JPH10307923A - 顔部品抽出装置および顔の向き検出装置 - Google Patents

顔部品抽出装置および顔の向き検出装置

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JPH10307923A
JPH10307923A JP9114010A JP11401097A JPH10307923A JP H10307923 A JPH10307923 A JP H10307923A JP 9114010 A JP9114010 A JP 9114010A JP 11401097 A JP11401097 A JP 11401097A JP H10307923 A JPH10307923 A JP H10307923A
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Makihito Seki
真規人 関
Mitsuo Shitaya
光生 下谷
Minoru Nishida
稔 西田
Toshihide Satake
敏英 佐竹
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • G06V40/161Detection; Localisation; Normalisation
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 検出対象者が顔を傾けている場合も、そうで
ない場合も、顔部品を精度よく抽出する。 【解決手段】 カメラ10より入力した顔画像より顔部
品、例えば鼻孔対を抽出する鼻孔抽出回路21、及び鼻
孔対の位置に応じて画素の投影方法を決めて画素を投影
し、投影データを作成する投影回路22を備え、投影デ
ータに基づいて他の顔部品、例えば2つの目を画像より
抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人物の顔面の特
徴、例えば、目、眉、鼻孔、口などの顔部品を抽出する
顔部品抽出装置と、抽出した顔部品を用いて顔の向きを
検出する顔の向き検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は、例えば、特開平6−1298
34号公報や特開平7−271964号公報などに示さ
れている従来の顔部品抽出装置の構成を示すブロック図
である。図18において、1は検出対象者の顔、10は
検出対象者の顔1を撮影するCCDカメラ、20はCC
Dカメラ10から出力される画像信号を一時記憶する画
像メモリ、11は顔画像の画素を投影し、投影データを
作成する投影回路、12は投影回路11で作成した投影
データに応じて顔部品を抽出する顔部品抽出回路であ
る。
【0003】以下、図19のフロチャートを用いて、従
来の顔部品抽出装置の動作を説明する。まず、S2にお
いてCCDカメラ10で検出対象者の顔1の顔画像を取
り込み、画像メモリ20に記憶する。次に、S3におい
て顔画像の水平方向に、画素を投影し、投影回路11で
投影データを作成する。
【0004】具体的には、画素の濃度値を加算したり、
ある閾値以上(以下)の濃度値を持つ画素の個数を数え
たりする。例として、ある閾値以下の濃度値をもつ黒画
素を数えた例を図20に示す。次に、S4において、投
影データに基づき、目などの顔部品を抽出する。図20
の例では、投影データの上から1番目の山を眉、2番目
の山を目、3番目の山を鼻孔、4番目の山を口とみなし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の顔部品抽出装置
は以上のように構成されていたので、検出対象者が顔を
傾けていない場合には、図20のように、投影データに
眉、目、鼻孔、口が分離した山として現れ、顔部品を容
易に抽出することができた。しかし、検出対象者が顔を
傾けている場合や横を向いた場合には、特に眉や目が、
図21のように分離した山として現れず、それらを分け
て抽出することができなかった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、検出対象者が顔を傾けている場
合もそうでない場合も、目などの顔部品を精度よく抽出
できる顔部品抽出装置と、抽出した顔部品に基づいて顔
の向きを検出する顔の向き検出装置を得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る顔部品抽出装置は、顔を撮影する撮影手段と、この撮
影手段から出力される画像信号をもとに顔画像を一時記
憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
顔画像より1対の顔部品を1組または複数組の候補とし
て抽出する第1の特徴抽出手段と、上記候補ごとに、1
対の顔部品の位置に応じて画素の投影方法を決め、画素
を投影し、投影データを作成する投影手段と、上記候補
ごとに、1対の顔部品の位置と作成した投影データに基
づいて他の顔部品を1つまたは複数の候補として抽出す
る第2の特徴抽出手段と、上記第1および第2の特徴抽
出手段で抽出した候補から顔部品を特定する候補特定手
段とを備えたものである。
【0008】また、この発明の請求項2に係る顔部品抽
出装置は、上記投影手段が、上記第1の特徴抽出手段で
抽出した1対の顔部品の中心どうしを結ぶ方向に、画素
を投影するものである。また、この発明の請求項3に係
る顔部品抽出装置は、上記投影手段が、上記第1の特徴
抽出手段で抽出した1対の顔部品の中心どうしを結ぶ方
向に対して垂直方向に、画素を投影するものである。
【0009】また、この発明の請求項4に係る顔部品抽
出装置は、上記投影手段が、上記第1の特徴抽出手段で
抽出した1対の顔部品の位置に応じて顔画像上に所定領
域を設定し、所定領域内の画素だけを投影するものであ
る。
【0010】また、この発明の請求項5に係る顔部品抽
出装置は、上記第1および第2の特徴抽出手段の抽出結
果に基づいて、顔の状態に関する特徴量を算出する顔特
徴量算出手段を備え、上記候補特定手段が、上記顔特徴
量算出手段の算出結果に応じて、上記顔部品の候補を特
定することを特徴とするものである。
【0011】また、この発明の請求項6に係る顔部品抽
出装置は、上記顔特徴量算出手段が、上記第1および第
