画像処理内容特定情報を読み出
し、読み出した写真画像処理内容特定情報の写真画像の
向きに応じて写真画像を回転させる画像処理を施し、読
み出した写真画像処理内容特定情報の切抜範囲に応じて
写真画像を切り抜く画像処理を施して、画像処理された
デジタル写真画像をID情報と対にして、画像サーバ3
00に送り、画像サーバ300は送られたID情報とデ
ジタル画像情報とを対にして記憶する。もし、NGであ
れば、再度スキャナに写真原稿840をセットし撮像か
らやり直す。
【0079】そして、画像処理装置340は中央制御記
憶装置200から送られたID情報とサービス内容情報
の組を記憶し、そして、送られたID情報に基づいて、
画像サーバ300から当該ID情報に対応するデジタル
文字画像情報、デジタル絵柄画像情報、デジタル写真画
像情報を読み出し、サービス内容情報に応じた適切な画
像処理を行う。すなわち、サービス内容情報に基づい
て、デジタル写真画像情報をデジタル文字画像情報やデ
ジタル絵柄画像情報と合成処理したり、特別な画像処理
を施したりする。そして、画像処理装置340は、画像
処理を終えると、得られたデジタル画像情報を画像サー
バ300にID情報とともに、画像処理済のデジタル画
像情報であることも示す情報を付加して記憶させ、中央
制御記憶装置200に終了信号を送信する。そして、中
央制御記憶装置200は記憶しているID情報とサービ
ス内容情報の次の組を画像処理装置340に送る。
【0080】また、画像出力装置400は、画像サーバ
300から画像処理済のデジタル画像情報であることを
示す情報が付加されているデジタル画像情報とそのID
情報を順次読み出し、画像出力処理を施し、画像出力信
号を昇華型フィルムプリンタ420に出し、昇華型フィ
ルムプリンタ420でフィルムに画像記録させる。そし
て、画像記録させると、そのID情報を基に、当該デジ
タル画像情報が記録済であることを示す情報を画像サー
バ300と中央制御装置200に送る。画像サーバ30
0は送られたID情報を基に、その画像が記録済である
ことを示す情報を記憶する。中央制御装置200も同様
に送られたID情報を基に、その画像が記録済であるこ
とを示す情報を記憶する。そして、中央制御装置200
は、画像が記録済であることを示す情報が送られる毎
に、そのID情報に対応するプリント枚数情報をその順
番とともに記憶し、焼付装置500で新たな写真原画か
ら焼き付ける度に、順番をカウントアップし、適切なプ
リント枚数情報を読み出し、焼付装置500に読みだし
たプリント枚数情報を送る。
【0081】昇華型フィルムレコーダ420は昇華色素
を受像するフィルムに、送られた画像出力信号に基づい
て作動する感熱ヘッドにより、感熱昇華型色素を受像さ
せて、複写用フィルムを形成する装置である。
【0082】そして、この画像出力装置400と昇華型
フィルムレコーダ420は、異なるオーダを含む複数の
デジタル画像情報から、送られたデジタル画像情報の順
番に複写原画を形成して、各々のデジタル画像情報から
得られる複写原画を一列に並べて記録された複写用フィ
ルムを作成するものである。
【0083】以下、形成される複写用フィルムの例につ
いて説明する。なお、以下の説明における第一の例の具
体例では複写原画は各々異なるオーダに属する複写原画
である例であり、第二の例と第三の例の具体例では1駒
目と2駒目とが同じオーダに属する複写原画で、3駒目
が別のオーダに属する複写原画である。
【0084】第一の例を図5に示す。第一の例は、複写
用フィルム700の先頭の記録領域710にこの複写用
フィルム700に記録される全ての複写原画のID情報
とプリント枚数情報とオーダ情報が光学的読取装置で読
み取りやすいように、バーコードやカルラコードなどの
コードで記録された例である。そして、複写原画は各々
1駒分のスペースが空けられて記録されており、この1
駒分のスペースにも隣の複写原画のID情報とプリント
枚数情報とオーダ情報が文字で記録されており、駒毎に
切断した後でも人が直ぐ認識できるようになっている。
具体的には、1駒目の複写原画701と2駒目の複写原
画702との間が1駒分開いており、この間のスペース
711には、1駒目の複写原画701のID情報とプリ
ント枚数情報とオーダ情報が文字で記録されている。同
様に、スペース712には、2駒目の複写原画702の
ID情報とプリント枚数情報とオーダ情報が文字で記録
されている。そして、駒毎に切断しやすいように、各駒
の画像とその駒以外のID情報とプリント枚数情報とオ
ーダ情報が文字で記録されているスペースとの間にカッ
トマークが記録されている。具体的には、1駒目の複写
原画701と先頭の記録領域との間にカットマーク72
1が記録され、2駒目の複写原画702と1駒目の複写
原画701のID情報とプリント枚数情報とオーダ情報
が文字で記録されているスペース711との間にカット
マーク721が記録されている。
【0085】第二の例を図6に示す。第二の例は、複写
用フィルム700の先頭の記録領域はなく、複写原画は
各々1駒分のスペースが空けられて記録されており、こ
の1駒分のスペースにも隣の複写原画のID情報とプリ
ント枚数情報とオーダ情報が文字とバーコードやカルラ
コードなどのコードで記録されており、光学的読取装置
での読み取りが容易になっており、文字で駒毎に切断し
た後でも人が直ぐ認識できるようになっている。具体的
には、1駒目の複写原画701の前の1駒分のスペース
731に、1駒目の複写原画のID情報とプリント枚数
情報とオーダ情報が文字とコードで記録されている。ま
た、1駒目の複写原画701と2駒目の複写原画702
との間が1駒分開いており、この間のスペース732に
は、2駒目の複写原画702のID情報とプリント枚数
情報とオーダ情報が文字とコードで記録されている。同
様に、スペース733には、3駒目の複写原画703の
ID情報とプリント枚数情報とオーダ情報が文字とコー
ドで記録されている。そして、駒毎に切断しやすいよう
に、各駒の画像とその駒以外のID情報とプリント枚数
情報とオーダ情報が文字で記録されているスペースとの
間にカットマークが記録されている。具体的には、先頭
のスペース731の前にカットマーク721が記録さ
れ、1駒目の複写原画701と2駒目の情報が記録され
ているスペース732との間にカットマーク722が記
録され、2駒目の複写原画702と3駒目の情報が記録
されているスペース733との間にカットマーク723
が記録されている。
【0086】第三の例を図7に示す。第三の例は、複写
用フィルム700の先頭の記録領域はなく、1オーダ分
のスペースが2駒分以上あるように複写原画が記録され
ており、その両端側に複写原画のID情報とプリント枚
数情報とオーダ情報が文字で記録された文字記録領域と
バーコードやカルラコードなどのコードで記録されたコ
ード記録領域が設けられている。そして、このコードで
光学的読取装置での読み取りが容易になっており、文字
