JPH10311269A - ディーゼルエンジン燃料インジェクタ - Google Patents
ディーゼルエンジン燃料インジェクタInfo
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- JPH10311269A JPH10311269A JP9354218A JP35421897A JPH10311269A JP H10311269 A JPH10311269 A JP H10311269A JP 9354218 A JP9354218 A JP 9354218A JP 35421897 A JP35421897 A JP 35421897A JP H10311269 A JPH10311269 A JP H10311269A
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- diesel engine
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- F02M63/0003—Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure
- F02M63/0007—Fuel-injection apparatus having a cyclically-operated valve for connecting a pressure source, e.g. constant pressure pump or accumulator, to an injection valve held closed mechanically, e.g. by springs, and automatically opened by fuel pressure using electrically actuated valves
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 エンジンの負荷に応じて内径が異なる2つの
通路を通じて燃料を選択的に噴射することによりエンジ
ンの燃焼性能及び燃費を向上させるようにしたディーゼ
ルエンジン燃料インジェクタを提供する。 【解決手段】 インジェクタ本体100を貫通し燃料チ
ャンバ113と連通する燃料供給通路108と、インジ
ェクタ本体を貫通して形成され、燃料チャンバと連通す
る第1入口ポート118と出口ポート120及びその近
傍の第1ノズル群121とを有する第1燃料インジェク
ション通路116と、同様に燃料チャンバと連通する第
2入口ポート124と出口ポート126及びその近傍の
第2ノズル群128とを有し、前記第1燃料インジェク
ション通路より大きい径の第2燃料インジェクション通
路122とを有し、燃料チャンバに装備され、前記第
1、第2入口ポートと前記燃料チャンバとの選択的な連
通を、エンジン負荷に応じて制御するためのインタラプ
タ130とを具備することを特徴とする。
通路を通じて燃料を選択的に噴射することによりエンジ
ンの燃焼性能及び燃費を向上させるようにしたディーゼ
ルエンジン燃料インジェクタを提供する。 【解決手段】 インジェクタ本体100を貫通し燃料チ
ャンバ113と連通する燃料供給通路108と、インジ
ェクタ本体を貫通して形成され、燃料チャンバと連通す
る第1入口ポート118と出口ポート120及びその近
傍の第1ノズル群121とを有する第1燃料インジェク
ション通路116と、同様に燃料チャンバと連通する第
2入口ポート124と出口ポート126及びその近傍の
第2ノズル群128とを有し、前記第1燃料インジェク
ション通路より大きい径の第2燃料インジェクション通
路122とを有し、燃料チャンバに装備され、前記第
1、第2入口ポートと前記燃料チャンバとの選択的な連
通を、エンジン負荷に応じて制御するためのインタラプ
タ130とを具備することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼルエンジン
燃料インジェクタに係わり、より詳しくは、エンジンの
負荷状態に応じて燃料噴射量を調節することができるイ
ンジェクタに関する。
燃料インジェクタに係わり、より詳しくは、エンジンの
負荷状態に応じて燃料噴射量を調節することができるイ
ンジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディーゼルエンジン燃料インジ
ェクタは燃焼室に一定量の燃料を微粒化して噴射する機
能を有する。従来の燃料インジェクタの場合には、燃料
噴射量がニードルバルブのリフト時間、即ちノズルの開
放時間に応じて制御されるようになっている。
ェクタは燃焼室に一定量の燃料を微粒化して噴射する機
能を有する。従来の燃料インジェクタの場合には、燃料
噴射量がニードルバルブのリフト時間、即ちノズルの開
放時間に応じて制御されるようになっている。
【0003】最近は、燃料の噴射量を調節して燃焼性能
を向上させるためにできるだけノズルサイズを小さくし
且つ噴射圧力を高くして燃料微粒化及び着火遅延期間の
間に噴射される燃料量を最小化する傾向があった。
を向上させるためにできるだけノズルサイズを小さくし
且つ噴射圧力を高くして燃料微粒化及び着火遅延期間の
間に噴射される燃料量を最小化する傾向があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のディー
ゼルエンジンのインジェクタは、エンジンが高速高負荷
状態では噴射圧力を上昇させることに限界があり、ノズ
ル孔が小さいと、適合量の燃料が噴射されることができ
ないという課題があった。
ゼルエンジンのインジェクタは、エンジンが高速高負荷
状態では噴射圧力を上昇させることに限界があり、ノズ
ル孔が小さいと、適合量の燃料が噴射されることができ
ないという課題があった。
【0005】本発明は前記のような課題を解決するため
