JPH10312333A - データ転送制御装置 - Google Patents
データ転送制御装置Info
- Publication number
- JPH10312333A JPH10312333A JP12270097A JP12270097A JPH10312333A JP H10312333 A JPH10312333 A JP H10312333A JP 12270097 A JP12270097 A JP 12270097A JP 12270097 A JP12270097 A JP 12270097A JP H10312333 A JPH10312333 A JP H10312333A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control signal
- signal
- priority
- state
- access request
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】情報処理装置におけるデータブロック転送
の制御装置に関し、記憶手段の種類に応じた制御信号を
発生するための制御信号発生手段103をただ一つのス
テートマシンで構成する。また、記憶装置へのアクセス
要求要因の競合が発生したときに、優先順位を判定する
優先順位判定手段102を直前に選択されたアクセス要
求要因の優先度を最下位に設定する機能を有する構成と
する。 【効果】複数の記憶装置の制御信号をただ一つのステー
トマシンから成る制御信号発生手段で実現できるため、
回路設計時の負荷の軽減および回路規模の縮小に寄与す
る。更に直前に選択されたアクセス要求要因の優先度を
最下位に割り付けられるため、予め設定された優先順位
を基本とし、優先順位の高いアクセス要求要因が連続し
て発生しても、他のアクセス要求要因が選択されないと
いう課題を克服することができる。
の制御装置に関し、記憶手段の種類に応じた制御信号を
発生するための制御信号発生手段103をただ一つのス
テートマシンで構成する。また、記憶装置へのアクセス
要求要因の競合が発生したときに、優先順位を判定する
優先順位判定手段102を直前に選択されたアクセス要
求要因の優先度を最下位に設定する機能を有する構成と
する。 【効果】複数の記憶装置の制御信号をただ一つのステー
トマシンから成る制御信号発生手段で実現できるため、
回路設計時の負荷の軽減および回路規模の縮小に寄与す
る。更に直前に選択されたアクセス要求要因の優先度を
最下位に割り付けられるため、予め設定された優先順位
を基本とし、優先順位の高いアクセス要求要因が連続し
て発生しても、他のアクセス要求要因が選択されないと
いう課題を克服することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置にお
けるデータブロック転送の制御装置に関する。
けるデータブロック転送の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクメモリとホストコンピュータ間
のデータ転送を制御するデータ転送制御装置において
は、ディスクメモリからホストコンピュータへ、または
ホストコンピュータからディスクメモリへ転送するデー
タを一時格納するSRAMやDRAMに代表される半導
体メモリへの書き込み・読み出しのための制御信号を生
成する機能が必要である。
のデータ転送を制御するデータ転送制御装置において
は、ディスクメモリからホストコンピュータへ、または
ホストコンピュータからディスクメモリへ転送するデー
タを一時格納するSRAMやDRAMに代表される半導
体メモリへの書き込み・読み出しのための制御信号を生
成する機能が必要である。
【0003】従来のデータ転送制御装置は、複数のメモ
リの制御手段を有するものは少ない。複数のメモリの制
御手段を有するデータ転送制御装置でも、図2に示すよ
うにSRAM206、擬似SRAM207、DRAM2
08といったメモリの種類に応じた制御信号生成手段を
203、204、205と複数用意したものにすぎず、
これが回路規模を増大させる要因になっていた。
リの制御手段を有するものは少ない。複数のメモリの制
御手段を有するデータ転送制御装置でも、図2に示すよ
うにSRAM206、擬似SRAM207、DRAM2
08といったメモリの種類に応じた制御信号生成手段を
203、204、205と複数用意したものにすぎず、
これが回路規模を増大させる要因になっていた。
【0004】また、データ転送制御装置の内部回路にお
いて、メモリへのアクセス要求要因が同時に複数発生し
た場合、優先順位を判定する必要がある。優先順位の決
定手段としては、図10に示す固定優先順位方式と、図
11に示す循環優先順位方式がよく知られている。固定
優先順位方式では、一番優先順位の高いアクセス要求要
因REQ0が続けて発生した場合、それ以外のアクセス
要求要因REQ1、REQ2、REQ3が受け付けられ
なくなるという問題があった。この問題を回避するため
に循環優先順位方式が使われることが多いが、二番目に
優先順位の高いREQ1が選択された直後にREQ0と
REQ2が競合した場合、本来一番優先順位の高いRE
Q0が選択されずにREQ2が選択されてしまうという
新たな問題が発生した。
