JPH1031260A - カメラ構造 - Google Patents
カメラ構造Info
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- JPH1031260A JPH1031260A JP18713196A JP18713196A JPH1031260A JP H1031260 A JPH1031260 A JP H1031260A JP 18713196 A JP18713196 A JP 18713196A JP 18713196 A JP18713196 A JP 18713196A JP H1031260 A JPH1031260 A JP H1031260A
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- JP
- Japan
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- film
- camera
- lens
- battery
- cartridge
- Prior art date
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- Pending
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- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 銀塩フィルム等の撮影フィルムをロール状に
収納したフィルムカートリッジを利用するカメラにおい
て、特にカメラの左右方向での更なる小型化を実現する
ことができる新規なカメラ構造を提供すること。 【構成】 柱状のフィルムカートリッジ(FC)から出
たフィルム(F)を、フィルム巻上げスプール(43)
により巻上げるカメラ(10)において、フィルムカー
トリッジとフィルム巻上げスプールの夫々の中心軸を結
ぶ平面(C)に対して、該フィルムカートリッジとフィ
ルム巻上げスプールとの間に位置するフィルム面(F
e)を交差させ、カメラボディ(11)の後面(11
b)を、上記フィルムカートリッジとフィルム巻上げス
プールの夫々の中心軸を結ぶ平面(C)と略平行に設
け、かつ、上記フィルム面とカメラボディ後面の間の空
間(49)内に、フィルム巻上げスプールの駆動用モー
ター(52)、ストロボ用コンデンサ(54)、および
カメラの電源となる電池(58)のうちの少なくとも一
つを配置したメラ構造。
収納したフィルムカートリッジを利用するカメラにおい
て、特にカメラの左右方向での更なる小型化を実現する
ことができる新規なカメラ構造を提供すること。 【構成】 柱状のフィルムカートリッジ(FC)から出
たフィルム(F)を、フィルム巻上げスプール(43)
により巻上げるカメラ(10)において、フィルムカー
トリッジとフィルム巻上げスプールの夫々の中心軸を結
ぶ平面(C)に対して、該フィルムカートリッジとフィ
ルム巻上げスプールとの間に位置するフィルム面(F
e)を交差させ、カメラボディ(11)の後面(11
b)を、上記フィルムカートリッジとフィルム巻上げス
プールの夫々の中心軸を結ぶ平面(C)と略平行に設
け、かつ、上記フィルム面とカメラボディ後面の間の空
間(49)内に、フィルム巻上げスプールの駆動用モー
ター(52)、ストロボ用コンデンサ(54)、および
カメラの電源となる電池(58)のうちの少なくとも一
つを配置したメラ構造。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、使用フィルムとして、銀塩フィ
ルム等の撮影フィルムをロール状に収納したカートリッ
ジ式フィルムを用いるカメラのカメラ構造に関する。
ルム等の撮影フィルムをロール状に収納したカートリッ
ジ式フィルムを用いるカメラのカメラ構造に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】銀塩フィルムを撮影フィル
ムとして用いるカメラでは、CH135や、近年開発さ
れたIX240等、銀塩フィルムをロール状に収納した
フィルムカートリッジを利用するものが一般的である。
ムとして用いるカメラでは、CH135や、近年開発さ
れたIX240等、銀塩フィルムをロール状に収納した
フィルムカートリッジを利用するものが一般的である。
【0003】この種のカメラでは、フィルムカートリッ
ジを収納するカートリッジ室と、このカートリッジ室に
収納されたフィルムカートリッジから送出されるフィル
ムを収納するスプール室とがカメラボディ内の左右に配
置され、シャッタレリーズにより露光されるフィルム面
は、これらカートリッジ室とスプール室との間に、カメ
ラボディの左右方向と略平行な配置とされている。
ジを収納するカートリッジ室と、このカートリッジ室に
収納されたフィルムカートリッジから送出されるフィル
ムを収納するスプール室とがカメラボディ内の左右に配
置され、シャッタレリーズにより露光されるフィルム面
は、これらカートリッジ室とスプール室との間に、カメ
ラボディの左右方向と略平行な配置とされている。
【0004】このような従来構造を有するカメラでは、
カートリッジ室とスプール室の間に撮影レンズからフィ
ルム面に至る光路を確保するために、カメラの左右方向
でのカートリッジ室とスプール室の間隔を一定間隔以上
にする必要があるため、カメラの小型化を図る場合、特
にカメラの左右方向の幅の短縮化を図る場合には自ずと
限界がある。
カートリッジ室とスプール室の間に撮影レンズからフィ
ルム面に至る光路を確保するために、カメラの左右方向
でのカートリッジ室とスプール室の間隔を一定間隔以上
にする必要があるため、カメラの小型化を図る場合、特
にカメラの左右方向の幅の短縮化を図る場合には自ずと