案出されたものであって、エンジンの負荷に応じて内径
が異なる2つの通路を通じて燃料を選択的に噴射するこ
とによりエンジンの燃焼性能及び燃費が向上し排気ガス
も低減されるようにしたディーゼルエンジン燃料インジ
ェクタを提供するものである。
案出されたものであって、エンジンの負荷に応じて内径
が異なる2つの通路を通じて燃料を選択的に噴射するこ
とによりエンジンの燃焼性能及び燃費が向上し排気ガス
も低減されるようにしたディーゼルエンジン燃料インジ
ェクタを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係るディーゼルエンジン燃料イ
ンジェクタは、その一部が燃料チャンバを構成する中空
部を有するインジェクタ本体と、該インジェクタ本体を
貫通し前記燃料チャンバと連通する燃料供給通路と、前
記インジェクタ本体を貫通して形成され、前記燃料チャ
ンバと連通する第1入口ポートと出口ポートとを有する
第1燃料インジェクション通路と、前記インジェクタ本
体を貫通して形成され、前記燃料チャンバと連通する第
2入口ポートと出口ポートとを有し、前記第1燃料イン
ジェクション通路より大きい径の第2燃料インジェクシ
ョン通路と、前記インジェクタ本体の下端近傍に形成さ
れ、前記第1燃料インジェクション通路の出口ポートと
連通する第1ノズル群と、前記インジェクタ本体の下端
近傍に形成され、前記第2燃料インジェクション通路の
出口ポートと連通する第2ノズル群と、前記燃料チャン
バに装備され、前記第1、第2入口ポートと前記燃料チ
ャンバとの選択的な連通を、エンジン負荷に応じて制御
するためのインタラプタとを具備することを特徴とす
る。
め、本発明の請求項1に係るディーゼルエンジン燃料イ
ンジェクタは、その一部が燃料チャンバを構成する中空
部を有するインジェクタ本体と、該インジェクタ本体を
貫通し前記燃料チャンバと連通する燃料供給通路と、前
記インジェクタ本体を貫通して形成され、前記燃料チャ
ンバと連通する第1入口ポートと出口ポートとを有する
第1燃料インジェクション通路と、前記インジェクタ本
体を貫通して形成され、前記燃料チャンバと連通する第
2入口ポートと出口ポートとを有し、前記第1燃料イン
ジェクション通路より大きい径の第2燃料インジェクシ
ョン通路と、前記インジェクタ本体の下端近傍に形成さ
れ、前記第1燃料インジェクション通路の出口ポートと
連通する第1ノズル群と、前記インジェクタ本体の下端
近傍に形成され、前記第2燃料インジェクション通路の
出口ポートと連通する第2ノズル群と、前記燃料チャン
バに装備され、前記第1、第2入口ポートと前記燃料チ
ャンバとの選択的な連通を、エンジン負荷に応じて制御
するためのインタラプタとを具備することを特徴とす
る。
【0007】また、本発明の請求項2に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記燃料チャンバに連通
する前記第1および第2入口ポートの位置は、互に高さ
を異にして設けられ、前記第1および第2入口ポートと
前記燃料チャンバとの選択的な連通の制御は、前記イン
タラプタの直線的進退運動を通して行なわれることを特
徴とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記燃料チャンバに連通
する前記第1および第2入口ポートの位置は、互に高さ
を異にして設けられ、前記第1および第2入口ポートと
前記燃料チャンバとの選択的な連通の制御は、前記イン
タラプタの直線的進退運動を通して行なわれることを特
徴とする。
【0008】また、本発明の請求項3に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記燃料チャンバに連通
する前記第1および第2入口ポートの位置は、同一高さ
に設けられ、前記第1および第2入口ポートと前記燃料
チャンバとの選択的な連通の制御は、前記インタラプタ
の正逆の回転運動を通して行なわれることを特徴とす
る。
エンジン燃料インジェクタは、前記燃料チャンバに連通
する前記第1および第2入口ポートの位置は、同一高さ
に設けられ、前記第1および第2入口ポートと前記燃料
チャンバとの選択的な連通の制御は、前記インタラプタ
の正逆の回転運動を通して行なわれることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の請求項4に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記インジェクタ本体の
下端には、ノズル本体が延出して設けられ、前記第1お
よび第2ノズル群は、該ノズル本体に形成されることを
特徴とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記インジェクタ本体の
下端には、ノズル本体が延出して設けられ、前記第1お
よび第2ノズル群は、該ノズル本体に形成されることを
特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項5に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記第2ノズル群のノズ
ル数は前記第1ノズル群のノズル数より多いことを特徴
とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記第2ノズル群のノズ
ル数は前記第1ノズル群のノズル数より多いことを特徴
とする。
【0011】また、本発明の請求項6に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記第2ノズル群の各ノ
ズルの直径は前記第1ノズル群の各ノズルの直径より大
きいことを特徴とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記第2ノズル群の各ノ
ズルの直径は前記第1ノズル群の各ノズルの直径より大
きいことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項7に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記インタラプタが、前
記インジェクタ本体の上端に配置されエンジン負荷に応
じて電子制御部によって制御されるアクチュエータと、
前記第1、第2入口ポートの中の1つを前記燃料チャン
バと連通させるように前記アクチュエータの作動に応じ
て直線的進退運動可能に前記燃料チャンバ内に配置され
るバルブとで構成されていることを特徴とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記インタラプタが、前
記インジェクタ本体の上端に配置されエンジン負荷に応
じて電子制御部によって制御されるアクチュエータと、
前記第1、第2入口ポートの中の1つを前記燃料チャン
バと連通させるように前記アクチュエータの作動に応じ
て直線的進退運動可能に前記燃料チャンバ内に配置され
るバルブとで構成されていることを特徴とする。
【0013】また、本発明の請求項8に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記アクチュエータが、
前記バルブに螺子結合されるロータシャフトを有するロ
ータリソレノイドで構成されることを特徴とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記アクチュエータが、
前記バルブに螺子結合されるロータシャフトを有するロ
ータリソレノイドで構成されることを特徴とする。
【0014】また、本発明の請求項9に係るディーゼル
エンジン燃料インジェクタは、前記インタラプタが、前
記インジェクタ本体の上端に配置されエンジン負荷に応
じて電子制御部によって制御されるアクチュエータと、
前記第1、第2入口ポートの中の1つを前記燃料チャン
バと連通させるように前記アクチュエータの作動に応じ
て回転可能に前記燃料チャンバ内に配置されるバルブと
で構成されていることを特徴とする。
エンジン燃料インジェクタは、前記インタラプタが、前
記インジェクタ本体の上端に配置されエンジン負荷に応
じて電子制御部によって制御されるアクチュエータと、
前記第1、第2入口ポートの中の1つを前記燃料チャン
バと連通させるように前記アクチュエータの作動に応じ
て回転可能に前記燃料チャンバ内に配置されるバルブと
で構成されていることを特徴とする。
【0015】また、本発明の請求項10に係るディーゼ
ルエンジン燃料インジェクタは、前記アクチュエータ
が、前記燃料チャンバ内に前記バルブとして回転可能に
配置されるロータシャフトを有するステップモータで構
成されることを特徴とする。
ルエンジン燃料インジェクタは、前記アクチュエータ
が、前記燃料チャンバ内に前記バルブとして回転可能に
配置されるロータシャフトを有するステップモータで構
成されることを特徴とする。
【0016】また、本発明の請求項11に係るディーゼ
ルエンジン燃料インジェクタは、前記バルブには、その
中心軸線に沿って形成され前記燃料チャンバと連通する
中央孔と、前記中央孔と前記第1、第2入口ポートとを
前記バルブの直線的進退運動に応じて選択的に連通させ
るように形成される第1および第2連通孔が形成されて
なる。
ルエンジン燃料インジェクタは、前記バルブには、その
中心軸線に沿って形成され前記燃料チャンバと連通する
中央孔と、前記中央孔と前記第1、第2入口ポートとを
前記バルブの直線的進退運動に応じて選択的に連通させ
るように形成される第1および第2連通孔が形成されて
なる。
【0017】また、本発明の請求項12に係るディーゼ
ルエンジン燃料インジェクタは、前記バルブには、その
中心軸線に沿って形成され前記燃料チャンバと連通する
中央孔と、前記中央孔と前記第1、第2入口ポートとを
前記バルブの回転運動に応じて選択的に連通させるよう
に形成される連通孔が形成されてなる。
ルエンジン燃料インジェクタは、前記バルブには、その
中心軸線に沿って形成され前記燃料チャンバと連通する
中央孔と、前記中央孔と前記第1、第2入口ポートとを
前記バルブの回転運動に応じて選択的に連通させるよう
に形成される連通孔が形成されてなる。
【0018】さらに、本発明の請求項13に係るディー
ゼルエンジン燃料インジェクタは、前記電子制御部は、
車両負荷の状態を検出するための信号入力部と、前記信
号入力部から伝達される信号に応じて前記アクチュエー
タを制御するための電子制御ユニットを備えてなる。
ゼルエンジン燃料インジェクタは、前記電子制御部は、
車両負荷の状態を検出するための信号入力部と、前記信
号入力部から伝達される信号に応じて前記アクチュエー
タを制御するための電子制御ユニットを備えてなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい一実施の
形態を詳しく説明する。説明の便宜のために添付図面に
おける同一部品には同一符号を付けた。図1は本発明の
第1の実施の形態によるディーゼルエンジン燃料インジ
ェクタの概略断面図である。本発明のインジェクタ装置
10をなしている部品の互いに対する方向と位置は図面
を基準にして説明される。前記インジェクタ装置10
は、開放上端102及び閉鎖下端104を有するインジ
ェクタ本体100と、前記閉鎖下端104から一体に下
向き延長するノズル本体106を備えている。前記イン
ジェクタ本体100は、一般に、シリンダヘッド(示さ
れていない)に固定されるようになっている。燃料タン
ク(示されていない)から燃料を供給される燃料供給通
路108が、前記インジェクタ本体100の側面第1位
置を貫通して形成されている。前記インジェクタ本体1
00の中央部には前記開放上端102と連通する中空部
110が形成されている。
形態を詳しく説明する。説明の便宜のために添付図面に
