JPH10312497A - 交通状況予測装置 - Google Patents

交通状況予測装置

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JPH10312497A
JPH10312497A JP12249497A JP12249497A JPH10312497A JP H10312497 A JPH10312497 A JP H10312497A JP 12249497 A JP12249497 A JP 12249497A JP 12249497 A JP12249497 A JP 12249497A JP H10312497 A JPH10312497 A JP H10312497A
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JP
Japan
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traffic
prediction
learning
vehicle
vehicle speed
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JP12249497A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Oba
場 義 和 大
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 交通量、交通密度、車速などの交通状況を、
高精度に予測し得る交通状況予測装置を提供する。 【解決手段】 対象となる閉区間に分割形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器
1、交通密度データの保存手段2、交通量データの保存
手段3、予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重み
係数を用いて予測対象区間の交通量予測値を出力する予
測ニューラルネットワーク4、前記交通密度保存手段か
ら得られる過去の交通密度を入力とし、予測対象区間の
学習用交通量予測値を出力する学習用ニューラルネット
ワーク5、当学習用交通量予測値、および交通量保存手
段より得られる交通量実績値を用いて前記重み係数の修
正量を計算し、重み係数を更新する重み係数学習手段
6、をそなえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交通状況予測シス
テムに係わり、特に高速道路におけるある特定の区間の
交通状況(交通量、交通密度(オキュパンシ)、車速)
の予測を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市部の高速道路では、交通量の増加に
よる交通渋滞が頻繁に発生し、走行所要時間や渋滞情報
等の交通情報の価値が高まってきている。そのため、走
行車両のドライバに対してより正確な交通情報を提供す
るためには、これらの交通情報の基になる交通量、交通
密度、車速などの交通状況情報を精度良く予測すること
が必要となってくる。
【0003】交通状況を予測する方法で一般的なものと
しては、I/O法(インプット/アウトプット法)が挙
げられる。この方法は、基本交通流演算と交通容量チェ
ックとを用いるものである。ここで、交通流とは、交通
の流れを言い、交通容量とは、ある区間の道路を通れる
最大の交通量をいう。そして、対象となる道路を小区間
に分割し、まず下流側の交通容量を考えずに、上流側か
ら順次流入流出演算を行う。ここで、交通容量を考慮に
入れていないため、車の流れ過ぎが発生する個所があ
る。
【0004】これにつき、Q−K曲線という交通量と交
通密度の特性曲線とを使用し、下流側から順次上流側に
戻す形で行う補正計算によって、ある交通容量チェック
を行う。これらの作業を、対象とする範囲における全て
の区間で実施し、交通状況を予測する。
【0005】また、この他に、物理モデルを使用するも
のや、統計的に予測する手法などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現在、交通状況の予測
においては、一般には上記I/O法によるが、I/O法
の補正計算で使用するQ−K曲線は、広範囲に分布して
いるにも関わらず、1本の曲線で近似して使用している
ため、交通状況予測に誤差を生じる原因とされている。
【0007】また、物理モデルや統計的な予測において
は、渋滞の発生および解消のプロセス解析が確立されて
いないため、頻繁な渋滞の発生・解消時の予測精度向上
は困難である。 〔発明の目的〕本発明は、上記の点を考慮してなされた
もので、交通量、交通密度、車速などの交通状況を、高
精度に予測し得る交通状況予測装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明では、予測対象となる区間の上流と下流の
交通状況(渋滞状況等)と、対象区間の交通状況との関
係に着目して、上流と下流の物理的な状況を基に予測を
行う。このように物理的な状況から予測を行うことによ
り、時系列的な要素を考える必要が無くなり、都市部の
高速道路など渋滞が頻繁に発生するところでも対応が可
能となる。また、予測対象となる区間の上流および下流
の交通状況と、対象区間の交通状況との関係をニューラ
ルネットワークまたは多項式予測モデルで表すことによ
り、誤差の原因の一つとされているQ−K曲線を使用す
る必要がない。
【0009】上記目的を達成するための手段として、本
発明に係る第1の交通状況予測装置は、 (a) 対象となる閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (d1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重
み係数を用いて予測対象区間の交通量予測値を出力する
予測ニューラルネットワーク (e1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
入力とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用
交通量予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f1) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通量予測値、および前記交通量保存手段より
得られる交通量実績値を用いて前記重み係数の修正量を
計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0010】また、本発明に係る第2の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (d2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重
み係数を用いて予測対象区間の交通密度予測値を出力す
る予測ニューラルネットワーク (e2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
入力とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用
交通密度予測値を出力する学習用ニューラルネットワー
ク (f2) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通密度予測値を用いて前記重み係数の修正量
を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0011】また、本発明に係る第3の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (d3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重
み係数を用いて予測対象区間の車速予測値を出力する予
測ニューラルネットワーク (e3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
入力とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用
車速予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f3) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用車速予測値および前記車速保存手段より得られ
る車速実測値を用いて前記重み係数の修正量を計算し、
該重み係数を更新する重み係数学習手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 をそなえている。
【0012】また、本発明に係る第4の交通状況予測装
置は、 (a)対象とする閉区間の分割により形成された複数の
小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平均
速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (d4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の車
両感知器から得られる交通量を入力とし、重み係数を用
いて予測対象区間の交通量予測値を出力する予測ニュー
ラルネットワーク (e4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通
量予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f4) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通量予測値および前記交通量保存手段より得
られる交通量実績値を用いて前記重み係数の修正量を計
算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0013】また、本発明に係る第5の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (d5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
記車両感知器から得られる交通量を入力とし、重み係数
を用いて予測対象区間の交通密度予測値を出力する予測
ニューラルネットワーク (e5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通
密度予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f5) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通密度予測値、および前記交通密度保存手段
より得られる交通密度実績値を用いて前記重み係数の修
正量を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0014】また、本発明に係る第6の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (d6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
記車両感知器から得られる交通量を入力とし、重み係数
を用いて予測対象区間の車速予測値を出力する予測ニュ
ーラルネットワーク (e6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用車速
予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f6) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用車速予測値および前記車速保存手段より得られ
る車速実績値を用いて前記重み係数の修正量を計算し、
該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0015】また、本発明に係る第7の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する前記車速保存手段 (d7) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
記車両感知器から得られる車速を入力とし、重み係数を
用いて予測対象区間の交通量予測値を出力する予測ニュ
ーラルネットワーク (e7) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通量
予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f7) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通量予測値および前記交通量保存手段より得
られる交通量実績値を用いて前記重み係数の修正量を計
算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0016】また、本発明に係る第8の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する前記車速保存手段 (d8) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
記車両感知器から得られる車速を入力とし、重み係数を
用いて予測対象区間の交通密度予測値を出力する予測ニ
ューラルネットワーク (e8) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通密
度予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f8) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通量予測値、および前記交通量保存手段より
得られる交通量実績値を用いて重み係数の補正量を計算
し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0017】また、本発明に係る第9の交通状況予測装
置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (d9) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、重み係
数を用いて予測対象区間の車速予測値を出力する学習用
ニューラルネットワーク (e9) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用車速予
測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f9) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用車速予測値、および前記車速保存手段より得ら
れる車速実績値を用いて前記重み係数の修正量を計算
し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0018】また、本発明に係る第10の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (h) 前記車両感知器より得られる交通密度データ、
交通量データ、車速データを保存する交通データ保存手
段 (i) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記車両感知器から得られる交通密度データ、交通量デ
ータ、車速データを入力とし、重み係数を用いて予測対
象区間の交通密度予測値、交通量予測値、車速予測値を
出力する予測ニューラルネットワーク (j) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
交通データ保存手段から得られる過去の交通密度デー
タ、交通量データ、車速データを入力とし、重み係数を
用いて予測対象区間の学習用交通密度予測値、学習用交
通量予測値、学習用車速予測値を出力する学習用ニュー
ラルネットワーク (k) 学習用ニューラルネットワークより出力される
学習用交通密度予測値、学習用交通量予測値、学習用車
速予測値、および前記車両感知器より得られる交通密度
実績値、交通量実測値、車速実測値を用いて前記重み係
数の修正量を計算し、該重み係数を更新する重み係数学
習手段 をそなえている。
【0019】また、本発明に係る第11の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (l1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
区間の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (m1) 前記交通量保存手段から得られる交通量実績
値、および前記交通密度保存手段より得られる交通密度
実績値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量
を計算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0020】また、本発明に係る第12の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (n1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
区間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (o1) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度
実績値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量
を計算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0021】また、本発明に係る第13の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (p1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
区間の車速予測値を出力する車速予測モデル (q1) 前記交通密度保存手段から得られる交通密度
実績値、および車速保存手段より得られる車速実績値を
用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0022】また、本発明に係る第14の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (l2)予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (m2) 前記交通量保存手段から得られる交通量実績
値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計