2の特徴抽出手段で抽出した顔部品の候補の組み合わせ
ごとに、顔部品の画像上の絶対位置を用いて、撮影手段
に対する顔の向きを算出し、上記候補特定手段が、上記
顔の向きの算出結果に応じて、上記顔部品の候補を特定
するものである。
【0012】また、この発明の請求項7に係る顔部品抽
出装置は、上記顔特徴量算出手段が、上記第1および第
2の特徴抽出手段で抽出した顔部品の候補の組み合わせ
ごとに、顔部品の画像上の絶対位置を用いて、顔部品の
撮影手段に対する三次元相対位置を算出し、上記候補特
定手段が、上記三次元相対位置の算出結果に応じて、上
記顔部品の候補を特定するものである。
【0013】また、この発明の請求項8に係る顔部品抽
出装置は、上記候補特定手段において、上記第1および
第2の特徴抽出手段で抽出した顔部品の候補から顔部品
を特定することができなかった場合には、上記候補特定
手段が、上記第1および第2の特徴抽出手段に対して、
再度顔部品候補を抽出し直すように指示するものであ
る。
【0014】また、この発明の請求項9に係る顔部品抽
出装置は、上記第1の特徴抽出手段が、上記1対の顔部
品として2つの鼻孔、2つの目、2つの瞳孔、または2
つの眉を抽出するものである。
【0015】また、この発明の請求項10に係る顔部品
抽出装置は、上記第1の特徴抽出手段が、頭髪、また
は、顔輪郭に応じて所定領域を設定し、所定領域内より
上記1対の顔部品を抽出するものである。
【0016】また、この発明の請求項11に係る顔部品
抽出装置は、上記顔画像を補正する画像補正手段と、顔
画像よりエッジ画像を生成するエッジ検出手段と、を備
え、上記第1および第2の特徴抽出手段および投影手段
が、補正後の顔画像またはエッジ画像より顔部品の抽出
および画素の投影を行うとともに、上記画像補正手段
が、上記候補特定手段が過去に特定した顔部品近傍のエ
ッジ画像内に所定領域を設定し、所定領域内の画素の濃
度値の平均値または分散値の時系列データに応じて補正
方法を変更し、画像を補正するものである。
【0017】また、この発明の請求項12に係る顔部品
抽出装置は、上記顔画像を補正する画像補正手段と、顔
画像より二値画像を生成する二値化処理手段と、を備
え、上記第1および第2の特徴抽出手段および投影手段
が、補正後の顔画像または二値画像より顔部品の抽出お
よび画素の投影を行うとともに、上記画像補正手段が、
上記候補特定手段が過去に特定した顔部品近傍の二値画
像内に所定領域を設定し、所定領域内の白画素領域また
は黒画素領域の大きさ、形状、数、相対位置に応じて、
補正方法を変更し、画像を補正するものである。
【0018】また、この発明の請求項13に係る顔部品
抽出装置は、上記画像補正手段が、上記撮影手段のゲイ
ン制御により画像を補正するものである。
【0019】また、この発明の請求項14に係る顔部品
抽出装置は、上記画像補正手段が、上記画像の濃度値を
補正するものである。
【0020】また、この発明の請求項15に係る顔の向
き検出装置は、顔を撮影する撮影手段と、この撮影手段
から出力される画像信号をもとに顔画像を一時記憶する
画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された顔画像
より1対の顔部品を1組または複数組の候補として抽出
する第1の特徴抽出手段と、上記候補ごとに、1対の顔
部品の位置に応じて画素の投影方法を決め、画素を投影
し、投影データを作成する投影手段と、上記候補ごと
に、1対の顔部品の位置と作成した投影データに基づい
て他の顔部品を1つまたは複数の候補として抽出する第
2の特徴抽出手段と、上記第1および第2の特徴抽出手
段で抽出した候補から顔部品を特定する候補特定手段
と、上記候補特定手段で特定した顔部品の画像上の絶対
位置を用いて、撮影手段に対する顔の向きを算出する顔
の向き算出手段とを備えたものである。
【0021】また、この発明の請求項16に係る顔の向
き検出装置は、上記候補特定手段において顔部品が特定
できなかったときには、顔の向き算出手段は、過去に特
定された顔部品の位置および顔の向きの時系列データに
基づいて顔の向きを決定するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1におけ
る顔部品抽出装置の構成を示すブロック図である。図1
において、1は検出対象者の顔、10は検出対象者の顔
1を撮影する撮像手段としてのCCDカメラ、20はC
CDカメラ10から出力される画像信号を一時記憶する
画像メモリ、21は画像メモリ20に記憶された顔画像
から画像処理により2つの鼻孔を抽出する第1の特徴抽
出手段としての鼻孔抽出回路、22は鼻孔抽出回路21
で抽出した2つの鼻孔の位置に応じて、画素の投影方法
を決め、画像メモリ20に記憶された顔画像の画素を投
影し、投影データを作成する投影手段としての投影回
路、23は投影回路22で作成した投影データと鼻孔抽
出回路21で抽出した2つの鼻孔の位置に応じて、2つ
の目を抽出する第2の特徴抽出手段としての目抽出回路
である。なお、以下では、2つの鼻孔を鼻孔対と呼ぶこ
とにする。
【0023】図2は、この発明の実施の形態1における
顔部品抽出装置の処理を示すフローチャートである。ま
ず、S11においてCCDカメラ10で濃淡顔画像を取
り込み、画像メモリ20に記憶する。次に、鼻孔抽出回
路21は、S12で顔画像から画像処理により鼻孔対を
抽出する。
【0024】鼻孔対の抽出は、例えば、顔画像を二値化
処理したときの各黒(白)画素領域の形状、密度、相対
位置に基づいて行う。形状は、各黒画素領域を外接する
四角形がほぼ正方形であることを条件とする。また、密
度は、外接四角形の面積に対する黒画素領域の面積があ
る閾値以上であることを条件とする。相対位置に関して
は、黒画素領域が互いに近接していることを条件とす
る。
【0025】次に、S13において鼻孔対の抽出結果を
判定し、鼻孔対が抽出できた場合には、投影回路22
は、S14において鼻孔抽出回路21より鼻孔対の位置
データを受取り、画素の投影方向を設定する。ここで
は、図3に示すように、鼻孔の中心どうしを結ぶ方向を
投影方向とする。また、投影回路22は、同時に、鼻孔
の中心どうしを結ぶ方向に対して垂直な方向にも、画素
の投影を行うように設定する。
【0026】さらに、投影回路22は、S15におい
