JPH10310986A - 布帛捺染装置 - Google Patents

布帛捺染装置

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JPH10310986A
JPH10310986A JP9118988A JP11898897A JPH10310986A JP H10310986 A JPH10310986 A JP H10310986A JP 9118988 A JP9118988 A JP 9118988A JP 11898897 A JP11898897 A JP 11898897A JP H10310986 A JPH10310986 A JP H10310986A
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JP
Japan
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fabric
roll
printing
winding
nonwoven fabric
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JP9118988A
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English (en)
Inventor
Takemasa Namiki
武政 双木
Kazumasa Matsumoto
和正 松本
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4078Printing on textile
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B19/00Treatment of textile materials by liquids, gases or vapours, not provided for in groups D06B1/00 - D06B17/00
    • D06B19/0005Fixing of chemicals, e.g. dyestuffs, on textile materials
    • D06B19/0047Fixing of chemicals, e.g. dyestuffs, on textile materials by air steam
    • D06B19/0052Fixing of chemicals, e.g. dyestuffs, on textile materials by air steam the textile material passing through a chamber

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で後処理と効果的に連繋する布帛
捺染装置を実現する。 【解決手段】 布帛の元巻き10を支持する第1の元巻
き支持手段1と、通気性シートの元巻き60を支持する
第2の元巻き支持手段1と、布帛100に捺染を行う捺
染手段50と、捺染された布帛と通気性シート600と
を重ね合わせて巻き取る巻取手段80とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は布帛捺染装置に関
し、特に、例えば木綿等のように捺染後に蒸気蒸し等に
よる後処理を必要とする布帛を対象とする布帛捺染装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】絵柄変更等に柔軟に対応できる特徴に着
目して、インクジェットによる布帛捺染装置が実用化さ
れている。この種の布帛捺染装置は、特に、多品種少量
のプリント布帛を生産するのに適する。そのような用途
の布帛捺染装置は、一般に小型化が図られる。
【0003】布帛が例えば木綿等の植物性繊維のもので
ある場合は、反応性染料による捺染が行われるので、捺
染前の布帛にはのり付けがなされている。そして、捺染
後に蒸気蒸し等の後処理によって染料とのりとの化学反
応により繊維への染料の定着が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】後処理を必要とする布
帛用の捺染装置では、後処理との連繋が効果的に行われ
るようにする必要がある。捺染から後処理までのスルー
プット向上の点からは、捺染装置と後処理装置を直結
し、捺染と後処理を連続的な行程とするのが効果的であ
るが、装置が大型化するという問題がある。このため、
特に、インクジェットを採用した小型化された布帛捺染
装置にとっては、必ずしも適切なやり方ではない。
【0005】また、捺染と後処理を非連続な行程とする
と、両行程間で捺染済の布帛を一時的に保管することが
必要になる。その際、単に布帛を巻き取ると、インクが
布帛の裏等へ移るため、捺染後直ちに乾燥する行程が必
須となり、捺染装置が大型で複雑なものとなっていた。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、簡単な構成で後処理と効果
的に連繋する布帛捺染装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)課題を解決するための請求項1の発明は、布帛の
元巻きを支持する第1の元巻き支持手段と、通気性シー
トの元巻きを支持する第2の元巻き支持手段と、前記布
帛の元巻きから引き出された前記布帛に捺染を行う捺染
手段と、前記捺染手段によって捺染された布帛と前記通
気性シートの元巻きから引き出された前記通気性シート
とを重ね合わせて巻き取る巻取手段とを具備することを