算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0023】また、本発明に係る第15の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (n2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (o2) 前記交通量保存手段から得られる交通量実績
値、および前記交通密度保存手段より得られる交通密度
実績値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量
を計算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0024】また、本発明に係る第16の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (p2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
間の車速予測値を出力する車速予測モデル (q2)前記交通量保存手段から得られる交通量実績
値、および前記車速保存手段より得られる車速実績値を
用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0025】また、本発明に係る第17の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (l3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (m3) 前記車速保存手段から得られる車速実績値、
および前記交通量保存手段より得られる交通量実績値を
用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0026】また、本発明に係る第18の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (n3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (o3) 前記車速保存手段から得られる車速実績値、
および前記交通密度保存手段より得られる交通密度実績
値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計
算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0027】また、本発明に係る第19の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (p3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の車速予測値を出力する車速予測モデル (q3) 前記車速保存手段より得られる車速実績値を
用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0028】また、本発明に係る第20の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通データを保存
する交通量保存手段 (l4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
区間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (r) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、交通
密度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラル
ネットワーク (s) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を入
力とし、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出
力する学習用ニューラルネットワーク (t) 学習用ニューラルネットワークより出力される
学習用交通密度予測モデルのパラメータ、および教師信
号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密
度予測モデルのパラメータを用いて前記重み係数の修正
量を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (u) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度実
績値および前記前記交通量保存手段より得られる交通量
実績値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学
習に使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメ
ータを出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0029】また、本発明に係る第21の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (n4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
区間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (v) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、交通
密度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラル
ネットワーク (w) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を入
力とし、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出
力する学習用ニューラルネットワーク (x) 学習用ニューラルネットワークより出力される
学習用交通密度予測モデルパラメータ、および教師信号
用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密度
予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を
計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (y) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度実
績値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習
に使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメー
タを出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0030】また、本発明に係る第22の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (p4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
区間の車速量予測値を出力する車速予測モデル (z) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、車速
予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネッ
トワーク (aa) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
入力とし、学習用の車速予測モデルのパラメータを出力
する学習用ニューラルネットワーク (ab) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用車速予測モデルのパラメータ、および教師信号
用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予測
モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計算
し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ac) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度
実績値、および前記車速保存手段より得られる車速実績
値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
使用される教師信号用の車速予測モデルパラメータを出
力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0031】また、本発明に係る第23の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通データを保存
する交通量保存手段 (l5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
間の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (r1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量を入力とし、交通
量予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネ
ットワーク (s1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
とし、学習用の交通量予測モデルのパラメータを出力す
る学習用ニューラルネットワーク (t1) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通量予測モデルのパラメータ、および教師信
号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通量
予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を
計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (u1) 前記交通量保存手段より得られる交通量実績
値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
使用される教師信号用の交通量予測モデルパラメータを
出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0032】また、本発明に係る第24の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (n5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (v1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量を入力とし、交通
密度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラル
ネットワーク (w1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
とし、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出力
する学習用ニューラルネットワーク (x1) 前記交通量保存手段より得られる交通量実績
値、および前記交通密度保存手段より得られる交通密度
実績値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学
習に使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメ
ータを出力する教師信号用パラメータ作成手段 (y1) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通密度予測モデルパラメータ、および教師信
号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密
度予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量
を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえている。
【0033】また、本発明に係る第25の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (p5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
間の車速予測値を出力する車速予測モデル (z1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量を入力とし、車速
予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネッ
トワーク (aa1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の
数の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入
力とし、学習用の車速予測モデルのパラメータを出力す
る学習用ニューラルネットワーク (ab1) 学習用ニューラルネットワークより出力さ
れる学習用車速予測モデルパラメータ、および教師信号
用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予測
モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計算
し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ac1) 前記交通量保存手段より得られる交通量実
績値、および前記車速保存手段より得られる車速実績値
を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に使
用される教師信号用の車速予測モデルパラメータを出力
する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0034】また、本発明に係る第26の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (l6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (r2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、交通量
予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネッ
トワーク (s2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記交通量保存手段から得られる過去の車速を入力と
し、学習用の交通量予測モデルのパラメータを出力する
学習用ニューラルネットワーク (t2) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通量予測モデルパラメータ、および教師信号
用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通量予
測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計
算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (u2) 前記車速保存手段より得られる交通量実績
値、および前記交通量保存手段より得られる交通量実績
値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
使用される教師信号用の交通量予測モデルパラメータを
出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0035】また、本発明に係る第27の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる交通データを保存
する車速保存手段 (n6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (v2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、交通密
度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネ
ットワーク (w2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
し、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出力す
る学習用ニューラルネットワーク (x2) 学習用ニューラルネットワークより出力され
る学習用交通密度予測モデルパラメータ、および教師信
号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密
度予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量
を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (y2) 前記車速保存手段より得られる車速実績値、
および前記交通密度保存手段より得られる交通密度実績
値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメータ
を出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0036】また、本発明に係る第28の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
する車速保存手段 (p6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
の車速予測値を出力する車速予測モデル (z2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、車速予
測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネット
ワーク (aa2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の
数の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
し、学習用の車速予測モデルのパラメータを出力する学
習用ニューラルネットワーク (ab2) 学習用ニューラルネットワークより出力さ
れる学習用車速予測モデルのパラメータ、および教師信
号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予
測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計