て、投影する画素を限定するために、鼻孔対の位置デー
タに応じて顔画像上に所定の領域を設定する。S16で
は、投影回路22は、投影方法に基づいて、所定領域内
の画素だけを投影し、投影データを作成する。
【0027】例えば、鼻孔対の位置データが(X1,Y
1)および(X2,Y2)であるときには、以下のよう
に画素を投影する(図4参照)。ただし、以下に説明す
るのは、鼻孔の中心どうしを結ぶ方向への投影方法であ
り、鼻孔の中心どうしを結ぶ方向に対して垂直な方向へ
の投影方法については、同様であるので省略する。
【0028】まず、投影データを蓄積する一次元配列
p[0]〜p[500]を用意し、初期値として0を与
える。配列の数500は、投影範囲に応じて決めればよ
く、これにこだわるものではない。次に、所定領域内の
全ての画素について濃度値を調べ、画素(x,y)の濃
度値が、ある閾値(例えば100)以下であれば、下式
(1)を満足する一次元配列の要素b、つまり、p
[b]の値に1を加算することにより行う。
【0029】 b=[(X2 − X1) × y − (Y2 − Y1) × x] ……(1) ただし、[ ]はガウス記号とする。
【0030】次に、S17において、目抽出回路23
は、投影データと鼻孔対の位置をもとに、目を抽出す
る。目の抽出は、投影データを記憶している一次元配列
を調べ、ある閾値以上の値をもつ要素の範囲を目として
抽出する(図5参照)。ただし、抽出した2つの目と鼻
孔対(中心)が鋭角三角形を構成し、また、鼻孔を結ぶ
方向と両目を結ぶ方向がほぼ並行となることが条件であ
る。なお、S13において鼻孔対が抽出できなかった場
合は、すぐに終了する。
【0031】以上のように、この実施の形態1では、鼻
孔対の位置をもとに投影方向を変えて設定するので、例
え、顔が傾いていても、目領域を構成する画素からの投
影が分散することなく、投影データに正しく反映され、
安定した目の抽出が行える。また、鼻孔対の位置をもと
に所定領域を設定し、投影する画素を限定するため、他
の顔部品の影響が低減し、安定した目の抽出が行える。
【0032】なお、この実施の形態1では、まず鼻孔対
を抽出しているが、鼻孔にこだわるものではなく、最終
的に抽出する顔部品によっては、鼻孔の代わりに左右1
対となった顔部品である2つの目、または2つの瞳孔、
または2つの眉を抽出してもよい。また、鼻孔と口
(唇)という組合せでもよい。また、逆に、最終的に抽
出する目の代わりに、瞳孔、眉、口、髪、眼鏡レンズ、
眼鏡フレームを抽出してもよい。
【0033】また、この実施の形態1では、(1)式を
用いて画素の投影を行っているが、これにこだわるもの
ではなく、ハフ変換の公式等を用いて行ってもよい。ま
た、この実施の形態1では、鼻孔対の位置に応じて投影
方向を変更するが、これにこだわるものではなく、鼻孔
対の位置に応じて画像自体を回転し、回転後の画像にお
ける画素を特定の方向、例えば、水平方向、垂直方向に
投影してもよい。
【0034】また、この実施の形態1では、投影データ
の作成方法として、ある閾値以上(以下)の濃度値をも
つ画素の個数を数えているが、これにこだわるものでは
なく、投影先の一次元配列の値に画素の濃度値を加算す
るものであってもよい。
【0035】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2における顔部品抽出装置の構成を示すブロック図
である。図6において、24は画像メモリ20に記憶さ
れた顔画像から画像処理により鼻孔対の候補を1組また
は複数組抽出する第1の特徴抽出手段としての鼻孔候補
抽出回路、25は鼻孔候補抽出回路24で抽出した各鼻
孔対の候補ごとに、それらの位置に応じて画素の投影方
法を決め、画像メモリ20に記憶された顔画像の画素を
投影し、投影データを作成する投影手段としての投影回
路、26は投影回路25で作成した投影データと鼻孔候
補抽出回路24で抽出した鼻孔対候補の位置に応じて、
各組の鼻孔対候補ごとに目候補を抽出する第2の特徴抽
出手段としての目候補抽出回路、27は鼻孔候補抽出回
路24で抽出した鼻孔対候補と目候補抽出回路26で抽
出した目候補の画像上の絶対位置を用いて、鼻孔対候補
および目候補のカメラに対する三次元相対位置を算出す
る顔特徴量算出手段としての三次元位置算出回路、28
は三次元位置算出回路27の算出結果をもとに複数組の
鼻孔対候補と目候補から1組の鼻孔対と目を特定する候
補特定手段としての目・鼻孔特定回路である。その他
は、実施の形態1と同様の働きをする。
【0036】図7は、この発明の実施の形態2における
顔部品抽出装置の処理を示すフローチャートである。以
下、この装置の動作に関して、図7のフローチャートを
用いて説明する。まず、S11においてCCDカメラ1
0で濃淡顔画像を取り込み、画像メモリに記憶する。次
に、鼻孔候補抽出回路24は、S21で顔画像から画像
処理により鼻孔対の候補を1組または複数組抽出する。
抽出の方法は、実施の形態1と同様である。
【0037】次に、S22において鼻孔対候補の抽出結
果を判定し、少なくとも1組の鼻孔対候補がある場合に
は、S24で1組ずつ選択して、各候補ごとにS25か
らS29までの処理を行う。
【0038】まず、投影回路25は、S25において鼻
孔候補抽出回路24より鼻孔対候補の位置データを受取
り、画素の投影方向を設定する。さらに、投影回路25
は、S26において、投影する画素を限定するために、
鼻孔対候補の位置データに応じて顔画像上に所定の領域
を設定する。S27では、投影回路25は、投影方法に
基づいて、所定領域内の画素だけを投影し、投影データ
を作成する。
【0039】そして、S28において、目候補抽出回路
26は、投影データと鼻孔対候補の位置をもとに、目候
補を抽出する。S29では、三次元位置算出回路27に
よって、抽出した目候補と鼻孔対候補の画像上の絶対位
置より、目候補と鼻孔対候補のカメラに対する三次元相
対位置を算出する。なお、投影方向や投影範囲の設定方
法、投影データの作成方法、目候補の抽出方法は実施の
形態1と同様である。
【0040】また、三次元相対位置の算出方法として
は、例えば、電子情報通信学会論文誌D−II (Vo
l.J72−D−II,No.9,pp.1441−1
447)の「単眼視画像による顔の向き検出法の指示入
