JPH10310657A - ポリプロピレン系樹脂発泡体 - Google Patents
ポリプロピレン系樹脂発泡体Info
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- JPH10310657A JPH10310657A JP12119897A JP12119897A JPH10310657A JP H10310657 A JPH10310657 A JP H10310657A JP 12119897 A JP12119897 A JP 12119897A JP 12119897 A JP12119897 A JP 12119897A JP H10310657 A JPH10310657 A JP H10310657A
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Abstract
こと。 【解決手段】 ポリプロピレン系樹脂とイソプレン単量
体とラジカル重合開始剤との反応によりえられる改質ポ
リプロピレン系樹脂組成物からなる押出発泡体であっ
て、該発泡体の見掛密度が10〜300kg/m3、厚
さが15mm以上であり、前記発泡体の幅方向に沿って
測定した気泡の平均径LTD、前記発泡体の押出方向に沿
って測定した気泡の平均径LMDおよび前記発泡体の厚さ
方向に沿って測定した気泡の平均径LVDがいずれも1.
0〜3.0mmの範囲内にあり、LTDに対するLMDの比
をRMD/TDとし、LTDに対するLVDの比をRVD/TDとする
ばあい、RMD/TDおよびRVD/TDがいずれも0.3〜3の
範囲内にある改質ポリプロピレン系樹脂発泡体。
Description
脂の発泡体に関する。さらに詳しくは、本発明は、ポリ
プロピレン系樹脂とイソプレン単量体とラジカル重合開
始剤との反応によりえられる改質ポリプロピレン系樹脂
組成物からなる低密度で発泡体強度の大きい発泡体に関
する。
軽量で断熱性や外部からの応力の緩衝性が良好であるこ
とから、断熱材、緩衝材、芯材、食品容器などに幅広く
利用されている。
泡体は、低密度ポリエチレンを中心に利用されている
が、ポリエチレン系樹脂は、耐熱性が極端に劣るという
欠点を有している。一方、ポリプロピレン系樹脂は、弾
性が高く、耐溶剤性、耐熱性、ヒンジ特性などに優れて
いることから、発泡体として、極めて広い利用範囲が期
待できる。しかしながら、溶融時の粘度、張力が低く、
そのため発泡時に気泡壁の強度が充分に保持されず、ポ
リエチレン系樹脂の如く肉厚の発泡体にすることは困難
であった。
614号公報においては、ポリプロピレン系樹脂にスチ
レンモノマーを反応させて作製した改質ポリプロピレン
系樹脂を使用して発泡体を製造する方法が開示されてい
る。当該方法は、肉厚で高発泡倍率の発泡体を提供する
ことができる点、および前記改質樹脂を市販のポリプロ
ピレン系樹脂を原料樹脂として使用して安価に製造でき
る点などから工業的に有用である。
樹脂発泡体は耐熱性を有するが、さらに長期間にわたっ
て高温下での過酷な環境に耐えて発泡体の特性を維持す
るためには、優れた機械特性を有することが重要であ
る。しかし、かかる要請を充分に満足する発泡体は現在
のところ見いだされていないのが現状である。
プロピレン系樹脂とイソプレン単量体とラジカル重合開
始剤との反応によりえられる改質ポリプロピレン系樹脂
発泡体であって、発泡体強度が高く、外観美麗な発泡体
を提供することにある。
ポリプロピレン系樹脂の発泡体に関して詳細な検討を実
施したところ、発泡体内部における気泡の状態と発泡体
の強度が密接に関係していることを見出し本発明を完成
するに至った。
とイソプレン単量体とラジカル重合開始剤との反応によ
りえられる改質ポリプロピレン系樹脂組成物からなる押
出発泡体であって、該発泡体の見掛密度が10〜300
kg/m3、厚さが15mm以上であり、前記発泡体の
幅方向に沿って測定した気泡の平均径LTD、前記発泡体
の押出方向に沿って測定した気泡の平均径LMDおよび前
記発泡体の厚さ方向に沿って測定した気泡の平均径LVD
がいずれも1.0〜3.0mmの範囲内にあり、LTDに
対するLMDの比をRMD/TDとし、LTDに対するLVDの比