算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ac2) 前記車速保存手段より得られる車速実績値
を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に使
用される教師信号用の車速予測モデルパラメータを出力
する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえている。
【0037】また、本発明に係る第29の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (h) 前記車両感知器より得られる交通密度データ、
交通量データ、車速データを保存する交通データ保存手
段 (ad) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量・交通密度・車速
の関数から構成される多項式予測モデルで、重み係数を
用いて予測対象区間の交通量予測値・交通密度予測値・
車速予測値を出力する交通状況予測モデル (ae) 交通データ保存手段より得られる交通量実績
値・交通密度実績値・車速実績値を用いて、多項式予測
モデルのパラメータの修正量を計算し、パラメータを更
新するパラメータ更新手段 をそなえている。
【0038】また、本発明に係る第30の交通状況予測
装置は、 (a) 対象とする閉区間の分割により形成された複数
の小区間の各々に設置され、走行車両の交通量、空間平
均速度、および交通密度を測定する複数の車両感知器 (h) 前記車両感知器より得られる交通密度データ、
交通量データ、車速データを保存する交通データ保存手
段 (ad1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の
数の前記車両感知器から得られる交通量・交通密度・車
速の関数により構成される多項式予測モデルで、重み係
数を用いて予測対象区間の交通量予測値・交通密度予測
値・車速予測値を出力する交通状況予測モデル (af) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の前記車両感知器から得られる交通量・交通密度・車速
を入力とし、交通状況予測モデルのパラメータを出力す
る予測ニューラルネットワーク (ag) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
の交通データ保存手段から得られる過去の交通量・交通
密度・車速を入力とし、学習用の交通状況予測モデルの
パラメータを出力する学習用ニューラルネットワーク (ah) 前記学習用ニューラルネットワークより出力
される学習用交通状況予測モデルパラメータ、および教
師信号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車
速予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量
を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ai) 交通データ保存手段より得られる交通量・交
通密度・車速実績値を受け取り、学習用ニューラルネッ
トワークの学習に使用される教師信号用の交通状況予測
モデルパラメータを出力する教師信号用パラメータ作成
手段 をそなえている。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、上記各手段の作用について
説明する。本発明の第1実施例の交通状況予測装置に関
して、 (a)車両感知器は、走行車両の交通量、空間平均速
度、および交通密度を測定するものである。(b)は、
(a)前記車両感知器より交通密度データを受け取り、
交通密度データを保存する手段である。(c)は、
(a)前記車両感知器より交通量データを受け取り、交
通量データを保存する手段である。(d1)は、前記車
両感知器より交通密度を受け取り、(f1)により更新
された重み係数を用いてニューラルネットワークにより
予測対象区間の交通量予測値を演算するものである。
(e1)は、(b1)より過去の交通密度を受け取り、
(f1)により更新された前記重み係数を用いてニュー
ラルネットワークにより予測対象区間の学習用交通量予
測値を演算するものである。このニューラルネットワー
クは、上記(d1)と同じ構造をしており、(d1)で
は過去の情報が利用できないが、(e1)では過去の情
報が利用できるため、それを使用して学習用の予測値を
演算することが可能である。
【0040】ここで、上記手段(d1),(e1)にお
いて用いるニューラルネットワークについて説明する。
ニューラルネットワークには、一般的に階層形と相互結
合形のものがあるが、ここでは階層形に関して説明す
る。
【0041】図31に示すように、階層形ニューラルネ
ットワークは、信号の流れが入力層→中間層→出力層と
いうように、一方向にのみ流れる構成を採っている。図
31の階層形ューラルネットワークにおける信号の流れ
について説明する。
【0042】以下の記号は、次の通りである。 m :入力層の素子数 s :中間層の素子数 n :出力層の素子数 Uk(t) :入力層第k素子への入力(k=1〜m) Ik(t) :入力層第k素子からの出力(k=1〜m) NetHj(t):中間層第j素子への入力(j=1〜s) Hj(t) :中間層第j素子からの出力(j=1〜s) NetOi(t):出力層第i素子への入力(i=1〜n) Xi(t) :出力層第i素子からの出力(i=1〜n) ajk :入力層第k素子出力端から中間層第j素子入力端への結合 重み係数 bij :中間層第j素子出力端から出力層第i素子入力端への結合 重み係数 fH(*) :中間層における入出力変換関数 fO(*) :出力層における入出力変換関数 本発明では、(d1)においては、入力Ui(t)が車
両感知器からの各セクションの交通密度データ、出力X
i(t)が交通量予測値に対応しており、(e1)にお
いては、入力Ui(t)が交通密度保存手段からの各セ
クションの交通密度データ、出力Xi(t)が学習用交
通量予測値に対応している。 ・入力ユニット 外部からの入力を受けて、次式により活性値k(t)を
決定する。 k(t)=Uk(t) (k=1〜m) …(X.1) ・中間ユニット 入力ユニットからの信号の総和を入力NetHj(t)
として受け取り、新しい活性値Hj(t)を決定する。
【0043】
【数1】 (注:Uo(t)=1(しきい値)) Hj(t)=fH(NetHj(t)) (j=1〜s) …(X.3) ただし、式(X.3)におけるfH(*)は、中間ユニッ
トにおける入出力関数を表す。入出力関数としては、通
常、シグモイド状(S字形)の関数が使用される。 ・出力ユニット 中間ユニットからの出力の総和を入力NetOi(t)
として受け取り、新しい活性値Oi(t)を決定し、こ
れをニューラルネットワーク全体の出力Xi(t)とす
る。
【0044】
【数2】 (注:Ho(t)=1(しきい値)) Xi(t)=Oi(t)=fO(NetOi(t)) (i=1〜n) …(X.5) ただし、式(X.5)におけるfO(*)は、出力ユニッ
トにおける入出力関数を表す。
【0045】このように、ユニットを層に分離し、層ご
とに同期的に活性値を決定することにより、ニューラル
ネットワーク全体の入出力関係は、次式のように表すこ
とができる。
【0046】
【数3】 (f1)は、(c)より過去の交通量実績値、(e1)
よりそれに対応する学習用交通量予測値を受け取り、交
通量実績値を教師信号として、ニューラルネットワーク
の学習を行って重み係数の修正値を計算し、(d1),
(e1)のニューラルネットワークの重み係数を更新す
る手段である。
【0047】図32に、本発明に用いる階層形ニューラ
ルネットワークにおける処理フローを示す。ここで、図
32における処理内容について説明する。そして、新た
に以下の記号を定義する。 E :誤差評価関数 Vi(t):出力層第i素子からの出力に対する教師信
号 Δapq :重み係数apqの修正量 Δbpq :重み係数cpqの修正量 ε :重み係数学習パラメータ α :重み係数学習パラメータ 本発明の階層形ニューラルネットワークでは、Vi
(t)は交通量保存手段からの交通量実績値に対応して
おり、前述の階層形ニューラルネットワークにおいて
は、入力Ui(t)が交通密度保存手段からの各セクシ
ョンの交通密度データ、出力Xi(t)が学習用交通量
予測値に対応している。
【0048】本発明の階層形ニューラルネットワークに
おいて、結合重み係数の修正量Δapq(t),Δbp
q(t)は、次式のように計算される。 Δapq(t)=Δsapq(t)+α・Δapq(t・1) …(X.9) Δbpq(t)=Δsbpq(t)+α・Δbpq(t・1) …(X.10) ただし、式(X.9),(X.10)におけるΔsap
q(k),Δsbpq(k)は、k番目のサンプルデー
タを用いて以下のように計算する。
【0049】
【数4】 ここで、誤差評価関数Eは、ネットワーク出力Xi
(t)および教師信号Vi(t)を用いて、
【0050】
【数5】
【0051】
【数6】
【0052】
【数7】 となる。
【0053】以上の計算の結果、Δapq(t),Δb
pq(t)を求めた後に、次式によりニューラルネット
ワークの重み係数apq,bpqの更新を行う。 apq(t+1)=apq(t)+Δapq(t) …(X.7) bpq(t+1)=bpq(t)+Δbpq(t) …(X.8) 第1実施例の交通状況予測装置は、以上の作用を持つ。
【0054】また、本発明の第2実施例の交通状況予測
装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交通
状況予測装置と同様であり、(d2),(e2),(f
2)に関しては、以下の作用がある。
【0055】(d2)は、車両感知器より交通密度を受
け取り、(f2)により更新された重み係数を用いて、
ニューラルネットワークにより予測対象区間の交通密度
予測値を演算するものである。
【0056】(e2)は、(b)より過去の交通密度を
受け取り、(f2)により更新された前記重み係数を用
いて、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学
習用交通密度予測値を演算するものである。このニュー
ラルネットワークは、上記(d2)と同じ構造をしてお
り、(d2)では過去の情報が利用できないが、(e
2)では過去の情報が利用できるため、それを使用して
学習用の予測値を演算することが可能である。
【0057】(f2)は、(b)より過去の交通密度実
績値、(e2)よりそれに対応する学習用交通密度予測
値を受け取り、交通密度実績値を教師信号として、ニュ
ーラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を
計算し、(d2),(e2)のニューラルネットワーク
の重み係数を更新する手段である。
【0058】第2実施例の交通状況予測装置は、以上の
作用を持つ。
【0059】また、本発明の第3の交通状況予測装置
は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交通状況
予測装置と同様であり、(d3),(e3),(f
3),(g)に関しては、以下の作用がある。
【0060】(d3)は、車両感知器より交通密度を受
け取り、(f3)により更新された重み係数を用いて、
ニューラルネットワークにより予測対象区間の車速予測
値を演算するものである。
【0061】(e3)は、(b)より過去の交通密度を
受け取り、(f3)により更新された前記重み係数を用
いて、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学
習用車速予測値を演算するものである。このニューラル
ネットワークは、上記(d3)と同じ構造をしており、
(d3)では過去の情報が利用できないが、(e3)で
は過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用
の予測値を演算することが可能である。
【0062】(f3)は、(b)より過去の車速実績
値、(e3)よりそれに対応する学習用車速予測値を受
け取り、車速実績値を教師信号として、ニューラルネッ
トワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(d3),(e3)のニューラルネットワークの重み係
数を更新する手段である。
【0063】(g)は、(a)車両感知器より車速デー
タを受け取り、車速データを保存する手段である。
【0064】本発明の第3の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0065】また、本発明の第4の交通状況予測装置
は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交通状況
予測装置と同様であり、(d4),(e4),(f4)
に関しては、以下の作用がある。
【0066】(d4)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(f4)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより予測対象区間の交通量予測
値を演算するものである。
【0067】(e4)は、(c)より過去の交通量を受
け取り、(f4)により更新された前記重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学習
用交通量予測値を演算するものである。このニューラル
ネットワークは、上記(d4)と同じ構造をしており、
(d4)では過去の情報が利用できないが、(e4)で
は過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用
の予測値を演算することが可能である。
【0068】(f4)は、(c)より過去の交通量実績
値、(e4)よりそれに対応する学習用交通量予測値を
受け取り、交通量実績値を教師信号として、ニューラル
ネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計算
し、(d4),(e4)のニューラルネットワークの重
み係数を更新する手段である。
【0069】本発明の第4の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0070】また、本発明の第5の交通状況予測装置
は、(a),(b),(c)に関しては、第1実施例の
交通状況予測装置と同様であり、(d5),(e5),
(f5)に関しては、以下の作用がある。
【0071】(d5)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(f5)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより予測対象区間の交通密度予
測値を演算するものである。
【0072】(e5)は、(c)より過去の交通量を受
け取り、(f5)により更新された前記重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学習
用交通密度予測値を演算するものである。このニューラ
ルネットワークは、上記(d5)と同じ構造をしてお
り、(d5)では過去の情報が利用できないが、(e
5)では過去の情報が利用できるため、それを使用して
学習用の予測値を演算することが可能である。
【0073】(f5)は、(b)より過去の交通密度実
績値、(e5)よりそれに対応する学習用交通密度予測
値を受け取り、交通密度実績値を教師信号として、ニュ
ーラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を
計算し、(d5),(e5)のニューラルネットワーク
の重み係数を更新する手段である。
【0074】第5実施例の交通状況予測装置は、以上の
作用を持つ。
【0075】また、本発明の第6実施例の交通状況予測
装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交通
状況予測装置と同様であり、(g)に関しては第3実施
例の交通状況予測装置と同様であり、(d6),(e
6),(f6)に関しては、以下の作用がある。
【0076】(d6)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(j″)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより予測対象区間の車速予測値
を演算するものである。
【0077】(e6)は、(c)より過去の交通量を受
け取り、(f6)により更新された前記重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学習
用車速予測値を演算するものである。このニューラルネ
ットワークは、上記(h″)と同じ構造をしており、
(d6)では過去の情報が利用できないが、(e6)で
は過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用
の予測値を演算することが可能である。
【0078】(f6)は、(g)より過去の車速実績
値、(e6)よりそれに対応する学習用車速予測値を受
け取り、車速実績値を教師信号として、ニューラルネッ
トワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(d6),(e6)のニューラルネットワークの重み係
数を更新する手段である。
【0079】本発明の第6の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0080】また、本発明の第7の交通状況予測装置
は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交通状況
予測装置と同様であり、(g)に関しては第3実施例の
交通状況予測装置と同様であり、(d7),(e7),
(f7)に関しては、以下の作用がある。
【0081】(d7)は、車両感知器より車速を受け取
り、(f7)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより予測対象区間の交通量予測値
を演算するものである。
【0082】(e7)は、(g)より過去の車速を受け
取り、(f7)により更新された前記重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学習
用交通量予測値を演算するものである。このニューラル
ネットワークは、上記(d7)と同じ構造をしており、
(d7)では過去の情報が利用できないが、(e7)で
は過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用
の予測値を演算することが可能である。
【0083】(f7)は、(c)より過去の交通量実績
値、(e7)よりそれに対応する学習用交通量予測値を
受け取り、交通量実績値を教師信号として、ニューラル
ネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計算
し、(d7),(e7)のニューラルネットワークの重
み係数を更新する手段である。