力への応用」などに述べられている方法を用いればよ
い。上記文献の方法を以下に簡単に説明する。上記文献
では、図8に示すように、カメラのレンズの中心を原点
とする三次元の(X,Y,Z)座標系を用いており、Z
軸はカメラの光軸に等しく、レンズから二次元画像平面
(CCD面)までの焦点距離を既知情報fとしている。
【0041】また、画像平面は XY平面に平行であ
る。このとき、三次元空間における特徴点はカメラレン
ズの中心に対して中心投影されていると仮定できるの
で、逆に、画像上の目候補、鼻孔対候補の絶対位置、す
なわち座標値Q1,Q2,Q3より、三次元空間中の位
置P1,P2,P3への三次元方向u1,u2,u3
(尚、電子出願の書式の制約上、u1,u2,u3上の
各ベクトル記号→は省略する)が分かる。また、P1,
P2,P3の各特徴点間の三次元のユークリッド距離を
既知情報として与えてやれば、三次元空間中の位置、す
なわちカメラに対する三次元相対位置P1,P2,P3
を算出することができる。
【0042】最後に、S30において、目・鼻孔特定回
路28が、各々の候補の組に対する三次元相対位置の算
出結果をもとに、複数の候補から目と鼻孔を特定する。
具体的には、基準とする一般的な三次元の顔モデルを用
意しておき、相関の最も高いものを選択することによ
り、目と鼻孔を特定する。なお、S22において鼻孔対
の候補が抽出できなかった場合は、すぐに終了する。
【0043】以上のように、この実施の形態2では、実
施の形態1の効果に加え、最初に鼻孔対を1組に絞り込
まないので、鼻孔対と目の未抽出や誤抽出が少ない。ま
た、目候補と鼻孔候補の三次元相対位置を評価して目と
鼻孔を特定(抽出)するので、抽出精度が非常によい。
【0044】なお、この実施の形態2では、1枚の静止
画像を入力とした場合について述べているが、それにこ
だわるものではなく、時系列顔画像を入力とした場合に
は、S30において、過去の目および鼻孔の三次元相対
位置、あるいは過去からの三次元の動きも考慮して特定
してもよい。例えば、過去の三次元相対位置からの総変
移の最も小さい組を選択する。
【0045】また、この実施の形態2では、三次元相対
位置を算出して候補を特定しているが、三次元相対位置
にこだわるものではなく、目候補と鼻孔候補の画像上の
絶対位置を用いて、カメラに対する顔の向きを算出し、
候補を特定してもよい。また、三次元相対位置を算出し
ないで、単に、画像上の二次元相対位置を算出し、候補
を特定してもよい。
【0046】また、この実施の形態2では、S30で目
・鼻孔特定回路28が目と鼻孔を特定した後、終了する
ことになっているが、もし、候補から目と鼻孔を特定す
ることができなかった場合は、S21に戻るようにし
て、再度鼻孔と目の候補を抽出し直すようにしてもよ
い。
【0047】実施の形態3.図9は、この発明の実施の
形態3における顔部品抽出装置の構成を示すブロック図
である。図9において、29は20に記憶された顔画像
から画像処理により顔の輪郭を抽出する顔輪郭抽出回路
である。その他は、実施の形態1や実施の形態2と同様
の働きをする。
【0048】図10は、この発明の実施の形態3におけ
る顔部品抽出装置の処理を示すフローチャートである。
以下、この装置の動作に関して、図10のフローチャー
トを用いて説明する。まず、S11においてCCDカメ
ラ10で濃淡顔画像を取り込み、画像メモリ20に記憶
する。次に、顔輪郭抽出回路29は、S31で顔画像か
ら画像処理により顔の輪郭を抽出する。顔の輪郭の抽出
は、例えば、顔画像に対し、微分フィルタを施してエッ
ジを検出したときのエッジの状態に基づいて行う。
【0049】次に、S32において、鼻孔候補抽出回路
24は、S31で抽出した顔輪郭をもとに、顔画像上に
所定の領域を設定する。例えば、図11に示すように、
顔輪郭の左右端点より所定画素数だけ内側の点、および
上下端点より所定画素数だけ内側の点を通る長方形を所
定領域として設定する。この所定画素数は、例えば、左
右端点より10画素、上下端点より50画素とする。あ
るいは、例えば、左右端点間の幅の10%、上下端点間
の幅の30%に相当する画素数とする。S33では、鼻
孔候補抽出回路24は、所定領域内より鼻孔対の候補を
1組または複数組抽出する。それ以降の処理は、実施の
形態1や実施の形態2と同様である。
【0050】以上のように、この実施の形態3では、実
施の形態1や実施の形態2の効果に加え、顔の輪郭とい
う大域的な情報をもとに鼻孔対候補を抽出するので、信
頼性の高い鼻孔対候補だけが抽出されるようになり、さ
らに誤抽出が少なくなる。なお、この実施の形態3で
は、顔の輪郭をもとに鼻孔対候補を抽出しているが、顔
の輪郭にこだわるものではなく、頭髪などの大域的な情
報を用いて鼻孔対の候補を抽出してもよい。
【0051】実施の形態4.図12は、この発明の実施
の形態4における顔部品抽出装置の構成を示すブロック
図である。図12において、30はCCDカメラ10か
ら出力される顔画像よりエッジ画像を生成するエッジ検
出手段としてのエッジ検出回路、31はCCDカメラ1
0のゲインパラメータを制御することにより画像を補正
する画像補正手段としての画像補正回路31であり、エ
ッジ検出回路30から出力されるエッジ画像は、画像メ
モリ20に一時記憶され、鼻孔対候補の抽出や投影デー
タ作成に用いられる。その他は、実施の形態1から3と
同様の働きをする。
【0052】図13は、この発明の実施の形態4におけ
る顔部品抽出装置の処理を示すフローチャートである。
以下、この装置の動作に関して、図13のフローチャー
トを用いて説明する。まず、S11においてCCDカメ
ラ10で濃淡顔画像を取り込み、S41で、エッジ検出
回路30は微分フィルタを施してエッジ画像を生成し、
画像メモリ20に記憶する。これより以下、S30で目
・鼻孔を特定するまでは、実施の形態1から3と同様で
ある。
【0053】次に、S42で、画像補正回路31は、S
30で抽出した目および鼻孔の位置に応じてエッジ画像
に所定領域を設定する。そして、S43において、所定
領域内の画素の濃度値の平均値または分散値に応じてC
CDカメラ20のゲインパラメータを変更する。具体的
には、目および鼻孔のエッジが際だつようにパラメータ
を変更する。以上S11からS43までの処理を、時系
列画像に対して繰り返し行う。
