JPH10311020A - 取水口のごみ進入阻止装置 - Google Patents
取水口のごみ進入阻止装置Info
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- JPH10311020A JPH10311020A JP9135884A JP13588497A JPH10311020A JP H10311020 A JPH10311020 A JP H10311020A JP 9135884 A JP9135884 A JP 9135884A JP 13588497 A JP13588497 A JP 13588497A JP H10311020 A JPH10311020 A JP H10311020A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
河川側で阻止し、河川の下流方向へ流下させて、取水口
においてごみが捕捉されたり、滞留しないようにした取
水口のごみ進入阻止装置を提供すること。 【構成】 多数の円板51を所定の間隔をあけて軸52
に固定して構成した円筒状スクリーン5を、複数、隣接
する円筒状スクリーン5の円板同士が重なり合うように
取水口に配設してなる取水口のごみ進入阻止装置4にお
いて、円筒状スクリーン5の回転軸53を、円筒状スク
リーン5の円板51の中心Oに対して偏心して設定す
る。
Description
漑用水、発電所の冷却水、上水用水等の取水路の取水口
に設置し、河川から取水口内に流入しようとするごみを
河川側で阻止し、河川の下流方向へ流下させて、取水口
においてごみが捕捉されたり、滞留しないようにした取
水口のごみ進入阻止装置に関するものである。
冷却水、上水用水等の用途で取水する場合、あるいは、
河川の浄化や大雨時の水量の調整を目的として取水する
場合、取水路の取水口にごみ進入阻止装置を設置し、河
川から取水口内にごみが流入しないようにしている。
み進入阻止装置のうち、最も一般的なものとして、バー
スクリーンがあるが、バースクリーンの場合、バースク
リーンにより捕捉したごみを定期的に掻き上げ、掻き上
げたごみを焼却場又は埋立地等へ搬送して処分するよう
にしている。
止装置の維持・管理に多大な手間を要するという問題点
があった。なお、バースクリーンにより捕捉したごみを
掻き上げる作業は、必要に応じて、自動除塵機を設置し
て自動的に行うことが可能であるが、一旦掻き上げたご
みを河川等に投棄することは河川管理上許されないた
め、掻き上げたごみを焼却場又は埋立地等へ搬送して処
分する作業は、人手により行う必要があった。
止装置の有する問題点を解決し、河川から取水口内に流
入しようとするごみを河川側で阻止し、河川の下流方向
へ流下させて、取水口においてごみが捕捉されたり、滞
留しないようにした取水口のごみ進入阻止装置を提供す
ることを目的とする。
め、本発明の取水口のごみ進入阻止装置は、多数の円板
を所定の間隔をあけて軸に固定して構成した円筒状スク
リーンを、複数、隣接する円筒状スクリーンの円板同士
が重なり合うように取水口に配設してなる取水口のごみ
進入阻止装置において、前記円筒状スクリーンの回転軸
を、円筒状スクリーンの円板の中心に対して偏心して設
定したことを特徴とする。
スクリーンの回転軸を、円筒状スクリーンの円板の中心
に対して偏心して設定しているので、この回転軸を回転
駆動すると、多数の円板で構成された円筒状スクリーン
の外周面は水平面内で川幅方向及び流水方向に振動する
ようになり、河川を流下するごみは、円筒状スクリーン
の外周面に捕捉されたり、滞留することなく、円筒状ス
クリーンの回転と振動及び流水の作用によって、下流に
向けて強制的、かつ円滑に流下されるものとなり、取水
口へのごみの流入を阻止することができる。
阻止装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
阻止装置の一実施例を示す。この取水口のごみ進入阻止
装置4は、河川1に設けた取水路2の取水口3に配設さ
れるもので、フレーム41に、多数の円板51を所定の
間隔をあけて軸52に固定して構成した円筒状スクリー
ン5を、複数、隣接する円筒状スクリーン5の円板51
同士が重なり合うように配設して構成する。
ーン5は、円板51を固定した軸52の上下端に設けた
回転軸53を、フレーム41に設けたモータ42により
回転駆動することにより、回転されるように構成されて
いる。
スクリーン5、すなわち、円板51の外周面の移動方向
が河川の流水方向と同方向となるように、同一方向に回
転(図1(a)の平面図において、左回転)させるよう
にするが、円板51の外周面の周速度は、必ずしも、河
川の流水速度と一致させる必要はなく、特に限定的なも
のではないが、通常、河川の流水速度よりやや速めに設
定するようにする。
回転軸53は、円筒状スクリーン5の円板51の中心
O、すなわち、本実施例においては、円板51の中心O
を貫通して設けた軸52に対して、偏心して設けるよう
にする。これにより、この回転軸53をモータ42によ
り回転駆動すると、多数の円板51で構成された円筒状
スクリーン5の外周面は、図2に示すように、水平面内
で川幅方向及び流水方向に振動するようになり(円筒状
スクリーン5、すなわち、円板51の外周面51A,5
1Bの振幅sは、回転軸53の偏心量dの2倍とな
る。)、河川1を流下するごみは、円筒状スクリーン5
の外周面に捕捉されたり、滞留することなく、円筒状ス
クリーン5の回転と振動及び流水の作用によって、下流
に向けて強制的、かつ円滑に流下され、取水口3へのご
みの流入を阻止することができる。
えた多数の円板51を円筒状スクリーン5の目幅となる
間隔で固定するが、この円板51間の間隔を正確に定め
るため、円板51間にディスタンスピース(図示省略)
を配設することもできる。
置する円筒状スクリーン5の外周には、この円筒状スク
リーン5とフレーム41の間隙を通って、取水口3へご
みが流入しないように、円弧状のカバー部材を配設する