で駒毎に切断した後でも人が直ぐ認識できるようになっ
ている。具体的には、1駒目の複写原画701の下端側
のスペース741に、1駒目の複写原画のID情報とプ
リント枚数情報とオーダ情報が文字で記録されている。
そして、1駒目の複写原画701の上端側のスペース7
51に、1駒目の複写原画のID情報とプリント枚数情
報とオーダ情報がコードで記録されている。また、1駒
目の複写原画701と2駒目の複写原画702とは同じ
オーダであるので、隣接して記録されている。そして、
2駒目の複写原画702の下端側のスペース742に、
2駒目の複写原画702のID情報とプリント枚数情報
とオーダ情報が文字で記録されている。また、2駒目の
複写原画702の上端側のスペース752に、2駒目の
複写原画702のID情報とプリント枚数情報とオーダ
情報がコードで記録されている。同様に、3駒目の複写
原画703の下端側のスペース743に、3駒目の複写
原画703のID情報とプリント枚数情報とオーダ情報
が文字で記録されている。また、3駒目の複写原画70
3の上端側のスペース753に、3駒目の複写原画70
3のID情報とプリント枚数情報とオーダ情報がコード
で記録されている。そして、3駒目の複写原画のオーダ
は1駒だけなので、2駒目と1駒分のスペースが開かれ
ている。そして、オーダ毎に切断しやすいように、各オ
ーダの間にカットマーク721、722が記録されてい
る。
【0087】そして、昇華型フィルムレコーダ420で
形成された複写用フィルムは、昇華型フィルムレコーダ
420と焼付装置500の焼付マスクとを連結する所定
の搬送路に沿って、順次搬送され、焼付装置500に送
られる。従って、昇華型フィルムレコーダ420で形成
された複写用フィルムの順番と複写用フィルムに記録さ
れた複写原画の順番は狂うことなく、その順番のまま焼
付装置500の焼付マスクにセットされることになる。
これにより、複写用フィルムが作成された順に焼付マス
クに搬送されるので、複写用フィルムの順が狂うことが
なく、各複写フィルム毎のプリント枚数の間違いなく、
効率的にプリントを得ることができる。
【0088】焼付装置500は、送られた複写用フィル
ムの複写用フィルムに記録された複写原画各々を焼付マ
スクにセットし、複写原画各々から、それぞれ印画紙に
焼き付ける。その際に、中央制御記憶装置200から順
に送られたプリント枚数情報に従って、送られたプリン
ト枚数情報のプリント枚数だけ、当該複写原画から印画
紙に焼き付ける。そして、当該複写原画の焼付が終了す
ると焼付終了信号を中央制御記憶装置200に送り、次
の複写原画のプリント枚数情報を送ってもらう。
【0089】また、焼付装置500は、印画紙の裏に印
字する印字装置が内蔵されており、中央制御装置200
から順に送られるオーダ情報に基づいて、各オーダ毎の
印画紙の先頭の印画紙に、そのオーダのオーダ情報を記
録するようになっている。そして、焼付装置500で焼
き付けられた印画紙は、印画紙現像処理装置540に送
られ、印画紙現像処理装置540は、送られた印画紙を
現像処理してプリントロールにする。そして、プリント
ロールはチェック機560にかけられ、チェック機56
0でプリントチェックされる。そして、プリントチェッ
クされた後、葉書貼付切断装置580にかけられる。葉
書貼付切断装置580は、プリントロールの1駒1駒に
葉書を貼付して打ち抜き葉書プリントにして、包装装置
620に送る。
【0090】また、焼付装置500で焼き付けられた複
写用フィルムはフィルム切断装置660に送られ、オー
ダ毎に切断される。そして、オーダ毎に切断された複写
用フィルムは包装装置620に送られる。
【0091】中央制御記憶装置200は、記憶している
ID情報とサービス内容情報とプリント枚数情報と納品
先情報から値付け情報やリーフ発行用情報を生成し、I
D情報とサービス内容情報とプリント枚数情報と納品先
情報と値付け情報とリーフ発行用情報をリーフ発行装置
640に送る。リーフ発行装置640は、送られたID
情報とサービス内容情報とプリント枚数情報と納品先情
報と値付け情報とリーフ発行用情報に基づいて、これら
の情報が記録されたリーフを発行し、包装装置620に
送る。
【0092】また、中央制御装置200は、記憶してい
るID情報とサービス内容情報とプリント枚数情報と納
品先情報を包装制御装置600に送り、包装装置620
をこれらに基づいて制御させる。
【0093】実施形態2 本実施形態のプリント生産システムの概略構成図を図2
に示す。本プリント生産システムは、実施形態1のプリ
ント生産システムの変形形態である。以下実施形態1と
相違する点のみ記載する。なお、他の点は実施形態1と
全く同じである。
【0094】画像出力装置400は、画像サーバ300
から画像処理済のデジタル画像情報であることを示す情
報が付加されているデジタル画像情報とそのID情報を
順次読み出し、画像出力処理を施し、画像出力信号をフ
ィルムレコーダ440に出し、フィルムレコーダ440
で複写用感光フィルムにその画像の潛像を記録させる。
そして、画像の潛像を記録させると、そのID情報を基
に、当該デジタル画像情報が記録済であることを示す情
報を画像サーバ300と中央制御装置200に送る。画
像サーバ300は送られたID情報を基に、その画像が
記録済であることを示す情報を記憶する。中央制御装置
200も同様に送られたID情報を基に、その画像が記
録済であることを示す情報を記憶する。そして、中央制
御装置200は、画像が記録済であることを示す情報が
送られる毎に、そのID情報に対応するプリント枚数情
報をその順番とともに記憶し、焼付装置500で新たな
写真原画から焼き付ける度に、順番をカウントアップ
し、適切なプリント枚数情報を読み出し、焼付装置50
0に読みだしたプリント枚数情報を送る。
【0095】フィルムレコーダ440は、CRTの先に
レンズを通して一眼レフカメラ本体を接続した構造で、
カメラ本体のパトローネ室にセットされたパトローネか
ら送りだされた135規格のハロゲン化銀カラーネガ感
光フィルムを順次1駒づつ露出位置に送りつつ自動的に
巻き上げ、フィルムレコーダ440に送られた画像出力
信号に基づいて発光するCRTの像をレンズでカメラ本
体の露出位置の感光フィルムに露出させる装置である。
そして、新しい未露出の感光フィルムを収容したパトロ
ーネ850をセットし、パトローネ1本分の感光フィル
ムを露出しおわると、自動的に先端ベロ出し状態まで巻
き戻し、先端ベロ出し状態まで巻き戻されたパトローネ
851を取り出し、フィルム現像処理装置480にセッ
トする。なお、フィルム現像処理装置480にパトロー
ネ851をセットしてから、新しい未露出の感光フィル
ムを収容したパトローネ851をカメラ本体のパトロー
ネ室にセットする。そのために、フィルム現像処理装置
480にパトローネ851をセットしてからでないと、
新しい未露出の感光フィルムを収容したパトローネ85
1をカメラ本体のパトローネ室にセットできないように