【0084】第7実施例の交通状況予測装置は、以上の
作用を持つ。
【0085】また、本発明の第8実施例の交通状況予測
装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交通
状況予測装置と同様であり、(g)に関しては第3実施
例の交通状況予測装置と同様であり、(d8),(e
8),(f8)に関しては、以下の作用がある。
【0086】(d8)は、車両感知器より車速を受け取
り、(f8)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより予測対象区間の交通密度予測
値を演算するものである。
【0087】(e8)は、(g)より過去の車速を受け
取り、(f8)により更新された前記重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学習
用交通密度予測値を演算するものである。このニューラ
ルネットワークは、上記(d8)と同じ構造をしてお
り、(d8)では過去の情報が利用できないが、(e
8)では過去の情報が利用できるため、それを使用して
学習用の予測値を演算することが可能である。
【0088】(f8)は、(b)より過去の交通密度実
績値、(e8′)よりそれに対応する学習用交通密度予
測値を受け取り、交通密度実績値を教師信号として、ニ
ューラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値
を計算し、(d8),(e8)のニューラルネットワー
クの重み係数を更新する手段である。
【0089】第8実施例の交通状況予測装置は、以上の
作用を持つ。
【0090】また、本発明の第9実施例の交通状況予測
装置は、(a)に関しては第1実施例の交通状況予測装
置と同様であり、(g)に関しては第3実施例の交通状
況予測装置と同様であり、(d9k″),(e9
l″),(f9m″)に関しては、以下の作用がある。
【0091】(d9′)は、車両感知器より車速を受け
取り、(f9)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより予測対象区間の車速予測値
を演算するものである。
【0092】(e9)は、(g)より過去の車速を受け
取り、(f9)により更新された前記重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより予測対象区間の学習
用車速予測値を演算するものである。このニューラルネ
ットワークは、上記(d9)と同じ構造をしており、
(d9)では過去の情報が利用できないが、(e9)で
は過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用
の予測値を演算することが可能である。
【0093】(f9)は、(g)より過去の車速実績
値、(e9)よりそれに対応する学習用車速予測値を受
け取り、車速実績値を教師信号として、ニューラルネッ
トワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(d9),(e9)のニューラルネットワークの重み係
数を更新する手段である。
【0094】第9実施例の交通状況予測装置は、以上の
作用を持つ。
【0095】また、本発明の第10実施例の交通状況予
測装置は、(a)に関しては、第1実施例の交通状況予
測装置と同様であり、(h),(i),(j),(k)
に関しては、以下の作用がある。
【0096】(h)は、(a)車両感知器より交通デー
タ(交通量・交通密度・車速データ)を受け取り、交通
データ(交通量・交通密度・車速データ)を保存する手
段である。
【0097】(i)は、車両感知器より交通データを受
け取り、(k)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより予測対象区間の交通量予測
値、交通密度予測値、車速予測値を演算するものであ
る。
【0098】(j)は、(g)より過去の車速を受け取
り、(k)により更新された重み係数を用いて、ニュー
ラルネットワークにより予測対象区間の学習用交通量予
測値、学習用交通密度予測値、学習用車速予測値を演算
するものである。このニューラルネットワークは、上記
(o)と同じ構造をしており、(i)では過去の情報が
利用できないが、(j)では過去の情報が利用できるた
め、それを使用して学習用の予測値を演算することが可
能である。
【0099】(k)は、(b)より過去の交通データ実
績値、(j)よりそれに対応する学習用交通量予測値、
学習用交通密度予測値、学習用車速予測値を受け取り、
交通データ実績値を教師信号として、ニューラルネット
ワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(i),(j)のニューラルネットワークの重み係数を
更新する手段である。
【0100】第10実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0101】また、本発明の第11実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b),(c)に関しては、第1実
施例の交通状況予測装置と同様であり、(l1),(m
1)に関しては、以下の作用がある。
【0102】(l1)は、車両感知器より交通密度を受
け取り、(m1)により更新されたパラメータを用い
て、多項式予測モデルにより重み係数を用いて予測対象
区間の交通量予測値を演算するものである。
【0103】ここで、上記手段(l1)において用いる
多項式予測モデルについて説明する。この多項式モデル
は、予測対象区間の近辺(上流区間数区間および下流区
間数区間)の交通データ(ここでは交通密度データ)の
関数の多項式で表されるもので、一例として以下のよう
な構造のものがある。 Yk=α1F(X1)+α2F(X2)+… +αkF(Xk)+…+αnF(Xn) …(X.17) k :予測対象区間の区間番号 Yk :交通データ予測値(ここでは交通量予測値) αi(i=1〜n):パラメータ Xi(i=1〜n):予測対象区間近辺の交通データ(ここでは、上流区間 数区間および下流区間数区間の交通密度) F(*) :予測対象区間近辺の交通データXiの関数。
【0104】例えばF(X)=X等。
【0105】(m1)は、(b)より過去の交通密度実
績値、および(c)より過去の交通量実績値を受け取
り、最小2乗法などの手法を使用してパラメータ修正値
を演算し、多項式予測モデルのパラメータを更新する手
段である。上記手段(m1)の簡単な例としては、連立
方程式の解を求める以下のようなものがある。
【0106】ここで、予測モデルが(X.17)の構成
で、F(X)=Xの場合を考える。この場合、パラメー
タ数がnであるので、n組の過去の実績値を使用し、以
下のような連立方程式を作成して解を求め、この解をパ
ラメータとして更新を行う。
【0107】
【数8】 Yack(tl)(i=1〜n):時刻ti、区間kの
交通データ実績値(ここでは、交通量実績値) Xac(tl)(i=1〜n,l=1〜n):時刻t
l、区間iの予測対象区間近辺の交通データ実績値(こ
こでは、上流区間数区間および下流区間数区間交通密
度) 第11実施例の交通状況予測装置は、以上の作用を持
つ。
【0108】また、本発明の第12実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(n1),(o1)に関
しては、以下の作用がある。
【0109】(n1)は、車両感知器より交通密度を受
け取り、(o1)により更新されたパラメータを用い
て、多項式予測モデルにより予測対象区間の交通密度予
測値を演算するものである。
【0110】(o1)は、(b)より過去の交通密度実
績値を受け取り、最小2乗法などの手法を使用してパラ
メータ修正値を演算し、多項式予測モデルのパラメータ
を更新する手段てある。
【0111】第12実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0112】また、本発明の第13実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては本発明
の第3の交通状況予測装置と同様であり、(p1),
(q1)に関しては、以下の作用がある。
【0113】(p1)は、車両感知器より交通密度を受
け取り、(q1)により更新されたパラメータを用い
て、多項式予測モデルにより予測対象区間の車速予測値
を演算するものである。
【0114】(q1)は、(b)より過去の交通密度実
績値を受け取り、最小2乗法などの手法を使用してパラ
メータ修正値を演算し、多項式予測モデルのパラメータ
を更新する手段である。
【0115】第13実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0116】また、本発明の第14実施例の交通状況予
測装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(l2),(m2)に関
しては、以下の作用がある。
【0117】(l2)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(m2)により更新されたパラメータを用いて、
多項式予測モデルにより予測対象区間の交通量予測値を
演算するものである。
【0118】(m2)は、(c)より過去の交通量実績
値を受け取り、最小2乗法などの手法を使用してパラメ
ータ修正値を演算し、多項式予測モデルのパラメータを
更新する手段である。
【0119】第14実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0120】また、本発明の第15実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(n2),(o2)に関
しては、以下の作用がある。
【0121】(n2)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(o2)により更新されたパラメータを用いて、
多項式予測モデルにより予測対象区間の交通密度予測値
を演算するものである。
【0122】(o2)は、(b)より過去の交通密度実
績値、(c)より過去の交通量実績値を受け取り、最小
2乗法などの手法を使用してパラメータ修正値を演算
し、多項式予測モデルのパラメータを更新する手段であ
る。
【0123】第15実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0124】また、本発明の第16実施例の交通状況予
測装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、本発
明の第3の交通状況予測装置、(p2),(q2)に関
しては、以下の作用がある。
【0125】(p2)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(q2)により更新されたパラメータを用いて、
多項式予測モデルにより予測対象区間の車速予測値を演
算するものである。
【0126】(q2)は、(c)より過去の交通量実績
値、および(g)より過去の車速実績値を受け取り、最
小2乗法などの手法を使用してパラメータ修正値を演算
し、多項式予測モデルのパラメータを更新する手段であ
る。
【0127】第16実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0128】また、本発明の第17実施例の交通状況予
測装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、第3
実施例の交通状況予測装置と同様であり、(l3),
(m3)に関しては、以下の作用がある。
【0129】(l3)は、車両感知器より車速を受け取
り、(m3)により更新されたパラメータを用いて、多
項式予測モデルにより予測対象区間の交通量予測値を演
算するものである。
【0130】(m3)は、(b)より過去の交通量実績
値、および(g)より過去の車速実績値を受け取り、最
小2乗法などの手法を使用してパラメータ修正値を演算
し、多項式予測モデルのパラメータを更新する手段であ
る。
【0131】第17実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0132】また、本発明の第18実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、第3
実施例の交通状況予測装置と同様であり、(n3),
(o3)に関しては、以下の作用がある。
【0133】(n3)は、車両感知器より車速を受け取
り、(o3)により更新されたパラメータを用いて、多
項式予測モデルにより予測対象区間の交通密度予測値を
演算するものである。
【0134】(o3)は、(b)より過去の交通密度実
績値、および(g)より過去の車速実績値を受け取り、
最小2乗法などの手法を使用してパラメータ修正値を演
算し、多項式予測モデルのパラメータを更新する手段で
ある。
【0135】第18実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0136】また、本発明の第19実施例の交通状況予
測装置は、(a)に関しては、第1実施例の交通状況予
測装置と同様であり、(g)に関しては、第3実施例の
交通状況予測装置と同様であり、(p3),(q3)に
関しては、以下の作用がある。
【0137】(p3)は、車両感知器より車速を受け取
り、(q3)により更新されたパラメータを用いて、多
項式予測モデルにより予測対象区間の車速予測値を演算
するものである。
【0138】(q3)は、(g)より過去の車速実績値
を受け取り、最小2乗法などの手法を使用してパラメー
タ修正値を演算し、多項式予測モデルのパラメータを更
新する手段である。
【0139】第19実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0140】また、本発明の第20実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b),(c)に関しては、第1実
施例の交通状況予測装置と同様であり、(l4),
(r),(s),(t),(u)に関しては、以下の作
用がある。
【0141】(l4)は車両感知器より交通密度、およ
び(r)の出力であるパラメータを受け取り、多項式予
測モデルにより予測対象区間の交通量予測値を演算する
ものである。
【0142】(r)は、車両感知器より交通密度を受け
取り、(t)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより(l4)の多項式予測モデル
のパラメータを演算するものである。
【0143】ここで(r)の例として、(l4)の予測
モデルに(X.17)のモデルを使用した場合、(r)
のニューラルネットワークの構成は図33のものとな
る。
【0144】(s)は、(b)より過去の交通密度を受
け取り、(t)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより学習用の多項式予測モデル
パラメータを演算するものである。このニューラルネッ
トワークは、上記(r)と同じ構造をしており、(r)
では過去の情報が利用できないが、(s)では過去の情
報が利用できるため、それを使用して学習用の多項式予
測モデルパラメータを演算することが可能である。
【0145】(t)は、(s)よりそれに対応する学習
用多項式予測モデルパラメータ、(u)より教師信号用
多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニューラルネ
ットワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(r),(s)のニューラルネットワークの重み係数を
更新する手段である。
【0146】(u)は、(b)より過去の交通密度実績
値、(c)より過去の交通量実績値を受け取り、(t)
の重み係数更新に使用する教師信号用多項式予測モデル
パラメータを演算する手段である。
【0147】第20実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0148】また、本発明の第21実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(n4),(v),
(w),(x),(y)に関しては、以下の作用があ
る。
【0149】(n4)は、車両感知器より交通密度、お
よび(v)の出力であるパラメータを受け取り、多項式
予測モデルにより予測対象区間の交通密度予測値を演算
するものである。
【0150】(v)は、車両感知器より交通密度を受け
取り、(x)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより(n4)の多項式予測モデル
のパラメータを演算するものである。
【0151】(w)は、(b)より過去の交通密度を受
け取り、(x)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより学習用の多項式予測モデル
パラメータを演算するものである。このニューラルネッ
トワークは、上記(v)と同じ構造をしており、(v)
では過去の情報が利用できないが、(w)では過去の情
報が利用できるため、それを使用して学習用の多項式予
測モデルパラメータを演算することが可能である。
【0152】(x)は、(w)よりそれに対応する学習
用多項式予測モデルパラメータ、(y)より教師信号用
多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニューラルネ
ットワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(v),(w)のニューラルネットワークの重み係数を
更新する手段である。
【0153】(y)は、(b)より過去の交通密度実績
値を受け取り、(x)の重み係数更新に使用する教師信
号用多項式予測モデルパラメータを演算する手段であ
る。
【0154】第21実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0155】また、本発明の第22実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、本発
明の第3の交通状況予測装置と同様であり、(p4),
(z),(aa),(ab),(ac)に関しては、以
下の作用がある。
【0156】(p4)は、車両感知器より交通密度、お
よび(z)の出力であるパラメータを受け取り、多項式
予測モデルにより予測対象区間の車速予測値を演算する
ものである。
【0157】(z)は、車両感知器より交通密度を受け
取り、(ab)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより(p4)の多項式予測モデ
ルのパラメータを演算するものである。
【0158】(aa)は、(b)より過去の交通密度を
受け取り、(ab)により更新された重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより学習用の多項式予測
モデルパラメータを演算するものである。このニューラ
