JPH10308907A - 電子機器の取付装置 - Google Patents

電子機器の取付装置

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JPH10308907A
JPH10308907A JP11967297A JP11967297A JPH10308907A JP H10308907 A JPH10308907 A JP H10308907A JP 11967297 A JP11967297 A JP 11967297A JP 11967297 A JP11967297 A JP 11967297A JP H10308907 A JPH10308907 A JP H10308907A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器において、本体を小型化するととも
に小さいスペースで容易に設置できるようにすることで
ある。 【解決手段】 電子機器の電源部31を電子機器の本体
2から分離して、取付部材3に一体となって内蔵する電
子機器の取付装置であって、電子機器の本体2に取付穴
8を、取付部材3側に突起部7を設けて、電子機器の本
体2と取付部材3とを着脱可能な構成とすることで、電
子機器の本体を小型化し、かつ小さいスペースで設置す
ることが可能である。さらに取付部材3側には、いずれ
も横断面の円周方向に回動可能な円盤状の回転部4と円
柱状の回転部5を備え、突起部7を、回転部4と回転部
5を介して取付部材3に連結した構成として、電子機器
の本体2と取付部材3を2本の直交する軸を中心軸とし
て回動させることで、平面上や、柱、棚等の様々な場所
に設置できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の取付装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の取付においては、例えば車載
型液晶テレビを自動車内に設置する場合には、座席を固
定している取付部にフレキシブルアームを取り付けて、
このフレキシブルアームに液晶テレビを取り付ける方法
や、両面テープを用いてダッシュボードに液晶テレビを
貼付けて固定する方法があった。また、例えばベッドに
液晶テレビを取り付ける場合には、照明用のアームのよ
うな形状の取付部材を用いて液晶テレビを固定してい
た。すなわち、従来の電子機器の取付装置は、単に電子
機器の固定のみを目的とした取付部材を用いていた。ま
た、一般に、携帯用の電子機器の電源部としては、乾電
池、充電池あるいはACアダプターが用いられている
が、これらの電源部は携帯用の電子機器の構造の中で比
較的大きな容積を必要とする。そこで、電子機器の本体
を小型化、軽量化するため、電子機器の本体から電源部
を分離して設置する方法があった。例えば、車載型液晶
テレビにおいては、表示画面を含む本体部分から電源部
およびチューナー部を分離して、これらをチューナーボ
ックスに内蔵して設置する方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のような
電子機器の取付装置においては、電子機器本体の重量に
対して取付部材は比較的軽量であるため、電子機器の重
量が増すにつれて取付部材を堅固なものにする必要があ
った。そのため取付部材の形状が大きくなってしまい、
電子機器を使用する際に取付部材が邪魔になるという問
題があった。また、電子機器と取付部材を強固に固定す
るために、取付部材の設置や電子機器の本体を取り付け
る作業が面倒であった。また、電子機器の本体から回路
部、例えば電源部を分離すると、電子機器の本体の設置
場所の他に電源部の設置場所を用意する必要があった。
また、例えば自動車内に車載型液晶テレビを設置する
と、チューナーボックスが邪魔になるといった問題があ
った。これらの問題を避けるために、電源部やチューナ
ーボックスを、電子機器の本体から離れた空きスペース
に設置すると、電子機器の本体と電源部やチューナーボ
ックスを結ぶ配線が長くなるので設置作業が煩雑になっ
ていた。さらに、電子機器を取り付けた後も、電子機器
の本体と電源部やチューナーボックスを結ぶ配線が邪魔
になっていた。
【0004】本発明の課題は、電子機器において、本体