おける同一部品には同一符号を付けた。図1は本発明の
第1の実施の形態によるディーゼルエンジン燃料インジ
ェクタの概略断面図である。本発明のインジェクタ装置
10をなしている部品の互いに対する方向と位置は図面
を基準にして説明される。前記インジェクタ装置10
は、開放上端102及び閉鎖下端104を有するインジ
ェクタ本体100と、前記閉鎖下端104から一体に下
向き延長するノズル本体106を備えている。前記イン
ジェクタ本体100は、一般に、シリンダヘッド(示さ
れていない)に固定されるようになっている。燃料タン
ク(示されていない)から燃料を供給される燃料供給通
路108が、前記インジェクタ本体100の側面第1位
置を貫通して形成されている。前記インジェクタ本体1
00の中央部には前記開放上端102と連通する中空部
110が形成されている。
【0020】前記中空部110は、前記開放上端102
と連通する大径部112と、前記大径部112から軸に
沿って下方に延長し燃料チャンバ113を構成する小径
部114を備える。
と連通する大径部112と、前記大径部112から軸に
沿って下方に延長し燃料チャンバ113を構成する小径
部114を備える。
【0021】前記燃料供給通路108は前記燃料チャン
バ113の第1高さで該燃料チャンバ113と連通して
いる。前記インジェクタ本体100の第3位置には小径
インジェクション通路116が形成されている。前記小
径インジェクション通路116は、前記燃料チャンバ1
13の第2高さで前記燃料チャンバ113と連通する入
口ポート118と、前記ノズル本体106の第1位置に
形成される第1ノズル群121と連通する出口ポート1
20を備える。前記インジェクタ本体100の第4位置
には大径インジェクション通路122が形成されてお
り、該大径インジェクション通路122は、前記燃料チ
ャンバ113と第3高さで連通する入口ポート124
と、前記ノズル本体106の第2位置に形成される第2
ノズル群128と連通する出口ポート126を備える。
図3は、燃料供給通路108、小径インジェクション通
路116および大径インジェクション通路122の部分
を、横断面(図1のB−B線断面)で示している。
バ113の第1高さで該燃料チャンバ113と連通して
いる。前記インジェクタ本体100の第3位置には小径
インジェクション通路116が形成されている。前記小
径インジェクション通路116は、前記燃料チャンバ1
13の第2高さで前記燃料チャンバ113と連通する入
口ポート118と、前記ノズル本体106の第1位置に
形成される第1ノズル群121と連通する出口ポート1
20を備える。前記インジェクタ本体100の第4位置
には大径インジェクション通路122が形成されてお
り、該大径インジェクション通路122は、前記燃料チ
ャンバ113と第3高さで連通する入口ポート124
と、前記ノズル本体106の第2位置に形成される第2
ノズル群128と連通する出口ポート126を備える。
図3は、燃料供給通路108、小径インジェクション通
路116および大径インジェクション通路122の部分
を、横断面(図1のB−B線断面)で示している。
【0022】前記第2ノズル群128の各ノズルの直径
は前記第1ノズル群121の各ノズルの直径より大きく
なされる。また、これは前記第2ノズル群128のノズ
ル数が前記第1ノズル群121のノズル数より多くなさ
れてもよい。図4はノズル本体106の第2ノズル群1
28を横断面(図1のC−C線断面)で示している。
は前記第1ノズル群121の各ノズルの直径より大きく
なされる。また、これは前記第2ノズル群128のノズ
ル数が前記第1ノズル群121のノズル数より多くなさ
れてもよい。図4はノズル本体106の第2ノズル群1
28を横断面(図1のC−C線断面)で示している。
【0023】前記第2、第1ノズル群128、121は
それぞれ前記出口ポート126、120から前記ノズル
本体106の第1及び第2位置で燃焼効率を増加させる
ことができるように放射状に下向きに延長して形成され
る。
それぞれ前記出口ポート126、120から前記ノズル
本体106の第1及び第2位置で燃焼効率を増加させる
ことができるように放射状に下向きに延長して形成され
る。
【0024】前記ディーゼルインジェクタ装置は、前記
小、大径インジェクション通路116、122の入口ポ
ート118、124と前記燃料チャンバ113との連通
を選択的に制御するためのインタラプター130をさら
に備えている。
小、大径インジェクション通路116、122の入口ポ
ート118、124と前記燃料チャンバ113との連通
を選択的に制御するためのインタラプター130をさら
に備えている。
【0025】前記インタラプター130は前記小、大径
インジェクション通路116、122の入口ポート11
8、124を選択的に開閉するための、前記中空部11
0内に配置されるプランジャバルブ131と、ロータリ
ーソレノイドアセンブリのような、前記プランジャバル
ブ131を作動させるための前記インジェクタ本体10
0の開放上端102上に一体に装着されたアクチュエー
タ132を備えている。
インジェクション通路116、122の入口ポート11
8、124を選択的に開閉するための、前記中空部11
0内に配置されるプランジャバルブ131と、ロータリ
ーソレノイドアセンブリのような、前記プランジャバル
ブ131を作動させるための前記インジェクタ本体10
0の開放上端102上に一体に装着されたアクチュエー
タ132を備えている。
【0026】前記プランジャバルブ131はインジェク
タ本体100に対して軸に沿ってスライド可能且つ回転
不可能になっており、前記中空部110の大径部112
内に軸に沿ってスライド可能に配置される本体部133
と、前記本体部133の底端から前記中空部110の小
径部114に延長するバルブ部134とで構成される。
本例においては、図1のA−A線断面である図2に示す
ようにプランジャバルブ131の本体部133に、突起