ルネットワークは、上記(z)と同じ構造をしており、
(z)では過去の情報が利用できないが、(aa)では
過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用の
多項式予測モデルパラメータを演算することが可能であ
る。
【0159】(ab)は、(aa)よりそれに対応する
学習用多項式予測モデルパラメータ、(ac)より教師
信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニュー
ラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計
算し、(z),(aa)のニューラルネットワークの重
み係数を更新する手段である。
【0160】(ac)は、(b)より過去の交通密度実
績値、(g)より過去の車速実績値を受け取り、(a
b)の重み係数更新に使用する教師信号用多項式予測モ
デルパラメータを演算する手段である。
【0161】第22実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0162】また、本発明の第23実施例の交通状況予
測装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(l5),(r1),
(s1),(t1),(u1)に関しては、以下の作用
がある。
【0163】(l5)は、車両感知器より交通量、およ
び(r1)の出力であるパラメータを受け取り、多項式
予測モデルにより予測対象区間の交通量予測値を演算す
るものである。
【0164】(r1)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(t1)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより(l5)の多項式予測モデ
ルのパラメータを演算するものである。
【0165】(s1)は、(c)より過去の交通量を受
け取り、(t1)により更新された重み係数を用いて、
ニューラルネットワークにより学習用の多項式予測モデ
ルパラメータを演算するものである。このニューラルネ
ットワークは、上記(r1)と同じ構造をしており、
(r1)では過去の情報が利用できないが、(s1)で
は過去の情報が利用できるため、それを使用して学習用
の多項式予測モデルパラメータを演算することが可能で
ある。
【0166】(t1)は、(s1)よりそれに対応する
学習用多項式予測モデルパラメータ、(u1)より教師
信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニュー
ラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計
算し、(r1),(s1)のニューラルネットワークの
重み係数を更新する手段である。
【0167】(u1)は、(c)より過去の交通量実績
値を受け取り、(t1)の重み係数更新に使用する教師
信号用多項式予測モデルパラメータを演算する手段であ
る。
【0168】第23実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0169】また、本発明の第24実施例の交通状況予
測装置は、(a),(b),(c)に関しては、第1実
施例の交通状況予測装置と同様であり、(n5),(v
1),(w1),(x1),(y1)に関しては、以下
の作用がある。
【0170】(n5)は、車両感知器より交通量、およ
び(v1)の出力であるパラメータを受け取り、多項式
予測モデルにより予測対象区間の交通密度予測値を演算
するものである。
【0171】(v1)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(x1)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより(n5)の多項式予測モデ
ルのパラメータを演算するものである。
【0172】(w1)は、(c)より過去の交通量実績
値を受け取り、(x1)により更新された重み係数を用
いて、ニューラルネットワークにより学習用の多項式予
測モデルパラメータを演算するものである。このニュー
ラルネットワークは、上記(v1)と同じ構造をしてお
り、(v1)では過去の情報が利用できないが、(w
1)では過去の情報が利用できるため、それを使用して
学習用の多項式予測モデルパラメータを演算することが
可能である。
【0173】(x1)は、(w1)よりそれに対応する
学習用多項式予測モデルパラメータ、(y1)より教師
信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニュー
ラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計
算し、(v1),(w1)のニューラルネットワークの
重み係数を更新する手段である。
【0174】(y1)は、(c)より過去の交通量実績
値を受け取り、(x1)の重み係数更新に使用する教師
信号用多項式予測モデルパラメータを演算する手段であ
る。
【0175】第24実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0176】また、本発明の第25実施例の交通状況予
測装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、第3
実施例の交通状況予測装置と同様であり、(p5),
(z1),(aa1),(ab1),(ac1)に関し
ては、以下の作用がある。
【0177】(p5)は、車両感知器より交通量、およ
び(z1)の出力であるパラメータを受け取り、多項式
予測モデルにより予測対象区間の車速予測値を演算する
ものである。
【0178】(z1)は、車両感知器より交通量を受け
取り、(ab1)により更新された重み係数を用いて、
ニューラルネットワークにより(p5)の多項式予測モ
デルのパラメータを演算するものである。
【0179】(aa1)は、(c)より過去の交通量を
受け取り、(ab1)により更新された重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより学習用の多項式予測
モデルパラメータを演算するものである。このニューラ
ルネットワークは、上記(z1)と同じ構造をしてお
り、(z1)では過去の情報が利用できないが、(aa
1)では過去の情報が利用できるため、それを使用して
学習用の多項式予測モデルパラメータを演算することが
可能である。
【0180】(ab1)は、(aa1)よりそれに対応
する学習用多項式予測モデルパラメータ、(ac1)よ
り教師信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、
ニューラルネットワークの学習を行って重み係数の修正
値を計算し、(z1),(aa1)のニューラルネット
ワークの重み係数を更新する手段である。
【0181】(ac1)は、(c)より過去の交通量実
績値、(g)より過去の車速実績値を受け取り、(ab
1)の重み係数更新に使用する教師信号用多項式予測モ
デルパラメータを演算する手段である。
【0182】第25実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0183】また、本発明の第26実施例の交通状況予
測装置は、(a),(c)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、第3
実施例の交通状況予測装置と同様であり、(l6),
(z2),(s2),(t2),(u2)に関しては、
以下の作用がある。
【0184】(l6)は、車両感知器より車速、および
(r2)の出力であるパラメータを受け取り、多項式予
測モデルにより予測対象区間の交通量予測値を演算する
ものである。
【0185】(r2)は、車両感知器より車速を受け取
り、(t2)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより(l6)の多項式予測モデル
のパラメータを演算するものである。
【0186】(s2)は、(g)より過去の車速を受け
取り、(t2)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより学習用の多項式予測モデル
パラメータを演算するものである。このニューラルネッ
トワークは、上記(r2)と同じ構造をしており、(r
2)では過去の情報が利用できないが、(s2)では過
去の情報が利用できるため、それを使用して学習用の多
項式予測モデルパラメータを演算することが可能であ
る。
【0187】(t2)は、(s2)よりそれに対応する
学習用多項式予測モデルパラメータ、(u2)より教師
信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニュー
ラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計
算し、(r2),(s2)のニューラルネットワークの
重み係数を更新する手段である。
【0188】(u2)は、(g)より過去の車速、
(c)より過去の交通量実績値を受け取り、(t2)の
重み係数更新に使用する教師信号用多項式予測モデルパ
ラメータを演算する手段である。
【0189】第26実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0190】また、本発明の第27実施例の交通状況予
測装置は、(a)、(b)に関しては、第1実施例の交
通状況予測装置と同様であり、(g)に関しては、第3
実施例の交通状況予測装置と同様であり、(n6)、
(v2)、(w2)、(x2)、(y2)に関しては、
以下の作用がある。
【0191】(n6)は車両感知器より車速、および
(v2)の出力であるパラメータを受け取り、多項式予
測モデルにより予測対象区間の交通密度予測値を演算す
るものである。
【0192】(v2)は、車両感知器より車速を受け取
り、(x2)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより(n6)の多項式予測モデル
のパラメータを演算するものである。
【0193】(w2)は、(g)より過去の車速を受け
取り、(x2)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより学習用の多項式予測モデル
パラメータを演算するものである。このニューラルネッ
トワークは、上記(v2)と同じ構造をしており、(v
2)では過去の情報が利用できないが、(w2)では過
去の情報が利用できるため、それを使用して学習用の多
項式予測モデルパラメータを演算することが可能であ
る。
【0194】(x2)は、(w2)よりそれに対応する
学習用多項式予測モデルパラメータ、(y2)より教師
信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニュー
ラルネットワークの学習を行って重み係数の修正値を計
算し、(v2)、(w2)のニューラルネットワークの
重み係数を更新する手段である。
【0195】(y2)は、(g)より過去の車速実績値
を受け取り、(x2)の重み係数更新に使用する教師信
号用多項式予測モデルパラメータを演算する手段であ
る。
【0196】第27実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0197】また、本発明の第28実施例の交通状況予
測装置は、(a)に関しては、第1実施例の交通状況予
測装置と同様であり、(g)に関しては、第3実施例の
交通状況予測装置と同様であり、(p6)、(z2)、
(aa2)、(ab2)、(ac2)に関しては、以下
の作用がある。
【0198】(p6)は、車両感知器より車速、および
(z2)の出力であるパラメータを受け取り、多項式予
測モデルにより予測対象区間の車速予測値を演算するも
のである。
【0199】(z2)は、車両感知器より車速を受け取
り、(ab2)により更新された重み係数を用いて、ニ
ューラルネットワークにより(p6)の多項式予測モデ
ルパラメータを演算するものである。
【0200】(aa2)は、(g)より過去の車速実績
値を受け取り、(ab2)により更新された重み係数を
用いて、ニューラルネットワークにより学習用の多項式
予測モデルパラメータを演算するものである。このニュ
ーラルネットワークは、上記(z2)と同じ構造をして
おり、(z2)では過去の情報が利用できないが、(a
a2)では過去の情報が利用できるため、それを使用し
て学習用の多項式予測モデルパラメータを演算すること
が可能である。
【0201】(ab2)は、(aa2)よりそれに対応
する学習用多項式予測モデルパラメータ、(ac2)よ
り教師信号用多項式予測モデルパラメータを受け取り、
ニューラルネットワークの学習を行って重み係数の修正
値を計算し、(z2)、(aa2)のニューラルネット
ワークの重み係数を更新する手段である。
【0202】(ac2)は、(g)より過去の車速実績
値を受け取り、(ab2)の重み係数更新に使用する教
師信号用多項式予測モデルパラメータを演算する手段で
ある。
【0203】第28実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0204】また、本発明の第29実施例の交通状況予
測装置は、(a)に関しては、第1実施例の交通状況予
測装置と同様であり、(h)に関しては、第10実施例
の交通状況予測装置と同様であり、(ad)、(ae)
に関しては、以下の作用がある。
【0205】(ad)は、車両感知器より交通量・交通
密度・車速を受け取り、(ae)により更新されたパラ
メータを用いて、多項式予測モデルにより予測対象区間
の交通量予測値・交通密度予測値・車速予測値を演算す
るものである。
【0206】(ae)は、(h)より過去の交通量実績
値・交通密度実績値・車速実績値を受け取り、最小2乗
法などの手法を使用してパラメータ修正値を演算し、多
項式予測モデルのパラメータを更新する手段である。
【0207】第29実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0208】また、本発明の第30実施例の交通状況予
測装置は、(a)に関しては、第1実施例の交通状況予
測装置と同様であり、(h)に関しては、第10実施例
の交通状況予測装置と同様であり、(ad1)、(a
f)、(ag)、(ah)、(ai)に関しては、以下
の作用がある。
【0209】(ad1)は、車両感知器より交通量・交
通密度・車速、および(af)の出力であるパラメータ
を受け取り、多項式予測モデルにより予測対象区間の交
通量予測値・交通密度予測値・車速予測値を演算するも
のである。
【0210】(af)は、車両感知器より車速を受け取
り、(ah)により更新された重み係数を用いて、ニュ
ーラルネットワークにより(ad1)の多項式予測モデ
ルのパラメータを演算するものである。
【0211】(ag)は、(g)より過去の車速実測値
を受け取り、(ah)により更新された重み係数を用い
て、ニューラルネットワークにより学習用の多項式予測
モデルパラメータを演算するものである。このニューラ
ルネットワークは、上記(af)と同じ構造をしてお
り、(af)では過去の情報が利用できないが、(a
g)では過去の情報が利用できるため、それを使用して
学習用の多項式予測モデルパラメータを演算することが
可能である。
【0212】(ah)は、(ag)よりそれに対応する
多項式予測モデルパラメータ、(ai)より教師信号用
多項式予測モデルパラメータを受け取り、ニューラルネ
ットワークの学習を行って重み係数の修正値を計算し、
(af)、(ag)のニューラルネットワークの重み係
数を更新する手段である。
【0213】(ai)は、(g)より過去の車速実績値
を受け取り、(ah)の重み係数更新に使用する教師信
号用多項式予測モデルパラメータを演算する手段であ
る。
【0214】第30実施例の交通状況予測装置は、以上
の作用を持つ。
【0215】
【実施例】以下に、本発明による交通状況予測装置の主
立った実施例としての、第1実施例、第10実施例、第
11実施例および第20実施例について説明する。 (第1実施例の構成)図1は、本発明の第1実施例を示
す機能ブロック線図を表している。この装置は、車両感
知器1(道路上の各区間に設置されている)、交通密度
保存手段2(各車両感知器に対応して設置されてい
る)、交通量保存手段3(予測対象区間の車両感知器に
対応し設置されている)、ニューラルネットワーク4、
学習用ニューラルネットワーク5、重み係数学習手段6
により構成される。
【0216】(第1実施例の作用)次に、本発明の第1
実施例の作用について説明する。まず、車両感知器1で
測定された交通密度を交通密度保存手段2に、車両感知
器1で測定された交通量を交通量保存手段3に格納す
る。ニューラルネットワーク4では、車両感知器1より
得られる最新の交通密度を入力とし、重み係数更新手段
6により更新された重み係数を用いて、交通量予測値を
計算する。重み係数更新手段6では交通量保存手段3に
格納された交通量実績値を教師信号とし、これに対応す
る交通密度保存手段に格納された交通密度実績値を入力
とする学習用ニューラルネットワーク5の出力と比較す
ることにより、学習を行い重み係数を更新する。
【0217】この第1実施例の作用における重み係数の
更新は、オンラインで行うこととし、学習に使用する実
績値データおよび学習用交通量予測値演算データは、過
去のnサンプル分(例えば1サンプル5分の場合、1サ
ンプルから12サンプル前までのデータを使用する場
合、60分前までのデータを使用して学習を行うことと
なる)のデータを使用することとなる(このデータは、
連続しなければならないとは限らない)。
【0218】(第1実施例の効果)以上説明したよう
に、第1実施例では、 (1)予測の対象となる区間の近辺(対象区間を含む上
流区間数区間および下流区間数区間)の交通密度データ
を基に予測値を演算することで、予測対象区間近辺の渋
滞状況を考慮した予測値の計算が可能である。 (2)実際の計測データを用いて、ニューラルネットワ
ークの学習を行っているため、路線の経済状態等の経年
変化に対応し、継続的にモデル精度の向上を図ることが
できる。 という効果を有する。
【0219】(第10実施例の構成)図10は、本発明
の第10実施例を示す機能ブロック線図である。この装
置は、車両感知器1(道路上の各区間に設置されてい
る)、交通データ保存手段8(各車両感知器に対応して
設置されている)、ニューラルネットワーク9、学習用
ニューラルネットワーク10、重み係数学習手段11に
より構成される。
【0220】(第10実施例の作用)次に、本発明の第
10実施例の作用について説明する。まず、車両感知器
1で測定された交通量・交通密度車速を交通データ保存
手段8に格納する。ニューラルネットワーク9では、車
両感知器1より得られる最新の交通量・交通密度・車速
を入力とし、重み係数更新手段11により更新された重
み係数を用いて、交通量予測値・交通密度予測値・車速
予測値を計算する。重み係数更新手段11では、交通デ
ータ保存手段8に格納された交通量実績値・交通密度実
績値・車速実測値を教師信号とし、これに対応する交通
データ保存手段に格納された交通量実績値・交通密度実
績値・車速実績値を入力とする学習用ニューラルネット