いて、メモリへのアクセス要求要因が同時に複数発生し
た場合、優先順位を判定する必要がある。優先順位の決
定手段としては、図10に示す固定優先順位方式と、図
11に示す循環優先順位方式がよく知られている。固定
優先順位方式では、一番優先順位の高いアクセス要求要
因REQ0が続けて発生した場合、それ以外のアクセス
要求要因REQ1、REQ2、REQ3が受け付けられ
なくなるという問題があった。この問題を回避するため
に循環優先順位方式が使われることが多いが、二番目に
優先順位の高いREQ1が選択された直後にREQ0と
REQ2が競合した場合、本来一番優先順位の高いRE
Q0が選択されずにREQ2が選択されてしまうという
新たな問題が発生した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
ような課題を解決するものであり、第一に複数のメモリ
に対応する制御信号発生手段を一つのステートマシンで
構成し、回路設計の負荷および回路規模を縮小するこ
と、第二にあらかじめ設定した優先順位を守り、かつ優
先順位が上位のアクセス要求が連続して発生したときに
も、他のアクセス要求要因を効果的に有効にする優先順
位判定手段を提供するデータ転送制御装置を実現するこ
とにある。
ような課題を解決するものであり、第一に複数のメモリ
に対応する制御信号発生手段を一つのステートマシンで
構成し、回路設計の負荷および回路規模を縮小するこ
と、第二にあらかじめ設定した優先順位を守り、かつ優
先順位が上位のアクセス要求が連続して発生したときに
も、他のアクセス要求要因を効果的に有効にする優先順
位判定手段を提供するデータ転送制御装置を実現するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送制御
装置は、記憶手段への書き込み・読み出しのための制御
信号を生成する制御信号発生手段と、前記記憶手段への
アクセスを要求する複数の要因に対してその要求が競合
したときに優先順位を判定する優先順位判定手段を有す
るものであり、記憶手段の種類に応じて異なるタイミン
グの制御信号を生成する制御信号発生手段を1つのステ
ートマシンで実現することを特徴とする。
装置は、記憶手段への書き込み・読み出しのための制御
信号を生成する制御信号発生手段と、前記記憶手段への
アクセスを要求する複数の要因に対してその要求が競合
したときに優先順位を判定する優先順位判定手段を有す
るものであり、記憶手段の種類に応じて異なるタイミン
グの制御信号を生成する制御信号発生手段を1つのステ
ートマシンで実現することを特徴とする。
【0007】また、記憶手段へのアクセス要求要因の優
先順位を変更する手段を備え、直前に選択されたアクセ
ス要求要因の優先順位を最下位に設定する機能を持つ優
先順位判定手段を有することを特徴とする。
先順位を変更する手段を備え、直前に選択されたアクセ
ス要求要因の優先順位を最下位に設定する機能を持つ優
先順位判定手段を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0009】図1は本発明のデータ転送制御装置101
と外部メモリ104、105、106からなるシステム
例を示すブロック図である。本例では104をSRA
M、105を擬似SRAM、106をDRAMと想定し
て説明する。102は優先順位判定手段であり、優先順
位可変信号112により設定された優先順位に従い、内
部ブロックからのメモリアクセス要求信号107なるR
EQ0からREQ3が競合した場合に優先順位を判定
し、制御信号発生手段103にアクセス要求信号108
を出力する。競合がない場合は無条件でメモリアクセス
要求が有効となる。
と外部メモリ104、105、106からなるシステム
例を示すブロック図である。本例では104をSRA
M、105を擬似SRAM、106をDRAMと想定し
て説明する。102は優先順位判定手段であり、優先順
位可変信号112により設定された優先順位に従い、内
部ブロックからのメモリアクセス要求信号107なるR
EQ0からREQ3が競合した場合に優先順位を判定
し、制御信号発生手段103にアクセス要求信号108
を出力する。競合がない場合は無条件でメモリアクセス
要求が有効となる。
【0010】制御信号発生手段103は、アクセス要求
信号108を受けてアクセス許可信号115を発生し、
優先順位判定手段102を介して、メモリアクセスが受
け付けられたことを示すメモリアクセス許可信号114
なるACK0〜ACK3を内部ブロックに出力する。制
御信号発生手段103は、外部に接続するメモリの種類
および動作条件を示すために、外部入力端子もしくはレ
ジスタによるソフトウェアで設定可能な信号113に応
じて、SRAM用制御信号109、擬似SRAM用制御
信号110、DRAM用制御信号111のいずれかを出
力する。
信号108を受けてアクセス許可信号115を発生し、
優先順位判定手段102を介して、メモリアクセスが受
け付けられたことを示すメモリアクセス許可信号114
なるACK0〜ACK3を内部ブロックに出力する。制
御信号発生手段103は、外部に接続するメモリの種類
および動作条件を示すために、外部入力端子もしくはレ
ジスタによるソフトウェアで設定可能な信号113に応
じて、SRAM用制御信号109、擬似SRAM用制御