ようにし、一方、最下流側に位置する円筒状スクリーン
5の円板51aは、その板厚を他の円筒状スクリーン5
の円板51よりも厚く形成ことにより、他の円板が重な
り合うことのない下流側の円板51a間の間隙を通っ
て、取水口3へごみが流入しないようにする。
クリーン5の回転軸53を、円板51の中心Oを貫通し
て設けた軸52に対して、偏心して設けるようにした
が、回転軸53と円筒状スクリーン5の円板51の中心
Oを偏心させる機構は、これに限定されず、例えば、図
3に示すように、円板51の中心Oに対して偏心して貫
通して設けた軸52を回転軸とすることもできる。
作について説明する。河川1に設けた取水路2の取水口
3の全幅に亘って設置したごみ進入阻止装置4の円筒状
スクリーン5の回転軸53を、モータ42により回転駆
動する。これにより、多数の円板51で構成された円筒
状スクリーン5の外周面は、水平面内で川幅方向及び流
水方向に振動するようになり、河川1を流下するごみ
は、取水口3に流入する水流の作用によって円筒状スク
リーン5の外周面に吸着されても、河川1の幅方向中心
に向けて押し出され、吸着力が弱まるとともに、下流に
向けて移動されるため、円筒状スクリーン5の外周面に
捕捉されたり、滞留することなく、円筒状スクリーン5
の回転と振動及び流水の作用によって、下流に向けて強
制的、かつ円滑に移動され、河川1を流下するものとな
る。そして、河川1を流下するごみは、円筒状スクリー
ン5を備えたごみ進入阻止装置4にて取水口3内への流
入を阻止され、取水口3を介して取水路2へ導入された
水は、ごみが混入していない濾過されたものとなる。
れば、円筒状スクリーンの回転軸を、円筒状スクリーン
の円板の中心に対して偏心して設定しているので、この
回転軸を回転駆動すると、多数の円板で構成された円筒
状スクリーンの外周面は水平面内で川幅方向及び流水方
向に振動するようになり、河川を流下するごみは、円筒
状スクリーンの外周面に捕捉されたり、滞留することな
く、円筒状スクリーンの回転と振動及び流水の作用によ
って、下流に向けて強制的、かつ円滑に流下されるもの
となる。これにより、従来のバースクリーンにように、
掻き上げたごみを焼却場又は埋立地等へ搬送して処分す
る作業が不要となることを始めとして、ごみ進入阻止装
置の維持・管理を簡易に行うことができる。
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
ある。
説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の円板を所定の間隔をあけて軸に固
定して構成した円筒状スクリーンを、複数、隣接する円
筒状スクリーンの円板同士が重なり合うように取水口に
配設してなる取水口のごみ進入阻止装置において、前記
円筒状スクリーンの回転軸を、円筒状スクリーンの円板
の中心に対して偏心して設定したことを特徴とする取水
口のごみ進入阻止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13588497A JP3756627B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 取水口のごみ進入阻止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13588497A JP3756627B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 取水口のごみ進入阻止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10311020A true JPH10311020A (ja) | 1998-11-24 |
JP3756627B2 JP3756627B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=15162045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13588497A Expired - Fee Related JP3756627B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 取水口のごみ進入阻止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3756627B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002285527A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Mizota Corp | 除塵設備 |
KR100806920B1 (ko) | 2007-08-07 | 2008-02-22 | 중앙종합기계 주식회사 | 평면 수직형 스크린 장치와 이의 구동방법 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP13588497A patent/JP3756627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002285527A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Mizota Corp | 除塵設備 |
KR100806920B1 (ko) | 2007-08-07 | 2008-02-22 | 중앙종합기계 주식회사 | 평면 수직형 스크린 장치와 이의 구동방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3756627B2 (ja) | 2006-03-15 |
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