ワーク10の出力と比較することにより、学習を行い重
み係数を更新する。
【0221】この第10実施例の作用における重み係数
の更新はオンラインで行うこととし、学習に使用する実
績値データおよび学習用交通量予測値演算データは、過
去のnサンプル分(例えば1サンプル5分の場合、1サ
ンプルから12サンプル前までのデータを使用する場
合、60分前までのデータを使用して学習を行うことと
なる)のデータを使用することとなる(このデータは、
連続しなければならないとは限らない)。
【0222】(第10実施例の効果)以上説明したよう
に、第10実施例では、先に説明した第1実施例の効果
に加え、 (3)一度に交通量予測値・交通密度予測値・車速予測
値の演算が可能である。 (4)交通量・交通密度・車速を基に予測を行うため、
より交通状況を反映した予測値の演算が可能である。 という効果を有する。
【0223】(第11実施例の構成)図11は、本発明
の第11実施例を示す機能ブロック線図である。この装
置は、車両感知器1(道路上の各区間に設置されてい
る)、交通密度保存手段2(各車両感知器に対応して設
置されている)、交通量保存手段3(予測対象区間の車
両感知器に対応し設置されている)、交通量予測モデル
12、パラメータ更新手段1に3より構成される。
【0224】(第11実施例の作用)次に、本発明の第
11実施例の作用について説明する。まず、車両感知器
1で測定された交通密度を交通密度保存手段2に、車両
感知器1で測定された交通量を交通量保存手段3に格納
する。交通量予測モデル12では車両感知器1より得ら
れる最新の交通密度を基に、パラメータ更新手段13に
より更新されたパラメータを用いて、交通量予測値を計
算する。パラメータ更新手段13では、交通量保存手段
3に格納された交通量実績値、およびこれに対応する交
通密度保存手段に格納された交通密度実績値を用いて新
しいパラメータを演算し、パラメータ更新を行う。
【0225】この第11実施例の作用におけるパラメー
タ更新はオンラインで行うこととし、パラメータ更新に
使用する実績値データは、過去のnサンプル分(例えば
1サンプル5分の場合、1サンプルから12サンプル前
までのデータを使用する場合、60分前までのデータを
使用して学習を行うこととなる)のデータを使用するこ
ととなる(このデータは、連続しなければならないとは
限らない)。
【0226】(第11実施例の効果)以上説明したよう
に、第11実施例では、 (5)予測モデルに単純な計算式を使用できるため演算
が速い。 (6)パラメータ更新により路線や経済状態等の経年変
化に対応し、継続的にモデル精度の向上を図ることがで
きる。 という効果を有する。
【0227】(第20実施例の構成)図20は、本発明
の第20実施例を示す機能ブロック線図である。この装
置は、車両感知器1(道路上の各区間に設置されてい
る)、交通密度保存手段2(各車両感知器に対応して設
置されている)、交通量保存手段3(予測対象区間の車
両感知器に対応し設置されている)、交通量予測モデル
12c、ニューラルネットワーク18、学習用ニューラ
ルネットワーク19、重み係数学習手段20、教師信号
用パラメータ作成手段21により構成される。
【0228】(第20実施例の作用)次に、本発明の第
20実施例の作用について説明する。まず、車両感知器
1で測定された交通密度を交通密度保存手段2に、車両
感知器1で測定された交通量を交通量保存手段3に格納
する。
【0229】ニューラルネットワーク18では、車両感
知器1より得られる最新の交通密度を基に、重み係数更
新手段20により更新された重み係数を用いて、新しい
パラメータを演算する。交通量予測モデル12cでは車
両感知器1より得られる最新の交通密度を基に、ニュー
ラルネットワーク18により求められたパラメータを用
いて、交通量予測値を計算する。教師信号用パラメータ
作成手段21では、交通量保存手段3に格納された交通
量実績値を教師信号とし、これに対応する交通密度保存
手段に格納された交通密度実績値を用いて、教師信号用
のパラメータを演算する。学習用ニューラルネットワー
ク19では教師信号用パラメータ作成手段21にて用い
た交通密度実績値を使用して、学習用のパラメータを演
算する。重み係数更新手段20では、教師信号用パラメ
ータ作成手段21にて作成したパラメータを教師信号と
し、学習用ニューラルネットワークより得られる学習用
パラメータと比較することにより学習を行い、ニューラ
ルネットワーク18および学習用ニューラルネットワー
ク19の重み係数を更新する。
【0230】この第20実施例の作用における重み係数
の更新はオンラインで行うこととし、学習に使用する実
績値データおよび学習用パラメータ演算データは、過去
のnサンプル分(例えば1サンプル5分の場合、1サン
プルから12サンプル前までのデータを使用する場合、
60分前までのデータを使用して学習を行うこととな
る)のデータを使用することとなる(このデータは、連
続しなければならないとは限らない)。
【0231】(第20実施例の効果)以上説明したよう
に、第20実施例では、先に説明した第1実施例の効
果、第11実施例の効果中の(6)の効果に加え、 (7)多項式予測モデルのパラメータをニューラルネッ
トワークにより求めることで、ニューラルネットワーク
の学習能力、非線形近似能力を使用しながら、より直感
的に把握しやすいモデルの実現を可能とした。 という効果を有する。
【0232】(他の実施例)第1実施例において、ニュ
ーラルネットワーク、学習用ニューラルネットワークの
出力を、それぞれ交通密度予測値、学習用交通密度予測
値にすることにより、図2に示される第2実施例の交通
状況予測装置となる。
【0233】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの出力を、
それぞれ車速予測値、学習用車速予測値にすることによ
り、図3に示される第3実施例の交通状況予測装置とな
る。
【0234】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの入力を交
通量にすることにより、図4に示される第4実施例の交
通状況予測装置となる。
【0235】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの入力を交
通量に、出力をそれぞれ交通密度予測値、学習用交通密
度予測値にすることにより、図5に示される第5実施例
の交通状況予測装置となる。
【0236】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの入力を交
通量に、出力をそれぞれ車速予測値、学習用車速予測値
にすることにより、図6に示される第6実施例の交通状
況予測装置となる。
【0237】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの入力を車
速に、出力をそれぞれ交通量予測値、学習用交通量予測
値にすることにより、図7に示される第7実施例の交通
状況予測装置となる。
【0238】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの入力を車
速に、出力をそれぞれ交通密度予測値、学習用交通密度
予測値にすることにより、図8に示される第8実施例の
交通状況予測装置となる。
【0239】また、第1実施例において、ニューラルネ
ットワーク、学習用ニューラルネットワークの入力を車
速に、出力をそれぞれ車速予測値、学習用車速予測値に
することにより、図9に示される第9実施例の交通状況
予測装置となる。
【0240】また、第11実施例において、交通量予測
モデルを交通密度予測モデルとすることにより、図12
に示される第12実施例の交通状況予測装置となる。
【0241】また、第11実施例において、交通量予測
モデルを車速予測モデルとすることにより、図13に示
される第13実施例の交通状況予測装置となる。
【0242】また、第11実施例において、交通量予測
モデルに使用するデータを交通量にすることにより、図
14に示される第14実施例の交通状況予測装置とな
る。
【0243】また、第11実施例において、交通量予測
モデルを交通密度予測モデルに、交通密度予測モデルに
使用するデータを交通量にすることにより、図15に示
される第15実施例の交通状況予測装置となる。
【0244】また、第11実施例において、交通量予測
モデルを車速予測モデルに、車速予測モデルに使用する
データを交通量にすることにより、図16に示される第
16実施例の交通状況予測装置となる。
【0245】また、第11実施例において、交通量予測
モデルに使用するデータを車速にすることにより、図1
7に示される第17実施例の交通状況予測装置となる。
【0246】また、第11実施例において、交通量予測
モデルを交通密度予測モデルに、交通密度予測モデルに
使用するデータを車速にすることにより、図18に示さ
れる第18実施例の交通状況予測装置となる。
【0247】また、第11実施例において、交通量予測
モデルを車速予測モデルに、車速予測モデルに使用する
データを車速にすることにより、図19に示される第1
9実施例の交通状況予測装置となる。
【0248】また、第20実施例において、交通量予測
モデルを交通密度予測モデルとすることにより、図21
に示される第21実施例の交通状況予測装置となる。
【0249】また、第20実施例において、交通量予測
モデルを車速予測モデルとすることにより、図22に示
される第22実施例の交通状況予測装置となる。
【0250】また、第20実施例において、交通量予測
モデルに使用するデータを交通量にすることにより、図
23に示される第23実施例の交通状況予測装置とな
る。
【0251】また、第20実施例において、交通量予測
モデルを交通密度予測モデルに、交通密度予測モデルに
使用するデータを交通量にすることにより、図24に示
される第24実施例の交通状況予測装置となる。
【0252】また、第20実施例において、交通量予測
モデルを車速予測モデルに、車速予測モデルに使用する
データを交通量にすることにより、図25に示される第
25実施例の交通状況予測装置となる。
【0253】また、第20実施例において、交通量予測
モデルに使用するデータを車速にすることにより、図2
6に示される第26実施例の交通状況予測装置となる。
【0254】また、第20実施例において、交通量予測
モデルを交通密度予測モデルに、交通密度予測モデルに
使用するデータを車速にすることにより、図27に示さ
れる第27実施例の交通状況予測装置となる。
【0255】また、第20実施例において、交通量予測
モデルを車速予測モデルに、車速予測モデルに使用する
データを車速にすることにより、図28に示される第2
8実施例の交通状況予測装置となる。
【0256】また、第10実施例において、ニューラル
ネットワーク、学習用ニューラルネットワーク、重み係
数更新手段を、交通状況予測モデル、パラメータ更新手
段に置き換えることで、図29に示される第29実施例
の交通状況予測装置となる。
【0257】また、第10実施例において、ニューラル
ネットワーク、学習用ニューラルネットワーク、重み係
数更新手段、交通状況予測モデル、ニューラルネットワ
ーク、学習用ニューラルネットワーク、重み係数更新手
段、教師信号用パラメータ作成手段に置き換えること
で、図30に示される第30実施例の交通状況予測装置
となる。
【0258】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予測の対象となる区間の近辺(対象区間を含む上流区間
数区間および下流区間数区間)の交通密度データを基に
予測値を演算することで、予測対象区間近辺の渋滞状況
を考慮した予測値の計算が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す機能ブロック線図。
【図2】本発明の第2実施例を示す機能ブロック線図。
【図3】本発明の第3実施例を示す機能ブロック線図。
【図4】本発明の第4実施例を示す機能ブロック線図。
【図5】本発明の第5実施例を示す機能ブロック線図。
【図6】本発明の第6実施例を示す機能ブロック線図。
【図7】本発明の第7実施例を示す機能ブロック線図。
【図8】本発明の第8実施例を示す機能ブロック線図。
【図9】本発明の第9実施例を示す機能ブロック線図。
【図10】本発明の第10実施例を示す機能ブロック線
図。
【図11】本発明の第11実施例を示す機能ブロック線
図。
【図12】本発明の第12実施例を示す機能ブロック線
図。
【図13】本発明の第13実施例を示す機能ブロック線
図。
【図14】本発明の第14実施例を示す機能ブロック線
図。
【図15】本発明の第15実施例を示す機能ブロック線
図。
【図16】本発明の第16実施例を示す機能ブロック線
図。
【図17】本発明の第17実施例を示す機能ブロック線
図。
【図18】本発明の第18実施例を示す機能ブロック線
図。
【図19】本発明の第19実施例を示す機能ブロック線
図。
【図20】本発明の第20実施例を示す機能ブロック線
図。
【図21】本発明の第21実施例を示す機能ブロック線
図。
【図22】本発明の第22実施例を示す機能ブロック線
図。
【図23】本発明の第23実施例を示す機能ブロック線
図。
【図24】本発明の第24実施例を示す機能ブロック線
図。
【図25】本発明の第25実施例を示す機能ブロック線
図。
【図26】本発明の第26実施例を示す機能ブロック線
図。
【図27】本発明の第27実施例を示す機能ブロック線
図。
【図28】本発明の第28実施例を示す機能ブロック線
図。
【図29】本発明の第29実施例を示す機能ブロック線
図。
【図30】本発明の第30実施例を示す機能ブロック線
図。
【図31】階層形ニューラルネットワークの概念図。
【図32】階層形ニューラルネットワークの学習フロー
図。
【符号の説明】
1 車両感知器 2 交通密度保存手段 3 交通量保存手段 4,4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4
h,9 予測ニューラルネットワーク(予測値演算用) 5,5a,5b,5c,5d,5e,5f,5g,5
h,10 学習用ニューラルネットワーク(予測値演算
用ニューラルネットワーク学習用) 6,6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g,6
h,11 重み係数学習手段(予測値演算用ニューラル
ネットワーク学習用) 7 車速保存手段 8 交通データ保存手段 12,12a,12b,12c,12d,12e 交通
量予測モデル 13,13a,13b,15,15a,15b,17,
17a,17b,31パラメータ更新手段 14,14a,14b,14c,14d,14e 交通
密度予測モデル 16,16a,16b,16c,16d,16e 車速
予測モデル 18,18a,18b,22,22a,22b,26,
26a,26b,32予測ニューラルネットワーク(パ
ラメータ演算用) 19,19a,19b,23,23a,23b,27,
27a,27b,33学習用ニューラルネットワーク
(パラメータ演算用ニューラルネットワーク学習用) 20,20a,20b,24,24a,24b,28,
28a,28b,34重み係数学習手段(パラメータ演
算用ニューラルネットワーク学習用) 21,21a,21b,25,25a,25b,29,
29a,29b 教師信号用パラメータ作成手段 30,30a 交通状況予測モデル

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 対象となる閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (d1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重
    み係数を用いて予測対象区間の交通量予測値を出力する
    予測ニューラルネットワーク (e1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
    入力とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用
    交通量予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f1) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通量予測値、および交通量保存手段より得ら
    れる交通量実績値を用いて前記重み係数の修正量を計算
    し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  2. 【請求項2】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (d2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重
    み係数を用いて予測対象区間の交通密度予測値を出力す
    る予測ニューラルネットワーク (e2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
    入力とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用
    交通密度予測値を出力する学習用ニューラルネットワー
    ク (f2) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通密度予測値を用いて前記重み係数の修正量
    を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  3. 【請求項3】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (d3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、重
    み係数を用いて予測対象区間の車速予測値を出力する予
    測ニューラルネットワーク (e3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
    入力とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用
    車速予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f3) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用車速予測値および前記車速保存手段より得られ
    る車速実測値を用いて前記重み係数の修正量を計算し、
    該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  4. 【請求項4】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (d4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
    記車両感知器から得られる交通量を入力とし、重み係数
    を用いて予測対象区間の交通量予測値を出力する予測ニ
    ューラルネットワーク (e4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
    とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通
    量予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f4) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通量予測値および前記交通量保存手段より得
    られる交通量実績値を用いて前記重み係数の修正量を計
    算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  5. 【請求項5】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (d5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
    記車両感知器から得られる交通量を入力とし、重み係数
    を用いて予測対象区間の交通密度予測値を出力する予測
    ニューラルネットワーク (e5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力と
    し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通密
    度予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f5) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通密度予測値、および前記交通密度保存手段
    より得られる交通密度実績値を用いて前記重み係数の修
    正量を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  6. 【請求項6】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (d6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
    記車両感知器から得られる交通量を入力とし、重み係数
    を用いて予測対象区間の車速予測値を出力する予測ニュ
    ーラルネットワーク (e6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
    とし、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用車速
    予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f6) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用車速予測値および前記車速保存手段より得られ
    る車速実績値を用いて前記重み係数の修正量を計算し、
    該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  7. 【請求項7】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (d7) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
    記車両感知器から得られる車速を入力とし、重み係数を
    用いて予測対象区間の交通量予測値を出力する予測ニュ
    ーラルネットワーク (e7) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
    し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通量
    予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f7) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通量予測値および交通量保存手段より得られ
    る交通量実績値を用いて前記重み係数の修正量を計算
    し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  8. 【請求項8】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (d8) 予測対象位置の上流または下流の、任意の前
    記車両感知器から得られる車速を入力とし、重み係数を
    用いて予測対象区間の交通密度予測値を出力する予測ニ
    ューラルネットワーク (e8) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
    し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用交通密
    度予測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f8) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通量予測値、および交通量保存手段より得ら
    れる交通量実績値を用いて重み係数の補正量を計算し、
    該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  9. 【請求項9】(a) 対象とする閉区間の分割により形
    成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の交
    通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数の
    車両感知器 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (d9) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、重み係
    数を用いて予測対象区間の車速予測値を出力する学習用
    ニューラルネットワーク (e9) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
    し、前記重み係数を用いて予測対象区間の学習用車速予
    測値を出力する学習用ニューラルネットワーク (f9) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用車速予測値、および前記車速保存手段より得ら
    れる車速実績値を用いて前記重み係数の修正量を計算
    し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  10. 【請求項10】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (h) 前記車両感知器より得られる交通密度データ、
    交通量データ、車速データを保存する交通データ保存手
    段 (i) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    前記車両感知器から得られる交通密度データ、交通量デ
    ータ、車速データを入力とし、重み係数を用いて予測対
    象区間の交通密度予測値、交通量予測値、車速予測値を
    出力する予測ニューラルネットワーク (j) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    交通データ保存手段から得られる過去の交通密度デー
    タ、交通量データ、車速データを入力とし、前記重み係
    数を用いて予測対象区間の学習用交通密度予測値、学習
    用交通量予測値、学習用車速予測値を出力する学習用ニ
    ューラルネットワーク (k) 学習用ニューラルネットワークより出力される
    学習用交通密度予測値、学習用交通量予測値、学習用車
    速予測値、および前記車両感知器より得られる交通密度
    実績値、交通量実測値、車速実測値を用いて前記重み係
    数の修正量を計算し、該重み係数を更新する重み係数学
    習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  11. 【請求項11】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (l1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
    される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
    区間の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (m1) 交通量保存手段から得られる交通量実績値、
    および前記交通密度保存手段より得られる交通密度実績
    値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計
    算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  12. 【請求項12】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (n1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
    される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
    区間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (o1) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度
    実績値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量
    を計算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  13. 【請求項13】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (p1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
    される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
    区間の車速予測値を出力する車速予測モデル (q1) 前記交通密度保存手段から得られる交通密度
    実績値、および車速保存手段より得られる車速実績値を
    用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
    し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  14. 【請求項14】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (l2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
    れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
    間の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (m2) 前記交通量保存手段から得られる交通量実績
    値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計
    算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  15. 【請求項15】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (n2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
    れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
    間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (o2) 前記交通量保存手段から得られる交通量実績
    値、および前記交通密度保存手段より得られる交通密度
    実績値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量
    を計算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  16. 【請求項16】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (p2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
    れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
    間の車速予測値を出力する車速予測モデル (q2) 前記交通量保存手段から得られる交通量実績
    値、および前記車速保存手段より得られる車速実績値を
    用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
    し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  17. 【請求項17】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (l3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
    る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
    の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (m3) 前記車速保存手段から得られる車速実績値、
    および前記交通量保存手段より得られる交通量実績値を
    用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
    し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  18. 【請求項18】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (n3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
    る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
    の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (o3) 前記車速保存手段から得られる車速実績値、
    および前記交通密度保存手段より得られる交通密度実績
    値を用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計
    算し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  19. 【請求項19】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (p3) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
    る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
    の車速予測値を出力する車速予測モデル (q3) 前記車速保存手段より得られる車速実績値を
    用いて多項式予測モデルのパラメータの修正量を計算
    し、パラメータを更新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  20. 【請求項20】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通データを保存
    する交通量保存手段 (l4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
    される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
    区間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (r) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、交通
    密度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラル
    ネットワーク (s) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を入
    力とし、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出
    力する学習用ニューラルネットワーク (t) 学習用ニューラルネットワークより出力される
    学習用交通密度予測モデルのパラメータ、および教師信
    号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密
    度予測モデルのパラメータを用いて前記重み係数の修正
    量を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (u) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度実
    績値および前記交通量保存手段より得られる交通量実績
    値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
    使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメータ
    を出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  21. 【請求項21】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (n4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
    される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
    区間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (v) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、交通