限界がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、以上の従来の問題点を鑑みて
成されたもので、銀塩フィルム等の撮影フィルムをロー
ル状に収納したフィルムカートリッジを利用するカメラ
において、特にカメラの左右方向での更なる小型化を実
現することができる新規なカメラ構造を提供することを
目的とする。
成されたもので、銀塩フィルム等の撮影フィルムをロー
ル状に収納したフィルムカートリッジを利用するカメラ
において、特にカメラの左右方向での更なる小型化を実
現することができる新規なカメラ構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明のカメラ構造は、柱状のフィルム
カートリッジから出たフィルムを、フィルム巻上げスプ
ールにより巻上げるカメラにおいて、フィルムカートリ
ッジとフィルム巻上げスプールの夫々の中心軸を結ぶ平
面に対して、該フィルムカートリッジとフィルム巻上げ
スプールとの間に位置するフィルム面を交差させ、カメ
ラボディの後面を、フィルムカートリッジとフィルム巻
上げスプールの夫々の中心軸を結ぶ平面と略平行に設
け、かつ、フィルム面とカメラボディ後面の間の空間内
に、フィルム巻上げスプールの駆動用モーター、ストロ
ボ用コンデンサ、およびカメラの電源となる電池のうち
の少なくとも一つを配置したことを特徴としている。
カートリッジから出たフィルムを、フィルム巻上げスプ
ールにより巻上げるカメラにおいて、フィルムカートリ
ッジとフィルム巻上げスプールの夫々の中心軸を結ぶ平
面に対して、該フィルムカートリッジとフィルム巻上げ
スプールとの間に位置するフィルム面を交差させ、カメ
ラボディの後面を、フィルムカートリッジとフィルム巻
上げスプールの夫々の中心軸を結ぶ平面と略平行に設
け、かつ、フィルム面とカメラボディ後面の間の空間内
に、フィルム巻上げスプールの駆動用モーター、ストロ
ボ用コンデンサ、およびカメラの電源となる電池のうち
の少なくとも一つを配置したことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態に基づいて本発
明を説明する。図1は、本発明を適用した撮影可能状態
にあるレンズシャッタカメラ10を撮影光軸O前方から
から視た正面図を示し、図2は、図1のI −I 線に沿っ
たカメラ10の断面図を示し、図3は、図2のIII −II
I 線に沿ったカメラ10の断面図を示し、図4は、図1
に示すカメラ10を収納状態にした場合における同図の
I −I 線に沿ったカメラ10の断面図を示している。
明を説明する。図1は、本発明を適用した撮影可能状態
にあるレンズシャッタカメラ10を撮影光軸O前方から
から視た正面図を示し、図2は、図1のI −I 線に沿っ
たカメラ10の断面図を示し、図3は、図2のIII −II
I 線に沿ったカメラ10の断面図を示し、図4は、図1
に示すカメラ10を収納状態にした場合における同図の
I −I 線に沿ったカメラ10の断面図を示している。
【0008】カメラ10は、ファインダ光学系と撮影光
学系が互いに独立した単焦点タイプのレンズシャッタ式
コンパクトカメラであり、略箱型のカメラボディ11を
有している。図1、図2および図3の各図は撮影可能状
態にあるカメラ10を示し、図4は収納状態にあるカメ
ラ10を示している。カメラボディ11上面の一端部近
傍には、レリーズ釦13(図1参照)が設けられてい
る。
学系が互いに独立した単焦点タイプのレンズシャッタ式
コンパクトカメラであり、略箱型のカメラボディ11を
有している。図1、図2および図3の各図は撮影可能状
態にあるカメラ10を示し、図4は収納状態にあるカメ
ラ10を示している。カメラボディ11上面の一端部近
傍には、レリーズ釦13(図1参照)が設けられてい
る。
【0009】カメラボディ11の前壁11aの上部に
は、該前壁11aをカメラ前方(図2の上方)から視て
左から順に、ストロボ窓15、AF測距窓16、ファイ
ンダ対物窓17および測光窓18が設けられている。ま
たカメラボディ11の前壁11aには、上記各窓の下方
に位置させて矩形の開口20が形成されている。
は、該前壁11aをカメラ前方(図2の上方)から視て
左から順に、ストロボ窓15、AF測距窓16、ファイ
ンダ対物窓17および測光窓18が設けられている。ま
たカメラボディ11の前壁11aには、上記各窓の下方
に位置させて矩形の開口20が形成されている。
【0010】またカメラボディ11の前壁11aには、
開口20を開閉するレンズ親板23が設けられている。
このレンズ親板23は、開口20の一側に沿ってカメラ
10の上下方向(図1の上下方向)に延びる軸22を介
して前壁11aに軸着され、図1ないし図3に示す開位
置と図4に示す閉位置との間で回動可能とされている。
開口20を開閉するレンズ親板23が設けられている。
このレンズ親板23は、開口20の一側に沿ってカメラ
10の上下方向(図1の上下方向)に延びる軸22を介
して前壁11aに軸着され、図1ないし図3に示す開位
置と図4に示す閉位置との間で回動可能とされている。
【0011】さらにカメラボディ11の前壁11aに
は、開口20の上記一側に対向する他側に沿って上下方
向に延びる軸24を介して、カバー板25が軸着されて
いる。このカバー板25は、図1ないし図3に示す開位
置と図4に示す閉位置との間で回動可能とされており、
開位置から開方向(図2での反時計回り方向)への更な
る回動は規制されている。図5は、レンズ親板23が閉
位置にあり、カバー板25が開位置にある状態を示して
いる。レンズ親板23およびカバー板25は、各々手動
で開閉される。
は、開口20の上記一側に対向する他側に沿って上下方
向に延びる軸24を介して、カバー板25が軸着されて