をRVD/TDとするばあい、RMD/TDおよびRVD/TDがいず
れも0.3〜3の範囲内にある改質ポリプロピレン系樹
脂発泡体に関する。
脂組成物からなる押出発泡体において、発泡体内部にあ
る気泡の気泡壁の最大厚さと最小厚さの比が1〜20で
あるのが好ましい。
改質ポリプロピレン系樹脂組成物からなること、および
特定の密度、平均気泡径および気泡形状を有することに
ある。
物は、原料ポリプロピレン系樹脂とイソプレン単量体と
ラジカル重合開始剤とを反応させることによりえられ
る。
脂としては、プロピレンの単独重合体、プロピレンとほ
かの単量体とのブロック共重合体またはプロピレンとほ
かの単量体とのランダム共重合体などの結晶性の重合体
があげられ、剛性が高く、安価であるという点からはプ
ロピレン単独重合体が好ましく、剛性および耐衝撃性が
ともに高いという点からはプロピレンとほかの単量体と
のブロック共重合体が好ましい。原料ポリプロピレン系
樹脂がプロピレンとほかの単量体とのブロック共重合体
またはプロピレンとほかの単量体とのランダム共重合体
であるばあい、原料ポリプロピレン系樹脂の特徴である
高結晶性、高い剛性および良好な耐薬品性を保持する点
から、含有されるプロピレン単量体成分が全体の75重
量%以上であることが好ましく、全体の90重量%以上
であることがさらに好ましい。
プロピレンと共重合しうるほかの単量体としては、エチ
レン、α−オレフィン、環状オレフィン、ジエン系単量
体およびビニル単量体よりなる単量体の群から選ばれた
1種または2種以上の単量体があげられる。また、この
単量体としてはプロピレンと共重合しやすく、安価であ
る点から、エチレン、α−オレフィンまたはジエン系単
量体が好ましい。
フィンの例としては、ブテン−1、イソブテン、ペンテ
ン−1、3−メチル−ブテン−1、ヘキセン−1、4−
メチル−ペンテン−1、3,4−ジメチル−ブテン−
1、ヘプテン−1、3−メチル−ヘキセン−1、オクテ
ン−1、デセン−1などの炭素数が2または4〜12の
α−オレフィンがあげられる。また、前記のプロピレン
と共重合しうる環状オレフィンの例としては、シクロペ
ンテン、ノルボルネン、1,4,5,8−ジメタノ−
1,2,3,4,4a,8,8a−6−オクタヒドロナ
フタレンなどがあげられる。また、前記のプロピレンと
共重合しうるジエン系単量体の例としては、5−メチレ
ン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボル
ネン、1,4−ヘキサジエン、メチル−1,4−ヘキサ
ジエン、7−メチル−1,6−オクタジエンなどがあげ
られる。また、前記のプロピレンと共重合しうるビニル
単量体の例としては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ア
クリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、スチレン、
メチルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼンな
どがあげられる。
−1が安価である点からさらに好ましい。
(重量平均分子量)は入手しやすいという点から、5万
〜200万の範囲内にあることが好ましく、安価である
という点から、10万〜100万の範囲内にあることが
さらに好ましい。
に応じて、ほかの樹脂、ゴムを本発明の効果を損なわな
い範囲で添加してもよい。ほかの樹脂、ゴムとしては、
たとえばポリエチレン、ポリブテン−1、ポリペンテン
−1などのポリα−オレフィン、プロピレン含有量が7
5重量%未満のエチレン/プロピレン、エチレン/ブテ
ン−1、プロピレン含有量が75重量%未満のプロピレ
ン/ブテン−1などのα−オレフィン/α−オレフィン
共重合体、プロピレン含有量が75重量%未満のエチレ
ン/プロピレン/5−エチリデン−2−ノルボルネンな
どのα−オレフィン/α−オレフィン/ジエン共重合
体、エチレン/塩化ビニル、塩化ビニリデン、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリル
アミド、メタクリルアミド、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸メチル、無水マレイン酸、アクリル酸
金属塩、メタクリル酸金属塩、スチレン、メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼンなどのα−オレ
フィン/ビニル単量体共重合体、ポリイソブテン、ポリ
ブタジエン、ポリイソプレンなどのポリジエン、(水素
化)スチレンブタジエンランダム共重合体などの(水素
化)ビニル単量体/ジエンランダム共重合体、(水素
化)スチレンブタジエンスチレンブロック共重合体など
の(水素化)ビニル単量体/ジエン/ビニル単量体ブロ
ック共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレ
ン、メタクリル酸メチル/ブタジエン/スチレンなどの
ビニル単量体/ジエン/ビニル単量体グラフト共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリ
ロニトリル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸ブチル、ポリメタクリル酸メチル、ポリ
スチレンなどのビニル重合体、塩化ビニル/アクリロニ
トリル、塩化ビニル/酢酸ビニル、アクリロニトリル/
スチレン、メタクリル酸メチル/スチレンなどのビニル
共重合体などがあげられる。
わない範囲で、酸化防止剤、金属不活性剤、燐系加工安
定剤、紫外線吸収剤、紫外線安定剤、蛍光増白剤、金属
石鹸、制酸吸収剤などの安定剤、架橋剤、連鎖移動剤、
核剤、滑剤、可塑剤、充填材、強化材、顔料、染料、難
燃剤、帯電防止剤などの添加剤などの混練材を使用して
もよい。
安定剤および/または添加剤)を用いるばあいは、この
混練材は予め原料ポリプロピレン系樹脂に添加されてい
るものであっても、この原料ポリプロピレン系樹脂をイ
ソプレン単量体およびラジカル重合開始剤と反応させる
ときに添加されるものであってもよい。また、改質ポリ
プロピレン系樹脂組成物を製造したのちに適宜の方法で
この改質ポリプロピレン系樹脂組成物に添加されるもの
であってもよい。
練材を含むばあいもある)は粒子状のものであってもペ
レット状のものであってもよく、その大きさや形はとく
に制限されるものではない。
単量体の添加量としては、原料ポリプロピレン系樹脂1
00重量部に対して、0.1〜100重量部、とくに
0.1〜50重量部が改質ポリプロピレン系樹脂組成物
において、ポリプロピレン系樹脂の特徴である耐衝撃
性、耐薬品性などが保持されている点で好ましい。
量体、たとえばスチレン、メチルスチレン、ビニルトル
エン、クロロスチレン、クロロメチルスチレン、ブロモ
スチレン、フルオロスチレン、ニトロスチレン、ビニル
フェノール、ジビニルベンゼン、イソプロペニルスチレ
ンなどのビニル単量体、塩化ビニル、塩化ビニリデン、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、酢酸ビニル、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アクリル酸金
属塩、メタクリル酸金属塩、アクリル酸メチル、アクリ
ル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチル
ヘキシル、アクリル酸ステアリルなどのアクリル酸エス
テル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メ
タクリル酸ステアリルなどのメタクリル酸エステル、な
どを併用してもよい。このばあいの添加量の比率として
は、本発明の効果を損なわない範囲であればよい。
化物またはアゾ化合物などがあげられるが、本発明にお
いては、ポリプロピレン系樹脂とビニル単量体(からな
る重合体)またはポリプロピレン系樹脂とのあいだにグ
ラフト反応を起こさせるために、いわゆる水素引き抜き
能を有するものが必要であり、たとえばケトンパーオキ
サイド、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイ
ド、ジアルキルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイ
ド、パーオキシジカーボネート、パーオキシエステルな
どの有機過酸化物などがあげられる。これらのうちでも
とくに水素引き抜き能の高いものが好ましく、そのよう
なラジカル重合開始剤としては、たとえば1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
シクロヘキサン、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)バレレート、2,2−ビス(t−ブチル
パーオキシ)ブタンなどのパーオキシケタール;ジクミ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサン、α,α´−ビス(t−
ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン、t−
ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキ
サイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキシン−3などのジアルキルパーオキサイ
ド;ベンゾイルパーオキサイドなどのジアシルパーオキ
サイド;t−ブチルパーオキシオクテート、t−ブチル
パーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシラウ
レート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチ
ルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシイソプロピル
カーボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシアセ
テート、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−
ブチルパーオキシイソフタレートなどのパーオキシエス
テルなどの1種または2種以上があげられる。
ポリプロピレン系樹脂組成物の溶融粘度が過度に低下せ
ず、かつ経済的であるという点から、原料ポリプロピレ
ン系樹脂100重量部に対して、0.1〜10重量部の
範囲内にあることが好ましく、0.5〜5重量部の範囲
内にあることがさらに好ましい。
脂、イソプレン単量体およびラジカル重合開始剤から改
質ポリプロピレン系樹脂組成物を製造する方法は、とく
に制限なく、含浸重合法、溶融混練重合法など一般に用
いられている方法が採用可能であるが、連続的に改質ポ
リプロピレン系樹脂組成物を製造することが可能である
という点で、とくに溶融混練重合法が好適に用いられ
る。
とラジカル重合開始剤とを混合、混練(撹拌)する順
序、方法にはとくに制限はない。ポリプロピレン系樹脂
とイソプレン単量体とラジカル重合開始剤とを混合した
のち溶融混練(撹拌)してもよいし、ポリプロピレン系
樹脂を溶融混練(撹拌)したのち、イソプレン単量体あ
るいはラジカル重合開始剤を同時にあるいは別々に、一
括してあるいは分割して混合してもよい。
00℃であることが、原料ポリプロピレン系樹脂が充分
に溶融し、かつ熱分解しにくいという点で好ましい。ま
た溶融混練の時間は、通常1〜60分間である。
コニーダー、バンバリーミキサー、ブラベンダー、単軸
押出機、2軸押出機などの混練機、2軸表面更新機、2
軸多円板装置などの横型撹拌機またはダブルヘリカルリ
ボン撹拌機などの縦型撹拌機など高分子材料を適宜の温
度に加熱しえ、適宜の剪断応力を与えながら混練しうる
装置があげられる。これらのうち、とくに単軸または2
軸押出機が生産性の点から好ましい。また、各々の材料
を充分に均一に混合するために、前記溶融混練を複数回
繰返してもよい。
せる方法としては、特に制限はないが、たとえば(1)
改質ポリプロピレン系樹脂組成物を溶融させた状態で揮
発型発泡剤を圧入して高圧に保持しつつ混練し、ダイよ
り吐出する方法や、(2)改質ポリプロピレン系樹脂組
成物と加熱により気体を発生する分解型発泡剤とを溶融
混練し成形した後、該発泡剤を分解させて気体を発生さ
せ発泡させる方法などがあげられる。
発泡剤としては、たとえばアゾジカルボンアミド、トリ
ヒドラジノトリアジン、ベンゼンスルホニセミカルバジ
ド、ジアゾジアミノベンゼン、N,N′−ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン、N,N′−ジメチル−N,
N′−ジニトロテレフターイミド、アゾジカルボン酸バ
リウム、p,p′−オキシビスベンゼンスルホニルヒド
ラジドなどの1種または2種以上があげられる。
揮発型発泡剤としては、たとえばプロパン、ブタン、イ
ソブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族
炭化水素類、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘ
キサンなどの脂環式炭化水素類、クロロジフルオロメタ
ン、ジクロロメタン、ジクロロフルオロメタン、ジクロ
ロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、クロ
ロエタン、ジクロロトリフルオロエタン、ジクロロテト
ラフルオロエタン、トリクロロトリフルオロエタン、テ
トラクロロジフルオロエタン、パーフルオロシクロブタ
ンなどのハロゲン化炭化水素類、二酸化炭素、窒素、空
気などの無機ガスなどの1種または2種以上があげられ
る。
および目標発泡倍率によって選択されるが、一般に前記
改質ポリプロピレン系樹脂組成物100重量部に対して
1〜100重量部であるのが好ましい。
ールのため、必要に応じて、重曹−クエン酸、タルクな
どの公知の発泡核剤を併用してもよい。
を混練するための装置としては、ロール、コニーダー、
バンバリーミキサー、ブラベンダー、単軸押出機、2軸
押出機などの混練機、2軸表面更新機、2軸多円板装置
なの横型撹拌機、ダブルヘリカルリボン撹拌機などの縦
型撹拌機などがあげられる。これらのうち、とくにロー
ル、押出機が生産性の点から好ましい。
0kg/m3の範囲内にあり、厚さが15mm以上であ
ることが必要である。見掛密度が10kg/m3未満の
ばあい、発泡体強度が低下して、緩衝材としての使用に
悪影響をおよぼす傾向があり、また、300kg/m3
を超えるばあいには、軽量性および価格面から好ましく
ない。また、発泡体厚さが15mm未満のばあい、積層
体とするばあいの如く後加工をしないと発泡体単品では
高い衝撃性の発揮が充分に行なえないためである。
って測定した気泡の平均径LTD、その押出方向に沿って
測定した気泡の平均径LMDおよびその厚さ方向に沿って
測定した気泡の平均径LVDがいずれも1.0〜3mmの
範囲内、好ましくはいずれも1.2〜2.5mmの範囲
内にある。前記のそれぞれの方向に沿って測定した気泡
径の少なくともいずれかが1.0mm未満のばあい、発
泡体の強度、とくに圧縮強度が低くなり、一方3.0m
mを超えるばあい、発泡体の外観および手触りがわる
く、緩衝包装材などとして適用しにくいものである。
造されるが、発泡体の気泡がつぎのような形状のもので
ある必要がある。すなわち、前記発泡体の押出方向に沿
って測定した気泡の平均径をLMDとし、幅方向に沿って
測定した気泡の平均径をLTDとし、厚さ方向に沿って測
定した気泡の平均径をLVDとし、幅方向に沿って測定し
た気泡の平均径LTDに対する押出し方向に沿って測定し
た気泡の平均径LMDの比をRMD/TDとし、幅方向に沿っ
て測定した気泡の平均径LTDに対する厚さ方向に沿って
測定した気泡の平均径LVDの比をRVD/TDとするばあ
い、RMD/TDおよびRVD/TDがいずれも0.3〜3の範囲
内にある必要があり、さらに、いずれも0.5〜2.0
の範囲内にあることが好ましい。前記RMD/TDおよびR
VD/TDの少なくともいずれかが前記の範囲内にない発泡
体は、その気泡が偏平した形状を呈し、発泡体強度に方
向性を有することになり、偏平している方向(径の短か
い方向)に対する応力に対してのみ高い緩衝性を有する
ものになる好ましくない。また、さらに偏平が進むと気
泡が破泡して、独立気泡率が低下することもある。
び気泡径の比(RMD/TD、RVD/TD)を算出するに際して