    密度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラル
    ネットワーク (w) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を入
    力とし、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出
    力する学習用ニューラルネットワーク (x) 学習用ニューラルネットワークより出力される
    学習用交通密度予測モデルパラメータ、および教師信号
    用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密度
    予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を
    計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (y) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度実
    績値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習
    に使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメー
    タを出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  22. 【請求項22】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (p4) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通密度の関数から構成
    される多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象
    区間の車速量予測値を出力する車速予測モデル (z) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数の
    前記車両感知器から得られる交通密度を入力とし、車速
    予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネッ
    トワーク (aa) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通密度保存手段から得られる過去の交通密度を
    入力とし、学習用の車速予測モデルのパラメータを出力
    する学習用ニューラルネットワーク (ab) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用車速予測モデルのパラメータ、および教師信号
    用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予測
    モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計算
    し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ac) 前記交通密度保存手段より得られる交通密度
    実績値、および前記車速保存手段より得られる車速実績
    値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
    使用される教師信号用の車速予測モデルパラメータを出
    力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  23. 【請求項23】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通データを保存
    する交通量保存手段 (l5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
    れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
    間の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (r1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量を入力とし、交通
    量予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネ
    ットワーク (s1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
    とし、学習用の交通量予測モデルのパラメータを出力す
    る学習用ニューラルネットワーク (t1) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通量予測モデルのパラメータ、および教師信
    号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通量
    予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を
    計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (u1) 前記交通量保存手段より得られる交通量実績
    値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
    使用される教師信号用の交通量予測モデルパラメータを
    出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  24. 【請求項24】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (n5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
    れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
    間の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (v1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量を入力とし、交通
    密度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラル
    ネットワーク (w1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入力
    とし、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出力
    する学習用ニューラルネットワーク (x1) 前記交通量保存手段より得られる交通量実績
    値、および前記交通密度保存手段より得られる交通密度
    実績値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学
    習に使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメ
    ータを出力する教師信号用パラメータ作成手段 (y1) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通密度予測モデルパラメータ、および教師信
    号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密
    度予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量
    を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 をそなえた交通状況予測装置。
  25. 【請求項25】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (p5) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量の関数から構成さ
    れる多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区
    間の車速予測値を出力する車速予測モデル (z1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量を入力とし、車速
    予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネッ
    トワーク (aa1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の
    数の前記交通量保存手段から得られる過去の交通量を入
    力とし、学習用の車速予測モデルのパラメータを出力す
    る学習用ニューラルネットワーク (ab1) 学習用ニューラルネットワークより出力さ
    れる学習用車速予測モデルパラメータ、および教師信号
    用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予測
    モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計算
    し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ac1) 前記交通量保存手段より得られる交通量実
    績値、および前記車速保存手段より得られる車速実績値
    を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に使
    用される教師信号用の車速予測モデルパラメータを出力
    する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  26. 【請求項26】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (c) 前記車両感知器より得られる交通量データを保
    存する交通量保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (l6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
    る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
    の交通量予測値を出力する交通量予測モデル (r2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、交通量
    予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネッ
    トワーク (s2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記交通量保存手段から得られる過去の車速を入力と
    し、学習用の交通量予測モデルのパラメータを出力する
    学習用ニューラルネットワーク (t2) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通量予測モデルパラメータ、および教師信号
    用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通量予
    測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計
    算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (u2) 前記車速保存手段より得られる交通量実績
    値、および前記交通量保存手段より得られる交通量実績
    値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
    使用される教師信号用の交通量予測モデルパラメータを
    出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  27. 【請求項27】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (b) 前記車両感知器より得られる交通密度データを
    保存する交通密度保存手段 (g) 前記車両感知器より得られる交通データを保存
    する車速保存手段 (n6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
    る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
    の交通密度予測値を出力する交通密度予測モデル (v2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、交通密
    度予測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネ
    ットワーク (w2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
    し、学習用の交通密度予測モデルのパラメータを出力す
    る学習用ニューラルネットワーク (x2) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通密度予測モデルパラメータ、および教師信
    号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用交通密
    度予測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量
    を計算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (y2) 前記車速保存手段より得られる車速実績値、
    および前記交通密度保存手段より得られる交通密度実績
    値を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に
    使用される教師信号用の交通密度予測モデルパラメータ
    を出力する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  28. 【請求項28】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (g) 前記車両感知器より得られる車速データを保存
    する車速保存手段 (p6) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速の関数から構成され
    る多項式予測モデルで、重み係数を用いて予測対象区間
    の車速予測値を出力する車速予測モデル (z2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる車速を入力とし、車速予
    測モデルのパラメータを出力する予測ニューラルネット
    ワーク (aa2) 予測対象位置の上流または下流の、任意の
    数の前記車速保存手段から得られる過去の車速を入力と
    し、学習用の車速予測モデルのパラメータを出力する学
    習用ニューラルネットワーク (ab2) 学習用ニューラルネットワークより出力さ
    れる学習用車速予測モデルのパラメータ、および教師信
    号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予
    測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計
    算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ac2) 前記車速保存手段より得られる車速実績値
    を受け取り、学習用ニューラルネットワークの学習に使
    用される教師信号用の車速予測モデルパラメータを出力
    する教師信号用パラメータ作成手段 をそなえた交通状況予測装置。
  29. 【請求項29】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (h) 前記車両感知器より得られる交通密度データ、
    交通量データ、車速データを保存する交通データ保存手
    段 (ad) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量・交通密度・車速
    の関数から構成される多項式予測モデルで、重み係数を
    用いて予測対象区間の交通量予測値・交通密度予測値・
    車速予測値を出力する交通状況予測モデル (ae) 交通データ保存手段より得られる交通量実績
    値・交通密度実績値・車速実績値を用いて、多項式予測
    モデルのパラメータの修正量を計算し、パラメータを更
    新するパラメータ更新手段 をそなえた交通状況予測装置。
  30. 【請求項30】(a) 対象とする閉区間の分割により
    形成された複数の小区間の各々に設置され、走行車両の
    交通量、空間平均速度、および交通密度を測定する複数
    の車両感知器 (h) 前記車両感知器より得られる交通密度データ、
    交通量データ、車速データを保存する交通データ保存手
    段 (ad1) 予測対象位置の上流または下流の、任意の
    数の前記車両感知器から得られる交通量・交通密度・車
    速の関数により構成される多項式予測モデルで、重み係
    数を用いて予測対象区間の交通量予測値・交通密度予測
    値・車速予測値を出力する交通状況予測モデル (af) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の前記車両感知器から得られる交通量・交通密度・車速
    を入力とし、交通状況予測モデルのパラメータを出力す
    る予測ニューラルネットワーク (ag) 予測対象位置の上流または下流の、任意の数
    の交通データ保存手段から得られる過去の交通量・交通
    密度・車速を入力とし、学習用の交通状況予測モデルの
    パラメータを出力する学習用ニューラルネットワーク (ah) 学習用ニューラルネットワークより出力され
    る学習用交通状況予測モデルパラメータ、および教師信
    号用パラメータ作成手段より得られる教師信号用車速予
    測モデルパラメータを用いて前記重み係数の修正量を計
    算し、該重み係数を更新する重み係数学習手段 (ai) 交通データ保存手段より得られる交通量・交
    通密度・車速実績値を受け取り、学習用ニューラルネッ
    トワークの学習に使用される教師信号用の交通状況予測
    モデルパラメータを出力する教師信号用パラメータ作成
    手段 をそなえた交通状況予測装置。
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