JPH10311868A - 回路基板の検査装置 - Google Patents

回路基板の検査装置

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JPH10311868A
JPH10311868A JP9122053A JP12205397A JPH10311868A JP H10311868 A JPH10311868 A JP H10311868A JP 9122053 A JP9122053 A JP 9122053A JP 12205397 A JP12205397 A JP 12205397A JP H10311868 A JPH10311868 A JP H10311868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
gear mechanism
probe
height
inspection apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP9122053A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Nishimoto
晋也 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9122053A priority Critical patent/JPH10311868A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース部に保持したスプリングプローブを回
路基板の導体回路に接触させて導通検査を行う回路基板
の検査装置であって、検査時に回路基板又はベース部を
加圧してプローブと導体回路を接触させた際の接触圧力
を適正な圧力にすることが容易にできる回路基板の検査
装置を提供する。 【解決手段】 ベース部1に保持したスプリングプロー
ブ2のプローブ3を回路基板10の導体回路11に接触
させて導通検査を行う回路基板の検査装置であって、ベ
ース部1の高さを任意の高さに制御できる歯車機構を備
えていることを特徴とする。また、スプリングプローブ
2を保持しているベース部1を複数備えていて、各ベー
ス部1の高さを独立して任意の高さに制御できるように
各ベース部毎に前記歯車機構を備えていることを特徴と
する。また、歯車機構がラック4とピニオン5からなる
歯車機構であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリングプロー
ブを回路基板の導体回路に接触させて導通検査を行う回
路基板の検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回路基板の導体回路にスプリングプロー
ブのプローブを接触させて導通検査を行う回路基板の検
査装置が従来から使用されている。従来の検査装置は図
3に示す側面図のように、ベース部1に保持したスプリ
ングプローブ2のプローブ3を回路基板の導体回路に接
触させて導通検査を行う。図3に示すような検査装置で
は、検査時のプローブ3が外部に出ている長さ(プロー
ブ長)を適正長さにすると、プローブ3と導体回路が適
正な圧力で接触して、良好な検査ができるが、プローブ
長が適正長さの範囲外になると、誤判定を生じたり、プ
ローブ3にかかる圧力が強すぎてスプリングプローブ2
が破損する等の問題が発生したりする。そして、図4は
スプリングプローブ2のモデル的な断面図を示している
が、図4で明らかなように、スプリングプローブ2はソ
ケット6の内部にスプリング7を内蔵していて、プロー
ブ3にかかる圧力をこのスプリング7で受けて、スプリ
ング7が伸縮することにより、プローブ3が外部に出て
いる長さ(プローブ長)が変化する構造になっている。
また、プローブ3はワイヤー8により外部と接続されて
いる。
【0003】このような検査装置を用いて導通検査を行
う場合に、回路基板の導体回路とプローブ3との接触圧
力が適正でないと、誤判定を生じたり、スプリングプロ
ーブ2を破損する等の問題が発生したりするため、この
ようなトラブルの生じない検査装置が求められている。
また、回路基板の導体回路を構成する材料が場所によっ
て異なり導体回路に硬度差があるときなどの場合には、
プローブ3にかかる圧力が検査しようとする場所によっ
て異なることが望ましい場合があり、プローブ3にかか
る圧力を制御できるような検査装置も求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、ベース部に保持したスプリングプローブを回路基
板の導体回路に接触させて導通検査を行う回路基板の検
査装置であって、検査時に回路基板又はベース部を加圧
してプローブと導体回路を接触させた際の接触圧力を適
正な圧力にすることが容易にできる回路基板の検査装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の回
路基板の検査装置は、ベース部に保持したスプリングプ
ローブのプローブを回路基板の導体回路に接触させて導
通検査を行う回路基板の検査装置であって、ベース部の
高さを任意の高さに制御できる歯車機構を備えているこ
とを特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明の回路基板の検査装置
は、請求項1記載の回路基板の検査装置において、スプ
リングプローブを保持しているベース部を複数備えてい
て、各ベース部の高さを独立して任意の高さに制御でき
るように各ベース部毎に前記歯車機構を備えていること
を特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明の回路基板の検査装置
は、請求項1又は請求項2記載の回路基板の検査装置に
おいて、歯車機構がラックとピニオンからなる歯車機構
であることを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明の回路基板の検査装置
は、請求項1から請求項3までの何れかに記載の回路基
板の検査装置において、歯車機構の歯車の送り及び/又
は歯止めがラチェット式であることを特徴とする。
【0009】本発明で、ベース部の高さを任意の高さに
制御できる歯車機構を備えていることは、検査時のプロ
ーブと導体回路の接触圧力を適正圧力に調整する必要が
生じた場合に、ベース部の高さを制御することにより容
易に調整することを可能にする。
【0010】また、スプリングプローブを保持している
ベース部を複数備えていて、各ベース部の高さを独立し
て任意の高さに制御できるように各ベース部毎に前記歯
車機構を備えるようにすると、検査しようとする場所に