は、発泡体の特定の切断面より算出する必要がある。通
常、熱可塑性樹脂の押出発泡体は、表面に発泡していな
いか、または低発泡の薄皮、いわゆるスキン層を有して
おり、そのスキン層を取り除いた部分における気泡を観
測する必要が生じてくる。本発明の改質ポリプロピレン
系樹脂組成物からなる発泡体においても発泡体のスキン
層を除いた内部の気泡径を測定する必要がある。本発明
における発泡体の内部とは、発泡体表層部から少なくと
も2mm以上、好ましくは4mm以上内側の、発泡体外
周部のスキン層に影響されない箇所をいう。
ピレン系樹脂組成物からなる押出発泡体のうち、発泡体
内部の気泡壁の最大厚さと最小厚さの比が1〜20、好
ましくは1〜18、さらに好ましくは1〜16の発泡体
である。
改質ポリプロピレン系樹脂発泡体のばあい、外部より加
重が加わった際に内部気泡壁に亀裂および開口が生じ、
さらに加重除去後には気泡の変形の回復に時間を要する
とともに発泡体強度が著しく低下してしまうため、本発
明の発泡体として好ましくない。
明に関する発泡体について説明するが、本発明はかかる
実施例のみに限定されるものではない。
製、ハイポールB200、230℃でのメルトフローイ
ンデックス0.5g/10分)100重量部に対して、
ラジカル重合開始剤としてα,α′−ビス(t−ブチル
パーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン(日本油脂
(株)製、パーブチルP、1分間半減期温度175℃)
0.5重量部を配合し、リボンブレンダーを用いて10
分間混合撹拌した。この混合物を、(株)日本製鋼所製
の2軸押出機(TEX44)のホッパーから50.5k
g/hの供給速度で供給し、途中に設けた導入部より、
イソプレンモノマー(和光純薬(株)製、特級)10重
量部を定量ポンプを用いて5kg/hの速度(プロピレ
ン単独重合体100重量部に対して10重量部となる割
合)で供給した。えられた直径約4mmのロッド状の改
質ポリプロピレン系樹脂組成物を水冷し、3mmの厚さ
に細断することにより改質ポリプロピレン系樹脂組成物
のペレットをえた。
り、シリンダーの孔径が44mmφであり、最大スクリ
ュー有効長(L/D)が28であった。この2軸押出機
のシリンダー部の設定温度は、フィード部160℃と
し、ラジカル重合開始剤の供給部分までは180℃と
し、それ以降は200℃に設定した。スクリューの回転
速度は150rpmに設定した。ラジカル重合開始剤の
供給部以降の平均滞留時間は約1分間とした。
100重量部と、ブレンドオイル(越谷化成工業(株)
製、スーパーイーズ)0.05重量部、重曹−クエン酸
(永和化成(株)製セルボンSC/K)0.1重量部を
添加し、リボンブレンダーで混合した。この混合物を6
5mm−90mmタンデム型押出機に供給し、第一段押
出機(60mm)中にて200℃で可塑化したのち、発
泡剤としてイソブタンを改質ポリプロピレン系樹脂組成
物100重量部に対して15重量部圧入し、第二段押出
機(65mm)中にて樹脂温度が140℃になるように
冷却し、スリット幅40mm、スリット厚3.0mmの
矩形ダイより押出し、矩形ダイに直結した成形用金型を
通すことにより板状の発泡体をえた。
厚さ、独立気泡率、平均気泡径、板状発泡体の押出方向
に沿って測定した気泡の平均径(以下、「LMD」ともい
う)、板状発泡体の幅方向に沿って測定した気泡の平均
径(以下、「LTD」ともいう)、板状発泡体の厚さ方向
に沿って測定した気泡の平均径(以下、「LVD」ともい
う)、LTDに対するLMDの比(以下、「RMD/TD」とも
いう)、LTDに対するLVDの比(以下、「RVD/TD」と
もいう)、発泡体の気泡壁厚さをつぎの方法により測定
し、外観を目視でつぎの評価基準により評価した。結果
を表1に示す。
る体積から算出した。
の方法により測定した。
上に置き、厚さ1/2の高さのところを、設置平面と平
行な平面で切断する。押出方向先端部より少なくとも2
mm以上内部をASTM D 3576に準拠して押出
方向に沿って測定した結果をLMDとした。
いて、厚さ1/2の任意の2点を通り、かつ発泡体側部
表面より少なくとも2mm以上内部をASTMD 35
76に準拠して測定した結果をLTDとした。
おいて、幅の1/2の任意の2点を通り、かつ発泡体表
面より少なくとも2mm以上内部をASTMD 357
6に準拠した結果をLVDとした。
の圧縮試験をJIS K 7220に準拠して、この発
泡体の押出方向、厚さ方向および幅方向について行な
い、押出方向への圧縮強度、厚さ方向への圧縮強度およ
び幅方向への圧縮強度を測定する。そして、前記それぞ
れの圧縮強度のうち最小のものの値に対して、最大のも
のの値が3倍以下である発泡体を○と評価し、3倍より
大きい発泡体を×と評価する。この評価結果が×である
発泡体は、強度の異方性が顕著なものであり、そのため
にたとえば緩衝材として不適当なものである。
り少なくとも2mm以上内部から採取した発泡体サンプ
ル10個(切断片)の切断面について、電子顕微鏡写真
を撮り(100倍)、1サンプル5個の気泡についてそ
れぞれ気泡壁の最大厚さと最小厚さを測定したのち、各
々の平均値を最大厚さおよび最小厚さとし、その比を求
めた。
気泡で外観美麗なばあいには○、局部に粗大セルが発生
し、発泡が不均一で外観不良なばあいは×とした。
ポールB200)100重量部とイソプレンモノマー1
0重量部およびα,α′−ビス(ジ−t−ブチルパーオ
キシ−m−イソプロピル)ベンゼン(日本油脂(株)
製、パーブチルP)1.5重量部を使用して改質ポリプ
ロピレン系樹脂をえた。
100重量部と、ブレンドオイル0.05重量部および
発泡核剤として重曹−クエン酸0.1重量部をリボンブ
レンダーを用いて混合した。この混合物を65−90φ
mmタンデム型押出機に供給し、第1段押出機中にて2
00〜230℃で可塑化した後、発泡剤としてイソブタ
ンを、改質ポリプロピレン系樹脂組成物100重量部に
対して15重量部圧入し、第2段押出機中にて樹脂温度
が140℃になるよう冷却し、スリット幅40mm、ス
リット厚2.8mmの矩形ダイより押出し、矩形ダイに
直結した成形用金型を通すことにより板状の発泡体をえ
た。えられた発泡体の物性を実施例1と同様にして評価
した。結果を表1に示す。
(株)製ポリプロピレン、ハイポール230、230℃
でのメルトフローインデックス0.5g/10分)10
0重量部とイソプレンモノマー10.0重量部および
α,α′−ビス(ジ−t−ブチルパーオキシ−m−イソ
プロピル)ベンゼン(日本油脂(株)製、パーブチル
P)0.5重量部を使用して改質ポリプロピレン系樹脂
組成物のペレットをえた。
100重量部と、ブレンドオイル0.05重量部および
発泡核剤として重曹−クエン酸0.1重量部をリボンブ
レンダーを用いて混合した。この混合物を65−90m
mφタンデム型押出機に供給し、第1段押出機中にて2
00℃で可塑化したのち、発泡剤としてイソブタンを改
質ポリプロピレン系樹脂組成物100重量部に対して1
4重量部圧入し、第2段押出機中にて樹脂温度が140
℃になるよう冷却し、スリット幅40mm、スリット厚
3.5mmの矩形ダイより押出し、矩形ダイに直結した
成形用金型を通すことにより発泡体をえた。えられた発
泡体の物性を実施例1と同様にして評価した。結果を表
1に示す。
(株)製ポリプロピレン、ハイポール230)100重
量部とイソプレンモノマー11.0重量部およびα,
α′−ビス(ジ−t−ブチルパーオキシ−m−イソプロ
ピル)ベンゼン(日本油脂(株)製、パーブチルP)
1.0重量部を、200℃に設定(ただしホッパー口下
のみ160℃)した32φmm二軸押出機(L/D=2
5.5)に供給し、溶融混練し、改質ポリプロピレン系
樹脂組成物をえた。
100重量部、ブレンドオイル0.05重量部および発
泡核剤として重曹−クエン酸0.1重量部をリボンブレ
ンダーを用いて混合した。この混合物を65−90mm
φタンデム型押出機に供給し、ダイ1段押出機中にて2
00℃で可塑化したのち、発泡剤としてイソリッチブタ
ン(ノルマル/イソ=15/85)を改質ポリプロピレ
ン系樹脂組成物100重量部に対して16重量部圧入
し、第2段押出機中にて樹脂温度が138℃になるよう
冷却し、スリット幅40mm、スリット厚3.5mmの
矩形ダイより押出し、矩形ダイに直結した成形用金型を
通すことにより発泡体をえた。えられた発泡体の物性を