【0054】以上のように、この実施の形態4では、実
施の形態1から3の効果に加え、CCDカメラ10のゲ
インパラメータを制御し、目および鼻孔のエッジが際だ
つように画像のコントラストを最適化するため、目候補
および鼻孔候補の抽出が容易となる。その結果、信頼性
の高い鼻孔対候補だけが抽出されるようになり、さらに
誤抽出が少なくなる。なお、この実施の形態4では、エ
ッジ画像を用いて鼻孔対候補の抽出や投影データを作成
しているが、エッジ画像にこだわるものではなく、濃淡
顔画像でもよい。
【0055】実施の形態5.図14は、この発明の実施
の形態5における顔部品抽出装置の構成を示すブロック
図である。図14において、32はCCDカメラ10か
ら出力される顔画像の濃度値を補正する画像補正手段と
しての画像補正回路であり、33は補正された顔画像よ
り二値画像を生成する二値化処理手段としての二値化処
理回路である。二値化処理回路33から出力される二値
画像は、画像メモリ20に一時記憶され、鼻孔対候補の
抽出や投影データ作成に用いられる。その他は、実施の
形態1から4と同様の働きをする。
【0056】図15は、この発明の実施の形態5におけ
る顔部品抽出装置の処理を示すフローチャートである。
以下、この装置の動作に関して、図15のフローチャー
トを用いて説明する。まず、S11においてCCDカメ
ラ10で濃淡顔画像を取り込み、S51で、画像補正回
路32は、顔画像の濃度値を補正する。補正方法は後に
述べる。そして、S52において、二値化処理回路33
は、補正後の画像より二値画像を生成し、画像メモリ2
0に記憶する。これより以下S30までは、実施の形態
1から4と同様である。
【0057】次に、S53で、画像補正回路32は、S
30で抽出した目および鼻孔の位置に応じて二値画像内
に所定領域を設定する。そして、S54において、所定
領域内の白画素領域または黒画素領域の大きさ、形状、
数、相対位置に応じて濃度値の補正方法を変更する。例
えば、濃度ヒストグラムが平坦になるように変更するこ
とで画像のコントラストを最適化する。つまり、S51
では、この補正方法に基づいて画像の濃度値を補正する
ことになる。以上S11からS54までの処理を、時系
列画像に対して繰り返し行う。
【0058】以上のように、この実施の形態5では、実
施の形態3の効果に加え、コントラストが最適になるよ
うに顔画像の濃度値を補正するため、目候補および鼻孔
候補の抽出が容易となる。その結果、信頼性の高い鼻孔
対候補だけが抽出されるようになり、さらに誤抽出が少
なくなる。なお、この実施の形態5では、二値画像を用
いて鼻孔対候補の抽出や投影データを作成しているが、
二値画像にこだわるものではなく、濃淡顔画像でもよ
い。
【0059】実施の形態6.図16は、この発明の実施
の形態6における顔の向き検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。図16において、32はCCDカメラ10
から出力される顔画像の濃度値を補正する画像補正手段
としての画像補正回路であり、34は補正された顔画像
よりエッジ画像を生成するエッジ検出手段としてのエッ
ジ検出回路である。エッジ検出回路34から出力される
エッジ画像は、画像メモリ20に一時記憶され、鼻孔対
候補の抽出や投影データ作成に用いられる。
【0060】また、35は目・鼻孔特定回路28で特定
した目および鼻孔対の三次元相対位置より顔の向きを算
出する顔の向き算出回路、36は算出した顔の向きの時
系列データを基に顔の向きを補正する顔の向き補正回路
である。その他は、実施の形態1から5で説明した顔部
品抽出装置の回路と同様の働きをする。
【0061】図17は、この発明の実施の形態6におけ
る顔の向き検出装置の処理を示すフローチャートであ
る。以下、この装置の動作に関して、図17のフローチ
ャートを用いて説明する。まず、S11においてCCD
カメラ10で濃淡顔画像を取り込み、S61で、画像補
正回路32は、顔画像の濃度値を補正する。補正方法は
後に述べる。
【0062】そして、S62において、エッジ検出回路
34は、補正後の画像よりエッジ画像を生成して画像メ
モリ20に記憶する。これより以下S30までは、実施
の形態1から5と同様である。
【0063】次に、S63で顔の向き算出手段としての
顔の向き算出回路35は、S30で特定した目および鼻
孔対の三次元相対位置を用いて、CCDカメラ10に対
する顔の向きを算出する。ただし、顔の向きは、目およ
び鼻孔対を含む平面の法線方向とする。また、S64で
は、顔の向きの出力データを滑らかにするため、過去の
顔の向きの時系列データを用いて、出力データを平滑化
し、顔の向きを補正する。
【0064】続いて、時系列的に次の画像のために、S
65で、画像補正回路32は、S30で抽出した目およ
び鼻孔の位置に応じてエッジ画像内に所定領域を設定す
る。そして、S54において、所定領域内の画素の濃度
値の平均値または分散値に応じて濃度値の補正方法を変
更する。例えば、濃度ヒストグラムが平坦になるように
変更することで画像のコントラストを最適化する。つま
り、S61では、この補正方法に基づいて画像の濃度値
を補正することになる。以上S11からS66までの処
理を、時系列画像に対して繰り返し行う。
【0065】以上のように、この実施の形態6では、実
施の形態5と同様に、コントラストが最適になるように
顔画像の濃度値を補正するため、目や鼻孔の誤抽出、未
抽出が非常に少ない。その結果、顔の向きを精度よく算
出することができる。
【0066】なお、この実施の形態6では、目や鼻孔対
の三次元相対位置より顔の向きを算出しているが、目や
鼻孔対が抽出できなかった場合にも、過去に抽出された
位置、および顔の向きの時系列データに基づいて顔の向
きを決定してもよい。
【0067】あるいは、抽出できた顔部品だけを用い
て、例えば、顔の左右方向だけの2次元的な向きを求め
てもよい。これらの場合には、上記効果に加え、常に、
顔の向きの検出信号が出力できるという効果がある。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、顔を撮影する撮影手段と、この撮影手段から出力
される画像信号をもとに顔画像を一時記憶する画像記憶
手段と、この画像記憶手段に記憶された顔画像より1対