信号110、DRAM用制御信号111のいずれかを出
力する。
【0011】図3は制御信号発生手段103の出力信号
を生成するステートマシンを示す状態遷移図である。電
源投入直後、またはシステムリセット後は状態0であ
る。アクセス要求信号108が入力されると内部クロッ
クに同期して状態が変化する。本ステートマシンの状態
遷移条件を以下に示す。
を生成するステートマシンを示す状態遷移図である。電
源投入直後、またはシステムリセット後は状態0であ
る。アクセス要求信号108が入力されると内部クロッ
クに同期して状態が変化する。本ステートマシンの状態
遷移条件を以下に示す。
【0012】状態0→状態1:リフレッシュ以外のアク
セス要求発生。
セス要求発生。
【0013】状態1→状態2:無条件。
【0014】状態2→状態3:無条件。
【0015】状態3→状態4:SRAMまたは擬似SR
AM、またはDRAMのディマンドモード。
AM、またはDRAMのディマンドモード。
【0016】状態4→状態0:無条件。
【0017】状態3→状態5:DRAMのページモー
ド。
ド。
【0018】状態5→状態6:無条件。
【0019】状態6→状態5:REQ=H。
【0020】状態6→状態7:REQ=L。
【0021】状態7→状態4:無条件。
【0022】状態0→状態8:リフレッシュ要求発生。
【0023】状態8→状態9:無条件。
【0024】状態9→状態A:無条件。
【0025】状態A→状態B:無条件。
【0026】状態B→状態0:擬似SRAM。
【0027】状態B→状態C:DRAM。
【0028】状態C→状態0:無条件。
【0029】図4はSRAMまたは擬似SRAMの読み
出し・書き込み時のタイミングを示したものである。読
み出し要求信号REQ1と書き込み要求信号REQ2が
競合し、REQ1が先に選択された場合を想定してい
る。STATEは図3のステートマシンの状態を示して
いる。SRAMまたは擬似SRAMの各制御信号の出力
条件は以下の通りである。
出し・書き込み時のタイミングを示したものである。読
み出し要求信号REQ1と書き込み要求信号REQ2が
競合し、REQ1が先に選択された場合を想定してい
る。STATEは図3のステートマシンの状態を示して
いる。SRAMまたは擬似SRAMの各制御信号の出力
条件は以下の通りである。
【0030】前提条件:SRAMまたは擬似SRAM接
続時。
続時。
【0031】ACK信号:状態1、2、3のときに有
効。
効。
【0032】XMCS信号:状態1、2、3のときに有
効。
効。
【0033】XMOE信号:読み出し要求時の状態2、
3のときに有効。
3のときに有効。
【0034】XMWE信号:書き込み要求時の状態2、
3のときに有効。
3のときに有効。
【0035】MA信号(メモリアドレス):状態0、
1、2、3のときに有効。
1、2、3のときに有効。
【0036】DOUT信号(書き込みデータ):書き込
み要求時の状態0、1、2、3のときに有効。
み要求時の状態0、1、2、3のときに有効。
【0037】図9から図11は擬似SRAMのリフレッ
シュ時のタイミングを示したものである。リフレッシュ
要求信号REQ0と読み出し/書き込み要求信号REQ
3が競合し、REQ0が先に選択された場合を想定して
いる。擬似SRAMの各制御信号の出力条件は以下の通
りである。
シュ時のタイミングを示したものである。リフレッシュ
要求信号REQ0と読み出し/書き込み要求信号REQ
3が競合し、REQ0が先に選択された場合を想定して
いる。擬似SRAMの各制御信号の出力条件は以下の通
りである。
【0038】前提条件:擬似SRAM接続時。
【0039】ACK信号:状態8、9、Aのときに有
効。
効。
【0040】XREF信号:状態9、Aのときに有効。
【0041】XMCS信号:状態1、2、3のときに有
効。
効。
【0042】XMOE信号:読み出し要求時の状態2、
3のときに有効。
3のときに有効。
【0043】XMWR信号:書き込み要求時の状態2、
3のときに有効。
3のときに有効。
【0044】図6はDRAMのリフレッシュ時のタイミ
ングを示したものであり、このタイミングはCASビフ
ォアRASに対応する。リフレッシュ要求信号REQ0
と読み出し/書き込み要求信号REQ3が競合し、RE
Q0が先に選択された場合を想定している。DRAMの
各制御信号の出力条件は以下の通りである。
ングを示したものであり、このタイミングはCASビフ
ォアRASに対応する。リフレッシュ要求信号REQ0
と読み出し/書き込み要求信号REQ3が競合し、RE
Q0が先に選択された場合を想定している。DRAMの
各制御信号の出力条件は以下の通りである。
【0045】前提条件:DRAM接続時。
【0046】ACK信号:状態1、2、3、8、9、A
のときに有効。
のときに有効。
【0047】XRAS信号:状態1、2、3、9、A、
Bのときに有効。
Bのときに有効。
【0048】XCAS信号:状態3、8、9のときに有
効。
効。
【0049】XMWE信号:書き込み要求時の状態2、
3、4のときに有効。
3、4のときに有効。
【0050】図7はDRAMのディマンドモードでの読
み出し・書き込み時のタイミングを示したものである。
読み出し要求信号REQ1と書き込み要求信号REQ2