133aが設けられ、インジェクタ本体100の中空部
110の大径部112内壁に、軸方向にガイド溝112
aが設けられ、前記突起133aがこのガイド溝112
aに嵌入されて、プランジャバルブ131はスライド可
能且つ回転不可能となっている。
タ本体100に対して軸に沿ってスライド可能且つ回転
不可能になっており、前記中空部110の大径部112
内に軸に沿ってスライド可能に配置される本体部133
と、前記本体部133の底端から前記中空部110の小
径部114に延長するバルブ部134とで構成される。
本例においては、図1のA−A線断面である図2に示す
ようにプランジャバルブ131の本体部133に、突起
133aが設けられ、インジェクタ本体100の中空部
110の大径部112内壁に、軸方向にガイド溝112
aが設けられ、前記突起133aがこのガイド溝112
aに嵌入されて、プランジャバルブ131はスライド可
能且つ回転不可能となっている。
【0027】前記バルブ部134にはその中心軸線に沿
って形成され前記燃料チャンバ113と連通する中央孔
135が形成されている。前記バルブ部134には前記
中央孔135と前記入口ポート118、124を前記プ
ランジャバルブ131のスライド運動により選択的に連
通させる連通孔136、137がさらに形成されてい
る。
って形成され前記燃料チャンバ113と連通する中央孔
135が形成されている。前記バルブ部134には前記
中央孔135と前記入口ポート118、124を前記プ
ランジャバルブ131のスライド運動により選択的に連
通させる連通孔136、137がさらに形成されてい
る。
【0028】前記アクチュエータ132は前記インジェ
クション本体100に一体に装着されるハウジング14
0と、前記ハウジング140に回転可能に装着されるロ
ータロッド142と、前記ロータロッド142を囲み前
記ハウジング140内に配置され電子制御ユニットEC
Uの制御に応じて磁化されるマグネチックコイル138
を備えている。即ち、前記電子制御ユニットECUは、
エンジンRPMセンサ148及び車速センサ150のよ
うないろんなセンサを有する信号入力部147から信号
を入力されて、前記マグネチックコイル138が磁化さ
れる程度を決定する。前記ロータロッド142は、その
外周に前記プランジャバルブ131の本体部133の中
空部145を通じて形成されるめねじ歯146と螺合す
るおねじ歯144が形成されている。しかし、前記アク
チュエータ132はこのような構造に限定されない。即
ち、前記アクチュエータ132は前記ロータロッド14
2を有するステップモータアセンブリからなることもで
きる。
クション本体100に一体に装着されるハウジング14
0と、前記ハウジング140に回転可能に装着されるロ
ータロッド142と、前記ロータロッド142を囲み前
記ハウジング140内に配置され電子制御ユニットEC
Uの制御に応じて磁化されるマグネチックコイル138
を備えている。即ち、前記電子制御ユニットECUは、
エンジンRPMセンサ148及び車速センサ150のよ
うないろんなセンサを有する信号入力部147から信号
を入力されて、前記マグネチックコイル138が磁化さ
れる程度を決定する。前記ロータロッド142は、その
外周に前記プランジャバルブ131の本体部133の中
空部145を通じて形成されるめねじ歯146と螺合す
るおねじ歯144が形成されている。しかし、前記アク
チュエータ132はこのような構造に限定されない。即
ち、前記アクチュエータ132は前記ロータロッド14
2を有するステップモータアセンブリからなることもで
きる。
【0029】次に、前記インジェクタ装置10の作動を
詳しく説明する。燃料ポンプ(示されていない)によっ
て加圧された燃料が前記燃料供給通路108を通じて前
記燃料チャンバ113に待機している状態で、エンジン
が高負荷で作動しているとの信号が前記信号入力部14
7から前記電子制御ユニットECUに伝達されると、前
記電子制御ユニットECUは前記ロータロッド142を
回転させて、前記プランジャバルブ131のバルブ部1
34に形成された前記連通孔137が前記大径インジェ
クション通路122の入口ポート124と連通するよう
にする。
詳しく説明する。燃料ポンプ(示されていない)によっ
て加圧された燃料が前記燃料供給通路108を通じて前
記燃料チャンバ113に待機している状態で、エンジン
が高負荷で作動しているとの信号が前記信号入力部14
7から前記電子制御ユニットECUに伝達されると、前
記電子制御ユニットECUは前記ロータロッド142を
回転させて、前記プランジャバルブ131のバルブ部1
34に形成された前記連通孔137が前記大径インジェ
クション通路122の入口ポート124と連通するよう
にする。
【0030】即ち、ロータロッド142がいずれか一方
向に回転されると、前記プランジャバルブ131の本体
部133が前記ロータロッド142と螺子結合されてお
り且つ前記インジェクタ本体100に対して回転不可能
になっているので、前記プランジャバルブ131が、前
記おねじ歯144が前記めねじ歯146に沿って移動す
ることになり、上昇するようになって、前記連通孔13
7が前記大径インジェクション通路122の入口ポート
124と連通する。従って、相対的に大量の燃料が前記
インジェクション通路122を経て前記多数の大径ノズ
ル128を通じて燃焼室に噴射される。
向に回転されると、前記プランジャバルブ131の本体
部133が前記ロータロッド142と螺子結合されてお
り且つ前記インジェクタ本体100に対して回転不可能
になっているので、前記プランジャバルブ131が、前
記おねじ歯144が前記めねじ歯146に沿って移動す
ることになり、上昇するようになって、前記連通孔13
7が前記大径インジェクション通路122の入口ポート
124と連通する。従って、相対的に大量の燃料が前記
インジェクション通路122を経て前記多数の大径ノズ
ル128を通じて燃焼室に噴射される。