してもよい。
【0096】なお、この画像出力装置400とフィルム
レコーダ440は、異なるオーダを含む複数のデジタル
画像情報から、送られたデジタル画像情報の順番に複写
原画の潛像を形成して、複写原画を一列に並べて記録さ
れた複写用フィルムを作成するものである。本実施形態
でも、作成される複写用フィルムの形態は実施形態1で
説明した複写用フィルムの例のいずれの複写用フィルム
の形態であってもよい。
【0097】そして、フィルム現像処理装置480はフ
ィルム現像処理装置480にセットされた先端ベロ出し
状態のパトローネ851から感光フィルムを取り出し、
現像処理して、複写用フィルムとする。そして、現像処
理装置の出口と焼付マスクとを連結する所定の搬送路に
沿って、順次搬送され、焼付装置500に送られる。従
って、現像処理装置480から得られた複写用フィルム
の順番と複写用フィルムに記録された複写原画の順番は
狂うことなく、その順番のまま焼付装置500の焼付マ
スクにセットされることになる。これにより、複写用フ
ィルムが作成された順に焼付マスクに搬送されるので、
複写用フィルムの順が狂うことがなく、各複写フィルム
毎のプリント枚数の間違いなく、効率的にプリントを得
ることができる。
【0098】焼付装置500は、送られた複写用フィル
ムに記録された複写原画を逐次焼付マスクにセットし、
複写原画各々から、それぞれ印画紙に焼き付ける。その
際に、中央制御記憶装置200から複写用フィルムの複
写原画の順番に該当する順番情報に対応するプリント枚
数情報を送ってもらい、送られたプリント枚数情報のプ
リント枚数だけ、当該複写原画から印画紙に焼き付け
る。そして、当該複写原画の焼付が終了すると焼付終了
信号を中央制御記憶装置200に送り、次の順番の複写
原画のプリント枚数情報を送ってもらう。
【0099】また、焼付装置500は、印画紙の裏に印
字する印字装置が内蔵されており、中央制御装置200
から順に送られるオーダ情報に基づいて、各オーダ毎の
印画紙の先頭の印画紙に、そのオーダのオーダ情報を記
録するようになっている。
【0100】実施形態3 本実施形態のプリント生産システムの概略構成図を図3
に示す。本プリント生産システムは、実施形態1のプリ
ント生産システムの変形形態である。以下実施形態1と
相違する点のみ記載する。なお、他の点は実施形態1と
全く同じである。
【0101】画像出力装置400は、画像サーバ300
から画像処理済のデジタル画像情報であることを示す情
報が付加されているデジタル画像情報とそのID情報を
順次読み出し、画像出力処理を施し、画像出力信号をフ
ィルムレコーダ440に出し、フィルムレコーダ440
で複写用感光フィルムにその画像の潛像を記録させる。
そして、画像の潛像を記録させると、そのID情報を基
に、中央制御記憶装置200からプリント枚数情報を読
み出し、フロッピーディスク870に順番にID情報と
プリント枚数情報を記憶させる。なお、フロッピーディ
スク870には、後述するスプライサ460でスプライ
スされる5本分の複写用感光フィルムのID情報とプリ
ント枚数情報が順番に記憶され、スプライスが終了する
と、スプライスされたフィルムとともに前処理装置52
0の操作者に渡される。そして、同時に、そのID情報
を基に、当該デジタル画像情報が記録済であることを示
す情報を画像サーバ300と中央制御装置200に送
る。画像サーバ300は送られたID情報を基に、その
画像が記録済であることを示す情報を記憶する。中央制
御装置200も同様に送られたID情報を基に、その画
像が記録済であることを示す情報を記憶する。そして、
中央制御装置200は、画像が記録済であることを示す
情報を記憶する。
【0102】フィルムレコーダ440は、CRTの先に
レンズを通して一眼レフカメラ本体を接続した構造で、
カメラ本体のパトローネ室にセットされたパトローネか
ら送りだされた感光フィルムを順次1駒づつ露出位置に
送りつつ自動的に巻き上げ、フィルムレコーダ440に
送られた画像出力信号に基づいて発光するCRTの像を
レンズでカメラ本体の露出位置の感光フィルムに露出さ
せる装置である。そして、新しい未露出の感光フィルム
を収容したパトローネ850をセットし、パトローネ1
本分の感光フィルムを露出しおわると、自動的に先端ベ
ロ出し状態まで巻き戻し、先端ベロ出し状態まで巻き戻
されたパトローネ851を取り出し、スプライサ460
にセットする。なお、スプライサ460にパトローネ8
51をセットしてから、新しい未露出の感光フィルムを
収容したパトローネ851をカメラ本体のパトローネ室
にセットする。そのために、スプライサ460にパトロ
ーネ851をセットしてからでないと、新しい未露出の
感光フィルムを収容したパトローネ851をカメラ本体
のパトローネ室にセットできないようにしてもよい。
【0103】なお、この画像出力装置400とフィルム
レコーダ440は、異なるオーダを含む複数のデジタル
画像情報から、送られたデジタル画像情報の順番に複写
原画を一列に並べて記録された複写用フィルムを作成す
るものである。本実施形態でも、複写用フィルムの形態
は、実施形態1で説明した複写用フィルムの例のいずれ
の複写用フィルムの形態であってもよい。
【0104】そして、スプライサ460はセットされた
先端ベロ出し状態のパトローネ851から感光フィルム
を取り出し、前の感光フィルムとスプライスする。そし
て、5本分の感光フィルムがスプライスされると、スプ
ライスロール860として、フィルム現像処理装置48
0にセットされる。フィルム現像処理装置480はセッ
トされたスプライスロール860の感光フィルムを現像
処理して、複写用フィルムのスプライスロールとする。
そして、複写用フィルムのスプライスロールが前処理装
置520にセットされる。
【0105】前処理装置520の操作者は渡されたフロ
ッピーディスクを、そのフロッピーディスクに対応する
スプライスロール860が渡されると前処理装置520
のフロッピーディスクドライブにセットし、渡されたス
プライスロール860も前処理装置520にセットす
る。
【0106】前処理装置520は、フィルム現像処理装
置480により現像処理され、セットされた複写用フィ
ルムのスプライスロールを送り出し、スプライスロール
の各複写用フィルムの複写原画の位置を判定して、当該
複写原画の位置の位置データを得るとともに、各複写原
画に対応する得られた位置データとセットされたフロッ
ピーディスク870により記憶されたプリント枚数情報
を対応付け、フロッピーディスク870に各複写原画に
対応する得られた位置データをプリント枚数情報と対応
づけて記憶させて、複写用フィルムのスプライスロール
とともに焼付装置500の操作者に渡す。
【0107】焼付装置500の操作者は渡された複写用
フィルムのスプライスロールを焼付装置500にセット
し、フロッピーディスク870を焼付装置500のフロ
ッピーディスクドライブにセットする。