いる。このカバー板25は、図1ないし図3に示す開位
置と図4に示す閉位置との間で回動可能とされており、
開位置から開方向(図2での反時計回り方向)への更な
る回動は規制されている。図5は、レンズ親板23が閉
位置にあり、カバー板25が開位置にある状態を示して
いる。レンズ親板23およびカバー板25は、各々手動
で開閉される。
【0012】レンズ親板23を閉位置に移動させた後に
カバー板25を閉位置に移動させると、カバー板25が
レンズ親板23の前面に覆い被さって撮影レンズ30を
保護し、これによってカメラ10は図4に示す収納状態
となる。この収納状態においてカバー板25とレンズ親
板23は、カメラボディ11前面(前壁11aの前面)
と略面一となり、さらにカメラボディ11の後面11b
と略平行となる。またカバー板25を図5に示すように
開位置に移動させた後にレンズ親板23を開位置に移動
させると、カメラ10は図1ないし図3に示す撮影可能
状態となる。
カバー板25を閉位置に移動させると、カバー板25が
レンズ親板23の前面に覆い被さって撮影レンズ30を
保護し、これによってカメラ10は図4に示す収納状態
となる。この収納状態においてカバー板25とレンズ親
板23は、カメラボディ11前面(前壁11aの前面)
と略面一となり、さらにカメラボディ11の後面11b
と略平行となる。またカバー板25を図5に示すように
開位置に移動させた後にレンズ親板23を開位置に移動
させると、カメラ10は図1ないし図3に示す撮影可能
状態となる。
【0013】カバー板25を開放した状態から、閉位置
にあるレンズ親板23を開位置に移動させるとき、レン
ズ親板23は、その端部23aをカバー板25の内側面
25aに摺接させながら軸22を軸に回転し、開位置に
達すると、カバー板25の内側面25aに形成した縦溝
25bに端部23aが係入して開位置に支持される。つ
まり、レンズ親板23の開位置は、カバー板25の溝2
5bの位置により定められている。
にあるレンズ親板23を開位置に移動させるとき、レン
ズ親板23は、その端部23aをカバー板25の内側面
25aに摺接させながら軸22を軸に回転し、開位置に
達すると、カバー板25の内側面25aに形成した縦溝
25bに端部23aが係入して開位置に支持される。つ
まり、レンズ親板23の開位置は、カバー板25の溝2
5bの位置により定められている。
【0014】レンズ親板23には、カメラ10の撮影光
学系を構成する撮影レンズ30が備わっている。撮影レ
ンズ30は、レンズ親板23の背面23cに固定された
AF/AEシャッタユニット32(二点鎖線で示す)に
支持されており、レンズ親板23の略中央に形成された
円形の開口23bを介してレンズ親板23外部に臨んで
いる。撮影レンズ30は、その撮影光軸Oがレンズ親板
23に直交するように備えられている。よって撮影可能
状態では、撮影光軸Oがカメラ10の左右方向(図中の
D方向)に対して傾斜する。
学系を構成する撮影レンズ30が備わっている。撮影レ
ンズ30は、レンズ親板23の背面23cに固定された
AF/AEシャッタユニット32(二点鎖線で示す)に
支持されており、レンズ親板23の略中央に形成された
円形の開口23bを介してレンズ親板23外部に臨んで
いる。撮影レンズ30は、その撮影光軸Oがレンズ親板
23に直交するように備えられている。よって撮影可能
状態では、撮影光軸Oがカメラ10の左右方向(図中の
D方向)に対して傾斜する。
【0015】レンズ親板23の上縁部と前壁11aの
間、およびレンズ親板23の下縁部と前壁11aの間の
各々の間には、撮影レンズ30からフィルム面Feに至
る撮影光路を遮光するためのゴム材等からなるベローズ
(図示せず)が設けられている。このベローズにより、
レンズ親板23とカバー板25を共に開位置に位置させ
た撮影可能状態においてカメラ10内部に外光が侵入す
ることがない。上下各ベローズは、レンズ親板23とカ
バー板25を共に閉位置に位置させた収納状態では、内
側に折り込まれてカメラボディ11内に収納される。
間、およびレンズ親板23の下縁部と前壁11aの間の
各々の間には、撮影レンズ30からフィルム面Feに至
る撮影光路を遮光するためのゴム材等からなるベローズ
(図示せず)が設けられている。このベローズにより、
レンズ親板23とカバー板25を共に開位置に位置させ
た撮影可能状態においてカメラ10内部に外光が侵入す
ることがない。上下各ベローズは、レンズ親板23とカ
バー板25を共に閉位置に位置させた収納状態では、内
側に折り込まれてカメラボディ11内に収納される。
【0016】図3に示すように、カメラボディ11内部
には、上述したストロボ窓15、AF測距窓16、ファ
インダ対物窓17および測光窓18の背後に位置させ
て、ストロボ発光器32、AFセンサモジュール33、
ファインダ光学系34、測光センサモジュール35がそ
れぞれ設けられている。これらストロボ発光器32、A
Fセンサモジュール33、ファインダ光学系34、測光
センサモジュール35の各々の光軸は、撮影光軸Oと略
平行とされている。つまり、ストロボ発光器32、AF
センサモジュール33、ファインダ光学系34、測光セ
ンサモジュール35の各々の光軸も、撮影光軸Oと同様
に、カメラ10の左右方向に対して傾斜している。
には、上述したストロボ窓15、AF測距窓16、ファ
インダ対物窓17および測光窓18の背後に位置させ
て、ストロボ発光器32、AFセンサモジュール33、
ファインダ光学系34、測光センサモジュール35がそ
れぞれ設けられている。これらストロボ発光器32、A
Fセンサモジュール33、ファインダ光学系34、測光
センサモジュール35の各々の光軸は、撮影光軸Oと略
平行とされている。つまり、ストロボ発光器32、AF
センサモジュール33、ファインダ光学系34、測光セ