よってプローブにかかる圧力を制御することが可能にな
る。
【0011】また、歯車機構の歯車の送り及び/又は歯
止めがラチェット式であると、ベース部の高さを規則的
な高さだけ調整することができるので、ベース部の高さ
の調整が容易であるという利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は第1の実施の形態を示す側面図で
あり、図2は第2の実施の形態を示す側面図である。
【0013】図1に示すように、第1の実施の形態の回
路基板の検査装置は、ベース部1に保持したスプリング
プローブ2のプローブ3を回路基板10の導体回路11
に接触させて導通検査を行う回路基板の検査装置であっ
て、ベース部1の高さを任意の高さに制御できるラック
4とピニオン5からなる歯車機構を備えている。このラ
ック4は例えば直棒に歯を切ったものであり、ピニオン
5(歯車)とかみあって、ピニオン5を回転させること
により、上昇・下降する。従って、この歯車機構によっ
て、ベース部1の高さは任意の高さに制御することがで
きる。そのため、検査時にプローブ3と導体回路11の
接触圧力を適正圧力に調整する必要が生じた場合には、
ベース部の高さを歯車機構を用いて制御することによ
り、容易に調整することが可能である。すなわち、第1
の実施の形態の回路基板の検査装置によれば、プローブ
と導体回路を接触させた際の接触圧力を適正な圧力にす
ることが容易に達成できる。適正な圧力でスプリングプ
ローブ2を使用できると、スプリングプローブ2が故障
しにくく、長寿命となるという効果も達成することがで
きる。なお、この実施の形態ではラック4とピニオン5
からなる歯車機構を示したが、歯車機構としてはラック
とピニオン以外の機構、例えばウオーム歯車等であって
もよい。そして、歯車機構の歯車の送り及び/又は歯止
めが、爪とかみあって間欠的な回転運動をおこなった
り、歯止めされたりするラチェット式であると、ベース
部の高さを規則的な高さだけ調整することができるの
で、ベース部の高さの調整が容易であり好ましい。
【0014】図2は第2の実施の形態を示していて、ス
プリングプローブ2を保持しているベース部(1a、1
b、1c)を複数備えていて、各ベース部(1a、1
b、1c)の高さを独立して任意の高さに制御できるよ
うに各ベース部(1a、1b、1c)毎にラック4とピ
ニオン5からなる歯車機構を備えている。従って、第2
の実施の形態の検査装置によれば、回路基板10の導体
回路11を構成する材料が場所によって異なり導体回路
11に硬度差があるときなどの場合には、各ベース部
(1a、1b、1c)の高さを異なる高さにすることに
よって、プローブ3にかかる圧力が検査しようとする場
所によって異なるように制御することが可能になる。す
なわち、導体回路11の性質によってプローブの接触圧
力を変えて測定したい場合に対応することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1〜請求項4に係る発明の回路基
板の検査装置は、ベース部の高さを任意の高さに制御で
きる歯車機構を備えているので、検査時に回路基板又は
ベース部を加圧してプローブと導体回路を接触させた際
の接触圧力を適正な圧力に調整することが容易であり、
従って、本発明の回路基板の検査装置によれば、適正な
接触圧力で検査することが容易に達成できる。
【0016】また、請求項2に係る発明の回路基板の検
査装置は、スプリングプローブを保持しているベース部
を複数備えていて、各ベース部の高さを独立して任意の
高さに制御できるように各ベース部毎に前記歯車機構を
備えているので、上記の効果を達成すると共に、検査し
ようとする場所によってプローブにかかる圧力を制御す
ることが可能であるという効果も達成する。
【0017】また、歯車機構の駆動方式がラチェット方
式である請求項4に係る発明の回路基板の検査装置は、
ベース部の高さの調整が容易であるという効果も達成す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明するための側
面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を説明するための側
面図である。
【図3】従来の技術を説明するための側面図である。
【図4】スプリングプローブを説明するためのモデル的
な断面図である。
【符号の説明】
1 ベース部 2 スプリングプローブ 3 プローブ 4 ラック 5 ピニオン 6 ソケット 7 スプリング 8 ワイヤー 10 回路基板 11 導体回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部(1)に保持したスプリングプ
    ローブ(2)のプローブ(3)を回路基板(10)の導
    体回路(11)に接触させて導通検査を行う回路基板の
    検査装置であって、ベース部(1)の高さを任意の高さ
    に制御できる歯車機構を備えていることを特徴とする回
    路基板の検査装置。
  2. 【請求項2】 スプリングプローブ(2)を保持してい
    るベース部(1)を複数備えていて、各ベース部(1
    a、1b・・・)の高さを独立して任意の高さに制御で
    きるように各ベース部(1a、1b・・・)毎に前記歯
    車機構を備えていることを特徴とする請求項1記載の回
    路基板の検査装置。
  3. 【請求項3】 歯車機構がラック(4)とピニオン
    (5)からなる歯車機構であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の回路基板の検査装置。
  4. 【請求項4】 歯車機構の歯車の送り及び/又は歯止め
    がラチェット式であることを特徴とする請求項1から請
    求項3までの何れかに記載の回路基板の検査装置。
JP9122053A 1997-05-13 1997-05-13 回路基板の検査装置 Pending JPH10311868A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007024699A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hioki Ee Corp プローブピンおよびコンタクトプローブ
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KR20220042579A (ko) * 2020-09-28 2022-04-05 주식회사 제네드 교체 가능한 프로브 핀

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