【0108】焼付装置500は、セットされた複写用フ
ィルムのスプライスロールの各複写用フィルムに記録さ
れた複写原画各々を焼付マスクにセットし、複写原画各
々から、それぞれ印画紙に焼き付ける。その際に、焼付
装置500のフロッピーディスクドライブにセットされ
たフロッピーディスク870に記憶されたプリント枚数
情報に従って、読み出されたプリント枚数情報のプリン
ト枚数だけ、当該複写原画から印画紙に焼き付ける。そ
して、当該複写原画の焼付が終了すると焼付終了信号を
フロッピーディスクドライブに送り、次の複写原画のプ
リント枚数情報と位置データを読み取り、読み取った位
置データに基づき、複写用フィルムを搬送させながら位
置を計り、得られた位置データに基づいて、対応する前
記プリント枚数情報を読み出し、読み出したプリント枚
数情報に基づいて、対応する複写原画から、各複写原画
に対応するプリント枚数のプリントを作成する。
【0109】従って、複写用フィルムの順番と複写用フ
ィルムに記録された複写原画の順番は狂うことなく、そ
の順番のまま焼付装置500の焼付マスクにセットされ
ることになる。これにより、複写用フィルムが作成され
た順に焼付マスクに搬送されるので、複写用フィルムの
順が狂うことがなく、各複写フィルム毎のプリント枚数
の間違いなく、効率的にプリントを得ることができる。
【0110】また、焼付装置500は、印画紙の裏に印
字する印字装置が内蔵されており、中央制御装置200
から順に送られるオーダ情報に基づいて、各オーダ毎の
印画紙の先頭の印画紙に、そのオーダのオーダ情報を記
録するようになっている。
【0111】実施形態4 本実施形態のプリント生産システムの概略構成図を図3
に示す。本プリント生産システムは、実施形態1のプリ
ント生産システムの変形形態である。以下実施形態1と
相違する点のみ記載する。なお、他の点は実施形態1と
全く同じである。
【0112】画像出力装置400は、画像サーバ300
から画像処理済のデジタル画像情報であることを示す情
報が付加されているID情報を順次読み出し、そのID
情報を基に、中央制御記憶装置200からプリント枚数
情報を読み出し、順番にID情報とプリント枚数情報を
複写用フィルム1本分記憶し、複写用フィルム1本分の
ID情報とプリント枚数情報を複写用フィルムの先頭領
域710に記録させるための出力信号をフィルムレコー
ダ440に送る。そして、次に、前述の順にID情報に
基づいてデジタル画像情報を順次読み出し、画像出力処
理を施し、画像出力信号をフィルムレコーダ440に出
し、フィルムレコーダ440で複写用感光フィルムにそ
の画像の潛像とID情報とプリント枚数情報を記録させ
る。
【0113】そして、同時に、そのID情報を基に、当
該デジタル画像情報が記録済であることを示す情報を画
像サーバ300と中央制御装置200に送る。画像サー
バ300は送られたID情報を基に、その画像が記録済
であることを示す情報を記憶する。中央制御装置200
も同様に送られたID情報を基に、その画像が記録済で
あることを示す情報を記憶する。そして、中央制御装置
200は、画像が記録済であることを示す情報を記憶す
る。
【0114】フィルムレコーダ440は、CRTの先に
レンズを通して一眼レフカメラ本体を接続した構造で、
カメラ本体のパトローネ室にセットされたパトローネか
ら送りだされた感光フィルムを順次1駒づつ露出位置に
送りつつ巻き上げ、フィルムレコーダ440に送られた
画像出力信号に基づいて発光するCRTの像をレンズで
カメラ本体の露出位置の感光フィルムに露出させる装置
である。そして、新しい未露出の感光フィルムを収容し
たパトローネ850をセットし、パトローネ1本分の感
光フィルムを露出しおわると、自動的に先端ベロ出し状
態まで巻き戻し、先端ベロ出し状態まで巻き戻されたパ
トローネ851を取り出し、先端ベロ出し状態まで巻き
戻されたパトローネ851を取り出し、フィルム現像処
理装置480にセットする。なお、フィルム現像処理装
置480にパトローネ851をセットしてから、新しい
未露出の感光フィルムを収容したパトローネ851をカ
メラ本体のパトローネ室にセットする。そのために、フ
ィルム現像処理装置480にパトローネ851をセット
してからでないと、新しい未露出の感光フィルムを収容
したパトローネ851をカメラ本体のパトローネ室にセ
ットできないようにしてもよい。
【0115】なお、この画像出力装置400とフィルム
レコーダ440は、異なるオーダを含む複数のデジタル
画像情報から、送られたデジタル画像情報の順番に複写
原画を一列に並べて記録された複写用フィルムを作成す
るものである。本実施形態では、実施形態1で説明した
複写用フィルムの例の第一の例の形態の複写用フィルム
を作成する。
【0116】そして、フィルム現像処理装置480はフ
ィルム現像処理装置480にセットされた先端ベロ出し
状態のパトローネ851から感光フィルムを取り出し、
現像処理して、複写用フィルムとする。そして、複写用
フィルムはフィルム現像処理装置480に付属するフィ
ルム収容装置442に自動的に順次搬送され、フィルム
収容装置442は順次送られた複写用フィルムをフィル
ム収容容器1に順に収容する。そして、フィルム収容容
器1が複写用フィルムを10本分収容すると、複写用フ
ィルムを10本分収容したフィルム収容容器1を前処理
装置520に付属するフィルム取り出し装置521にセ
ットする。
【0117】フィルム取り出し装置521はフィルム収
容容器1から順に複写用フィルムを取り出し、前処理装
置520に順に供給する。なお、フィルム収容容器1が
収容した順番と逆順で複写用フィルムを送り出すもので
ある場合、以降のフロッピーディスクに記録されている
順番情報を逆順に扱うか、複写用フィルムの順をさらに
逆順にする機構を設ければよい。
【0118】前処理装置520は、フィルム取り出し装
置521から供給された複写用フィルムの先頭領域に記
録されたプリント枚数情報を読み取り、焼付装置500
に読み取ったプリント枚数情報を送るとともに、カット
マークを検出し、カットマーク位置情報をフィルム切断
装置660に送り、フィルム切断装置660は送られた
カットマーク位置情報に基づいてフィルムを切断する。
【0119】そして、前処理装置520から順次所定の
搬送経路を通して、各複写用フィルムは順に焼付装置5
00に送られる。
【0120】焼付装置500は、送られた複写用フィル
ムに記録された複写原画各々を焼付マスクにセットし、
複写原画各々から、それぞれ印画紙に焼き付ける。その
際に、焼付装置500に送られたプリント枚数情報に従
って、プリント枚数情報のプリント枚数だけ、当該複写
原画から印画紙に焼き付ける。
【0121】従って、複写用フィルムの順番と複写用フ
ィルムに記録された複写原画の順番は狂うことなく、そ
の順番のまま焼付装置500の焼付マスクにセットされ
ることになる。これにより、複写用フィルムが作成され