【0031】また、エンジンが低負荷で作動していると
の信号が前記信号入力部147から前記電子制御ユニッ
トECUに伝達されると、前記電子制御ユニットECU
は前記ロータロッド142を前記と他方向に回転させ
て、前記プランジャバルブ131のバルブ部134に形
成された前記連通孔136が前記小径インジェクション
通路116の入口ポート118と連通するようにする。
の信号が前記信号入力部147から前記電子制御ユニッ
トECUに伝達されると、前記電子制御ユニットECU
は前記ロータロッド142を前記と他方向に回転させ
て、前記プランジャバルブ131のバルブ部134に形
成された前記連通孔136が前記小径インジェクション
通路116の入口ポート118と連通するようにする。
【0032】即ち、前記ロータロッド142が他方向に
回転されると、前記プランジャバルブ131の本体部1
33が前記ロータロッド142と螺子結合されており且
つ前記インジェクタ本体100に対して回転不可能にな
っているので、前記プランジャバルブ131が、前記お
ねじ歯144が前記めねじ歯146に沿って移動するこ
とになり、下降するようになって、前記連通孔136が
前記小径インジェクション通路116の入口ポート11
8と連通するようになる。従って、相対的に小量の燃料
が前記小径インジェクション通路116を経て前記多数
の小径ノズル121を通じて燃焼室に噴射される。
回転されると、前記プランジャバルブ131の本体部1
33が前記ロータロッド142と螺子結合されており且
つ前記インジェクタ本体100に対して回転不可能にな
っているので、前記プランジャバルブ131が、前記お
ねじ歯144が前記めねじ歯146に沿って移動するこ
とになり、下降するようになって、前記連通孔136が
前記小径インジェクション通路116の入口ポート11
8と連通するようになる。従って、相対的に小量の燃料
が前記小径インジェクション通路116を経て前記多数
の小径ノズル121を通じて燃焼室に噴射される。
【0033】好ましくは、前記第2、第1ノズル群12
8、121はそれぞれ前記出口ポート126、120か
ら前記ノズル本体106の第1及び第2位置で燃焼効率
を増加させることができるように放射状に下向きに延長
して形成される。
8、121はそれぞれ前記出口ポート126、120か
ら前記ノズル本体106の第1及び第2位置で燃焼効率
を増加させることができるように放射状に下向きに延長
して形成される。
【0034】図5は本発明の第2の実施の形態によるデ
ィーゼルエンジン燃料インジェクタの概略断面図であ
る。前記第1の実施の形態と本実施の形態の差異点は、
インタラプタの構造及び大、小径インジェクション通路
の入口ポートが形成される高さにある。これをより詳し
く説明すると、全体高さにわたって同一直径を有し燃料
チャンバ513を構成する中空部510がインジェクタ
本体500の中央部に形成されている。小径インジェク
ション通路516の入口ポート518が前記燃料チャン
バ513と連通することができるように第1高さに形成
され、大径インジェクション通路522の入口ポート5
24は前記第1高さと同一高さの他の位置に前記燃料チ
ャンバ513と連通することができるように形成されて
いる(図6参照)。
ィーゼルエンジン燃料インジェクタの概略断面図であ
る。前記第1の実施の形態と本実施の形態の差異点は、
インタラプタの構造及び大、小径インジェクション通路
の入口ポートが形成される高さにある。これをより詳し
く説明すると、全体高さにわたって同一直径を有し燃料
チャンバ513を構成する中空部510がインジェクタ
本体500の中央部に形成されている。小径インジェク
ション通路516の入口ポート518が前記燃料チャン
バ513と連通することができるように第1高さに形成
され、大径インジェクション通路522の入口ポート5
24は前記第1高さと同一高さの他の位置に前記燃料チ
ャンバ513と連通することができるように形成されて
いる(図6参照)。
【0035】前記小、大径インジェクション通路51
6、522の入口ポート518、524と前記燃料チャ
ンバ513との選択的な連通をエンジン負荷に応じて制
御するためのインタラプタ530は、電子制御ユニット
ECUによって制御されるステップモータのようなアク
チュエータ532と、前記アクチュエータ532の回転
軸(示されていない)に一体に装着され前記中空部51
0内に配置されて前記小、大径インジェクション通路5
16、522のそれぞれの入口ポート518、524を
開放させる回転バルブ531を備えている。
6、522の入口ポート518、524と前記燃料チャ
ンバ513との選択的な連通をエンジン負荷に応じて制
御するためのインタラプタ530は、電子制御ユニット
ECUによって制御されるステップモータのようなアク
チュエータ532と、前記アクチュエータ532の回転
軸(示されていない)に一体に装着され前記中空部51
0内に配置されて前記小、大径インジェクション通路5
16、522のそれぞれの入口ポート518、524を
開放させる回転バルブ531を備えている。
【0036】前記回転バルブ531は軸に沿ってスライ
ド不可能且つ前記インジェクタ本体500に対して回転
可能になっている。前記回転バルブ531には、その中
心軸線に沿って形成され前記燃料チャンバ513と連通
する中央孔535が形成されている。前記回転バルブ5
31には前記中央孔535と前記入口ポート518、5
24の中のいずれか1つを前記回転バルブ531の回転
に応じて互いに連通させるための連通孔536がさらに
形成されている。
ド不可能且つ前記インジェクタ本体500に対して回転
可能になっている。前記回転バルブ531には、その中
心軸線に沿って形成され前記燃料チャンバ513と連通
する中央孔535が形成されている。前記回転バルブ5
31には前記中央孔535と前記入口ポート518、5
24の中のいずれか1つを前記回転バルブ531の回転