ンサモジュール35の各々の光軸も、撮影光軸Oと同様
に、カメラ10の左右方向に対して傾斜している。
【0017】ファインダ光学系34は、図3に示すよう
にその光軸が2箇所直角に屈曲された形状を呈してお
り、その対物側端部34aはファインダ対物窓17に臨
み、接眼側端部34bは、カメラボディ11の後面11
b上部に形成したファインダ接眼窓14(図3)に臨ん
でいる。
にその光軸が2箇所直角に屈曲された形状を呈してお
り、その対物側端部34aはファインダ対物窓17に臨
み、接眼側端部34bは、カメラボディ11の後面11
b上部に形成したファインダ接眼窓14(図3)に臨ん
でいる。
【0018】カメラボディ11内部の左右には、スプー
ル室40とカートリッジ室41が形成されている。カー
トリッジ室41内部には、カメラボディ11の底面に設
けたフィルムカートリッジ挿入口(図示せず)から所定
の方向で装填される柱状のフィルムカートリッジFCが
収納され、他方スプール室40内部には、フィルムカー
トリッジFCから送出されたフィルムFを巻取る巻上げ
スプール43が設けられている。
ル室40とカートリッジ室41が形成されている。カー
トリッジ室41内部には、カメラボディ11の底面に設
けたフィルムカートリッジ挿入口(図示せず)から所定
の方向で装填される柱状のフィルムカートリッジFCが
収納され、他方スプール室40内部には、フィルムカー
トリッジFCから送出されたフィルムFを巻取る巻上げ
スプール43が設けられている。
【0019】スプール室40とカートリッジ室41の間
隔L(図2参照)は、画面サイズを決定する矩形の撮影
開口(アパーチャ)46の横方向長さ(図2での左右方
向長さ)よりも小さくされている。より具体的には、撮
影開口46は24mm×36mmのサイズを有し、よっ
て撮影開口46の横方向長さは36mmであり、間隔L
は約28mmとされている。
隔L(図2参照)は、画面サイズを決定する矩形の撮影
開口(アパーチャ)46の横方向長さ(図2での左右方
向長さ)よりも小さくされている。より具体的には、撮
影開口46は24mm×36mmのサイズを有し、よっ
て撮影開口46の横方向長さは36mmであり、間隔L
は約28mmとされている。
【0020】カメラボディ11内部のスプール室40と
カートリッジ室41の間には、開口20からカメラボデ
ィ11内部に延びる撮影光路を囲繞する枠部材45が固
定され、この枠部材45の後端部には、上記撮影開口4
6を備えたアパーチャ枠47が一体に形成されている。
このアパーチャ枠47は、開位置に位置されたレンズ親
板23と平行に延びている。つまり、アパーチャ枠47
は、カメラ10の上下方向(図1での上下方向)に延
び、かつ、カメラ10の左右方向に対して傾斜した平面
上に設けられている。また、開位置に位置されたレンズ
親板23とアパーチャ枠47とは平行であるため、撮影
可能状態での撮影レンズ30の光軸Oは、アパーチャ枠
47に対して垂直に延びている。
カートリッジ室41の間には、開口20からカメラボデ
ィ11内部に延びる撮影光路を囲繞する枠部材45が固
定され、この枠部材45の後端部には、上記撮影開口4
6を備えたアパーチャ枠47が一体に形成されている。
このアパーチャ枠47は、開位置に位置されたレンズ親
板23と平行に延びている。つまり、アパーチャ枠47
は、カメラ10の上下方向(図1での上下方向)に延
び、かつ、カメラ10の左右方向に対して傾斜した平面
上に設けられている。また、開位置に位置されたレンズ
親板23とアパーチャ枠47とは平行であるため、撮影
可能状態での撮影レンズ30の光軸Oは、アパーチャ枠
47に対して垂直に延びている。
【0021】アパーチャ枠47には、撮影開口46を挟
んだ上下の各々に、カメラ10の左右方向に延びるフィ
ルムガイドレール(図示せず)が設けられており、アパ
ーチャ枠47の直後には、圧板50がアパーチャ枠47
と平行に設けられている。フィルムFは、これらフィル
ムガイドレールと圧板50との間を走行する。よって、
圧板50上に位置しかつ撮影開口46から前方に臨ぞむ
フィルムFの露光面、即ちシャッタレリーズにより露光
されるフィルム面Feは、開位置に位置されたレンズ親
板23と平行とされ、よってカメラ10の左右方向に対
して傾斜した平面上に位置される。また、フィルム面F
eは、フィルムカートリッジFCと巻上げスプール43
の中心軸を結ぶ平面C(図2中に一点鎖線で示す)と交
差し、カメラボディ11の後面11bは、この平面Cと
略平行とされている。
んだ上下の各々に、カメラ10の左右方向に延びるフィ
ルムガイドレール(図示せず)が設けられており、アパ
ーチャ枠47の直後には、圧板50がアパーチャ枠47
と平行に設けられている。フィルムFは、これらフィル
ムガイドレールと圧板50との間を走行する。よって、
圧板50上に位置しかつ撮影開口46から前方に臨ぞむ
フィルムFの露光面、即ちシャッタレリーズにより露光
されるフィルム面Feは、開位置に位置されたレンズ親
板23と平行とされ、よってカメラ10の左右方向に対
して傾斜した平面上に位置される。また、フィルム面F
eは、フィルムカートリッジFCと巻上げスプール43
の中心軸を結ぶ平面C(図2中に一点鎖線で示す)と交
差し、カメラボディ11の後面11bは、この平面Cと
略平行とされている。
【0022】図2ないし図4に示すように、カメラボデ
ィ11前面とフィルム面Feの間の枠部材45に囲繞さ
れた空間は略楔状の空間48として形成されており、撮
影レンズ30を含むレンズシャッタユニット32は、レ
ンズ親板23を閉じたとき、図4に示すように空間48
内に収納される。
ィ11前面とフィルム面Feの間の枠部材45に囲繞さ
れた空間は略楔状の空間48として形成されており、撮
影レンズ30を含むレンズシャッタユニット32は、レ