た順に焼付マスクに搬送されるので、複写用フィルムの
順が狂うことがなく、各複写フィルム毎のプリント枚数
の間違いなく、効率的にプリントを得ることができる。
【0122】また、焼付装置500は、印画紙の裏に印
字する印字装置が内蔵されており、中央制御装置200
から順に送られるオーダ情報に基づいて、各オーダ毎の
印画紙の先頭の印画紙に、そのオーダのオーダ情報を記
録するようになっている。
【0123】
【発明の効果】第一の発明の効果は、生産効率を維持し
つつ、写真画像の画像処理を自由に選択でき、より個性
的な葉書プリントが得られやすく、しかも、焼き付けに
特別な機構を設ける必要なく、装置の小型化が可能にな
ることである。
【0124】第二の発明の効果は、1オーダの複写原画
を記録された複写用原稿を作成するのと比べて、1オー
ダの複写原画が1駒であるような場合であっても、複写
用原稿を構成する媒体の無駄が少なく、1駒あたりの搬
送時間が短く、効率的に生産できるようになることであ
る。
【0125】第三の発明の効果は、デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、複数のデジタル画像情
報から複数の複写原画を記録された複写用原稿を作成
し、作成された複写用原稿に記録された複写原画から、
プリント用感光材料に焼き付けて、プリントを大量に作
成する際で、各複写原画毎にプリント枚数が異なるよう
な場合であっても、各複写原画毎のプリント枚数の間違
いなく、効率的にプリントを得ることができるようにな
ることである。
【0126】第四の発明の効果は、1本の複写用原稿に
複数の複写原画を記録しつつ、複写原画1駒分で切断し
ても、その後の露光や撮像などでのハンドリングを容易
になることである。
【0127】第五の発明の効果は、デジタル画像情報か
ら前記デジタル画像情報のピクトリアルハードコピーで
あるプリントを生産するために、複数のデジタル画像情
報から複写原画を記録された複写用フィルムを複数(特
に、多数)作成し、作成された複写用原稿に記録された
複写原画から、プリント用感光材料に焼き付けて、プリ
ントを大量に作成する際で、各複写用原稿毎にプリント
枚数が異なるような場合であっても、各複写用原稿毎の
プリント枚数の間違いなく、効率的にプリントを得るこ
とができるようになることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の画像出力システムの概略構成図。
【図2】実施形態2の画像出力システムの概略構成図。
【図3】実施形態3の画像出力システムの概略構成図。
【図4】実施形態4の画像出力システムの概略構成図。
【図5】実施形態の複写用フィルムの第一の例を示す
図。
【図6】実施形態の複写用フィルムの第二の例を示す
図。
【図7】実施形態の複写用フィルムの第三の例を示す
図。
【符号の説明】
1 収容容器 810 写真袋 820 画像処理指定シート 830 写真原稿袋 840 写真原稿 850 パトローネ 860 スプライスロール 870 フロッピーディスク

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 葉書プリントを生産するプリント生産方
    法において、葉書プリントの原画のデジタル画像情報を
    得て、得られた前記デジタル画像情報から、複写原画を
    記録された複写用原稿を作成し、作成された複写用原稿
    に記録された複写原画から、プリント用感光材料に焼き
    付けて、前記葉書プリントを作成することを特徴とする
    プリント生産方法。
  2. 【請求項2】 前記原画が、写真画像を画像加工して得
    られる画像であり、前記写真画像のデジタル画像情報か
    らデジタル画像処理により、前記原画のデジタル画像情
    報を得ることを特徴とする請求項1に記載のプリント生
    産方法。
  3. 【請求項3】 異なるオーダを含む複数の前記デジタル
    画像情報から、各々のデジタル画像情報から得られる複
    写原画を一列に並べて記録された複写用原稿を作成し、
    作成された複写用原稿に記録された複写原画各々から、
    それぞれプリント用感光材料に焼き付けて、葉書プリン
    トを作成することを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のプリント生産方法。
  4. 【請求項4】 デジタル画像情報から前記デジタル画像
    情報のピクトリアルハードコピーであるプリントを生産
    するために、プリント用感光材料に焼き付けて前記プリ
    ントを得るための複写原画を記録した複写用原稿を前記
    デジタル画像情報から作成するプリント生産方法におい
    て、異なるオーダを含む複数のデジタル画像情報から、
    各々のデジタル画像情報から得られる複写原画を一列に
    並べて記録された複写用原稿を作成し、作成された複写
    用原稿に記録された複写原画各々から、それぞれプリン
    ト用感光材料に焼き付けて、プリントを作成することを
    特徴とするプリント生産方法。
  5. 【請求項5】 前記複写用原稿に記録された複写原画各
    々から、それぞれプリント用感光材料に焼き付けて、複
    写原画毎のプリント枚数のプリントを得ることを特徴と
    する請求項3又は請求項4に記載のプリント生産方法。
  6. 【請求項6】 前記複写用原稿に記録された複数の複写
    原画のオーダのオーダ情報が前記複写用原稿に記録され
    ることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項
    に記載のプリント生産方法。
  7. 【請求項7】 前記複写用原稿に記録された各複写原画
    のプリント枚数を示すプリント枚数情報が前記複写用原
    稿に記録され、前記複写用原稿に記録されたプリント枚
    数情報を読み取り、プリント枚数情報を読み取られた複
    写用原稿を自動的に搬送して、作成された複写用原稿に
    記録された複写原画各々から、読み取られたプリント枚
    数情報に基づいて、それぞれプリント用感光材料に焼き
    付けることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか
    1項に記載のプリント生産方法。
  8. 【請求項8】 前記複写用原稿を作成する際に、各オー
    ダが占める複写用原稿の長さが2駒分以上の所定長さ以
    上となるように作成することを特徴とする請求項2〜請
    求項7のいずれか1項に記載のプリント生産方法。
  9. 【請求項9】 デジタル画像情報から前記デジタル画像
    情報のピクトリアルハードコピーであるプリントを生産
    するために、プリント用感光材料に焼き付けて前記プリ
    ントを得るための複写原画を記録した複写用原稿を前記