を小型化するとともに、小さいスペースで容易に設置で
きるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、電子機器の本体と、この電子機
器の本体から分離された回路部と、この回路部を一体化
して備える取付部材と、からなる電子機器の取付装置で
あって、前記取付部材は前記電子機器の本体に着脱自在
である構成、を特徴としている。
【0006】ここで、電子機器としては、例えば液晶テ
レビ等の表示装置が挙げられる。また、回路部として
は、例えば電源部やチューナーが挙げられる。取付部材
としては、クリップのような形状のものが挙げられる
が、フックのような形状のものでも良い。
【0007】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、電子機器の取付装置として、電子機器の本体から回
路部が分離され、この回路部が取付部材に内蔵され、取
付部材と電子機器の本体とを着脱することができる。従
って、取付部材に回路部の重量がかかるため、取付部材
を特に堅固なものにしなくても電子機器の本体の荷重を
支えることが可能であり、取付部材を小型化することが
できるので邪魔にならない。また、電子機器の本体や取
付部材の取付は容易である。さらに、電子機器の本体を
設置する場所の他に回路部の設置場所を用意する必要が
ないので、回路部が邪魔にならない。また、回路部から
電子機器の本体への配線の接続作業は、電子機器の本体
と回路部を着脱する際に行うだけで良いので、電子機器
の本体や回路部を設置する作業は容易である。そして、
この配線は非常に短いので邪魔になることがない。従っ
て、電子機器の本体を小型化し、電子機器を小さいスペ
ースで設置することが可能であり、設置作業も容易に行
うことができる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の電子機器の取付装置であって、前記電子機器の本体
と前記取付部材とは、電気的に接続自在である構成、を
特徴としている。
【0009】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の電子機器の本体と取付部材は電気的
に接続自在であるので、取付部材を交換することで、回
路部を容易に交換することができる。
【0010】具体的には、例えば電子機器の本体と取付
部材が連結する部分において、電子機器の本体側と取付
部材側に、電子機器の本体内の回路に接続している接点
と、回路部に内蔵された回路に接続された接点をそれぞ
れ備える。電子機器の本体と取付部材が連結された状態
で互いの接点が当接する構成とすれば、電子機器の本体
と取付部材との連結部分を着脱することで、電子機器の
本体内の回路と回路部に内蔵された回路との接点を接続
または分離することができる。
【0011】そして、請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の電子機器の取付装置において、前記回路
部は、前記電子機器の電源部である構成、を特徴として
いる。
【0012】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、取付部材に電源部が内蔵されているので、取付部材
を着脱し、交換することで電源部を交換することができ
る。例えば、電池消耗などの場合には、取付部材を外し
て新しい電池を内蔵した取付部材に交換すれば、容易に
電池の交換を行うことができる。
【0013】さらに、請求項4記載の発明は、請求項3
記載の電子機器の取付装置において、1次電池、2次電
池、ACアダプターのいずれかを内蔵する前記電源部を
それぞれ備える前記取付部材が、複数種類用意されてい
る構成、を特徴としている。
【0014】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、請求項3記載の取付部材は複数種類用意されてい
て、それぞれ1次電池、2次電池、ACアダプターのい
ずれかを使用する電源部を内蔵しているので、取付部材
を交換することで、使用する電源の種類を切り換えるこ
とができる。
【0015】具体的には、例えば室内においてはACア
ダプターを内蔵した取付部材を電子機器の本体に連結し
て家庭用電源を利用する。また、屋外に出るときや自動
車内で使用する場合には、取付部材を、1次電池あるい
は2次電池を内蔵した取付部材に交換すれば自由に移動
することができる。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項1、
2、3または4のいずれかに記載の電子機器の取付装置
であって、前記電子機器の本体と前記取付部材は、ほぼ
直交する2本の軸を各々の中心軸としてそれぞれ回動可
能に連結されている構成、を特徴としている。
【0017】この請求項5記載の発明によれば、請求項
1、2、3または4記載の電子機器の本体と取付部材
が、ほぼ垂直に交わる2本の軸を各々の中心軸としてそ
れぞれ回動可能に連結されているので、電子機器の本体
と取付部材との連結部分を蝶番状に開閉したり、ねじる
ように回動させることができる。これによって、電子機
器の本体に対して平行あるいは垂直な柱、壁等様々な場
所に電子機器を取り付けて使用することができる。ま
た、平面上に電子機器を設置することもできる。
【0018】例えば、電子機器の本体と取付部材の形状
が長方形の平板状であるときには、電子機器の本体と取
付部材を、長方形の一辺を揃えるように重ねて、この一
辺に平行な軸を中心に蝶番状に回動する回転部と、重ね
られた電子機器の本体と取付部材の平面に垂直な軸を中
心に回動する回転部を、連結部分に備える構成とする。
まず、蝶番状に回動する回転部において、電子機器の本
体と取付部材が山型をなすように開いて平面に置くと、
側面を山型に保ったまま安定するので、平面上でも電子
機器を設置することが可能である。また、さらにもう一
方の回転部において取付部材を90°回転させると、水
平面に垂直な柱に電子機器を取り付けることができる。
【0019】そして、請求項6記載の発明は、請求項
1、2、3、4または5記載の電子機器の取付装置であ
って、前記電子機器は表示画面を有する表示装置である
構成、を特徴としている。
【0020】このように、請求項6記載の発明によれ
ば、請求項1、2、3、4または5記載の電子機器を、
例えば液晶テレビ等の表示画面を有する表示装置とし
た。これによって、液晶テレビ等の表示装置の本体を小
型化するとともに、小さいスペースで容易に設置でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る電子機器の
取付装置の実施の形態例を図1から図6に基づいて説明
する。まず、図1は本発明を適用した電子機器の取付装
置の一例としての液晶テレビの取付装置1を示すもの
で、主要部品の構成を示した概略斜視図である。また、
図2において、(a)はクリップ3(取付部材)の平面
図であり、(b)はクリップ3(取付部材)の側面図で
あり、図3において(a)は電源部31の正面図であ
り、(b)は電子機器の一例としての液晶テレビの本体
2の背面図である。そして、図4から図6は、本発明の
電子機器の取付装置の取付例として、液晶テレビの取付
装置1を棚板10、支柱11、机の天板12に取り付け
た状態を示す側面図である。
【0022】これらの図1から図6において、1は液晶
テレビ(電子機器)の取付装置、2は液晶テレビ(電子
機器)の本体である。液晶テレビの本体2には表示画面
の他、チューナー部等が内蔵されている。3はクリップ
(取付部材)である。クリップ3において、31は電源
部、32は押圧板、33は板ばね、6は回転部である。
4、5は共に回転部である。7は突起部であり、突起部
7において、71は爪、72は接点、73は突起基部で
ある。8は取付穴であり、取付穴8において、81は凹
欠部、82は接点、83a,83bは切欠部である。ま
た、10は棚板、11は支柱、12は机の天板である。
【0023】この液晶テレビの取付装置1は、図1に示
すように、電子機器としての液晶テレビの本体2と取付
部材としてのクリップ3とで構成される。これらの液晶
テレビの本体2とクリップ3は、後述するように、クリ
ップ3に設けられた突起部7を液晶テレビの本体2に設
けられた取付穴8にはめ込むことによって連結される。
【0024】このクリップ3は、電源部31と押圧板3
2で物を挟む構成となっており、電源部31および押圧
板32の形状は長方形の平板状である。電源部31に
は、図1および図2(b)に示すように、円柱状の回転