ンズ親板23を閉じたとき、図4に示すように空間48
内に収納される。
【0023】またカメラボディ11内部には、圧板50
のスプール室40側の端部に近接する位置に、カメラ1
0の上下方向に延びるガイドローラー51が回動自在に
設けられている。フィルムカートリッジFCから送出さ
れ、上記フィルムガイドレールと圧板50の間を通って
スプール室40側に達したフィルムFは、このガイドロ
ーラー51に掛けられてスプール43に巻きつく。
のスプール室40側の端部に近接する位置に、カメラ1
0の上下方向に延びるガイドローラー51が回動自在に
設けられている。フィルムカートリッジFCから送出さ
れ、上記フィルムガイドレールと圧板50の間を通って
スプール室40側に達したフィルムFは、このガイドロ
ーラー51に掛けられてスプール43に巻きつく。
【0024】またカメラボディ11内部には、圧板50
の背後の空間、即ちフィルム面Feとカメラボディ後面
11bの間に形成された略楔形状の空間49内に、各々
円柱形状を呈するモーター52とコンデンサ54が配置
されている。モーター52は、フィルムFの巻上げおよ
び巻き戻しに用いられる駆動モーターであり、コンデン
サ54はストロボ発光器32用のストロボコンデンサで
ある。このように、本発明を適用したカメラ10では、
フィルム面Feとカメラボディ後面11bの間に形成さ
れた略楔形状の空間49内にモーター52とコンデンサ
54を配置して空間49を無駄なく有効に活用してい
る。このモーター52とコンデンサ54の配置よってカ
メラボディ11の小型化が図られている。
の背後の空間、即ちフィルム面Feとカメラボディ後面
11bの間に形成された略楔形状の空間49内に、各々
円柱形状を呈するモーター52とコンデンサ54が配置
されている。モーター52は、フィルムFの巻上げおよ
び巻き戻しに用いられる駆動モーターであり、コンデン
サ54はストロボ発光器32用のストロボコンデンサで
ある。このように、本発明を適用したカメラ10では、
フィルム面Feとカメラボディ後面11bの間に形成さ
れた略楔形状の空間49内にモーター52とコンデンサ
54を配置して空間49を無駄なく有効に活用してい
る。このモーター52とコンデンサ54の配置よってカ
メラボディ11の小型化が図られている。
【0025】図6に示すように、空間49内には、カメ
ラボディ11の底面11cから空間49内に向かって突
出する内方凸部70が設けられている。この内方凸部7
0の内部には、三脚取付用雌ネジ孔71が形成されてい
る。同図に示すように、内方凸部70上にはモーター5
2が配置され、モーター52と内方凸部70とは同一軸
線Ax上に配置されている。モーター52と内方凸部7
0のこのような配置によって空間49をより有効に活用
している。このモーター52と内方凸部70の同軸上の
配置により、カメラボディ11の更なる小型化が図られ
ている。なお、モーター52に代えてコンデンサ54と
内方凸部70とを同一軸線Ax上に配置する構成として
も同様の効果が得られる。
ラボディ11の底面11cから空間49内に向かって突
出する内方凸部70が設けられている。この内方凸部7
0の内部には、三脚取付用雌ネジ孔71が形成されてい
る。同図に示すように、内方凸部70上にはモーター5
2が配置され、モーター52と内方凸部70とは同一軸
線Ax上に配置されている。モーター52と内方凸部7
0のこのような配置によって空間49をより有効に活用
している。このモーター52と内方凸部70の同軸上の
配置により、カメラボディ11の更なる小型化が図られ
ている。なお、モーター52に代えてコンデンサ54と
内方凸部70とを同一軸線Ax上に配置する構成として
も同様の効果が得られる。
【0026】またカメラボディ11内部には、スプール
室40とカメラボディ11の間の空間にバッテリー収納
室56が形成されており、このバッテリー収納室56内
には、カメラボディ11の底面に設けたバッテリー挿入
口(図示せず)から所定の方向で装填された再充電可能
な板ガム形電池58(ニッカド電池、ニッケル水素電
池、リチウムイオン電池等)が収納されている。
室40とカメラボディ11の間の空間にバッテリー収納
室56が形成されており、このバッテリー収納室56内
には、カメラボディ11の底面に設けたバッテリー挿入
口(図示せず)から所定の方向で装填された再充電可能
な板ガム形電池58(ニッカド電池、ニッケル水素電
池、リチウムイオン電池等)が収納されている。
【0027】以上の構成を有するカメラ10では、シャ
ッタレリーズにより露光されるフィルム面Feを、カメ
ラ10の左右方向(図中のD方向)と平行な構造とせ
ず、同方向に対して傾斜した平面上に配置する構成とし
たので、スプール室40とカートリッジ室41の間隔L
を、撮影開口46の横方向長さ即ちフィルム面Feの横
方向長さよりも大幅に縮小することに成功している。こ
の間隔Lの縮小化によって、収納時におけるカメラ10
の左右方向の幅の短縮化が図られている。
ッタレリーズにより露光されるフィルム面Feを、カメ
ラ10の左右方向(図中のD方向)と平行な構造とせ
ず、同方向に対して傾斜した平面上に配置する構成とし
たので、スプール室40とカートリッジ室41の間隔L
を、撮影開口46の横方向長さ即ちフィルム面Feの横
方向長さよりも大幅に縮小することに成功している。こ
の間隔Lの縮小化によって、収納時におけるカメラ10
の左右方向の幅の短縮化が図られている。
【0028】図7ないし図9の各々は、上記カメラ10
のカメラ構造の変形例を示す他の実施形態を示してい
る。これら各図において、上記カメラ10の部材と実質
的に同一な部材には同一符号を付してある。
のカメラ構造の変形例を示す他の実施形態を示してい
る。これら各図において、上記カメラ10の部材と実質
的に同一な部材には同一符号を付してある。