特徴とする。
【0008】請求項1の発明では、巻取手段により、布
帛と通気性シートが交互に層をなす捺染済の布帛のロー
ルが形成される。このため、後処理時の蒸気蒸し用の蒸
気が通気性シートを通じてロール内に均一に行き渡る。
また、通気性シートが介在することにより、捺染した染
料の布帛への裏移りが防止される。
【0009】(2)課題を解決するための請求項2の発
明は、請求項1の発明において、前記捺染手段がインク
ジェットにより捺染を行うものであることを特徴とす
る。請求項2の発明では、インクジェットにより絵柄変
更等への対応性の良い捺染が行われる。
【0010】(3)課題を解決するための請求項3の発
明は、請求項1または請求項2の発明において、前記第
2の元巻き支持手段が前記通気性シートの張力を調節す
る張力調節手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明では、張力調節手段により
ロールに巻き込む通気性シートの張り具合が適正化され
る。 (4)課題を解決するための請求項4の発明は、請求項
1〜請求項3のいずれか1つの発明において、前記通気
性シートが不織布であることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明では、不織布により通気性
シートの通気性と柔軟性と引張強度とが良く調和する。 (5)課題を解決するための請求項5の発明は、請求項
1〜請求項4のいずれか1つの発明において、前記巻取
手段が、前記布帛と前記通気性シートとを巻取って簡易
蒸し器の蒸し室に適合した形状のロールを形成するもの
であることを特徴とする。
【0013】請求項5の発明では、布帛を巻き取ったロ
ールが簡易蒸し器で簡便に後処理できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1〜3に布帛捺染
装置の模式的構成を示す。図1は正面図、図2は背面
図、図3はA−A方向に見た主要部の構成図である。本
装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成
によって、本発明の装置の実施の形態の一例が示され
る。
【0015】(構成)本装置の構成を説明する。図1〜
3に示すように、本装置はフレーム1およびカバー2を
有する。以下に述べる各コンポーネントが、このフレー
ム1およびカバー2の中に組み込まれている。
【0016】すなわち、布帛元巻きロール10が軸11
を水平にしてフレーム1に回転自在かつ着脱可能に支持
されている。フレーム1は、本発明における第1の元巻
き支持手段の実施の形態の一例である。布帛元巻きロー
ル10は、布帛100の元巻きである。布帛元巻きロー
ル10は、本発明における布帛の元巻きの実施の形態の
一例である。布帛100は例えば木綿布等である。布帛
100には予めのり付け等の前処理がなされている。
【0017】布帛元巻きロール10の上側には、送りロ
ーラ30〜40が布帛元巻きロール10と平行に設置さ
れている。送りローラ30〜40は布帛元巻きロール1
0の幅より広い幅を有する。
【0018】送りローラ30〜40は順番に本装置の奥
行き方向に所定の間隔で配設されている。送りローラ3
0〜40は相対的な標高差を有し、送りローラ34,3
6が最高、送りローラ30,40が最低、送りローラ3
2,38が中間の標高を有する。
【0019】送りローラ30〜40は、それらの両端
が、フレーム1に設けられた図示しない軸受けによって
支持されている。送りローラ30〜40には、それらを
所定の速度で回転させるための図示しない駆動機構が連
結されている。駆動機構を通じての送りローラ30〜4
0の回転は、図示しない制御装置によって制御されるよ
うになっている。
【0020】送りローラ34と36中間部の上側には、
インクジェット用のヘッドキャリッジ50が設けられて
いる。ヘッドキャリッジ50は、本発明における捺染手
段の実施の形態の一例である。なお、捺染手段はインク
ジェットによるものに限らない。ヘッドキャリッジ50
には、図示しない例えばカラープリントのための4原
色、すなわち、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ
ー(Y)およびクロ(K)に対応した複数のインクヘッ
ドおよびそれらの駆動回路が搭載されている。
【0021】インクヘッドのインク噴射面は下向きにな
っている。インク噴射面には、複数のインクノズルが、
所定のピッチで配列されている。ヘッドキャリッジ50
は図示しないレール上に装架され、図示しない駆動機構
によって駆動されて送りローラ34,36の軸に平行に
往復運動(走査)を行うようになっている。レールの延
長部分には、捺染を行わないときのヘッドキャリッジ5
0の待機位置(ホームポジション)が設定されている。
ヘッドキャリッジ50の走査およびインク噴射は図示し
ない制御装置によって制御されるようになっている。
【0022】フレーム1の下部には不織布元巻きロール
60が軸61を水平にしてフレーム1に回転可能かつ着
脱可能に支持されている。フレーム1は、本発明におけ
る第2の元巻き支持手段の実施の形態の一例である。不
織布元巻きロール60は、本発明における通気性シート
元巻きの実施の形態の一例である。
【0023】不織布元巻きロール60は、不織布600
のロールである。不織布600は、本発明における通気
性シートの実施の形態の一例である。また、本発明にお
ける不織布の実施の形態の一例である。不織布は、通気
性と柔軟性と引張強度がバランス良く調和する点で最も
好ましい。
【0024】なお、通気性シートは不織布に限らず、織
布によるものであっても良い。また、金属のメッシュを