部6が電源部31の幅方向に横架され、この回転部6を
介して押圧板32が電源部31に取り付けられている。
回転部6の上方には、断面U字型に曲げられた板ばね3
3が、回転部6に沿って横架されている。この板ばね3
3が反発することによって、押圧板32の上端は電源部
31から離れる方向に移動するとともに、押圧板32の
中央部分が回転軸6によって係着されているため、押圧
板32の下端が電源部31に圧着されるので、クリップ
3は物を挟むことができる。
【0025】さらに電源部31には、図1および図2に
示すように、押圧板32が設けられていない面の上端の
辺に沿って円柱状の回転部5が横架されている。回転部
5の長手方向中央には、回転部5の側面と円盤状の回転
部4の底面が連結され、これらの回転部4および回転部
5は、その底面、上端面がいずれも円であり、この円の
円周方向に回動可能になっている。また、回転部4の上
端面には突起部7が設けられている。
【0026】この突起部7は、突起基部73、爪71,
71、接点72,72から構成される。即ち、突起基部
73は円柱状の部材であり、底面および上端面は円であ
って、この底面は回転部4の上端面に連結されている。
突起基部73の上端面の円周上には、この上端面の径方
向に伸びる2つの爪71,71が設けられ、爪71,7
1は、突起基部73の上端面の円の中心について対称な
位置に1つずつ設けられている。これらの爪71,71
は平板状の部材であり、一面は電源部31の方向を向い
ていて、その反対の面には、図3(a)に示すように接
点72,72が各々の爪に1つずつ設けられている。接
点72,72は図示しない導線を介して、電源部31に
内蔵された電源部に接続されている。
【0027】一方、液晶テレビの本体2は、表面に表示
画面を備えている長方形の平板状部材である。この液晶
テレビの本体2には、図3(b)に示すように、表示画
面の裏面の上端部に取付穴8が設けられている。この取
付穴8は、丸穴84と、切欠部83a,83bと、凹欠
部81,81と、接点82,82から構成される。即
ち、丸穴84の周上に2つの切欠部83a,83bが設
けられ、切欠部83a,83bの位置は丸穴84の中心
について対称であり、切欠部83a,83bのうち一方
の切欠部83aは丸穴の中心よりも高い位置に設けら
れ、他方の切欠部83bは丸穴の中心より下方に設けら
れている。さらに、切欠部83a,83bの内壁には、
液晶テレビの本体2の外側からは見えない凹欠部81,
81が設けられている。2つの凹欠部81,81のうち
一方は切欠部83aから下方に伸び、他方は切欠部83
bから上方に伸びる。つまり、2つの凹欠部81,81
は丸穴84の中心と同じ高さ位置にある。
【0028】凹欠部81,81内には、接点82,82
が設けられている。これらの接点82,82は、図示し
ない回路を介して、液晶テレビの本体2に内蔵された各
電子機器に接続されており、接点82,82を通じて液
晶テレビの本体2に電力を供給することができる。取付
穴8は上記のように構成され、図3に示したように、取
付穴8を正面から見た形状は、突起部7を正面から見た
形状に対応している。
【0029】以上の液晶テレビの取付装置1において、
液晶テレビの本体2とクリップ3は次のような操作によ
って連結される。まず、クリップ3に設けられた突起部
7を回転部4において回転させ、爪71,71と切欠部
83a,83bの位置を合わせて、突起部7と取付穴8
を正対させる。突起部7を取付穴8に差し込み、爪7
1,71の位置を凹欠部81,81の位置に合わせる。
このとき回転部4において、突起部7を、図3の(b)
に向かって左回りの方向に回転させ、爪71,71を凹
欠部81,81内にはめ込む。以上の操作によって突起
部7と取付穴8は固定され、連結は完了する。なお、突
起部7と取付穴8が固定された状態では、爪71,71
に設けられた接点72,72と、凹欠部81,81内に
設けられた接点82,82が当接するので、電源部31
に内蔵された電源と液晶テレビの本体2内部の回路が接
続され、電源部31から液晶テレビの本体2に電力を供
給することができる。
【0030】なお、液晶テレビの本体2とクリップ3を
分離させる場合には、回転部4において、突起部7を、
液晶テレビの本体2とクリップ3を連結したときの逆方
向、即ち図3(b)において右回りの方向に回転させて
爪71,71を凹欠部81,81からはずし、突起部7
を取付穴8から引き抜けば良い。
【0031】次に、図4から図6において、本発明に係
る電子機器の取付装置の取付例として、液晶テレビの取
付装置1を棚板10、支柱11および机の天板12に取
り付けた状態を示す。図4は、棚板10に液晶テレビの
取付装置1を取り付けた状態を示す側面図である。なお
同図において棚板10は水平であり、液晶テレビの本体
2に設けられた表示画面は、棚板10に対して垂直であ
る。この図4に示した取付方法は、次のような手順で行
われる。液晶テレビの本体2と電源部31は回転部5を
介して連結されているので、蝶番を開閉するように回動
して、液晶テレビの本体2と電源部31のなす角を任意
に設定することができる。液晶テレビの本体2と電源部
31のなす角を直角にした状態で、クリップ3によって
棚板10をはさんで固定すれば、図4に示したように、
液晶テレビの取付装置1を棚板10に取り付けることが
できる。
【0032】図5は、床面に対して垂直に立設された支
柱11に、液晶テレビの取付装置1を取り付けた状態を
示す側面図である。なお、同図において液晶テレビの本
体2に設けられた表示画面は床面に対して垂直である。
この図5に示した取付方法は次のような手順で行われ
る。まず、液晶テレビの本体2と電源部31を回転部5
において回転させ、液晶テレビの本体2と電源部31の
なす角を直角とする。次に電源部31を回転部4におい
て90°回転させると、クリップ3の、電源部31と押
圧板32が圧接する部分が支柱11に沿った形になる。
ここでクリップ3で支柱11をはさむことにより、図5
に示したように液晶テレビの取付装置1を支柱11に取
り付けることができる。
【0033】図6は、机の天板12上に液晶テレビの取
付装置1を設置した例の側面図である。なお、同図にお
いて机の天板12は水平であり、液晶テレビの本体2に
設けられた表示画面は、机の天板12上において斜め上
方を向いている。この図6に示した取付方法は次のよう
な手順で行われる。液晶テレビの本体2と電源部31を
回転部5において回転させ、液晶テレビの本体2と電源
部31が山型を描くようにする。そのまま液晶テレビの
本体2と電源部31の下端が机の天板12に接するよう
に設置すると、平面上に液晶テレビの本体2を設置して
使用することができる。
【0034】以上の実施の形態としての液晶テレビの取
付装置1においては、クリップ3には電源部31が一体
となって内蔵されていたが、例えばチューナー部や、そ
の他の部材をクリップ3に内蔵する構成とすることも可
能である。また、前記電源部から前記電子機器の本体に
電力を供給するための電流回路の接続手段として、接点
72,72および接点82,82を備えたので、電流回
路の全ての部分をクリップ3と液晶テレビの本体2に内
蔵する構成としたが、例えば被覆線やコネクタ等の電流
回路の一部を電源部と電子機器の本体の外側に備えて接
続するような構成としても良い。
【0035】なお、以上の実施の形態例においては、電
子機器を液晶テレビとしたが、本発明はこれに限定され
るものではない。また、実施の形態例では、取付部材を
クリップ状の形状としたが、本発明はこれに限定される
ものではない。さらに、電子機器の本体の構成や取付部
材の材質等も任意であり、その他、具体的な細部構造等
についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る電子機器の取付装置によれば、電子機器の本体から回
路部を分離し、この回路部を取付部材に内蔵して、電子
機器の本体と取付部材を着脱できるようにした。このた
め、取付部材に回路部の重量がかかるので、取付部材を
特に強固なものにしなくても電子機器の本体の荷重を支
えることが可能であり、前記取付部材を小型化できるの
で取付部材が邪魔にならない。また、電子機器の本体や
取付部材を容易に取り付けることができる。さらに、回
路部の設置場所を新たに用意する必要がないので回路部
が邪魔にならず、回路部から電子機器の本体への配線も
邪魔にならないといった利点が得られる。
【0037】そして、請求項2記載の発明に係る電子機
器の取付装置によれば、電子機器の本体と取付部材を電
気的に接続自在にしたので、請求項1記載の発明により