    デジタル画像情報から作成するプリント生産方法におい
    て、複数のデジタル画像情報から、各々のデジタル画像
    情報から得られる複写原画を一列に並べて記録された複
    写用原稿を、隣接する2つの〔隣接する複写原画の間
    隔〕の合計が2駒分以上の所定長さ以上となるように作
    成し、作成された複写用原稿に記録された複写原画各々
    から、それぞれプリント用感光材料に焼き付けて、プリ
    ントを作成することを特徴とするプリント生産方法。
  10. 【請求項10】 前記複写用原稿の各複写原画に近傍
    に、各複写原画のオーダのオーダ情報を記録することを
    特徴とする請求項2〜請求項9のいずれか1項に記載の
    プリント生産方法。
  11. 【請求項11】 前記複写用原稿の隣接する各複写原画
    の間に、各複写原画のオーダのオーダ情報を記録するこ
    とを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のプリント
    生産方法。
  12. 【請求項12】 前記複写用原稿の各複写原画の近傍
    に、各複写原画のプリント枚数を示すプリント枚数情報
    を記録することを特徴とする請求項2〜請求項11のい
    ずれか1項に記載のプリント生産方法。
  13. 【請求項13】 前記複写用原稿の隣接する各複写原画
    の間に、各複写原画のプリント枚数を示すプリント枚数
    情報を記録することを特徴とする請求項8、請求項9又
    は請求項11に記載のプリント生産方法。
  14. 【請求項14】 前記複写用原稿の隣接する各複写原画
    の間に、カットマークを入れることを特徴とする請求項
    2〜請求項13のいずれか1項に記載のプリント生産方
    法。
  15. 【請求項15】 プリント用感光材料に焼き付けた後の
    複写用原稿を、少なくとも各オーダ毎に切断することを
    特徴とする請求項2〜請求項14のいずれか1項に記載
    のプリント生産方法。
  16. 【請求項16】 少なくとも各オーダ毎のプリント用感
    光材料にオーダのオーダ情報を記録することを特徴とす
    る請求項2〜請求項15のいずれか1項に記載のプリン
    ト生産方法。
  17. 【請求項17】 葉書プリントを生産するプリント生産
    システムにおいて、葉書プリントの原画のデジタル画像
    情報を得るデジタル画像情報取得手段と、前記デジタル
    画像情報取得手段により得られた前記デジタル画像情報
    から、複写原画を記録された複写用原稿を作成する複写
    用原稿作成手段と、前記複写用原稿作成手段により作成
    された複写用原稿に記録された複写原画から、プリント
    用感光材料に焼き付けて、前記葉書プリントを作成する
    プリント手段と、を有することを特徴とするプリント生
    産システム。
  18. 【請求項18】 前記原画が、写真画像を画像加工して
    得られる画像であり、前記デジタル画像情報取得手段
    が、前記写真画像のデジタル画像情報からデジタル画像
    処理することにより、前記原画のデジタル画像情報を得
    ることを特徴とする請求項17に記載のプリント生産シ
    ステム。
  19. 【請求項19】 前記複写用原稿作成手段が、異なるオ
    ーダを含む複数の前記デジタル画像情報から、各々のデ
    ジタル画像情報から得られる複写原画を一列に並べて記
    録された複写用原稿を作成するものであり、前記プリン
    ト手段が、作成された複写用原稿に記録された複写原画
    各々から、それぞれプリント用感光材料に焼き付けて、
    葉書プリントを作成するものであることを特徴とする請
    求項17又は請求項18に記載のプリント生産システ
    ム。
  20. 【請求項20】 デジタル画像情報から前記デジタル画
    像情報のピクトリアルハードコピーであるプリントを生
    産するために、プリント用感光材料に焼き付けて前記プ
    リントを得るための複写原画を記録した複写用原稿を前
    記デジタル画像情報から作成する複写用原稿作成手段を
    有するプリント生産システムにおいて、前記複写用原稿
    作成手段が、異なるオーダを含む複数のデジタル画像情
    報から、複写原画を順に一列に並べて記録された複写用
    原稿を作成するものであり、前記複写用原稿作成手段に
    より作成された複写用原稿に記録された複写原画各々か
    ら、それぞれプリント用感光材料に焼き付けて、プリン
    トを作成するプリント手段を有することを特徴とするプ
    リント生産システム。
  21. 【請求項21】 前記プリント手段が、前記複写用原稿
    に記録された複写原画各々から、それぞれプリント用感
    光材料に焼き付けて、複写原画毎のプリント枚数のプリ
    ントを得ることを特徴とする請求項19又は請求項20
    に記載のプリント生産システム。
  22. 【請求項22】 前記複写用原稿作成手段が、前記複写
    用原稿に記録された複写原画のオーダのオーダ情報が前
    記複写用原稿に記録することを特徴とする請求項19〜
    請求項21のいずれか1項に記載のプリント生産システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、前記複写用原稿に記録された各複
    写原画のプリント枚数を示すプリント枚数情報が前記複
    写用原稿に記録され、前記複写用原稿に記録されたプリ
    ント枚数情報を読み取るプリント枚数情報読取手段と、
    前記プリント枚数読取手段によりプリント枚数情報を読
    み取られた複写用原稿を自動的にプリント用感光材料に
    焼き付けられるように搬送する搬送手段と、を有し、前
    記プリント手段が、前記搬送手段により搬送された複写
    用原稿に記録された複写原画各々から、読み取られたプ
    リント枚数情報に基づいて、それぞれプリント用感光材
    料に焼き付けるものであることを特徴とする請求項18
    〜請求項22のいずれか1項に記載のプリント生産シス
    テム。
  24. 【請求項24】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、各オーダが占める複写用原稿の長
    さが2駒分以上の所定長さ以上となるように作成するこ
    とを特徴とする請求項18〜請求項23のいずれか1項
    に記載のプリント生産システム。
  25. 【請求項25】 デジタル画像情報から前記デジタル画
    像情報のピクトリアルハードコピーであるプリントを生
    産するために、プリント用感光材料に焼き付けて前記プ
    リントを得るための複写原画を記録した複写用原稿を前