【0029】図7に示すカメラ10aは、スプール室4
0とカートリッジ室41の配置を上記カメラ10の配置
とは逆にした実施形態である。このカメラ10aでは、
カートリッジ室41とカメラボディ11の間の空間5
6’に板ガム形電池58が収納され、フィルムカートリ
ッジFCのフィルム送出口近傍に設けたガイドローラー
51を介してフィルムカートリッジFCから送出された
フィルムFはスプール室40に送れらる。
0とカートリッジ室41の配置を上記カメラ10の配置
とは逆にした実施形態である。このカメラ10aでは、
カートリッジ室41とカメラボディ11の間の空間5
6’に板ガム形電池58が収納され、フィルムカートリ
ッジFCのフィルム送出口近傍に設けたガイドローラー
51を介してフィルムカートリッジFCから送出された
フィルムFはスプール室40に送れらる。
【0030】図8に示すカメラ10bは、上記カメラ1
0の各部材の配置を全て左右逆にした実施形態である。
0の各部材の配置を全て左右逆にした実施形態である。
【0031】図9に示すカメラ10cは、スプール室4
0とカートリッジ室41の配置を上記カメラ10bの配
置とは逆にした実施形態である。
0とカートリッジ室41の配置を上記カメラ10bの配
置とは逆にした実施形態である。
【0032】図10および図11は、上記カメラ10の
カメラ構造の更なる変形例を示す他の実施形態を示して
いる。
カメラ構造の更なる変形例を示す他の実施形態を示して
いる。
【0033】図10に示すカメラ10dは、モーター5
2とコンデンサ54に加えて電池58をも空間49内に
配置する構造として特にカメラの左右方向でのカメラボ
ディ11の更なる小型化を図った実施形態である。電池
58は、空間49内に形成したバッテリー収納室56’
に収納される。カメラボディ11の後面11bにはバッ
テリー挿入口59が形成され、このバッテリー挿入口5
9の一側には、バッテリー挿入口59を開閉する開閉蓋
60がカメラ10dの上下方向に延びる軸61介して軸
着されている。同図中、閉鎖された開閉蓋60を実線で
示し、開放された開閉蓋60を一点鎖線で示している。
本実施形態の場合、モーター52またはコンデンサ54
に代えて電池58と内方凸部71とを同一軸線Ax上に
配置する構成としてもよい。また、開閉蓋60を軸着せ
ず、カメラボディ11の後面11bから取り外し可能な
構成にしてもよい。
2とコンデンサ54に加えて電池58をも空間49内に
配置する構造として特にカメラの左右方向でのカメラボ
ディ11の更なる小型化を図った実施形態である。電池
58は、空間49内に形成したバッテリー収納室56’
に収納される。カメラボディ11の後面11bにはバッ
テリー挿入口59が形成され、このバッテリー挿入口5
9の一側には、バッテリー挿入口59を開閉する開閉蓋
60がカメラ10dの上下方向に延びる軸61介して軸
着されている。同図中、閉鎖された開閉蓋60を実線で
示し、開放された開閉蓋60を一点鎖線で示している。
本実施形態の場合、モーター52またはコンデンサ54
に代えて電池58と内方凸部71とを同一軸線Ax上に
配置する構成としてもよい。また、開閉蓋60を軸着せ
ず、カメラボディ11の後面11bから取り外し可能な
構成にしてもよい。
【0034】図11に示すカメラ10eは、電池58と
同一機能を有する円柱形状の電池58’を電源とし、空
間49内に電池58’を収納するバッテリー収納室5
6”を形成し、モーター52、コンデンサ54および電
池58’を空間49内に配置したことでカメラボディ1
1の更なる小型化を図った実施形態である。本実施形態
では、上記カメラ10dと同様に、カメラボディ11の
後面11bにバッテリー挿入口62が形成され、このバ
ッテリー挿入口62の一側にはバッテリー挿入口62を
開閉する開閉蓋63がカメラ10の上下方向に延びる軸
64介して軸着されている。同図中、閉鎖された開閉蓋
60を実線で示し、開放された開閉蓋60を一点鎖線で
示している。本実施形態の場合、モーター52またはコ
ンデンサ54に代えて電池58’と内方凸部71とを同
一軸線Ax上に配置する構成としてもよい。またカメラ
10dと同様に、開閉蓋60を軸着せず、カメラボディ
11の後面11bから取り外し可能な構成にしてもよ
い。
同一機能を有する円柱形状の電池58’を電源とし、空
間49内に電池58’を収納するバッテリー収納室5
6”を形成し、モーター52、コンデンサ54および電
池58’を空間49内に配置したことでカメラボディ1
1の更なる小型化を図った実施形態である。本実施形態
では、上記カメラ10dと同様に、カメラボディ11の
後面11bにバッテリー挿入口62が形成され、このバ
ッテリー挿入口62の一側にはバッテリー挿入口62を
開閉する開閉蓋63がカメラ10の上下方向に延びる軸
64介して軸着されている。同図中、閉鎖された開閉蓋
60を実線で示し、開放された開閉蓋60を一点鎖線で
示している。本実施形態の場合、モーター52またはコ
ンデンサ54に代えて電池58’と内方凸部71とを同
一軸線Ax上に配置する構成としてもよい。またカメラ
10dと同様に、開閉蓋60を軸着せず、カメラボディ
11の後面11bから取り外し可能な構成にしてもよ
い。
【0035】各カメラ10,10a,10b,10cの
空間49内におけるモーター52およびコンデンサ54
の配置、また各カメラ10d,10eの空間49内にお
けるモーター52、コンデンサ54および電池58,5
8’の配置は上記各実施形態の配置に限定されず、モー
ター52とコンデンサ54(カメラ10d,10eの場
合はさらに電池58,58’)が電池空間49内にスペ
ース効率よく配置されていればよい。また、モーター5
2、コンデンサ54、電池58,58’の夫々は単一の
ものに限らず複数からなってもよい。
空間49内におけるモーター52およびコンデンサ54