得られる効果に加えて、取付部材を交換することで回路
部を容易に交換することができるといった利点が得られ
る。
【0038】また、請求項3記載の発明に係る電子機器
の取付装置によれば、取付部材に電源部が内蔵されてい
るので、請求項1または2記載の発明により得られる効
果に加えて、取付部材を交換することで電源部を容易に
交換することができるといった利点が得られる。
【0039】さらに、請求項4記載の発明に係る電子機
器の取付装置によれば、取付部材が複数種類用意されて
いて、それぞれ1次電池、2次電池、ACアダプターの
いずれかを使用する電源部を内蔵しているので、請求項
3記載の発明により得られる効果に加えて、取付部材を
交換することで使用する電源の種類を切り換えることが
できるといった利点が得られる。
【0040】また、請求項5記載の発明に係る電子機器
の取付装置によれば、電子機器の本体と取付部材は、ほ
ぼ垂直に交わる2本の軸を各々の中心軸としてそれぞれ
回動可能に連結されているので、請求項1、2、3また
は4記載のいずれかの発明により得られる効果に加え
て、電子機器の本体と取付部材との連結部分を蝶番状に
開閉したり、ねじるように回転させることができる。こ
のため、平面上や、電子機器の本体に対して平行あるい
は垂直な柱、壁等様々な場所に電子機器を取り付けて使
用できるといった利点が得られる。
【0041】請求項6記載の発明に係る電子機器の取付
装置によれば、請求項1、2、3、4または5に記載の
いずれかの発明により得られる効果を、液晶テレビ等の
表示画面を有する表示装置において得ることができると
いった利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子機器の一例としての液晶
テレビの取付装置の概略斜視図である。
【図2】(a)は図1のクリップ(取付部材)の平面図
である。(b)は図1のクリップ(取付部材)の側面図
である。
【図3】(a)は図1の電源部の正面図である。(b)
は図1の液晶テレビ(電子機器)の本体の背面図であ
る。
【図4】棚板に図1の液晶テレビの取付装置を取り付け
た状態を示す側面図である。
【図5】床面に対して垂直に立設された支柱に、図1の
液晶テレビの取付装置を取り付けた状態を示す側面図で
ある。
【図6】机の天板上に図1の液晶テレビの取付装置を設
置した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 液晶テレビ(電子機器)の本体 3 クリップ(取付部材) 4,5,6 回転部 7 突起部 8 取付穴 31 電源部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の本体と、 この電子機器の本体から分離された回路部と、 この回路部を一体化して備える取付部材と、 からなる電子機器の取付装置であって、 前記取付部材は前記電子機器の本体に着脱自在であるこ
    と、 を特徴とする電子機器の取付装置。
  2. 【請求項2】 前記電子機器の本体と前記取付部材と
    は、電気的に接続自在であること、 を特徴とする請求項1記載の電子機器の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記回路部は、前記電子機器の電源部で
    あること、 を特徴とする請求項1または2記載の電子機器の取付装
    置。
  4. 【請求項4】 1次電池、2次電池、ACアダプターの
    いずれかを内蔵する前記電源部をそれぞれ備える前記取
    付部材が、複数種類用意されていること、 を特徴とする請求項3記載の電子機器の取付装置。
  5. 【請求項5】 前記電子機器の本体と前記取付部材は、 ほぼ直交する2本の軸を各々の中心軸としてそれぞれ回
    動可能に連結されていること、 を特徴とする請求項1、2、3または4に記載の電子機
    器の取付装置。
  6. 【請求項6】 前記電子機器は、表示画面を有する表示
    装置であること、 を特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の電子
    機器の取付装置。
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