が競合し、REQ1が先に選択された場合を想定してい
る。DRAMの各制御信号の出力条件は以下の通りであ
る。
み出し・書き込み時のタイミングを示したものである。
読み出し要求信号REQ1と書き込み要求信号REQ2
が競合し、REQ1が先に選択された場合を想定してい
る。DRAMの各制御信号の出力条件は以下の通りであ
る。
【0051】前提条件:DRAM接続時およびディマン
ドモード。
ドモード。
【0052】ACK信号:状態1、2、3のときに有
効。
効。
【0053】XRAS信号:状態1、2、3のときに有
効。
効。
【0054】XCAS信号:状態3のときに有効。
【0055】XMWE信号:書き込み要求時の状態2、
3、4のときに有効。
3、4のときに有効。
【0056】MA信号(カラムアドレス):状態0、1
のときに有効。
のときに有効。
【0057】MA信号(ローアドレス):状態2、3の
ときに有効。
ときに有効。
【0058】DOUT信号(書き込みデータ):書き込
み要求時の状態0、1、2、3のときに有効。
み要求時の状態0、1、2、3のときに有効。
【0059】図8はDRAMのページモードでの読み出
し/書き込み時のタイミングを示したものである。DR
AMの各制御信号の出力条件は以下の通りである。
し/書き込み時のタイミングを示したものである。DR
AMの各制御信号の出力条件は以下の通りである。
【0060】前提条件:DRAM接続時およびページモ
ード。
ード。
【0061】ACK信号:状態1、2、3、6のときに
有効。
有効。
【0062】XRAS信号:状態1、2、3、5、6の
ときに有効。
ときに有効。
【0063】XCAS信号:状態3、6のときに有効。
【0064】XMWE信号:書き込み要求時の状態2、
3、4、5、6、7のときに有効。
3、4、5、6、7のときに有効。
【0065】MA信号(カラムアドレス):状態0、1
のときに有効。
のときに有効。
【0066】MA信号(ローアドレス):状態2、3、
5、6のときに有効。
5、6のときに有効。
【0067】DOUT信号(書き込みデータ):書き込
み要求時の状態0、1、2、3、5、6のときに有効。
み要求時の状態0、1、2、3、5、6のときに有効。
【0068】以上述べたように、図4から図8に示した
タイミングでの制御信号の出力条件を組み合わせること
により、図3に示したステートマシンでSRAM、擬似
SRAM、およびDRAMを外部メモリとして接続する
ときの制御信号を生成することができる。
タイミングでの制御信号の出力条件を組み合わせること
により、図3に示したステートマシンでSRAM、擬似
SRAM、およびDRAMを外部メモリとして接続する
ときの制御信号を生成することができる。
【0069】本例ではSRAM、擬似SRAM、DRA
Mの3種類のメモリに対応するステートマシンを示した
が、それ以外のメモリに対応するステートマシンを構成
することは容易である。また、DRAMのリフレッシュ
方式もCASビフォアRAS以外に対応できることはい
うまでもない。
Mの3種類のメモリに対応するステートマシンを示した
が、それ以外のメモリに対応するステートマシンを構成
することは容易である。また、DRAMのリフレッシュ
方式もCASビフォアRAS以外に対応できることはい
うまでもない。
【0070】図1の102は優先順位判定手段である
が、本発明の優先順位判定手段は優先順位可変信号11
2により、図9に示す直前に処理したアクセス要求要因
を最下位にするモード、図10に示す固定優先順位モー
ド、図11に示す循環優先順位モードを選択することが
できる。
が、本発明の優先順位判定手段は優先順位可変信号11
2により、図9に示す直前に処理したアクセス要求要因
を最下位にするモード、図10に示す固定優先順位モー
ド、図11に示す循環優先順位モードを選択することが
できる。
【0071】図9から図11の行は直前に選択されたア
クセス要求信号を、列は優先順位を示している。本発明
の優先順位判定手段は図9に示す通り、 直前にREQ0が選択された場合:REQ1>REQ2>REQ3>REQ0 直前にREQ1が選択された場合:REQ0>REQ2>REQ3>REQ1 直前にREQ2が選択された場合:REQ0>REQ1>REQ3>REQ2 直前にREQ3が選択された場合:REQ0>REQ1>REQ2>REQ3 という優先順位を決定する。これは直前に選択されたア
クセス要求信号の情報を保持し、優先順位を最下位にす
るという条件を設定するだけで容易に実現可能である。
クセス要求信号を、列は優先順位を示している。本発明
の優先順位判定手段は図9に示す通り、 直前にREQ0が選択された場合:REQ1>REQ2>REQ3>REQ0 直前にREQ1が選択された場合:REQ0>REQ2>REQ3>REQ1 直前にREQ2が選択された場合:REQ0>REQ1>REQ3>REQ2 直前にREQ3が選択された場合:REQ0>REQ1>REQ2>REQ3 という優先順位を決定する。これは直前に選択されたア
クセス要求信号の情報を保持し、優先順位を最下位にす
るという条件を設定するだけで容易に実現可能である。
【0072】本例ではアクセス要求要因をREQ0から
REQ3までの4つの場合を示したが、5つ以上のアク
セス要求要因が存在する場合でも同様の方法で実現でき
ることはいうまでもない。