の顔部品を1組または複数組の候補として抽出する第1
の特徴抽出手段と、上記候補ごとに、1対の顔部品の位
置に応じて画素の投影方法を決め、画素を投影し、投影
データを作成する投影手段と、上記候補ごとに、1対の
顔部品の位置と作成した投影データに基づいて他の顔部
品を1つまたは複数の候補として抽出する第2の特徴抽
出手段と、上記第1および第2の特徴抽出手段で抽出し
た候補から顔部品を特定する候補特定手段とを備えるよ
うに構成したので、顔部品の位置関係や大きさなどの特
徴が投影データに反映されやすく、顔部品を安定して抽
出することができるという効果がある。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、上記
投影手段が、上記第1の特徴抽出手段で抽出した1対の
顔部品の中心どうしを結ぶ方向に、画素を投影するよう
に構成したので、顔部品の位置関係や大きさなどの特徴
が投影データに反映されやすく、投影データにおいて各
顔部品が分離した山となって現れ、顔部品を安定して抽
出することができるという効果がある。
【0070】また、請求項3記載の発明によれば、上記
投影手段が、上記第1の特徴抽出手段で抽出した1対の
顔部品の中心どうしを結ぶ方向に対して垂直方向に、画
素を投影するように構成したので、顔部品の位置関係や
大きさなどの特徴が投影データに反映されやすく、投影
データにおいて各顔部品が分離した山となって現れ、顔
部品を安定して抽出することができるという効果があ
る。
【0071】また、請求項4記載の発明によれば、上記
投影手段が、上記第1の特徴抽出手段で抽出した1対の
顔部品の位置に応じて顔画像上に所定領域を設定し、所
定領域内の画素だけを投影するように構成したので、投
影データにおいて周囲の関係のない顔部品や背景などの
影響が低減し、顔部品を安定して抽出することができる
という効果がある。
【0072】また、請求項5記載の発明によれば、上記
第1および第2の特徴抽出手段の抽出結果に基づいて、
顔の状態に関する特徴量を算出する顔特徴量算出手段を
備え、上記候補特定手段が、上記顔特徴量算出手段の算
出結果に応じて、上記顔部品の候補を特定するように構
成したので、実際の顔の特徴に基づいた抽出が行え、顔
部品の誤抽出や未抽出が少ないという効果がある。
【0073】また、請求項6記載の発明によれば、上記
顔特徴量算出手段が、上記第1および第2の特徴抽出手
段で抽出した顔部品の候補の組み合わせごとに、顔部品
の画像上の絶対位置を用いて、撮影手段に対する顔の向
きを算出し、上記候補特定手段が、上記顔の向きの算出
結果に応じて、上記顔部品の候補を特定するように構成
したので、実際の顔の特徴に基づいた抽出が行え、顔部
品の誤抽出や未抽出が少ないという効果がある。
【0074】また、請求項7記載の発明によれば、上記
顔特徴量算出手段が、上記第1および第2の特徴抽出手
段で抽出した顔部品の候補の組み合わせごとに、顔部品
の画像上の絶対位置を用いて、顔部品の撮影手段に対す
る三次元相対位置を算出し、上記候補特定手段が、上記
三次元相対位置の算出結果に応じて、上記顔部品の候補
を特定するように構成したので、実際の顔の特徴に基づ
いた抽出が行え、顔部品の誤抽出や未抽出が少ないとい
う効果がある。
【0075】また、請求項8記載の発明によれば、上記
候補特定手段において、上記第1および第2の特徴抽出
手段で抽出した顔部品の候補から顔部品を特定すること
ができなかった場合には、上記候補特定手段が、上記第
1および第2の特徴抽出手段に対して、再度顔部品候補
を抽出し直すように指示するように構成したので、顔部
品の誤抽出や未抽出が少ないという効果がある。
【0076】また、請求項9記載の発明によれば、上記
第1の特徴抽出手段は、上記1対の顔部品として2つの
鼻孔、2つの目、2つの瞳孔、または2つの眉を抽出す
るように構成したので、顔部品の位置関係や大きさなど
の特徴が投影データに反映されやすく、投影データにお
いて各顔部品が分離した山となって現れ、顔部品を安定
して抽出することができるという効果がある。
【0077】また、請求項10記載の発明によれば、上
記第1の特徴抽出手段は、頭髪、または、顔輪郭に応じ
て所定領域を設定し、所定領域内より上記1対の顔部品
を抽出するように構成したので、周りの関係のない顔部
品や背景などの影響が低減し、安定した顔部品の抽出が
行えるという効果がある。
【0078】また、請求項11記載の発明によれば、上
記顔画像を補正する画像補正手段と、顔画像よりエッジ
画像を生成するエッジ検出手段と、を備え、上記第1お
よび第2の特徴抽出手段および投影手段は、補正後の顔
画像またはエッジ画像より顔部品の抽出および画素の投
影を行うとともに、上記画像補正手段は、上記候補特定
手段が過去に特定した顔部品近傍のエッジ画像内に所定
領域を設定し、所定領域内の画素の濃度値の平均値また
は分散値の時系列データに応じて補正方法を変更し、画
像を補正するように構成したので、画像のコントラスト
を最適にすることができ、顔部品の特徴が投影データに
反映されやすくなり、安定した顔部品の抽出が行えると
いう効果がある。
【0079】また、請求項12記載の発明によれば、上
記顔画像を補正する画像補正手段と、顔画像より二値画
像を生成する二値化処理手段と、を備え、上記第1およ
び第2の特徴抽出手段および投影手段は、補正後の顔画
像または二値画像より顔部品の抽出および画素の投影を
行うとともに、上記画像補正手段は、上記候補特定手段
が過去に特定した顔部品近傍の二値画像内に所定領域を
設定し、所定領域内の白画素領域または黒画素領域の大
きさ、形状、数、相対位置に応じて、補正方法を変更
し、画像を補正するように構成したので、画像のコント
ラストを最適にすることができ、顔部品の特徴が投影デ
ータに反映されやすくなり、安定した顔部品の抽出が行
えるという効果がある。
【0080】また、請求項13記載の発明によれば、上
記画像補正手段は、上記撮影手段のゲイン制御により画
像を補正するように構成したので、容易に画像のコント
ラストを最適にすることができ、顔部品の特徴が投影デ
ータに反映されやすくなり、安定した顔部品の抽出が行
えるという効果がある。
【0081】また、請求項14記載の発明によれば、上
記画像補正手段は、上記画像の濃度値を補正するように
構成したので、容易に画像のコントラストを最適にする
ことができ、顔部品の特徴が投影データに反映されやす
くなり、安定した顔部品の抽出が行えるという効果があ
る。
【0082】また、請求項15記載の発明によれば、顔
を撮影する撮影手段と、この撮影手段から出力される画
像信号をもとに顔画像を一時記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された顔画像より1対の顔部品
を1組または複数組の候補として抽出する第1の特徴抽
出手段と、上記候補ごとに、1対の顔部品の位置に応じ
て画素の投影方法を決め、画素を投影し、投影データを
作成する投影手段と、上記候補ごとに、1対の顔部品の
位置と作成した投影データに基づいて他の顔部品を1つ
または複数の候補として抽出する第2の特徴抽出手段
と、上記第1および第2の特徴抽出手段で抽出した候補
から顔部品を特定する候補特定手段と、上記候補特定手
段で特定した顔部品の画像上の絶対位置を用いて、撮影
手段に対する顔の向きを算出する顔の向き算出手段と、
を備えるように構成したので、顔部品の特徴が投影デー
タに反映されやすく、顔部品を安定して抽出することが
でき、さらに顔の向きも安定して検出することができる
という効果がある。
【0083】また、請求項16記載の発明によれば、上
記候補特定手段において顔部品が特定できなかったとき
には、顔の向き算出手段が、過去に特定された顔部品の
位置、および、顔の向きの時系列データに基づいて顔の
向きを決定するように構成したので、常に、顔の向きの
検出信号が出力できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による顔部品抽出装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による顔部品抽出装
置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による顔部品抽出装
置における投影方法を説明する図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による顔部品抽出装
置における投影データを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による顔部品抽出装
置における目の抽出方法を説明する図である。
【図6】 この発明の実施の形態2による顔部品抽出装
置の構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による顔部品抽出装
置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2による顔部品抽出装
置における三次元位置算出方法を説明する図である。
【図9】 この発明の実施の形態3による顔部品抽出装
置の構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による顔部品抽出
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3による顔部品抽出
装置における所定領域の設定方法を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による顔部品抽出
装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態4による顔部品抽出
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態5による顔部品抽出
装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態5による顔部品抽出
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態6による顔の向き検
出装置の構成を示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施の形態6による顔の向き検
出装置の動作を説明するフローチャートである。
【図18】 従来の顔部品抽出装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図19】 従来の顔部品抽出装置の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図20】 従来の顔部品抽出装置における投影データ
を示す説明図である。
【図21】 従来の顔部品抽出装置における投影データ
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 検出対象者の顔、10 CCDカメラ、11 投影
回路、12 顔部品抽出回路、20 画像メモリ、21
鼻孔抽出回路、22 投影回路、23 目抽出回路、
24 鼻孔候補抽出回路、25 投影回路、26 目候
補抽出回路、27 三次元位置算出回路、28 目・鼻
孔特定回路、29 顔輪郭抽出回路、30 エッジ検出
回路、31 画像補正回路、32 画像補正回路、33
二値化処理回路、34 エッジ検出回路、35 顔の
向き算出回路、36 顔の向き補正回路。
フロントページの続き (72)発明者 佐竹 敏英 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔を撮影する撮影手段と、 上記撮影手段から出力される画像信号をもとに顔画像を
    一時記憶する画像記憶手段と、 上記画像記憶手段に記憶された顔画像より1対の顔部品
    を1組または複数組の候補として抽出する第1の特徴抽
    出手段と、 上記候補ごとに、1対の顔部品の位置に応じて画素の投
    影方法を決めて画素を投影し、投影データを作成する投
    影手段と、 上記候補ごとに、1対の顔部品の位置と上記作成した投
    影データに基づいて他の顔部品を1つまたは複数の候補
    として抽出する第2の特徴抽出手段と、 上記第1および第2の特徴抽出手段で抽出した候補から
    顔部品を特定する候補特定手段とを備えたことを特徴と
    する顔部品抽出装置。
  2. 【請求項2】 上記投影手段は、上記第1の特徴抽出手
    段で抽出した1対の顔部品の中心どうしを結ぶ方向に、
    画素を投影することを特徴とする請求項1に記載の顔部
    品抽出装置。
  3. 【請求項3】 上記投影手段は、上記第1の特徴抽出手
    段で抽出した1対の顔部品の中心どうしを結ぶ方向に対
    して垂直方向に、画素を投影することを特徴とする請求
    項1に記載の顔部品抽出装置。
  4. 【請求項4】 上記投影手段は、上記第1の特徴抽出手
    段で抽出した1対の顔部品の位置に応じて顔画像上に所
    定領域を設定し、所定領域内の画素だけを投影すること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかにか記載の顔部
    品抽出装置。
  5. 【請求項5】 上記第1および第2の特徴抽出手段の抽
    出結果に基づいて、顔の状態に関する特徴量を算出する
    顔特徴量算出手段を備え、上記候補特定手段は、上記顔
    特徴量算出手段の算出結果に応じて、上記顔部品の候補
    を特定することを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の顔部品抽出装置。
  6. 【請求項6】 上記顔特徴量算出手段は、上記第1およ
    び第2の特徴抽出手段で抽出した顔部品の候補の組み合
    わせごとに、顔部品の画像上の絶対位置を用いて、撮影
    手段に対する顔の向きを算出し、上記候補特定手段は、
    上記顔の向きの算出結果に応じて、上記顔部品の候補を
    特定することを特徴とする請求項5に記載の顔部品抽出
    装置。
  7. 【請求項7】 上記顔特徴量算出手段は、上記第1およ
    び第2の特徴抽出手段で抽出した顔部品の候補の組み合
    わせごとに、顔部品の画像上の絶対位置を用いて、顔部
    品の撮像手段に対する三次元相対位置を算出し、上記候
    補特定手段は、上記三次元相対位置の算出結果に応じ
    て、上記顔部品の候補を特定することを特徴とする請求
    項5に記載の顔部品抽出装置。
  8. 【請求項8】 上記候補特定手段において上記第1およ
    び第2の特徴抽出手段で抽出した顔部品の候補から顔部
    品を特定することができなかった場合には、上記候補特
    定手段は、上記第1および第2の特徴抽出手段に対し
    て、再度顔部品候補を抽出し直すように指示することを
    特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の顔部品抽
    出装置。
  9. 【請求項9】 上記第1の特徴抽出手段は、上記1対の
    顔部品として2つの鼻孔、2つの目、2つの瞳孔、また
    は2つの眉を抽出することを特徴とする請求項1から8
    のいずれかに記載の顔部品抽出装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の特徴抽出手段は、頭髪、ま
    たは、顔輪郭に応じて所定領域を設定し、所定領域内よ
    り上記1対の顔部品を抽出することを特徴とする請求項
    1から9のいずれかに記載の顔部品抽出装置。
  11. 【請求項11】 上記顔画像を補正する画像補正手段
    と、 上記顔画像よりエッジ画像を生成するエッジ検出手段と
    を備え、上記第1および第2の特徴抽出手段および投影
    手段は、補正後の顔画像またはエッジ画像より顔部品の
    抽出および画素の投影を行うとともに、上記画像補正手
    段は、上記候補特定手段が過去に特定した顔部品近傍の
    エッジ画像内に所定領域を設定し、所定領域内の画素の
    濃度値の平均値または分散値の時系列データに応じて補
    正方法を変更し、画像を補正することを特徴とする請求
    項1から10のいずれかに記載の顔部品抽出装置。
  12. 【請求項12】 上記顔画像を補正する画像補正手段
    と、顔画像より二値画像を生成する二値化処理手段とを
    備え、上記第1および第2の特徴抽出手段および投影手
    段は、補正後の顔画像または二値画像より顔部品の抽出
    および画素の投影を行うとともに、上記画像補正手段
    は、上記候補特定手段が過去に特定した顔部品近傍の二
    値画像内に所定領域を設定し、所定領域内の白画素領域
    または黒画素領域の大きさ、形状、数、相対位置に応じ
    て、補正方法を変更し、画像を補正することを特徴とす
    る請求項1から10のいずれかに記載の顔部品抽出装
    置。
  13. 【請求項13】 上記画像補正手段は、上記撮影手段の
    ゲイン制御により画像を補正することを特徴とする請求
    項11または12に記載の顔部品抽出装置。
  14. 【請求項14】 上記画像補正手段は、上記画像の濃度
    値を補正することを特徴とする請求項11または12に
    記載の顔部品抽出装置。
  15. 【請求項15】 顔を撮影する撮影手段と、 上記撮影手段から出力される画像信号をもとに顔画像を
    一時記憶する画像記憶手段と、 上記画像記憶手段に記憶された顔画像より1対の顔部品
    を1組または複数組の候補として抽出する第1の特徴抽
    出手段と、 上記候補ごとに1対の顔部品の位置に応じて画素の投影
    方法を決めて画素を投影し、投影データを作成する投影
    手段と、 上記候補ごとに、1対の顔部品の位置と作成した投影デ
    ータに基づいて他の顔部品を1つまたは複数の候補とし
    て抽出する第2の特徴抽出手段と、 上記第1および第2の特徴抽出手段で抽出した候補から
    顔部品を特定する候補特定手段と、 上記候補特定手段で特定した顔部品の画像上の絶対位置
    を用いて、上記撮影手段に対する顔の向きを算出する顔
    の向き算出手段とを備えたことを特徴とする顔の向き検
    出装置。
  16. 【請求項16】 上記候補特定手段において顔部品が特
    定できなかったときには、顔の向き算出手段は、過去に
    特定された顔部品の位置および顔の向きの時系列データ
    に基づいて顔の向きを決定することを特徴とする請求項
    15に記載の顔の向き検出装置。
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