    記デジタル画像情報から作成するプリント生産システム
    において、複数のデジタル画像情報から、各々のデジタ
    ル画像から得られる複写原画を一列に並べて記録された
    複写用原稿を、隣接する2つの〔隣接する複写原画の間
    隔〕の合計が2駒分以上の所定長さ以上となるように作
    成する複写用原稿作成手段と、作成された複写用原稿に
    記録された複写原画各々から、それぞれプリント用感光
    材料に焼き付けて、プリントを作成するプリント手段を
    有することを特徴とするプリント生産システム。
  26. 【請求項26】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、前記複写用原稿の各複写原画に近
    傍に、各複写原画のオーダのオーダ情報を記録すること
    を特徴とする請求項18〜請求項25のいずれか1項に
    記載のプリント生産システム。
  27. 【請求項27】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、前記複写用原稿の隣接する各複写
    原画の間に、各複写原画のオーダのオーダ情報を記録す
    ることを特徴とする請求項24に記載のプリント生産シ
    ステム。
  28. 【請求項28】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、前記複写用原稿の各複写原画の近
    傍に、各複写原画のプリント枚数を示すプリント枚数情
    報を記録することを特徴とする請求項18〜請求項27
    のいずれか1項に記載のプリント生産システム。
  29. 【請求項29】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、前記複写用原稿の隣接する各複写
    原画の間に、各複写原画のプリント枚数を示すプリント
    枚数情報を記録することを特徴とする請求項24、請求
    項25又は請求項27に記載のプリント生産システム。
  30. 【請求項30】 前記複写用原稿作成手段が前記複写用
    原稿を作成する際に、前記複写用原稿の隣接する各複写
    原画の間に、カットマークを入れることを特徴とする請
    求項18〜請求項29のいずれか1項に記載のプリント
    生産システム。
  31. 【請求項31】 プリント用感光材料に焼き付けた後の
    複写用原稿を、少なくとも各オーダ毎に切断する切断手
    段を有することを特徴とする請求項18〜請求項30の
    いずれか1項に記載のプリント生産システム。
  32. 【請求項32】 少なくとも各オーダ毎のプリント用感
    光材料にオーダのオーダ情報を記録する記録手段を有す
    ることを特徴とする請求項18〜請求項31のいずれか
    1項に記載のプリント生産システム。
  33. 【請求項33】 複数のデジタル画像情報から前記デジ
    タル画像情報のピクトリアルハードコピーであるプリン
    トをそれぞれ生産するために、前記プリントをプリント
    用感光材料に焼き付けて得るための複写原画を記録した
    複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成する複写用
    原稿作成手段を有するプリント生産システムにおいて、
    複数のデジタル画像情報を得るデジタル画像情報取得手
    段と、前記デジタル画像情報取得手段により得られる各
    デジタル画像情報に対応する当該デジタル画像情報から
    作成されるプリントの枚数を特定するプリント枚数情報
    を得るプリント枚数情報取得手段と、を有し、前記複写
    用原稿作成手段が、前記デジタル画像情報取得手段によ
    り得られた複数のデジタル画像情報から、デジタル画像
    情報の各々に対応する複写原画を複数一列に並べて記録
    された複写用原稿を作成するものであり、さらに、前記
    複写用原稿作成手段により前記複写用原稿に記録される
    複数の複写原画の各々の前記プリント枚数情報を当該複
    写原画の順番情報とともに記憶するプリント枚数情報記
    憶手段と、前記プリント枚数情報記憶手段により記憶さ
    れた前記複写用原稿に記録される複写原画の順番情報と
    前記プリント枚数情報に基づいて、作成された複写用原
    稿に記録された複写原画各々から、各複写原画に対応す
    るプリント枚数のプリントを作成するプリント手段と、
    を有することを特徴とするプリント生産システム。
  34. 【請求項34】 前記複写用原稿作成手段により作成さ
    れた複写用原稿の各複写原画の位置データを得て、前記
    プリント枚数情報記憶手段に記憶された前記プリント枚
    数情報と対応付けて記憶させる位置データ記憶手段を有
    し、前記プリント手段が、複写用原稿を搬送させながら
    各複写原画の位置を計測して得られた位置データに基づ
    いて、前記プリント枚数情報記憶手段から、対応する前
    記プリント枚数情報を読み出し、読み出したプリント枚
    数情報に基づいて、対応する複写原画から、各複写原画
    に対応するプリント枚数のプリントを作成するものであ
    ることを特徴とする請求項33に記載のプリント生産シ
    ステム。
  35. 【請求項35】 前記複写用原稿が感光フィルムから作
    成するものであって、前記複写用原稿作成手段が、複数
    のデジタル画像情報から、感光フィルムに複数のデジタ
    ル画像情報の各々に対応する複写原画を一列に並べて潛
    像記録させる潛像形成手段と、前記潛像形成手段により
    潛像記録された感光フィルムを現像処理して前記複写用
    原稿を得る現像処理手段と、を有することを特徴とする
    請求項33又は請求項34に記載のプリント生産システ
    ム。
  36. 【請求項36】 複数のデジタル画像情報から前記デジ
    タル画像情報のピクトリアルハードコピーであるプリン
    トをそれぞれ生産するために、前記プリントをプリント
    用感光材料に焼き付けて得るための複写原画を記録した
    複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成する複写用
    原稿作成手段と、前記複写用原稿作成手段により作成さ
    れた前記複写用原稿からプリント用感光材料に焼き付け
    プリントを得るプリント手段と、を有するプリント生産
    システムにおいて、複数のデジタル画像情報を得るデジ
    タル画像情報取得手段と、前記デジタル画像情報取得手
    段により得られる各デジタル画像情報に対応する当該デ
    ジタル画像情報から作成されるプリントの枚数を特定す
    るプリント枚数情報を得るプリント枚数情報取得手段