REQ3までの4つの場合を示したが、5つ以上のアク
セス要求要因が存在する場合でも同様の方法で実現でき
ることはいうまでもない。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば第一
に、外部メモリの種類に応じた制御信号をただ一つのス
テートマシンで構成できるため、回路設計の負荷の軽
減、および回路規模の縮小に寄与することができる。
に、外部メモリの種類に応じた制御信号をただ一つのス
テートマシンで構成できるため、回路設計の負荷の軽
減、および回路規模の縮小に寄与することができる。
【0074】第二に、直前に選択されたアクセス要求要
因を最下位に割り付ける機能を有する優先順位判定手段
を実現できるため、優先順位が厳しく管理されている場
合にあらかじめ設定された優先順位を基本とし、優先順
位の高いアクセス要求要因が連続して発生しても、他の
アクセス要求要因が選択されないという課題を克服する
ことができる。
因を最下位に割り付ける機能を有する優先順位判定手段
を実現できるため、優先順位が厳しく管理されている場
合にあらかじめ設定された優先順位を基本とし、優先順
位の高いアクセス要求要因が連続して発生しても、他の
アクセス要求要因が選択されないという課題を克服する
ことができる。
【図1】本発明のデータ転送制御装置とメモリを用いた
システム例のブロック図。
システム例のブロック図。
【図2】従来のデータ転送制御装置とメモリの用いたシ
ステム例のブロック図。
ステム例のブロック図。
【図3】本発明の制御信号発生手段のステートマシン例
を示す状態遷移図。
を示す状態遷移図。
【図4】SRAMまたは擬似SRAMの読み出し・書き
込みタイミング。
込みタイミング。
【図5】擬似SRAMのリフレッシュ・タイミング。
【図6】DRAMのリフレッシュ・タイミング。
【図7】DRAMのディマンドモードでの読み出し・書
き込みタイミング。
き込みタイミング。
【図8】DRAMのページモードでの読み出し・書き込
みタイミング。
みタイミング。
【図9】本発明の優先順位判定方法。
【図10】固定優先順位判定方法。
【図11】循環優先順位判定方法。
101・・・データ転送制御装置 102・・・優先順位判定手段 103・・・制御信号発生手段 104・・・SRAM 105・・・擬似SRAM 106・・・DRAM 107・・・メモリアクセス要求信号 108・・・アクセス要求信号 109・・・SRAM制御信号 110・・・擬似SRAM制御信号 111・・・DRAM制御信号 112・・・優先順位可変信号 113・・・メモリ種類設定信号 114・・・メモリアクセス許可信号 115・・・アクセス許可信号 201・・・データ転送制御装置 202・・・優先順位判定手段 203・・・SRAM用制御信号発生手段 204・・・擬似SRAM用制御信号発生手段 205・・・DRAM用制御信号発生手段 206・・・SRAM 207・・・擬似SRAM 208・・・DRAM 209・・・メモリアクセス要求信号 210・・・優先順位判定信号 211・・・SRAM制御信号 212・・・擬似SRAM制御信号 213・・・DRAM制御信号 214・・・メモリ種類設定信号 215・・・メモリ種類選択回路 216・・・SRAM用アクセス要求信号 217・・・擬似SRAM用アクセス要求信号 218・・・DRAM用アクセス要求信号
Claims (2)
- 【請求項1】記憶手段への書き込み・読み出しのための
制御信号を生成する制御信号発生手段と、前記記憶手段
へのアクセスを要求する複数の要因に対してその要求が
競合したときに優先順位を判定する優先順位判定手段を
有するデータ転送制御装置において、前記記憶手段の種
類に応じて異なるタイミングの制御信号を生成する制御
信号発生手段を1つのステートマシンで実現することを
特徴とするデータ転送制御装置。 - 【請求項2】記憶手段への書き込み・読み出しのための
制御信号を生成する制御信号発生手段と、前記記憶手段
へのアクセスを要求する複数の要因に対してその要求が
競合したときに優先順位を判定する優先順位判定手段を
有するデータ転送制御装置において、前記記憶手段への
アクセス要求要因の優先順位を変更する手段を備え、直
前に選択されたアクセス要求要因の優先順位を最下位に
設定する機能を持つ優先順位判定手段を有することを特
徴とするデータ転送制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12270097A JPH10312333A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | データ転送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12270097A JPH10312333A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | データ転送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312333A true JPH10312333A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14842457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12270097A