JPH10309930A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH10309930A
JPH10309930A JP11902197A JP11902197A JPH10309930A JP H10309930 A JPH10309930 A JP H10309930A JP 11902197 A JP11902197 A JP 11902197A JP 11902197 A JP11902197 A JP 11902197A JP H10309930 A JPH10309930 A JP H10309930A
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heat exchanger
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water pipe
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Takayuki Shimauchi
孝行 嶋内
Hideaki Inasawa
秀明 稲澤
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプカバーとエバカバーとを共通化してコ
ストダウンを図った車両用空調装置を提供すること。 【解決手段】 クーラ&ヒータユニット3は、ユニット
ケース10と、このユニットケース10に収容される冷
却用熱交換器11及び加熱用熱交換器12等から構成さ
れる。加熱用熱交換器12は、エンジン冷却水を熱源と
して空気を加熱する温水式ヒータであり、この加熱用熱
交換器12にエンジン冷却水を供給する温水パイプ28
が接続されている。温水パイプ28は、冷却用熱交換器
11の取り出し口が設けられたユニットケース10の同
一壁面側より取り出されて、冷却用熱交換器11の下側
(助手席側乗員の足元近傍)を通ってエンジン側へ配管
されている。また、ユニットケース10には、冷却用熱
交換器11の取り出し口と温水パイプ28とを一体的に
覆う保護カバー14が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水パイプが取り
出されるユニットケースの同一壁面に冷却用熱交換器の
取り出し口が設けられた車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空調装置では、ブロワ
ユニットが車幅方向の中央部より助手席側にオフセット
して配置され、クーラ&ヒータユニットが車幅方向の略
中央部に配置された所謂セミセンタタイプがある。この
セミセンタタイプでは、ユニットケースから取り出され
た温水パイプが助手席側乗員の足元近傍を通って配管さ
れるため、乗員の足が直接温水パイプに触れると火傷す
る恐れがある。また、乗員の足が温水パイプに引っ掛か
る可能性もある。そこで、火傷防止及び引っ掛かり防止
のために、乗員の足元近傍に配管される温水パイプが専
用のパイプカバーで覆われている。なお、ユニットケー
スには、エバポレータの交換作業に必要な取り出し口
(エバポレータをユニットケース内に挿入したり、取り
出したりするためのサービス口)が設けられ、この取り
出し口がパイプカバーと別体で設けられたエバカバーに
より覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パイプカバ
ーは、実車搭載時に不可欠な部品ではあるが、空調ユニ
ットの性能及び機能には直接関係がない。このため、パ
イプカバーを装着することで組付け工数の増大、及びコ
ストアップを招くという問題があった。本発明は、上記
事情に基づいて成されたもので、その目的は、パイプカ
バーとエバカバーとを共通化してコストダウンを図った
車両用空調装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、ユニットケ
ースより取り出された温水パイプが助手席側乗員の足元
近傍を通って配管され、且つ温水パイプが取り出される
ユニットケースの同一壁面に冷却用熱交換器の取り出し
口が設けられた車両用空調装置において、その取り出し
口と、助手席側乗員の足元近傍を通る温水パイプとを共
通の保護カバーによって一体的に覆っている。これによ
り、冷却用熱交換器の取り出し口を覆うエバカバーと、
温水パイプを覆うパイプカバーとが別体に設けられてい
る従来品と比較して、部品点数を削減でき、且つ組付け
工数を低減できることからコストダウンが可能となる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本実施形態の空調ユニット1
の全体図である。この空調ユニット1は、ブロワユニッ
ト2(図3参照)とクーラ&ヒータユニット3を備え、
ブロワユニット2が車幅方向の中央部より助手席側にオ
フセットして配置され、クーラ&ヒータユニット3が車
幅方向の略中央部に配置された所謂セミセンタ置きと呼
ばれるものである。
【0006】ブロワユニット2は、図3(空調ユニット
1の送風経路を示す模式図)に示す様に、ブロワケース
4、ファン5、及びモータ6等より構成される。ブロワ
ケース4は、スクロール形状の送風通路を形成するとと
もに、車室内空気を導入する内気導入口7と車室外空気
を導入する外気導入口8が一体に設けられ、その内気導
入口7と外気導入口8とを選択的に開閉する内外気切替
ドア9が具備されている。ファン5は、ブロワケース4
内に収容され、モータ6により回転駆動されてブロワケ
ース4内に空気流を発生する。モータ6は、モータ駆動
回路(図示しない)を通じて回転速度が制御される。
【0007】クーラ&ヒータユニット3は、図3に示す
様に、ユニットケース10、冷却用熱交換器11、加熱
用熱交換器12、及びエアミックスドア13等より構成
される。ユニットケース10は、下述の保護カバー14
を介してブロワケース4に接続され、ブロワユニット2
より送られた送風空気が流れる。このユニットケース1
0には、車室内に開口する各吹出口(デフロスタ吹出口
15、フェイス吹出口16、フット吹出口17)へ送風
空気を送り出す送風出口18、19、20が設けられる
とともに、各送風出口18、19、20を開閉する開閉
ドア21、22が具備されている。各送風出口18、1
9、20は、それぞれ分岐ダクト23、24、25を通
じて各吹出口15、16、17に接続されている。ま
た、ユニットケース10の一壁面には、図2に示す様
に、冷却用熱交換器11の交換作業に必要な取り出し口
26が設けられている。
【0008】冷却用熱交換器11は、送風空気を冷却す
るもので、ユニットケース10内の風上側に収容されて
いる。この冷却用熱交換器11は、冷凍サイクルの冷媒
蒸発器であり、冷媒配管27を通じて供給される冷媒と
冷媒蒸発器を通過する空気とを熱交換する。加熱用熱交
換器12は、送風空気を加熱するもので、ユニットケー
ス10内で冷却用熱交換器11の風下に配されている。
この加熱用熱交換器12は、温水パイプ28を通じてエ
ンジンの冷却水回路(図示しない)に接続され、その冷
却水回路より供給されたエンジン冷却水を熱源として空
気を加熱する温水式ヒータである。なお、冷却用熱交換
器11及び加熱用熱交換器12は、共に従来品と比較し
て薄幅化し、且つ両者11、12を近接して配置してい
る(加熱用熱交換器12を冷却用熱交換器11に近づけ
ている)。
【0009】加熱用熱交換器12に接続された2本の温
水パイプ28(温水流入側パイプと温水流出側パイプ)
は、助手席側乗員の足元近傍を通って配管されている。
具体的には、図2に示す様に、冷却用熱交換器11の取
り出し口26が設けられたユニットケース10の同一壁
面側より取り出されて、冷却用熱交換器11の下側を通
ってエンジン側(図1の左側)へ配管されている。エア
ミックスドア13は、加熱用熱交換器12の近傍でユニ
ットケース10に対し回転自在に支持され、自身の回転
位置に応じて加熱用熱交換器12を通過する空気量と加
熱用熱交換器12を迂回する空気量との割合を調節す
る。
【0010】前述の保護カバー14は、図1に示す様
に、冷却用熱交換器11の取り出し口26と乗員(助手
席側)の足元近傍を通る温水パイプ28とを一体的に覆
ってユニットケース10に取り付けられている。この保
護カバー14は、樹脂成形品でブロワケース4の空気吐
出口(図示しない)に接続される接続口14aが一体に
設けられている。従って、ブロワユニット2で発生した
送風空気は、保護カバー14の接続口14aを通ってユ
ニットケース10内へ流入する。
【0011】(本実施形態の効果)本実施形態では、冷
却用熱交換器11の取り出し口26と温水パイプ28と
を共通の保護カバー14によって一体的に覆っている。
これにより、冷却用熱交換器11の取り出し口26を覆
うエバカバーと、温水パイプ28を覆うパイプカバーと
が別体に設けられている従来品と比較して、保護カバー
14を成形するための型費を低減できるとともに、部品
点数を削減でき、且つ組付け工数を低減できることから
コストダウンを図ることができる。また、冷却用熱交換
器11及び加熱用熱交換器12を薄型化し、且つ両者1
1、12を近接配置することにより、共通化した保護カ
バー14をより小さくできるため、保護カバー14を樹
脂成形するための型費を更に抑えることができ、コスト
ダウンのメリットが増大する。更に、保護カバー14を
小さくできることにより、保護カバー14の組付け作業
性及び強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】保護カバーを取り付けたクーラ&ヒータユニッ
トの側面図である。
【図2】保護カバーを外した状態のクーラ&ヒータユニ
ットの側面図である。
【図3】空調ユニットの送風経路を示す模式図である。
【符号の説明】
1 空調ユニット(車両用空調装置) 2 ブロワユニット 3 クーラ&ヒータユニット 10 ユニットケース 11 冷却用熱交換器 12 加熱用熱交換器 14 保護カバー 26 取り出し口 28 温水パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風空気を冷却する冷却用熱交換器と、 温水パイプを通じて供給されるエンジン冷却水を熱源と
    して送風空気を加熱する加熱用熱交換器と、 前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器とを一体的に
    収容するユニットケースとを備え、 前記加熱用熱交換器に接続される前記温水パイプが前記
    ユニットケースより取り出されて助手席側乗員の足元近
    傍を通って配管され、且つ前記温水パイプが取り出され
    る前記ユニットケースの同一壁面に前記冷却用熱交換器
    の取り出し口が設けられた車両用空調装置において、 前記冷却用熱交換器の取り出し口と、前記助手席側乗員
    の足元近傍を通る前記温水パイプとを共通の保護カバー
    によって一体的に覆っていることを特徴とする車両用空
    調装置。
  2. 【請求項2】前記温水パイプは、前記冷却用熱交換器の
    下側を通って配管されていることを特徴とする請求項1
    に記載した車両用空調装置。
  3. 【請求項3】送風空気を発生するブロワユニットと、 前記冷却用熱交換器と前記加熱用熱交換器が前記ユニッ
    トケースに収容されて構成されるクーラ&ヒータユニッ
    トとを備え、 前記ブロワユニットが車幅方向の中央部より助手席側に
    オフセットして配置され、前記クーラ&ヒータユニット
    が車幅方向の略中央部に配置されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載した車両用空調装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101236717B1 (ko) * 2006-07-28 2013-02-25 한라공조주식회사 공기조화장치의 수온센서 결합구조
KR20200069523A (ko) * 2018-12-07 2020-06-17 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101236717B1 (ko) * 2006-07-28 2013-02-25 한라공조주식회사 공기조화장치의 수온센서 결합구조
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