に応じて互いに連通させるための連通孔536がさらに
形成されている。
【0037】その他の部分は前記第1の実施の形態とそ
の構成が同一であるので、その詳細な説明は以下省略
し、この第2の実施の形態の説明に含まれているとす
る。
の構成が同一であるので、その詳細な説明は以下省略
し、この第2の実施の形態の説明に含まれているとす
る。
【0038】以上に説明した本発明の第2の実施の形態
によるインジェクタ装置50において、前記電子制御ユ
ニットECUは前記信号入力部147からの信号に応じ
て前記アクチュエータ(モータ)532を制御して、前
記燃料チャンバ513が前記通路516、522の中の
1つと車両の負荷状態に応じて適切に連通するようにし
燃料噴射量を調節する。
によるインジェクタ装置50において、前記電子制御ユ
ニットECUは前記信号入力部147からの信号に応じ
て前記アクチュエータ(モータ)532を制御して、前
記燃料チャンバ513が前記通路516、522の中の
1つと車両の負荷状態に応じて適切に連通するようにし
燃料噴射量を調節する。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明によるインジェクタ
装置は前記小、大径通路の中の1つを通じて選択的に燃
料を噴射することによりエンジンの燃焼性能及び燃費が
向上し排気ガスを低減させることができる効果を奏す
る。
装置は前記小、大径通路の中の1つを通じて選択的に燃
料を噴射することによりエンジンの燃焼性能及び燃費が
向上し排気ガスを低減させることができる効果を奏す
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態によるディーゼルエ
ンジン燃料インジェクタの概略断面図である。
ンジン燃料インジェクタの概略断面図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】図1のB−B線による断面図である。
【図4】図1のC−C線による断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態によるディーゼルエ
ンジン燃料インジェクタの概略断面図である。
ンジン燃料インジェクタの概略断面図である。
【図6】図5のD−D線による断面図である。
10 ディーゼルインジェクタ装置 100 インジェクタ本体 102 開放上端 104 閉鎖下端 106 ノズル本体 108 燃料供給通路 110 中空部 112 大径部 113 燃料チャンバ 114 小径部 116 小径インジェクション通路 118 入口ポート 120 出口ポート 121 第1ノズル群 122 大径インジェクション通路 124 入口ポート 126 出口ポート 128 第2ノズル群 130 インタラプタ 131 プランジャバルブ 132 アクチュエータ 133 本体部 134 バルブ部 135 中央孔 136 連通孔 137 連通孔 140 ハウジング 142 ロータロッド 144 おねじ歯 145 中空部 146 めねじ歯 147 信号入力部 148 エンジンRPMセンサ 150 車速センサ 50 ディーゼルインジェクタ装置 500 インジェクタ本体 510 中空部 513 燃料チャンバ 516 小径インジェクション通路 518 入口ポート 522 大径インジェクション通路 524 入口ポート 530 インタラプタ 531 回転バルブ 532 アクチュエータ 535 中央孔 536 連通孔
Claims (13)
- 【請求項1】 その一部が燃料チャンバを構成する中空
部を有するインジェクタ本体と、 該インジェクタ本体を貫通し前記燃料チャンバと連通す
る燃料供給通路と、 前記インジェクタ本体を貫通して形成され、前記燃料チ
ャンバと連通する第1入口ポートと出口ポートとを有す
る第1燃料インジェクション通路と、 前記インジェクタ本体を貫通して形成され、前記燃料チ
ャンバと連通する第2入口ポートと出口ポートとを有
し、前記第1燃料インジェクション通路より大きい径の
第2燃料インジェクション通路と、 前記インジェクタ本体の下端近傍に形成され、前記第1
燃料インジェクション通路の出口ポートと連通する第1
ノズル群と、 前記インジェクタ本体の下端近傍に形成され、前記第2
燃料インジェクション通路の出口ポートと連通する第2
ノズル群と、 前記燃料チャンバに装備され、前記第1、第2入口ポー
トと前記燃料チャンバとの選択的な連通を、エンジン負
荷に応じて制御するためのインタラプタとを具備するこ
とを特徴とするディーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項2】 前記燃料チャンバに連通する前記第1お
よび第2入口ポートの位置は、互に高さを異にして設け
られ、前記第1および第2入口ポートと前記燃料チャン
バとの選択的な連通の制御は、前記インタラプタの直線
的進退運動を通して行なわれることを特徴とする請求項
1に記載のディーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項3】 前記燃料チャンバに連通する前記第1お
よび第2入口ポートの位置は、同一高さに設けられ、前
記第1および第2入口ポートと前記燃料チャンバとの選
択的な連通の制御は、前記インタラプタの正逆の回転運
動を通して行なわれることを特徴とする請求項1に記載
のディーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項4】 前記インジェクタ本体の下端には、ノズ
ル本体が延出して設けられ、前記第1および第2ノズル
群は、該ノズル本体に形成されることを特徴とする請求
項1に記載のディーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項5】 前記第2ノズル群のノズル数は前記第1
ノズル群のノズル数より多いことを特徴とする請求項1