実施例1と同様にして評価した。結果を表1に示す。
ロピレン(三井石油化学工業(株)製、ハイポールB2
00、230℃でのメルトフローインデックス0.5g
/10分)を用いたほかは実施例1と同様にして、発泡
体をえた。この発泡体を実施例1と同様にして評価し
た。結果を表1に示す。
ポールB200)100重量部とイソプレンモノマー5
重量部およびα,α′−ビス(ジ−t−ブチルパーオキ
シ−m−イソプロピル)ベンゼン(日本油脂(株)製、
パーブチルP)5重量部を使用して改質ポリプロピレン
系樹脂組成物をえた。
100重量部、ブレンドオイル0.05重量部および発
泡核剤として重曹−クエン酸0.1重量部をリボンブレ
ンダーを用いて混合した。この混合物を65−90φm
mタンデム型押出機に供給し、第1段押出機中にて20
0℃で可塑化した後、発泡剤としてイソブタンを、改質
ポリプロピレン系樹脂組成物100重量部に対して16
重量部圧入し、第2段押出機中にて樹脂温度が140℃
になるよう冷却し、スリット幅40mm、スリット厚
3.0mmの矩形ダイより押出し、矩形ダイに直結した
成形用金型を通すことにより板状の発泡体をえた。えら
れた発泡体の物性を実施例1と同様にして評価した。結
果を表1に示す。
かった発泡体強度が高く、外観美麗な発泡体をうること
ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂とイソプレン単量
体とラジカル重合開始剤との反応によりえられる改質ポ
リプロピレン系樹脂組成物からなる押出発泡体であっ
て、該発泡体の見掛密度が10〜300kg/m3、厚
さが15mm以上であり、前記発泡体の幅方向に沿って
測定した気泡の平均径LTD、前記発泡体の押出方向に沿
って測定した気泡の平均径LMDおよび前記発泡体の厚さ
方向に沿って測定した気泡の平均径LVDがいずれも1.
0〜3.0mmの範囲内にあり、LTDに対するLMDの比
をRMD/TDとし、LTDに対するLVDの比をRVD/TDとする
ばあい、RMD/TDおよびRVD/TDがいずれも0.3〜3の
範囲内にある改質ポリプロピレン系樹脂発泡体。 - 【請求項2】 発泡体内部にある気泡の気泡壁の最大厚
さと最小厚さの比が1〜20である請求項1記載の改質
ポリプロピレン系樹脂発泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12119897A JP3634941B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ポリプロピレン系樹脂発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12119897A JP3634941B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ポリプロピレン系樹脂発泡体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10310657A true JPH10310657A (ja) | 1998-11-24 |
JP3634941B2 JP3634941B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=14805300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12119897A Expired - Fee Related JP3634941B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | ポリプロピレン系樹脂発泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3634941B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12119897A patent/JP3634941B2/ja not_active Expired - Fee Related
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