    と、前記複写用原稿作成手段により前記複写用原稿に記
    録される複数の複写原画の各々の前記プリント枚数情報
    を当該複写原画の順番情報とともに記憶するプリント枚
    数情報記憶手段と、前記複写用原稿作成手段により作成
    された順を維持されながら、前記プリント手段が作成さ
    れた複数の複写用原稿の各々の複写用原稿から、前記プ
    リント手段によりプリントを得るものであり、その際
    に、前記プリント手段が、前記プリント枚数情報記憶手
    段により記憶された前記順番情報と前記プリント枚数情
    報に基づいて、各複写用原稿に対応するプリント枚数の
    プリントを作成するものであることを特徴とするプリン
    ト生産システム。
  37. 【請求項37】 前記複写用原稿作成手段により順に作
    成された複数の複写用原稿を、作成された順を維持しな
    がら焼き付け位置に搬送する搬送手段を有し、前記プリ
    ント手段が、前記搬送手段により順に搬送された複写用
    原稿からプリントを作成するものであることを特徴とす
    る請求項36に記載のプリント生産システム。
  38. 【請求項38】 前記複写用原稿作成手段により順に作
    成された複数の複写用原稿を、作成された順を維持しな
    がら互いにスプライスするスプライス手段と、前記プリ
    ント手段が、前記スプライス手段によりスプライスされ
    た複写用原稿からプリントを作成するものであることを
    特徴とする請求項36に記載のプリント生産システム。
  39. 【請求項39】 前記複写用原稿作成手段により順に作
    成された複数の複写用原稿を、作成された順を維持しな
    がら、収容順を維持してフィルムを収容するフィルム容
    器に収容するフィルム収容手段と、前記フィルム収容手
    段により前記複写用原稿作成手段により順に作成された
    複数の複写用原稿を順に収容された前記フィルム容器か
    ら順に複写用原稿を取り出すフィルム取出手段と、前記
    プリント手段が、前記フィルム取出手段により順に取り
    出された複写用原稿からプリントを作成するものである
    ことを特徴とする請求項36に記載のプリント生産シス
    テム。
  40. 【請求項40】 複数のデジタル画像情報から前記デジ
    タル画像情報のピクトリアルハードコピーであるプリン
    トをそれぞれ生産するために、前記プリントをプリント
    用感光材料に焼き付けて得るための複写原画を記録した
    複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成するプリン
    ト生産方法において、複数のデジタル画像情報と、各デ
    ジタル画像情報に対応する当該デジタル画像情報から作
    成されるプリントの枚数を特定するプリント枚数情報を
    得て、得られた複数のデジタル画像情報から、デジタル
    画像情報の各々に対応する複写原画を複数一列に並べて
    記録された複写用原稿を作成し、前記複写用原稿に記録
    される複数の複写原画の各々の前記プリント枚数情報を
    当該複写原画の順番情報とともに記憶し、記憶された前
    記複写用原稿に記録される複写原画の順番情報と前記プ
    リント枚数情報に基づいて、作成された複写用原稿に記
    録された複写原画各々から、各複写原画に対応するプリ
    ント枚数のプリントを作成することを特徴とするプリン
    ト生産方法。
  41. 【請求項41】 前記複写用原稿の各複写原画の位置デ
    ータを得て、記憶された前記プリント枚数情報と対応付
    けて記憶させ、各複写原画の位置データを得られた複写
    用原稿を搬送させながら各複写原画の位置を計測して得
    られた位置データに基づいて、記憶した前記プリント枚
    数情報に基づいて、対応する複写原画から、各複写原画
    に対応するプリント枚数のプリントを作成するものであ
    ることを特徴とする請求項40に記載のプリント生産方
    法。
  42. 【請求項42】 前記複写用原稿が感光フィルムから作
    成するものであって、複数のデジタル画像情報から、感
    光フィルムに複数のデジタル画像情報の各々に対応する
    複写原画を一列に並べて潛像記録させ、潛像記録された
    感光フィルムを現像処理して、デジタル画像情報の各々
    に対応する複写原画を複数一列に並べて記録された複写
    用原稿を作成するものであることを特徴とする請求項4
    1に記載のプリント生産方法。
  43. 【請求項43】 複数のデジタル画像情報から前記デジ
    タル画像情報のピクトリアルハードコピーであるプリン
    トをそれぞれ生産するために、前記プリントをプリント
    用感光材料に焼き付けて得るための複写原画を記録した
    複写用原稿を前記デジタル画像情報から作成し、作成さ
    れた前記複写用原稿からプリント用感光材料に焼き付け
    プリントを得るプリント生産方法において、複数のデジ
    タル画像情報と、各デジタル画像情報に対応する当該デ
    ジタル画像情報から作成されるプリントの枚数を特定す
    るプリント枚数情報とを得て、前記複写用原稿に記録さ
    れる複数の複写原画の各々の前記プリント枚数情報を当
    該複写原画の順番情報とともに記憶し、作成された順を
    維持されながら、作成された複数の複写用原稿の各々の
    複写用原稿からプリントを得るものであり、その際に、
    記憶された前記順番情報と前記プリント枚数情報に基づ
    いて、各複写用原稿に対応するプリント枚数のプリント
    を作成することを特徴とするプリント生産方法。
  44. 【請求項44】 順に作成された複数の複写用原稿を、
    作成された順を維持しながら焼き付け位置に搬送するも
    のであり、順に搬送された複写用原稿からプリントを作
    成することを特徴とする請求項43に記載のプリント生
    産方法。
  45. 【請求項45】 順に作成された複数の複写用原稿を、
    作成された順を維持しながら互いにスプライスし、スプ
    ライスされた複写用原稿からプリントを作成することを
    特徴とする請求項43に記載のプリント生産方法。
  46. 【請求項46】 順に作成された複数の複写用原稿を、
    作成された順を維持しながら、収容順を維持してフィル
    ムを収容するフィルム容器に収容し、順に作成された複
    数の複写用原稿を順に収容された前記フィルム容器から
    順に複写用原稿を取り出し、順に取り出された複写用原
    稿からプリントを作成することを特徴とする請求項43
    に記載のプリント生産方法。
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