の配置、また各カメラ10d,10eの空間49内にお
けるモーター52、コンデンサ54および電池58,5
8’の配置は上記各実施形態の配置に限定されず、モー
ター52とコンデンサ54(カメラ10d,10eの場
合はさらに電池58,58’)が電池空間49内にスペ
ース効率よく配置されていればよい。また、モーター5
2、コンデンサ54、電池58,58’の夫々は単一の
ものに限らず複数からなってもよい。
【0036】図12に示すカメラ10fは、モーター5
2を巻上げスプール43内に設け、コンデンサ54およ
び回路基板80を空間49内に効率よく配置したことで
カメラボディ11の小型化を図った実施形態である。回
路基板80は、カメラ10fの左右方向と略平行に延び
る基板81を有しており、この基板81の後面には、基
板81と平行に延びるLCDパネル82が実装されてい
る。LCDパネル82は、カメラ10fの各種撮影情報
(フィルム枚数、日付、時刻、ストロボ情報、電池残量
情報等)を表示するもので、これら各種撮影情報はカメ
ラボディ11の後面11bに形成した窓(透明板)85
を介して観察される。また基板81の前面には、回路部
品83、84が実装されている。本実施形態のように、
モーター52、コンデンサ54および電池58,58’
のいずれかと、これらモーター52、コンデンサ54お
よび電池58,58’以外の部材(回路基板80)とを
空間49内に配置する構成としてもよい。本実施形態で
はコンデンサ54と回路基板80を空間49内に配置す
る構成としているが、コンデンサ54に代えて電池58
またはモーター52を回路基板80と共に空間49内に
配置する構成としてもよい。また回路基板80は、他の
回路部品を実装する回路基板であっても勿論よい。また
本実施形態のカメラ10fにおいても、モーター52、
コンデンサ54、電池58の夫々は単一のものに限らず
複数からなってもよい。
2を巻上げスプール43内に設け、コンデンサ54およ
び回路基板80を空間49内に効率よく配置したことで
カメラボディ11の小型化を図った実施形態である。回
路基板80は、カメラ10fの左右方向と略平行に延び
る基板81を有しており、この基板81の後面には、基
板81と平行に延びるLCDパネル82が実装されてい
る。LCDパネル82は、カメラ10fの各種撮影情報
(フィルム枚数、日付、時刻、ストロボ情報、電池残量
情報等)を表示するもので、これら各種撮影情報はカメ
ラボディ11の後面11bに形成した窓(透明板)85
を介して観察される。また基板81の前面には、回路部
品83、84が実装されている。本実施形態のように、
モーター52、コンデンサ54および電池58,58’
のいずれかと、これらモーター52、コンデンサ54お
よび電池58,58’以外の部材(回路基板80)とを
空間49内に配置する構成としてもよい。本実施形態で
はコンデンサ54と回路基板80を空間49内に配置す
る構成としているが、コンデンサ54に代えて電池58
またはモーター52を回路基板80と共に空間49内に
配置する構成としてもよい。また回路基板80は、他の
回路部品を実装する回路基板であっても勿論よい。また
本実施形態のカメラ10fにおいても、モーター52、
コンデンサ54、電池58の夫々は単一のものに限らず
複数からなってもよい。
【0037】上記各実施形態のカメラで使用されるフィ
ルムカートリッジFCは、CH135やIX240等の
銀塩フィルムをロール状に収納したフィルムカートリッ
ジであればどのようなタイプのフィルムカートリッジで
もよい。
ルムカートリッジFCは、CH135やIX240等の
銀塩フィルムをロール状に収納したフィルムカートリッ
ジであればどのようなタイプのフィルムカートリッジで
もよい。
【0038】また、上記各実施形態のカメラは単焦点タ
イプのレンズシャッタ式コンパクトカメラであるが、本
発明はこれに限定されず、2焦点切り替え式レンズやズ
ームレンズ等を内臓した多焦点タイプのレンズシャッタ
式コンパクトカメラに本発明を適用してもよい。また、
一眼レフカメラに本発明を適用してもよい。
イプのレンズシャッタ式コンパクトカメラであるが、本
発明はこれに限定されず、2焦点切り替え式レンズやズ
ームレンズ等を内臓した多焦点タイプのレンズシャッタ
式コンパクトカメラに本発明を適用してもよい。また、
一眼レフカメラに本発明を適用してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラ構造を適
用したカメラによれば、銀塩フィルム等の撮影フィルム
をロール状に収納したフィルムカートリッジを利用する
カメラにおいて、特にカメラの左右方向での更なる小型
化を実現することができる。
用したカメラによれば、銀塩フィルム等の撮影フィルム
をロール状に収納したフィルムカートリッジを利用する
カメラにおいて、特にカメラの左右方向での更なる小型
化を実現することができる。
【図1】本発明を適用した撮影可能状態にあるレンズシ
ャッタ式カメラを撮影光軸前方から視た正面図である。
ャッタ式カメラを撮影光軸前方から視た正面図である。
【図2】図1のI −I 線に沿ったカメラの断面図であ
る。
る。
【図3】図2のIII −III 線に沿ったカメラの断面図で
ある。
ある。
【図4】同カメラの収納状態を示す断面図である。
【図5】レンズ親板が閉位置にあり、カバー板が開位置
にある状態を示す断面図である。
にある状態を示す断面図である。
【図6】図1に示すカメラの要部を示す断面図である。
【図7】本発明を適用したカメラの他の実施形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明を適用したカメラの他の実施形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図9】本発明を適用したカメラの他の実施形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図10】本発明を適用したカメラの他の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図11】本発明を適用したカメラの他の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図12】本発明を適用したカメラの他の実施形態を示
す断面図である。
す断面図である。
10 カメラ 11 カメラボディ 13 レリーズ釦 11a 前壁 20 開口 23 レンズ親板 23a 開口 25 カバー板 30 撮影レンズ 32 シャッタユニット 40 スプール室 41 カートリッジ室 43 巻上げスプール 45 枠部材 46 撮影開口 47 アパーチャ枠 50 圧板 51 ガイドローラー 52 モーター 54 コンデンサ 58 板ガム形電池 D カメラの左右方向 F フィルム FC フィルムカートリッジ Fe シャッタレリーズにより露光するフィルム面 L スプール室とカートリッジ室の間隔 O 撮影光軸
Claims (7)
- 【請求項1】 柱状のフィルムカートリッジから出たフ
ィルムを、フィルム巻上げスプールにより巻上げるカメ
ラにおいて、 上記フィルムカートリッジと上記フィルム巻上げスプー
ルの夫々の中心軸を結ぶ平面に対して、該フィルムカー
トリッジとフィルム巻上げスプールとの間に位置するフ
ィルム面を交差させ、 カメラボディの後面を、上記フィルムカートリッジとフ
ィルム巻上げスプールの夫々の中心軸を結ぶ平面と略平
行に設け、 かつ、上記フィルム面と上記カメラボディ後面の間の空
間内に、上記フィルム巻上げスプールの駆動用モータ
ー、ストロボ用コンデンサ、およびカメラの電源となる
電池のうちの少なくとも一つを配置したことを特徴とす
るカメラ構造。 - 【請求項2】 請求項1において、上記空間内には、カ
メラボディの底面から上記空間内に向かって突出し、内
部に三脚取付用雌ネジ孔が形成された内方凸部が設けら
れ、上記モーター、コンデンサ、および電池のいずれか
一つと上記内方凸部とは略同軸上に配置されているカメ
ラ構造。 - 【請求項3】 請求項1または2において、電池は上記
空間内に配置されており、カメラボディの後面の上記電
池と対向する部分には電池挿入口が形成され、この電池
挿入口には開閉可能な電池蓋が設けられているカメラ構
造。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項におい
て、カメラボディの前面と上記フィルム面の間には、略
楔状の空間が設けられているカメラ構造。 - 【請求項5】 請求項4において、上記略楔状の空間の
一側には、撮影レンズが固定されたレンズ親板が軸着さ
れており、撮影レンズは、レンズ親板を閉じたとき上記
略楔状の空間内に収納されるカメラ構造。 - 【請求項6】 請求項5において、上記略楔状の空間の
他側には、レンズ親板を開位置に位置させたときレンズ
親板を開位置に保持し、レンズ親板を閉位置に位置させ
たときレンズ親板の前面に覆い被さり撮影レンズを保護
するカバー板が軸着されているカメラ構造。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか一項におい
て、撮影光軸は、上記フィルム面に対して直交し、上記
フィルムカートリッジとフィルム巻上げスプールの夫々
の中心軸を結ぶ平面に対して直交していないカメラ構
造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18713196A JPH1031260A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | カメラ構造 |
US08/866,220 US5909600A (en) | 1996-05-31 | 1997-05-30 | Camera structure |
EP97108819A EP0810466B1 (en) | 1996-05-31 | 1997-06-02 | Camera Structure |
DE69725647T DE69725647T8 (de) | 1996-05-31 | 1997-06-02 | Kamerastruktur |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18713196A JPH1031260A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | カメラ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1031260A true JPH1031260A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16200674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18713196A Pending JPH1031260A (ja) | 1996-05-31 | 1996-07-17 | カメラ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1031260A (ja) |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18713196A patent/JPH1031260A/ja active Pending
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