利用することも可能である。以下の説明では不織布を用
いた場合について説明する。
【0025】不織布600は、布帛100よりも若干広
い幅を有する。また、布帛100の全長よりも長い全長
を有する。不織布元巻きロール60の斜め上部にローラ
70,71が平行に設けられている。ローラ70と71
は、本装置の奥行き方向に所定の間隔で配設されてい
る。ローラ70と71は、図示しない軸受けによってフ
レーム1に回転自在に支持されている。
【0026】不織布元巻きロール60の上部に、巻取り
ロール80が軸81を水平にしてフレーム1に着脱可能
に支持されている。巻取りロール80は、本発明におけ
る巻取り手段の実施の形態の一例である。巻取りロール
80の軸81には、巻取り用の回転を与える図示しない
駆動機構が連結されている。駆動機構を通じての巻取り
ロール80の回転は、図示しない制御装置によって制御
されるようになっている。不織布元巻きロール60から
引き出された不織布600は、ローラ70に掛け回さ
れ、巻取りロール80の巻心82に巻き取られるように
なっている。
【0027】なお、不織布元巻きロール60の軸61に
は、図示しない調節可能な抵抗機構が連結され、その抵
抗力により、巻き取られる不織布600の張力を調節す
るようになっている。可変の抵抗機構は、本発明におけ
る張力調節手段の実施の形態の一例である。
【0028】布帛元巻きロール10から引き出された布
帛100は、送りローラ30〜40およびローラ71に
順番に掛け回され、ローラ70において不織布600と
合流し、一緒に巻取りロール80に巻き取られるように
なっている。
【0029】なお、図4に示すように、ローラ70,7
1の代わりに抑えローラ72を用いるようにしても良
い。抑えローラ72は図示しない揺動可能な支持手段で
支持されており、自重による回転のモーメントまたはバ
ネ力等による押圧力を巻取りロール80に作用させるよ
うになっている。これによって、抑えローラ72で布帛
100と不織布600を同時に抑えることにより、ゆる
み等を防止しながら巻取りロール80の巻き取りを行う
ことができる。これは、構成を簡素化する点で好まし
い。
【0030】(動作)本装置の動作を説明する。先ず、
巻取りロール80の巻心82への不織布600の巻付け
が行われる。具体的には、不織布元巻きロール60から
不織布600の先端を引き出してローラ70に掛け回
し、巻取りロール80の巻心82に、図3における時計
回りに巻き付ける。これによって、不織布元巻きロール
60から巻取りロール80まで、不織布600によりい
わばベルトコンベアが形成される。
【0031】次に、布帛100の布通しが行われる。具
体的には、布帛元巻きロール10から布帛100の先端
を引き出し、ローラ30〜40の上を通してローラ71
に掛け回し、ローラ70において不織布600と合流さ
せる。ローラ71への掛け回しは、布帛100の表側
(捺染面)が外側になるように掛け回される。これによ
って、布帛100の捺染面に最初に接触するものが不織
布600となるようにすることができる。
【0032】この状態で、ローラ30〜40と巻取りロ
ール80を図3における時計回りに回転させて、布帛1
00の先端をローラ70と不織布600の間に挟み込
み、さらに回転させて、布帛100の先端を不織布60
0と一緒に巻取りロール80に巻き込ませる。なお、こ
のような布通しは、ヘッドキャリッジ50をホームポジ
ションに退避させた状態で行われる。
【0033】次に、捺染が行われる。すなわち、ヘッド
キャリッジ50の走査とインク噴射が行われる。これに
より、布帛100はヘッドキャリッジ50の走査方向に
例えば帯状に捺染される。ヘッドキャリッジ50の走査
に同期して、ローラ30〜40が、図3における時計回
りに回転し、摩擦力によって布帛100を右方向に搬送
する。
【0034】布帛100の搬送は、例えば、捺染された
帯状領域の幅に相当する距離ずつステップ的に行われ
る。布帛100の捺染済の部分は、不織布600と重ね
合わせて巻取りロール80に巻き取られる。不織布元巻
きロール60の軸に作用する抵抗力が不織布600に適
度な張力を与え、布帛100を載せた不織布600の張
りを適正化する。
【0035】捺染が完了し、布帛元巻きロール10の布
帛100が全て巻取りロール80に巻き取られると、不
織布元巻きロール60の不織布600も終端に達する。
そうなるように不織布600の全長が定められている。
不織布600が全て巻取りロール80に巻き取られるこ
とにより、巻取りロール80の外周が不織布600でく
るまれる。この状態で巻取りロール80をフレーム1か
ら取り外して後処理工程にまわす。
【0036】巻取りロール80では、布帛100と不織
布600を重ね合わせて巻き取るため、例えば図5に示
すように、布帛100と不織布600が交互に層をなす
ようになる。したがって、布帛100が各層ごとに不織
布600によって隔てられた布帛ロールが形成される。
【0037】不織布600は通気性が良いので、布帛1
00は各層ごとに通気層を隔てて巻かれることになり、
巻取りロール80の内部には万遍なく通気層が形成され
る。これによって、このまま、例えば蒸気蒸し等による
後処理にかけることが可能な巻取りロール80を得るこ
とができる。
【0038】布帛100が、例えば幅が1600mm、
長さが15m程度の、比較的短尺のものである場合、こ
れを4kgの張力で巻き取ると、巻取りロール80は、
不織布600を含めた重量が約4kg、外形が250m
mのロールとなり、簡易蒸し器によって容易に後処理を
することができる。図6に、簡易蒸し器による後処理の
模式図を示す。
【0039】同図に示すように、簡易蒸し器は、縦長の
同心円筒をなす内筒202と外筒204を備えている。
内筒202の底面には、図には現れない通気孔が設けら
れている。外筒204の底面が閉じているが、底近くの
側壁には通気孔206が設けられている。
【0040】内筒202の上端には中蓋208が被せら
れる。中蓋208には通気孔210が設けられている。
外筒204には外蓋212が被せられる。外蓋212は
通気孔を有しない。
【0041】捺染済の巻取りロール80を内筒204に
挿入して中蓋210を被せ、また、外筒204に外蓋2
12を被せる。これを、ガスコンロ214にかけられた
水タンク216に載せ、水を沸騰させて下から内筒20
2に蒸気を注入する。
【0042】蒸気は内筒202の中を上昇して中蓋20
8の通気孔210から抜け、内筒202と外筒204の
間を下降して通気孔206から大気中に放出される。内
筒202を上昇する蒸気によって、巻取りロール80が
蒸気蒸しされる。巻取りロール80は、その内部に不織
布600による通気層が万遍なく形成されているので、
極めて能率の良い均一な蒸気蒸しが行われる。また、不
織布600が介在することにより、布帛100の層間で
染料の裏移りすることはない。
【0043】蒸気蒸し終了後、巻取りロール80を巻き
解き、布帛100と不織布600を分離する。そして、
布帛100については、のりが洗い流され、濯ぎおよび
アイロン掛け等を経て完成品となる。不織布600は巻
き取られて不織布元巻きロールが形成され、再利用に供
される。
【0044】簡易蒸気蒸しの具体例としては、上記の巻
取りロールの場合、103°Cの蒸気で7分間の蒸気蒸
しが行われる。そして、巻き解いた布帛を90°C以上
の熱水で5分間以上洗い、次に流水で濯ぎ、乾燥および
アイロン掛けを行う。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明では、巻取手段により、布帛と通気性シートが交互
に層をなす捺染済の布帛のロールを形成し、後処理時の
蒸気蒸し用の蒸気が通気性シートを通じてロール内に均
一に行き渡るようにしたので、簡単な構成で後処理と効
果的に連繋する布帛捺染装置を実現することができる。
また、通気性シートが介在することにより、捺染した染
料の布帛への裏移りが防止される。
【0046】また、請求項2の発明では、インクジェッ
トにより絵柄変更等への対応性の良い捺染を行うことが
できる。また、請求項3の発明では、張力調節手段によ
りロールに巻き込む通気性シートの張り具合を適正化す
ることができる。
【0047】また、請求項4の発明では、不織布により
通気性シートの通気性と柔軟性と引張強度を効果的に調
和させることができる。また、請求項5の発明では、布
帛を巻き取ったロールが簡易蒸し器で簡便に後処理でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の背面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置の主要部の構
成の他の例を示す図である。
【図5】巻取りロールの部分的な断面を示す図である。
【図6】簡易蒸し器による後処理を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 カバー 10 布帛元巻きロール 11 軸 100 布帛 30〜40 送りローラ 50 ヘッドキャリッジ 60 不織布元巻きロール 61 軸 600 不織布 70〜72 ロール 80 巻取りロール 81 軸 82 巻心 202 内筒 204 外筒 206 通気孔 208 中蓋 210 通気孔 212 外蓋 214 ガスコンロ 216 タンク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛の元巻きを支持する第1の元巻き支
    持手段と、 通気性シートの元巻きを支持する第2の元巻き支持手段
    と、 前記布帛の元巻きから引き出された前記布帛に捺染を行
    う捺染手段と、 前記捺染手段によって捺染された布帛と前記通気性シー
    トの元巻きから引き出された前記通気性シートとを重ね
    合わせて巻き取る巻取手段と、を具備することを特徴と
    する布帛捺染装置。
  2. 【請求項2】 前記捺染手段がインクジェットにより捺
    染を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の
    布帛捺染装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の元巻き支持手段が前記通気性
    シートの張力を調節する張力調節手段を備える、ことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の布帛捺染装
    置。
  4. 【請求項4】 前記通気性シートが不織布である、こと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載
    の布帛捺染装置。
  5. 【請求項5】 前記巻取手段が、前記布帛と前記通気性
    シートとを巻取って簡易蒸し器の蒸し室に適合した形状
    のロールを形成するものである、ことを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれか1つに記載の布帛捺染装置。
JP9118988A 1997-05-09 1997-05-09 布帛捺染装置 Pending JPH10310986A (ja)

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