に記載のディーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項6】 前記第2ノズル群の各ノズルの直径は前
記第1ノズル群の各ノズルの直径より大きいことを特徴
とする請求項1に記載のディーゼルエンジン燃料インジ
ェクタ。 - 【請求項7】 前記インタラプタは、前記インジェクタ
本体の上端に配置されエンジン負荷に応じて電子制御部
によって制御されるアクチュエータと、前記第1、第2
入口ポートの中の1つを前記燃料チャンバと連通させる
ように前記アクチュエータの作動に応じて直線的進退運
動可能に前記燃料チャンバ内に配置されるバルブとで構
成されてなる請求項2に記載のディーゼルエンジン燃料
インジェクタ。 - 【請求項8】 前記アクチュエータは、前記バルブに螺
子結合されるロータシャフトを有するロータリソレノイ
ドで構成されることを特徴とする請求項7に記載のディ
ーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項9】 前記インタラプタは、前記インジェクタ
本体の上端に配置されエンジン負荷に応じて電子制御部
によって制御されるアクチュエータと、前記第1、第2
入口ポートの中の1つを前記燃料チャンバと連通させる
ように前記アクチュエータの作動に応じて回転可能に前
記燃料チャンバ内に配置されるバルブとで構成されてな
る請求項3に記載のディーゼルエンジン燃料インジェク
タ。 - 【請求項10】 前記アクチュエータは、前記燃料チャ
ンバ内に前記バルブとして回転可能に配置されるロータ
シャフトを有するステップモータで構成されることを特
徴とする請求項9に記載のディーゼルエンジン燃料イン
ジェクタ。 - 【請求項11】 前記バルブには、その中心軸線に沿っ
て形成され前記燃料チャンバと連通する中央孔と、前記
中央孔と前記第1、第2入口ポートとを前記バルブの直
線的進退運動に応じて選択的に連通させるように形成さ
れる第1および第2連通孔が形成されてなる請求項7に
記載のディーゼルエンジン燃料インジェクタ。 - 【請求項12】 前記バルブには、その中心軸線に沿っ
て形成され前記燃料チャンバと連通する中央孔と、前記
中央孔と前記第1、第2入口ポートとを前記バルブの回
転運動に応じて選択的に連通させるように形成される連
通孔が形成されてなる請求項9に記載のディーゼルエン
ジン燃料インジェクタ。 - 【請求項13】 前記電子制御部は、車両負荷の状態を
検出するための信号入力部と、前記信号入力部から伝達
される信号に応じて前記アクチュエータを制御するため
の電子制御ユニットを備えてなる請求項7または9に記
載のディーゼルエンジン燃料インジェクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019960062521A KR100190871B1 (ko) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 디젤 엔진의 다노즐 인젝터 |
KR1996P62521 | 1996-12-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311269A true JPH10311269A (ja) | 1998-11-24 |
JP3008276B2 JP3008276B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=19486230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9354218A Expired - Fee Related JP3008276B2 (ja) | 1996-12-06 | 1997-12-08 | ディーゼルエンジン燃料インジェクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008276B2 (ja) |
KR (1) | KR100190871B1 (ja) |
DE (1) | DE19754112A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10354467A1 (de) * | 2003-11-21 | 2005-06-09 | Robert Bosch Gmbh | Brennstoffeinspritzventil |
DE102008002605A1 (de) * | 2008-06-24 | 2009-12-31 | Robert Bosch Gmbh | Direkt betätigter Kraftstoffinjektor |
DE102009055052A1 (de) * | 2009-12-21 | 2011-06-22 | Robert Bosch GmbH, 70469 | Brennstoffeinspritzventil |
-
1996
- 1996-12-06 KR KR1019960062521A patent/KR100190871B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-12-05 DE DE19754112A patent/DE19754112A1/de not_active Withdrawn
- 1997-12-08 JP JP9354218A patent/JP3008276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19754112A1 (de) | 1998-06-10 |
JP3008276B2 (ja) | 2000-02-14 |
KR100190871B1 (ko) | 1999-06-01 |
KR19980044428A (ko) | 1998-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |