JPH10308091A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH10308091A
JPH10308091A JP9114881A JP11488197A JPH10308091A JP H10308091 A JPH10308091 A JP H10308091A JP 9114881 A JP9114881 A JP 9114881A JP 11488197 A JP11488197 A JP 11488197A JP H10308091 A JPH10308091 A JP H10308091A
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JP
Japan
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sub
word
line
predecoder
memory device
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Application number
JP9114881A
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English (en)
Inventor
Goro Kitsukawa
五郎 橘川
Takesada Akiba
武定 秋葉
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層形ワード線方式の利点を維持しながら、
この欠点である電力増加を抑え、高速化、低面積化も図
ることができる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 階層形ワード線構成を用いた64Mビッ
トあるいは256MビットDRAMであって、メインロ
ーデコーダ領域、メインワードドライバ領域、カラムデ
コーダ領域、周辺回路/ボンディングパッド領域、メモ
リセルサブアレー15、センスアンプ領域16、サブワ
ードドライバ領域17、交差領域18などが半導体チッ
プ上に形成され、プリデコーダ線FXBはメモリセルサ
ブアレー15内で上側用(FXBU0〜FXBU7)、
下側用(FXBD0〜FXBD7)に2分割され、同様
にプリデコーダ線FXも上側用、下側用に2分割され、
1本のプリデコーダ線FXB,FXはサブワードドライ
バ領域17上で128個のサブワードドライバの1/8
の16個に入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置技
術に関し、特に階層形ワード線方式の利点を維持しなが
ら、この低電力化、低面積化を図ることが可能な半導体
記憶装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、本発明者が検討した技術とし
て、半導体記憶装置の一例としてのDRAMにおいて
は、ワードドライバ自身を高速化するためにCMOS構
造を採用し、さらにワード線自身の製造歩留まりを向上
させ、配線遅延を低減するために、比較的高抵抗のポリ
シリコンまたはポリサイド層からなるワード線をメタル
配線で裏打ちして抵抗を下げる、いわゆるワード線シャ
ント方式に代わり、いわゆる階層形ワード線方式が実用
化されてきている。
【0003】すなわち、ワード線シャント方式は、近年
の64Mビット、256Mビットなどの高集積大容量化
の傾向に対して、細くて長いアルミニウム配線の遅延が
増大し、高速化の妨げとなっており、これを抜本的に解
決するための技術として、階層形ワード線方式が採用さ
れてきている。この階層形ワード線方式は、ワード線を
多分割にしてサブワード線とし、1組の行デコーダとワ
ードドライバを複数のサブワード線で共有することによ
り、金属配線(メインワード線、プリデコーダ線)の繰
り返しピッチ(幅+スペース)をメモリセルのワード線
ピッチよりも緩和し、金属配線の製造歩留まりを高める
ものである。
【0004】なお、このような階層形ワード線方式を含
む半導体記憶装置に関する技術としては、たとえば19
94年11月5日、株式会社培風館発行の「アドバンス
トエレクトロニクスI−9 超LSIメモリ」P151
〜P161などに記載される技術などが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記のよ
うな階層形ワード線方式による半導体記憶装置におい
て、階層形ワード線方式の利点を維持しながら、この低
電力化、低面積化を図ることに着目して、特にサブワー
ドドライバの構造について検討した。以下において本発
明者によって検討された内容を図4〜図6を用いて説明
する。
【0006】図4は、階層形ワード線方式でのワード線
構造を示すものであり、メインローデコーダ領域11、
メインワードドライバ領域12、メモリセルサブアレー
15、センスアンプ領域16、サブワードドライバ領域
17、交差領域18などが図示されている。メインワー
ド線MWB(BはMW(真:ツルー)の反転(バー)表
記、以後同様)とプリデコーダ線FXBは金属配線層
(たとえばアルミニウム層)、サブワード線SWはポリ
シリコンまたはポリサイド層で構成する。サブワード線
SWがメモリセルのトランジスタを駆動するので、サブ
ワード線SWの繰り返しピッチはメモリセルの繰り返し
ピッチと等しく微細である。
【0007】たとえば、サブワード線SWを作る工程は
メモリセルの容量を作る工程の前なので、微細なパター
ンの加工も可能である。図4においては、メモリセルサ
ブアレー15が256本のサブワード線SWからなると
き、メインワード線MWBが32本、プリデコーダ線F
XBが8本で、サブワードドライバで論理動作を行い、
256本のサブワード線SWから1本を選択する。金属
配線層はメインワード線MWBが32本、プリデコーダ
線FXBが8本で済むので、その繰り返しピッチはメモ
リセルの繰り返しピッチに比べて256/(32+8)
=6.4倍に緩和される。サブワード線SWはメモリセル
サブアレー15の両側のサブワードドライバから交互に
出力される。
【0008】また、センスアンプ領域16とサブワード
ドライバ領域17の交差領域18にはFXドライバが置
かれ、プリデコーダ線FXBの入力から整形されたプリ
デコーダ線FXの出力を作り、サブワードドライバに供
給する。この交差領域18にはセンスアンプ群の制御回
路(スイッチMOSトランジスタなど)も置かれる。こ
の図4において、Mは金属配線層を示しており、メタル
2層M2、メタル3層M3で表し、また後述の図5に示
すFGはMOSトランジスタのゲート層を表している。
【0009】図5は、代表的なサブワードドライバの回
路構成と動作波形である。PMOSトランジスタMP
1、NMOSトランジスタMN1,MN2の3個のトラ
ンジスタからなり、面積が大きくなるという欠点があ
る。図5(b) に動作波形図を示す。ここでVPPとはワ
ード線の選択電圧となるチップ内昇圧電圧である。
【0010】たとえば、メインワード線MWBがLo
w、プリデコーダ線FXBがLow、プリデコーダ線F
XがHighのとき、サブワード線SWはHighレベ
ル(VPP)の選択状態となる。NMOSトランジスタ
MN2が必要な理由はメインワード線が選択、プリデコ
ーダ線が非選択(MWBがLow、FXBがHigh、
FXがLow)のとき、サブワード線SWをVSSレベ
ル(0V)に固定するためである。このNMOSトラン
ジスタMN2がないと、この入力状態ではサブワード線
SWはPMOSトランジスタMP1のスレッショルド電
圧Vth以下には下げられず、また信号間の誘導雑音に
よって非選択であるにもかかわらず容易に電位が浮き上
がってしまい、メモリセルトランジスタにリーク電流が
流れ、メモリセル情報が破壊される。
【0011】図6は、本発明の前提となるプリデコーダ
線FXB,FXのメモリセルサブアレー15内の配置を
示すものである。メインワード線MWBの記載は省略し
てある。サブワード線SWは1つのメモリセルサブアレ
ー15内では256本存在する。8本のプリデコーダ線
FXBは32本のメインワード線MWBと平行にメモリ
セルサブアレー15上をメタル2層M2で置かれてい
る。
【0012】さらに、サブワードドライバ領域17上で
メタル3層M3に変換したあと延伸され、交差領域にあ
るFXドライバに入力される。その出力のプリデコーダ
線FXがメタル3層M3でサブワードドライバのPMO
Sトランジスタのソースを駆動する。このようにプリデ
コーダ線FXB,FXはサブワードドライバ領域17上
で128個のサブワードドライバの1/4(32個)に
入力される。
【0013】このように、階層形ワード線方式は周知の
ワード線シャント方式に比べてワード線ピッチの緩和に
よる製造歩留まりの向上が得られる反面、選択メモリセ
ルサブアレー15内ではプリデコーダ線FXB,FXが
多数の非選択のサブワードドライバを駆動するため、パ
ルス駆動する負荷容量が大きく、消費電力が大きくなる
ことが欠点である。特に、このパルスは昇圧電圧VPP
を用いて発生するため、昇圧電源回路のエネルギー効率
から外部電源VDDからの電源電流はさらに大きくなる
という欠点を持つ。
【0014】この階層形ワード線方式の改良の中で、活
性化されるメモリセルサブアレー15(言い換えれば選
択サブワード線SWが存在するサブアレー)に関連する
プリデコーダ線群FXB,FXのみをパルス動作させる
方式が採用されている。しかし、それでも階層形ワード
線方式の採用以前のワード線シャント方式の3倍の充放
電電流(メインワード線MWB、プリデコーダ線FX
B,FX、サブワード線SWを合わせたワード線系の充
放電容量が5pFから15pFに増加)を消費する。
【0015】ここで、ワード線シャント方式とはゲート
層FG上にメタル2層M2をのせ、ところどころに設け
たシャント部で短絡してワード線抵抗を等価的に減少さ
せるもので、64KビットDRAMの時代から16Mビ
ットDRAMまで用いられてきた。その後、64Mビッ
トでは階層形ワード線方式が用いられている。
【0016】そこで、本発明の目的は、階層形ワード線
方式の利点を維持しながら、この欠点である電力増加を
抑え、さらに高速化、低面積化も図ることができる半導
体記憶装置を提供するものである。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0019】すなわち、本発明による半導体記憶装置
は、階層形ワード線構成の半導体記憶装置に適用される
ものであり、メモリセルサブアレー上を、サブワードド
ライバ群を動作させるためのメインワード線群(MW
B)、プリデコーダ線群(FXB)が平行に複数のサブ
ワードドライバ群と直交するように配置され、サブワー
ドドライバ群とプリデコーダ線群とが複数のグループに
分割され、各プリデコーダ線群は該当のサブワードドラ
イバ群のみを駆動するように、メインワードデコーダに
入力される一部のアドレス信号をプリデコーダ(FXB
ドライバ)でも共通に用いるものである。
【0020】これにより、メモリセルサブアレーを駆動
するためのサブワードドライバ群をさらに複数に分割
し、活性化されるメモリセルサブアレー内に存在するプ
リデコーダ線の一部のみをパルス動作させ、パルス動作
のプリデコーダ線群の負荷容量を小さくして消費電力を
減少させることができる。
【0021】特に、サブワードドライバ群とプリデコー
ダ線群が2つのグループに分割され、1つのプリデコー
ダ線群は半数のサブワードドライバ群のみを駆動するよ
うに、一部のアドレス信号をメインワードデコーダとプ
リデコーダとで共通に用いるようにしたものである。こ
れにより、プリデコーダ線の一部のみをパルス動作させ
る上、サブワードドライバ群の半分のみを制御して、プ
リデコーダ線の負荷が1/2となるので、消費電力を減
少させることができる。
【0022】また、プリデコーダ線群(FXB)はサブ
ワードドライバ領域上で異なる層に変換され、センスア
ンプ群とサブワードドライバ群との交差領域にインバー
タを設け、プリデコーダ線(FXB)を入力し、その反
転信号(FX)を出力とし、1つのサブワードドライバ
はメインワード信号(MWB)とプリデコーダ信号(F
XB)、その反転信号(FX)を用いて論理動作を行う
ようにしたものである。
【0023】具体的に、各サブワードドライバは、第1
のPMOSトランジスタと、第2、第3のNMOSトラ
ンジスタとからなり、第1のPMOSトランジスタと第
2のNMOSトランジスタとのゲートは共通にメインワ
ード線、第1のPMOSトランジスタと第2、第3のN
MOSトランジスタとのドレインは接続され、サブワー
ド線、第3のNMOSトランジスタのゲートはプリデコ
ーダ線(FXB)、第1のPMOSトランジスタのソー
スはプリデコーダ線の反転制御線(FX)、第2、第3
のNMOSトランジスタのソースは0Vにそれぞれ接続
されて構成されるものである。
【0024】特に、半導体記憶装置として、たとえば6
4M、256M、あるいはさらに大容量のDRAM、シ
ンクロナスDRAMなどに適用するようにしたものであ
る。
【0025】よって、前記半導体記憶装置によれば、大
容量化の傾向にあるDRAM、シンクロナスDRAMな
どのネックとなっているプリデコーダ線群の負荷容量を
小さくして消費電力の増加を抑え、このプリデコーダ線
の負荷減少によって高速化を図り、さらにFXドライバ
の削減によって低面積化を実現することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一の部材には同一の符号を付
し、その繰り返しの説明は省略する。
【0027】図1(a),(b) は本発明の一実施の形態であ
る半導体記憶装置を示すレイアウト図と部分拡大図、図
2は本実施の形態におけるメモリセルサブアレー内のプ
リデコーダ線を示すレイアウト図、図3(a),(b) はFX
Bドライバと、それに関連するメインワードドライバを
示す回路図と動作波形図である。
【0028】まず、図1により本実施の形態の半導体記
憶装置の構成を説明する。
【0029】本実施の形態の半導体記憶装置は、たとえ
ば階層形ワード線構成を用いた64Mビットあるいは2
56MビットDRAMとされ、このメモリチップ10に
は、メインローデコーダ領域11、メインワードドライ
バ領域12、カラムデコーダ領域13、周辺回路/ボン
ディングパッド領域14、メモリセルサブアレー15、
センスアンプ領域16、サブワードドライバ領域17、
交差領域18などが周知の半導体製造技術によって1個
の半導体チップ上に形成されている。この図1において
は、水平方向が行方向(ワード線方向)、垂直方向が列
方向(ビット線方向)である。
【0030】このDRAMにおいては、たとえば図1に
示すように、メモリチップ10の行方向における左側と
右側、列方向における上側と下側にメモリセルサブアレ
ー15などからなるメモリ領域が分割して配置される。
この左側と右側とに配置されたメモリ領域は、それぞれ
のメモリ領域に対応するメインワードドライバ領域12
を介して中央に配置されたメインローデコーダ領域11
を挟んで対で配置されている。
【0031】また、上側と下側に配置されたメモリ領域
の中央側には、それぞれのメモリ領域に対応するカラム
デコーダ領域13が配置されている。さらに、その中央
部には、周辺回路/ボンディングパッド領域14とし
て、ローアドレスバッファ、カラムアドレスバッファ、
プリデコーダ、タイミング発生回路、データ入出力回路
などが配置され、さらに外部接続用のボンディングパッ
ドが設けられている。
【0032】メモリ領域は、メモリセルサブアレー15
の列方向にセンスアンプ領域16が配置され、また行方
向にサブワードドライバ領域17が配置され、このセン
スアンプ領域16とサブワードドライバ領域17との交
差領域18にはFXドライバ、さらにセンスアンプ群の
制御回路(スイッチMOSトランジスタなど)も配置さ
れている。このメモリセルサブアレー15に対して、ワ
ード線は行方向、ビット線は列方向としている。これと
は逆の配置でも本発明を用いることができることは自明
である。
【0033】このメモリ領域において、サブワードドラ
イバとセンスアンプで囲まれたメモリセルサブアレー1
5は256ワード線×256ビット線対の64Kビット
セルよりなる。メインローデコーダ、メインワードドラ
イバからのメインワード線MWBとプリデコーダ線FX
Bは、メインワードドライバの片側の全てのメモリセル
サブアレー15の上を水平方向に走るように配置されて
いる。
【0034】以上のように構成される階層形ワード線構
成においては、行方向に並ぶサブワード線は、サブワー
ドドライバの出力であり、サブワードドライバにはメイ
ンワードドライバから出力されたメインワード線と、別
のプリデコーダ線が入力され、論理動作を行う。ある特
定のサブワードドライバは、その入力であるメインワー
ド線が選択され、さらに列方向のプリデコーダ線が選択
されると、サブワード線にHighレベルの電圧が出力
され、そのサブワード線に接続される全てのメモリセル
の読み出し動作、書き込み動作などが開始される。
【0035】図2は、本実施の形態におけるメモリセル
サブアレー15内のプリデコーダ線FXB,FXの配置
を示し、プリデコーダ線FXB,FXをメモリセルサブ
アレー15内で2分割したものである。メインワード線
MWBの記載は省略してある。プリデコーダ線FXBは
前記図6の8本から16本に増加する。サブワード線S
Wは1つのメモリセルサブアレー15内では256本存
在する。
【0036】プリデコーダ線FXBにおいて、16本の
プリデコーダ線FXBは32本のメインワード線MWB
と平行にメモリセルサブアレー15上をメタル2層M2
で置かれる。16本は上側用のプリデコーダ線FXBU
0〜FXBU7、下側用のプリデコーダ線FXBD0〜
FXBD7に2分割され、それぞれサブワードドライバ
領域17上でメタル3層M3に変換され、そのサブワー
ドドライバのNMOSトランジスタのゲートに印加され
るとともに交差領域18まで延伸され、FXドライバに
入力される。FXドライバの数は前記図6の2倍が必要
である。
【0037】このFXドライバの出力のプリデコーダ線
FXが、メタル3層M3を用いてサブワードドライバの
PMOSトランジスタのソースを駆動する。このプリデ
コーダ線FXも上側用、下側用と2分割される。このよ
うに1本のプリデコーダ線FXB,FXはサブワードド
ライバ領域17上で128個のサブワードドライバの1
/8(16個)に入力される(前記図6では32個)。
【0038】このように上側用、下側用と2分割される
ことにより、プリデコーダ線FXB,FXの負荷が1/
2となるので、消費電力を減少できる。この2分割の場
合の試算によれば、消費電力は活性化されるメモリセル
サブアレー15内のプリデコーダ線FXB,FXのパル
ス動作のみに限定する前記図6の非分割階層形ワード線
方式の2/3となる。この値は、ワード線シャント方式
の2倍の充放電電流である。
【0039】この場合に、パルス動作のプリデコーダ線
FXB,FXを細分化するには、一部のアドレス信号
(たとえば、256本のサブワード線SWのメモリセル
サブアレー15では32本(=25 )のメインワード線
MWBを半分に分けるA7(A3〜A7のうちのA7)
のアドレス情報)をメインローデコーダとプリデコーダ
で共通に用い、プリデコーダ線FXB,FXの選択に用
いるアドレス信号を実効的に増すことにより実現でき
る。
【0040】レイアウトでは、サブワードドライバ群を
2つに分けるためにはサブワードドライバ領域17の中
央に隙間を作る必要がある。256本のサブワード線S
Wの構成では1つのサブワードドライバ領域17で12
8個のサブワードドライバがあるが、これを64個の群
れに分ける。中央の隙間は拡散層で1μm程度の距離で
ある。この隙間を作るにはサブワードドライバのビット
線方向の長さをメモリセルのピッチより少し短くして
(1/128μm)、128個の繰り返しの総和として
1μmの隙間を作るのが適当と考えられる。
【0041】サブワードドライバの構成によって、分割
数は1/2の他に、1/4、1/8など、さらに細かく
分割でき、低電力化の効果は大きい。ただし、1/4、
1/8などにすると、交差領域18上にインバータを置
く構成が難しく、高速、小面積の階層形ワード線方式と
の両立がいまのところ難しい。
【0042】本実施の形態のセンスアンプ群とサブデコ
ーダ群との交差領域18に設けるFXドライバを複数の
メモリセルサブアレー15間で兼用することで、その数
を削減し、低面積化することもできる。たとえば、図2
で交差領域18のFXドライバを4個と半減する代わり
に、その出力のプリデコーダ線FXを縦方向のメタル3
層M3だけでなく、メタル2層M2でメモリセルサブア
レー15上またはセンスアンプ上を横方向にも延ばし、
複数のサブワードドライバ領域17で共通に用いるもの
である。
【0043】図3は、本発明の実施の形態におけるFX
Bドライバと、それに関連するメインワードドライバの
回路図と動作波形図である。
【0044】ここで、VPPとはワード線の選択電位と
なるチップ内昇圧電圧である。VDDとは、たとえば3.
3Vあるいは5Vの外部印加の電源電圧である。DRA
Mの種類によっては、消費電力を下げるために内部降圧
方式をとり、電圧VDDより低い電圧VLで大部分の周
辺回路を動作させる場合がある。そのときは電圧VDD
のレベルでなく、電圧VLのレベルの信号を印加するの
は当然である。
【0045】これらのメインワードドライバ、FXBド
ライバはVPP振幅のプリチャージ信号XDPHk、V
DD振幅のプリデコーダ入力AX3i(FXBドライバ
はAX0l),AX6j,MSBkからのデコード機能
と電圧VPPの振幅へのレベル変換機能を具備してい
る。FXBドライバには本来、冗長なAX60,AX6
1,AX62,AX63が入力される。これらはメモリ
セルサブアレー15の上半分、下半分を識別するための
信号で、メインローデコーダの1/32の選択動作のた
めに本来必要である。
【0046】この信号を利用して、AX60,AX61
のいずれかがHighのときは、メモリセルサブアレー
15の上半分に属するメインワード線MWBのいずれか
が選択され、AX62,AX63のいずれかがHigh
のときは、メモリセルサブアレー15の下半分に属する
メインワード線MWBのいずれかが選択される。この構
成にしても、アクセス時間のクリティカルパスの論理段
数は増加せず、アクセス時間の増加はない。
【0047】以上の説明では、サブワード線SWの数は
256本、すなわち256本のワード線が1つのセンス
アンプにつながるビット線と交差するとしたが、これに
限定されることはない。たとえば、低面積化をねらった
512本のサブワード線の構成とすれば、本発明の効果
はますます大きくなる。
【0048】ここで、DRAMの代表的な動作モードで
ある読み出し動作、書き込み動作、リフレッシュ動作、
高速カラムモードをとりあげ、それぞれの概要を簡単に
説明する。
【0049】(1).読み出し動作 この読み出し動作において、たとえばアドレスマルチプ
レクスではアドレス信号は時分割で入力するため、ロー
アドレスストローブ信号RASBとカラムアドレススト
ローブ信号CASBの2つの同期信号が必要である。R
ASBがHighレベルの期間は、行系回路がプリチャ
ージされる期間で、この間はチップ内部ではいかなるメ
モリ動作も行われない。一方、CASBがHighレベ
ルの期間中は、データ出力バッファやデータ入力バッフ
ァなどの列系回路がプリチャージされる期間で、この間
はチップ外部との読み出し動作、書き込み動作は行われ
ない。
【0050】RASBがLowレベルになると行系回路
が活性化され、メモリ動作が始まる。続いて、CASB
がLowレベルになると読み出し動作あるいは書き込み
動作が始まり、チップ外部とのデータの授受が行われ
る。このようにDRAMでは、プリチャージ期間と活性
期間が交互に繰り返される。通常、RASBのサイクル
時間がチップのサイクル時間となる。
【0051】読み出し動作の指定は、書き込み制御信号
WEBをCASBの立ち下がり時点よりも前にHigh
レベルにして、CASBが立ち上がるまでそれを保持す
ることにより行う。データがいったん出力されると、C
ASBが立ち上がるまでデータを保持する。このアクセ
ス時間には3種類あって、RASBおよびCASBの立
ち下がり時点からデータ出力端子にデータが出力される
までの時間を、それぞれRASBアクセス時間、CAS
Bアクセス時間と呼び、列アドレスが確定された時点か
らデータが出力されるまでの時間をアドレスアクセス時
間と呼ぶ。
【0052】(2).書き込み動作 この書き込み動作において、アドレス信号とRASB,
CASBとの関係は、読み出し動作と同じなので省略す
る。またサイクル時間などのRASB,CASBのタイ
ミング規格も読み出し動作と全く同じである。ただし、
ライトイネーブル信号WEBをCASBの立ち下がり時
点よりも前にLowレベルにすることによって書き込み
動作を指定する。このサイクル中はデータ出力端子は高
インピーダンス(High−Z)状態に保持される。な
お、RASBをLowレベルのままの状態で、いったん
チップ外部に読み出したデータを外部で変更して再び同
じメモリセルに書き込むという、Read Modif
y Write動作の仕様もある。
【0053】(3).リフレッシュ動作 このリフレッシュ動作においては、読み出し・書き込み
といったランダムアクセス動作中に割り込んで行うリフ
レッシュ動作と、電池バックアップ期間中のようにチッ
プ内の記憶情報を保持するためだけに行うリフレッシュ
動作がある。前者では、RASB only リフレッ
シュと、CBR(CASB before RASB)
リフレッシュが、また後者ではセルフリフレッシュが標
準になっている。その他、データを出力しながらリフレ
ッシュを行うヒドン(hidden)リフレッシュもあ
る。
【0054】たとえば、RASB only リフレッ
シュにおいては、読み出し・書き込み動作と同じタイミ
ング規格のRASB 1サイクル中に、1行(ワード
線)の全メモリセルが同時にリフレッシュされる。ただ
し、CASBをHighレベルにしてチップ外部からリ
フレッシュアドレスを与えなければならない。最大リフ
レッシュ時間の期間内にアドレス信号の組み合わせでワ
ード線を順次選択してリフレッシュしなければならな
い。
【0055】このリフレッシュのしかたには集中リフレ
ッシュと分散リフレッシュがある。集中リフレッシュ
は、最小サイクルでリフレッシュを繰り返し、この期間
はチップ外部からメモリアクセスはできないが、残りの
全期間は、リフレッシュを割り込ませず外部からメモリ
アクセスを受け付ける方法である。分散リフレッシュ
は、リフレッシュ動作の1サイクルを最大リフレッシュ
時間の期間中に等しく分散したものである。実際には分
散リフレッシュが多用されるので、リフレッシュ動作の
1サイクルが通常の読み出し・書き込み動作のサイクル
に割り込んだタイミングとなる。
【0056】また、CBRリフレッシュにおいては、C
ASBをRASBに先行させてLowレベルにすること
によって、リフレッシュ動作であることを内部で判定す
る。この判定パルスによって内部のリフレッシュアドレ
スカウンタからアドレスが発生し、ワード線が選ばれリ
フレッシュされる。従って、外部からアドレス信号を与
える必要はない。
【0057】さらに、セルフリフレッシュにおいては、
通常のメモリサイクル終了後、CBRタイミングにして
RASBのパルス幅を、たとえば100μs以上に設定
する。内部ではこの時間以上になるとリフレッシュアド
レスカウンタとリフレッシュタイマーを用いたリフレッ
シュ動作が始まり、CASB,RASBがともにLow
レベルである限りセルフリフレッシュが続く。リフレッ
シュされる頻度が少ないほどチップの消費電力は低くな
るが、この頻度はチップ内の温度を検出するタイマーに
よって自動的に調整される。なお、セルフリフレッシュ
から通常サイクルに移る場合には、RASBのプリチャ
ージ期間が必要である。
【0058】(4).高速列アクセス動作 キャッシュメモリを採用したシステムや画像メモリなど
では、行アドレスは固定したままで、列アドレスの異な
る、それも連続した列アドレスの多数ビットをアクセス
する場合が多い。列アクセスモードは、メモリセルサブ
アレーの超並列でアクセス可能な構造上の特徴を利用し
たものである。列アドレスの多数ビットのデータを高速
に処理できるので、前記した用途に近年注目されてい
る。
【0059】この動作では、まず行アドレスによって行
(ワード)線を選択し、ワード線上の全てのメモリセル
を、センスアンプで増幅した状態でいったんそれぞれの
データ線に読み出しておく。次に、列アドレスによって
あるデータ線の読み出し情報をチップの外部に取り出
し、次に他の列アドレスによって他のデータ線の情報を
取り出すというように列アドレスを順次変えていけば、
ワード線上の全てのセル情報を連続して取り出すことが
でき、この動作は高速である。
【0060】この場合のアクセス時間は、列アドレスが
入力してデータが出力するまでの時間、すなわち前記し
たアドレスアクセス時間そのものであり、長時間を要す
る行系回路の動作時間、たとえばワード線の駆動時間や
センス時間を考慮する必要がないためである。サイクル
時間もこの分だけ速くなる。
【0061】書き込み動作についても、データ線に読み
出されているセル信号増幅データを、外部から与えた書
き込みデータで順次置き換えていくだけなので高速であ
る。所望のデータ線の全てに書き込みデータ電圧を印加
した後に、ワード線をオフにすることで列アクセスモー
ドの書き込みは完了する。このように、行アドレスは同
じままで、列アドレスのみを切り換える列アクセスモー
ドは種々提案されているが、ここでは代表的な高速ペー
ジモード、ニブルモード、スタティックカラムモードの
動作タイミングを説明する。
【0062】たとえば、高速ページモードの読み出しタ
イミングにおいては、列アドレスの選択はランダムであ
り、サイクル時間はたとえば40nsである。チップ内
部ではATD(Address Transition Detector)回路によ
って主な列系回路はサイクル毎にプリチャージされ、列
アドレスで選ばれたデータ線の読み出しデータが、デー
タ出力バッファ近くでCASBで制御されて出力され
る。CASBとのアドレスセットアップ時間、アドレス
ホールド時間などの規格のために、チップとしての高速
化には限界がある。
【0063】また、ニブルモードの読み出しタイミング
においては、たとえば4ビットのシフトレジスタ単位で
データが入出力される。ただし、2ビットのアドレス信
号を用いて4ビットの中の先頭ビットだけはランダムに
指定できる。すなわち最初の1ビット目は通常の読み出
しあるいは書き込み動作であるが、それに続く3ビット
はCASBのクロックパルスだけで連続出力する。先頭
ビット以外は列アドレスの指定は不要である。
【0064】このモードでは、データ出力端子近くに4
個のデータラッチ回路と、その出力を入力とする4ビッ
トのデコード機能付きリングカウンタ形シフトレジスタ
が設けられている。4個のサブアレーから並列に入力し
て4個のデータラッチ回路にいったん蓄えられた読み出
しデータは、シフトレジスタで直列に変換されてCAS
Bに同期して連続に外部出力される。このシフトレジス
タはもともと高速なので、ニブルモードサイクルはCA
SBサイクルで決まり、たとえば35nsと比較的速
い。
【0065】さらに、スタティックカラムモードの読み
出しタイミングにおいては、同じ行アドレスのもとで列
アドレスを換えて、データ線に読み出されている増幅デ
ータの読み出し・書き込みを行うというものである。連
続サイクル中はCASBはLowレベルのままで、アド
レス信号はdon’t careの部分がない。CAS
Bで列アドレスをラッチできないためである。列アドレ
スの指定はランダムであり、サイクル時間はアドレスの
切り換えだけで決まる。ATD回路と列アドレスバッフ
ァの動作だけで列系回路の選択動作が行われる。
【0066】以上のようにして、DRAMのメモリセル
に対する読み出し動作、書き込み動作、リフレッシュ動
作、高速列アクセス動作が行われる。なお、DRAMは
RASB、CASB、WEBの制御信号の立ち上がり/
下がりで制御されるのに対して、シンクロナスDRAM
の場合はコマンドにより制御され、このコマンドはチッ
プセレクト信号CSB、RASB、CASB、WEBの
組み合わせにより定義される。
【0067】従って、本実施の形態の半導体記憶装置に
よれば、プリデコーダ線FXB,FXをメモリセルサブ
アレー15内で上側用、下側用に2分割することによ
り、プリデコーダ線FXB,FXの負荷が1/2となる
ので、消費電力を減少させることができる。試算によれ
ば、消費電力を前記図6の非分割による階層形ワード線
方式の2/3にすることができる。
【0068】また、本実施の形態においては、プリデコ
ーダ線FXをメモリセルサブアレー15上またはセンス
アンプ上を横方向にも延ばし、センスアンプ群とサブデ
コーダ群との交差領域18に設けるFXドライバを複数
のメモリセルサブアレー15間で兼用することにより、
FXドライバの数を削減し、低面積化を実現することが
できる。
【0069】さらに、メモリセルサブアレー15の上半
分/下半分に属するプリデコーダ線FXBのいずれかが
選択される構成により、アクセスのクリティカルパスの
論理段数は増加しないので、アクセス時間の増加も抑え
ることができる。
【0070】以上、本発明者によってなされた発明をそ
の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前
記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0071】たとえば、前記実施の形態においては、サ
ブワード線SWの数は256本の例で説明したが、これ
に限定されるものではなく、低面積化をねらった512
本、さらに多くのサブワード線の構成とすることも可能
であり、この場合にはますます本発明の効果は大きくな
る。
【0072】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその属する技術分野であるDRAMあ
るいはシンクロナスDRAMによる半導体記憶装置に適
用した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、SRAM、RAM、ROM、PROM、EP
ROM、EEPROMなどの他の半導体記憶装置につい
ても広く適用可能である。
【0073】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0074】(1).サブワードドライバ群とプリデコーダ
線群とが複数のグループに分割され、各プリデコーダ線
群は該当のサブワードドライバ群のみを駆動するよう
に、メインワードデコーダに入力される一部のアドレス
信号をプリデコーダでも共通に用いることで、パルス動
作のプリデコーダ線群の負荷容量を小さくすることがで
きるので、消費電力を減少させることが可能となる。
【0075】(2).2つのグループに分割して、1つのプ
リデコーダ線群は半数のサブワードドライバ群のみを駆
動するように、一部のアドレス信号をメインワードデコ
ーダとプリデコーダとで共通に用いることで、プリデコ
ーダ線の一部のみをパルス動作させる上、サブワードド
ライバ群の半分のみを制御してプリデコーダ線の負荷を
1/2にすることができるので、特に高速化、低面積化
とを両立させた低電力化が可能となる。
【0076】(3).1つのサブワードドライバは、メイン
ワード信号(MWB)とプリデコーダ信号(FXB)、
その反転信号(FX)を用いて論理動作を行うが、FX
ドライバを複数のメモリセルサブアレー間で兼用してF
Xドライバの数を削減することができるので、低面積化
を実現することが可能となる。
【0077】(4).前記(1) 〜(3) により、大容量化の傾
向にあるDRAM、シンクロナスDRAMなどの階層形
ワード線構成の半導体記憶装置において、この階層形ワ
ード線方式のワード線ピッチの緩和による製造歩留まり
の向上が得られる利点を維持しながら、消費電力の増加
を抑制するとともに、高速化、低面積化を実現すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b) は本発明の一実施の形態である半導体
記憶装置を示すレイアウト図と部分拡大図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるメモリセルサブ
アレー内のプリデコーダ線を示すレイアウト図である。
【図3】(a),(b) は本発明の一実施の形態におけるFX
Bドライバと、それに関連するメインワードドライバを
示す回路図と動作波形図である。
【図4】(a),(b) は本発明の前提となる半導体記憶装置
における階層形ワード線構成を示すレイアウト図と部分
拡大図である。
【図5】(a),(b) は本発明の前提となる半導体記憶装置
におけるサブワードドライバを示す回路図と動作波形図
である。
【図6】本発明の前提となる半導体記憶装置におけるメ
モリセルサブアレー内のプリデコーダ線を示すレイアウ
ト図である。
【符号の説明】
10 メモリチップ 11 メインローデコーダ領域 12 メインワードドライバ領域 13 カラムデコーダ領域 14 周辺回路/ボンディングパッド領域 15 メモリセルサブアレー 16 センスアンプ領域 17 サブワードドライバ領域 18 交差領域 MWB メインワード線(反転) FXB プリデコーダ線(反転) FX プリデコーダ線 SW サブワード線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階層形ワード線構成の半導体記憶装置で
    あって、メモリセルサブアレー領域と隣接してサブワー
    ドドライバ領域とセンスアンプ領域、およびそれらの交
    差領域があり、メモリセルサブアレー上を、サブワード
    ドライバ群を動作させるためのメインワード線群、この
    メインワード線群より少数のプリデコーダ線群が平行に
    複数の前記サブワードドライバ群と直交するように配置
    され、前記サブワードドライバ群と前記プリデコーダ線
    群とが複数のグループに分割され、各プリデコーダ線群
    は前記メモリセルサブアレー用のサブワードドライバ群
    のうちの該当のサブワードドライバ群のみを駆動するよ
    うに、メインワードデコーダに入力される一部のアドレ
    ス信号をプリデコーダでも共通に用いることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記サブワードドライバ群と前記プリデコーダ線群
    とが2つのグループに分割され、1つのプリデコーダ線
    群は半数のサブワードドライバ群のみを駆動するよう
    に、前記一部のアドレス信号を前記メインワードデコー
    ダと前記プリデコーダとで共通に用いることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記プリデコーダ線群は前記サブワードドライバ領
    域上で異なる層に変換され、センスアンプ群とサブワー
    ドドライバ群との前記交差領域にインバータを設け、前
    記プリデコーダ線を入力し、その反転信号を出力とし、
    1つのサブワードドライバはメインワード信号とプリデ
    コーダ信号、その反転信号を用いて論理動作を行うこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置であっ
    て、前記各サブワードドライバは、第1のPMOSトラ
    ンジスタと第2、第3のNMOSトランジスタとからな
    り、前記第1のPMOSトランジスタと前記第2のNM
    OSトランジスタとのゲートは共通に前記メインワード
    線に接続され、前記第1のPMOSトランジスタと前記
    第2、第3のNMOSトランジスタとのドレインは共通
    にサブワード線に接続され、前記第3のNMOSトラン
    ジスタのゲートは前記プリデコーダ線に接続され、前記
    第1のPMOSトランジスタのソースは前記プリデコー
    ダ線の反転制御線に接続され、かつ前記第2、第3のN
    MOSトランジスタのソースは0Vに接続されているこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の半導体
    記憶装置であって、前記半導体記憶装置は、大容量のD
    RAMであることを特徴とする半導体記憶装置。
JP9114881A 1997-05-02 1997-05-02 半導体記憶装置 Pending JPH10308091A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100405925B1 (ko) * 2000-04-13 2003-11-15 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 저전원 전압화 가능한 반도체 기억 장치
US6785171B2 (en) 2001-09-11 2004-08-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device
JP2007052913A (ja) * 1995-11-09 2007-03-01 Hitachi Ltd 半導体記憶装置

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JP2007052913A (ja) * 1995-11-09 2007-03-01 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
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