Withdrawn JPH10312333A (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | データ転送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10312333A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007514221A (ja) * | 2003-12-09 | 2007-05-31 | トムソン ライセンシング | メモリコントローラ |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP12270097A patent/JPH10312333A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007514221A (ja) * | 2003-12-09 | 2007-05-31 | トムソン ライセンシング | メモリコントローラ |
KR101198981B1 (ko) | 2003-12-09 | 2012-11-07 | 톰슨 라이센싱 | 메모리 제어기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4926963B2 (ja) | 多重メモリアクセスレイテンシ時間をサポートするコンピュータメモリシステムにおける性能を改善するためのシステムおよび方法 | |
US7707328B2 (en) | Memory access control circuit | |
US6298413B1 (en) | Apparatus for controlling refresh of a multibank memory device | |
US7370161B2 (en) | Bank arbiter system which grants access based on the count of access requests | |
JP3819004B2 (ja) | メモリ制御装置 | |
US7373453B2 (en) | Method and apparatus of interleaving memory bank in multi-layer bus system | |
US6374244B1 (en) | Data transfer device | |
US6948046B2 (en) | Access controller that efficiently accesses synchronous semiconductor memory device | |
US5802581A (en) | SDRAM memory controller with multiple arbitration points during a memory cycle | |
US5748203A (en) | Computer system architecture that incorporates display memory into system memory | |
US5802597A (en) | SDRAM memory controller while in burst four mode supporting single data accesses | |
KR20010050239A (ko) | 데이터 처리 장치 및 방법과 컴퓨터 프로그램 제품 | |
US6529981B1 (en) | Bus arbiter | |
JPH10312333A (ja) | データ転送制御装置 | |
US20130097388A1 (en) | Device and data processing system | |
US20040034748A1 (en) | Memory device containing arbiter performing arbitration for bus access right | |
JP4843216B2 (ja) | メモリ制御装置 | |
KR20010050234A (ko) | 메모리(mem)와 결합한 데이터 처리용 디바이스 | |
JPH07114496A (ja) | 共有メモリ制御回路 | |
JPH06325570A (ja) | ダイナミックメモリリフレッシュ回路 | |
JPH07153268A (ja) | 情報記録装置 | |
JP3070454B2 (ja) | メモリアクセス制御回路 | |
JPS62259295A (ja) | リフレツシユ制御方式 | |
JP2570271B2 (ja) | 半導体メモリ制御装置 | |
JPH06259314A (ja) | メモリ制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050311 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050511 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |